JP2004318568A - 文字入力装置および文字入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部の表示領域が入力文字または候補文字により制限されないと共に、異なる種類の文字を2回のキー入力によって入力文字を確定できる文字入力装置および文字入力方法を提供する。
【解決手段】それぞれに表示部を有する複数の入力キーK1〜K12の表示部に、少なくともキー操作がなされる前に「0」乃至「9」がそれぞれ表示されている。1回目のキー操作がなされた後に、予め指定された入力文字種の候補文字が前記操作されたキーに対応して前記複数の入力キーの表示部に表示される。前記候補文字が表示された複数のキーの何れかのキーの操作がなされた時、該操作キーに対応して表示されている前記候補文字を確定することにより2回のキー入力によって入力文字を確定できる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キー入力装置およびその方法に関するもので、特に、携帯電話などのキー数に制限のある機器に用いるのに適しており、文字入力の効率を向上させるキー入力装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話機は、図6に示すようにダイヤルキー部10として複数個の数字キー(ダイヤルキー)と、その他のファンクションーとを備えている。図6に示す、例えば入力モード切替えキー12を押すことにより「ひらがな入力モード」→「カタカナ入力モード」→「英文字入力モード」→「数字入力モード」と任意の入力モードに切り替えた上で、図7に示すように、携帯電話機のダイヤルキー部10のダイヤルキーK1乃至K10上に刻印された「あ」〜「わ」のひらがな、「ABC」〜「WXYZ」の英字、「0」〜「9」の数字を参考に、キーを1回または複数回押すことにより、任意の異なる種類の文字を入力できる。
【0003】
例えばボタン(ダイヤルキー)1を押すことにより、「ひらがな入力モード」ならば「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」→「あ」と、「カナ入力モード」ならば「ア」→「イ」→「ウ」→「エ」→「オ」→「ア」と、また、「英文字入力モード」ならば「A」→「B」→「C」→「A」と循環的に入力文字を選択し、確定キーを押すか、または他の文字を入力するために他のキーを押すかによって文字が確定され、任意の異なる種類の文字を入力できるようになっていた。
【0004】
さらに、ひらがなを漢字に変換する時は、漢字変換に割り当てられたキー11を押すことにより、ひらがなを漢字に変換し、確定キー16を押して確定することができた。また、前記文字入力モードを切り替えずに異なる種類の文字を循環的に「ア」→「イ」→「ウ」→「エ」→「オ」→「1」→「ァ」→「ィ」→「ゥ」→「ェ」→「ォ」→「ア」と変化させ、登録キーで確定する方法がある(例えば特許文献1参照。)。また、操作部は0から9までの数字に対応した入力キーを含む複数個の入力キーを備え、記憶手段は文字および記号を記憶する記憶領域を有し、制御手段は操作部から文字または記号を入力するときに漢字、カナ、英数、記号の4つの入力モードをサイクリックに設定し、これらの入力モードの各々に対してサブモードを設定する携帯電話機およびその文字入力方法がある(例えば特許文献3参照。)。
【0005】
また、2回のキー入力で文字を表示する携帯電話機の文字入力装置がある(例えば特許文献2参照。)。特許文献2の携帯電話機は、図6に示すような入力された文字や各種の情報を表示する表示部5とダイヤルや文字入力を行うダイヤルキー部10を有している。その他に、送受信を行う無線部と、装置の制御を行う制御部と、プログラムやデータを格納する領域に1回目に押されたキーと2回目に押されたキーで対応する文字コードが格納された文字テーブルを格納したROM部と、電話帳のデータを格納するとともに1回目に押されたキーを一時的に記憶するキーコード格納エリアを備えたRAM部と、音声入力出力を行う音声入出力部とを備える。
【0006】
1回目のキーとしてダイヤルキー部10でキーが押されると、制御部はキーコードを受け取り、ROM部に格納された文字テーブルを参照して受け取ったキーコードが有効なキーかを判断し、無効なキー入力ならば再度1回目のキー入力待ちを行い、有効なキーならばキーコード格納領域にキーコードを格納し、1回目のキーを表示部5に表示する。2回目のキーとしてダイヤルキー部10で開始キーが押されと、制御部はキーコードを受け取り、ROM部に格納された文字テーブルを参照して有効なキーかを判断し、無効なキー入力ならば再度2回目のキー入力待ちを行い、有効なキーならば押されたキーが確定キーか判断し、確定キーならばすでに表示部5に表示されている文字を確定する。他のキーが押されたのであれば、キーコード格納領域に格納されたキーコードと、2回目に押されたキーのキーコードから、ROM部に格納された文字テーブルを参照して対応する文字コードを取得し、表示部5に表示されている文字を更新し、表示文字を確定するよう構成されている。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−23261号公報
