JP2004319468A - 蛍光ランプおよび照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 保護膜および蛍光体層を形成した後にガラスバルブの曲げ加工を行なう際の保護膜の剥がれやクラック(ひび割れ)が生じにくい蛍光ランプを提供する。
【解決手段】
蛍光ランプは、曲げ加工により非直管形状に形成されたガラスバルブからなる透光性放電容器と;平均粒径が1μm以上の高反射特性を有する非発光物質粒子を主成分として透光性放電容器の曲げ加工前にその内面に形成された保護膜と;融点が900℃以下の結着剤を3.0〜5.0質量%添加して保護膜の表面側に透光性放電容器の曲げ加工前に形成された蛍光体層と;透光性放電容器の内部に放電を生起するように配設された一対の電極と;透光性放電容器の内部に封入された放電媒体と;を具備していることを特徴とする。保護膜2を構成する平均粒径が1μm以上の非発光物質粒子に融点が900℃以下の結着剤を保護膜2に所定量%添加しているので、光出力が低下すること無く保護膜2の強度を向上させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、蛍光体層を形成した後に曲げ加工により非直管状に形成された蛍光ランプおよびこれを用いた照明装置に関する。
従来の環形蛍光ランプは、まず直管状のガラスバルブの内面に蛍光体層が形成され、次にガラスバルブの両端に一対の電極を封着した後に曲げ加工を行なって環形に成形し、さらにガラスバルブの内部を排気してから水銀およびアルゴンを封入することによって製作される。この種の環形蛍光ランプは、曲げ加工前のガラスバルブに保護膜をガラスバルブの内面に形成し、その上に蛍光体層を形成するのが一般的である。この保護膜は、紫外線照射により、ガラスバルブ中のアルカリ成分(主にナトリウム)が移動してバルブ表面に析出するという、いわゆるガラスのソーラリゼーションによって蛍光体が劣化したりするのを抑制するために形成される。すなわち、この保護膜によってバルブ表面に析出したアルカリ成分と蛍光体または水銀との間を遮断し、これらの反応を防止しようとするものである。そして、この場合の保護膜には、超微粒子状のγアルミナや酸化亜鉛および酸化チタンの混合体などの懸濁液をガラスバルブの内面に塗布し、焼成して形成している。
蛍光ランプの保護膜の反射率を向上させるために、粒径0.1〜2.0μmのαアルミナ等の高反射率材料を保護膜に使用することが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術によれば、αアルミナ粒子とγアルミナ微粒子とを所定比率で混合した保護膜を使用することで、保護膜の紫外線反射特性が向上し、高い光出力が得られると説明されている。
一方、比較的低コストで製造性にも優れたリン酸ストロンチウム(Sr)を主成分とする保護膜を用いた蛍光ランプが知られている(例えば、特許文献2参照)。この従来技術のリン酸ストロンチウム粒子は、平均粒径が1μm以上の高反射特性を有する非発光物質粒子であると説明されている。
特開平9−167595号公報 特開2004−6185号公報
上記特許文献1および2に記載されている従来技術の保護膜は、ガラスバルブに曲げ加工前に形成した場合でも、曲げ加工によるクラック(ひび割れ)が生じにくいことがわかった。
しかし、保護膜の表面側(放電空間側)に形成される蛍光体層は、曲げ加工の際、主としてガラスが伸びた部分に蛍光体膜の剥がれ現象が発生しやすかった。このため、外観不良になるという問題があり、蛍光体層の強度を向上させる必要があった。
また、保護膜にピンホール状の剥がれやクラック(ひび割れ)が生じた場合には、その部分は蛍光体または放電空間側にガラスバルブ内面が露出することになるため、アルカリ成分と蛍光体または水銀とが反応して着色化してしまうという不具合が生じやすい。この水銀との反応による着色化現象を抑制するために、保護膜の強度を一層向上させる必要がある。
本発明は、保護膜および蛍光体層を形成した後にガラスバルブの曲げ加工を行なう際の蛍光体層または保護膜の剥がれやクラック(ひび割れ)が生じにくい蛍光ランプおよびこれを用いた照明装置を提供することを目的とする。
