JP2004321535A - 搭乗者の保護装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乳母車や車椅子などの搭乗者を雨、風、雪、暑さ、寒さ、陽射し、排気ガスあるいは汚れた空気から保護することのできる搭乗者の保護装置を提供する。
【解決手段】車体1の搭乗空間Sの少なくと上部を防水性の透明カバー2で覆い、この透明カバー2で覆われた搭乗空間Sに空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにしている。そして、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sの上部に空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにすることができる。さらに、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sに空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれたときに、搭乗空間Sが陽圧に保たれるようにすることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】車体1の搭乗空間Sの少なくと上部を防水性の透明カバー2で覆い、この透明カバー2で覆われた搭乗空間Sに空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにしている。そして、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sの上部に空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにすることができる。さらに、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sに空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれたときに、搭乗空間Sが陽圧に保たれるようにすることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乳母車や車椅子などの搭乗空間が開放されている移動手段の搭乗者の保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乳母車や車椅子などに搭乗する乳幼児や老人、身体障害者などは、大人または健常者に比べ抵抗力が弱く、その身体を雨、風、雪、暑さ、寒さ、陽射し、排気ガスあるいは汚れた空気などから特に保護する必要性が高いといえる。
【0003】
そのため、従来の乳母車や車椅子などにおいては、搭乗者の身体を雨、風、雪あるいは陽射しから保護するようにしたものが存在する。
【0004】
例えば従来の乳母車においては、図5に示されたように、上方に凸となる湾曲形状を有し、幌21の前方に突出する位置と、幌21の内側または外側に収容される位置とが選択可能に設けられる日除け部材22を備えたものにしている。
【0005】
このようにした乳母車によれば、日除け部材22の採用により、陽射しの入射角度に応じて、幌による斜光面積が拡大し、赤ちゃんを直接日光から確実に遮ることが可能になる。また、幌21のみによって直接日光から遮ることが可能な場合には、日除け部材22を幌21の内側または外側に折り曲げるようにして収容することが可能であるため、赤ちゃんの視界が確保され赤ちゃんの快適性を失うことがない(特許文献1参照)。
【0006】
また、従来の車椅子においては、図6に示されたように、車椅子利用者を覆う折り畳み可能な透明カバー31と、車椅子32のフレーム33の両側に回動可能に設けられて倒れた状態と立った状態とに選択的に保持される伸縮可能な一対のカバー支柱34と、各カバー支柱34の遊端に車椅子32のの内側へ回転可能に設けられて先端同士が互いに接続可能な一対の接続体35とを備えたものにしている。
【0007】
このようにした車椅子によれば、透明カバー31は、接続体35の先端同士が接続された状態において伸ばされて立った状態に保持された一対のカバー支柱34によって内側から支持されて、車椅子利用者を覆い、雨や雪あるいは寒風から車椅子利用者を守ることができる(特許文献2参照)。
【0008】
さらに、従来の車椅子においては、図7に示されたように、日光を遮る日除けカバー41aの下部に透明の防風雨カバー41bを延設した防風雨・日除けカバー41をアーチ型フレーム42a、42b、42cで支持固定し、アーチ型フレーム42a、42b、42cの下端をフレーム支持体43に水平位置から車椅子の背面まで回動可能に支持し、フレーム支持体43にこれを車椅子のハンドル44に取り付けるフレーム支持体取付部を設けたものにしている。
【0009】
このようにした車椅子によれば、雨、雪あるいは日射しから車椅子利用者を守るための防風雨・日除けカバー41を車椅子に簡単い着脱でき且つ折り畳みができ、使用中に蒸し暑くならず、且つ透明カバーが曇ることもないものになる(特許文献3参照)。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−187554号公報(第2頁、図1)
【特許文献2】
