JP2004318499A - 電子機器及びプログラム - Google Patents

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善永 宮澤
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Abstract

【課題】複数種類の確率分布間の関係を、ユーザが容易に理解できるようにすること。
【解決手段】数列式210に基づく二項分布関数のグラフ(二項分布グラフ)BG4及びグラフ式230に基づくグラフ(正規分布グラフ)NG4が描画された表示画面において(a)、パラメータ表示領域100に表示されているパラメータa又はpの値を変更すると、この変更に従ってパラメータm、σの値が変更されるとともに、変更されたパラメータa、p、m、σでの二項分布グラフBG5及び正規分布グラフNG5が再描画される(b)。また、入力ペン4で二項分布グラフBG4をドラッグして変形させると、この変形に応じてパラメータa、p、m、σの値が変更されるとともに、変更されたパラメータa、p、m、σでの二項分布グラフBG6及び正規分布グラフNG6が再描画される(c)。
【選択図】 図12

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、グラフや図形を表示する、いわゆるグラフ機能を備えたグラフ関数電卓と呼ばれる小型の電子機器が知られている。グラフ関数電卓では、数式の状態では理解し難い関数の特性を視覚的に把握できることから、エンジニアの技術計算や教育現場等で広く使われている。
【0003】
この種のグラフ関数電卓では、ユーザの理解を助けるため、グラフ機能に加えて、方程式計算や行列演算等の計算機能、数列演算機能、統計機能、トレース機能といった様々な付加機能を備えており、これらの機能による演算結果をグラフ化して表示することができる。
【0004】
例えば、グラフの特徴点(最大値や最小値、極大値、極小値等)を検出し、この特徴点にポインタを表示するとともに、ポインタの座標値を表示するグラフ表示制御装置(グラフ関数電卓に相当)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、統計機能においては、次の確率分布演算を実行可能なのもある。
・正規分布確率演算
・Student−t分布確率演算
・カイ二乗(χ)確率演算
・F分布確率演算
・二項累積密度演算
・ポアソン累積密度演算
・幾何累積密度演算
【0006】
【特許文献1】
特開2002−351848号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の統計演算では、複数種類の確率分布演算が実行可能であるが、それぞれは互いに独立して実行される。このため、ユーザが確率分布関数間の関係を理解するには不充分であり、更なる機能の拡充が求められていた。
【0008】
上記課題に鑑み、本発明は、確率分布間の関係をユーザが容易に理解できるような電子機器等の実現を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
パラメータを含む数列式であり、数列の和で表される確率分布を表す複数の数列式及び当該各数列式に含まれるパラメータの値を設定する数列式設定手段(例えば、図2のCPU10;図9のステップS41、S43)と、
この数列式設定手段により設定された各数列式のグラフを描画する制御を行うグラフ描画制御手段(例えば、図2のCPU10;図9のステップS42、S44)と、
このグラフ描画制御手段により描画制御されたグラフの数列式に含まれるパラメータの値を変更する第1パラメータ値変更手段(例えば、図2のCPU10;図10のステップS47、S48)と、
この第1パラメータ値変更手段により変更されたパラメータの値に従って、他の数列式に含まれるパラメータの値を変更する第2パラメータ値変更手段(例えば、図2のCPU10;図10のステップS50)と、
この第2パラメータ値変更手段により変更されたパラメータの値で、前記他の数列式のグラフを再描画する制御を行うグラフ再描画制御手段(例えば、図2のCPU10;図10のステップS51)と、
を備えることを特徴とする電子機器である。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、
コンピュータに、
パラメータを含む数列式であり、数列の和で表される確率分布を表す複数の数列式及び当該各数列式に含まれるパラメータの値を設定する数列式設定機能(例えば、図9のステップS41、S43)と、
この数列式設定機能によって設定された各数列式のグラフを描画する制御を行うグラフ描画制御機能(例えば、図9のステップS42、S44)と、
このグラフ描画制御機能によって描画制御されたグラフの数列式に含まれるパラメータの値を変更する第1パラメータ値変更機能(例えば、図10のステップS47、S48)と、
この第1パラメータ値変更機能によって変更されたパラメータの値に従って、他の数列式に含まれるパラメータの値を変更する第2パラメータ値変更機能(例えば、図10のステップS50)と、
この第2パラメータ値変更機能によって変更されたパラメータの値で、前記他の数列式のグラフを再描画する制御を行うグラフ再描画制御機能(例えば、図10のステップS51)と、
を実現させるためのプログラムである。
【0011】
この請求項1又は5に記載の発明によれば、数列の和で表される確率分布を表す複数の数列式のグラフを描画し、描画したグラフの数列式に含まれるパラメータの値を変更すると、この変更したパラメータの値に従って他の数列式に含まれるパラメータの値を変更するとともに、この変更したパラメータの値で、他の数列式のグラフを再描画することができる。即ち、描画されているグラフの数列式に含まれるパラメータを変更すると、この変更に従って他の数列式のグラフが変化する。このため、ユーザは、パラメータの変更による他のグラフの変化を見ることで、各数列式が表す確率分布間の関係を容易に把握することができる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の電子機器において、
前記グラフ描画制御手段により描画制御されたグラフをポインタ操作によって変形するグラフ変形手段(例えば、図2のCPU10;図11のステップS53:YES、S58:YES)、を更に備え、
前記第1パラメータ値変更手段は、前記グラフ変形手段によるグラフの変形に応じて、当該グラフの数列式に含まれるパラメータの値を変更する手段(例えば、図2のCPU10;図11のステップS54、S59)、を有する、
こととしても良い。
【0013】
この請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、描画されているグラフをポインタ操作によって変形すると、この変形に応じて、変形したグラフに含まれるパラメータの値を変更することができる。即ち、ポインタ操作によってグラフを変形すると、この変形に応じて他のグラフが変化する。このため、ユーザは、ポインタ操作によってグラフを自由に変形させ、この変化による他のグラフの変化を見ることで、各数列式が表す確率分布間の関係を容易に把握することができる。
【0014】
また、請求項3に記載の発明のように、請求項2に記載の発明において、
前記グラフ変形手段により変形されるグラフの数列式が複数のパラメータを含む場合に、当該複数のパラメータの内から値を変更するパラメータを指定するパラメータ指定手段(例えば、図2のCPU10;図11のステップS54)、を更に備え、