請求項1の蛍光ランプは、曲げ加工により非直管形状に形成されたガラスバルブからなる透光性放電容器と;平均粒径が1μm以上の高反射特性を有する非発光物質粒子を主成分として透光性放電容器の曲げ加工前にその内面に形成された保護膜と;融点が900℃以下の結着剤を3.0〜5.0質量%添加して保護膜の表面側に透光性放電容器の曲げ加工前に形成された蛍光体層と;透光性放電容器の内部に放電を生起するように配設された一対の電極と;透光性放電容器の内部に封入された放電媒体と;を具備していることを特徴とする。
透光性放電容器は、ガラスバルブの両端をたとえばステムなどの封止部材を用いて封止するか、または封止部材を用いないでピンチシールなどによって直接封止することにより形成される。ステムを用いる場合、フレアステム、ビードステム、ボタンステムなどの既知のステム構造を採用することができる。
ガラスバルブは、保護膜および蛍光体層を配設した後に曲げ加工を施すことにより、非直管状に形成される。なお、「非直管状」とは、直管状ではないことを意味し、たとえば湾曲管または屈曲管などの形状である。たとえば環形、U字形、半円形、四角形、二重環形など種々の形状になっていることを許容する。
透光性放電容器のガラスバルブの材質は、気密性、加工性および耐火性を備えていれば特に制限されないが、一般的にはこの種蛍光ランプに用いられている軟質ガラスが加工性および経済性などの理由で好適である。軟質ガラスには、鉛ガラスやソーダライムガラスがあるが、そのいずれでもよい。環境対応としては、ソーダライムガラスが望ましい。しかし、加工性などの点から、ソーダライムガラスと鉛ガラスを併用することができる。たとえば、最もガラスの使用量の多いバルブの部分をソーダライムガラスで形成し、ステムの部分を鉛ガラスで形成することができる。
保護膜は、透光性放電容器を構成するガラスから析出するアルカリ成分による蛍光体の劣化や水銀との反応を抑制するものである。
保護膜は、高反射率特性を有する非発光物質粒子を主体として構成されている。非発光物質粒子の平均粒径が1μm以上であると、ガラスバルブの曲げ加工による保護膜の剥がれやクラック(ひび割れ)が発生しにくくなることが分かった。
従来の保護膜を構成するγアルミナ等の微粒子は、平均粒径が10nm程度の超微粒子であるが、これに比べて本発明の保護膜を構成する非発光物質粒子の平均粒径が1μm以上と極めて大きいものである。なお、非発光物質粒子の平均粒径が1μm未満であると、ガラスバルブの曲げ加工によって保護膜の剥がれやクラックが発生しやすくなる傾向が見られるので不可である。これは、平均粒径が小さくなるほど粒子間の結合力が増大し、曲げ加工時のガラスバルブの伸びに追従して保護膜が伸びようとせず、保護膜に加わる引張り力により局部的に大きなクラックが発生する割合が多くなるためと考えられる。このため、非発光物質粒子の平均粒径を1μm以上とすれば、粒子間の結合力が適度に抑えられて引張り力が加わる部分の保護膜にクラックが発生したとしても比較的小さなクラックが分散して均等に発生する傾向が高くなり、外観上目立ちにくいクラック(ひび割れ)にすることができる。このようなクラック(ひび割れ)は、蛍光ランプの保護膜に求められるひび割れ発生の程度としては十分満足できるレベルであった。
また、この非発光物質粒子の平均粒径が1μm未満であると、非発光物質粒子の比表面積が大きくなるため、吸着ガスが多くなって透光性放電容器内部の排気が困難になる。保護膜は、透光性放電容器の内面側のほぼ全体にわたり配設されているので、比表面積の大きさの変化に伴う排気の困難性のわずかな差は特に重大な問題となる。
非発光物質粒子の好ましい平均粒径は、2〜20μmである。また、好適には3〜15μmであり、さらに好適には5〜15μm、最適にはほぼ5〜10μm程度である。さらに、所要に応じて、平均粒径0.01〜0.02μm程度のγアルミナを保護膜中に微量すなわち1〜3質量%程度まで含有させることができる。この場合、γアルミナを保護膜の結着剤として作用させてもよい。なお、本発明において、平均粒径は、「コールター マルチサイザー(Coulter Multisizer)によるものとする。
