JP2004320580A - 符号化方法および符号化装置ならびに符号化通信システム - Google Patents

符号化方法および符号化装置ならびに符号化通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004320580A
JP2004320580A JP2003113695A JP2003113695A JP2004320580A JP 2004320580 A JP2004320580 A JP 2004320580A JP 2003113695 A JP2003113695 A JP 2003113695A JP 2003113695 A JP2003113695 A JP 2003113695A JP 2004320580 A JP2004320580 A JP 2004320580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code conversion
block
byte
bytes
bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003113695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimichi Kishine
桂路 岸根
Kenji Kawai
健治 川合
Haruhiko Ichino
晴彦 市野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2003113695A priority Critical patent/JP2004320580A/ja
Publication of JP2004320580A publication Critical patent/JP2004320580A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

【課題】バイトパラレルフレーム信号をレーンごとに符号化および符号誤り検出を行う。
【解決手段】符号変換前ブロックの8バイトがすべてDで構成される場合は、その符号変換前ブロックの先頭に所定の2ビットヘッダを付加した符号変換後ブロックを生成し、D以外のバイトを含む場合は、D以外のバイトについて、符号変換前ブロックにおける位置を表す情報、どれに該当するかを表す情報、再配置した際に次のバイトがDである否かを表す情報、それらのパリティ情報、空きビットから符号変換バイトを形成し、D以外のバイトに対する符号変換バイトから準に再配置し、その後にDを再配置して8バイトのブロックを構成し、その先頭に所定の2ビットヘッダを付加した符号変換後ブロックを生成し、その2ビットヘッダを除いた8バイトについてスクランブルをかけて出力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速のデータを所定フレームを用いて符号化する符号化方法および符号化装置ならびに符号化通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
高速のイーサネット(登録商標:以下「標準規格ネットワーク」という)に関する従来技術は、非特許文献1に開示されている。
【0003】
10Gbit/s の高速データを伝送する標準規格ネットワークでは、4つの通信チャネルを同時に利用し、各チャネルに対応する4つのレーンにそれぞれデータ信号を割り当ててパラレル伝送し、1レーン当たりのビットレートを1/4にしている。
【0004】
このような場合、各レーン間の伝送遅延のばらつきにより、受信される信号のタイミングにレーン間でずれ(スキュー)が生じることがある。受信データを正しく復元するにはスキューの補正は不可欠である。しかし、パラレル伝送数の増大に伴ってスキューが大きくなると、スキューの補正を正しく行うことができず、受信データを正しく復元することが困難になる。例えば、64B/66B符号では、入力されるデータ系列の順番に従ってブロックを構成して符号化を行うので、8バイトパラレルフレーム信号を処理する場合には、8バイトすなわち8レーンのすべてについて、レーン間のスキューを完全に補正する必要がある。
【0005】
ここで、10GbEの4バイトパラレルフレーム信号(XGMII)における従来の64B/66B符号化方式を図10に示す。64B/66B符号化装置は、符号化部51とスクランブラ52により構成される。4バイトパラレル信号の連続する8バイトの信号に対して、データは制御コードの混在具合に応じて2ビットヘッダ、ブロックタイプコード、およびそれに続くデータと制御ビットが決まる。符号変換前のブロックにおいて、データと制御コードが混在する場合は、図10(a) に示すように、2ビットヘッダ(1,0)が先頭に付加され、ブロックタイプフィールドとそれに続くデータおよび制御ビットが決まる。その後、スクランブラ52で2ビットヘッダ以外の64ビットにスクランブルをかけ、66ビット符号として送出される。
【0006】
