JP2004322030A - 2液吐出装置および2液吐出システム - Google Patents

2液吐出装置および2液吐出システム Download PDF

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達也 中室
Masaji Matsuura
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Abstract

【課題】製造工程が簡単で、取り扱いが容易で、しかも複数回に分けて使用することができる2液吐出システムを提供する。
【解決手段】内容物が充填された第1容器11と、第1容器の底部の連結部17に連結部材13によって着脱自在に連結される、第1容器の内容物とは異なる内容物を充填されている第2容器12とからなる2液吐出システム10。第1容器11は、容器本体15の上端の第1バルブ16と、その第1バルブと容器本体の内部空間とを連通するディップチューブ19と、第1バルブ16と底部の連結部17とを連通する連結パイプ20とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分離状態で2液を保管しておき、混合して使用するために同時に、あるいは混合状態で吐出する2液吐出装置、2液吐出システム、ならびにそれらに用いるエアゾール容器およびエアゾール製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平10−86983号公報
【特許文献2】特開2002−68343号公報
【特許文献3】特公平7−35178号公報
【0003】
特許文献1には、それぞれアルカリ性および酸性の内容物を充填するための第1容器および第2容器と、それらの上端を並列的に連結すると共に、両方の容器から吐出される内容物を混合して吐出する共通の吐出部材と、連結部材とを備えた2液混合型のエアゾール装置が開示されている。このものは第1容器を鉄系の金属で形成し、第2容器をアルミニウム系の金属で形成している。
【0004】
他方、特許文献2には、ウレタン塗料などの主剤および噴射剤を充填した外容器と、その内部に収容され、硬化剤などの補助剤を充填した内容器と、外容器の内容物のみの吐出と、外容器と内容器の内容物の混合吐出とを選択して噴射操作することができる二液分配バルブとを備えた2液混合型のエアゾール製品が開示されている。このものは外容器の噴射剤のみを噴出させることにより、ステムの洗浄ができる。
【0005】
特許文献3には、容器本体の底部に第2のバルブを備え、その第2のバルブに他のエアゾール製品を連結して、容器本体内で2液を混合することができる内容物混合装置(2液混合型エアゾール製品)が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の2液混合型のエアゾール製品は、2本のエアゾール製品を完成した後、さらに両者を連結部材で連結し、両方のエアゾール製品に共通の吐出部材を装着するので、個々のエアゾール製品の製造工程や、充填工程は簡単である。しかし2本のエアゾール製品の連結工程や包装工程が複雑になる。また、吐出部材が両方のエアゾール製品の吐出部材を兼ねているので、その構造が複雑になる。そのため、製造コストが高くなる。また、使用するとき、2本分の容器を一緒に把持するので、掴みにくい。さらに吐出部材の押し下げ方により、各容器から吐出される内容物量に差が生じやすく、設計通りの吐出量比で吐出されず、所望の効果が得られないことがある。
【0007】
特許文献2の2液混合型エアゾール製品は、外容器に主剤と噴射剤とを充填し、内容器に補助剤を充填するので、充填工程が複雑になる。しかし連結工程が不要で、包装工程も比較的容易である。他方、特許文献3の内容物混合装置は、個別にエアゾール製品を製造することができ、しかも個別に販売することができるので、連結工程が不要で、包装工程も簡易であり、いわば特許文献1の製品の利点と特許文献2の製品の利点を兼ね備えている。また、使用時の取り扱いが容易で、構成部品も比較的簡単である。しかし容器本体内に他のエアゾール製品の内容物を導入し、その中で混合するので、複数回に分けて使用することができず、1回で使い切る必要がある。
【0008】
本発明は製造工程が比較的簡単で、製造コストが低く、取り扱いが容易で、しかも複数回に分けて使用することができる2液吐出システム、2液吐出エアゾール製品、それらに使用されるエアゾール容器およびエアゾール製品を提供することを技術課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の2液吐出装置(請求項1)は、第1容器と、その第1容器の底部に連結され、第1容器の内容物とは異なる内容物を充填するための第2容器とを有し、前記第1容器が、底部に連結部を備えた容器本体と、その容器本体の上端に設けられる第1バルブと、前記第1バルブと容器本体の内部空間とを連通する第1通路と、第1バルブと連結部とを連通すると共に、容器本体の内部空間とは気密が維持される第2通路とを有し、前記第2容器がその上端に第2バルブを有し、第1容器の底部に第2容器を連結した状態で第1バルブを操作することにより、第1容器および第2容器の内部空間と大気とがそれぞれ連通するように構成されていることを特徴としている。
【0010】
このような2液吐出装置においては、前記第1容器の連結部と第2容器の第2バルブとが連結されるように、第1容器と第2容器とを着脱自在に連結しうる連結部材をさらに備えているものが好ましい(請求項2)。その場合、前記連結部材が第1容器の連結部に気密に装着しうる上部連結部と、第2容器に装着した状態で第2バルブを開放状態に維持する下部連結部とを備えているものが好ましい(請求項3)。
【0011】
また、第1容器の連結部に、第2容器ないし連結部材が連結していない状態では大気と第2通路とを連通する連通孔が設けられているものであってもよい(請求項4)。他方、前記第1容器の下部に、第2容器が直接または連結部材を介して装着された状態で開放状態を維持する第3バルブが設けられているものであってもよい(請求項5)。さらに、前記第1通路に、容器本体内の空間から第1バルブへの流れを許し、逆方向の流れを遮断する逆止弁が設けられているものが好ましい(請求項6)。さらに前記第2通路に、第1バルブ側への流れを許し、逆方向の流れを遮断する逆止弁が設けられているものが好ましい(請求項7)。
【0012】
本発明のエアゾール容器(請求項8)は、底部に連結部を備えた容器本体と、その容器本体の上端に設けられるバルブと、そのバルブと容器本体の内部空間とを連通する第1通路と、前記バルブと連結部とを連通すると共に、容器本体の内部空間とは気密が維持される第2通路とを備えていることを特徴としている。
【0013】
