JP2004320559A - 立体画像表示装置 - Google Patents

立体画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004320559A
JP2004320559A JP2003113371A JP2003113371A JP2004320559A JP 2004320559 A JP2004320559 A JP 2004320559A JP 2003113371 A JP2003113371 A JP 2003113371A JP 2003113371 A JP2003113371 A JP 2003113371A JP 2004320559 A JP2004320559 A JP 2004320559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
stereoscopic image
display device
time
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003113371A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Ishihara
直樹 石原
Ryuji Kitaura
竜二 北浦
Hiroyuki Katada
裕之 堅田
Toshio Nomura
敏男 野村
Masatake Takahashi
真毅 高橋
Tadashi Uchiumi
端 内海
Norio Ito
典男 伊藤
Hiroshi Kusao
寛 草尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2003113371A priority Critical patent/JP2004320559A/ja
Publication of JP2004320559A publication Critical patent/JP2004320559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/356Image reproducers having separate monoscopic and stereoscopic modes
    • H04N13/359Switching between monoscopic and stereoscopic modes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】立体表示の制限時間の制御をより適切に行い、ユーザにとって快適で使い勝手の良い立体画像表示装置を提供する。
【解決手段】立体画像作成手段100と、平面画像作成手段101と、入出力する画像データを切り替えるスイッチ102〜105と、立体表示を行うか平面表示を行うかを示す表示モード情報又は時間計測手段109からの要求に合わせて、スイッチ102〜105を制御するスイッチ制御手段106と、立体画像作成手段100又は平面画像作成手段101における画像を格納するメモリ107と、表示モード情報又は時間計測手段判定手段109からの要求に応じてフレームメモリ107の画像データを立体画像又は平面画像として表示することができる表示手段108と、立体画像又は平面画像の表示時間を計測する時間計測手段109と、連続して観察できる制限時間を決定する制限時間決定手段110と、装置に設定される制限時間を格納する表示装置制限時間格納手段111とを含む。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子映像を立体観察するための立体画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置(LCD : Liquid Crystal Display)を使用して立体画像を表示する装置においては、2枚の画像を眼幅方向にずらして視差を与えて画面上に表示し、左右眼別に呈示して立体視を行っている。このような装置において、観察者が立体画像を長時間継続して観察すると、観察者の眼に負担がかかる可能性が指摘されている。
【0003】
そこで、例えば、あらかじめ装置に設定してある立体視の制限時間が経過すると、立体画像を通常の平面画像に強制的に切り替える立体表示遊技機が開示されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】
特開平7−16351号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術によれば、予め装置に設定された制限時間に基づいて立体画像から平面画像への切り替えが行われるために、立体画像コンテンツの種類に関係なく同じ制限時間が適用される。従って、立体画像をデジタル放送等で放送する場合において、コンテンツ作成者やコンテンツ配信事業者の意図によって、放送する立体画像を連続して立体表示する制限時間を放送局側において設定することはできなかった。一方、制限時間の設定を完全にコンテンツ作成者等の自由にすると、制限時間の設定が適切でなかった場合や設定に誤りがあった場合などに、観察者の眼に負担がかかるという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑み、立体表示の制限時間の制御をより適切に行い、ユーザにとって快適で使い勝手の良い立体画像表示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、複数の画像から構成される立体画像を表示するための立体画像表示装置であって、表示に関する時間を計測する表示時間計測手段と、前記立体画像表示装置の内部において設定された第1閾値候補と外部から入力された少なくとも1つの第2閾値候補とに基づいて、表示時間に関する第3閾値を決定する閾値決定手段と、該時間計測手段により計測した時間と前記第3閾値とに基づいて前記立体画像の表示に関する制御を行う表示制御手段とを有することを特徴とする立体画像表示装置が提供される。
【0006】
上記装置によれば、立体画像の表示時間に関し、立体画像表示装置の内部において設定された第1閾値候補と外部から入力された第2閾値候補とに基づいて決定された表示時間に関する第3閾値と、実際の立体画像の表示時間と、に基づいて、立体画像を表示させる時間などの制御(平面画像への切換制御)を行うため、装置の内部における立体画像表示時間の制限と外部からの入力による立体画像表示時間の制限との両方を考慮して実際の立体画像の表示時間の制御を行うことができる。
【0007】
本発明の他の観点によれば、複数の画像から構成される立体画像を表示するための立体画像表示装置であって、前記立体画像の立体強度に基づいて累積強度を算出する累積強度算出手段と、立体画像表示装置の内部において設定された第1閾値候補と外部から入力された少なくとも1つの第2閾値候補とに基づいて、累積強度に関する第3閾値を決定する閾値決定手段と、前記累積強度算出手段により算出された累積強度と前記第3の閾値とに基づいて前記立体画像の表示に関する制御を行う表示制御手段とを有することを特徴とする立体画像表示装置が提供される。
【0008】
上記装置によれば、立体画像の累積強度に関し、立体画像表示装置の内部において設定された第1閾値候補と外部から入力された第2閾値候補とに基づいて決定された累積強度に関する第3閾値と、実際の立体画像の累積強度と、に基づいて、立体画像を表示させる時間などの制御(平面画像への切換制御)を行うため、装置の内部における累積強度の制限と外部からの入力による累積強度の制限との両方を考慮して実際の立体画像の表示の制御を行うことができる。
【0009】
本発明の別観点によれば、複数の画像から構成される立体画像を表示するための立体画像表示装置であって、表示に関する時間を計測する表示時間計測手段と、前記立体画像の立体強度に基づいて累積強度を算出する累積強度算出手段と、立体画像表示装置の内部において設定された第1閾値と前記表示時間計測手段により計測された時間との比較結果に基づいて出力される第1の出力信号と、外部から入力された第2閾値と前記累積強度算出手段により算出された累積強度との比較結果に基づいて出力される第2の信号と、に基づいて前記立体画像の表示に関する制御を行う表示制御手段とを有することを特徴とする立体画像表示装置が提供される。
上記装置によれば、表示時間と累積強度との両者を考慮して、立体画像の表示を制御することができ、よりきめ細かい制御が可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明に係る立体表示装置は、立体画像に関連するコンテンツ毎に立体表示に関する制限を設定するものである。さらに、立体画像表示装置側においても、上記コンテンツ毎の立体表示の制限とは別に、装置独自の制限を設定するものである。コンテンツ毎の制限と立体表示装置側において設定される制限とに基づいて、立体表示の制御を行うことを特徴とする。以下において、本発明の各実施の形態による立体画像表示技術について図面を参照しつつ説明を行う。