【特許文献2】
特開2001−242990号公報
【特許文献3】
特開2001−127868号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献1又は2記載の文字入力方式における第1の問題点は、複数の文字種類が混在する文章を入力する時に非常に効率が悪いということである。その理由は、入力する文字によってはキー押下回数が非常に多くなり、入力効率が悪いということである。即ち、1つのキーを複数回押して循環的に文字を切り替えて入力するため、文字によっては5回もキーを押す必要があるためである。特に「ォ」を入力するには「ア」→「イ」→「ウ」→「エ」→「オ」→「1」→「ァ」→「ィ」→「ゥ」→「ェ」→「ォ」と文字を切り替えるために、「1」キーを11回も押す必要があった。
【0009】
第2の問題点は、ダイヤルキーを押して文字を入力した後、同じダイヤルキーを押して文字を入力する時は必ず確定キーを押すか、あるいは他のダイヤルキーを押して最初の文字を確定しておく必要があるため、文字入力の効率が悪いためである。その理由は、「あい」と入力する場合「1」キーを押して「あ」が表示された後、一度その文字を確定しないで、「1」キーを押すと「あ」の文字が「い」に切り替わってしまう。
【0010】
第3の問題点は、キーを押しすぎて目的の文字を通り越した場合に、目的の文字が入力されるまで、さらにキーを何回も押さなければならないということである。例えば、「1」のキーを押して「お」を入力する場合は「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」と、5回「1」キーを押さなければならないが、間違って6回押して「お」を通り越して「あ」になってしまうと、さらに→「い」→「う」→「え」→「お」と、4回「1」キーを押す必要がある。
【0011】
第4の問題点は、入力された文字が表示部5に表示されることである。しかし、前記表示部5には、既に入力されて確定した文字列(本文)が表示されている。そのために入力された文字及び、候補文字を表示するのに、必要な表示領域が優先されて確保されるので、表示部は、本文を表示する表示領域が狭くなる。
【0012】
第5の問題点は、入力文字または候補文字が、入力キーと離れていて、入力とその確認とで、操作者の目が移動する。そのために、長文を入力すると操作者に疲労をきたすと共に、目の移動により誤読、誤認が生じ、入力速度の実質的な低下となる。
【0013】
本発明は、かかる問題を解決して、異なる種類の文字をより少ないキー押下回数で入力することを可能とし、表示部の表示領域が入力文字または候補文字により制限されないと共に、2回のキー入力によって入力文字を確定でき、携帯電話機の文字入力効率を向上させる文字入力装置および文字入力方法を提供することを目的としてなされたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために請求項1記載の文字入力装置は、それぞれに表示部を有する複数の入力キーを備える操作部と、前記表示部に表示される表示内容を変更する制御手段と、入力する文字の種類を指定する文字種指定手段とを備え、1回目のキー操作がなされる前に少なくとも「0」乃至「9」がそれぞれ表示されている前記複数の入力キーの表示部は、1回目のキー操作がなされた後に前記文字種指定手段により指定された文字種の候補文字が、操作されたキーに対応してそれぞれ表示されることを特徴とする。
【0015】
請求項2記載の文字入力装置は、請求項1記載の文字入力装置において、前記複数の入力キーに表示された候補文字は、2回目のキー操作がなされた時に該操作キーに対応して表示されている前記候補文字が確定されることを特徴とする。
【0016】
請求項3記載の文字入力装置は、請求項1又は2記載の文字入力装置において、前記「0」乃至「9」のいずれかの数字が表示れさている入力キーは、入力文字種としてひらがなが指定されている時、それぞれ「あ」段の文字に対応しており、前記「0」乃至「9」の数字が表示されている入力キーのいずれかが押下された時に前記表示部に表示される候補文字は、少なくとも「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」の各行の文字を含んでいることを特徴とする。
