JP2004320100A - アレイ型スピーカ装置 - Google Patents

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Yuji Itabashi
祐司 板橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】高周波の音域や低周波の音域までの広帯域に亘り容易にスピーカユニットの配列方向の指向性を全体の感度を損なわずに狭くできるアレイ型スピーカ装置を提供すること。
【解決手段】本発明のアレイ型スピーカ装置は、長方形のスピーカボックス12と、スピーカボックス12に設けられライン状に配列された縦横の長さの異なる複数のスピーカユニット11とを備え、複数のスピーカユニット11は、長手方向が互いに平行に配置される構成とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピーカユニットをライン状に配列したアレイ型スピーカ装置に関し、特に、高周波の音域や低周波の音域までの広帯域に亘りスピーカユニットの配列方向の指向性を全体の感度を損なわずに容易に狭くできるアレイ型スピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のアレイ型スピーカ装置は、特定のエリアに強い音圧が得られる指向性を有し、例えば展覧会場のブースで説明を行なう場合や、隣り合う駅のホームで異なるアナウンスを行なう場合に、音声を聞き取り易くするために使用されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図4は、従来のアレイ型スピーカ装置の平面図と断面図を示す。
【0004】
図4に示すように、従来のアレイ型スピーカ装置30は、スピーカボックス32に複数個のスピーカユニット31がライン状に等間隔で配置され、音の狭指向性を得ている。
【0005】
このようにライン状にスピーカユニット31を配置した場合、スピーカボックス32の配列方向の指向性は狭くなり、特定のエリアで音声を聞き取り易くすることができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−225379号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたごとく、従来のアレイ型スピーカ装置30は、スピーカボックス32に複数個のスピーカユニット31がライン状に等間隔で配置され、音の狭指向性を得ている。
【0008】
しかしながら、従来のアレイ型スピーカ装置30は、スピーカユニット31のスピーカユニット間隔P3よりも音波の波長が短くなる高周波の音域では、サイドローブが発生し配列方向の指向性が広がるため、スピーカユニット31の口径により配列方向の指向性が左右されてしまうという性質を有する。高周波の音域においても狭い指向性を得るためには、口径の小さいスピーカユニット31を使用しスピーカユニット間隔P3を小さくしなければならず、そのため振動面積が減り全体の感度が下がるという問題があった。
【0009】
また、ピーカユニット31の配列方向の配列長P4が長い程、低周波の音域の指向性を狭くできるが、振動面積を維持して全体の感度が下がることなく低周波の音域において狭い指向性を得るためには、スピーカユニット31を増設しなければならず、構成が複雑となるという問題があった。
【0010】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、高周波の音域や低周波の音域までの広帯域に亘りスピーカユニットの配列方向の指向性を全体の感度を損なわずに容易に狭くできるアレイ型スピーカ装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のアレイ型スピーカ装置は、長方形のスピーカボックスと、前記スピーカボックスに設けられライン状に配列された縦横の長さの異なる複数のスピーカユニットとを備え、前記複数のスピーカユニットは、長手方向が互いに平行に配置される構成を有している。
【0012】
この構成により、スピーカユニット間隔を小さくして、高周波の音域までスピーカユニットの配列方向の指向性を全体の感度を損なわずに容易に狭くすることができる。
【0013】
また、前記複数のスピーカユニットは、中央部のスピーカユニット程再生音圧レベルを大きく再生する電気的な重み付けの設定を行う構成を有している。
【0014】
この構成により、さらに高周波の音域までスピーカユニットの配列方向の指向性を狭くすることができる。
【0015】
また、前記複数のスピーカユニットは、中央部のスピーカユニット程再生音圧レベルを大きく再生する電気的な重み付けの制御を行う構成を有している。
【0016】
この構成により、さらに高周波の音域までスピーカユニットの配列方向の指向性を狭くする調整を行うことができる。
【0017】
また、前記縦横の長さの異なるスピーカユニットは、長円形または長方形の形状とする構成を有している。
【0018】
この構成により、縦横の長さの異なるスピーカユニットに的確にすることができる。
【0019】
さらに、本発明のアレイ型スピーカ装置は、長方形のスピーカボックスと、前記スピーカボックスに設けられライン状に配列された縦横の長さの異なる複数のスピーカユニットとを備え、前記複数のスピーカユニットは、長手方向が互いに直線的に配置される構成を有している。
【0020】
この構成により、スピーカユニットの配列長を長くして、低周波の音域までスピーカユニットの配列方向の指向性を狭くでき、なおかつ振動面積を確保して全体の感度を損なわないようにすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0022】
図1は、本発明の第1の実施の形態のアレイ型スピーカ装置の平面図と断面図を示す。
【0023】
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態のアレイ型スピーカ装置10は、横の長さ11aと縦の長さ11bが異なる複数個のスピーカユニット11が、ライン状に等間隔で配置され、長方形のスピーカボックス12に取付けられている。スピーカユニット11は、横の長さ11aの方向の長手方向が互いに平行に配置されている。
【0024】