【0011】
まず、本発明の第1の実施の形態による立体画像表示技術について図面を参照にしつつ説明を行う。図1は、本発明の第1の実施の形態による立体画像表示装置の一構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態による立体画像表示装置は、左右眼別の画像データを入力として立体画像データを作成する立体画像作成手段100と、左右眼別の画像データのいずれか一方のデータから平面画像を作成する平面画像作成手段101と、入出力する画像データを切り替えるためのスイッチ102〜105と、立体表示を行うか平面表示を行うか否かを示す表示モード情報又は時間計測手段109からの要求に合わせて、上記のスイッチ102〜105を制御するスイッチ制御手段106と、立体画像作成手段100又は平面画像作成手段101において作成された画像を格納するフレームメモリ107と、立体表示と平面表示とが可能であり表示モード情報又は時間計測手段判定手段109からの要求に応じてフレームメモリ107の画像データを立体画像として、又は平面画像として表示することができる表示手段108と、画像表示の際に、立体画像又は平面画像の表示時間を計測する時間計測手段109と、観察者が立体画像又は平面画像を連続して観察できる制限時間を決定する制限時間決定手段110と、立体画像表示装置に設定されている制限時間を格納する表示装置制限時間格納手段111とを含んで構成されている。また、上記表示手段108は、左右眼別の画像(2視点の画像)を表示する2眼式の表示手段である。
【0012】
次に、前述の表示モード情報について説明する。表示モード情報には、立体画像表示モードと平面画像表示モードとが含まれる。さらに、平面画像表示モードには、左眼用平面画像表示モードと、右眼用平面画像表示モードと、入力画像スルー表示モードとが含まれる。表示モード情報は、外部からスイッチ制御手段106に入力される。また、外部から入力画像1として左眼用画像データが入力され、入力画像2として右眼用画像データが入力される。本実施の形態による立体画像表示装置では、入力された表示モード情報に合わせて、立体画像表示と、左眼用画像を用いた平面画像表示と、右眼用画像を用いた平面画像表示と、入力画像をそのまま平面表示する入力画像スルー表示とのそれぞれを切り替えることができる。
【0013】
まず、表示モード情報が入力画像スルー表示モードである場合の立体画像表示装置の動作について説明する。この場合には、例えば入力画像1をスルー表示する。スイッチ制御手段106が、スイッチ102と103とをオフにして、入力画像1がスルーでフレームメモリ107に接続されるようにスイッチ104とスイッチ105とをそれぞれ切り替えることにより、入力画像1が、スイッチ104,105を通してフレームメモリ107に書き込まれる。フレームメモリ107から入力画像1が表示手段108に入力される。表示手段108は入力画像1を平面表示する。また、入力画像1の代わりに入力画像2を表示させてもよく、いずれの入力画像を使用するかを任意に設定できるようにしてもよい。
【0014】
次に、表示モード情報が左眼用平面画像表示モードである場合の立体画像表示装置の動作について説明する。スイッチ制御手段106は、スイッチ102と103をオフにし、左眼用画像データが平面画像作成手段101に入力されるようにスイッチ104を、フレームメモリ107と平面画像作成手段101が接続されるようにスイッチ105を、それぞれ切り替える。平面画像作成手段101に左眼用画像データがスイッチ104を通じて入力される。平面画像作成手段6において左眼用画像を用いた平面画像データが作成され、スイッチ105を通して、フレームメモリ107に書き込まれる。フレームメモリ107から平面画像データが表示手段108に入力される。表示手段108は入力された平面画像データを平面表示する。また、表示モード情報が右眼用平面画像表示モードである場合は、左眼用画像表示モードと同様の方法により右眼用画像から平面画像を作成して表示を行う。
【0015】
次に、表示モード情報が立体画像表示モードである場合の立体画像表示装置の動作について説明する。表示モード情報が立体画像表示モードである場合には、スイッチ制御手段106は、スイッチ102,103をオンにし、立体画像作成手段100とフレームメモリ107とが接続されるように、スイッチ105を制御する。外部から立体画像作成手段100にスイッチ102を通じて左眼用画像データが、スイッチ103を通じて右眼用画像データが、それぞれ入力される。次に立体画像作成手段100において立体画像データが作成され、フレームメモリ107に書き込まれる。最後にフレームメモリ107から立体画像データが表示手段108に入力される。表示手段108は入力された立体画像を表示する。
【0016】
本実施の形態による立体画像表示装置は、外部から入力される立体画像に設定されている立体表示の制限時間と、立体画像表示装置に予め設定されている立体表示の制限時間と、に基づいて、実際に観察者が立体画像を観察する時に連続して立体画像を表示する制限時間を決定する。立体画像の表示時間がこの制限時間を超えると、例えば自動的に立体表示から平面表示へ切り替える。本実施の形態では、上述の「立体画像に設定されている立体表示の制限時間」を「データ制限時間」と称し、「立体画像表示装置にあらかじめ設定されている立体表示の制限時間」を「表示装置制限時間」と称する。
【0017】
図1に示す立体画像表示装置に入力される入力画像、表示モード情報、データ制限時間などは、立体画像フォーマットデータから作成される。ここで、立体画像フォーマットデータについて図2を参照して説明する。図2は、立体画像フォーマットデータの一構成例を示す図である。図2に示すように、立体画像フォーマットデータは、管理情報領域と画像データ領域とを含んで構成される。管理情報領域は、立体画像識別情報200と立体画像制御情報201とを含み、画像データ領域は、符号化データ202を含んで構成される。ここで、立体画像識別情報200は、立体画像フォーマットデータが立体画像表示用データであるか否かを示す情報を含む。立体画像制御情報201は、立体表示の制限時間、立体強度などの立体画像特有の情報を含む。これらの管理情報領域は、画像データ領域中に繰り返し挿入されていてもよい。符号化データ202は、例えば、対応する左眼用画像データと右眼用画像データとを左右に並べた画像をJPEG又はMPEG等の符号化方式を用いて符号化したデータである。
【0018】
立体画像フォーマットデータは、図1の立体画像表示装置の前段に設けられ、図3に示される立体画像フォーマットデータ復号手段300において復号される。立体画像フォーマットデータ復号手段300が、立体画像識別情報200を解析し、入力された立体画像フォーマットデータが立体画像表示用のデータであると判定した場合には、立体画像制御情報201からデータ制限時間と表示モード情報とをそれぞれ立体画像表示装置に出力するとともに、符号化データ202を復号して左眼用画像データと右眼用画像データを作成し、出力画像1および出力画像2として立体画像表示装置に出力する。符号化データ202が複数の視点を含む画像データである場合、立体画像制御情報201で指定される左眼用画像データと右眼用画像データとを出力してもよいし、出力する左眼用画像データと右眼用画像データとをユーザが指定してもよい。
【0019】
また、データ制限時間は、例えば立体画像制御情報201に記載されている入力画像の画面サイズ、想定されている表示ディスプレイの種類やサイズ、動画であればその全再生時間など、鑑賞時の眼の疲れと関連のある要素をパラメータとし、それらのパラメータ又はその組み合わせに応じたデータ制限時間が設定されているテーブルを作成しておきこのテーブルから選択しても良いし、それらのパラメータを変数とする関数に基づいて算出するようにしてもよい。
【0020】
一方、立体画像フォーマットデータ復号手段300が、立体画像識別情報200を解析し、入力された立体画像フォーマットデータが立体画像表示用のデータでないと判定した場合には、入力画像スルー表示モードを示す情報を表示モード情報として立体画像表示装置に出力する。この際、データ制限時間は出力しないか、ある値を出力するとともに、符号化データ202を復号して平面画像データを作成し、出力画像1として立体画像表示装置に出力する。
【0021】
