JP2004322720A

JP2004322720A - Body structure for side section of sunroof vehicle

Info

Publication number: JP2004322720A
Application number: JP2003117007A
Authority: JP
Inventors: Motoo Omori; 基央大森
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 2003-04-22
Filing date: 2003-04-22
Publication date: 2004-11-18
Anticipated expiration: 2023-04-22
Also published as: JP4341289B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To effectively increase the body rigidity. <P>SOLUTION: In this body structure for the side section of a sunroof vehicle which has a sunroof 12 on the roof section 11 of the body, a member 24 which is provided above a door opening part 17 of the body side section and a reinforcing member 21 of a sunroof opening part 19 are combined by using a bracket 28. At the same time, the bracket 28 is arranged in a vicinity of a center pillar 18 of the body side section. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、サンルーフ車側部車体構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
自動車などの車両では、車体のルーフ部にサンルーフを有するサンルーフ車が存在する。
【０００３】
従来のサンルーフ車の側部車体構造には、図６に示すように、サイドルーフレール１とサンルーフユニット２との間をブラケット３を介して締結したものがある（例えば、特許文献１参照）。
【０００４】
【特許文献１】
特開平７−２０５６６０号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献１に記載されたサンルーフ車側部車体構造では、サイドルーフレール１とサンルーフユニット２との間をブラケット３を介して締結していたため、側突時の入力がサンルーフユニット２へ入ってしまうこととなるので、車体の変形に対する対策が必要となる。
【０００６】
そこで、側突時の車体の変形を抑制するために、ルーフ部に補強部材を設定したり、サイドルーフレール１側での板厚増加や補強材の追加などを行うこととなるが、このようにした場合、重量増加を招くという問題がある。
【０００７】
また、車体にスライドドアがアッパーレールを介してスライド可能に取付けられるスライドドア車の場合、構造上、アッパーレールはサイドルーフレール１にしか締結できないため、スライドドアの強制開閉時の剛性不足の問題があり、これを解消するために、各部品の板厚増加や補強材の追加などが必要となってしまう。
【０００８】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、有効に車体剛性を向上することのできるサンルーフ車側部車体構造を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項１に記載された発明では、車体のルーフ部にサンルーフを有するサンルーフ車側部車体構造において、車体側部のドア開口部上部に設けられる部材と、サンルーフ開口部の補強部材との間をブラケットを用いて結合したサンルーフ車側部車体構造を特徴としている。
【００１０】
このように構成された請求項１にかかる発明によれば、車体側部のドア開口部上部に設けられる部材と、サンルーフ開口部の補強部材との間をブラケットを用いて結合したことにより、側突時の入力をサンルーフ開口部の補強部材を通して車体全体で受けることができる。
【００１１】
請求項２に記載された発明では、前記ブラケットを車体側部のセンターピラー近傍に配置した請求項１記載のサンルーフ車側部車体構造を特徴としている。
【００１２】
このように構成された請求項２にかかる発明によれば、ブラケットを車体側部のセンターピラー近傍に配置することにより、センターピラーとブラケットとサンルーフ開口部の補強部材とがつながり、車体全体の剛性を向上することができる。
【００１３】
請求項３に記載された発明では、車体にスライドドアがアッパーレールを介してスライド可能に取付けられると共に、該アッパーレールと前記ブラケットとを締結した請求項１または２記載のサンルーフ車側部車体構造を特徴としている。