前記第1パラメータ値変更手段は、前記パラメータ指定手段により指定されたパラメータの値を変更する手段(例えば、図2のCPU10;図11のステップS54)、を有する、
こととしても良い。
【0015】
この請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、ポインタ操作によって変形されるグラフの数列式が複数のパラメータを含む場合に、これらの内から指定されたパラメータの値を変更することができる。即ち、ユーザは、複数のパラメータの内から所望のパラメータを変更させ、この変更に伴って他のグラフがどのように変化するかを見ることで、各数列式が表す確率分布間の関係を容易に把握することができる。
【0016】
更に、請求項4に記載の発明のように、請求項1〜3の何れか一項に記載の電子機器において、
前記複数の数列式は、所定の関連式(例えば、実施の形態における式(4)、(10)、(11))によって互いに関連付けられており、
前記第2パラメータ値変更手段は、前記第1パラメータ値変更手段によりパラメータの値が変更された数列式と前記他の数列式との関連を表す関連式に従って、当該他の数列式のパラメータの値を変更する手段(例えば、図2のCPU10;図10のステップS50、図11のステップS56、S61)、を有する、
こととしても良い。
【0017】
この請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、パラメータの値が変更された数列式と他の数列式との関連を表す関連式に従って、他の数列式に含まれるパラメータの値を変更することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、以下の説明においては、小型の電子機器の一種である、グラフ描画機能を備えたタッチパネル式の関数電卓に本発明を適用した場合について説明するが、本発明の適用がこれに限定されるものものではない。
【0019】
[外観]
図1は、本発明を適用した関数電卓1の概観例を示す図である。同図によれば、関数電卓1は、ディスプレイ2、キー群3、入力ペン4を備えて構成されている。キー群3を構成する各キーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザは、これらのキーを押下して関数電卓1を操作する。また、ディスプレイ2には、後述するタブレット(タッチパネル)30が一体的に備えられており、ユーザは、入力ペン4を使用したディスプレイ2上のタッチ操作により関数電卓1を操作することも可能である。
【0020】
また、関数電卓1は、統計演算機能を実現するための統計アプリケーションプログラム(以下、適宜「統計アプリケーション」と称する。)、数列演算機能を実現するための数列アプリケーションプログラム(以下、適宜「数列アプリケーション」と称する。)、グラフ機能を実現するためのグラフアプリケーションプログラム(以下、適宜「グラフアプリケーション」と称する。)を搭載している。
【0021】
統計演算機能には、確率分布演算を行う機能が含まれる。本実施の形態では、統計演算機能を実行することで、次の▲1▼〜▲3▼の確率分布演算を実行可能である。
【0022】
▲1▼二項分布
【数1】
Figure 2004318499
上式(1)は、二項分布の確率分布関数である。この式(1)において、xは求めるデータ量(確率変数)であり、aは試量(観測回数)であり、pは成功確率である。但し、aの値は自然数(1以上の整数)であり、pの値は0以上1以下の実数である。
【0023】
▲2▼ポアソン分布
【数2】
Figure 2004318499
上式(2)は、ポアソン分布の確率分布関数である。この式(2)において、xは求めるデータ量(確率変数)であり、μは母平均である。
【0024】
▲3▼正規分布
【数3】
Figure 2004318499
上式(3)は、正規分布の確率密度関数である。この式(3)において、xは求めるデータ量(確率変数)であり、mは母平均であり、σは母標準偏差である。
【0025】
[内部構成]
図2は、関数電卓1の内部構成を示すブロック図である。同図によれば、関数電卓1は、CPU(Central Processing Unit)10、入力部20、タブレット30、位置検出回路31、表示部40、表示駆動回路41、ROM(Read Only Memory)50、RAM(Random Access Memory)60、を備えて構成される。
【0026】
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、関数電卓1を統括的に制御する。具体的には、CPU10は、入力部20又はタブレット30から入力される操作信号に応じてROM50に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果をRAM60に保存するとともに、当該処理結果を表示するための表示信号を表示駆動回路41に出力して、対応する表示情報を表示させる。
【0027】
入力部20は、数値や数式等の入力、機能選択に必要なキーを備えた入力装置であり、押下されたキーの押下信号等をCPU10に出力する。この入力部20は、図1に示すキー群3に相当する。
【0028】
また、関数電卓1は、入力装置として、タッチパネルであるタブレット30を備える。このタブレット30は、表示部40における位置を指示する指示ペン(図1の入力ペン4に相当)等の装置と、指示された表示部40の位置を感知する装置とが組み合わされた入力装置である。タブレット30に接続される位置検出回路31は、タブレット30により指示された位置の座標を検出する。このタブレット30を使用すれば、表示部40における位置を細かく指定することができ、タブレット30を使用した表示部40のタッチ操作により、上述した入力部20と同様の入力手段を実現できる。
【0029】
表示駆動回路41は、CPU10から入力される表示信号に基づいて表示部40を制御して各種画面を表示させるものである。表示部40は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等で構成される。この表示部40は、図1に示すディスプレイ2に相当するものであり、タブレット30と一体的に形成される。
【0030】
ROM50は、各種初期設定やハードウェアの検査、必要なプログラムのロードを行うための初期プログラムが格納される。CPU10は、関数電卓1の電源の投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、関数電卓1の動作環境を設定する。また、ROM50には、統計アプリケーションや数列アプリケーション、グラフアプリケーション等の各種アプリケーションプログラム、各種設定処理や各種演算処理等の関数電卓1の動作に係る各種処理プログラム、関数電卓1の備える種々の機能を実現するためのプログラムやデータ等が格納される。尚、ROM50に格納されるプログラムやデータ等の詳細については、後述する各実施の形態において説明する。
【0031】
RAM60は、CPU10が実行する各種処理プログラムや、これらのプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持する格納領域(メモリ)を備える。尚、RAM60が備える格納領域の詳細については、後述する各実施の形態において説明する。
【0032】
このように構成される関数電卓1に適用される3つの実施の形態について、以下、順に説明する。