次に、図4に示すフローチャート図を参照して、図1に示す立体画像表示装置が立体表示から平面表示へ切り替わる際の動作例について説明する。まず、立体画像表示装置による立体画像の表示に先立ち、制限時間決定手段110において立体画像を連続して立体表示することができる限界の時間である制限時間(「TIME1」とする)を決定する(S400)。制限時間は、表示装置制限時間格納手段111に格納されている表示装置制限時間と、立体画像フォーマットデータから得られるデータ制限時間とに基づいて決定される。本実施の形態では、表示装置制限時間とデータ制限時間とを比較し、小さい方の値をTIME1として用いる。
【0022】
TIME1が決定されると、立体画像の表示が開始される(S401)。この際、時間計測手段109は、立体表示を開始した時刻を起点として時間の計測を行う。立体画像作成手段100は立体画像を表示している間、時間計測手段109に立体画像表示通知信号を送り、時間計測手段109は立体画像表示通知信号が入力されている時間(期間)t1を計測する。
【0023】
時間計測手段109では、計測した時間t1がTIME1を超えたか否かを判定し(S402)、超えていなければS401に戻って立体表示を続け、超えていれば立体表示から平面表示に切り替える(S403)。S403において、立体表示から平面表示に切り替える代わりに、他の表示制御方法、例えば、画面上に警告メッセージを表示したり、ブザーなどを鳴らしたり、ランプやインジケーターなどを点灯させたり、ディスプレイの表示を止めたり、ディスプレイの電源を切ったり、立体表示の立体感を小さくしたり、立体感を時間の経過と共に徐々に小さくしたりなどである。
【0024】
本実施の形態においては、S400において、表示装置制限時間とデータ制限時間とのうちの小さい方の値をTIME1に用いる値をとしたが、他の制限時間決定方法を用いてもよい。例えば、TIME1に用いる値を表示装置制限時間とデータ制限時間とのうち大きい方の値を用いてもよい。また、TIME1に用いる値を、表示装置制限時間とデータ制限時間とのいずれか一方の値にすることを予め決めておいてもよい。また、例えば、表示装置制限時間とデータ制限時間との平均値をTIME1に用いる値とする場合のように、表示装置制限時間とデータ制限時間とのうちの少なくとも1つを変数とする関数によりTIME1を決定してもよい。
【0025】
また、立体画像フォーマットデータに記載されている入力画像の画面サイズ、想定されている表示ディスプレイの種類やサイズ、全再生時間などのパラメータのうちの少なくとも1つを変数とする関数により、表示装置制限時間とデータ制限時間とのいずれをTIME1として用いるかを決めてもよい。また、例えばデータ制限時間が存在しない時は、表示装置制限時間をTIME1とする場合のように、表示装置制限時間とデータ制限時間とのうちの少なくとも一方が、値が存在しなかったり、マイナス値のような想定外の値であるために無効と判断された値である場合には、無効な値以外の有効な値から算出される値、又は予め決められた値から算出される値をTIME1としてもよい。これにより、制限時間が元々設定されていない場合や、何かの間違いで制限時間が極端な時間に設定されていた場合に、本実施の形態による表示制御がうまく動作しない状況を解消することができる。また、表示装置制限時間とデータ制限時間のうちのいずれをTIME1にするかに関してユーザが選択してもよい。また、TIME1をユーザが数値で指定してもよい。また、立体画像の表示時間がTIME1に達していない時でも、ユーザが立体画像表示装置のボタン等を操作して強制的に平面表示に切り替えてもよい。
【0026】
上記の動作例は、画像の表示に1種類の制限時間(TIME1)のみを設定しているが、画像の表示に2種類の制限時間を設定してもよい。ここで、画像の表示に2種類の制限時間を設定して処理を行う例を説明する。第1の制限時間は、実際に観察者が立体画像を観察する時に連続して立体画像を表示する際の制限時間あり、立体表示の時間がこの制限時間を超えると自動的に立体表示から平面表示へ切り替わる。また、第2の制限時間は、実際に観察者が平面画像を観察する時に連続して平面画像を表示させて立体表示の際の目の疲れをとることができる最低限の必要時間(以下、「第2の制限時間」と称する。)であり、平面表示の時間がこの必要時間を超えると自動的に平面表示から立体表示に切り替えても良い。上述の第1の制限時間および第2の制限時間は、外部から入力される立体画像に設定されている第1の制限時間および第2の制限時間と、立体画像表示装置に予め設定されている第1の制限時間および第2の制限時間とから決定される。本実施形態では、上記の「立体画像に設定されている第1の制限時間」を「第1のデータ制限時間」とし、「立体画像に設定されている第2の制限時間」を「第2のデータ制限時間」とし、「立体画像表示装置に予め設定されている第1の制限時間」を「第1の表示装置制限時間」とし、「立体画像表示装置に予め設定されている第2の制限時間」を「第2の表示装置制限時間」と称する。
【0027】
図5に示すフローチャートを参照して、表示の切り替え動作について説明する。まず、立体画像表示装置が立体画像を表示する前に、制限時間決定手段110(図1)において、第1の制限時間(「TIME2」とする)と第2の制限時間(「TIME3」とする)を決定する(S500)。TIME2とTIME3との決定には、制限時間格納手段111に格納されている表示装置制限時間と、立体画像フォーマットデータから得られるデータ制限時間とを用いれば良い。本実施の形態では、一例として、TIME2として用いる値は、第1の表示装置制限時間と第1のデータ制限時間とのうちの小さい方の値とし、TIME3として用いられる値を、第2の表示装置制限時間と第2のデータ制限時間とのうちの小さい方の値とする。
【0028】
TIME2とTIME3とが決定すると、立体画像の表示が開始される(S501)。この際、時間計測手段109は、立体表示を開始した時刻を起点として時間の計測を行う。立体画像作成手段100は立体画像を表示している間、時間計測手段109に立体画像表示通知信号を送り、時間計測手段109は立体画像表示通知信号が入力されている時間t2を計測する。
【0029】
時間計測手段109では、計測した時間t2がTIME2を超えたか否かを判定し(S502)、超えていなければS701に戻って立体表示を続け、超えていれば立体表示から平面表示に切り替える(S503)。この際、時間計測手段109は、平面表示を開始した時刻を起点として時間の計測を行う。平面画像作成手段101は平面画像を表示している間、時間計測手段109に平面画像表示通知信号を送り、時間計測手段109は平面画像表示通知信号が入力されている時間t3を計測する。
【0030】
時間計測手段109では、計測した時間t3がTIME3を超えたか否かを判定し(S504)、超えていなければS503に戻って平面表示を続け、超えていればS501に戻り再び立体画像の表示を行う。
【0031】
上記フローチャート図において説明した動作では、平面表示の時間がTIME3を過ぎると平面表示から立体表示に切り替える。この際、立体表示に切り替える前に、立体表示に切り替えるることを示すメッセージをユーザに対して表示し、メッセージを表示してから一定時間たった後にメッセージを非表示にして立体表示を開始させてもよい。また、ユーザの操作によりメッセージを非表示にした後に、立体表示を開始してもよい。また、立体表示を開始する際は、立体感を徐々に強くしながら表示を行ってもよい。
【0032】
また、本実施形態では、TIME2に用いる値を第1の表示装置制限時間と第1のデータ制限時間とのうちの小さい方の値とし、TIME3に用いる値を第2の表示装置制限時間と第2のデータ制限時間とのうちの小さい方の値としたが、前述のTIME1の制限時間決定手段の例と同様に、TIME2とTIME3との制限時間決定手段は上記の制限時間決定手段のみに限らない。
【0033】
また、第1及び第2の表示装置制限時間の和と、第1及び第2のデータ制限時間の和とを比較して、和が小さい方の第1及び第2の制限時間の方をそれぞれTIME2とTIME3とする場合のように、第1と第2の表示装置制限時間と、第1と第2のデータ制限時間と、のそれぞれに対して計算を行い、その結果得られた値の大きさを比較してTIME2とTIME3とを決定してもよい。また、例えば第2の表示装置制限時間が無効な値で、かつ第1の表示装置制限時間が有効な値の時は、第1の表示装置制限時間と同じ値を第2の表示装置制限時間の値として用いる場合のように、第1と第2の制限時間のうちの一方が無効な値で、かつ他方が有効な値の場合、有効な値から算出される値を無効な値の代わりに用いてもよい。
【0034】
以上、本実施の形態による立体画像表示装置によれば、立体画像表示を見る場合の制限時間(第1の制限時間)と、平面表示を見ることによる回復時間(第2の制限時間)とに基づいて、立体画像と平面画像との表示の切り替えを行うため、目の疲れを回復させることができる。この際、装置に設定されている値と、コンテンツに設定されている値とに基づいて、上記の各制限時間を決定することにより、コンテンツや装置に応じた制限時間を設け、目の疲れを効果的に回復させることができる。