【００１４】
このように構成された請求項３にかかる発明によれば、スライドドアのアッパーレールとブラケットとを締結することにより、スライドドアの開閉時の入力をブラケットを介しサンルーフ開口部の補強部材を通して車体全体で受けることができる。
【００１５】
請求項４に記載された発明では、前記アッパーレールの最も室内側の取付点を前記ブラケットを介してサンルーフ開口部の前記補強部材とつなげた請求項３記載のサンルーフ車側部車体構造を特徴としている。
【００１６】
このように構成された請求項４にかかる発明によれば、アッパーレールの最も室内側の取付点は車体のドア開口部上部に設けられる部材の基準断面よりも室内側へオーバーハングしているので、その頂点でブラケットを介してサンルーフ開口部の補強部材とつなぐことにより、車体剛性および車体精度を向上することができる。
【００１７】
【発明の実施の形態１】
以下、本発明を具体化した実施の形態について、図示例と共に説明する。
【００１８】
図１〜図３は、この発明の実施の形態１を示すものである。
【００１９】
まず、構成を説明すると、自動車などの車両における、車体のルーフ部１１にサンルーフ１２を設けてサンルーフ車を構成する。
【００２０】
車体のルーフ部１１は、ルーフパネル１３を備えている。このルーフパネル１３の車幅方向１４の両側部はボディサイドアウターパネル１５に接合される。ルーフパネル１３とボディサイドアウターパネル１５との接合部１５ａは、略車両前後方向１６へ延びる凹条をなすように屈曲形成されている。ボディサイドアウターパネル１５の部分には、ドア開口部１７やセンターピラー１８などが設けられる。また、サンルーフ１２は、ルーフ部１１に形成されたサンルーフ開口部１９に図示しないサンルーフユニットを取付けることによって構成されている。ルーフ部１１のサンルーフ開口部１９の周縁部には、略枠状の補強部材２１が取付けられる。この補強部材２１は、この実施の形態の場合、略逆ハット状の断面を呈している。
【００２１】
また、車体側部のドア開口部１７上部には、サイドルーフレール２３などの部材２４が設けられている。このサイドルーフレール２３は、サイドルーフレールアウター部材２５と、サイドルーフレールインナー部材２６とを備えている。サイドルーフレール２３はルーフパネル１３と天井トリム材２７との間に配設されている。また、サイドルーフレール２３と天井トリム材２７との車外側の端部間にはウェザーストリップ２９が取付けられている。
【００２２】
この実施の形態１のものでは、車体側部のドア開口部１７上部に設けられる部材２４（サイドルーフレール２３）と、サンルーフ開口部１９の補強部材２１との間をブラケット２８を用いて結合する。ブラケット２８は、車体の左右両側部にそれぞれ設けられる。
【００２３】
そして、このブラケット２８を車体側部のセンターピラー１８近傍に配置する。
【００２４】
更に、車体にスライドドア３１がアッパーレール３２を介してスライド可能に取付けられるスライドドア車の場合に、アッパーレール３２とブラケット２８とを締結する。この実施の形態では、スライドドア３１は、スライドドア３１に取付けたローラー保持部材３３およびローラー保持部材３３に取付けたローラー３４を介してアッパーレール３２にガイドされるよう構成されている。また、アッパーレール３２は、取付ブラケット３５を介して部材２４（サイドルーフレール２３）に取付けられている。スライドドア３１は、スライドドアアウター部材３７とスライドドアインナー部材３８とを備えており、両者間にはスライドドア補強部材３９が設けられている。
【００２５】
また、アッパーレール３２の最も室内側の取付点４１をブラケット２８を介してサンルーフ開口部１９の補強部材２１とつなぐ。
【００２６】
上記をより具体的に説明すると、上記ブラケット２８は、正面視、略直角三角形状を呈しており、略水平な長辺２８ａと略垂直な短辺２８ｂと車外側へ向けて下り勾配の斜辺２８ｃとからなり、短辺２８ｂは長辺２８ａの車外側端部から下方へ向けて位置形成されている。そして、ブラケット２８の長辺２８ａの車内側の端部上面に補強部材２１の底部が当接固定されている。ブラケット２８と補強部材２１との取付けは、スポット溶接やリベットやボルト固定などとすることができる。また、ブラケット２８の長辺２８ａの車外側の端部上面および短辺２８ｂに沿って当接するように部材２４（サイドルーフレール２３）の車内側の端部が屈曲されている。ブラケット２８と部材２４（サイドルーフレール２３）との取付けは、ブラケット２８の短辺２８ｂと上記屈曲部分との間を略車幅方向１４へ延びるボルト４５とナット４６を締結することなどにより用いて行われる。そして、部材２４（サイドルーフレール２３）におけるボルト４５とナット４６の締結部分は、室内側へオーバーハングされている（オーバーハング代４７）。更に、このボルト４５とナット４６の締結部分にアッパーレール３２端部の取付ブラケット３５が共締めされている。なお、ボルト４５は平型にした頭部を取付ブラケット３５に溶接固定されている。
【００２７】
次に、この実施の形態１の作用について説明する。
【００２８】