本発明のエアゾール製品(請求項9)は、前記エアゾール容器と、その容器本体の内部空間に充填される内容物とからなることを特徴としている。
【0014】
本発明の2液吐出システム(請求項10)は、前述のエアゾール製品からなる第1エアゾール製品と、その第1エアゾール製品の連結部に着脱自在に連結される、第2内容物が充填された第2エアゾール製品とを備えており、第1エアゾール製品に第2エアゾール製品を連結して第1エアゾール製品のバルブを開放することにより、第1エアゾール製品に充填されている第1内容物と第2エアゾール製品に充填されている第2内容物とが同時に吐出されるように構成されていることを特徴としている。このような2液吐出システムでは、前記第1内容物と第2内容物のうち、一方が反応により効果を発揮する基本製剤であり、他方がその基本製剤を反応させる反応製剤であり、両者で2液反応型製剤となっているものが好ましい(請求項11)。
【0015】
本発明の2液吐出システムの第2の態様(請求項12)は、それぞれ効果の異なる基本製剤を充填したエアゾール製品群と、それらの基本製剤を反応させる共通の反応製剤を充填したエアゾール製品とからなり、前記エアゾール製品群から任意に選択した1個のエアゾール製品と前記反応製剤を充填したエアゾール製品とを連結して同時に吐出できるように構成されていることを特徴としている。
【0016】
【作用および発明の効果】
本発明の2液吐出装置は、第1容器と第2容器に別個の内容物を充填して使用する。そして得られた2液吐出システムを使用するとき、第1容器の下部に第2容器を連結する。この状態で第1バルブを操作すると第1容器と第2容器とがそれぞれ大気と連通するので、両方の内容物を同時に吐出させることができる。すなわち第1バルブを操作すると、第1容器の内容物が第1通路および第1バルブを通って外部に吐出される。同時に第2容器の内容物が、第2バルブ、第2通路および第1バルブを通って外部に吐出する。それにより、吐出途中あるいは吐出後に両者を混合させることができる。
【0017】
第1バルブの操作を終了すると、各内容物の吐出が止まる。その状態では第2通路内などを除けば第1容器の内容物と第2容器の内容物は互いに連通しない別個の容器に収容されているので、つぎの吐出時まで、混合せずに保管しておくことができる。また、第1容器と第2容器とが分離可能である場合は、両者を分離して保管することもできる。
【0018】
上記のように本発明の2液吐出装置は、使用時に両者を連結すればよいので、第1容器と第2容器を別個に製造することができ、別個に包装、流通、保管しておくことができる。また、第1容器と第2容器は使用者の選択により自由に組み合わせることができる。そのため、使用者は自己の要望に応じてあらかじめ複数種類の内容物を充填した第1容器と第2容器を買い求めておき、使用時に選択して組み合わせた内容物同士を同時に吐出させることができる。そして第1バルブの形態に応じて、吐出後に混合して使用するか、あるいは混合状態で吐出させて使用する。その場合、たとえば第1容器を共通にして第2容器のみを複数種類求めることもできる。また、メーカーや販売店、取扱店は、第1容器と第2容器を別個に流通経路に乗せればよい。
【0019】
前記第1容器の連結部と第2容器の第2バルブとが連結されるように、第1容器と第2容器とを着脱自在に連結しうる連結部材をさらに備えている場合(請求項2)は、第1容器の連結部と第2容器の第2バルブとの連結が容易になる。また、第1容器と第2容器の連結強度を高くすることができる。さらにたとえば容器のサイズや形状、材質などが異なる別個のシリーズ同士であっても、一方のシリーズの第1容器と他のシリーズの第2容器を連結できる複数種類の連結部材(アダプタ)を準備しておけば、シリーズを超えて連結することができ、組み合わせの種類が増大する。また、連結部材で調整できるので、第1容器の底部や第2容器のバルブの形状を比較的自由に設計することができ、それぞれの要素がシンプルになる。さらに内容物に適する材質の容器やバルブを選択することができる。
【0020】
さらに連結部材が、第1容器の連結部に気密に装着しうる上部連結部と、第2容器に装着した状態で第2バルブを開放状態に維持する下部連結部とを備えている場合(請求項3)は、連結部材によって第1容器と第2容器を連結するだけで、第2バルブが開放状態に維持され、第1容器の第2通路内に第2容器の内容物が充填される。したがって第1バルブを操作したときに同時に第2バルブを操作するための連携機構が不要である。
【0021】
第1容器の連結部に、第2容器ないし連結部材が連結していない状態では大気と第2通路とを連通する連通孔が設けられている場合(請求項4)は、第1容器の構造がシンプルになる。そのため部品コストおよび組立コストが低減する。また、第2通路内に残留している内容物を排出することができるため、第2エアゾール製品を交換して、異なる内容物を吐出する場合でも、内容物同士が混ざらないように吐出させることができる。他方、前記第1容器の連結部に、第2容器が直接または連結部材を介して装着された状態で開放状態を維持する第3バルブが設けられている場合(請求項5)は、第1容器と第2容器を分離して保管しているときでも、第2通路内の内容物が漏れにくい利点がある。
【0022】
前記第1通路に、容器本体内の空間から第1バルブへの流れを許し、逆方向の流れを遮断する逆止弁が設けられている場合(請求項6)は、バルブハウジング内で2液を混合する場合で、しかも第2容器の圧力が第1容器の圧力より高い場合でも、第2容器から第1容器への逆流が生じない。また前記第2通路に、第1バルブ側への流れを許し、逆方向の流れを遮断する逆止弁が設けられている場合(請求項7)は、同様に第1容器の圧力が第2容器の圧力より高い場合でも、第1容器から第2容器への逆流が生じない。
【0023】
本発明のエアゾール容器(請求項8)は、前述の2液吐出装置の第1容器として使用することができる。本発明のエアゾール製品(請求項9)は、前記2液吐出装置を用いた2液吐出システムの第1エアゾール製品として使用することができる。
【0024】
本発明の2液吐出システム(請求項10)は、第1エアゾール製品に第2エアゾール製品を連結した状態で第1エアゾール製品のバルブを開放するだけで、第1内容物と第2内容物とを同時に吐出することができる。そのため、従来の連結しない一般的なエアゾール製品と同様に製品を把持してバルブ操作をすることができるので、操作性に優れている。また、各エアゾール製品を連結した状態で販売してもよいが、用時に連結して使用することができるため、各エアゾール製品を個別に保管、流通、販売することができる。
【0025】
また前記第1および第2内容物が、反応により効果を発揮する基本製剤と、その基本製剤を反応させる反応製剤である場合(請求項11)は、基本製剤と反応製剤とを分離して保管しておくことができ、使用時に同時に吐出して、吐出の途中あるいは吐出後に混合させることができる。それにより2液反応型製剤の効果を吐出時に得ることができる。