【0035】
次に、本発明の第2の実施の形態による立体画像表示装置について図面を参照しつつ説明を行う。図6は、本実施の形態による立体画像表示装置の構成例を示すブロック図である。本実施の形態による立体画像表示装置は、左右眼別の画像データを入力として立体画像データを作成する立体画像作成手段100と、左右眼別の画像データのうちのいずれか一方のデータから平面画像を作成する平面画像作成手段101と、入出力する画像データを切り替えるためのスイッチ102〜105と、立体表示を行うか平面表示を行うかを示す表示モード情報又は時間計測手段601からの要求又は累積強度算出手段602からの要求に合わせて、それらスイッチ102〜105を制御するスイッチ制御手段600と、立体画像作成手段100又は平面画像作成手段101により作成された画像を格納するフレームメモリ107と、立体表示と平面表示とが可能であり、表示モード情報又は時間計測手段判定手段601からの要求或いは累積強度算出手段602からの要求に応じてフレームメモリ107の画像データを立体画像として、又は平面画像として表示することが可能な表示手段603と、画像表示の際に立体画像又は平面画像の表示時間を計測する時間計測手段601と、立体画像表示装置に予め設定されている立体表示の制限時間が格納されている表示装置制限時間格納手段111と、外部から入力される「立体強度」および「累積強度の閾値」という情報から立体表示時間の制限を行う累積強度算出手段602とを含んで構成されている。ここで、立体画像作成手段100、平面画像作成手段101、スイッチ102〜105、フレームメモリ107、表示装置制限時間格納手段111は、第1の実施の形態による立体画像表示装置と同じ機能を有するため、図6において付した符号も同じものとした。また、表示手段603は図1の表示手段108と基本的に同じ動作をする。尚、「立体強度」および「累積強度の閾値」については後述する。本実施の形態では、上記の「立体画像表示装置に予め設定されている立体表示の制限時間」を「表示装置制限時間」とする。
【0036】
表示モード情報による本表示装置の動作については、第1の実施形態において説明した表示装置と同様の動作をする。この場合、本実施の形態によるスイッチ制御手段600及び表示手段603は、それぞれ第1の実施の形態によるスイッチ制御手段106及び表示手段108と同様の処理を行う。
【0037】
本実施の形態による立体画像表示装置では、立体画像フォーマットデータから得られる「立体強度」と呼ばれる情報と、「累積強度の閾値」と呼ばれる情報と、を用いる。ここで、立体強度と累積強度との閾値を用いて立体表示の制限時間を決定する方法の例について説明する。まず、立体強度とは、立体画像の立体感の大小を示す指標である。立体強度は、左眼画像用データと右眼画像用データとの間で対応する画素毎の視差値の平均値(静止画では画面全体の平均値、動画では動画像全体の平均値)によって客観的に決められるか、或いは、主観評価によって決められる。一般に、立体強度の大きな立体画像を観察する場合は、立体強度の小さな立体画像を観察する場合に比べて眼の疲労が起こりやすいため、立体強度が、立体表示の制限時間を決定する基準と成りうる。
【0038】
次に、累積強度の閾値について説明する。まず、累積強度とは、立体強度と立体表示時間とに基づいて求められる値である。図7は、累積強度(「AI」とする)と立体強度(「I」とする)と立体表示時間(「t」とする)の関係の一例を示した図である。累積強度AIは、立体表示時間tの経過と共に、傾きα・I(αは定数)で増加する傾向にある。従って、累積強度AIは立体強度Iと立体表示時間tとを用いて例えば以下の式で表わすことができる。
AI=α・I・t
尚、αは定数である。
【0039】
上記の式により算出される累積強度AIが、累積強度の閾値(「THR」とする)を超えた場合、自動的に立体表示から平面表示へ切り替える処理を行う。もちろん、累積強度AIの算出方法は上式に限られるものではないが同様の傾向を有する。
【0040】
次に、立体強度のみに基づいて立体表示の制限時間を決定する例を説明する。この例では、累積強度AIの関数は全ての立体強度Iで同じものを使用するが、立体強度I毎にそれぞれ異なった累積強度の閾値THRを設定する。累積強度の閾値THRは、立体強度Iを変数とする関数により算出される。図8は、本実施の形態における、累積強度AIと立体強度Iと立体表示時間tとの関係の一例を示す図である。累積強度AIは、立体強度I=1の場合とI=2の場合で同じ割合で増加するが、立体強度によって累積強度の閾値としては異なる値をとる。すなわち、I=1で用いる閾値THRaに対し、I=2ではTHRaの半分の閾値THRbを用いる。これによって、I=1の時は時間taで累積強度が閾値に達し、I=2の時はtaの半分の時間tbで累積強度が閾値に達する。累積強度AIが、累積強度の閾値を超えた場合に、自動的に立体表示から平面表示へ切り替える処理をする。
【0041】
これら立体強度及び累積強度の閾値は、前述した立体画像フォーマットデータの立体画像制御情報201(図2)に格納されている値を用いるが、立体画像表示装置のサイズや立体表示により最適に定められた値(標準立体強度や標準累積強度閾値)などの特性に基づいて補正された値を用いてもよい。
【0042】
本実施の形態による立体画像表示装置は、立体画像フォーマットデータから得られる立体強度及び累積強度の閾値(THR1とする)と、表示装置制限時間格納手段111に予め格納されている表示装置制限時間(「TIME4」とする)から、実際に観察者が立体画像を観察する時に連続して立体画像を表示する制限時間を決定する。立体画像の表示時間が、この制限時間を超えると、自動的に立体表示から平面表示へ切り替わる。
【0043】
図9に示すフローチャート図を参照して、本実施の形態による立体画像表示装置における立体表示の動作の流れを説明する。まず、立体画像表示装置が立体画像の表示を開始すると(S900)、時間計測手段601は、立体表示を開始した時刻を起点として時間の計測を行う。立体画像作成手段100は、立体画像を表示している間、時間計測手段601に立体画像表示通知信号を送り、時間計測手段601は、立体画像表示通知信号が入力されている時間t4を計測する。
【0044】
時間計測手段601では、計測した時間t4がTIME4を超えたか否かを判定し(S901)、超えていれば立体表示から平面表示に切り替え(S903)、超えていなければS902に遷移する。S902では、まず、累積強度算出手段602において累積強度の累積計算を行う。本実施の形態では、図10に示すように、一定時間間隔(「d1」とする)毎に一定量(「α・I」とする)を累積強度(「AI1」とする)に加算する処理を行う。計算した累積強度AI1が閾値THR1を超えたか否かを判定し(S902)、超えていなければS900に戻って立体表示を続け、超えていれば立体表示から平面表示に切り替える(S903)。S903において、立体表示から平面表示へ切り替える代わりに、他の表示制御を行ってもよい。例えば、画面上に警告メッセージを表示したり、ブザーなどを鳴らしたり、ランプやインジケーターなどを点灯させたり、ディスプレイの表示を止めたり、ディスプレイの電源を切ったり、立体表示の立体感を小さくしたり、立体感を時間の経過と共に徐々に小さくして表示してもよい。
【0045】
本実施の形態では、計測した時間t4がTIME4を超えるか、または累積強度AI1が閾値THR1を超えるか、のいずれかの状況になった場合に、立体表示を平面表示に切り替えているが、他の制限時間決定方法を用いてもよい。例えば、計測した時間t4がTIME4を超え、かつ、累積強度AI1が閾値THR1を超えた場合に表示を切り替えてもよい。また、計測した時間t4がTIME4を超えた場合にのみ表示を切り替えてもよいし、累積強度AI1が閾値THR1を超えた場合にのみ表示を切り替えてもよい。また、立体画像フォーマットデータに記載されている入力画像の画面サイズ、想定されている表示ディスプレイの種類やサイズ、全再生時間などのパラメータのうちの少なくとも1つを変数とする関数の結果より、計測した時間t4がTIME4を超えた場合に表示を切り替えるか、累積強度AI1が閾値THR1を超えた場合に表示を切り替えるかを決めてもよい。また、例えば閾値THR1が存在しない時は、時間t4がTIME4を超えた場合にのみ表示を切り替える場合のように、THR1とTIME4のうちの少なくとも一方が、値が存在しない場合、又は、マイナス値のような想定外の値であるために無効と判断された値である場合は、有効な値だけを用いて表示時間の制限をしてもよいし、予め決められた値から算出される値を無効な値の代わりに用いてもよい。また、計測した時間t4がTIME4を超えた場合に表示を切り替えるか、累積強度AI1が閾値THR1を超えた場合に表示を切り替えるかをユーザが選択してもよい。また、TIME4およびTHR1をユーザーが数値で指定してもよい。また、計測した時間t4がTIME4を超える前、もしくは累積強度AI1が閾値THR1を超える前に、ユーザが立体画像表示装置のボタン等を操作して強制的に平面表示に切り替えてもよい。