非発光物質粒子は、平均粒径を1μm以上としたときの粒子の粉末体または膜状に形成したときの波長200〜800nmの範囲における各波長の反射率が硫酸バリウムのそれに比べて95%以上である物質と定義される。この反射率の測定は、EASTMAN KODAK COMPANY製の「WHITE REFLECTANCE STANDARD」を標準物質として使用し、この標準物質を深さ4mmの容器に入れた状態で測定した。非発光物質粒子として好ましい物質は、ピロリン酸ストロンチウム(Sr)を主成分とするものであるが、本発明の作用効果上はこの物質には限られない。たとえばα形の酸化アルミニウム(Al)などの粒子を使用することも可能である。また、リン酸ストロンチウムおよびα形の酸化アルミニウムに相当する高反射率特性を有する上記粒径の非発光物質(例えば、ピロリン酸カルシウム(Ca)、硫酸バリウムなど)の粒子を適宜選択して、またはそれらを組み合わせて用いることができる。
また、保護膜は、その膜厚が3〜25μmの範囲内であることが好ましい。この膜厚範囲内では、ガラスバルブの曲げ加工による保護膜の剥がれやクラックが生じにくいばかりでなく、全光束を所要の範囲内に維持しながら蛍光体の使用量を低減する効果を奏することができる。これに対して、膜厚が3μm未満になると、蛍光ランプの内部が透けて見えるようになるので、不可である。また、膜厚が25μm以上になると、可視光透過率が低下して全光束の向上が得られなくなる。
蛍光体層に用いる蛍光体は、その平均粒径が2〜10μm、好適には5μm±2μm、最適には5μm±1μmを用いることができる。なお、蛍光体の平均粒径は、高反射率の非発光物質粒子におけると同様にコールター マルチサイザー(Coulter Multisizer)によるものである。
蛍光体層には、融点が900℃以下の結着剤が3.0〜5.0質量%添加される。この結着剤によれば、融点が900℃以下と低いため、ガラスバルブの曲げ加工時に結着剤が溶融してガラス化し、蛍光体粒子間を強固に結着するので、蛍光体層の強度を向上させることができる。この効果は、融点が900℃以下の結着剤を3.0質量%以上添加することにより得られ、効果を確実にするためには、3.5質量%以上とするのが好ましい。
この結着剤の融点は、ガラスバルブの曲げ加工時の温度以下であれば発明の作用効果が発揮されるので、500〜700℃の範囲のものを選定することが好ましい。なお、このような低融点の結着剤は、その全てが溶融するする必要は無く、蛍光体粒子間を強固に結着する程度に部分的に溶融していればよい。
また、一般に結着剤の含有量が多くなるとバルブ曲成時にガラス化した結着剤がバルブ内面に蛍光体粒子とともにバルブ内面に入り込みやすくなり、バルブ内面に入り込んだ蛍光体粒子が劣化することから光出力が低下するという問題があった。したがって、従来はB23等を有する融点が900℃以下の結着剤の含有量を3.0質量%未満としていた。しかし、本願発明では、平均粒径が1μm以上の非発光物質粒子を主体とした保護膜が形成されているので、ガラス化した結着剤がバルブ内面に蛍光体粒子とともに入り込みにくく、結着剤の含有量を3.0質量%以上としても光出力の低下を抑制することができる。
また、融点が900℃以下の結着剤が過度に多くなると、結着剤の光吸収または光遮断作用による光出力の低下が顕著に表れるため、その含有量は5.0質量%以下とする必要があり、光出力の低下をより確実に防ぐためには、4.5質量%以下とするのが好ましい。なお、結着剤の含有率は、蛍光体層全質量あたりの百分率を意味する。
融点が900℃以下の結着剤としては、ボレートに含まれる酸化ホウ素(B23)や硝酸バリウム、硝酸ランタン等があげられるが、本発明の性質上これらの物質には限られない。蛍光体粒子との反応が問題なければ、融点815℃の硼酸カリウム(K2O・2B2O・5H2O)、融点807℃の燐酸カリウム(KPO3)、融点628℃の燐酸ナトリウム(NaPO3)等であってもよい。
本発明においては、保護膜を構成する非発光物質粒子の平均粒径が1μm以上であるため、保護膜および蛍光体層を配設した後にガラスバルブを曲げ加工して非直管状の透光性放電容器を形成する際に、保護膜に剥がれやクラックが生じにくくなる。また、保護膜上に形成される蛍光体層には、融点が900℃以下の結着剤を3.0〜5.0質量%添加しているので、光出力が低下すること無く蛍光体層の強度を向上させることができる。
請求項2の蛍光ランプは、曲げ加工により非直管形状に形成されたガラスバルブからなる透光性放電容器と;平均粒径が1μm以上の高反射特性を有する非発光物質粒子を主成分とし、融点が900℃以下の結着剤を0.1〜2.0質量%添加して透光性放電容器の曲げ加工前にその内面に形成された保護膜と;保護膜の表面側に透光性放電容器の曲げ加工前に形成されたおよび蛍光体層と;透光性放電容器の内部に放電を生起するように配設された一対の電極と;透光性放電容器の内部に封入された放電媒体と;を具備していることを特徴とする。