音源のスピーカユニット11のスピーカユニット間隔P1が小さいほど、高周波の音域まで線音源理論が成り立ち、高周波の音域までスピーカユニットの配列方向の指向性を狭くできるが、以上のように構成された本発明の第1の実施の形態のアレイ型スピーカ装置10は、横の長さ11aと縦の長さ11bが異なる複数個のスピーカユニット11が横の長さ11aの長手方向を平行にされライン状に等間隔で配置されるため、振動面積を確保または大きくしてスピーカユニット11のスピーカユニット間隔P1を小さくでき、高周波の音域までスピーカユニットの配列方向の指向性を狭くすることができる。
【0025】
なお、図1では、本発明の第1の実施の形態のアレイ型スピーカ装置10は、スピーカユニット11が縦方向に等間隔でスピーカボックス12に配置されているが、そのままスピーカボックス12を倒し横向きにして使用することもできる。
【0026】
また、縦横の長さが異なるスピーカユニット11は、長円形や長方形の形状にすることもできる。
【0027】
以上のように、本発明の第1の実施の形態のアレイ型スピーカ装置10は、縦横の長さが異なる複数個のスピーカユニット11をライン状に長手方向を平行にして等間隔で配置することによって、高周波の音域まで容易にスピーカユニットの配列方向の指向性を全体の感度を損なわずに狭くすることができる。
【0028】
図2は、本発明の本発明の第1の実施の形態のアレイ型スピーカ装置で使用されるブロック回路図を示す。
【0029】
図2に示すように、本発明の本発明の第1の実施の形態のアレイ型スピーカ装置10で使用されるブロック回路は、端子17に入力する音声信号を増幅する出力アンプ16と、出力アンプ16と複数のスピーカユニット11との間にそれぞれ挿入される複数のアッテネータ15とで構成されている。
【0030】
複数のアッテネータ15は、出力アンプ16よりの音声信号を減衰し中央部のスピーカユニット11の音圧が最大となるように設定されている。そのため、中央部のスピーカユニット11程再生音圧レベルを大きく再生するよう電気的な重み付けが行われており、スピーカユニット11の配列方向の指向性をさらに狭く設定することもできる。
【0031】
また、複数のアッテネータ15の調整を行い、重み付けを変える制御部(図示せず)を設け、自在にスピーカユニット11の配列方向の指向性を制御することもできる。
【0032】
図3は、本発明の第2の実施の形態のアレイ型スピーカ装置の平面図と断面図を示す。
【0033】
図3に示すように、本発明の第2の実施の形態のアレイ型スピーカ装置20は、縦横の長さが異なる複数個のスピーカユニット21が、ライン状に等間隔で配置され、長方形のスピーカボックス22に取付けられている。スピーカユニット21は、長手方向が同一方向にされ互いに直線的に配置されている。
【0034】
音源のスピーカユニット21の配列長P2が長いほど、低域まで線音源理論が成り立ち、低周波の音域までスピーカユニットの配列方向の指向性を狭くできるが、以上のように構成された本発明の第2の実施の形態のアレイ型スピーカ装置20は、縦横の長さが異なる複数個のスピーカユニット21の長手方向が同一方向にされ互いに直線的に等間隔で配置されているため、振動面積を確保または大きくしてスピーカユニット21の配列長P2を長くでき、低周波の音域までスピーカユニットの配列方向の指向性を狭くすることができる。
【0035】
なお、図3では、本発明の第2の実施の形態のアレイ型スピーカ装置20は、スピーカユニット21が縦方向に等間隔でスピーカボックス22に配置されているが、そのままスピーカボックス22を倒し横向きにして使用することもできる。
【0036】
さらに、本発明の第2の実施の形態のアレイ型スピーカ装置20でも、縦横の長さが異なるスピーカユニット21は、長円形や長方形の形状にすることができる。
【0037】
以上のように、本発明の第2の実施の形態のアレイ型スピーカ装置20は、縦横の長さが異なる複数個のスピーカユニット21の長手方向を同一方向にして互いに直線的に等間隔で配置することによって、低周波の音域まで容易にスピーカユニットの配列方向の指向性を全体の感度を損なわずに狭くすることができる。また、スピーカユニット21の長手方向を縦方向に配置するため、スピーカボックス22の幅20Wも細く設定することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、スピーカユニット間隔を小さくして、高周波の音域までスピーカユニットの配列方向の指向性を全体の感度を損なわずに容易に狭くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のアレイ型スピーカ装置の平面図と断面図
【図2】本発明の本発明の第1の実施の形態のアレイ型スピーカ装置で使用されるブロック回路図
【図3】本発明の第2の実施の形態のアレイ型スピーカ装置の平面図と断面図
【図4】従来のアレイ型スピーカ装置の平面図と断面図
【符号の説明】
10 本発明の第1の実施の形態のアレイ型スピーカ装置
11、21 スピーカユニット
11a スピーカユニットの横の長さ
11b スピーカユニットの縦の長さ
12、22 スピーカボックス
15 アッテネータ
16 出力アンプ
17 端子
20 本発明の第2の実施の形態のアレイ型スピーカ装置
P1 スピーカユニット間隔
P2 配列長

Claims (5)

  1. 長方形のスピーカボックスと、前記スピーカボックスに設けられライン状に配列された縦横の長さの異なる複数のスピーカユニットとを備え、前記複数のスピーカユニットは、長手方向が互いに平行に配置されることを特徴とするアレイ型スピーカ装置。
  2. 前記複数のスピーカユニットは、中央部のスピーカユニット程再生音圧レベルを大きく再生する電気的な重み付けの設定を行うことを特徴とする請求項1に記載のアレイ型スピーカ装置。
  3. 前記複数のスピーカユニットは、中央部のスピーカユニット程再生音圧レベルを大きく再生する電気的な重み付けの制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のアレイ型スピーカ装置。
  4. 前記縦横の長さの異なるスピーカユニットは、長円形または長方形の形状とすることを特徴とする請求項1に記載のアレイ型スピーカ装置。
  5. 長方形のスピーカボックスと、前記スピーカボックスに設けられライン状に配列された縦横の長さの異なる複数のスピーカユニットとを備え、前記複数のスピーカユニットは、長手方向が互いに直線的に配置されることを特徴とするアレイ型スピーカ装置。
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