JP2004319182A - 多方向スイッチ - Google Patents

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昭彦 津久井
Kunihiko Noguchi
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Abstract

【課題】スイッチユニットのコンパクト化とコストの低減化が可能な多方向スイッチの提供。
【解決手段】スイッチ基台1の上面に沿って摺動方向がほぼ直角に交差する状態で2枚のスライドプレート51,52が段差を有してそれぞれ所定のストロークだけ摺動自在に設けられ、両スライドプレート51,52の交差部にはそれぞれ摺動方向とは直交する方向に長い長穴51a,52aが形成され、2枚のスライドプレート51,52の上面にはスイッチ基台1の上面に沿って任意の方向にスライド可能な操作部50が設けられ、操作部50の裏面側には両長穴51a,52aの長手方向に沿ってのみ摺動可能な状態に挿入係止される摺動係合部57が設けられ、各スライドプレート51,52のストローク両端部には、各スライドプレート51,52の摺動に基づく押圧・解除操作によりON・OFF切り換えが行われるタクトスイッチ53〜56がそれぞれ備えられる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両用マルチファンクションスイッチ等のように1つの操作部の操作により複数のスイッチのON・OFF切り換え操作が可能な多方向スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の多方向スイッチとしては、例えば、図7に示すように、回動基部101を中心として複数方向(4方向)に傾動可能な操作部102と、該操作部102の各傾動方向に配置されていて操作部102の傾動による押圧および押圧解除により開閉する押しボタンスイッチ103、103・・とから構成されているものがある(特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−123690号公報 (明細書(2)頁、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例の多方向スイッチにおけるように、操作部102を傾動させる回動型のものにあっては、その回動基部にユニバーサルジョイントを備える必要があるため、構造が複雑でコスト高になると共に、ユニット深さが増大してスイッチが大型化し、不要な容積が必要になるという問題がある。
また、操作部102の傾動により押しボタンスイッチ103を押圧するのみであるため、操作感が得られず、これにより確実な操作をさせるための操作フィーリングを実現することが困難であるという問題がある。
また、操作部102はいずれの方向にも傾動可能でその操作方向が押しボタンスイッチ103方向だけに規制されたものではないため、誤操作する虞があるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、スイッチユニットのコンパクト化とコストの低減化が可能な多方向スイッチを提供することにあり、確実な操作をさせるための操作感が得られるようにすること、および、誤操作の虞をなくすことを追加の目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1記載の多方向スイッチは、スイッチ基台の上面に沿って摺動方向がほぼ直角に交差する状態で2枚のスライドプレートが段差を有してそれぞれ所定のストロークだけ摺動自在に設けられ、前記両スライドプレートの交差部にはそれぞれ摺動方向とは直交する方向に長い長穴が形成され、前記2枚のスライドプレートの上面には前記スイッチ基台の上面に沿って任意の方向にスライド可能な操作部が設けられ、該操作部の裏面側には前記両スライドプレートにおける両長穴の長手方向に沿ってのみ摺動可能な状態に挿入係止される摺動係合部が設けられ、前記スイッチ基台における前記各スライドプレートのストローク両端部には、各スライドプレートの摺動に基づく押圧・解除操作によりON・OFF切り換えが行われるスイッチがそれぞれ備えられていることを特徴とする手段とした。
【0007】
請求項2記載の多方向スイッチは、請求項1記載の多方向スイッチにおいて、前記両スライドプレートの裏面側に突出する摺動係合部には押圧スプリングにより前記スイッチ基台方向に押圧摺動するように付勢されたスライダーが設けられ、前記スイッチ基台には前記操作部が中立位置にある時に前記スライダーが落ち込む凹部が形成され、該凹部の開口縁部外周には円錐状テーパー面が形成されていることを特徴とする手段とした。