一方、4バイトパラレル信号の連続する8バイトの信号がデータのみで構成される場合は、図10(b) に示すように、2ビットヘッダ(0,1)が先頭に付加され、スクランブラ52で2ビットヘッダ以外の64ビットにスクランブルをかけて送出される。このような64B/66B符号化では、元の64ビットに2ビットを付加して符号変換を行うことにより、速度上昇(66/64)を低く抑え、かつ各ブロックごとに誤り検出が可能になっている。
【0007】
【非特許文献1】
石田修、瀬戸康一郎 監修、10ギガビットEthernet教科書、IDGジャパン、p.183 、2002年4月20日発行
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の符号化装置では、複数のレーンにまたがる連続する8バイトを1つのブロックとして符号化を行っている。そのため、各レーンのデスキュー調整を一旦行い、各レーンの同期を完全にとる必要があり、さらに受信側に設けられる誤り検出装置に必ずデスキュー調整手段を付加する必要があった。また、レーンごとではなく複数のレーンにまたがる連続する8バイトのデータを一括処理するため、レーンをまたがるデータを同時に処理する装置が必要になる。したがって、符号化装置の規模、設計時間および装置コストが増大する問題があった。さらに、符号化がレーンをまたいで行われるため、レーンごとに信号を監視することが困難であった。
【0009】
本発明は、レーンごとに連続する8バイトを1ブロックとすることにより、速度を上昇させることなくレーンごとに符号化および符号誤り検出を行うことができる符号化方法および符号化装置ならびに符号化通信システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、データフレームとフレームギャップからなるNレーン(Nは2以上の整数)のバイト列からなるカラムで構成されるフレーム信号を符号化する符号化方法において、データバイトDとそれ以外のバイトから構成されるフレーム信号の各レーン上の8バイト分を1つの符号変換前ブロックとし、符号変換前ブロックを構成する8バイトがすべてDで構成される場合は、その符号変換前ブロックの先頭に所定の2ビットヘッダを付加した符号変換後ブロックを生成し、符号変換前ブロックを構成する8バイトがD以外のバイトを含む場合は、D以外のバイトについて、符号変換前ブロックにおける位置を表す情報として3ビットのB−POSと、当該バイトがデータフレームの始まりを表すスタートバイトS、その終端を表す終端バイトT、およびフレームギャップを構成するアイドルバイトIのいずれに該当するかを表す情報として2ビットのB−SPEと、当該バイトを符号変換後にブロック内に再配置した際に次のバイトがDである否かを表す情報として1ビットのB−NEXT−Dと、B−POS、B−SPE、B−NEXT−Dの合計6ビットに対するパリティ情報を表す1ビットのB−Pと、1ビットの空きビットとからなる符号変換バイトを形成し、符号変換前ブロックのD以外のバイトに対する符号変換バイトを先頭側から順番に再配置し、その後にDを順番に再配置して8バイトのブロックを構成し、その先頭に所定の2ビットヘッダを付加した符号変換後ブロックを生成し、符号変換後ブロックの所定の2ビットヘッダを除いた8バイトについてスクランブルをかけて出力する。
【0011】
また、パリティ情報B−Pに代えてB−POSの3ビット分に対するパリティ情報として1ビットのB−P1を割り当て、空きビットに代えてB−SPEおよびB−NEXT−Dの3ビット分に対するパリティ情報として1ビットのB−P2を割り当てるようにしてもよい(請求項2)。
【0012】
本発明は、データフレームとフレームギャップからなるNレーン(Nは2以上の整数)のバイト列からなるカラムで構成されるフレーム信号を符号化する符号化装置において、データバイトDとそれ以外のバイトから構成されるフレーム信号の各レーン上の8バイト分を1つの符号変換前ブロックとして入力し、符号変換前ブロックを構成する8バイトがすべてDで構成される場合は、その符号変換前ブロックの先頭に所定の2ビットヘッダを付加した符号変換後ブロックを生成する手段と、符号変換前ブロックを構成する8バイトがD以外のバイトを含む場合は、D以外のバイトについて、符号変換前ブロックにおける位置を表す情報として3ビットのB−POSと、当該バイトがデータフレームの始まりを表すスタートバイトS、その終端を表す終端バイトT、およびフレームギャップを構成するアイドルバイトIのいずれに該当するかを表す情報として2ビットのB−SPEと、当該バイトを符号変換後にブロック内に再配置した際に次のバイトがDである否かを表す情報として1ビットのB−NEXT−Dと、B−POS、B−SPE、B−NEXT−Dの合計6ビットに対するパリティ情報を表す1ビットのB−Pと、1ビットの空きビットとからなる符号変換バイトを形成する符号変換手段と、符号変換前ブロックのD以外のバイトに対する符号変換バイトを先頭側から順番に再配置し、その後にDを順番に再配置して8バイトのブロックを構成する再配置手段と、再配置されたブロックの先頭に所定の2ビットヘッダを付加した符号変換後ブロックを生成するヘッダ付与手段と、符号変換後ブロックの所定の2ビットヘッダを除いた8バイトについてスクランブルをかけて出力するスクランブラとを備える。