【0026】
本発明の2液吐出システムの第2の態様(請求項12)は、効果の異なる基本製剤を充填したエアゾール製品群から選択した1個のエアゾール製品と、それと組み合わされる反応製剤を充填したエアゾール製品とを連結し、両者を同時に吐出させることにより、所定の効果を奏する2液型製剤として使用することができる。そのため使用者は選択の仕方によって異なる効果、たとえば頭髪の染色状態、香り、冷却感、温熱感、有効成分の効能・効果などを得ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明の2液吐出システム、それに用いるエアゾール容器およびエアゾール製品の実施の形態を説明する。図1aは本発明の2液吐出システムの一実施形態を示す側面図、図1bはそのシステムの第1容器と第2容器の連結状態を示す要部拡大断面図、図2aおよび図2bはそれぞれ本発明のエアゾール製品の実施形態を示す断面図、図3は本発明のエアゾール製品の他の実施形態を示す断面図、図4は本発明の2液吐出システムの他の実施形態を示す断面図、図5は本発明のエアゾール製品のさらに他の実施形態を示す一部断面側面図、図6は本発明の2液吐出システムのさらに他の実施形態を示す要部断面図、図7は本発明のエアゾール製品のさらに他の実施形態を示す断面図、図8aは本発明に関わる連結部材の他の実施形態の使用状態を示す一部断面側面図および要部断面側面図、図8bはその連結部材の斜視図、図9は本発明に関わる連結部材のさらに他の実施形態を示す一部断面側面図、図10は本発明に関わる連結部材のさらに他の実施形態を示す断面図である。
【0028】
図1の2液吐出システム10は、第1容器11と、その第1容器の下部に連結される第2容器12と、両者を連結するための連結部材13とを備えている。第1容器11は、容器本体15と、その容器本体の上端に設けられる2液吐出用の第1バルブ16と、容器本体の下端に設けられる連結部17とを有する。さらに第1バルブ16には、第1容器11の内部空間18と連通するディップチューブ(第1通路)19と、連結部17と連通する連結パイプ(第2通路)20とがそれぞれ連結されている。前記第2容器12は、容器本体22と、その上端に設けられる第2バルブ23と、その第2バルブに連結されるディップチューブ24とを備えている。
【0029】
前記連結部17は図1bに示すように容器本体11の底面から突出する円柱状の突起であり、その周囲には雄ネジ25が形成されている。他方、第2容器12の第2バルブ23は、ハウジング26と、そのハウジングを容器本体に固定するマウンティングキャップ27を有しており、そのマウンティングキャップのハウジング固定部28の外周にも雄ネジ29が形成されている。
【0030】
前記連結部材13は円板状ないし円筒状の部材であり、その上面側には第1容器11の連結部17と嵌合する有底の凹部30が形成されている。その凹部30の内周面には、連結部17の雄ネジ25と螺合する雌ネジが形成されている。また連結部材13の下面側には、同じく第2容器12のマウンティングキャップ27のハウジング固定部28と嵌合する有底の凹部32が形成され、その凹部32の内周面に前記ハウジング固定部28の雄ネジ29と螺合する雌ネジが形成されている。さらに連結部材13の中心には、第2バルブ23のステム34が収容される貫通孔35が形成されている。
【0031】
そして第1容器11と第2容器12とは、図1bに示すように、第1容器11の連結部17と第2容器のハウジング固定部28とを連結部材13で連結することにより、着脱自在に連結することができる。そのため、他の第2容器12Aと交換することができる。したがって消費者は、自己の好みに応じて第1容器11と第2容器12、12Aとを組みあわせて使用することができる。
【0032】
前記第1容器11の容器本体15は、たとえば図2aに示すように、アルミニウム、ブリキなどの金属材料から形成された耐圧容器である。ただし合成樹脂など、他の材料から形成することもできる。この実施形態では、容器本体15は、いわゆるモノブロック缶で構成され、有底円筒状の胴部36と、その上端に設けられる肩部37と、その上端に設けられるビード38とを有する。
【0033】
前記容器本体15の底板39は、この実施形態では、中央部が平坦面となるように凹陥した形態を有し、前記連結部17が底板39の周囲の最下端から下方に突出しないようにしている。それにより容器本体15の下端の周囲が平坦になるので、テーブルなどに載置しやすい。底板39の下面中央部から突出する連結部17には、前述の第2バルブのステム34の先端が嵌合する凹部40が形成されている。その凹部40の内底面40aは、第2バルブのステム34の先端と当接する部位であり、凹部40の深さは、図1bのように第2バルブ23のハウジング固定部28を凹部40に螺合させたとき、ステム34が押し込まれる寸法にしている。それにより図1bのように、第2容器12を連結部材13に連結すると、第2バルブ23が開放された状態に維持される。
【0034】
第1容器11の容器本体15の底板39の内面(上面)には、連結パイプ20と気密に連結される凹部41を有する突起42が突設されている。符号43は凹部41の内面と連結パイプ20の外周の間に介在されるOリングなどのシール材である。連結部17の凹部40と突起42の凹部41とは、底板39を貫通する連通孔44で連通している。前記連結パイプ20はガス透過性が低い金属製のパイプを用いるのが好ましいが、合成樹脂製のチューブなどであってもよい。
【0035】
前記第1バルブ16は、図2aに示すように、筒状のハウジング45と、その内部に上下移動自在に収容されるステム46と、そのステムを常時上向きに付勢するバネ47と、ステム孔を開閉する環状のステムラバー46aと、ハウジングを容器本体に固定するためのマウンティングキャップ48を備えている。ハウジング45の下面の中心部には、連結パイプ20を気密に連結固定する固定穴49が形成されている。固定穴49にはシール材49aを介して連結パイプ20の上端が嵌合されている。さらにハウジング45には、前記連結パイプ20と平行に、容器本体15の内部空間18と連通するための前述のディップチューブ19が連結されている。なお、ステム46の上端には、通常のエアゾール容器と同様に、押しボタン(図1aの符号50)などの噴射部材が取りつけられる。
【0036】
さらにハウジング45のステムラバー46aの下方の位置には、環状空間51が形成されており、その環状空間51とディップチューブ19とはハウジングの軸方向に形成される縦孔52によって連通されている。他方、ハウジング45の、ステム46を摺動自在に収容する内部空間53と連結パイプ20の上端とは、通常の連通孔(バルブ下穴)54によって連通している。