【0033】
〔第1の実施の形態〕
先ず、第1の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、二項分布とポアソン分布との関係(特に、近似が成立する条件)を、ユーザがより理解し易くするための機能を実現している。
【0034】
二項分布からポアソン分布への近似は、以下の条件において成立する。即ち、式(1)に示した二項分布の確率分布関数において、(a)パラメータpの値がパラメータaの増加に伴って減少する実数であり、且つ、(b)a→∞でa×p=一定、であるとき、二項分布からポアソン分布への近似が成立する。このとき、式(2)に示したポアソン分布の確率分布関数において、パラメータμは、次式で与えられる。
μ=a×p ・・・(4)
【0035】
[ROM及びRAMの構成]
第1の実施の形態におけるROM50及びRAM60の構成を説明する。
図3は、第1の実施の形態におけるROM50(以下、適宜「ROM50a」と称する。)及びRAM60(以下、適宜「RAM60a」と称する。)の構成を示す図である。
【0036】
図3(a)によれば、ROM50aには、式(1)に示した二項分布の確率分布関数である二項分布関数51、式(2)に示したポアソン分布の確率分布関数であるポアソン分布関数52、二項分布関数51のパラメータa、pの初期値であるパラメータ初期値54、後述する第1グラフ表示処理(図4〜図6参照)を実現するための第1グラフ表示プログラム57、が格納されている。
【0037】
また、図3(b)によれば、RAM60aには、二項分布関数51のパラメータa、pに設定された値や、ポアソン分布関数52のパラメータμに設定された値を保持するパラメータ値格納領域61a、二項分布関数51のパラメータaの値とパラメータpの値との積である一定値Eの値を保持する一定値格納領域62a、グラフがドラッグされた際のドラッグ先の座標値(X,Y)を保持するドラッグ座標格納領域63a、が備えられている。
【0038】
パラメータ値格納領域61aに保持される値は、第1グラフ表示処理において各パラメータの値が変更されると、この変更後の値に更新される。
【0039】
[動作]
第1の実施の形態における動作を説明する。
図4〜図6は、第1グラフ表示処理に係る関数電卓1の動作を説明するためのフローチャートであり、図7は、第1グラフ表示処理における表示画面の遷移例を示す図である。
【0040】
図4によれば、先ず、CPU10は、数列アプリケーションの実行を開始して、数列式入力ウィンドウを表示部40に表示させる。そして、この数列式入力ウィンドウにおいて、二項分布関数51の数列式と、ポアソン分布関数52の数列式とを入力する。これは、二項分布及びポアソン分布がともに離散的な確率分布であるからである。
【0041】
次いで、CPU10は、二項分布関数51のパラメータa、pにパラメータ初期値54を設定するとともに(ステップS11)、次式(5)に従って一定値Eの値を算出する(ステップS12)。
E=a×p ・・・(5)
【0042】
パラメータa、pの値を設定すると、CPU10は、これらの設定したパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフを描画する(ステップS13)。
【0043】
また、CPU10は、パラメータa、pの値から、式(4)に従ってポアソン分布関数52のパラメータμの値を算出・設定する(ステップS14)。そして、この設定したパラメータμの値で、ポアソン分布関数52のグラフを描画する(ステップS15)。
【0044】
図7(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、画面下部に数列式入力ウィンドウPW1が表示され、画面上部にグラフウィンドウGW1が表示されている。
【0045】
数列式入力ウィンドウPW1は、再帰的(Recursive)な数列式を扱う再帰数列ウィンドウと、明示的(Explicit)な数列を扱う明示数列ウィンドウと、を切り換えて表示できるように構成されている。二項分布関数51及びポアソン分布関数52は、式(1)、(2)に示すように、何れも明示的な数列に該当するため、ここでは、明示数列ウィンドウが表示されている。
【0046】
明示数列ウィンドウにおいて、数列演算の対象となる明示的な数列式が入力される。同図では、数列式anEに、二項分布関数51の数列式210が入力されており、数列式bnEに、ポアソン分布関数52の数列式220が入力されている。
【0047】
また、グラフウィンドウGW1には、横軸をn(即ち、確率変数x)として、数列式入力ウィンドウPW1に表示されている数列式のグラフが表示されている。具体的には、数列式210に基づく二項分布関数51のグラフ(以下、適宜「二項分布グラフ」と称する。)BG1と、数列式220に基づくポアソン分布のグラフ(以下、適宜「ポアソン分布グラフ」と称する。)PG1と、が表示されている。
【0048】
更に、グラフウィンドウGW1の下部に備えられたパラメータ表示領域100aには、二項分布関数51のパラメータa、pに設定されている値と、ポアソン分布関数52のパラメータμに設定されている値と、が表示されている。グラフウィンドウGW1に表示されている各グラフは、このパラメータ表示領域100aに表示されている各パラメータの値で描画されている。即ち、二項分布グラフBG1は、a=6及びp=0.17での二項分布関数51のグラフであり、ポアソン分布グラフPG1は、μ=1.02でのポアソン分布関数52のグラフである。
【0049】
この表示画面において、ユーザは、パラメータ表示領域100aに表示されているパラメータa、pの値を変更することが可能である。具体的には、入力ペン4で、パラメータa又はpの値の直右に表示されている上/下矢印アイコンをタッチする、或いは、パラメータa又はpの値をタッチして選択状態とした後、キー群3の操作によって所望の値を入力する、等によって実現される。
【0050】
また、ユーザは、グラフウィンドウGW1に表示されているグラフをドラッグ操作によって変形させることも可能である。具体的には、入力ペン4で、二項分布グラフBG1又はポアソングラフPG1をタッチして選択状態とさせた後、ドラッグ操作によって移動させることで実現される。ここで、「ドラッグ操作」とは、ポインタ操作の一種であり、例えば、入力ペン4をディスプレイ2上に当接させた状態のまま、ディスプレイ2上を移動させる操作のことを言う。そして、ドラッグ操作によって移動した入力ペン4が指す位置を、「ドラッグ先」の位置と称する。
【0051】
そして、この表示画面において、パラメータの変更がなされると(ステップS16:YES)、CPU10は、何れのパラメータ(a又はp)が変更されたかを判断する。
【0052】
図5によれば、判断の結果、パラメータaの値が変更されたならば(ステップS17:a)、CPU10は、変更後の値をパラメータaに再設定するとともに(ステップS18)、式(5)から得られる次式(6)に従って、パラメータpの値を算出・再設定する(ステップS19)。
p=E/a ・・・(6)
尚、算出されるパラメータpの値は、0≦p≦1、を満たす実数であり、以下においても同様であるとする。
【0053】
そして、これらの再設定したパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS22)。
【0054】