特開平8−322883号公報(第2頁、図1)
【特許文献3】
特開平11−197188号公報(第2頁、図1)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図5に示された乳母車によれば、陽射しから搭乗者である赤ちゃんを確実に遮ることにより保護できても、雨、風、雪、暑さ、寒さ、排気ガスあるいは汚れた空気からは保護することができないという問題点を有していた。
【0012】
また、図6に示された車椅子によれば、雨、風あるいは雪から車椅子利用者を保護することができても、暑さ、寒さ、陽射し、排気ガスあるいは汚れた空気からは保護することができないという問題点を有していた。
【0013】
さらに、図7に示された車椅子によれば、雨、風、雪あるいは陽射しから車椅子利用者を保護することができても、暑さ、寒さ、排気ガスあるいは汚れた空気からは保護することができないという問題点を有していた。
【0014】
そこで、この発明は、上記従来の問題点を解決することをその課題としており、乳母車や車椅子などの搭乗者を雨、風、雪、暑さ、寒さ、陽射し、排気ガスあるいは汚れた空気から保護することのできる搭乗者の保護装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そのため、この発明の搭乗者の保護装置は、車体1の搭乗空間Sの少なくと上部を防水性の透明カバー2で覆い、この透明カバー2で覆われた搭乗空間Sに空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにしている。
【0016】
そして、この発明の搭乗者の保護装置では、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sの上部に空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにすることができる。
【0017】
さらに、この発明の搭乗者の保護装置では、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sに空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれたときに、搭乗空間Sが陽圧に保たれるようにすることができる。
【0018】
さらに、この発明の搭乗者の保護装置では、前記透明カバー2が、少なくとも車体1の前方に配置される部分を透明にしたものにすることができる。
【0019】
さらに、この発明の搭乗者の保護装置では、前記透明カバー2が紫外線を遮断できるものにすることができる。
【0020】
さらに、この発明の搭乗者の保護装置では、前記空気清浄装置4がソーラーバッテリー13から電力供給されるものにすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の搭乗者の保護装置の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0022】
図1は搭乗空間が開放されている移動手段としての乳母車に用いられたこの発明の搭乗者の保護装置の実施の形態を示しており、図2は搭乗空間が開放されている移動手段としての車椅子に用いられたこの発明の搭乗者の保護装置の実施の形態を示している。
【0023】
図1に示す乳母車、図2に示す車椅子の何れにおいても、車体1の搭乗空間Sの少なくと上部は、防水性の透明カバー2で覆ったものにしている。図1に示す乳母車では、車体1のハンドル1aの下方から車体フレーム1bにかけて搭乗空間Sを支持枠体3で取り囲むようにし、この支持枠体3に透明カバー2を掛けたものにして、車体1の搭乗空間Sの略上半部を透明カバー2で覆ったものにしている。図2に示す車椅子では、車体1のハンドル1aの上方に車体前方に向かって支持枠体3を設けたものにし、この支持枠体3に透明カバー2を掛けて車体1の略全体を覆うようにし、車体1の搭乗空間Sの略全部を透明カバー2で覆ったものにしている。
【0024】
そして、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sには、空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにしている。図1に示す乳母車では、空気清浄装置4の本体4aを車体1の下部フレーム1cに設置したものにし、本体4aから取り出される送風ホース5の送風口6を透明カバー2の上部に接続したものにし、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sの上部に空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにしている。図2に示す車椅子では、空気清浄装置4の本体4aを車体1の下部フレーム1cに設置したものにし、本体4aから取り出される送風ホース5の送風口6を透明カバー2の上部に配置し、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sの上部に空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにしている。空気清浄装置4の本体4aはかなりの重量を有しており、これを車体1の下部に設置したものにすることにより、車体1の安定化を図ることができる。また、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sの上部に空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにしているのは、搭乗空間Sの上部は搭乗者の頭部が位置する場合が多く、清浄空気が搭乗者の頭部近辺に効率良く行き渡り、その清浄空気を吸い易くなるからである。