【0037】
前記ステム46には、環状空間51とステム上端とを連通するL字型の第1吐出路55と、ハウジングの内部空間53とステム上端とを連通するL字型の第2吐出路56とが、互いに独立して、すなわち互いに連通しないように形成されている。第2吐出路56の下方の端部は、ステムが上昇しているとき、ハウジング45に設けたシール材57で塞がれている。したがってこの第1バルブ16は、ステム46を押し下げないときは、ステムラバー46aによって環状空間51と第1吐出路55とが遮断されると共に、ハウジングの内部空間53と第2吐出路56とがシール材57で遮断されている。そしてステム46を押し下げてステムラバー46aの半径方向の内側を下向きに弾性変形させると、環状空間51と第1吐出路55とが連通され、同時にステムの第2吐出路56の下端がシール材57よりも下方に来るので、ハウジングの内部空間53と第2吐出路56とが連通される。
【0038】
前記第2容器12は、第2バルブ23のマウンティングキャップ27のハウジング固定部28の外周に雄ネジ29が形成されている以外は従来のものと実質的に同じである。また、第2バルブ23の内部構成についても、従来公知のプッシュダウンタイプのバルブと同じものを使用することができる。
【0039】
上記のように構成される2液吐出システム10は、第1容器11の内部空間18に第1液と噴射剤とからなる第1内容物を充填した第1エアゾール製品と、第2容器12の内部空間に第2液と噴射剤とからなる第2内容物を充填した第2エアゾール製品とが、それぞれ個別に販売される。消費者は第1内容物と第2内容物の組み合わせを選択して購入し、使用時に連結部材13で第1容器11と第2容器12を連結する。
【0040】
この実施形態では、連結部材13をまず第1容器11に連結し、その後第2容器を連結部材13に連結する。それにより前述のように第2バルブ23が開き、第2容器12の内部空間が第1容器11の連結部17を介して第1容器11の連結パイプ20とが連通する。それにより第2容器の内容物が第1容器11の連結パイプ20内に充填される。その後は第1バルブ16に装着した押しボタン50を押す操作をするだけで、第1内容物と第2内容物を第1バルブ16のステム46を経由して押しボタン50の噴孔から吐出させることができる。
【0041】
なお、押しボタン50内の吐出用の通路が第1内容物用と第2内容物用に分離している場合は、2液が別々に吐出されるので、押しボタン50から出てから混合させる。クリーム状、フォーム状、液状で吐出された2液は、ブラシやトレイ、カップ、手のひら、あるいは頭髪や皮膚などの対象物に乗せた状態で混合する。霧状で吐出される2液は、空間でも混合させることができる。他方、押しボタン50内で両方の通路が一体化している場合は、押しボタン50内で混合して吐出される。いずれの場合も、混合に基づく各種の作用効果が得られる。押しボタン50を押す操作をやめると、第1バルブ16が閉じて2液の吐出が止まる。
【0042】
第1容器11に充填する第1内容物および第2容器12に充填する第2内容物の組み合わせてとしては、別個に保管しておき、使用時に混合して使用する2液反応型製剤であればいずれも採用することができる。また、第1内容物、第2内容物のうち、いずれを第1容器に充填するか、さらに充填量についても任意である。なお、第1容器の容量を第2容器の容量の2〜3倍程度にしておくと、1本の第1エアゾール製品と2本あるいは3本の第2エアゾール製品を組み合わせて使用することができる。しかし第2容器12を第1容器11から分離することができること、そのため第2容器12を交換できるという前述のシステムの特性を有効に活用して、第2容器12には反応により効果を発揮する基本製剤を充填し、第1容器11にはその基本製剤を反応させる反応製剤を充填するのが好ましい。そのような組み合わせてしては、たとえば以下のものがあげられる。
【0043】
[2液反応型染毛剤] 第1容器には、共通して使用する酸化剤、たとえば過酸化水素や酸化酵素などを含む第1内容物を充填する。第2容器には、酸化染料中間体を含む第2内容物を充填する。そして第2内容物中に異なる酸化染料中間体を配合した染色効果が異なる複数の第2エアゾール製品を販売する。消費者は自己の要望に応じて、共通の第1エアゾール製品(酸化剤)と、選択した第2エアゾール製品(酸化染料中間体)とを組み合わせて、好みの色で染毛することができる。
【0044】
[2液反応型発熱製剤] 第1容器には共通して使用する水性組成物(第1内容物)を充填する。第2容器には、無水塩化マグネシウムなどの金属ハロゲン化物や、ゼオライトなどの、水と接触すると発熱する発熱成分を含む非水の発熱製剤(第2内容物)を充填する。なお第2内容物に、消炎鎮痛剤、鎮痒剤などの医療用の有効成分や、ハンドクリームやクレンジング、パック剤、シェービングなどのスキンケア用の有効成分、トリートメント剤、スタイリング剤、カラーリング剤などの頭髪用の有効成分、さらに有効成分の効果を促進させる酵素などを、製品の用途や目的に応じて適宜配合し、さらに異なる種類や量の発熱成分を配合し、発熱温度や持続時間などの発熱効果が異なる複数の第2エアゾール製品を販売する。また、異なる量の有効成分を配合して、有効成分の効果が異なるものをを販売することもできる。そして消費者は複数の第2エアゾール製品から自己の要望に合うものを選択し、第1エアゾール製品と組み合わせて使用する。なお、前記有効成分は第1内容物中に配合してもよく、有効成分の効果が異なる複数の第1エアゾール製品を販売してもよい。
【0045】
[2液反応型制汗剤] 第1容器には共通して使用する水性組成物(第1内容物)を充填する。第2容器にはクロロヒドロキシアルミニウムを含む非水の制汗製剤(第2内容物)を充填する。第2内容物に、異なる量や粒径のクロロヒドロキシアルミニウムを配合し、制汗効果(持続性、効果発揮時間)が異なる複数の第2エアゾール製品を販売する。そして消費者は複数の第2エアゾール製品から選択し、第1エアゾール製品と組みあわせて使用する。
【0046】
[2液反応型発泡製剤] 第1容器には共通して使用する酸、たとえばクエン酸などを含む水性組成物(第1内容物)を充填する。第2容器には炭酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウムなどの炭酸塩を含む非水の発泡製剤(第2内容物)を充填する。なお第2内容物に、消炎鎮痛剤や鎮痒剤、殺菌消毒剤などの医療用の有効成分や、ハンドクリームやクレンジング、パック剤、シェービングなどのスキンケア用の有効成分、トリートメント剤、スタイリング剤、カラーリング剤、育毛剤などの頭髪・頭皮用の有効成分、さらに有効成分の効果を促進させる酵素などを、製品の用途や目的に応じて適宜配合し、さらに異なる種類や量の炭酸塩、界面活性剤などを配合して気泡の大きさや泡の安定性などの泡の特性が異なる複数の第2エアゾール製品を販売する。また、異なる量の有効成分を配合して、有効成分の効果が異なるものをを販売することもできる。そして消費者は複数の第2エアゾール製品から選択し、第1エアゾール製品と組みあわせて使用する。なお、前記有効成分や界面活性剤は第1内容物中に配合してもよく、有効成分の効果が異なる複数の第1エアゾール製品を販売してもよい。