保護膜を構成する非発光物質粒子に融点が900℃以下の結着剤を0.1〜2.0質量%添加すると、結着剤の融点が900℃以下と低いため、ガラスバルブの曲げ加工時に結着剤が溶融してガラス化し、非発光物質粒子間を強固に結着するので、保護膜の強度を向上させることができる。この効果は、融点が900℃以下の結着剤を0.1質量%以上添加することにより得られ、効果を確実にするためには、0.5質量%以上とするのが好ましい。また、結着剤を過度に添加すると、結着剤の光吸収または光遮断作用によって可視光透過率が減少するなどの不具合によって光出力が低下するため、融点が900℃以下の結着剤は2.0質量%以下とする必要があり、光出力の低下をより確実に防ぐためには、1.5質量%以下とするのが好ましい。なお、融点が900℃以下の結着剤の含有率は、保護膜全質量あたりの百分率を意味する。
融点が900℃以下の結着剤としては、ボレートに含まれる酸化ホウ素(B23)や硝酸バリウム、硝酸ランタン等があげられるが、本発明の性質上これらの物質には限られない。蛍光体粒子との反応が問題なければ、融点815℃の硼酸カリウム(K2O・2B2O・5H2O)、融点807℃の燐酸カリウム(KPO3)、融点628℃の燐酸ナトリウム(NaPO3)等であってもよい。
この結着剤の融点は、ガラスバルブの曲げ加工時の温度以下であれば発明の作用効果が発揮されるので、500〜700℃の範囲のものを選定することが好ましい。なお、このような低融点の結着剤は、その全てが溶融するする必要は無く、非発光物質粒子間を強固に結着する程度に部分的に溶融していればよい。
本発明においては、保護膜を構成する非発光物質粒子の平均粒径が1μm以上であるため、保護膜および蛍光体層を配設した後にガラスバルブを曲げ加工して非直管状の透光性放電容器を形成する際に、保護膜に剥がれやクラックが生じにくくなる。また、非発光物質粒子に融点が900℃以下の結着剤を0.1〜2.0質量%添加しているので、光出力が低下すること無く保護膜の強度を向上させることができる。
請求項3は、請求項1または2記載の蛍光ランプにおいて、融点が900℃以下の結着剤は、(BaO・CaO・B23)を主成分とするボレートであり、Caの含有量が保護膜に対して0.5質量%以下であることを特徴とする。
本請求項では、結着剤の最適な組成を規定している。バリウム・カルシウムボレートは比較的安価に入手可能であり、取扱いも容易であるので、請求項1または2の蛍光ランプに使用する結着剤として最適である。バリウム・カルシウムボレートは、保護膜に対し、3.5〜6.0質量%添加するのが好ましい。
また、ボレートは、Ca(ピロリン酸カルシウム)からなる結着剤を混合して使用することが多いが、Caは曲げ加工を行うガラスバルブに形成される被膜の強度向上にはあまり影響しないので、その使用量は保護膜に対して0.5質量%以下とし、可能であればCaは添加しなくてもよい。
請求項4は、請求項1ないし3いずれか一記載の蛍光ランプにおいて、保護膜は、γアルミナ微粒子を10〜50質量%含有していることを特徴とする。
本発明は、好適な保護膜材料の組合わせを規定している。γアルミナ微粒子は、高反射特性を有する非発光物質粒子と同様に高反射性の非発光物質粒子であり、γアルミナ微粒子で形成された保護膜は、条件次第ではあるが、高反射特性を有する非発光物質粒子を100%とした保護膜よりも紫外線反射特性が高くなる。
しかし、γアルミナ微粒子は、平均粒径0.01〜0.02μmの超微粒子であるので、非発光物質粒子の比表面積が大きくなり、前述したように吸着ガスが多くなって透光性放電容器内部の排気が困難になってしまう。そこで、本発明では、γアルミナ微粒子の高反射率特性を利用しつつ、非発光物質粒子の比表面積が排気に影響しない値以下になるように、高反射特性を有する非発光物質粒子との最適な混合比率を規定した。γアルミナ微粒子が10質量%未満だと、保護膜の紫外線反射特性が顕著に向上しない。より確実にするためには、20質量%以上とするのが好ましい。γアルミナ微粒子を過度に添加すると保護膜全体の比表面積が大きくなって吸着ガスの増加に伴い排気時間を長くする必要があるので、γアルミナ微粒子は60質量%以下とする必要があり、50質量%以下とするのがより好ましい。なお、γアルミナ微粒子の含有率は、保護膜全質量あたりの百分率を意味する。