【0025】
前記透明カバー2は、薄手または厚手の合成樹脂シートなどから作成されており、雨、風、雪、塵、埃などを遮断できるものにしているが、その一部を開放したものにしており、空気の行き来ができるようにしている。さらに、この透明カバー2は、搭乗者が搭乗空間Sに出入りするときに開放操作によって大きく開放できるものにしている。図示した透明カバー2は、底部の全域が開放されており、搭乗者が搭乗空間Sに出入りするときには、この透明カバー2を捲り上げるようにしており、搭乗空間Sに空気清浄装置4から清浄空気が送り込まれることにより、搭乗空間Sに元から存在する空気がこの透明カバー2の開放された底部から排出されるようにしている。また、図示していないが、前記透明カバー2は、支持枠体3を回動操作することにより開放するものにし、搭乗者が搭乗空間Sに出入りできるようにしてもよい。なお、前記透明カバー2は、その一部を開放したものにしているが、その開放部分を小さくして、搭乗空間Sに空気清浄装置4から清浄空気が送り込まれたときに、搭乗空間Sが陽圧に保たれるようにすれば、搭乗空間S外部に存在する排気ガスや汚れた空気が、その開放部分から搭乗空間S内部に入ってこなくなり、好ましいものになる。
【0026】
さらに、前記透明カバー2は、環境汚染物質を極力使用しないという観点から、その素材としては軟質の塩化ビニル系以外の熱可塑性樹脂、すなわちウレタン系、スチレン系、オレフィン系、フッ素系などの軟質熱可塑性樹脂、その他シリコーンなどの透明加硫性ゴム類などを使用している。また、この透明カバー2は、全体を透明にしてもよいが、陽射しをなるだけ避けることができるように、搭乗者の視界が確保できる少なくとも車体1の前方に配置される部分を透明にし、他の部分を不透明にしてもよい。また、前記透明カバー2は、紫外線を吸収したり反射する膜をコーテングするなど紫外線の遮断加工を施し、紫外線を遮断できるものにしてもよい。
【0027】
前記空気清浄装置4は、図3に示したように、本体4a内部に、バッテリー7、送風量制御ユニット8、空気清浄フィルタ9、送風ユニット10を内蔵したものにしている。したがって、この空気清浄装置4では、吸気部4bから吸入された空気を、空気清浄フィルタ9を通して清浄化し、送風量制御ユニット8によって送風量を調整し、送風ユニット10から送風ホース5に送り込むようにしている。さらに、空気清浄装置4は、図4に示したように、本体4a内部に、前記バッテリー7、送風量制御ユニット8、空気清浄フィルタ9、送風ユニット10に加えて、加熱、冷却ユニット11および温度制御ユニット12を内蔵したものにしている。したがって、この空気清浄装置4では、吸気部4bから吸入された空気を、空気清浄フィルタ9を通して清浄化し、加熱、冷却ユニット11により加熱、冷却して、温度制御ユニット11によって搭乗者が要求する温度に調整し、この空気を送風量制御ユニット8によって送風量を調整し、送風ユニット10から送風ホース5に送り込むようにしている。前記送風量制御ユニット8は、搭乗者が任意に送風量を調整するものとしたり、空気の清浄度を検知するセンサーにより送風量を自動調整するものとしてもよい。また、前記空気清浄フィルタ9は、主として粉塵を除去できるものであればよいが、花粉、悪臭、バクテリア、ウイルスなども除去できるものとしてもよい。さらに、前記加熱、冷却ユニット11は、抵抗加熱装置や誘導加熱装置、圧縮冷却装置や吸収冷却装置を用いたものなどにすることができるが、ペルチェ素子などの熱電素子を用いた加熱、冷却装置とするのが、空気清浄装置4の本体4aを小型化でき、本体4aを車体1の下部フレーム1cに設置し易くすることができる。
【0028】
前記送風ユニット10や加熱、冷却ユニット11などへの電力の供給は空気清浄装置4の本体4aに内蔵されたバッテリー7から行われるが、透明カバー2の上方など太陽光の照射を受け易い個所にソーラーバッテリー13を設置し、このソーラーバッテリー13から送風ユニット10や加熱、冷却ユニット11などへの電力の供給を行ってもよい。また、前記バッテリー7は蓄電池としており、通常は家庭の100V交流電源により充電されるが、加熱、冷却ユニット11を備えた空気清浄装置4においては、電力の消費量が多く充電不足になり易いので、前記ソーラーバッテリー13から前記バッテリー7に補助的に充填するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】
この発明の搭乗者の保護装置は、以上に述べたように構成されているので、乳母車や車椅子などの搭乗者を雨、風、雪、暑さ、寒さ、陽射し、排気ガスあるいは汚れた空気から保護することができるものになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の搭乗者の保護装置における一実施形態を示す説明図である。