図7(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、パラメータ表示領域100aには、パラメータaの値が「6」から「12」に変更して表示されているとともに、この変更に伴い、パラメータpの値が「0.17」から「0.085」に変更して表示されている。尚、パラメータμの値は変更されておらず、「1.02」のままである。
【0055】
そして、グラフウィンドウGW1には、変更後のパラメータの値、即ち、a=0.17及びp=0.085での二項分布関数のグラフ(二項分布グラフ)BG2と、μ=1.02でのポアソン分布関数のグラフ(ポアソン分布グラフ)PG2と、が表示されている。
【0056】
一方、ステップS17において、パラメータpの値が変更されたならば(ステップS17:b)、CPU10は、変更後の値をパラメータpに再設定するとともに(ステップS20)、式(5)から得られる次式(7)に従って、パラメータaの値を算出・再設定する(ステップS21)。
a=E/p ・・・(7)
尚、算出されるパラメータaの値は自然数であり、以下においても同様であるとする。
【0057】
そして、これらの再設定したパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS22)。
【0058】
また、図7(a)に示した表示画面において、グラフのドラッグがなされると(ステップS16:NO〜S23:YES)、CPU10は、何れのグラフ(二項分布グラフ又はポアソン分布グラフ)がドラッグされたかを判断する。
【0059】
図6によれば、判断の結果、二項分布グラフがドラッグされたならば(ステップS24:YES)、CPU10は、ドラッグ先の座標を通り、且つ、二項分布関数51を満たすように、二項分布グラフを変形させる。
【0060】
具体的には、式(1)に示した二項分布の確率分布関数において、ドラッグ先の座標値(X,Y)を(x,Bcd(x、a、p))とおいてパラメータaの値を算出・再設定する。このとき、式(6)を用いて式(1)をパラメータaについての数式に変換し、パラメータaの値を算出する(ステップS25)。
【0061】
パラメータaの値を算出すると、CPU10は、式(6)に従ってパラメータpの値を算出・再設定する(ステップS26)。そして、これらの再設定したパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS27)。
【0062】
図7(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、グラフウィンドウGW1には、ドラッグ先の座標P(X,Y)を通り、且つ、二項分布関数51を満たすように、二項分布グラフBG1が変形された二項分布グラフBG3が表示されている。尚、ポアソン分布グラフPG1は、変化していない。
【0063】
また、パラメータ表示領域100aには、二項分布グラフBG1の変形に応じて変更されたパラメータ値が表示されている。具体的には、パラメータaの値が「6」から「24」に、パラメータpの値が「0.17」から「0.0425」に、それぞれ変更して表示されている。
【0064】
一方、ポアソン分布グラフがドラッグされたならば(ステップS24:NO〜S28:YES)、CPU10は、ドラッグ先の座標を通り、且つ、ポアソン分布関数52を満たすように、ポアソン分布グラフを変形させる。
【0065】
具体的には、式(2)に示したポアソン分布の確率分布関数において、ドラッグ先の座標(X,Y)を(x,Pcd(x、μ))とおいてパラメータμの値を算出・再設定する(ステップS29)。そして、この再設定後のパラメータμの値で、ポアソン分布関数52のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS30)。
【0066】
次いで、CPU10は、二項分布のパラメータa、pの値を算出・再設定する。このとき、パラメータa、pの一方の値を固定とし、式(5)に従って他方の値を変化させる(ステップS31)。尚ここで、パラメータa、pのどちらの値を固定/変化させるかは、ユーザの指定によって決定しても良いし、予め決めておいても良い。
【0067】
例えば、パラメータpの値を固定とし、パラメータaの値を、式(4)から得られる次式(8)に従って算出する。
a=μ/p ・・・(8)
また、パラメータaの値を固定とし、パラメータpの値を、式(4)から得られる次式(9)に従って算出してもよい。
p=μ/a ・・・(9)
【0068】
パラメータa、pの値を再設定すると、CPU10は、これらの再設定したパラメータa、pの値で、二項分布のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS32)。
【0069】
以上の処理を行うと、CPU10は、本第1グラフ表示処理を終了する。
【0070】
[作用・効果]
以上、第1の実施の形態によれば、二項分布グラフBG1及びポアソン分布グラフPG1が描画された表示画面において、パラメータa、pを変更すると、この変更に従って変化した二項分布グラフBG2が再描画される。また、二項分布グラフBG1をドラッグして変形させると、この変形に応じてパラメータa、pの値が変更される。従って、ユーザは、二項分布グラフBG1の変化やパラメータa、pの値の変化を見ることで、二項分布関数51とポアソン分布関数52との間の関係、例えば、a×p(=E)の値を一定に保ったままパラメータaの値を増加させると、二項分布関数51がポアソン分布関数52に近似されることを、容易に理解することができる。
【0071】
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態を説明する。尚、以下の説明において、上述した第1の実施の形態と同一要素については同符号を付し、詳細な説明を省略する。
第2の実施の形態は、二項分布と正規分布との関係(特に、近似が成立する条件)を、ユーザがより理解し易くするための機能を実現している。
【0072】
二項分布から正規分布への近似は、以下の条件において成立する。即ち、式(1)に示した二項分布の確率分布関数において、a×p→∞、であるとき、二項分布から正規分布への近似が成立する。このとき、式(3)に示した正規分布の確率分布関数において、パラメータm、σは、次式で与えられる。
m=a×p ・・・(10)
σ=√(a×p×(1−p)) ・・・(11)
【0073】
[ROM及びRAMの構成]
第2の実施の形態におけるROM50及びRAM60の構成を説明する。
図8は、第2の実施の形態におけるROM50(以下、適宜「ROM50b」と称する。)及びRAM60(以下、適宜「RAM60b」と称する。)の構成を示す図である。
【0074】
図8(a)によれば、ROM50bには、二項分布関数51、式(3)に示した正規分布の確率密度関数である正規分布関数53、パラメータ初期値54、後述する第2グラフ表示処理(図9〜図11参照)を実現するための第2グラフ表示プログラム58、が格納されている。
【0075】
また、図8(b)によれば、RAM60bは、二項分布関数51のパラメータa、pに設定された値や、正規分布関数53のパラメータm、σに設定された値を保持するパラメータ値格納領域61b、ドラッグ座標格納領域63b、を備えている。
【0076】
パラメータ値格納領域61bに保持される値は、第2グラフ表示処理において各パラメータの値が変更されると、この変更後の値に更新される。
【0077】
[動作]
第2の実施の形態における動作を説明する。
図9〜図11は、第2グラフ表示処理に係る関数電卓の動作を説明するためのフローチャートであり、図12は、第2グラフ表示処理における表示画面の遷移例を示す図である。