【0008】
請求項3記載の多方向スイッチは、請求項1または2に記載の多方向スイッチにおいて、前記両スライドプレートの両ストローク方向線の中間方向に向けて前記操作部を操作することにより、両スライドプレートがそれぞれのストローク方向にある2個のスイッチを同時に押圧するように構成されていることを特徴とする手段とした。
【0009】
請求項4記載の多方向スイッチは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の多方向スイッチにおいて、前記操作部の操作方向を規制する規制手段が備えられていることを特徴とする手段とした。
【0010】
【作用および効果】
請求項1記載の多方向スイッチでは、上述のように構成されるため、操作部が中立位置にある状態から、スイッチ基台の上面に沿って操作部を十字方向にスライド操作すると、該操作方向に応じ、該操作部の裏面側に設けられた摺動係合部が操作部の操作方向と交差する長穴が形成された方のスライドプレートをスイッチ基台の上面に沿って所定の摺動方向に押圧摺動させ、該スライドプレートのストローク端部に備えられたスイッチを押圧して該スイッチがONに切り換えられる。そして、操作部を元の中立位置に戻すことにより、スイッチがOFF状態となる。
【0011】
このように、操作部の操作方向に応じ、2枚のスライドプレートのいずれか一方が所定の摺動方向に摺動し、該スライドプレートのストローク端部にそれぞれ備えられたスイッチを押圧してONさせるもので、これにより、操作部の十字方向操作により、4方向の信号入力が可能な4方向スイッチが構成される。
【0012】
以上のように、スイッチ基台の上面に沿って摺動する操作部と2枚のスライドプレートによりスイッチのON・OFF切り換えが行われる構成としたことで、従来のユニバーサルジョイントを必要とする回動型に比べて構造が簡単でかつユニット深さを必要としないため、コストの低減化が図れると共に、スイッチユニットのコンパクト化が可能になるという効果が得られる。
【0013】
請求項2記載の多方向スイッチでは、上述のように構成されるため、操作部が中立位置にある時は、操作部における摺動係合部に設けられたスライダーが押圧スプリングの付勢力によってスイッチ基台の凹部内に落ち込んだ状態に維持させるため、操作部を中立位置に維持させることができる。
【0014】
そして、スイッチ操作のためにこの中立位置から操作部をスライド操作すると、凹部に落ち込んだ状態のスライダーが押圧スプリングの付勢力に抗して該凹部の開口縁部を乗り上げ、その時の衝撃が振動および音として操作者に伝わるため、スイッチ操作が行われたことを確認することができる。
従って、確実な操作をさせるための操作感が得られるようになる。
【0015】
また、スイッチ操作によってスライダーが乗り上げた凹部の開口縁部外周が円錐テーパー面に形成されているため、スイッチ操作を終了させる時は、操作部から手を離すことにより、押圧スプリングの付勢力がスライダーを円錐テーパー面に沿って凹部方向へ押圧する方向に作用し、これにより、スライダーが再び凹部内に落ち込んで、操作部を中立位置に自動復帰させることができる。
【0016】
請求項3記載の多方向スイッチでは、上述のように、両スライドプレートの両ストローク方向(十字方向)線の中間方向(斜め方向)に向けて操作部を操作することにより、両スライドプレートがそれぞれのストローク方向(十字方向)の一端部にあるスイッチを同時に2個押圧するようになる。
従って、互いに隣接する2個のスイッチが同時にONすることを信号入力条件とすることにより、4個のスイッチのみで十字方向の4方向の他に斜め4方向の合計8方向の信号入力が可能となり、これにより、スイッチ個数の削減により、コストの低減化が可能となる。
【0017】
請求項4記載の多方向スイッチでは、上述のように、操作部の操作方向が規制手段により規制されるため、誤操作の虞をなくすことができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(発明の実施の形態1)
この発明の実施の形態1の多方向スイッチは、請求項1〜3に記載の多方向スイッチに対応する。
まず、この発明の実施の形態1の多方向スイッチを図面に基づいて説明する。
【0019】
図1はこの発明の実施の形態1の多方向スイッチを示す平面図、図2は同側面図、図3は同分解斜視図、図4は同中央縦断側面図、図5は同作動説明図((a)は中立位置、(b)は十字方向操作時、(c)は斜め方向操作時)であり、これらの図において、1はスイッチ基台、2,2は単スイッチ、3,3はシーソースイッチ、4,4はジョグダイヤル、5は多方向スイッチ、6は赤外線センサを示す。