車体側部のドア開口部１７上部に設けられる部材２４（サイドルーフレール２３）と、サンルーフ開口部１９の補強部材２１との間をブラケット２８を用いて結合したことにより、一方の部材２４（サイドルーフレール２３）と一方のブラケット２８とサンルーフ開口部１９と他方のブラケット２８と他方の部材２４（サイドルーフレール２３）とがつながることとなり、側突時の入力をサンルーフ開口部１９の補強部材２１を通して車体全体で受けることができる。
【００２９】
また、ブラケット２８を車体側部のセンターピラー１８近傍に配置することにより、一方のセンターピラー１８と一方のブラケット２８とサンルーフ開口部１９の補強部材２１と他方のブラケット２８と他方のセンターピラー１８とがつながり、車体全体の剛性を向上することができる。
【００３０】
そして、スライドドア３１のアッパーレール３２とブラケット２８とを締結することにより、スライドドア３１の開閉時の入力をブラケット２８を介しサンルーフ開口部１９の補強部材２１を通して車体全体で受けることができる。
【００３１】
更に、アッパーレール３２の最も室内側の取付点４１は車体のドア開口部１７上部に設けられる部材２４の基準断面よりも室内側へオーバーハングしているので、その頂点でブラケット２８を介してサンルーフ開口部１９の補強部材２１とつなぐことにより、車体剛性および車体精度を向上することができる。
【００３２】
【発明の実施の形態２】
図４、図５は、この発明を具体化した実施の形態２を示すものである。なお、実施の形態１と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すものとし、説明が省略されている部分については、上記実施の形態１の記載に準じるものとする。
【００３３】
この実施の形態２のでは、通常のドア５０を備えた車両の場合を示している。この車両では、車体のルーフパネル１３とボディサイドアウターパネル１５との接合部１５ａの下部に部材２４（サイドルーフレール２３）の車内側の端部が当接固定されている。
【００３４】
そして、車体側部のドア開口部１７上部に設けられる部材２４（サイドルーフレール２３）と、サンルーフ開口部１９の補強部材２１との間をブラケット２８を用いて結合する。ブラケット２８は、車体の左右両側部にそれぞれ設けられる。そして、このブラケット２８を車体側部のセンターピラー１８近傍に配置する。
【００３５】
この実施の形態２によれば、車体側部のドア開口部１７上部に設けられる部材２４（サイドルーフレール２３）と、サンルーフ開口部１９の補強部材２１との間をブラケット２８を用いて結合したことにより、一方の部材２４（サイドルーフレール２３）と一方のブラケット２８とサンルーフ開口部１９と他方のブラケット２８と他方の部材２４（サイドルーフレール２３）とがつながることとなり、側突時の入力をサンルーフ開口部１９の補強部材２１を通して車体全体で受けることができる。
【００３６】
また、ブラケット２８を車体側部のセンターピラー１８近傍に配置することにより、一方のセンターピラー１８と一方のブラケット２８とサンルーフ開口部１９の補強部材２１と他方のブラケット２８と他方のセンターピラー１８とがつながり、車体全体の剛性を向上することができる。
【００３７】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項１の発明によれば、車体側部のドア開口部上部に設けられる部材と、サンルーフ開口部の補強部材との間をブラケットを用いて結合したことにより、側突時の入力をサンルーフ開口部の補強部材を通して車体全体で受けることができる。
【００３８】
請求項２の発明によれば、ブラケットを車体側部のセンターピラー近傍に配置することにより、センターピラーとブラケットとサンルーフ開口部の補強部材とがつながり、車体全体の剛性を向上することができる。
【００３９】
請求項３の発明によれば、スライドドアのアッパーレールとブラケットとを締結することによりスライドドアの開閉時の入力をブラケットを介しサンルーフ開口部の補強部材を通して車体全体で受けることができる。
【００４０】
請求項４の発明によれば、アッパーレールの最も室内側の取付点は車体のドア開口部上部に設けられる部材の基準断面よりも室内側へオーバーハングしているので、その頂点でブラケットを介してサンルーフ開口部の補強部材とつなぐことにより、車体剛性および車体精度を向上することができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１の斜視図である。
【図２】図１の部分拡大図である。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図である。
【図４】本発明の実施の形態２の側方断面図である。
【図５】図４とは異なる一般部における側方断面図である。
【図６】従来例の側方断面図である。
【符号の説明】
１１ルーフ部
１２サンルーフ
１７ドア開口部
１８センターピラー
１９サンルーフ開口部
２１補強部材
２４部材
２８ブラケット
３１スライドドア
３２アッパーレール
４１室内側の取付点[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a sunroof vehicle side body structure.