【0078】
図9によれば、CPU10は、先ず、数列アプリケーション及びグラフアプリケーションの実行を開始して、数列式入力ウィンドウ及びグラフ式入力ウィンドウを表示部40に表示させる。そして、この数列式入力ウィンドウにおいて二項分布関数51の数列式を入力し、グラフ式入力ウィンドウにおいて正規分布関数53のグラフ式を入力する。これは、二項分布が離散的な確率分布であり、正規分布が連続的な確率分布であるためである。
【0079】
次いで、CPU10は、二項分布関数51のパラメータa、pにパラメータ初期値54を設定する(ステップS41)。そして、これらの設定したパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフをグラフウィンドウに描画する(ステップS42)。
【0080】
また、CPU10は、パラメータa、pの値から、式(10)、(11)に従って正規分布関数53のパラメータm、σを算出・設定する(ステップS43)。そして、これらの設定したパラメータm、σの値で、正規分布関数53のグラフを描画する(ステップS44)。
【0081】
図12(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、画面下部に数列式入力ウィンドウPW2及びグラフ式入力ウィンドウCW2が表示され、画面上部にグラフウィンドウGW2が表示されている。
【0082】
数列式入力ウィンドウPW2には、二項分布関数51が明示的な数列に該当するため、明示数列ウィンドウが表示されている。そして、明示数列ウィンドウにおいて、数列式anEに、二項分布関数51の数列式210が入力されている。また、グラフ式入力ウィンドウCW2において、グラフ式y1に、正規分布関数53のグラフ式230が入力されている。
【0083】
そして、グラフウィンドウGW2には、数列式210に基づく二項分布関数51のグラフ(二項分布グラフ)BG4と、グラフ式230に基づく正規分布関数53のグラフ(正規分布グラフ)NG4と、が表示されている。
【0084】
更に、パラメータ表示領域100bには、二項分布関数51のパラメータa、pに設定されている値と、正規分布関数53のパラメータm、σに設定されている値と、が表示されている。即ち、グラフウィンドウGW2に表示されている二項分布グラフBG4は、a=6及びp=0.17での二項分布関数51のグラフであり、正規分布グラフNG4は、m=1.02及びσ=0.92での正規分布関数53でのグラフである。
【0085】
そして、この表示画面において、ユーザによってパラメータの変更がなされると(ステップS45:YES)、CPU10は、何れのパラメータ(a又はp)が変更されたかを判断する。
【0086】
図10によれば、判断の結果、パラメータaの値が変更されたならば(ステップS46:a)、CPU10は、変更後の値をパラメータaに再設定する(ステップS47)。一方、パラメータpの値が変更されたならば(ステップS46:p)、変更後の値をパラメータpに再設定する(ステップS48)。
【0087】
パラメータa又はpの値を再設定すると、CPU10は、これらの再設定したパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS49)。
【0088】
次いで、CPU10は、再設定したパラメータa、pの値から、式(10)、(11)に従って正規分布関数53のパラメータm、σの値を再設定する(ステップS50)。そして、これらの再設定したパラメータm、σの値で、正規分布関数53のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS51)。
【0089】
図12(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図であり、パラメータaの値が変更された場合を示している。同図によれば、パラメータ表示領域100bには、パラメータaの値が「6」から「24」に変更して表示されているとともに、この変更に伴い、パラメータmの値が「1.02」から「4.08」に、パラメータσの値が「0.92」から「1.84」に、それぞれ変更されて表示されている。尚、パラメータpの値は変更されておらず、「0.17」のままである。
【0090】
そして、グラフウィンドウGW2には、変更後のパラメータの値、即ち、a=24及びp=0.17での二項分布関数51のグラフ(二項分布グラフ)BG5と、m=4.08及びσ=1.84での正規分布関数53のグラフ(正規分布グラフ)NG5と、が表示されている。
【0091】
また、図12(a)に示した表示画面において、グラフのドラッグがなされると(ステップS45:NO〜S52)、CPU10は、何れのグラフ(二項分布グラフ又は正規分布グラフ)がドラッグされたかを判断する。
【0092】
図11によれば、判断の結果、二項分布グラフがドラッグされたならば(ステップS53:YES)、CPU10は、ドラッグ先の座標を通り、且つ、二項分布関数51を満たすように、二項分布グラフを変形させる。
【0093】
即ち、式(1)に示した二項分布の確率分布関数において、ドラッグ先の座標値(X,Y)を(x,Bcd(x、a、p))とおいてパラメータa、pの値を算出・再設定する。このとき、パラメータa、pの一方の値を固定として、他方の値を変化させる(ステップS54)。
【0094】
パラメータa、pの値を再設定すると、CPU10は、これらの再設定したパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS55)。
【0095】
次いで、CPU10は、再設定したパラメータa、pの値から、式(10)、(11)に従って正規分布関数53のパラメータm、σの値を算出・再設定する(ステップS56)。そして、これらの再設定したパラメータm、σの値で、正規分布関数53のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS57)。
【0096】
図12(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、グラフウィンドウGW2には、ドラッグ先の座標P(X,Y)を通り、且つ、二項分布関数51を満たすように、二項分布グラフBG4が二項分布グラフBG6に変形されて表示されているとともに、この変形に応じて正規分布グラフNG4が正規分布グラフNG6に変形されて表示されている。
【0097】
また、パラメータ表示領域100bには、二項分布グラフBG6の変形に応じて変更されたパラメータの値が表示されている。具体的には、パラメータaの値が「6」から「24」に、パラメータmの値が「1.02」から「4.08」に、パラメータσの値が「0.92」から「1.84」に、それぞれ変更して表示されている。
【0098】
一方、正規分布グラフがドラッグされたならば(ステップS53:NO〜S58:YES)、CPU10は、ドラッグ先の座標を通り、且つ、正規分布関数53を満たすように、正規分布グラフを変形させる。
【0099】
即ち、式(3)に示した正規分布の確率密度関数において、ドラッグ先の座標値(X,Y)を(x,p(x、m、σ))とおいてパラメータm、σの値を算出する。このとき、パラメータm、σの一方の値を固定として、他方の値を変化させる(ステップS59)。
【0100】
パラメータm、σの値を再設定すると、CPU10は、これらの再設定したパラメータm、σの値で、正規分布関数53のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS60)。