【0047】
[2液反応型ジェル製剤] 第1容器には共通して使用するアルカリ、たとえばトリエタノールアミンや水酸化ナトリウムなどを含む水性組成物(第1内容物)を充填する。第2容器にはpHの変化により粘度が変化する水溶性高分子、たとえばカルボキシビニルポリマーなどを含む水性組成物(第2内容物)を充填する。なお第2内容物に、消炎鎮痛剤や鎮痒剤、殺菌消毒剤などの医療用の有効成分や、火照り止めやシェービングなどのスキンケア用の有効成分や、スタイリング剤、カラーリング剤などの頭髪用の有効成分などを、製品の用途や目的に応じて適宜配合し、さらに異なる種類や量の水溶性高分子を配合してジェルの固さなどの増粘効果が異なる複数の第2エアゾール製品を販売する。また、異なる量の有効成分を配合して、有効成分の効果が異なるものを販売することもできる。そして消費者は複数の第2内容物から選択し、第1内容物と組みあわせて使用する。
【0048】
上記のように本発明の2液吐出装置に充填する2種類の内容物を、性能が異なる基本製剤と、その基本製剤と反応して性能を発揮させる共通の反応製剤とで構成することができる場合、たとえば酸化染料を配合する基本製剤と、酸化剤を配合する反応製剤とからなる2液反応型染毛剤を使用する場合は、前述のように共通する反応製剤を第1容器に充填し、所望の染毛効果を選択できる基本製剤を第2容器に充填するのが好ましい。その場合、基本製剤を充填している第2エアゾール製品を消費者に選択してもらうことで、2つの容器をあらかじめ連結しておく必要がなく、製造が容易になる。そして消費者は1本の反応製剤を充填した第1エアゾール製品と、複数本の基本製剤を充填した第2エアゾール製品を用意しておき、使用時に適宜組みあわせて使用すればよい。そのため、保管スペースが少なくて済む。
【0049】
なお第1内容物および第2内容物として、前記2液反応製剤以外にも、反応製剤ではないが、2液を混合したときに吐出形態が変化する内容物を充填してもよい。該内容物の組み合わせとしては、たとえば一方の内容物が水性ジェルやクリームであり、他方の内容物がジメチルエーテルなどの液化ガスであり、両者を同時に吐出してジェルやクリームが凍結するものや、クリームとクリームを混合するとワックス状になるもの、ジェルとジェルを混合するとクリーム状になるものなどがある。さらに2種類の有効成分を別々に配合しておき、吐出して各有効成分の効果を得る内容物を充填することもできる。
【0050】
つぎに図2bを参照して第1容器の他の実施形態を説明する。図2bに示す第1容器60は、図2aの第1容器11と同様に、容器本体11の底板39の下面側に連結部17を突設し、底板に連通孔44を形成している。ただし底板39の内面側の突起42は、第1バルブ16のバルブハウジング45と嵌合する位置まで延長している。そしてそのパイプ状の突起42の内部にシール材49aを介して連結パイプ20を摺動自在に嵌合させている。このものは第1バルブ16を容器本体11に取りつける前に、連結パイプ20を突起42から上方に延ばしておくことができ、容器本体11の上端開口と第1バルブ16の隙間から、内容物、とくに噴射剤を容易に充填することができる。また連結パイプ20の外周面は、パイプ状の突起42により覆われており、第1内容物と接触しないため、2液吐出装置を長期間連結した状態にし、連結パイプ20内が第2内容物で満たされる場合であっても、第1内容物を安定した状態で保管することができる。
【0051】
突起42は容器本体15と一体成形することもでき、また、パイプ状の突起42と連結部17を一体成形した上で、底板39を貫通させて溶接などで固定してもよい。連結パイプ20の上端は、第1バルブ16のハウジング45の下端に形成した固定穴49にシール材49aを介して気密に嵌合している。
【0052】
なお図2bの構成については、連結パイプ20を内パイプと外パイプの2本のパイプで構成したテレスコピック構造とし、外パイプを容器本体に一体的に固着したものと見ることもできる。
【0053】
さらにこの第1容器60では、第1バルブ16のハウジング45の側面に、容器本体15の内部空間18と連通するためのL字型の連結管61が設けられ、その連結管に前述のディップチューブ19の上端が連結されている。そのため、ディップチューブ19と連結パイプ20の間隔が拡がるので、取り付けが容易である。
【0054】
図2aの場合は、容器本体の底板に連通孔44を形成し、その外側に突起状の連結部17を設けているが、図3の第1容器64のように、連結部として注入バルブ(第3バルブ)65を設けることもできる。この実施形態では、注入バルブ65として、いわゆるダイヤフラム式バルブを採用している。このものはゴム製のダイヤフラム66の弾力性でダイヤフラム自体を支持リング67の内面に当接させ、ダイヤフラム66に形成した孔68を塞ぐようにしたものである。支持リング67は断面L字状を呈し、円筒状の環状突起69の内面に保持されている。環状突起69の外周には、雄ネジ69aが形成されており、下端を内向きにカシメ付けることにより固定することができる。なお、この環状突起69は図1bの場合の連結部17に該当する。
【0055】
この第1容器64と第2容器を連結する場合、第2容器の第2バルブのステムを支持リング67内に嵌入させ、図1bの場合と同様の連結部材で、第1容器64の環状突起69と第2容器のハウジング固定部(図1bの符号28参照)をネジ連結する。このように連結すると、ステムがダイヤフラム66を上向きに押して注入バルブ65を開放した状態に維持する。同時に第2容器の第2バルブ23のステムは下方に押された状態に維持される。したがって連結状態では第2容器の内部と第1容器の連結パイプ20内と常時連通する。そのため、第1バルブ16を開閉操作するだけで、第1容器と第2容器の内容物を第1バルブから同時に吐出することができる。
【0056】
図2aなどの第1容器11では、容器本体がモノブロック缶を採用しているが、図4に示す2液吐出システム70では、第1容器11の容器本体15は、円筒状の胴部71と、その上端に二重巻き締めなどで固着される環状のドーム(目金板)72と、胴部の下端に二重巻き締めなどで固着される環状の底部材73とから構成されている。ドーム72の上端には第1バルブ16のマウンティングキャップ48をクリンプするためのビード38が設けられている。
【0057】