【0017】
請求項4記載の文字入力方法は、それぞれに表示部を有する複数の入力キーの前記表示部に、少なくともキー操作がなされる前に「0」乃至「9」をそれぞれ表示し、1回目のキー操作がなされた後に、予め指定された入力文字種の候補文字を前記操作されたキーに対応して前記複数の入力キーの表示部に表示し、前記候補文字が表示された複数のキーの何れかのキーの操作がなされた時に該操作キーに対応して表示されている前記候補文字を確定することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1により本発明の実施形態として携帯電話機を例示して説明する。なお、図6に示した周知の携帯電話機と同一構成をなす部分については同一符号を付し、また、周知の携帯電話機と同一な動作は、その説明を省略する。図1に示すように本発明の文字入力装置(携帯電話機)は、送受信を行う無線部50と、入力されて確定された文字や各種の情報を表示する表示部5と、装置の制御を行う制御部52と、プログラムや各種の固定データを格納するROM部53と、入力されたデータ等を格納するRAM部54と、操作部100と、音声入力出力を行う音声入出力部51から構成されている。
【0019】
RAM部5には、1回目に押されたキーを一時的に記憶するキーコード格納エリア56及び確定した文字コードを格納する文字コード格納エリア58が用意されている。ROM部53には1回目に押されたキーと2回目に押されたキーに対応する文字コードが格納された文字コードテーブル55が格納されている。またROM部53には、文字コードが入力されると表示部5に表示される文字パターンを発生する文字パターンテーブル57が格納されている。該文字パターンテーブル57は、前記制御部52により、周知の方法により仮名漢字変換された漢字コードが入力されると、該漢字コードに対応した文字を出力し、制御部52は、前記文字を表示部5に表示する。前記制御部52は、ROM部53とRAM部54が含まれる1チップのマイクロプロセッサーであってもよい。なお、図1において、操作部100には、ダイヤルキー部10のほかに、図6に示した各種ファンクションキー6、7、8、9、11、12、13、14も含まれている。また、無線部50にはアンテナ1が、音声入出力部51にはレシーバ3及びマイク15が含まれている。
【0020】
前記ダイヤルキー部10は複数のキーK1乃至K12で構成され、それぞれのキー20は、図2に示すような構成である。即ち、キー20の略中央には表示部22が設けられている。該表示部22は、例えば発光ダイオードや液晶などの表示素子40が備えられていて、少なくとも数字、ひらがな、カタカナ、ローマ字、記号などを表示可能である。そして前記表示部22の上下にはひらがな30とローマ字31、あるいは濁点、半濁点が印されている(図3(a)参照)。かかる部分には、前記表示素子40は設けられていない。
【0021】
図2(a)は、1回目のキーが押下される前(初期状態)の状態、図2(b)は1回目のキーが押下された後の状態を、それぞれ示す。表示部22に設けられた表示素子40には、初期状態では図2(a)に示すように数字(例えば「1」)が表示されている。また文字を入力するための1回目のキーが押下された後は、図2(b)に示すように1回目の入力キーの操作により決定される候補文字(例えば「か」)が表示されている。即ち、本発明は、それぞれに表示部22を有する、初期状態で少なくとも「0」乃至「9」の数字が表示された複数のキーの操作によって前記表示部22に表示される表示内容が変更される。そして、1回目の入力キーの操作により決定される候補文字が前記複数のキーの表示部22に表示される。
【0022】
前記ダイヤルキー部10の各キーK1乃至K12に備えられている表示部22の表示素子40には、キー入力の状態に応じて例えば、ひらがな文字の入力モードでは、図3、図4に示すような文字が表示れさる。なお、ひらがな以外のカタカナも同様に表示される。図3、図4において、キーK1乃至K12の配列、数、及び表示部22の上下に印されているひらがな30とローマ字31の配置は、図7に示したダイヤルキーと同一である。初期状態において前記キーK1乃至K10の表示部22には、周知の携帯電話機のダイヤルキーと同一配列の数字「0」乃至「9」が図3(a)に示すように表示されている。また、キーK11、K12の表示部22には、「*」、「#」が、それぞれ表示されている。前記「0」乃至「9」の数字が表示されている入力キーは、それぞれ「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」(以下、「あ」段の文字と称す)に対応している。即ち、ひらがな文字の入力モードにおいて、初期状態において表示されている「0」乃至「9」の数字が表示されている何れかの入力キーが押下されたときは、「あ」段の何れかのキーが押下されたものと同じである。