【0101】
次いで、CPU10は、再設定したパラメータm、σの値から、式(10)、(11)に従って、二項分布関数51のパラメータa、pの値を算出・再設定する。具体的には、式(10)、(11)それぞれパラメータm、σに設定されている値を代入し、連立させてパラメータa、pの値を算出する(ステップS61)。そして、これらの再設定したパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS62)。
【0102】
以上の処理を行うと、CPU10は、本第2グラフ表示処理を終了する。
【0103】
[作用・効果]
以上、第2の実施の形態によれば、二項分布グラフBG4及び正規分布グラフNG4が描画された表示画面において、パラメータa、pを変更すると、この変更に従って変化した二項分布グラフBG5及び正規分布関数535が再描画される。また、二項分布グラフBG1をドラッグして変形させると、この変形に応じて、パラメータa、p、m、σの値が変更される。従って、ユーザは、二項分布グラフBG4及び正規分布グラフNG4の変化や、パラメータa、p、m、σの値の変化を見ることで、二項分布関数51と正規分布関数53との間の関係、例えば、a×pの値を増加させると、二項分布関数51が正規分布関数53に近似されることを、容易に理解することができる。
【0104】
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態を説明する。尚、以下の説明において、上述した第1及び第2の実施の形態と同一要素については同符号を付し、詳細な説明を省略する。
第3の実施の形態では、二項分布、ポアソン分布及び正規分布の関係(特に、近似が成立する条件)を、ユーザがより理解し易くするための機能を実現している。
【0105】
[ROM及びRAMの構成]
第3の実施の形態におけるROM50及びRAM60の構成を説明する。
図13は、第3の実施の形態におけるROM50(以下、適宜「ROM50c」と称する。)及びRAM60(以下、適宜「RAM60c」と称する。)の構成を示す図である。
【0106】
図13(a)によれば、ROM50cには、二項分布関数51、ポアソン分布関数52、正規分布関数53、パラメータ初期値54、後述する第3グラフ表示処理(図14〜図17参照)を実現するための第3グラフ表示プログラム59、が格納されている。
【0107】
また、図13(b)によれば、RAM60cは、二項分布関数51のパラメータa、pに設定された値や、ポアソン分布関数52のパラメータμに設定された値、正規分布関数53のパラメータm、σに設定された値を保持するパラメータ値格納領域61c、ドラッグ座標格納領域63c、を備えている。
【0108】
パラメータ値格納領域61cに保持される値は、第3グラフ表示処理において各パラメータの値が変更されると、この変更後の値に更新される。
【0109】
[動作]
第3の実施の形態における動作を説明する。
図14〜図17は、第3グラフ表示処理に係る関数電卓1の動作を説明するためのフローチャートであり、図18は、第3グラフ表示処理における表示画面の遷移例を示す図である。
【0110】
図14によれば、先ず、CPU10は、数列アプリケーション及びグラフアプリケーションの実行を開始して、数列式入力ウィンドウ及びグラフ式入力ウィンドウを表示部40に表示させる。そして、この数列式入力ウィンドウにおいて二項分布関数51の数列式とポアソン分布関数52の数列式とを入力し、グラフ式入力画面において正規分布関数53のグラフ式を入力する。
【0111】
次いで、CPU10は、二項分布関数51のパラメータa、pにパラメータ初期値54を設定する(ステップS71)。そして、これらの設定したパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフをグラフウィンドウに描画する(ステップS72)。
【0112】
また、CPU10は、パラメータa、pの値から、式(4)に従ってポアソン分布関数52のパラメータμの値を算出・設定する(ステップS73)。そして、この設定したパラメータμの値で、ポアソン分布関数52のグラフを描画する(ステップS74)。
【0113】
更に、CPU10は、パラメータa、pの値から、式(10)、(11)に従って、正規分布関数53のパラメータm、σの値を算出・設定する(ステップS75)。そして、これらの設定したパラメータm、σの値で、正規分布関数53のグラフを描画する(ステップS76)。
【0114】
図18(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、画面下部に数列式入力ウィンドウPW3及びグラフ式入力ウィンドウCW3が表示され、画面上部にグラフウィンドウGW3が表示されている。
【0115】
数列式入力ウィンドウPW3には、二項分布関数51及びポアソン分布関数52が明示的な数列に該当するため、明示数列ウィンドウが表示されている。そして、明示数列ウィンドウにおいて、数列式anEに二項分布関数51の数列式210が入力され、数列式bnEにポアソン分布関数52の数列式220が入力されている。また、グラフ式入力ウィンドウCW3において、グラフ式y1に、正規分布関数53のグラフ式230が入力されている。
【0116】
そして、グラフウィンドウGW3には、数列式210に基づく二項分布関数51のグラフ(二項分布グラフ)BG7と、数列式220に基づくポアソン分布関数52のグラフ(ポアソン分布グラフ)PG7と、グラフ式230に基づく正規分布関数53のグラフ(正規分布グラフ)NG7と、が表示されている。
【0117】
そして、この表示画面において、ユーザによってパラメータの変更がなされると(ステップS77:YES)、CPU10は、何れのパラメータ(a又はp)が変更されたかを判断する。
【0118】
図15によれば、判断の結果、パラメータaが変更されたならば(ステップS78:a)、CPU10は、変更後の値をパラメータaに設定する(ステップS79)。一方、パラメータpが変更されたならば(ステップS78:b)、変更後の値をパラメータpに設定する(ステップ80)。
【0119】
パラメータa又はpの値を再設定すると、CPU10は、これらの再設定したパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS81)。
【0120】
次いで、CPU10は、再設定したパラメータa、pの値から、式(4)に従ってポアソン分布関数52のパラメータμの値を算出・再設定する(ステップS82)。そして、この再設定したパラメータμの値で、ポアソン分布関数52のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS83)。
【0121】
更に、CPU10は、再設定したパラメータa、pの値から、式(10)、(11)に従って正規分布関数53のパラメータm、σの値を算出・再設定する(ステップS84)。そして、これらの再設定したパラメータm、σの値で、正規分布関数53のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS85)。
【0122】