【0013】
また、符号変換手段は、パリティ情報B−Pに代えてB−POSの3ビット分に対するパリティ情報として1ビットのB−P1を割り当て、空きビットに代えてB−SPEおよびB−NEXT−Dの3ビット分に対するパリティ情報として1ビットのB−P2を割り当てる構成としてもよい(請求項4)。
【0014】
本発明の符号化通信システムは、データフレームとフレームギャップからなるNレーン(Nは2以上の整数)のバイト列からなるカラムで構成されるフレーム信号からレーンごとに8バイト分を1つの符号変換前ブロックとして入力し、レーンごとにD以外のバイトを含む符号変換前ブロックについては符号変換、再配置および2ビットヘッダの付加を行い、Dのみで構成される符号変換前ブロックについては2ビットヘッダのみを付加する請求項3または請求項4に記載の符号化装置と、レーンごとに符号化装置から送信された信号を受信し、レーンごとにD以外のバイトに対して誤り検出を行う中継装置とを備える。
【0015】
また、符号化装置から出力される各レーン対応の送信信号をそれぞれ異なる波長の光信号に変換し、さらに波長多重光信号に変換して伝送する手段と、波長多重光信号を各波長の光信号に分離し、各レーン対応に中継装置に入力する手段とを備えるようにしてもよい(請求項6)。
【0016】
【発明の実施の形態】
(符号化装置の実施形態)
図1は、本発明の符号化装置の実施形態を示す。なお、本発明の符号化装置はレーンごとに配置される。
【0017】
図において、符号化装置10は、検出回路11、符号変換部12、再配置部13、ヘッダ付加部14およびスクランブラ15により構成される。各レーンのフレーム信号は、検出回路11および符号変換部12に入力される。検出回路11は、変換制御信号aまたはbを符号変換部12、再配置部13およびヘッダ付加部14に送出する。符号変換部12は変換信号1を再配置部13に送出し、再配置部13は変換信号2をヘッダ付加部14に送出する。ヘッダ付加部14の出力信号はスクランブラ15を介して出力される。
【0018】
フレーム信号は、データフレームとフレームギャップからなるNレーン(N=0,1,2,…,K−1)のバイト列からなるカラムで構成される。フレームギャップは複数のアイドルバイト(I)から構成され、データフレームはその始まりを表すスタートバイト(S)、データを表すデータバイト(D)、データの終端を表す終端バイト(T)から構成される。このフレーム信号において、あるカラムに存在するバイトを先頭とし、各レーン上の8バイト分を1つの符号変換前ブロックとする。この符号変換前ブロックを構成する8バイトに対して符号化を行い、そのブロックを符号変換後ブロックとする。また、符号変換後ブロックには、符号変換前ブロックのデータバイトDとそれ以外の混在具合に応じた2ビットヘッダが配置される。
【0019】
(符号化方法の第1の実施形態)
図2〜図5は、本発明の符号化方法の第1の実施形態を示す。ここでは、図1に示す符号化装置の実施形態の各部の処理手順に対応付けて説明する。
【0020】
図2は、検出回路11の処理手順を示す。検出回路11は、符号変換前ブロック内に存在するDのバイト数mを計数し、m=8であるか否か、すなわち符号変換前ブロックの8バイトがすべてDで構成されているか否かについて判定する。ここで、符号変換前ブロックを構成する8バイトがすべてDで構成される場合(m=8)は、変換制御信号aを出力する。一方、符号変換前ブロックがD以外にS、T、Iのバイトを含む場合(m≠8)は、D以外のバイトに対して符号変換するための情報を検出する以下の処理を行う。
【0021】
D以外のバイトが、符号変換前ブロックの先頭から数えて0,1,2,…,7番目のどの位置にあるかを表す情報B−POSを検出し、3ビットで表示する。さらに、当該バイトがS,T,Iのいずれに該当するかを表す情報B−SPEを検出し、2ビットで表示する。例えば、Sは(0,0)、Tは(0,1)、Iは(1,0)とする。
【0022】
次に、当該バイトを符号変換後にブロック内に再配置した際(再配置については後述する)、次のバイトがDである否かを表す情報B−NEXT−Dを検出し、1ビットで表示する。例えば、次のバイトがDであれば(1)、Dでなければ(0)とする。すなわち、Dとそれ以外のバイトが混在する場合、例えばDが3バイトあり(m=3)、D以外のバイトが5バイトあるとすると、符号変換後ブロック内で1番目から4番目までのバイトのB−NEXT−Dは0となり、5番目(=8−3)に配置されるバイトのB−NEXT−Dは1となる。
【0023】
次に、上記のB−POS、B−SPE、B−NEXT−Dの合計6ビットに対して、1に対する偶パリティを表す情報ビットB−Pを計算し、1ビットで表示する。検出回路11は、符号変換前ブロックがD以外のバイトを含む場合に、以上の各情報を盛り込んだ変換制御信号bを出力する。
【0024】