[0002]
[Prior art]
In vehicles such as automobiles, there are sunroof vehicles having a sunroof on a roof portion of a vehicle body.
[0003]
As a conventional side body structure of a sunroof vehicle, as shown in FIG. 6, there is a structure in which a side roof rail 1 and a sunroof unit 2 are fastened via a bracket 3 (for example, see Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-7-205660
[Problems to be solved by the invention]
However, in the sunroof vehicle side body structure described in Patent Document 1, since the side roof rail 1 and the sunroof unit 2 are fastened via the bracket 3, an input at the time of a side collision enters the sunroof unit 2. Therefore, it is necessary to take measures against deformation of the vehicle body.
[0006]
Therefore, in order to suppress the deformation of the vehicle body at the time of a side collision, a reinforcing member is set in the roof portion, the thickness of the side roof rail 1 is increased, and a reinforcing material is added. In this case, there is a problem that the weight increases.
[0007]
Further, in the case of a sliding door car in which a sliding door is slidably attached to a vehicle body via an upper rail, the upper rail can be fastened only to the side roof rail 1 due to its structure, so that there is a problem of insufficient rigidity when forcibly opening and closing the sliding door. In order to solve this, it is necessary to increase the thickness of each component or to add a reinforcing material.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a sunroof vehicle side vehicle body structure that can solve the above-described problems and can effectively improve the vehicle body rigidity.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, according to the invention described in claim 1, in a sunroof vehicle side vehicle body structure having a sunroof in a roof portion of a vehicle body, a member provided above a door opening of the vehicle body side, and a sunroof opening It is characterized by a sunroof vehicle side vehicle body structure in which a reinforcing member of the vehicle is connected with a bracket using a bracket.
[0010]
According to the first aspect of the present invention, a member provided above the door opening on the side of the vehicle body and the reinforcing member at the sunroof opening are connected to each other by using the bracket, so that the side member is provided. The input at the time of collision can be received by the entire vehicle body through the reinforcing member at the sunroof opening.
[0011]
The invention described in claim 2 is characterized by the sunroof vehicle side body structure according to claim 1, wherein the bracket is disposed near the center pillar on the vehicle body side.
[0012]
According to the second aspect of the present invention, since the bracket is disposed near the center pillar on the side of the vehicle body, the center pillar, the bracket, and the reinforcing member at the sunroof opening are connected, and the rigidity of the entire vehicle body is improved. Can be improved.
[0013]
In a third aspect of the present invention, a slide door is slidably mounted on a vehicle body via an upper rail, and the upper rail and the bracket are fastened to each other. It is characterized by.
[0014]
According to the third aspect of the present invention, the upper rail of the sliding door is fastened to the bracket, so that the input when the sliding door is opened and closed is passed through the bracket through the reinforcing member of the sunroof opening through the reinforcing member. Can be received at
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a sunroof vehicle side body structure according to the third aspect, wherein a mounting point on the indoor side of the upper rail is connected to the reinforcing member of the sunroof opening through the bracket. I have.
[0016]
According to the invention according to claim 4 configured as described above, since the most indoor mounting point of the upper rail overhangs indoors more than the reference cross section of the member provided at the upper part of the door opening of the vehicle body. The rigidity and accuracy of the vehicle body can be improved by connecting the apex to the reinforcing member of the sunroof opening via the bracket at the top.
[0017]
Embodiment 1 of the present invention
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0018]
1 to 3 show a first embodiment of the present invention.
[0019]
First, the configuration will be described. In a vehicle such as an automobile, a sunroof 12 is provided on a roof portion 11 of a vehicle body to configure a sunroof vehicle.