図18(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図であり、パラメータaの値が変更された場合を示している。同図によれば、パラメータ表示領域100cには、パラメータaの値が「6」から「24」に変更して表示されているとともに、この変更に伴い、パラメータμ及びmの値が「1.02」から「4.08」に、パラメータσの値が「0.92」から「1.84」に、それぞれ変更して表示されている。尚、パラメータpの値は変更されておらず、「0.17」のままである。
【0123】
そして、グラフウィンドウGW3には、変更後のパラメータ、即ち、a=24及びp=0.17での二項分布関数51のグラフ(二項分布グラフ)BG8と、μ=4.08でのポアソン分布関数52のグラフ(ポアソン分布グラフ)PG8と、m=4.08及びσ=1.84での正規分布関数53のグラフ(正規分布グラフ)NG8と、が表示されている。
【0124】
また、図18(a)に示した表示画面において、ユーザによってグラフのドラッグがなされると(ステップS77:NO〜S86:YES)CPU10は、何れのグラフがドラッグ(二項分布グラフ、ポアソン分布グラフ又は正規分布グラフ)されたのかを判断する。
【0125】
図16によれば、判断の結果、二項分布グラフがドラッグされたならば(ステップS87:YES)、CPU10は、ドラッグ先の座標を通り、且つ、二項分布関数51を満たすように二項分布グラフを変形させる。
【0126】
即ち、式(1)に示した二項分布の確率分布関数において、ドラッグ先の座標(X,Y)を(x,Bcd(x、a、p))とおいてパラメータa、pの値を算出・再設定す。このとき、パラメータa、pの値の一方を固定として、他方の値を変化させる(ステップS88)。そして、これらの再設定したパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップ89)。
【0127】
次いで、CPU10は、再設定したパラメータa、pの値から、式(4)に従ってポアソン分布関数52のパラメータμの値を算出・再設定する(ステップS90)。そして、この再設定したパラメータμの値で、ポアソン分布関数52のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS91)。
【0128】
更に、CPU10は、再設定したパラメータa、pの値から、式(10)、(11)に従って正規分布関数53のパラメータm、σの値を算出・再設定する(ステップS92)。そして、これらの再設定したパラメータm、σの値で、正規分布関数53のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS93)。
【0129】
図18(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、グラフウィンドウGW3には、ドラッグ先の座標P(X,Y)を通り、且つ、二項分布関数51を満たすように、二項分布グラフBG7が変形された二項分布グラフBG9が表示されているとともに、この変形に応じてポアソン分布グラフPG7が変形されたポアソン分布グラフPG9と、正規分布グラフNG4が変形された正規分布グラフNG6と、が表示されている。
【0130】
そして、パラメータ表示領域100cには、二項分布グラフBG9の変形に応じて変更されたパラメータの値が表示されている。具体的には、パラメータaの値が「6」から「24」に、パラメータμ及びmの値が「1.02」から「4.08」に、パラメータσの値が「0.92」から「1.84」に、それぞれ変更して表示されている。
【0131】
また、ポアソン分布グラフがドラッグされたならば(ステップS87:NO〜S94:YES)、CPU10は、ドラッグ先の座標を通り、且つ、ポアソン分布関数52を満たすように、ポアソン分布グラフを変形させる。
【0132】
即ち、式(2)に示したポアソン分布の確率分布関数において、ドラッグ先の座標(X,Y)を(x,Pcd(x、μ))とおいてパラメータμの値を算出・再設定する(ステップS95)。そして、この再設定したパラメータμの値で、ポアソン分布関数52のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS96)。
【0133】
次いで、CPU10は、二項分布関数51のパラメータa、pの値を算出・再設定する。このとき、パラメータa、pの一方の値を固定とし、式(5)に従って他方の値を変化させる(ステップS97)。そして、これらの再設定後のパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS98)。
【0134】
更に、CPU10は、再設定したパラメータa、pの値から、式(10)、(11)に従って正規分布関数53のパラメータm、σの値を算出・再設定する(ステップS99)。そして、これらの再設定したパラメータm、σの値で、正規分布関数53のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS100)。
【0135】
また、図17によれば、正規分布グラフがドラッグされたならば(ステップS94:NO〜S101:YES)、CPU10は、ドラッグ先の座標を通り、且つ、正規分布関数53を満たすように,正規分布グラフを変形させる。
【0136】
即ち、式(3)に示した正規分布の確率密度関数において、ドラッグ先の座標(X,Y)を(x,p(x、m、σ))とおいてパラメータm、σの値を算出・再設定する。このとき、パラメータm、σの一方の値を固定とし、他方の値を変化させる(ステップS102)。そして、これらの再設定したパラメータm、σの値で、正規分布関数53のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップS103)。
【0137】
次いで、CPU10は、二項分布関数51のパラメータa、pの値を算出・再設定する。具体的には、式(10)、(11)それぞれパラメータm、σに設定されている値を代入し、連立させてパラメータa、pの値を算出する(ステップS104)。そして、これらの再設定後のパラメータa、pの値で、二項分布関数51のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップ105)。
【0138】
更に、CPU10は、算出したパラメータa、pの値から、式(4)に従ってポアソン分布関数52のパラメータμの値を算出・再設定する(ステップS106)。そして、この再設定したパラメータμの値で、ポアソン分布関数52のグラフをグラフウィンドウに再描画する(ステップ107)。
【0139】
以上の処理を行うと、CPU10は、本第3グラフ表示処理を終了する。
【0140】
[作用・効果]
以上、第3の実施の形態によれば、二項分布グラフBG7、ポアソン分布グラフPG7及び正規分布グラフNG7が描画された表示画面において、パラメータa、pを変更すると、この変更に従って変化した二項分布グラフBG8が再描画される。また、二項分布グラフBG7をドラッグして変形させると、この変形に応じてパラメータa、p、μ、m、σの値が変更される。従って、ユーザは、二項分布グラフの変化やパラメータa、p、μ、m、σの値の変更を見ることで、二項分布関数51とポアソン分布関数52と正規分布関数53との間の関係、例えば、a×p(=E)の値を一定に保ったままパラメータaの値を増加させると二項分布関数51がポアソン分布関数52に近似されることや、a×pの値を増加させると二項分布関数51が正規分布関数に近似されるといったことを、容易に理解することができる。
【0141】
〔変形例〕
尚、本発明の適用は、上述した3つの実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0142】