請求項4の発明によれば、保護膜にγアルミナ微粒子を10〜50質量%含有しているので、保護膜の紫外線反射特性が向上し、排気も容易に行うことができる。
請求項5の照明装置は、照明装置本体と;照明装置本体に支持された請求項1ないし4いずれか一記載の蛍光ランプと;蛍光ランプを付勢する点灯装置と;を具備していることを特徴とする。
本発明において、「照明装置」とは、蛍光ランプの発光を何らかの目的で用いるあらゆる装置を含む広い概念である。照明装置を例示すれば、照明器具、直下式バックライト装置、表示装置および標識灯装置などである。また、照明器具は、家庭用の照明器具に好適であるが、これに限定されるものではなく、店舗用照明器具、オフィス用照明器具、屋外用照明器具などにも適応する。
本発明の蛍光ランプは、融点が900℃以下の結着剤を平均粒径が1μm以上の高反射率特性を有する非発光物質粒子を主成分とする保護膜または蛍光体層に所定量添加しているので、光出力が低下すること無く保護膜または蛍光体層の強度を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は第1実施形態の蛍光ランプの一実施形態を示す一部切欠正面図、図2は同じく管端部の拡大側面断面図である。各図において、1は透光性放電容器、2は保護膜、3は蛍光体層、4、4は一対の電極、5、5は内部導入線、6、6は外部導入線、7は口金である。本実施形態の蛍光ランプは、環形蛍光ランプである。なお、図2は透光性放電容器1の屈曲加工前の非排気側端部を拡大して示したものである。
透光性放電容器1は、ガラスバルブ1aおよび一対のフレアステム1b、1bからなる。ガラスバルブ1aは、ソーダライムガラスからなる。一対のフレアステム1bは、ガラスバルブ1aの両端に封着されて、透光性放電容器1の封止部を形成している。すなわち、フレアステム1bのフレア1b2は、バルブ1aの両端に封止されて気密な透光性放電容器1を形成する。なお、透光性放電容器1の両端の封止部には、ガラスバルブを加熱軟化状態において金型を用いて封止部を成形することによって形成されたモールド部1a1が形成されている。このモールド部1a1は、透光性放電容器1を非直管形状、すなわち本実施形態の場合には円環状に整形する際のチャック部として寄与する。
また、フレアステム1bは、排気管1b1およびフレア1b2を備えるとともに、一対の内部導入線5および外部導入線6を封着して備えている。排気管1b1は、基端がチップオフされているとともに、先端が透光性放電容器1内に連通している。内部導入線5および外部導入線6は、フレアステム1bの内部でジュメット線を介して接続し、フレアステムに対して気密性を維持している。なお、図2に示す排気管1b1は、透光性放電容器1の排気、封入には使用されず、透光性放電容器1の内外に圧力差がない状態のときに予め封止切られている。図示していない透光性放電容器1の他端における排気管が透光性放電容器1の曲げ加工後に封入、排気用に使用される。
一方、透光性放電容器1の内部には放電媒体が封入されている。放電媒体はイオン化媒体とも呼ばれるものであり、適量の液体水銀および330Paのアルゴンからなる。
放電媒体は、低圧水銀蒸気放電または低圧希ガス放電を行わせるための媒体として封入する。前者の場合、水銀および希ガスを含むものとする。水銀は、液体水銀を封入するか、または液体水銀にほぼ近い水銀蒸気圧特性を示すアマルガム、たとえばZn−HgやTi−Hg系のアマルガムとして封入することができる。また、後者の場合、希ガスたとえばキセノンまたはキセノンを主体として要すればネオン、アルゴンなどを混合して、適当圧力封入する。
保護膜2は、透光性放電容器1の内面に、両端の封止部を除く残余の部分のほぼ全体にわたり平均膜厚が約10μmで形成されている。保護膜2は、高反射率の非発光物質粒子として平均粒径約5μmのピロリン酸ストロンチウム(Sr)粒子および平均粒径10〜20nmのγアルミナ微粒子を主体としている。リン酸ストロンチウム粒子およびγアルミナ微粒子の混合比率は4:1である。このような構成の保護膜2により、光出力を低下させること無く保護膜2の強度を向上させることができる。保護膜2に結着剤としても機能するγアルミナ微粒子が添加されているので、水溶性バインダーを用いた分散液により塗布することが可能であるが、必要に応じてバリウム・カルシウムボレート(BaO・CaO・B23)からなる結着剤を適宜添加してもよい。