【0046】
また、第1の実施の形態のように、画像の表示に2種類の制限時間を設定してもよい。ここで、画像の表示に2種類の制限時間を設定して処理を行う例を説明する。第1の制限時間は、実際に観察者が立体画像を観察する時に連続して立体画像を表示する制限時間あり、立体表示の時間がこの制限時間を超えると自動的に立体表示から平面表示へ切り替わる。また、第2の制限時間は、実際に観察者が平面画像を観察する時に連続して平面画像を表示することで目が回復する時間(制限時間)であり、平面表示の時間がこの制限時間を超えると自動的に平面表示から立体表示に切り替えても良いことになる。上述の第1の制限時間および第2の制限時間は、外部から入力される立体画像に設定されている立体強度と第1の累積強度の閾値および第2の累積強度の閾値と、立体画像表示装置に予め設定されている第1制限時間および第2の制限時間とに基づいて決定される。本実施の形態では、上記の「立体画像に設定されている第1の累積強度の閾値」を「第1の累積強度閾値」とし、「立体画像に設定されている第2の累積強度の閾値」を「第2の累積強度閾値」とし、「立体画像表示装置に予め設定されている第1の制限時間」を「第1の制限時間」とし、「立体画像表示装置に予め設定されている第2の制限時間」を「第2の制限時間」とする。
【0047】
図11に示すフローチャートを参照して表示の切り替えの動作について説明する。図11中のTHR2を第1の累積強度閾値、THR3を第2の累積強度閾値、TIME5は第1の制限時間、TIME6は第2の制限時間とする。図6も適宜参照する。まず、立体画像表示装置が立体画像の表示を開始すると(S1100)、時間計測手段601は、立体表示を開始した時刻を起点として時間の計測を行う。立体画像作成手段100は立体画像を表示している間、時間計測手段601に立体画像表示通知信号を送り、時間計測手段601は立体画像表示通知信号が入力されている時間t5を計測する。時間計測手段601では、計測した時間t5がTIME5を超えたか否かを判定し(S1101)、超えていれば立体表示を中止して平面表示に切り替え(S1103)、超えていなければS1102に遷移する。S1102では、まず累積強度算出手段602において累積強度の累積計算(AI2とする)を行う。計算した累積強度AI2が閾値THR2を超えたか否かを判定し(S1102)、超えていなければS1100に戻って立体表示を続け、超えていれば立体表示を平面表示に切り替える(S1103)。立体表示が平面表示に切り替わると、時間計測手段601は、平面表示を開始した時刻を起点として時間の計測を行う。平面画像作成手段101は平面画像を表示している間、時間計測手段601に平面画像表示通知信号を送り、時間計測手段601は平面画像表示通知信号が入力されている時間t6を計測する。時間計測手段601では、計測した時間t6がTIME6を超えたか否かを判定し(S1104)、超えていれば平面表示を中止して立体表示に切り替え(S1100)、超えていなければS1105に遷移する。
【0048】
S1105では、まず累積強度算出手段602が累積強度の減衰計算を行う。本実施の形態では、図12に示すように一定時間間隔(「d2」とする)毎に一定量(「a」とする)を累積強度AI2から減ずる処理を行うことにより累積強度の減衰計算を行う。一定量aは、立体画像フォーマットファイルに記載されている値から算出してもよいし、立体画像表示装置に予め設定されている値でもよいし、ユーザが指定した値でもよい。計算した累積強度AI2が閾値THR3より下回ったか否かを判定し(S1105)、下回っていなければS1103に戻って平面表示を続け、下回っていればS1100に戻り、再び立体画像の表示を行う。この際、累積強度AI2がマイナスの値になっていれば、累積強度AI2を0にクリアしてから累積強度AI2の累積計算を開始するのが好ましい。
【0049】
本実施の形態では、平面表示の時に、平面表示の時間がTIME3を過ぎた場合か、累積強度AI2が閾値THR3を下回った場合に平面表示から立体表示に切り替えているが、立体表示に切り替える前に、立体表示に切り替えることを示すメッセージをユーザに表示し、メッセージを表示してから一定時間経過した後にメッセージを非表示にして立体表示を開始しても良い。また、ユーザの操作によりメッセージを非表示にしてから立体表示を開始しても良い。また、立体表示を開始する際は、立体感を徐々に強くしながら立体表示していってもよい。
【0050】
本実施の形態では、計測した時間t5がTIME5を超えるか、または累積強度AI2が閾値THR2を超えるかのいずれかが発生した場合に立体表示を平面表示に切り替え、計測した時間t6がTIME6を超えるか、または累積強度AI2が閾値THR3を下回るかのいずれかが発生した場合に平面表示を立体表示に切り替えているが、前述の1種類の制限時間を決定する制限時間決定手段の例と同様に、2種類の制限時間を決定する制限時間決定手段に関しても、上記の制限時間決定手段による決定方法に限定されるものではない。
【0051】
また、例えばTHR3が無効な値の時は、THR2の半分の値をTHR3の値に用いたり、TIME6が無効な値の時は、TIME5と同じ値をTIME6とする場合のように、有効な値から算出される値を無効な値の代わりに用いたりしてもよい。
【0052】
本実施の形態による立体画像表示装置によれば、強度などの累積値を表示切り替えの基準として用いるため、よりきめ細かく切り替え動作を行わせることができる。次に、本発明の第3の実施の形態による立体画像表示装置について図面を参照しつつ説明を行う。図13は、本実施の形態による立体画像表示装置の構成例を示す機能ブロック図である。本実施の形態による立体画像表示装置は、左右眼別の画像データを入力として立体画像データを作成する立体画像作成手段100と、左右眼別の画像データのいずれか一方のデータから平面画像を作成する平面画像作成手段101と、入出力する画像データを切り替えるためのスイッチ102〜105と、立体表示を行うか平面表示を行うかを示す表示モード情報あるいは累積強度算出手段1300からの要求に合わせてそれらスイッチを制御するスイッチ制御手段106と、立体画像作成手段100または平面画像作成手段101で作成された画像を格納するフレームメモリ107と、立体表示と平面表示が可能であり、表示モード情報または累積強度算出手段1300からの要求に応じてフレームメモリ107の画像データを立体画像として、もしくは平面画像として表示することが可能な表示手段108と、累積強度の計算をすることにより立体表示時間の制限を行う累積強度算出手段1300と、立体画像表示装置に設定されている累積強度の閾値が格納されている表示装置閾値格納手段1302と、累積強度算出手段1300で用いる累積強度の閾値を決定する閾値決定手段1301とを含んで構成されている。ここで、立体画像作成手段100、平面画像作成手段101、スイッチ102〜105、スイッチ制御手段106、フレームメモリ107、表示手段108は、前述した第1の実施の形態による立体画像表示装置と同じ機能を有しており、図13において同じ符号を付す。
【0053】
本実施の形態による立体画像表示装置は、外部から入力される立体画像に設定されている累積強度の閾値と、立体画像表示装置に予め設定されている累積強度の閾値とに基づいて、立体表示時間を制限するのに用いる累積強度の閾値を決定する。累積強度がこの閾値を超えると、自動的に立体表示から平面表示へ切り替える。本実施の形態では、上述の「立体画像に設定されている累積強度の閾値」を「データ閾値」とし、「立体画像表示装置にあらかじめ設定されている累積強度の閾値」を「表示装置閾値」とする。
【0054】
表示モード情報による本表示装置の動作については、第1の実施形態で説明した表示装置と同様の動作をする。次に、図14に示すフローチャート図を参照して、図13に示す立体画像表示装置が立体表示から平面表示へ切り替える動作例を説明する。
【0055】
まず、立体画像表示装置が立体画像を表示するのに先立ち、閾値決定手段1301において、立体画像の連続表示時間を制限するのに用いる累積強度の閾値(「THR4」とする)を決定する(S1400)。累積強度の決定には、表示装置閾値格納手段1301に格納されている表示装置閾値と、立体画像フォーマットデータから得られるデータ閾値とを用いる。本実施の形態では、表示装置閾値とデータ制限閾値とを比較し、小さい方の値をTHR4として用いる。
【0056】