例えば、上述した各実施の形態では、グラフのドラッグを行った場合、ドラッグ先の座標(X,P)に応じて当該グラフを変形することとしたが、グラフの特徴点、例えば最大値を通る垂直線を表示させ、この垂直線を左右に移動させることで、グラフを変形させることとしても良い。このとき、移動後の垂直線が、変形後のグラフの最大値を通るようにグラフを変形させる。
【0143】
【発明の効果】
請求項1又は5に記載の発明によれば、数列の和で表される確率分布を表す複数の数列式のグラフを描画し、描画したグラフの数列式に含まれるパラメータの値を変更すると、この変更したパラメータの値に従って他の数列式に含まれるパラメータの値を変更するとともに、この変更したパラメータの値で、他の数列式のグラフを再描画することができる。即ち、描画されているグラフの数列式に含まれるパラメータを変更すると、この変更に従って他の数列式のグラフが変化する。このため、ユーザは、パラメータの変更による他のグラフの変化を見ることで、各数列式が表す確率分布間の関係を容易に把握することができる。
【0144】
また、請求項2に記載の発明によれば、描画されているグラフをポインタ操作によって変形すると、この変形に応じて、変形したグラフに含まれるパラメータの値を変更することができる。即ち、ポインタ操作によってグラフを変形すると、この変形に応じて他のグラフが変化する。このため、ユーザは、ポインタ操作によってグラフを自由に変形させ、この変化による他のグラフの変化を見ることで、各数列式が表す確率分布間の関係を容易に把握することができる。
【0145】
また、請求項3に記載の発明によれば、ポインタ操作によって変形されるグラフの数列式が複数のパラメータを含む場合に、これらの内から指定されたパラメータの値を変更することができる。即ち、ユーザは、複数のパラメータの内から所望のパラメータを変更させ、この変更に伴って他のグラフがどのように変化するかを見ることで、各数列式が表す確率分布間の関係を容易に把握することができる。
【0146】
更に、請求項4に記載の発明によれば、パラメータの値が変更された数列式と他の数列式との関連を表す関連式に従って、他の数列式に含まれるパラメータの値を変更することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した関数電卓の外観例を示す図。
【図2】関数電卓の内部構成を示すブロック図。
【図3】第1の実施の形態におけるROM及びRAMの構成を示す図。
【図4】第1グラフ表示処理に係る関数電卓の動作を説明するフローチャート。
【図5】図4のフローチャートの続き。
【図6】図4のフローチャートの続き。
【図7】第1グラフ表示処理における表示画面の遷移例。
【図8】第2の実施の形態におけるROM及びRAMの構成を示す図。
【図9】第2グラフ表示処理における関数電卓の動作を説明するフローチャート。
【図10】図9のフローチャートの続き。
【図11】図9のフローチャートの続き。
【図12】第2グラフ表示処理における表示画面の遷移例。
【図13】第3の実施の形態におけるROM及びRAMの構成を示す図。
【図14】第3グラフ表示処理における関数電卓の動作を説明するフローチャート。
【図15】図14のフローチャートの続き。
【図16】図14のフローチャートの続き。
【図17】図15のフローチャートの続き。
【図18】第3グラフ表示処理における表示画面の遷移例。
【符号の説明】
1 関数電卓
10 CPU
20 入力部
30 タブレット
31 位置検出回路
40 表示部
41 表示駆動回路
50(50a、50b、50c) ROM
51 二項分布関数
52 ポアソン分布関数
53 正規分布関数
54 パラメータ初期値
57 第1グラフ表示プログラム
58 第2グラフ表示プログラム
59 第3グラフ表示プログラム
60(60a、60b、60c) RAM
61a、61b、61c パラメータ値格納領域
62a 一定値格納領域
63a、63b、63c ドラッグ座標格納領域
PW1〜PW3 数列式入力ウィンドウ
CW1〜CW3 グラフ式入力ウィンドウ
GW1〜GW3 グラフウィンドウ
100a、100b、100c パラメータ表示領域
BG1〜BG9 二項分布グラフ
PG1、PG7〜PG9 ポアソン分布グラフ
NB4〜9 正規分布グラフ

Claims (5)

  1. パラメータを含む数列式であり、数列の和で表される確率分布を表す複数の数列式及び当該各数列式に含まれるパラメータの値を設定する数列式設定手段と、
    この数列式設定手段により設定された各数列式のグラフを描画する制御を行うグラフ描画制御手段と、
    このグラフ描画制御手段により描画制御されたグラフの数列式に含まれるパラメータの値を変更する第1パラメータ値変更手段と、
    この第1パラメータ値変更手段により変更されたパラメータの値に従って、他の数列式に含まれるパラメータの値を変更する第2パラメータ値変更手段と、
    この第2パラメータ値変更手段により変更されたパラメータの値で、前記他の数列式のグラフを再描画する制御を行うグラフ再描画制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記グラフ描画制御手段により描画制御されたグラフをポインタ操作によって変形するグラフ変形手段、を更に備え、
    前記第1パラメータ値変更手段は、前記グラフ変形手段によるグラフの変形に応じて、当該グラフの数列式に含まれるパラメータの値を変更する手段、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記グラフ変形手段により変形されるグラフの数列式が複数のパラメータを含む場合に、当該複数のパラメータの内から値を変更するパラメータを指定するパラメータ指定手段、を更に備え、
    前記第1パラメータ値変更手段は、前記パラメータ指定手段により指定されたパラメータの値を変更する手段、を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記複数の数列式は、所定の関連式によって互いに関連付けられており、
    前記第2パラメータ値変更手段は、前記第1パラメータ値変更手段によりパラメータの値が変更された数列式と前記他の数列式との関連を表す関連式に従って、当該他の数列式のパラメータの値を変更する手段、を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電子機器。
  5. コンピュータに、
    パラメータを含む数列式であり、数列の和で表される確率分布を表す複数の数列式及び当該各数列式に含まれるパラメータの値を設定する数列式設定機能と、
    この数列式設定機能により設定された各数列式のグラフを描画する制御を行うグラフ描画制御機能と、
    このグラフ描画制御機能によって描画制御されたグラフの数列式に含まれるパラメータの値を変更する第1パラメータ値変更機能と、
    この第1パラメータ値変更機能によって変更されたパラメータの値に従って、他の数列式に含まれるパラメータの値を変更する第2パラメータ値変更機能と、
    この第2パラメータ値変更機能によって変更されたパラメータの値で、前記他の数列式のグラフを再描画する制御を行うグラフ再描画制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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