[0020]
The roof 11 of the vehicle body includes a roof panel 13. Both sides of the roof panel 13 in the vehicle width direction 14 are joined to the body side outer panel 15. A joint 15a between the roof panel 13 and the body side outer panel 15 is bent to form a concave stripe extending substantially in the vehicle front-back direction 16. A door opening 17 and a center pillar 18 are provided in the body side outer panel 15. The sunroof 12 is configured by attaching a sunroof unit (not shown) to a sunroof opening 19 formed in the roof portion 11. A substantially frame-shaped reinforcing member 21 is attached to the periphery of the sunroof opening 19 of the roof portion 11. In the case of this embodiment, the reinforcing member 21 has a substantially inverted hat-shaped cross section.
[0021]
A member 24 such as a side roof rail 23 is provided above the door opening 17 on the side of the vehicle body. The side roof rail 23 includes a side roof rail outer member 25 and a side roof rail inner member 26. The side roof rail 23 is provided between the roof panel 13 and the ceiling trim member 27. A weather strip 29 is attached between the side roof rail 23 and the ceiling trim member 27 at the outside of the vehicle.
[0022]
In the first embodiment, a member 24 (side roof rail 23) provided above the door opening 17 on the side of the vehicle body and a reinforcing member 21 of the sunroof opening 19 are connected using a bracket 28. The brackets 28 are provided on both left and right sides of the vehicle body, respectively.
[0023]
Then, this bracket 28 is arranged near the center pillar 18 on the side of the vehicle body.
[0024]
Further, in the case of a sliding door car in which the sliding door 31 is slidably mounted on the vehicle body via the upper rail 32, the upper rail 32 and the bracket 28 are fastened. In this embodiment, the slide door 31 is configured to be guided by the upper rail 32 via a roller holding member 33 attached to the slide door 31 and a roller 34 attached to the roller holding member 33. The upper rail 32 is attached to the member 24 (side roof rail 23) via an attachment bracket 35. The slide door 31 includes a slide door outer member 37 and a slide door inner member 38, and a slide door reinforcing member 39 is provided between the two.
[0025]
Further, the mounting point 41 on the innermost side of the upper rail 32 is connected to the reinforcing member 21 of the sunroof opening 19 via the bracket 28.
[0026]
More specifically, the bracket 28 has a substantially right-angled triangular shape when viewed from the front, and has a substantially horizontal long side 28a, a substantially vertical short side 28b, and a hypotenuse 28c having a downward slope toward the outside of the vehicle. The short side 28b is formed so as to extend downward from the outside end of the long side 28a. The bottom of the reinforcing member 21 is fixed to the upper surface of the long side 28a of the bracket 28 on the inner side of the vehicle. The attachment between the bracket 28 and the reinforcing member 21 can be performed by spot welding, rivet or bolt fixing, or the like. The inside end of the member 24 (side roof rail 23) is bent so as to abut along the upper surface of the outside end of the long side 28a of the bracket 28 and the short side 28b. The bracket 28 is attached to the member 24 (side roof rail 23) by fastening a bolt 45 and a nut 46 extending in the vehicle width direction 14 between the short side 28b of the bracket 28 and the bent portion. Is The fastening portion between the bolt 45 and the nut 46 in the member 24 (side roof rail 23) is overhanged to the indoor side (overhang allowance 47). Further, a mounting bracket 35 at the end of the upper rail 32 is fastened to a fastening portion between the bolt 45 and the nut 46. The bolt 45 has a flat-shaped head fixed to the mounting bracket 35 by welding.
[0027]
Next, the operation of the first embodiment will be described.
[0028]
The member 24 (side roof rail 23) provided above the door opening 17 on the side of the vehicle body and the reinforcing member 21 of the sunroof opening 19 are connected using the bracket 28, so that one member 24 (side roof rail) is provided. 23), the one bracket 28 and the sunroof opening 19, the other bracket 28 and the other member 24 (side roof rail 23) are connected, and the input at the time of a side collision is transmitted through the reinforcing member 21 of the sunroof opening 19 to the entire vehicle body. Can be received at
[0029]
Also, by disposing the bracket 28 near the center pillar 18 on the side of the vehicle body, the center pillar 18, the one bracket 28, the reinforcing member 21 of the sunroof opening 19, the other bracket 28, and the other center pillar 18 And the rigidity of the entire vehicle body can be improved.
[0030]
Then, by fastening the upper rail 32 of the slide door 31 and the bracket 28, an input when the slide door 31 is opened and closed can be received by the entire vehicle body through the reinforcing member 21 of the sunroof opening 19 through the bracket 28.