【図2】この発明の搭乗者の保護装置における他の実施形態を示す説明図である。
【図3】この発明の搭乗者の保護装置に用いる空気清浄装置の一例を示す概略図である。
【図4】この発明の搭乗者の保護装置に用いる空気清浄装置の他の例を示す概略図である。
【図5】従来の乳母車の一例を示す斜視図である。
【図6】従来の車椅子の一例を示す側面図である。
【図7】従来の車椅子の他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 透明カバー
4 空気清浄装置
13 ソーラーバッテリー
S 搭乗空間
【発明の属する技術分野】
この発明は、乳母車や車椅子などの搭乗空間が開放されている移動手段の搭乗者の保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乳母車や車椅子などに搭乗する乳幼児や老人、身体障害者などは、大人または健常者に比べ抵抗力が弱く、その身体を雨、風、雪、暑さ、寒さ、陽射し、排気ガスあるいは汚れた空気などから特に保護する必要性が高いといえる。
【0003】
そのため、従来の乳母車や車椅子などにおいては、搭乗者の身体を雨、風、雪あるいは陽射しから保護するようにしたものが存在する。
【0004】
例えば従来の乳母車においては、図5に示されたように、上方に凸となる湾曲形状を有し、幌21の前方に突出する位置と、幌21の内側または外側に収容される位置とが選択可能に設けられる日除け部材22を備えたものにしている。
【0005】
このようにした乳母車によれば、日除け部材22の採用により、陽射しの入射角度に応じて、幌による斜光面積が拡大し、赤ちゃんを直接日光から確実に遮ることが可能になる。また、幌21のみによって直接日光から遮ることが可能な場合には、日除け部材22を幌21の内側または外側に折り曲げるようにして収容することが可能であるため、赤ちゃんの視界が確保され赤ちゃんの快適性を失うことがない(特許文献1参照)。
【0006】
また、従来の車椅子においては、図6に示されたように、車椅子利用者を覆う折り畳み可能な透明カバー31と、車椅子32のフレーム33の両側に回動可能に設けられて倒れた状態と立った状態とに選択的に保持される伸縮可能な一対のカバー支柱34と、各カバー支柱34の遊端に車椅子32のの内側へ回転可能に設けられて先端同士が互いに接続可能な一対の接続体35とを備えたものにしている。
【0007】
このようにした車椅子によれば、透明カバー31は、接続体35の先端同士が接続された状態において伸ばされて立った状態に保持された一対のカバー支柱34によって内側から支持されて、車椅子利用者を覆い、雨や雪あるいは寒風から車椅子利用者を守ることができる(特許文献2参照)。
【0008】
さらに、従来の車椅子においては、図7に示されたように、日光を遮る日除けカバー41aの下部に透明の防風雨カバー41bを延設した防風雨・日除けカバー41をアーチ型フレーム42a、42b、42cで支持固定し、アーチ型フレーム42a、42b、42cの下端をフレーム支持体43に水平位置から車椅子の背面まで回動可能に支持し、フレーム支持体43にこれを車椅子のハンドル44に取り付けるフレーム支持体取付部を設けたものにしている。
【0009】
このようにした車椅子によれば、雨、雪あるいは日射しから車椅子利用者を守るための防風雨・日除けカバー41を車椅子に簡単い着脱でき且つ折り畳みができ、使用中に蒸し暑くならず、且つ透明カバーが曇ることもないものになる(特許文献3参照)。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−187554号公報(第2頁、図1)
【特許文献2】
特開平8−322883号公報(第2頁、図1)
【特許文献3】
特開平11−197188号公報(第2頁、図1)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図5に示された乳母車によれば、陽射しから搭乗者である赤ちゃんを確実に遮ることにより保護できても、雨、風、雪、暑さ、寒さ、排気ガスあるいは汚れた空気からは保護することができないという問題点を有していた。
【0012】
また、図6に示された車椅子によれば、雨、風あるいは雪から車椅子利用者を保護することができても、暑さ、寒さ、陽射し、排気ガスあるいは汚れた空気からは保護することができないという問題点を有していた。
【0013】
さらに、図7に示された車椅子によれば、雨、風、雪あるいは陽射しから車椅子利用者を保護することができても、暑さ、寒さ、排気ガスあるいは汚れた空気からは保護することができないという問題点を有していた。
【0014】
そこで、この発明は、上記従来の問題点を解決することをその課題としており、乳母車や車椅子などの搭乗者を雨、風、雪、暑さ、寒さ、陽射し、排気ガスあるいは汚れた空気から保護することのできる搭乗者の保護装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そのため、この発明の搭乗者の保護装置は、車体1の搭乗空間Sの少なくと上部を防水性の透明カバー2で覆い、この透明カバー2で覆われた搭乗空間Sに空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにしている。
【0016】