保護膜2は、その紫外線の反射率が高いので、蛍光体層3から出力された光が効率よくバルブ外に放射される。また蛍光体層3を透過して保護膜に入射した紫外線が保護膜2で反射して再び蛍光体層3に戻るために、蛍光体の励起に寄与する確立が高くなる。そして、蛍光体層3で発生した可視光は、波長が大きいので保護膜2を透過しやすく、透光性放電容器1の外部へ出て照明に寄与する。このため、蛍光体層3の蛍光体の単位使用量当たりの発光効率が向上する。したがって、要すれば、蛍光体層3を薄くして蛍光体の使用量を低減しても、所要の全光束を有する蛍光ランプを提供することができる。
また、保護膜2を構成している高反射性の非発光物質粒子は、その平均粒径が1μm以上のため、透光性放電容器1の内面のほぼ全体にわたり保護膜2が配設されていることによって、使用量が多いにもかかわらず、比表面積が相対的に小さいので、排気が容易である。このため、透光性放電容器1の排気が蛍光ランプの量産性を阻害するようなことはない。
さらにまた、保護膜2は、透光性放電容器を構成するガラスから析出するアルカリ成分による蛍光体の劣化や水銀との反応を抑制するという保護膜本来の作用をも奏する。
蛍光体層3は、平均粒径が約1〜5μmの3波長発光形蛍光体粒子を主成分とし、バリウム・カルシウムボレート(BaO・CaO・B23)を融点が900℃以下の結着剤として約4.0質量%添加した構成で、その膜厚が平均で約10μmで、保護膜2の内面に配設されている。
蛍光体層3は、放電により放射する紫外線の照射を受けて励起されて波長の長い放射、一般的には可視光を生じさせるための手段である。用いる蛍光体は、上記組成や特定の混合比などに限定されない。たとえば、ハロリン酸系の蛍光体および3波長発光形の蛍光体などを適宜選択して用いることができる。特に後者は、高い発光効率と高い演色性とが得られることから、近時多用されている。そして、白色発光を得る場合には、3波長発光形の赤色発光蛍光体、緑色発光蛍光体および青色発光蛍光体のそれぞれの蛍光体粒子を混合して加法混色により白色発光を生じるように構成される。しかし、単色系の発光色を得るために、加法混色を用いないで、上記単色発光蛍光体を単独で用いることも許容される。
3波長発光形の赤色発光蛍光体としては、たとえばユーロピウム付活酸化イットリウム蛍光体(Y:Eu、通称「YOX」)などを用いることができる。同じく緑色発光蛍光体としては、たとえばセリウム、テルビウム付活リン酸ランタン(LaPO:Ce、Tb)やテルビウム付活セリウム・テルビウム・マグネシウム・アルミニウム蛍光体((CeTb)MgAl1119:Tb、通称「CAT」)などを用いることができる。また、同じく青色発光蛍光体としては、たとえばユーロピウム付活ストロンチウムリン酸塩蛍光体(Sr(POCl:Eu)、ユーロピウム付活ストロンチウムリン酸塩蛍光体、ユーロピウム付活ストロンチウム・バリウム・カルシウムリン酸塩蛍光体((SrCaBa)(POCl:Eu、通称「アパタイト」)およびユーロピウム付活バリウム・マグネシウム・アルミニウム蛍光体(BaMgAl1627:Eu、通称「BAM」)などを用いることができる。
一対の電極4、4は、いずれも2重コイル形または3重コイル形のタングステン線フィラメントに電子放射性物質を塗布してなり、その両端を透光性放電容器を気密に貫通する一対の内部導入線5の先端部に継線されている。
なお、一対の電極4、4は、透光性放電容器1の内部に放電を生起するように透光性放電容器1内の両端側に封装して、それらの間で低圧水銀蒸気放電を生起させるものであればよい。また、電極は、フィラメント電極、セラミックス電極、冷陰極など既知の電極を用いることができる。
口金7は、合成樹脂製の2つ割り形成形品に4個の口金ピン7aを備えてなる構造である。そして、透光性放電容器1の両端間をブリッジし、かつ、両側から透光性放電容器1の両端部を挟持することによって、透光性放電容器1に装着されている。
透光性放電容器1の曲げ加工は、以下の要領で行なわれる。すなわち、直管状のガラスバルブの内面に保護膜2および蛍光体層3を重ねて形成した後、ガラスバルブの両端にそれぞれ電極4をマウントした一対のフレアステム1bを封着して封止部を形成し、次に封止部を加熱軟化状態で整形してモールド部1a1を形成しながら直管状の透光性放電容器1を製作する。その後、透光性放電容器1の全体を加熱軟化させてから、その一端のモールド部1a1をチャックして、透光性放電容器1を垂下させ、他方のモールド部1a1をドラム状の型枠に固定する。そして、型枠を回転させながら透光性放電容器1を巻き取ることにより、透光性放電容器1の曲げ加工が行なわれて、透光性放電容器1は、環状に整形される。