THR4が決定すると、立体画像の表示を開始する(S1401)。立体画像を立体表示している間、立体画像作成手段100は累積強度算出手段1300に立体画像表示通知信号を送る。累積強度算出手段1300は、立体画像表示通知信号が入力されている間は累積強度(AI3とする)の累積計算を行う。
【0057】
累積強度算出手段1300では、算出した累積強度AI3が累積強度の閾値THR4を超えたか否かを判定し(S1402)、超えていなければS1401に戻って立体表示を続け、超えていれば立体表示から平面表示に切り替える(S1403)。S1403において、立体表示から平面表示へ切り替える代わりに、他の表示制御方法を行ってもよい。例えば、画面上に警告メッセージを表示したり、ブザーなどを鳴らしたり、ランプやインジケーターなどを点灯させたり、ディスプレイの表示を止めたり、ディスプレイの電源を切ったり、立体表示の立体感を小さくしたり、立体感を時間の経過と共に徐々に小さくして表示してもよい。
【0058】
本実施の形態では、S1400において、THR4に用いる値を、表示装置閾値とデータ閾値とのうち小さい方の値としたが、他の閾値決定手段を用いてもよい。例えば、表示装置閾値とデータ閾値のうち大きい方の値を用いてもよい。また、THR4に用いる値を表示装置閾値とデータ閾値のいずれか一方の値にすることを予め決めておいてもよい。また、例えば表示装置閾値とデータ閾値との平均値を、THR4に用いる値とする場合のように、表示装置閾値とデータ閾値の少なくとも1つを変数とする関数の結果よりTHR4を決定してもよい。また、立体画像フォーマットデータに記載されている入力画像の画面サイズ、想定されている表示ディスプレイの種類やサイズ、全再生時間などのパラメータのうちの少なくとも1つを変数とする関数の結果により、表示装置閾値とデータ閾値とのいずれをTHR4に用いるかを決めてもよい。また、例えばデータ閾値が存在しない時は、表示装置閾値をTHR4とする場合のように、表示装置閾値とデータ閾値のうちの少なくとも一方が、値が存在しなかったり、マイナス値のような想定外の値であるために無効と判断された値である場合は、無効な値以外の有効な値から算出される値、又は予め決められた値から算出される値をTHR4としても良い。また、表示装置閾値とデータ閾値とのいずれをTHR4にするかをユーザが選択してもよい。また、THR4をユーザが数値で指定してもよい。また、累積強度がTHR4に達していない時でも、ユーザが立体画像表示装置のボタン等を操作して強制的に平面表示に切り替えてもよい。
【0059】
上記の動作例では、画像の表示に1種類の累積強度の閾値(THR4)を設定しているが、画像の表示に2種類の累積強度の閾値を設定してもよい。ここで、画像の表示に2種類の累積強度の閾値を設定して処理を行う例を説明する。第1の累積強度の閾値は、実際に観察者が立体画像を観察する時に、立体画像の連続表示時間を制限するのに用いる累積強度の閾値をあり、累積強度がこの閾値を超えると自動的に立体表示から平面表示へ切り替える。また、第2の累積強度の閾値は、実際に観察者が平面画像を観察する時に、平面画像の連続表示時間を制限するのに用いる累積強度の閾値をあり、累積強度がこの閾値を下回ると自動的に平面表示から立体表示へ切り替える。上述の第1の累積強度の閾値および第2の累積強度の閾値は、外部から入力される立体画像に設定されている第1の累積強度の閾値と第2の累積強度の閾値と、立体画像表示装置に予め設定されている第1の累積強度の閾値と第2の累積強度の閾値とから決定される。本実施の形態では、上記の「立体画像に設定されている第1の累積強度の閾値」を「第1のデータ閾値」とし、「立体画像に設定されている第2の累積強度の閾値」を「第2のデータ閾値」とし、「立体画像表示装置に予め設定されている第1の累積強度の閾値」を「第1の表示装置閾値」とし、「立体画像表示装置に予め設定されている第2の累積強度の閾値」を「第2の表示装置閾値」とする。
【0060】
図15に示すフローチャート図を用いて、表示の切り替え動作について説明する。まず、立体画像表示装置が立体画像を表示するのに先立ち、閾値決定手段1301において、第1の累積強度の閾値(「THR5」とする)と第2の累積強度の閾値(「THR6」とする)を決定する(S1500)。THR5とTHR6の決定には、表示装置閾値格納手段1302に格納されている表示装置閾値と、立体画像フォーマットデータから得られるデータ閾値とを用いる。本実施の形態では、THR5に用いる値を、第1の表示装置閾値と第1のデータ制限閾値とのうちの小さい方の値とし、THR6に用いる値を、第2の表示装置閾値と第2のデータ制限閾値とのうちの小さい方の値とする。
【0061】
THR5とTHR6が決定すると、立体画像の表示を開始する(S1501)。立体画像を立体表示している間、立体画像作成手段100は累積強度算出手段1300に立体画像表示通知信号を送る。累積強度算出手段1300は、立体画像表示通知信号が入力されている間、累積強度(AI4とする)の累積計算を行う。計算した累積強度AI4が予め設定されている累積強度の閾値THR5を超えたか否かを判定し(S1502)、超えていなければS1501に戻って立体表示を続け、超えていれば立体表示を中止して平面表示に切り替える(S1503)。
【0062】
立体表示が平面表示に切り替わると、平面画像を表示している間、平面画像作成手段101は累積強度算出手段1300に平面画像表示通知信号を送る。累積強度算出手段1300は、平面画像表示通知信号が入力されている間、累積強度AI4の減衰計算を行う。計算した累積強度AI4が予め設定されている累積強度の閾値THR6を下回ったか否かを判定し(S1504)、下回っていなければS1503に戻って平面表示を続け、下回っていれば平面表示を中止して立体表示に切り替える(S1501)。この際、累積強度AI4がマイナスの値になっていれば、累積強度AI4を0にクリアしてから累積強度AI4の累積計算を開始してもよい。
【0063】
本実施の形態では、平面表示の時に累積強度AI4が閾値THR6を下回った場合に平面表示から立体表示に切り替えているが、立体表示に切り替える前に、立体表示に切り替えることを示すメッセージをユーザに表示し、メッセージを表示してから一定時間たった後にメッセージを非表示にして立体表示を開始してもよい。また、ユーザの操作によりメッセージを非表示にしてから立体表示を開始してもよい。また、立体表示を開始する際は、立体感を徐々に強くしながら立体表示していってもよい。
【0064】
本実施の形態では、THR5に用いる値を第1の表示装置閾値と第1のデータ閾値のうち小さい方の値とし、THR6に用いる値を第2の表示装置閾値と第2のデータ閾値のうち小さい方の値としたが、前述のTHR4の閾値決定手段の例の場合と同様に、THR5とTHR6の閾値決定手段は上記の閾値決定手段のみに限定されるものではない。
【0065】
また、第1と第2の表示装置閾値の和と、第1と第2のデータ閾値の和を比較して、和が小さい方の第1と第2の閾値をそれぞれTHR5とTHR6とする場合のように、第1と第2の表示装置閾値と、第1と第2のデータ閾値のそれぞれに対して計算を行い、その計算結果の大きさを比較してTHR5とTHR6を決定してもよい。また、例えば第2の表示装置閾値が無効な値で、かつ第1の表示装置閾値が有効な値の時は、第1の表示装置閾値の半分の値を第2の表示装置閾値の値として用いる場合のように、第1と第2の閾値のうちの一方が無効な値で、かつ他方が有効な値の場合、有効な値から算出される値を無効な値の代わりに用いてもよい。
【0066】
以上説明したように、本発明の各実施の形態による立体画像表示装置によれば、立体画像フォーマットデータに立体表示や平面表示の制限時間が設定されており、また、立体画像表示装置にも立体表示や平面表示の制限時間が設定されている場合、これらの値から実際に画像を表示する時の立体表示や平面表示の表示制限時間を決定することで、コンテンツと端末とに応じた立体画像の連続表示を行うことができる。また、立体画像フォーマットデータに累積強度の閾値が設定されており、また、立体画像表示装置に立体表示や平面表示の制限時間が設定されている場合、これらの値から実際に画像を表示する時の立体表示や平面表示の表示制限時間を決定することで、コンテンツや端末に応じた立体画像の連続表示を行うことができる。また、立体画像フォーマットデータに累積強度の閾値が設定されており、また、立体画像表示装置にも累積強度が設定されている場合、これらの値から実際に画像を表示する時の立体表示や平面表示の表示制限時間を決定することで、コンテンツや端末に応じた立体画像の連続表示を行うことができる。
【0067】