そして、この発明の搭乗者の保護装置では、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sの上部に空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにすることができる。
【0017】
さらに、この発明の搭乗者の保護装置では、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sに空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれたときに、搭乗空間Sが陽圧に保たれるようにすることができる。
【0018】
さらに、この発明の搭乗者の保護装置では、前記透明カバー2が、少なくとも車体1の前方に配置される部分を透明にしたものにすることができる。
【0019】
さらに、この発明の搭乗者の保護装置では、前記透明カバー2が紫外線を遮断できるものにすることができる。
【0020】
さらに、この発明の搭乗者の保護装置では、前記空気清浄装置4がソーラーバッテリー13から電力供給されるものにすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の搭乗者の保護装置の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0022】
図1は搭乗空間が開放されている移動手段としての乳母車に用いられたこの発明の搭乗者の保護装置の実施の形態を示しており、図2は搭乗空間が開放されている移動手段としての車椅子に用いられたこの発明の搭乗者の保護装置の実施の形態を示している。
【0023】
図1に示す乳母車、図2に示す車椅子の何れにおいても、車体1の搭乗空間Sの少なくと上部は、防水性の透明カバー2で覆ったものにしている。図1に示す乳母車では、車体1のハンドル1aの下方から車体フレーム1bにかけて搭乗空間Sを支持枠体3で取り囲むようにし、この支持枠体3に透明カバー2を掛けたものにして、車体1の搭乗空間Sの略上半部を透明カバー2で覆ったものにしている。図2に示す車椅子では、車体1のハンドル1aの上方に車体前方に向かって支持枠体3を設けたものにし、この支持枠体3に透明カバー2を掛けて車体1の略全体を覆うようにし、車体1の搭乗空間Sの略全部を透明カバー2で覆ったものにしている。
【0024】
そして、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sには、空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにしている。図1に示す乳母車では、空気清浄装置4の本体4aを車体1の下部フレーム1cに設置したものにし、本体4aから取り出される送風ホース5の送風口6を透明カバー2の上部に接続したものにし、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sの上部に空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにしている。図2に示す車椅子では、空気清浄装置4の本体4aを車体1の下部フレーム1cに設置したものにし、本体4aから取り出される送風ホース5の送風口6を透明カバー2の上部に配置し、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sの上部に空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにしている。空気清浄装置4の本体4aはかなりの重量を有しており、これを車体1の下部に設置したものにすることにより、車体1の安定化を図ることができる。また、前記透明カバー2で覆われた搭乗空間Sの上部に空気清浄装置4からの清浄空気が送り込まれるようにしているのは、搭乗空間Sの上部は搭乗者の頭部が位置する場合が多く、清浄空気が搭乗者の頭部近辺に効率良く行き渡り、その清浄空気を吸い易くなるからである。
【0025】
前記透明カバー2は、薄手または厚手の合成樹脂シートなどから作成されており、雨、風、雪、塵、埃などを遮断できるものにしているが、その一部を開放したものにしており、空気の行き来ができるようにしている。さらに、この透明カバー2は、搭乗者が搭乗空間Sに出入りするときに開放操作によって大きく開放できるものにしている。図示した透明カバー2は、底部の全域が開放されており、搭乗者が搭乗空間Sに出入りするときには、この透明カバー2を捲り上げるようにしており、搭乗空間Sに空気清浄装置4から清浄空気が送り込まれることにより、搭乗空間Sに元から存在する空気がこの透明カバー2の開放された底部から排出されるようにしている。また、図示していないが、前記透明カバー2は、支持枠体3を回動操作することにより開放するものにし、搭乗者が搭乗空間Sに出入りできるようにしてもよい。なお、前記透明カバー2は、その一部を開放したものにしているが、その開放部分を小さくして、搭乗空間Sに空気清浄装置4から清浄空気が送り込まれたときに、搭乗空間Sが陽圧に保たれるようにすれば、搭乗空間S外部に存在する排気ガスや汚れた空気が、その開放部分から搭乗空間S内部に入ってこなくなり、好ましいものになる。
【0026】