前記底部材73は、この実施形態では、周縁の二重巻き締め部75と、その周縁から内側に向かい、上向きに立ち上がる円筒状の壁76と、その壁の上端から内側に向かい、下方に延び、先端にビード77が形成されたバルブ取り付け部74とを備えている。このビード77は後述する注入用バルブ81を固定するためのものである。底部材73をこのように形成することにより、容器本体15の下端を大きくへこませることができるので、通常のバルブを注入用バルブ81として採用することができる。さらに容器本体15の下端の周囲が平坦になるので、テーブルなどに載置しやすい。また、キャップを設けなくても、誤ってバルブが作動するおそれが低い。
【0058】
さらにこの実施形態では、容器本体11の上端に設けられる第1バルブ16として、ハウジング45内で2液を混合するタイプのバルブを採用している。すなわちこの第1バルブ16では、ディップチューブ19を連結するためのL字状の連結管(いわゆるエルボ)61がハウジング45の連結孔54に連通している。そのため、連結パイプ20の内部から第1容器11の内部空間18へ内容物の逆流が生じないように、連結管61内に、ディップチューブ19からハウジング45内部への流入は許すが、逆方向の流れを阻止する第1逆止弁78を設けている。同様に、第1容器11の内部空間18から連結パイプ20の内部へ内容物の逆流が生じないように、第1バルブ16のハウジング45の下部と連結パイプ20の間に、ハウジング45内への流入は許すが、逆方向の流れを阻止する第2逆止弁79を介在させている。
【0059】
第1逆止弁78はボール78aとバネ78bとからなる公知のものを使用しうる。第2逆止弁79は、ハウジング45の下端に取りつける筒状のケース79aと、その内部に収容されるボール79bとバネ79cとから構成されている。ケース79aの下端には前述の連結パイプ20を取りつけるための取り付け部79dが設けられている。前記連結管61やケース79aは、ハウジング45と別個に形成してもよく、一体に成型にすることもできる。
【0060】
そして容器本体15の下端に設けられる注入用バルブ81としては、第1バルブ71と同じ形態のプッシュダウン式のバルブを上下逆にして採用している。そのため部品の共用化により、コストダウンを図ることができる。さらにこの実施形態では、第1容器11と第2容器12を連結する連結部材13は、図1bに示す連結部材13とほぼ同様のものを採用している。ただし上下の凹部30、32間の貫通孔35は、それぞれのバルブ81、23のステム46、34を収容するスペースを設け、連結した状態でそれぞれのステムの先端同士が当接してステムを押し下げた状態に維持する寸法としている。
【0061】
なお貫通孔35の中央付近に仕切り壁を設け、その壁に貫通孔35よりも径が小さい小径通路を設けて、連結部材13を装着したときにステム46、34が押し下げられる構成とすることもできる(図5参照)。また、貫通孔35に、第2通路側への内容物の流れを許し、逆方向の流れを遮断する逆止弁を設けてもよい。連結部材13に逆止弁を設けることにより、第1容器11の内圧が第2容器12の内圧より高い場合に第2容器を連結したときに第2通路内の内容物が第2容器へ逆流することを防止することができる。
【0062】
上記の第1容器11と第2容器12を連結部材13で連結すると、第2容器12の内部空間が第1容器11の連結パイプ20の内部と連通し、連結を外すとそれぞれのバルブ81、23が閉じる。この2液吐出システム70の使用方法および充填する内容物は、前述の図1の場合と同様である。
【0063】
図5に示す第1容器85では、注入バルブ81と連結パイプ20の間に、第1バルブ側に向かう流れを許し、逆方向の流れを阻止する逆止弁86を連結している。そして第1容器85の内部空間と連通するディップチューブ19の上端を逆止弁86の出口近辺に連結している。また、その逆止弁86の出口と第1バルブ16のハウジング45とを連結パイプ20で連通している。そのため、連結パイプ20は、ディップチューブ19と共に第1通路の一部を構成すると共に、第2通路も兼ねている。この実施形態においても、ディップチューブ19を第1バルブ16のハウジング45に連結してもよく、あるいは連結パイプ20の途中に連結してもよい。
【0064】
この第1容器85では、ディップチューブ19の下端や途中にも、あるいはディップチューブと逆止弁86とを連結する部分にも、第1バルブに向かう方向の流れを許し、逆方向の流れを阻止する逆止弁を設けていない。しかしそのような個所に逆止弁を設けることもできる。第1容器85の内圧が第2容器の内圧より充分高い場合は、そのような逆止弁を設ける必要はない。しかし第1容器85の内圧が第2容器より低い場合は、そのような逆止弁を設けるほうが好ましく、それにより第2容器から第1容器の内部空間への逆流を防止することができる。
【0065】
図5の第1容器85の場合は、ディップチューブ19の上端を逆止弁86に連結し、逆止弁86の出口部分で2液を混合し、第1バルブ16には混合された状態の内容物が入っていく。そのため、第1バルブ16にも通常の1液型のバルブを用いることができる。
【0066】
さらに図5の第1容器85では、容器本体15の下端に肩部37aを形成し、その下端にビードを形成している。そしてそのビードにクリンチするマウンティングキャップを有する注入用バルブ81を採用している。したがって注入バルブ81として第1バルブ45と実質的に同一のものを採用することができる。それにより部品の管理が容易である。さらに第2容器の第2バルブが第1バルブと実質的に同じである場合(図1a参照)は、両方のバルブにおけるビードの周囲にクリンプしたマウンティングキャップのフランジに着脱自在に装着できる、ネジを用いない連結部材87を採用することができる。この連結部材87は、上面および下面にそれぞれビードにクリンプしたマウンティングキャップを挿入しうる凹部87a、87bを有し、その外周壁の上端および下端にマウンティングキャップのフランジと弾力的に係合する突起87cが形成されている。突起87cは環状に設けてもよく、部分的に設けることもできる(図8b参照)。
【0067】
連結部材87の中心部は、上下のバルブのステムをそれぞれ嵌合させる貫通孔35と、その貫通孔の中央部に設けられる仕切り壁35aと、その仕切り壁を貫通する小径通路35bとが設けられている。連結部材87で第1容器85と第2容器を連結すると、注入用バルブ81および第2バルブが常時開放されるので、第1バルブ16を操作するだけで、2液を吐出したり、止めたりすることができる。また、ネジを用いずに弾力的に着脱できるので、第1容器85と第2容器の連結が容易である。さらに連結部材87を第1容器85に常時連結しておくことにより、第1容器85を平坦な位置に安定して載置することができる。また、このような連結部材87を用いる場合は、マウンティングキャップの規格が定まっているので、連結することができるエヤゾール装置を広く設定することができる。