【0020】
さらに詳述すると、前記スイッチ基台1は、下部ケーシング11と、回路基板12と、中間ケーシング13と、上部ケーシング14とで構成され、中間ケーシング13と上部ケーシング14は、前端部2個所と後端部1個所をビスで締結することにより一体に組み付けられ、下部ケーシング11と回路基板12は、中間ケーシング13の裏面側にビス16で組み付け固定されるようになっている。
【0021】
前記単スイッチ2,2の操作部2a,2aとシーソースイッチ3,3の操作部3a,3aは、上部ケーシング14の前端部側上面にまとめて配置され、前記ジョグダイヤル4,4は上部ケーシング14の左右両側面に配置されている。そして、前記単スイッチ2,2のスイッチ部2b,2bとシーソースイッチ3,3のスイッチ部3b,3bは前記回路基板12に配置されている。
また、前記多方向スイッチ5の操作部50は、上部ケーシング14の後部側に配置され、前記赤外線センサ6は上部ケーシング14の後端部上面に配置されている。
【0022】
前記他方向スイッチ5は、前記操作部50と、2枚のスライドプレート51、52と、4個のタクトスイッチ53〜56と、摺動係合部57と、スライダー58と、押圧スプリング59とを備えている。
【0023】
前記2枚のスライドプレート51,52は、中間ケーシング13の上面に沿って段違い状で互いに直角に交差する状態(十字状)に形成された摺動案内溝13a,13b内において、摺動方向がほぼ直角に交差する状態で段差を有してそれぞれ所定のストロークだけ摺動自在に収容されている。
また、2枚のスライドプレート51,52の長手方向中央部にはそれぞれ同一幅でそれぞれの摺動方向とは直交する方向に長い長穴51a,52aが形成されている。
【0024】
そして、前記摺動案内溝13a,13bの両端部側底面には、回路基板12に設けられた4個のタクトスイッチ53〜56の操作バーbが中間ケーシング13を貫通して上方へ突出する状態で配置されている。
一方、各スライドプレート51,52の両先端部裏面には、スライドプレート51,52のストローク両端部において各タクトスイッチ53〜56の操作バーbを押圧してONに切り換えるためのカム面cがそれぞれ形成されている。
【0025】
前記摺動係合部57は、両スライドプレート51,52における両長穴51a,52aの長手方向に沿ってのみ摺動可能な状態に挿入係止される角筒部57aと、該角筒部57aの中空部内および角筒50aの中空部内に挿入される円筒部57bと、角筒部57aの上端開口縁部から外向きに突出形成されていて上部ケーシング14の裏面に沿って摺動自在に当接される方形の水平プレート部57cとで構成されている。
【0026】
前記操作部50は、2枚のスライドプレート51,52および摺動係合部57と上下方向に対向する上部ケーシング14の上面側において、該スライドプレート51,52の摺動面と平行な面に沿って任意の方向にスライド可能な状態に設けられている。そして、該操作部50の裏面中央部には、上部ケーシング14を貫通して摺動係合部57の角筒部57a内に上下摺動自在に挿入される角筒50aが突出形成されている。
【0027】
前記スライダー58は、下端面が半球状に形成された円筒状に形成され、前記摺動係合部57の円筒部57b内に下方より摺動自在に挿入されている。そして、このスライダー58の中空部内から角筒50aの中空部内にかけて前記押圧スプリング59が圧縮状態で収容されることにより、スライダー58が中間ケーシング13に向けて押圧摺動するように付勢されている。
【0028】
一方、前記スライダー58の下端面が対向する中間ケーシング13の上面には、前記操作部50が中立位置にある時にスライダー58が落ち込む凹部13cが形成されると共に、該凹部13cの開口縁部外周には円錐状テーパー面13dが形成されている。
【0029】
次に、この発明の実施の形態1の作用・効果を説明する。
この発明の実施の形態1の多方向スイッチ5は上述のように構成されるため、図1〜4、図5(a)に示すように操作部50が中立位置にある状態から、図5(b)に示すように十字方向のうちスイッチ基台1の前端部方向に向けてスライド操作させると、該操作部50の裏面側に設けられた角筒50aが挿入された摺動係合部57の角筒部57aが操作部50の操作方向と交差する長穴52aが形成された方のスライドプレート52を中間プレート13の上面に形成された摺動案内溝13bに沿ってスイッチ基台1の前端部方向に押圧摺動させ、該スライドプレート52の前端部裏面に形成されたカム面cがタクトスイッチ53の操作バーbを下方へ押圧し、これにより、タクトスイッチ53をONに切り換えることができる。