以上説明した第1の実施形態の蛍光ランプをボレートの添加量を変えて10本ずつ実施例として試作し、比較例とともに蛍光体層の剥がれとクラックとについて目視により検査した。試作した蛍光ランプは、いずれも型名が「FCL30EX−D/28」である。比較例は、蛍光体層に添加するボレートが2.0質量%、Ca(カルシウムパイロ)が1.0質量%である。これに対し、実施例1ないし3は、蛍光体層に添加するボレートおよびCaがそれぞれ3.0質量%および1.0質量%、3.0質量%および0.5質量%、4.0質量%および0質量%である。この実験結果を表1に示す。
Figure 2004319468
表1に示されているように、実施例および比較例の蛍光ランプの光出力はほぼ同等であったが、比較例1の蛍光ランプは、10本中8本に保護膜のひび割れや剥がれが発生し、膜強度が不可(×)であった。また、実施例1では、Caが1質量%と多いことからピンホールが目視で一部確認されたため、外観の評価を△とした。これに対し、実施例2および3の蛍光ランプは、保護膜のひび割れや剥がれ、ピンホールが10本全て確認されなかった。また、比較例2の蛍光ランプは、ボレートの添加量が6.0質量%であり、酸化ホウ素(B23)の添加量も5.0全質量%を超えるので光束が2070lm(ルーメン)を下回り、光出力が低下し過ぎるので不可である。
次に、本発明の第2の実施形態の蛍光ランプについて説明する。第2実施形態は、第1実施形態の保護膜2および蛍光体層3に添加されている結着剤のみが相違するものであり、その他の点については第1実施形態と同一構成であるため、同一部分の構成について説明及び図示は省略する。
第2実施形態の保護膜2は、高反射率の非発光物質粒子として平均粒径約5μmのリン酸ストロンチウム(Sr)粒子および平均粒径10〜20nmのγアルミナ微粒子を主体とし、バリウム・カルシウムボレート(BaO・CaO・B23)からなる融点が900℃以下の結着剤を約1.5質量%添加している。リン酸ストロンチウム粒子およびγアルミナ微粒子の混合比率は4:1である。このような構成の保護膜2により、光出力を低下させること無く保護膜2の強度を向上させることができる。
蛍光体層3は、平均粒径が約1〜5μmの3波長発光形蛍光体粒子を主成分とし、平均粒径10〜20nmのγアルミナを約1.0質量%添加した構成で、その膜厚が平均約10μmであり、保護膜2の内面に配設されている。
以上説明した第2実施形態の蛍光ランプをそれぞれ50本試作して、比較例とともに保護膜2の剥がれとクラックとについて目視により検査した。比較例は、保護膜に融点が900℃以下の結着剤(酸化ホウ素(B23)成分を含むボレート)を含有させていない以外は、第2実施形態と同一仕様の蛍光ランプである。その結果、実施形態および比較例の蛍光ランプの光出力はほぼ同等であったが、比較例の蛍光ランプは、50本中23本に保護膜のひび割れや剥がれ、ピンホールが確認された。これに対し、本実施形態の蛍光ランプは、保護膜のひび割れや剥がれ、ピンホールが50本全て確認されなかった。
また、第2の実施形態の蛍光ランプをボレートの添加量を変えて10本ずつ実施例として試作し、比較例とともに蛍光体層の剥がれとクラックとについて目視により検査した。試作した蛍光ランプは、いずれも型名が「FCL30EX−D/28」である。比較例3の蛍光体層にはボレートが添加されていない。これに対し、実施例4ないし6は、蛍光体層に添加するボレートがそれぞれ0.5質量、1.0質量%、2.0質量%である。この実験結果を表2に示す。
Figure 2004319468
表2に示されているように、実施例および比較例の蛍光ランプの光出力はほぼ同等であったが、比較例3の蛍光ランプは、10本中7本に保護膜の剥がれが一部のランプで発生したため膜強度の評価を△とした。また、比較例3のほとんどの蛍光ランプにはひび割れが発生していたため、外観上の評価は不可(×)であった。また、実施例4では、ボレートが1.0質量%であるため膜はがれは発生しなかったが、一部のランプにおいてピンホールが目視で確認されたため、外観の評価を△とした。これに対し、実施例5および6の蛍光ランプは、保護膜のひび割れや剥がれ、ピンホールが10本全て確認されなかった。また、比較例4の蛍光ランプは、ボレートの添加量が5.0質量%であり、酸化ホウ素(B23)の添加量も2.0質量%を超えるので光束が2050lm(ルーメン)を下回り、光出力が低下し過ぎるので不可である。