【0068】
図6に示す第1容器88は、底部に円柱状の凹部89を形成しており、その内面に円筒状の連結部材90を固定している。その連結部材90の上端は、ビード部91に固定したマウンティングキャップの外周に係合させており、下端は第2容器12の第2バルブ23のマウンティングキャップの外周に弾力的に係合する突起92を設けている。この実施形態のように、第1容器と第2容器を離れないように連結する連結部材は、内容物の通路同士を接続する連結部とは別個であってもよく、離れていてもよい。
【0069】
第1容器88の注入バルブ93は、ハウジング94と、その内部に上下に移動自在に収容される弁体95と、その弁体と当接するシールパッキン96と、弁体95を常時シールパッキン96側に付勢するバネ97とを備えている。シールパッキン96には、第2容器12のステム34と気密に嵌合する孔96aが形成されている。さらにハウジング94の上部には、逆止弁98が設けられている。ただし逆止弁98を省略することもできる。さらに図2a、図2bの場合のように、注入バルブ93に代えて連通孔44を連結部として設けることもできる。
【0070】
上記のように構成される連結構造99においては、第2容器12を第1容器88の下端に連結すると、第2容器12の第2バルブ23のステム34が孔に挿入されて注入バルブ93の弁体95を押し上げると共に、そのステム34が押し下げられる。それにより第2バルブ23と注入バルブ93とが開放された状態で連結され、第1バルブの操作のみで第1容器と第2容器の内容物を混合して吐出することができる。
【0071】
図7に示す第1容器(エアゾール製品)100は、容器本体15内に第1液を充填する内袋(内部容器)101を備えている。容器本体15と内袋101の隙間の空間102には、噴射剤として圧縮ガスを充填している。第1バルブ16は図2aの第1バルブ16とほぼ同じであが、ハウジング45の側壁に、ハウジング上部の環状空間51と内袋101内とを連通する貫通孔103が形成されている。この貫通孔103が第1通路となる。そのため、ディップチューブ(図2aの符号19)が不要である。また、ハウジング45の下部には、連通パイプ20を案内する円錐状のガイド部材104が設けられている。
【0072】
内袋101の下端は容器本体15の底板39から内向きに突出する突起42と気密に嵌合され、連結パイプ20と内袋101の間にも、シール用の栓体105が介在されている。底板39の下面側に設けられる連結部17については、図2aの場合と実質的に同じである。
【0073】
この第1容器100は、内袋101内に第1液が充填されたいわゆる二重エヤゾール装置であり、第1液が容器本体と接触しないので、容器本体15に対して腐食性を有する原液や、ジェルやクリームなどの粘度の高い第1液に対して好適に使用することができる。
【0074】
図8a〜bに示す連結部材106は、上部107が図1の連結部材13と実質的に同一で、下部108が図5の連結部材87と実質的に同一である。なお、図8bに示すように、下部108の外周壁には縦方向の一対のスリット109が複数個所に形成され、スリット109の間の舌片110が弾力的に撓みやすくなっている。そして舌片110の下端内面に図8aに示すようなビードの外周にクリンチされるマウンティングキャップのフランジと係合する突起110aが設けられている。
【0075】
この連結部材106は、図1の場合と同様の、モノブロック缶の底板39の中心に、外周に雄ネジ25を有する円柱状の連結部17が突出している第1容器11に上部107を螺合することができる。そして第2容器12の第2バルブ23のステム34を直接第1容器11の連結部17の凹部40に嵌合させながら押しつけると、舌片110が外向きに撓み、突起110aがマウンティングキャップのフランジに係合する。そのとき、第2容器12の第2バルブ23は開放状態に維持される。このように第2容器12と連結部材106の連結は、ネジを用いずに弾力的に装着するだけであるので、第2容器12の着脱が容易である。なお、この連結部材106を上下逆にして、図5に示す第1容器11と図1aに示す第2容器12とを連結することもできる。
【0076】
図9に示す連結部材111は、円筒状を呈し、上端および下端内周にそれぞれ二重巻き締め部75、112と弾力的に嵌合する嵌合溝113、114を備えている。嵌合溝113、114同士の間隔は、第1容器11と第2容器12とを連結した状態で、第2容器12の第2バルブ23が開放状態に維持される寸法にしている。この連結部材111を用いることにより、底部に二重巻き締め部75を備えた第1容器11と、上部に二重巻き締め部112を備えた第2容器12とを容易に連結することができる。
【0077】
図10に示す連結部材115は、上部116が図9の連結部材111の上部と実質的に同一であり、下部117が図5の連結部材13の下部と実質的に同一である。したがって下端に二重巻き締め部を備えた第1容器と、上端にビードを備えた第2容器とを着脱自在に連結することができる。また、連結した状態で第2容器の第2バルブを開放状態に維持する寸法にすることができる。
【0078】
図1bなどの連結部材13の下側の凹部32は比較的浅くしているが、この凹部32を深くして雌ネジを全体に形成してもよい。その場合は、第2容器12を深くねじ込むとステム34が押されて第2バルブ23が開放され、浅くねじ込むと第2バルブ23が開放しない状態で第1容器11と第2容器12とを連結しておくことができる。このようにすると、次回の使用まで、第2容器12をより確実にシールしておくことができる。
【0079】
また、第1容器11の連結部17を右ネジとし、第2容器12のハウジング固定部28の雄ネジを左ネジにするなど、両方のネジを逆向きにしておくこともできる。その場合は、第1容器11と第2容器12を回転させずに連結部材13だけを回転させて、第1容器11と第2容器12を連結したり、分離したりすることができる。
【0080】
前記実施形態では、第2バルブのステムは第1バルブのステムと分離しているが、棒やパイプで連結することもできる。その場合は、第1バルブを開くときに同時に第2バルブも開き、閉じるときに同時に閉じる。そのため、連結した状態で長期間使用しない場合でも、第2容器からの漏れが少ない。
【0081】
前記実施形態では、いずれも連結部材を採用しているが、連結部材と同様のものを一方の容器本体に一体成形したり、あるいは成形後に固着したりすることもできる。そのような連結部材には、図1bのようなネジ式のもの、あるいは図6のような弾力的に結合するものも含まれる。
【0082】