【0023】
図3(b)〜図3(f)及び図4(a)〜図4(f)は、初期状態において前記図3(a)に表示されているキーK1乃至K12のいずれが押下された時に表示部22に表示される文字を示している。即ち、「0」乃至「9」の数字が表示されている入力キー(キーK1乃至K10)の何れかが押下された時、表示部に表示される候補文字は、それぞれ、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」の各行の文字である。但し、「あ」の行には「ぁ」、「ぃ」、「ぅ」、「ぇ」、「ぉ」が、「や」行には「ゃ」、「ゅ」、「ょ」が、「わ」行には「ゎ」、「。」、「 、」、「ー」、「?」がそれぞれ含まれている。又、「*」が表示されている入力キー(キーK11)が押下された時、表示部に表示される候補文字は図4(f)である。なお、表示部に表示される図4(f)の候補文字は「#」が表示されている入力キー(キーK12)が押下された時に表示するようにしてもよい。
【0024】
図3(a)と図3(b)〜図3(f)及び図4(a)〜図4(f)との対応は以下のようである。例えば、図3(a)のキーK1(数字の「1」が表示されている)が押下された時、該キーは、文字「あ」に対応していて、当該キーが押下されると、「あ」行の文字、「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」がキーK1乃至K5の表示部22に、それぞれ図3(b)のように表示される。
【0025】
また、図3(a)のキーK2(数字の「2」が表示されている)が押下された時、該キーは、文字「か」に対応していて、当該キーが押下されると、「か」行の文字「か」、「き」、「く」、「け」、「こ」がキーK1乃至K5の表示部22に、それぞれ図3(c)のように表示される。以下、同様にして図3(a)のキーK3乃至K12が押下された時、キーK1乃至K12の表示部22に表示される文字は、それぞれ図3(d)乃至(f)及び図4(a)乃至(f)となる。
【0026】
なお、2回目のキーが押下されて候補文字が確定した後、引き続きかな文字(ひらがな、カタカナ)が入力される場合、初期状態においてキーK11またはK12が押下された場合にはそれぞれ濁点、半濁点が入力されたものとし、周知の仮名漢字変換処理によって、1文字の文字コードに変換され、該文字コードがRAM部5の文字コード格納エリア58に格納されると共に表示部5に表示される。なお、前記濁点、半濁点の入力はこれ以外であってもよく、例えば「0」が表示されているキーK10が続けて2回押下された時、濁点が入力されたものとしてもよい。半濁点についても同様に、他のキーを割り当て、該キーが続けて2回押下された時、半濁点が入力されたものとしてもよい。
【0027】
次に、前記表示部22にひらがなを表示するためのROM部53の構成について図5により説明する。なお、図5は、ひらがなのみ格納されているものとして説明するが、カタカナも異なるアドレスに同様にして格納されていて(図示せず)、入力する文字の種類を指定する文字種指定手段(入力モード切替えキー12)から入力された文字種の情報をもとに、制御部52により該当する文字種の先頭アドレスが指定される。
【0028】
ROM部53の文字コードテーブル55には図5に示すように文字コードが格納されている。図5においてアドレス欄は、それぞれの文字コードが格納されているアドレスを示す。コード欄は、該アドレスに格納されている文字コードであって、例えばJIS X0208漢字コードなどある。なお、アドレスK7に格納されている文字コード217Fの文字パターンはROM部53の文字パターンテーブル57に格納されていて、その作用は改行を表す特殊文字として定義したものである。即ち、図4(f)に示されているキーK7が押下された場合、制御部52は、文字コードがRAM部5の文字コード格納エリア58に改行コードを格納すると共に確定されている文字列を改行する。文字コード217Fに基づいて文字パターンテーブル57から読み出した改行文字は表示部5に表示してもよく、あるいは表示しなくてもよい。また、文字欄は、前記キーコードが入力された時、表示部22及び表示部5に表示される文字パターンであってROM部53の文字パターンテーブル57に格納されている。
【0029】
前記アドレスのうち、A1、B1、C1、D1、E1、F1、G1、H1、I1、J1、K1は、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」の各行の文字及び記号に対応する文字コードが格納されている先頭アドレスである。また、アドレスA2〜A10、B2〜B10、C2〜C10、D2〜D10、E2〜E10、F2〜F10、G2〜G10、H2〜H10、I2〜I10、J2〜J10、K2〜K10は、それぞれ「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」行の文字及び記号に対応する文字コードが格納されているアドレスである。