なお、第1の実施形態の蛍光体層3と第2の実施形態の保護膜2とを組合わせた構成、すなわち、蛍光体層3および保護膜2のいずれにも融点が900℃以下の結着剤を添加させた蛍光ランプとしてもよい。
図3は、本発明の照明器具の一実施形態としての吊下げ形蛍光ランプ器具を示す一部断面正面図である。図において、11は照明器具本体、11c、11dは上記実施形態の蛍光ランプ、12、13はグロースタータである。照明器具本体11は、シャーシ11a、セード11b、蛍光ランプ11c、11d、ランプホルダー11e、常夜灯11f、安定器11g、切換スイッチ11h、ペンダントコード11i、コードホルダー11jおよび引掛けシーリングキャップ11kなどを備えている。シャーシ11aは、内部に安定器11g、切換スイッチ11hを収納し、側面周縁にランプホルダー11jを固定し、上面でセード1bを支持している。蛍光ランプ11c、11dは、ランプホルダー11eを介してシャーシ11aに支持されている。常夜灯11fは、シャーシ11aの下面から露出している。ペンダントコード11iは、シャーシ11aの上面からコードホルダー11jを介して導出されている。コードホルダー11jは、ペンダントコード11iの長さを直接可能にしている。引掛けシーリングキャップ11kは、ペンダントコード11iの先端に接続していて、部屋の天井に設備されている引掛けシーリングボディに電気的に接続するとともに、機械的に支持されることによって、照明器具本体11を天井から垂下する。グロースタータ12、13は、シャーシ蛍光ランプ11aの内部に装着され、頭部をシャーシ11aから外部へ露出していて、蛍光ランプ11c、11dを個別に始動する。
本発明の蛍光ランプの一実施形態を示す正面図。 同じく管端部の拡大側面断面図。 本発明の本発明の照明装置の一実施形態としての吊下げ形蛍光ランプ器具を示す一部断面図。
符号の説明
1…透光性放電容器、1a…バルブ、2…保護膜、3…蛍光体層、4…電極。

Claims (5)

  1. 曲げ加工により非直管形状に形成されたガラスバルブからなる透光性放電容器と;
    平均粒径が1μm以上の高反射特性を有する非発光物質粒子を主成分として透光性放電容器の曲げ加工前にその内面に形成された保護膜と;
    融点が900℃以下の結着剤を3.0〜5.0質量%添加して保護膜の表面側に透光性放電容器の曲げ加工前に形成された蛍光体層と;
    透光性放電容器の内部に放電を生起するように配設された一対の電極と;
    透光性放電容器の内部に封入された放電媒体と;
    を具備していることを特徴とする蛍光ランプ。
  2. 曲げ加工により非直管形状に形成されたガラスバルブからなる透光性放電容器と;
    平均粒径が1μm以上の高反射特性を有する非発光物質粒子を主成分とし、融点が900℃以下の結着剤を0.1〜2.0質量%添加して透光性放電容器の曲げ加工前にその内面に形成された保護膜と;
    保護膜の表面側に透光性放電容器の曲げ加工前に形成された蛍光体層と;
    透光性放電容器の内部に放電を生起するように配設された一対の電極と;
    透光性放電容器の内部に封入された放電媒体と;
    を具備していることを特徴とする蛍光ランプ。
  3. 融点が900℃以下の結着剤は、(BaO・CaO・B23)を主成分とするボレートであり、Caの含有量が保護膜に対して0.5質量%以下であることを特徴とする請求項1または2記載の蛍光ランプ。
  4. 保護膜は、γアルミナ微粒子を10〜50質量%含有していることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の蛍光ランプ。
  5. 照明装置本体と;
    照明装置本体に支持された請求項1ないし4いずれか一記載の蛍光ランプと;
    蛍光ランプを付勢する点灯装置と;
    を具備していることを特徴とする照明装置。
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