上記の第1から第3なでの各実施の形態では、左右眼別の2つの画像を表示する2眼式の立体画像表示装置を想定しているが、3つ以上の画像を表示する多眼式の立体画像表示装置についても、2眼式の立体画像表示装置から容易に拡張でき、同様に立体表示の連続視聴時間の制限を行うことができる。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コンテンツと端末とに応じた立体画像の連続表示を行うことができる。立体表示の制限時間の制御をより適切に行うことができるため、ユーザにとっても快適で使い勝手の良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による立体画像表示装置の構成図を示す図である。
【図2】立体画像フォーマットデータを示す説明図である。
【図3】立体画像フォーマットデータ復号手段を示す説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の動作を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の動作を示すフローチャート図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態による立体画像表示装置の構成例を示す図である。
【図7】累積強度と立体表示時間の関係を示す説明図である。
【図8】累積強度と立体表示時間の関係を示す説明図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態による動作を示すフローチャート図である。
【図10】累積強度と立体表示時間との関係を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態による立体画像表示装置の動作を示すフローチャート図である。
【図12】累積強度と立体表示時間の関係を示す説明図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態による立体画像表示装置の構成例を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態による立体画像表示装置の動作を示すフローチャート図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態による立体画像表示装置の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
100 立体画像作成手段
101 平面画像作成手段
102 スイッチ
103 スイッチ
104 スイッチ
105 スイッチ
106 スイッチ制御手段
107 フレームメモリ
108 表示手段
109 時間計測手段
110 制限時間決定手段
111 表示装置制限時間格納手段
200 立体画像識別情報
201 立体画像制御情報
202 符号化データ
300 立体画像フォーマットデータ復号手段
600 スイッチ制御手段
601 時間計測手段
602 累積強度算出手段
603 表示手段
1300 累積強度算出手段
1301 閾値決定手段
1302 表示装置閾値格納手段

Claims (11)

  1. 複数の画像から構成される立体画像を表示するための立体画像表示装置であって、
    表示に関する時間を計測する表示時間計測手段と、
    前記立体画像表示装置の内部において設定された第1閾値候補と外部から入力された第2閾値候補とに基づいて、表示時間に関する第3閾値を決定する閾値決定手段と、
    該時間計測手段により計測した時間と前記第3閾値とに基づいて前記立体画像の表示に関する制御を行う表示制御手段と
    を有することを特徴とする立体画像表示装置。
  2. 複数の画像から構成される立体画像を表示するための立体画像表示装置であって、
    前記立体画像の立体強度に基づいて累積強度を算出する累積強度算出手段と、
    立体画像表示装置の内部において設定された第1閾値候補と外部から入力された第2閾値候補とに基づいて、累積強度に関する第3閾値を決定する閾値決定手段と、
    前記累積強度算出手段により算出された累積強度と前記第3の閾値とに基づいて前記立体画像の表示に関する制御を行う表示制御手段と
    を有することを特徴とする立体画像表示装置。
  3. 前記閾値決定手段は、前記閾値候補のうちの少なくとも1つを変数とする関数に基づいて前記第3閾値を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の立体画像表示装置。
  4. 前記関数は、複数の閾値候補の大小を比較する演算を含むことを特徴とする請求項3に記載の立体画像表示装置。
  5. 前記関数は、複数の閾値候補のいずれかを第3閾値とすることを特徴とする請求項3に記載の立体画像表示装置。
  6. 前記閾値決定手段は、外部から入力される前記立体画像のパラメータのうちの少なくとも1つを変数とする関数によって前記第3閾値を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の立体画像表示装置。
  7. 複数の画像から構成される立体画像を表示するための立体画像表示装置であって、
    表示に関する時間を計測する表示時間計測手段と、
    前記立体画像の立体強度に基づいて累積強度を算出する累積強度算出手段と、
    立体画像表示装置の内部において設定された第1閾値と前記表示時間計測手段により計測された時間との比較結果に基づいて出力される第1の出力信号と、外部から入力された第2閾値と前記累積強度算出手段により算出された累積強度との比較結果に基づいて出力される第2の信号と、に基づいて前記立体画像の表示に関する制御を行う表示制御手段と
    を有することを特徴とする立体画像表示装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記第1の信号と前記第2の信号とのうち少なくとも一方が出力された場合に、前記立体画像の表示方法を切り替える制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の立体画像表示装置。
  9. 前記表示制御手段は、予め設定可能な規則に基づいて、前記第1の出力信号又は前記第2の出力信号のいずれを受けた場合に立体画像の表示に関する制御を行うかを決定することを特徴とする請求項7に記載の立体画像表示装置。
  10. 前記表示制御手段は、外部から入力される前記立体画像のパラメータのうち少なくとも1つを変数とする関数に基づいて、前記第1の出力信号又は前記第2の出力信号のいずれを受けた場合に立体画像の表示に関する制御を行うかを決定することを特徴とする請求項7に記載の立体画像表示装置。
  11. 立体画像を表示するための立体画像表示装置であって、
    該立体画像表示装置の内部において設定された第1閾値候補と、外部から入力される第2閾値候補と、に基づいて第3閾値を決定する閾値決定手段と、
    前記第3閾値に基づいて立体表示に関する表示を制御する立体表示制御手段とを有することを特徴とする立体画像表示装置。
JP2003113371A 2003-04-17 2003-04-17 立体画像表示装置 Pending JP2004320559A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003113371A JP2004320559A (ja) 2003-04-17 2003-04-17 立体画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003113371A JP2004320559A (ja) 2003-04-17 2003-04-17 立体画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004320559A true JP2004320559A (ja) 2004-11-11

Family

ID=33473332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003113371A Pending JP2004320559A (ja) 2003-04-17 2003-04-17 立体画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004320559A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103804A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Sharp Corp 立体画像検索装置
JP2008109267A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Sharp Corp 立体画像生成装置及び立体画像復号装置
JP2010288234A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Sony Corp 受信装置、送信装置、通信システム、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造