【0030】
次に、図1に示した実施形態の動作について説明する。かかる動作説明は、ひらがなの入力についてのみ行い、他の文字種の入力及び周知の携帯電話機としての動作説明は省略する。文字入力は、例えば、周知の電子メールの送信時に文書作成などに使用され、かかる操作必要な処理プログラムはROM部53に格納されていて、周知の仮名漢字変換及び文書作成に必要なプログラムが制御部52により実行される。前記仮名漢字変換に割り当てられた変換キー11を押すことにより、ダイヤルキー部10から入力された、ひらがなが周知の仮名漢字変換により漢字に変換され、確定キー16が押下されると漢字が確定する。以下の動作説明は、ひらがなの入力を行う場合の表示部22の表示動作と、ひらがなの文字コードの決定についてのみ説明する。
【0031】
入力モード切替えキー12を押すことにより、入力モードは「ひらがな入力モード」→「全角カタカナ入力モード」→「半角カタカナ入力モード」→「全角英文字入力モード」→「半角英文字入力モード」→「全角数字入力モード」→「半角数字入力モード」→「ひらがな入力モード」と、順次変化する。かかる入力モードは、表示部5の例えば左下隅に表示される。
【0032】
ひらがな入力にあたり入力モードを「ひらがな入力モード」に選択する。制御部52は、前記入力モードが選択されると、表示部22には図3(a)に示すように、各キーK1〜K12には初期状態の数字「1」〜「0」及び「*」「#」が、それぞれ表示される。かかる状態でダイヤルキー部10のキーK1〜K12の何れかが押されると、制御部52は操作部100からキーK1〜K12に対応したキーコードを受け取る。制御部52は、当該モードがひらがな入力モードであることから、ROM部53に格納されている前記文字コードテーブル55のうち、図5に示したような、ひらがなが格納されている文字テーブルを参照する。そして受け取ったキーコードが有効なキーコード(キーK1〜K12に対応したキーコード)かを判断し、無効なキーコードならば再度1回目のキー入力待ちを行い、有効なキーコードならばRAM部54のキーコード格納エリア56に当該キーコードを格納する。
【0033】
また、制御部52は、1回目のキー入力により格納された前記キーコードとひらがな入力モードとから、前記文字コードテーブル55の先頭アドレス及び2回目のキー入力のために表示する候補文字が格納されているアドレスを以下のようにして決定する。例えば、初期状態において図3(a)のキーK1(数字の1が表示されている)が押下された時、該キーK1は、初期状態では文字「あ」に対応しているので、入力されたキーコードとひらがな入力モードとから、「あ」の文字コードが格納されている先頭アドレスA1が決定される。更に前記決定された先頭アドレスA1から「あ」行の文字、「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」、「ぁ」、「ぃ」、「ぅ」、「ぇ」、「ぉ」の10文字分が格納されているアドレスA1からA10が決定される。
【0034】
制御部52は、「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」、「ぁ」、「ぃ」、「ぅ」、「ぇ」、「ぉ」に対応する文字コードを、前記文字コードテーブル55からそれぞれ読み出してRAM部54の文字コード格納エリア58に格納する。制御部52は、文字コード格納エリア58に格納された文字コードを順次、読み出して、ROM部53の文字パターンテーブル57を参照して当該文字コードに対応する文字パターンに変換する。該変換された文字パターンは操作部100に送られ、キーK1乃至K10の表示部22には、それぞれ図3(b)のように「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」、「ぁ」、「ぃ」、「ぅ」、「ぇ」、「ぉ」が表示される。
【0035】