【0030】
以上とは逆にスライドプレート52をスイッチ基台1の後端部方向に押圧摺動させることにより、タクトスイッチ54をONに切り換えることができる。
また、操作部50をスイッチ基台1の左右幅方向にスライドさせることにより、タクトスイッチ55、56をONに切り換えることができる。
【0031】
また、図5(c)に示すように、両スライドプレート51、52の両ストローク方向(十字方向)線の中間方向(右前側斜め方向)に向けて操作部50を操作することにより、両スライドプレート51,52がそれぞれのストローク方向(十字方向)の一端部(前側端部および右側端部)にあるタクトスイッチ53、56の操作バーb,bを同時に2個押圧し、これにより、タクトスイッチ53,56を同時にONに切り換えることができる。
【0032】
また、以上とは逆にスライドプレート50を左後側斜め方向に向けて操作することにより、両タクトスイッチ54,55を同時にONに切り換えることができ、また、スライドプレート50を左前側斜め方向また右後側斜め方向に向けてスライドさせることにより、両タクトスイッチ53,55または両タクトスイッチ54,56をそれぞれ同時にONに切り換えることができる。
【0033】
従って、各タクトスイッチ53〜56がそれぞれ単独にONすること以外に、互いに隣接する2個のタクトスイッチ(53,55、53,56、54,55、54,56)がそれぞれ同時にONすることを信号入力条件とすることにより、4個のタクトスイッチ53〜56のみで十字方向の4方向の他に斜め4方向の合計8方向の信号入力が可能となり、これにより、スイッチ個数の削減により、コストの低減化が可能になるという効果が得られる。
【0034】
また、操作部50が中立位置にある時は、スライダー58が押圧スプリング59の付勢力によって中間ケーシング13の上面に形成された凹部13c内に落ち込んだ状態に維持させるため、操作部50を中立位置に維持させることができる。
【0035】
そして、スイッチ操作のためにこの中立位置から操作部50をスライド操作すると、凹部13aに落ち込んだ状態のスライダー58が押圧スプリング59の付勢力に抗して該凹部13cの開口縁部を乗り上げ、その時の衝撃が振動および音として操作者に伝わるため、スイッチ操作が行われたことを確認することができるようになるもので、これにより、確実な操作をさせるための操作感が得られるようになるという効果が得られる。
【0036】
また、スイッチ操作によってスライダー58が乗り上げた凹部13cの開口縁部外周が円錐テーパー面13dに形成されているため、スイッチ操作を終了させる時は、操作部50から手を離すことにより、押圧スプリング59の付勢力がスライダー58を円錐テーパー面13dに沿って凹部13c方向へ押圧する方向に作用し、これにより、スライダー58が再び凹部13c内に落ち込んで、操作部50を中立位置に自動復帰させることができるようになる。
【0037】
また、上述のように、スイッチ基台1の上面に沿って摺動する操作部50と2枚のスライドプレート51,52によりタクトスイッチ53〜56のON・OFF切り換えが行われる構成としたことで、従来のユニバーサルジョイントを必要とする回動型に比べて構造が簡単でかつユニット深さを必要としないため、コストの低減化が図れると共に、スイッチユニットのコンパクト化が可能になるという効果が得られる。
【0038】
次に、他の発明の実施の形態について説明する。この他の発明の実施の形態の説明にあたっては、前記発明の実施の形態1と同様の構成部分については図示を省略し、もしくは同一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0039】
(発明の実施の形態2)
この発明の実施の形態2は、図6に示すように、凹部13cの開口縁部から円錐状テーパー面13dにかけて該円錐状テーパー面13dに沿ったテーパー状摺動案内溝(規制手段)13eが、操作部50の十字方向の4方向および斜め4方向の合計8方向に向けて形成されている点が、前記発明の実施の形態1とは相違したものである。
【0040】
上述のように、スライダー58のスライド方向がが8本のテーパー状摺動案内溝13e段により規制されるため、操作部50の操作方向が8方向に規制された状態となり、これにより、誤操作の虞をなくすことができるようになるという追加の効果がえられる。
【0041】