図3は、符号変換部12の処理手順を示す。符号変換部12は、8バイトの符号変換前ブロックと、検出回路11から出力される変換制御信号aまたはbを入力する。符号変換前ブロックについては1バイトずつ順番に処理し、Dであればそのまま変換信号1として出力する。一方、D以外のバイトであれば、変換制御信号bから得られるB−POS、B−SPE、B−NEXT−D、B−Pに基づいて、それぞれ3ビット、2ビット、1ビット、1ビットを順に並べ、最後に空きビットとして1ビットを付加し、全体で8ビット(1バイト)になるような符号変換を行い、変換信号1として出力する。
【0025】
図4は、再配置部13の処理手順を示す。再配置部13はバッファで構成され、符号変換部12から出力される変換信号1を8バイト分蓄積し、検出回路11から出力される変換制御信号aまたはbに応じて再配置する。変換制御信号aが入力された場合には、8バイトのDからなる変換信号1をそのままの配置で変換信号2として出力する。一方、変換制御信号bが入力された場合には、D以外のバイトの変換信号1に対して、B−POSに基づいて先頭側から順に再配置し、その後にDを順に配置し、8バイトの変換信号2として出力する。
【0026】
図5は、ヘッダ付加部14の処理手順を示す。ヘッダ付加図14は、再配置部13から出力される8バイトの変換信号2を入力し、検出回路11から出力される変換制御信号aまたはbに応じて2ビットヘッダを付加する。変換制御信号aが入力された場合には、変換信号2の先頭にヘッダ(0,1)を付加し、変換制御信号bが入力された場合には、変換信号2の先頭にヘッダ(1,0)を付加し、それぞれスクランブラ15に送出する。
【0027】
図6は、本発明の符号化方法の第1の実施形態における符号変換例を示す。ここでは、符号変換前ブロックはD以外にS、T、Iのバイトを含み、先頭から順にD、D、T、I、I、S、D、Dの8バイトから構成されるものとする。なお、符号変換前ブロックを構成する8バイトがすべてDで構成される場合は、符号変換後ブロックの2ビットヘッダを先頭から(0,1)とし、各Dに対しては符号変換を行わず、そのまま先頭から順に配置する。図2〜5の※で示す処理手順に対応する。
【0028】
符号変換前ブロックがD以外にS、T、Iのバイトを含む場合は、D以外のバイトのうち先頭から順に次に示す符号変換操作を行う。
【0029】
(1) D以外のバイトは、符号変換前ブロックの位置情報B−POSとして3ビットを割り当てる。例えば、3番目のTに対するB−POSは(0,1,1)となる。
【0030】
(2) 当該バイトが、S,T,Iのいずれに該当するかを表す情報B−SPEとして2ビットを割り当てる。例えば、Tについては上記の例に従って(0,1)となる。
【0031】
(3) 当該バイトを符号変換後にブロック内に再配置した際、次のバイトがDである否かを表す情報B−NEXT−Dとして1ビットを割り当てる。例えば、図2のようにD以外のバイトが4バイトあるとすると、符号変換後ブロック内で1番目から3番目までのバイトのB−NEXT−Dは0となり、4番目に配置されるバイトのB−NEXT−Dは1となる。
【0032】
(4) 上記のB−POS、B−SPE、B−NEXT−Dの合計6ビットに対して、1に対する偶パリティを表す情報ビットB−Pとして1ビットを割り当てる。これにより、ハミング距離2を確保でき、各バイトごとに1ビットまでの誤り検出が可能となる。
【0033】
(5) 最後に空きビットとして1ビットを付加し、全体で8ビット(1バイト)になるようにする。
【0034】
符号変換前ブロックがD以外のバイトについては、符号変換部12でこのような符号変換操作を行い、再配置部13でD以外のバイトから順に再配置し、その後にDを再配置する。さらに、ヘッダ付与部14で符号変換後ブロックの2ビットヘッダを先頭から(1,0)とする。
【0035】
(符号化方法の第2の実施形態)
図7は、本発明の符号化方法の第2の実施形態の符号変換例を示す。本実施形態の特徴は、第1の実施形態におけるパリティ情報B−Pに代えてB−POSの3ビット分に対するパリティ情報B−P1とし、空きビットに代えてB−SPEおよびB−NEXT−Dの3ビット分に対するパリティ情報B−P2とし、それぞれ1ビットを割り当てる。これは、図1に示す検出回路11および符号変換部12において実現される。
【0036】
これにより、B−POS内に1ビット誤りがあった場合、またB−SPEおよびB−NEXT−D内に1ビット誤りがあった場合に、それぞれ個別に検出することができる。すなわち、ハミング距離2を確保でき、かつB−POSの3ビット、B−SPEおよびB−NEXT−Dの3ビットに対して、それぞれ1ビットまでの誤り検出が可能となる。
【0037】
(符号化通信システムの第1の実施形態)
図8は、本発明の符号化通信システムの第1の実施形態を示す。
図において、本実施形態の符号化通信システムでは、データフレームとフレームギャップからなるNレーン(N=0,1,2,…,K−1)のバイト列で構成されるフレーム信号を、レーンごとに8バイト分を1つの符号変換前ブロックを構成して符号化装置10−1〜10−(K−1)に入力する。各符号化装置では、符号変換前ブロックにD以外のバイトが含まれる場合には図6または図7に示すような符号変換および再配置を行い、Dのみで構成される場合には2ビットヘッダのみを付加し、Nチャネルを用いてパラレル伝送する。