2回目のキー入力がなされた時、キーコードがRAM部54のキーコード格納エリア56に格納される。制御部52は、2回目のキー入力がなされた時には、当該入力モードと前記文字コードテーブル55の先頭アドレスとから、前記キーK1乃至K10それぞれのキーコードを、「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」、「ぁ」、「ぃ」、「ぅ」、「ぇ」、「ぉ」のキーコードとして判断する。そして受け取ったキーコードが有効なキー(キーK1乃至K10)かを判断し、無効なキー入力ならば再度2回目のキー入力待ちを行う。有効なキーならばROM部53の文字コードテーブル55から前記「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」、「ぁ」、「ぃ」、「ぅ」、「ぇ」、「ぉ」に対応した文字コードを読み出し、RAM部54の文字コード格納エリア58に当該文字コードを格納する。それと共に、文字コード格納エリア58に格納した文字コードに対応した文字をROM部53の文字パターンテーブルから読み出し、表示部5に表示する。
【0036】
キーK1以外のキーが押下された場合も同様である。例えば、図3(a)のキーK4(数字の4が表示されている)が押下された時、該キーK4は、初期状態では文字「た」に対応しているので、入力されたキーコードとひらがな入力モードとから、「た」の文字コードが格納されている先頭アドレスD1が決定される。更に前記決定された先頭アドレスD1から「た」行の文字、「た」、「ち」、「つ」、「て」、「と」の5文字分が格納されているアドレスD1からD5が決定される。
【0037】
制御部52は、「た」、「ち」、「つ」、「て」、「と」に対応する文字コードを前記文字コードテーブル55からそれぞれ読み出してRAM部54の文字コード格納エリア58に格納する。制御部52は、文字コード格納エリア58に格納された文字コードを順次、読み出して、ROM部53の文字パターンテーブル57を参照して当該文字コードに対応する文字パターンに変換する。該変換された文字パターンは、操作部100に送られて、キーK1乃至K5の表示部22には、それぞれ図3(e)のように「た」、「ち」、「つ」、「て」、「と」が表示される。
【0038】
2回目のキー入力がなされた時、キーコードがRAM部54のキーコード格納エリア56に格納される。制御部52は、2回目のキー入力がなされた時には、当該入力モードと前記文字コードテーブル55の先頭アドレスとから、前記キーK1乃至K5それぞれのキーコードを、「た」、「ち」、「つ」、「て」、「と」のキーコードとして判断する。そして受け取ったキーコードが有効なキー(キーK1乃至K5)かを判断し、無効なキー入力ならば再度2回目のキー入力待ちを行う。有効なキーならばROM部53の文字コードテーブル55から前記「た」、「ち」、「つ」、「て」、「と」に対応した文字コードを読み出し、RAM部54の文字コード格納エリア58に当該文字コードを格納する。それと共に、文字コード格納エリア58に格納した文字コードに対応した文字をROM部53の文字パターンテーブルから読み出し、表示部5に表示する。
【0039】
図1に示した実施形態での文字入力方法について、ひらがなを入力する場合について説明する。文字入力に先立ち、初期状態では、それぞれに表示部22を有する複数のキーK1〜K12に、それぞれ「1」乃至「0」の数字及び記号「*」、「#」を表示する。該数字は、ひらがな入力モードにおいては、文字「あ」段に対応したキーコードを有する。前記キーK1〜K10のいずれか一つが1回目に押下されると、該押下されたキーに対応した、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」の各行の何れかの行の候補文字をキーK1〜K12の表示部22に表示する。
【0040】
1回目のキーの押下によって候補文字が表示されたキーK1〜K12のキーの何れかが続いて押下されると、該押下されたキーに表示されている候補文字を入力文字として決定する。決定された文字の文字コードはRAM部54の文字コード格納エリア58に格納される。それと共に、キーコード格納エリア56に格納したキーコードに対応した文字を表示部5に表示して次の文字入力に先立ち、キーK1〜K12の表示部22に、それぞれ「1」乃至「0」の数字及び記号「*」、「#」を表示して初期状態に戻る。
【0041】
次に、濁音、半濁音の入力方法について説明する。前記2回目のキーが押下されて候補文字が確定した後、引き続きかな文字(ひらがな、カタカナ)が入力される場合の初期状態においてキーが押下された場合、当該入力キーを判定し、K11またはK12が押下された場合にはそれぞれ濁点、半濁点が入力されたものとし、制御部52は、周知の仮名漢字変換処理によって、1文字の文字コードに変換し、該文字コードがRAM部5の文字コード格納エリア58に格納されると共に1文字の濁音、半濁音が表示部5に表示される。また、入力モードが、かな文字入力のモードでない場合には、所定のエラー処理あるいは、該文字コードがある場合には当該文字コードがRAM部5の文字コード格納エリア58に格納されると共にその文字パターンが表示部52に表示される。
【0042】
【発明の効果】