図1aの実施形態では、下側の第2容器12、12Aを交換できることを説明したが、逆に上側の第1容器11を交換できるようなシステムとすることもできる。たとえば第2容器に共通の反応製剤を充填し、第1容器にその反応製剤によって反応して所定の効果を発揮する基本製剤を充填する場合などである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1aは本発明の2液吐出システムの一実施形態を示す側面図、図1bはそのシステムの第1容器と第2容器の連結状態を示す要部拡大断面図である。
【図2】図2aおよび図2bはそれぞれ本発明のエアゾール製品の実施形態を示す断面図である。
【図3】本発明のエアゾール製品の他の実施形態を示す断面図である。
【図4】本発明の2液吐出システムの他の実施形態を示す断面図である。
【図5】本発明のエアゾール製品のさらに他の実施形態を示す断面図である。
【図6】本発明の2液吐出システムのさらに他の実施形態を示す要部断面図である。
【図7】図7は本発明のエアゾール製品のさらに他の実施形態を示す断面図である。
【図8】図8aは本発明に関わる連結部材の他の実施形態の使用状態を示す一部断面側面図、図8bはその連結部材の斜視図である。
【図9】本発明に関わる連結部材のさらに他の実施形態を示す一部断面側面図である。
【図10】本発明に関わる連結部材のさらに他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 2液吐出システム
11 第1容器
12 第2容器
13 連結部材
15 容器本体
16 第1バルブ
17 連結部
18 内部空間
19 ディップチューブ
20 連結パイプ
22 容器本体
23 第2バルブ
24 ディップチューブ
25 雄ネジ
26 ハウジング
27 マウンティングキャップ
28 ハウジング固定部
29 雄ネジ
30 凹部
32 凹部
34 ステム
35 貫通孔
35a 仕切り壁
35b 小径通路
12A 他の第2容器
36 胴部
37、37a 肩部
38 ビード
39 底板
40 凹部
41 凹部
42 突起
43 シール材
44 連通孔
45 ハウジング
46 ステム
46a ステムラバー
47 バネ
48 マウンティングキャップ
49 固定穴
49a シール材
50 押しボタン
51 環状空間
52 縦孔
53 内部空間
54 連通孔
55 第1吐出路
56 第2吐出路
57 シール材
60 第1容器
61 連結管
64 第1容器
65 注入バルブ
66 ダイヤフラム
67 支持リング
68 孔
69 環状突起
69a 雄ネジ
70 2液吐出システム
71 胴部
72 ドーム
73 底部材
74 バルブ取り付け部
75 二重巻き締め部
76 壁
77 ビード
78 第1逆止弁
78a ボール
78b バネ
79 第2逆止弁
79a ケース
79b ボール
79c バネ
79d 取り付け部
81 注入用バルブ
85 第1容器
86 逆止弁
87 連結部材
87a、87b 凹部
87c 突起
88 第1容器
89 凹部
90 連結部材
91 ビード部
92 突起
93 注入バルブ
94 ハウジング
95 弁体
96 シールパッキン
96a 孔
97 バネ
98 逆止弁
99 連結構造
100 第1容器
101 内袋
102 空間
103 貫通孔
104 ガイド部材
105 栓体
106 連結部材
107 上部
108 下部
109 スリット
110 舌片
110a 突起
111 連結部材
112 二重巻き締め部
113、114 嵌合溝
115 連結部材
116 上部
117 下部

Claims (12)

  1. 第1容器と、その第1容器の底部に連結され、第1容器の内容物とは異なる内容物を充填するための第2容器とを有し、
    前記第1容器が、底部に連結部を備えた容器本体と、その容器本体の上端に設けられる第1バルブと、前記第1バルブと容器本体の内部空間とを連通する第1通路と、第1バルブと連結部とを連通すると共に、容器本体の内部空間とは気密が維持される第2通路とを有し、
    前記第2容器がその上端に第2バルブを有し、
    第1容器の底部に第2容器を連結した状態で第1バルブを操作することにより、第1容器および第2容器の内部空間と大気とがそれぞれ連通するように構成されている2液吐出装置。
  2. 前記第1容器の連結部と第2容器の第2バルブとが連結されるように、第1容器と第2容器とを着脱自在に連結しうる連結部材をさらに備えている請求項1記載の2液吐出装置。
  3. 前記連結部材が、第1容器の連結部に気密に装着しうる上部連結部と、第2容器に装着した状態で第2バルブを開放状態に維持する下部連結部とを備えている請求項2記載の2液吐出装置。
  4. 第1容器の連結部に、第2容器ないし連結部材が連結していない状態では大気と第2通路とを連通する連通孔が設けられている請求項1または2記載の2液吐出装置。
  5. 前記第1容器の連結部に、第2容器が直接または連結部材を介して装着された状態で開放状態を維持する第3バルブが設けられている請求項1または2記載の2液吐出装置。
  6. 前記第1通路に、容器本体内の空間から第1バルブへの流れを許し、逆方向の流れを遮断する逆止弁が設けられている請求項1記載の2液吐出装置。
  7. 前記第2通路に、第1バルブ側への流れを許し、逆方向の流れを遮断する逆止弁が設けられている請求項1記載の2液吐出装置。
  8. 底部に連結部を備えた容器本体と、その容器本体の上端に設けられるバルブと、そのバルブと容器本体の内部空間とを連通する第1通路と、前記バルブと連結部とを連通すると共に、容器本体の内部空間とは気密が維持される第2通路とを備えているエアゾール容器。
  9. 請求項8記載のエアゾール容器と、その容器本体の内部空間に充填される内容物とからなるエアゾール製品。
  10. 請求項9記載のエアゾール製品からなる第1エアゾール製品と、
    その第1エアゾール製品の連結部に着脱自在に連結される、第2内容物が充填された第2エアゾール製品とを備えており、
    第1エアゾール製品に第2エアゾール製品を連結して第1エアゾール製品のバルブを開放することにより、第1エアゾール製品に充填されている第1内容物と第2エアゾール製品に充填されている第2内容物とが同時に吐出されるように構成されている2液吐出システム。
  11. 前記第1内容物と第2内容物のうち、一方が反応により効果を発揮する基本製剤であり、他方がその基本製剤を反応させる反応製剤であり、両者で2液反応型製剤となっている請求項10記載の2液吐出システム。
  12. それぞれ効果の異なる基本製剤を充填したエアゾール製品群と、それらの基本製剤を反応させる共通の反応製剤を充填したエアゾール製品とからなり、前記エアゾール製品群から任意に選択した1個のエアゾール製品と前記反応製剤を充填したエアゾール製品とを連結して同時に吐出できるように構成されている2液吐出システム。
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