【0038】
中継装置20では、各チャネルごとに受信器21−0〜21−(K−1)で受信し、誤り検出装置22−0〜22−(K−1)でレーンごとの誤り検出を行い、送信器23−0〜23−(K−1)から送信する。これにより、レーンごとの信号管理を容易に行うことができる。
【0039】
(符号化通信システムの第2の実施形態)
図9は、本発明の符号化通信システムの第2の実施形態を示す。
本実施形態は、符号化通信システムの第1の実施形態における符号化装置10−1〜10−(K−1)と中継装置20との間の伝送形態として、波長多重伝送を用いるものである。符号化装置10−1〜10−(K−1)から出力される各レーン対応の送信信号は、波長多重送信手段31でそれぞれ異なる波長の光信号に変換され、さらに波長多重して光ファイバ伝送路32に送出される。光ファイバ伝送路32を介して伝送された波長多重光信号は、波長多重分離受信手段33で各波長の光信号に分離され、さらにそれぞれ電気信号に変換されて受信器21−0〜21−(K−1)に受信される。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、バイトパラレルフレーム信号に対して、レーンごとに8バイトを1ブロックとしてパリティビットを付加して符号化することにより、速度上昇を伴うことなく、レーンごとで符号誤りを監視することができる。すなわち、従来のように各レーンの信号に対してデスキューを行う必要がなく、簡単な構成で符号誤りを監視することができる。また、符号化する際に、複数のレーンにわたるデータ(バイト)を同時に処理する必要がなく、装置の小型化、低電力化、低コスト化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化装置の実施形態を示す図。
【図2】検出回路11の処理手順を示すフローチャート。
【図3】符号変換部12の処理手順を示すフローチャート。
【図4】再配置部13の処理手順を示すフローチャート。
【図5】ヘッダ付加部14の処理手順を示すフローチャート。
【図6】本発明の符号化方法の第1の実施形態における符号変換例を示す図。
【図7】本発明の符号化方法の第2の実施形態における符号変換例を示す図。
【図8】本発明の符号化通信システムの第1の実施形態を示す図。
【図9】本発明の符号化通信システムの第2の実施形態を示す図。
【図10】10GbEにおける従来の64B/66B符号化方式を示す図。
【符号の説明】
10 符号化装置
11 検出回路
12 符号変換部
13 再配置部
14 ヘッダ付加部
15 スクランブラ
20 中継装置
21 受信器
22 誤り検出装置
23 送信器
31 波長多重送信手段
32 光ファイバ伝送路
33 波長多重分離受信手段
51 符号化部
52 スクランブラ

Claims (6)

  1. データフレームとフレームギャップからなるNレーン(Nは2以上の整数)のバイト列からなるカラムで構成されるフレーム信号を符号化する符号化方法において、
    データバイトDとそれ以外のバイトから構成される前記フレーム信号の各レーン上の8バイト分を1つの符号変換前ブロックとし、
    前記符号変換前ブロックを構成する8バイトがすべてDで構成される場合は、その符号変換前ブロックの先頭に所定の2ビットヘッダを付加した符号変換後ブロックを生成し、
    前記符号変換前ブロックを構成する8バイトがD以外のバイトを含む場合は、D以外のバイトについて、符号変換前ブロックにおける位置を表す情報として3ビットのB−POSと、当該バイトがデータフレームの始まりを表すスタートバイトS、その終端を表す終端バイトT、およびフレームギャップを構成するアイドルバイトIのいずれに該当するかを表す情報として2ビットのB−SPEと、当該バイトを符号変換後にブロック内に再配置した際に次のバイトがDである否かを表す情報として1ビットのB−NEXT−Dと、前記B−POS、B−SPE、B−NEXT−Dの合計6ビットに対するパリティ情報を表す1ビットのB−Pと、1ビットの空きビットとからなる符号変換バイトを形成し、
    前記符号変換前ブロックのD以外のバイトに対する符号変換バイトを先頭側から順番に再配置し、その後にDを順番に再配置して8バイトのブロックを構成し、その先頭に所定の2ビットヘッダを付加した符号変換後ブロックを生成し、
    前記符号変換後ブロックの前記所定の2ビットヘッダを除いた8バイトについてスクランブルをかけて出力する
    ことを特徴とする符号化方法。
  2. 請求項1に記載の符号化方法において、
    前記パリティ情報B−Pに代えて前記B−POSの3ビット分に対するパリティ情報として1ビットのB−P1を割り当て、前記空きビットに代えて前記B−SPEおよびB−NEXT−Dの3ビット分に対するパリティ情報として1ビットのB−P2を割り当てる
    ことを特徴とする符号化方法。
  3. データフレームとフレームギャップからなるNレーン(Nは2以上の整数)のバイト列からなるカラムで構成されるフレーム信号を符号化する符号化装置において、