本発明の文字入力装置および文字入力方法によれば、1回目のキー操作がなされた後に該操作されたキーに対応した前記文字種指定手段により指定された文字種の候補文字をそれぞれ表示することにより、異なる種類の文字を2回のキー入力によって入力文字を確定できるので複数の文字種類が混在する文章を入力する時の効率が上がる。
【0043】
また、同一の文字行に属する文字、例えば「あい」などの入力も候補文字が同時に表示され、該候補文字の何れかのキーが押下されると文字が確定されるので、従来のように確定キーが押されない場合に生じる、候補文字が変ってしまうという不具合をなくす。更に、キーを押しすぎて目的の文字を通り越した場合に、目的の文字が入力されるまで、さらにキーを何回も押さなければならないということがなく、何れも文字の入力速度が向上する。
【0044】
それぞれに表示部を有する複数の入力キーと、本文を表示する表示部を別に備えることにより、本文を表示する表示領域が狭くならない。また、入力文字または候補文字の確認に操作者の目が移動しない。そのために、長文を入力しても操作者に疲労をきたさないと共に、目の移動により誤読、誤認が生ぜず、入力速度の低下をもたらさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字入力装置としての1実施形態である、携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のカナ文字を入力するためのキーの上面図である。
【図3】本発明の操作部の表示状態を説明する図である。
【図4】本発明の操作部の表示状態を説明する図である。
【図5】本発明の文字を表示するためのROM部の構成を説明する図である。
【図6】従来の携帯電話機の外観図である。
【図7】従来の携帯電話機におけるダイヤルキーの配置図である。
【符号の説明】
5 表示部
10 ダイヤルキー部
20 キー
22 表示部
40 表示素子
50 無線部
51 音声入出力部
52 制御部
53 ROM部
54 RAM部
100 操作部

Claims (4)

  1. それぞれに表示部を有する複数の入力キーを備える操作部と、前記表示部に表示される表示内容を変更する制御手段と、入力する文字の種類を指定する文字種指定手段とを備え、1回目のキー操作がなされる前に少なくとも「0」乃至「9」がそれぞれ表示されている前記複数の入力キーの表示部は、1回目のキー操作がなされた後に前記文字種指定手段により指定された文字種の候補文字が、操作されたキーに対応してそれぞれ表示されることを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記複数の入力キーに表示された候補文字は、2回目のキー操作がなされた時に該操作キーに対応して表示されている前記候補文字が確定されることを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 前記「0」乃至「9」のいずれかの数字が表示されている入力キーは、入力文字種としてひらがなが指定されている時、それぞれ「あ」段の文字に対応しており、前記「0」乃至「9」の数字が表示されている入力キーのいずれかが押下された時に前記表示部に表示される候補文字は、少なくとも「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」の各行の文字を含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の文字入力装置。
  4. それぞれに表示部を有する複数の入力キーの前記表示部に、少なくともキー操作がなされる前に「0」乃至「9」をそれぞれ表示し、1回目のキー操作がなされた後に、予め指定された入力文字種の候補文字を前記操作されたキーに対応して前記複数の入力キーの表示部に表示し、前記候補文字が表示された複数のキーの何れかのキーの操作がなされた時に該操作キーに対応して表示されている前記候補文字を確定することを特徴とする文字入力方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006070600A1 (ja) * 2004-12-29 2006-07-06 Katsuyasu Ono 文字入力装置
JPWO2006129463A1 (ja) * 2005-05-31 2008-12-25 ソフトバンクモバイル株式会社 連係動作方法及び通信端末装置
JP2009181305A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Nec Corp 文字入力手段を有する情報端末およびその文字入力方法

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