以上本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明は上述の発明の実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、発明の実施の形態では、各タクトスイッチ53〜56がそれぞれ単独にONすること以外に、互いに隣接する2個のタクトスイッチ(53,55、53,56、54,55、54,56)がそれぞれ同時にONすることを信号入力条件としたが、各タクトスイッチ53〜56がそれぞれ単独にONすることのみを信号入力条件としてもよい。
【0042】
また、発明の実施の形態では、押圧スプリング59の付勢力と円錐状テーパ面13dによって操作部50を中立位置に自動復帰させるようにしたが、操作部50自体に自動復帰手段を備えるようにしてもよい。
【0043】
また、発明の実施の形態2では、操作部50の操作方向を規制する規制手段として、テーパー状摺動案内溝13eによりスライダー58の摺動方向を規制することにより間接的に操作部50の操作方向を規制するようにしたが、その他に、操作部50自体の操作方向を直接規制するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1の多方向スイッチを示す平面図である。
【図2】発明の実施の形態1の多方向スイッチを示す側面図である。
【図3】発明の実施の形態1の多方向スイッチを示す中央縦断側面図である。
【図4】発明の実施の形態1の多方向スイッチを示す分解斜視図である。
【図5】発明の実施の形態1の多方向スイッチの作動説明図((a)は中立位置、(b)は十字方向操作時、(c)は斜め方向操作時)である。
【図6】発明の実施の形態2の多方向スイッチを示す要部説明図である。
【図7】従来例の多方向スイッチを示す縦断面図である。
【符号の説明】
b 操作バー
c カム面
1 スイッチ基台
2 単スイッチ
2a 操作部
2b スイッチ部
3 シーソースイッチ
3a 操作部
3b スイッチ部
4 ジョグダイヤル
5 多方向スイッチ
50 操作部
50a 角筒
51 スライドプレート
51a 操作部
52 スライドプレート
52a スイッチ部
53 タクトスイッチ
54 タクトスイッチ
55 タクトスイッチ
56 タクトスイッチ
57 摺動係合部
57a 角筒部
57b 水平プレート
58 スライダー
59 押圧スプリング
6 赤外線センサ
11 下部ケーシング
12 中間ケーシング
13 回路基板
13a 摺動案内溝
13b 摺動案内溝
13c 凹部
13d 円錐状テーパー面
14 上部ケーシング
13e テーパー状摺動案内溝(規制手段)

Claims (4)

  1. スイッチ基台の上面に沿って摺動方向がほぼ直角に交差する状態で2枚のスライドプレートが段差を有してそれぞれ所定のストロークだけ摺動自在に設けられ、
    前記両スライドプレートの交差部にはそれぞれ摺動方向とは直交する方向に長い長穴が形成され、
    前記2枚のスライドプレートの上面には前記スイッチ基台の上面に沿って任意の方向にスライド可能な操作部が設けられ、
    該操作部の裏面側には前記両スライドプレートにおける両長穴の長手方向に沿ってのみ摺動可能な状態に挿入係止される摺動係合部が設けられ、
    前記スイッチ基台における前記各スライドプレートのストローク両端部には、各スライドプレートの摺動に基づく押圧・解除操作によりON・OFF切り換えが行われるスイッチがそれぞれ備えられていることを特徴とする多方向スイッチ。
  2. 請求項1に記載の多方向スイッチにおいて、前記両スライドプレートの裏面側に突出する摺動係合部には押圧スプリングにより前記スイッチ基台方向に押圧摺動するように付勢されたスライダーが設けられ、
    前記スイッチ基台には前記操作部が中立位置にある時に前記スライダーが落ち込む凹部が形成され、
    該凹部の開口縁部外周には円錐状テーパー面が形成されていることを特徴とする多方向スイッチ。
  3. 請求項1または2に記載の多方向スイッチにおいて、前記両スライドプレートの両ストローク方向線の中間方向に向けて前記操作部を操作することにより、両スライドプレートがそれぞれのストローク方向にある2個のスイッチを同時に押圧するように構成されていることを特徴とする多方向スイッチ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の多方向スイッチにおいて、前記操作部の操作方向を規制する規制手段が備えられていることを特徴とする多方向スイッチ。
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