    データバイトDとそれ以外のバイトから構成される前記フレーム信号の各レーン上の8バイト分を1つの符号変換前ブロックとして入力し、
    前記符号変換前ブロックを構成する8バイトがすべてDで構成される場合は、その符号変換前ブロックの先頭に所定の2ビットヘッダを付加した符号変換後ブロックを生成する手段と、
    前記符号変換前ブロックを構成する8バイトがD以外のバイトを含む場合は、D以外のバイトについて、符号変換前ブロックにおける位置を表す情報として3ビットのB−POSと、当該バイトがデータフレームの始まりを表すスタートバイトS、その終端を表す終端バイトT、およびフレームギャップを構成するアイドルバイトIのいずれに該当するかを表す情報として2ビットのB−SPEと、当該バイトを符号変換後にブロック内に再配置した際に次のバイトがDである否かを表す情報として1ビットのB−NEXT−Dと、前記B−POS、B−SPE、B−NEXT−Dの合計6ビットに対するパリティ情報を表す1ビットのB−Pと、1ビットの空きビットとからなる符号変換バイトを形成する符号変換手段と、
    前記符号変換前ブロックのD以外のバイトに対する符号変換バイトを先頭側から順番に再配置し、その後にDを順番に再配置して8バイトのブロックを構成する再配置手段と、
    前記再配置されたブロックの先頭に所定の2ビットヘッダを付加した符号変換後ブロックを生成するヘッダ付与手段と、
    前記符号変換後ブロックの前記所定の2ビットヘッダを除いた8バイトについてスクランブルをかけて出力するスクランブラと
    を備えたことを特徴とする符号化装置。
  4. 請求項3に記載の符号化装置において、
    前記符号変換手段は、前記パリティ情報B−Pに代えて前記B−POSの3ビット分に対するパリティ情報として1ビットのB−P1を割り当て、前記空きビットに代えて前記B−SPEおよびB−NEXT−Dの3ビット分に対するパリティ情報として1ビットのB−P2を割り当てる構成である
    ことを特徴とする符号化装置。
  5. データフレームとフレームギャップからなるNレーン(Nは2以上の整数)のバイト列からなるカラムで構成されるフレーム信号からレーンごとに8バイト分を1つの符号変換前ブロックとして入力し、レーンごとにD以外のバイトを含む符号変換前ブロックについては符号変換、再配置および2ビットヘッダの付加を行い、Dのみで構成される符号変換前ブロックについては2ビットヘッダのみを付加する請求項3または請求項4に記載の符号化装置と、
    レーンごとに前記符号化装置から送信された信号を受信し、レーンごとに前記D以外のバイトに対して誤り検出を行う中継装置と
    を備えたことを特徴とする符号化通信システム。
  6. 請求項5に記載の符号化通信システムにおいて、
    前記符号化装置から出力される各レーン対応の送信信号をそれぞれ異なる波長の光信号に変換し、さらに波長多重光信号に変換して伝送する手段と、
    前記波長多重光信号を各波長の光信号に分離し、前記各レーン対応に前記中継装置に入力する手段と
    を備えたことを特徴とする符号化通信システム。
JP2003113695A 2003-04-18 2003-04-18 符号化方法および符号化装置ならびに符号化通信システム Pending JP2004320580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003113695A JP2004320580A (ja) 2003-04-18 2003-04-18 符号化方法および符号化装置ならびに符号化通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003113695A JP2004320580A (ja) 2003-04-18 2003-04-18 符号化方法および符号化装置ならびに符号化通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004320580A true JP2004320580A (ja) 2004-11-11

Family

ID=33473519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003113695A Pending JP2004320580A (ja) 2003-04-18 2003-04-18 符号化方法および符号化装置ならびに符号化通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004320580A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7463169B2 (en) 2006-10-27 2008-12-09 Fujitsu Limited 64B/66B Encoding data generation method and circuit
JP2009164833A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Nec Electronics Corp データ処理装置およびデータ処理方法並びにプログラム