CN101964917A (zh) * 2009-07-21 2011-02-02 富士胶片株式会社 立体图像显示设备、方法、记录介质和图像拾取装置
JP2012147097A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Toshiba Corp 映像表示装置、映像表示方法
JP2012182741A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Nec Personal Computers Ltd 映像表示装置
JP2012213086A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Sharp Corp 立体画像表示装置及び立体視用眼鏡
JP2013205503A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Japan Display Inc 液晶表示装置
US8581968B2 (en) 2010-09-08 2013-11-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Notification system, shutter glasses, notification method

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103804A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Sharp Corp 立体画像検索装置
JP4751801B2 (ja) * 2006-10-17 2011-08-17 シャープ株式会社 立体画像検索装置
JP2008109267A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Sharp Corp 立体画像生成装置及び立体画像復号装置
JP2010288234A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Sony Corp 受信装置、送信装置、通信システム、表示制御方法、プログラム、及びデータ構造
TWI470993B (zh) * 2009-06-15 2015-01-21 Sony Corp 接收裝置,發射裝置,通訊系統,顯示控制方法,程式,及資料結構
CN101964917A (zh) * 2009-07-21 2011-02-02 富士胶片株式会社 立体图像显示设备、方法、记录介质和图像拾取装置
EP2280553A3 (en) * 2009-07-21 2012-06-13 FUJIFILM Corporation Steroscopic image display display apparatus, method, recording medium and image pickup apparatus
US8581968B2 (en) 2010-09-08 2013-11-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Notification system, shutter glasses, notification method
JP2012147097A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Toshiba Corp 映像表示装置、映像表示方法
JP2012182741A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Nec Personal Computers Ltd 映像表示装置
JP2012213086A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Sharp Corp 立体画像表示装置及び立体視用眼鏡
JP2013205503A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Japan Display Inc 液晶表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2332340B1 (en) A method of processing parallax information comprised in a signal
JP4879932B2 (ja) 立体画像表示方法及び立体画像伝送方法
KR20050053703A (ko) 입체화상 표시장치, 입체화상 기록장치 및 입체화상기록방법
TW201201569A (en) Display device
KR20130125777A (ko) 적응 시차를 갖는 3d 디스플레이를 위한 방법 및 시스템
EP2415273A1 (en) Image display device and method as well as program
JP2016530755A (ja) 位置の検知及び適応的な数のビューを伴うマルチビュー3次元ディスプレイシステム及び方法
WO2014122012A1 (en) System for generating intermediate view images
JP2004320559A (ja) 立体画像表示装置
EP2954674B1 (en) System for generating an intermediate view image
US8976171B2 (en) Depth estimation data generating apparatus, depth estimation data generating method, and depth estimation data generating program, and pseudo three-dimensional image generating apparatus, pseudo three-dimensional image generating method, and pseudo three-dimensional image generating program
JP2004207773A (ja) 立体画像表示装置、立体画像記録装置および立体画像記録方法
CN102986231B (zh) 立体图像显示装置、立体成像装置及方法
US20130162636A1 (en) Depth estimation data generating apparatus, depth estimation data generating method, and depth estimation data generating program, and pseudo three-dimensional image generating apparatus, pseudo three-dimensional image generating method, and pseudo three-dimensional image generating program
JP4713054B2 (ja) 立体画像表示装置、立体画像符号化装置、立体画像復号装置、立体画像記録方法及び立体画像伝送方法
JP2007318184A (ja) 立体画像生成装置及びその立体画像生成方法
US20130120370A1 (en) Method and apparatus for measuring asthenopia of three dimensional image
JP5926546B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
JP2004165710A (ja) 立体画像表示装置、立体画像記録方法及び立体画像伝送方法
JP5521991B2 (ja) 立体画像表示装置
JP2004165709A (ja) 立体画像表示装置、立体画像記録方法及び立体画像伝送方法
US9661314B2 (en) Apparatus and method for encoding/decoding multi-view images
JP5894249B2 (ja) 表示制御装置および方法並びにプログラム
JP5659285B2 (ja) 表示制御装置および方法並びにプログラム
TW202416709A (zh) 影像顯示方法與3d顯示系統

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080711

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080805