[0031]
Further, since the mounting point 41 on the most indoor side of the upper rail 32 is overhanging to the indoor side from the reference cross section of the member 24 provided above the door opening 17 of the vehicle body, the sunroof is mounted via the bracket 28 at the vertex thereof. By connecting the reinforcing member 21 of the opening 19 to the vehicle body rigidity and vehicle body accuracy can be improved.
[0032]
Embodiment 2 of the present invention
4 and 5 show a second embodiment of the present invention. It is to be noted that the same or equivalent parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the parts that are not described are the same as those described in the first embodiment.
[0033]
In the second embodiment, a case of a vehicle having a normal door 50 is shown. In this vehicle, an inner end of a member 24 (side roof rail 23) is abutted and fixed at a lower portion of a joint 15a between the roof panel 13 of the vehicle body and the body side outer panel 15.
[0034]
Then, a member 24 (side roof rail 23) provided above the door opening 17 on the side of the vehicle body and the reinforcing member 21 of the sunroof opening 19 are connected using a bracket 28. The brackets 28 are provided on both left and right sides of the vehicle body, respectively. Then, this bracket 28 is arranged near the center pillar 18 on the side of the vehicle body.
[0035]
According to the second embodiment, the member 24 (side roof rail 23) provided above the door opening 17 on the side of the vehicle body and the reinforcing member 21 of the sunroof opening 19 are connected using the bracket 28. Accordingly, the one member 24 (side roof rail 23), the one bracket 28, the sunroof opening 19, the other bracket 28, and the other member 24 (side roof rail 23) are connected, and the input at the time of the side collision is transmitted to the sunroof opening. It can be received by the entire vehicle body through the reinforcing member 21 of the portion 19.
[0036]
Also, by disposing the bracket 28 near the center pillar 18 on the side of the vehicle body, the center pillar 18, the one bracket 28, the reinforcing member 21 of the sunroof opening 19, the other bracket 28, and the other center pillar 18 And the rigidity of the entire vehicle body can be improved.
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the bracket provided between the member provided above the door opening on the vehicle body side and the reinforcing member provided on the sunroof opening is connected to the side. The input at the time of collision can be received by the entire vehicle body through the reinforcing member at the sunroof opening.
[0038]
According to the second aspect of the invention, by disposing the bracket near the center pillar on the side of the vehicle body, the center pillar, the bracket and the reinforcing member at the sunroof opening are connected, and the rigidity of the entire vehicle body can be improved.
[0039]
According to the invention of claim 3, by fastening the upper rail of the slide door and the bracket, an input at the time of opening and closing the slide door can be received by the entire vehicle body through the bracket and the reinforcing member at the sunroof opening.
[0040]
According to the fourth aspect of the present invention, since the most indoor mounting point of the upper rail is overhanging to the indoor side from the reference cross section of the member provided at the upper portion of the door opening of the vehicle body, the vertex is connected via the bracket at the vertex. By connecting with the reinforcing member at the sunroof opening, the vehicle body rigidity and the vehicle body accuracy can be improved, which can exert a practically useful effect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a partially enlarged view of FIG.
FIG. 3 is a sectional view taken along line AA of FIG. 2;
FIG. 4 is a side sectional view of a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side sectional view of a general part different from FIG. 4;
FIG. 6 is a side sectional view of a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 Roof part 12 Sunroof 17 Door opening 18 Center pillar 19 Sunroof opening 21 Reinforcement member 24 Member 28 Bracket 31 Slide door 32 Upper rail 41 Indoor mounting point

Claims

In a sunroof vehicle side body structure having a sunroof in a roof portion of a vehicle body, a member provided at an upper portion of a door opening on a vehicle body side and a reinforcing member of the sunroof opening are connected using a bracket. Sunroof car side body structure.

2. The sunroof vehicle side body structure according to claim 1, wherein the bracket is disposed near a center pillar on the vehicle body side.

The sunroof vehicle side body structure according to claim 1 or 2, wherein a slide door is slidably mounted on the vehicle body via an upper rail, and the upper rail and the bracket are fastened.

The sunroof vehicle side body structure according to claim 3, wherein a mounting point of the upper rail closest to the indoor side is connected to the reinforcing member at a sunroof opening through the bracket.