JP2012044496A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Anritsu Corp ネットワーク試験システム及びネットワーク試験方法
CN107342774A (zh) * 2017-04-25 2017-11-10 华为技术有限公司 编码方法、译码方法、装置和设备

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7463169B2 (en) 2006-10-27 2008-12-09 Fujitsu Limited 64B/66B Encoding data generation method and circuit
JP2009164833A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Nec Electronics Corp データ処理装置およびデータ処理方法並びにプログラム
JP2012044496A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Anritsu Corp ネットワーク試験システム及びネットワーク試験方法
CN107342774A (zh) * 2017-04-25 2017-11-10 华为技术有限公司 编码方法、译码方法、装置和设备
CN107342774B (zh) * 2017-04-25 2024-04-12 华为技术有限公司 编码方法、译码方法、装置和设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2975858B1 (en) Method for processing data in the ethernet, physical layer chip and ethernet device
CN101116250B (zh) 纠错编码装置以及纠错译码装置
US8205141B2 (en) Virtual lane forward error correction in multilane distribution
US20160070615A1 (en) Fec coding/decoding data processing method and related apparatus
US7953095B2 (en) Transmission system and transmission method
CN107276753B (zh) 一种信道复用的量子密钥分发系统及方法
JP2001308712A (ja) パケット化直列データの復号化方法及びデコーダ
JP2001298490A (ja) パケット化直列データを符号化するための符号化方法および符号器
CN102195738B (zh) 用于吉比特无源光网络系统下行帧同步的处理方法及装置
US8024558B2 (en) Method and system for providing synchronous running encoding and encryption
US20030172336A1 (en) Self synchronous scrambler apparatus and method for use in dense wavelength division multiplexing
US5629983A (en) Parallel transmission through plurality of optical fibers
CN1066877C (zh) 位流收信机串行数字位流中至少两种时隙的区分方法
JP2004320580A (ja) 符号化方法および符号化装置ならびに符号化通信システム
JP3930823B2 (ja) フレーム信号符号化通信方法及び符号化装置並びに符号化送信装置及び符号化受信装置
US20210367710A1 (en) Apparatus and method for sending side-channel bits on an ethernet cable
US20090103727A1 (en) Sync-bit Insertion for Timing Reference Signals to Prevent Long Runs of Static Data in Serial Digital Interfaces
JP4969603B2 (ja) 情報転送装置、情報転送方法および情報中継装置
JPH07101861B2 (ja) 前方エラ−修正を使用する伝送システム
JP6484409B2 (ja) 送信装置及び受信装置
JP2006157269A (ja) 送信装置および受信装置
JP6468292B2 (ja) 送信回路、受信回路、光伝送システムおよびマルチフレームの送信方法
JP2005033519A (ja) 信号伝送方式
JPWO2002084936A1 (ja) 送信装置および受信装置
JPS6096042A (ja) Tdma端局装置