さらに、前記透明カバー2は、環境汚染物質を極力使用しないという観点から、その素材としては軟質の塩化ビニル系以外の熱可塑性樹脂、すなわちウレタン系、スチレン系、オレフィン系、フッ素系などの軟質熱可塑性樹脂、その他シリコーンなどの透明加硫性ゴム類などを使用している。また、この透明カバー2は、全体を透明にしてもよいが、陽射しをなるだけ避けることができるように、搭乗者の視界が確保できる少なくとも車体1の前方に配置される部分を透明にし、他の部分を不透明にしてもよい。また、前記透明カバー2は、紫外線を吸収したり反射する膜をコーテングするなど紫外線の遮断加工を施し、紫外線を遮断できるものにしてもよい。
【0027】
前記空気清浄装置4は、図3に示したように、本体4a内部に、バッテリー7、送風量制御ユニット8、空気清浄フィルタ9、送風ユニット10を内蔵したものにしている。したがって、この空気清浄装置4では、吸気部4bから吸入された空気を、空気清浄フィルタ9を通して清浄化し、送風量制御ユニット8によって送風量を調整し、送風ユニット10から送風ホース5に送り込むようにしている。さらに、空気清浄装置4は、図4に示したように、本体4a内部に、前記バッテリー7、送風量制御ユニット8、空気清浄フィルタ9、送風ユニット10に加えて、加熱、冷却ユニット11および温度制御ユニット12を内蔵したものにしている。したがって、この空気清浄装置4では、吸気部4bから吸入された空気を、空気清浄フィルタ9を通して清浄化し、加熱、冷却ユニット11により加熱、冷却して、温度制御ユニット11によって搭乗者が要求する温度に調整し、この空気を送風量制御ユニット8によって送風量を調整し、送風ユニット10から送風ホース5に送り込むようにしている。前記送風量制御ユニット8は、搭乗者が任意に送風量を調整するものとしたり、空気の清浄度を検知するセンサーにより送風量を自動調整するものとしてもよい。また、前記空気清浄フィルタ9は、主として粉塵を除去できるものであればよいが、花粉、悪臭、バクテリア、ウイルスなども除去できるものとしてもよい。さらに、前記加熱、冷却ユニット11は、抵抗加熱装置や誘導加熱装置、圧縮冷却装置や吸収冷却装置を用いたものなどにすることができるが、ペルチェ素子などの熱電素子を用いた加熱、冷却装置とするのが、空気清浄装置4の本体4aを小型化でき、本体4aを車体1の下部フレーム1cに設置し易くすることができる。
【0028】
前記送風ユニット10や加熱、冷却ユニット11などへの電力の供給は空気清浄装置4の本体4aに内蔵されたバッテリー7から行われるが、透明カバー2の上方など太陽光の照射を受け易い個所にソーラーバッテリー13を設置し、このソーラーバッテリー13から送風ユニット10や加熱、冷却ユニット11などへの電力の供給を行ってもよい。また、前記バッテリー7は蓄電池としており、通常は家庭の100V交流電源により充電されるが、加熱、冷却ユニット11を備えた空気清浄装置4においては、電力の消費量が多く充電不足になり易いので、前記ソーラーバッテリー13から前記バッテリー7に補助的に充填するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】
この発明の搭乗者の保護装置は、以上に述べたように構成されているので、乳母車や車椅子などの搭乗者を雨、風、雪、暑さ、寒さ、陽射し、排気ガスあるいは汚れた空気から保護することができるものになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の搭乗者の保護装置における一実施形態を示す説明図である。
【図2】この発明の搭乗者の保護装置における他の実施形態を示す説明図である。
【図3】この発明の搭乗者の保護装置に用いる空気清浄装置の一例を示す概略図である。
【図4】この発明の搭乗者の保護装置に用いる空気清浄装置の他の例を示す概略図である。
【図5】従来の乳母車の一例を示す斜視図である。
【図6】従来の車椅子の一例を示す側面図である。
【図7】従来の車椅子の他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 透明カバー
4 空気清浄装置
13 ソーラーバッテリー
S 搭乗空間
Claims (6)
- 車体(1)の搭乗空間(S)の少なくと上部を防水性の透明カバー(2)で覆い、この透明カバー(2)で覆われた搭乗空間(S)に空気清浄装置(4)からの清浄空気が送り込まれるようにしたことを特徴とする搭乗者の保護装置。
- 前記透明カバー(2)で覆われた搭乗空間(S)の上部に空気清浄装置(4)からの清浄空気が送り込まれるようにしたことを特徴とする請求項1記載の搭乗者の保護装置。
- 前記透明カバー(2)で覆われた搭乗空間(S)に空気清浄装置(4)からの清浄空気が送り込まれたときに、搭乗空間(S)が陽圧に保たれるようにしたことを特徴とする請求項1記載の搭乗者の保護装置。
- 前記透明カバー(2)が、少なくとも車体(1)の前方に配置される部分を透明にしていることを特徴とする請求項1記載の搭乗者の保護装置。
- 前記透明カバー(2)が、紫外線を遮断できるものにしていることを特徴とする請求項1記載の搭乗者の保護装置。
- 前記空気清浄装置(4)が、ソーラーバッテリー(13)から電力供給されるものにしていることを特徴とする請求項1記載の搭乗者の保護装置。
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