JP2004318281A - アンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【構成】主制御部9と少なくとも1種類の商品購入代価処理装置2、3を有する自動販売機において、前記主制御部9とアンケート制御部1とを配線し、前記アンケート制御部1が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部1が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部11とを備え、該ゲーム制御部11と前記商品購入代価処理装置2、3とを配線したアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機。
【効果】利用者の手を煩わすことなく、最小のアンケート内容に絞り込んで、このアンケート情報と、カップ式飲料自動販売機の設置ロケーション情報を処理分析することでマーケットリサーチを可能にし、今後の展開の参考にすることができる。
【選択図】 図1
【効果】利用者の手を煩わすことなく、最小のアンケート内容に絞り込んで、このアンケート情報と、カップ式飲料自動販売機の設置ロケーション情報を処理分析することでマーケットリサーチを可能にし、今後の展開の参考にすることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンケート機能とゲーム機能を連結し、アンケート機能における年齢と性別のアンケート回答をその場ですぐにゲームによる報奨に結びつけることができるアンケート機能とゲーム機能とを連結したシステムを有するカップ式飲料自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、アンケート機能を有する自動販売機として、画像表示手段と、該画像表示手段にアンケート内容を表示する表示制御手段と前記アンケートに対する回答を入力する回答入力手段と、該回答入力手段から入力された回答を集計するアンケート集計手段と、該アンケート集計手段の集計結果に基づいて販売商品の販売条件を調整する販売制御手段と、アンケート回答者に対して特典を与える特典付与手段とを具えた自動販売機(例えば、特許文献1参照)が存在している。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−251666(特許請求の範囲、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明に係るアンケート機能とゲーム機能とを連結したシステムを有するカップ式飲料自動販売機は、次の課題を解決することが目的である。
従来の技術は、単に自動販売機でアンケートをとって、後日それを分析し、商品の改良、集客性の向上、売り上げ増を意図しただけのものである。
これに対し本発明においては、アンケートから、年齢、性別を知ることによりマーケットリサーチ、利用者確認へと展開できると共にアンケートに対して回答するとゲーム機能を起動して報奨が出るようにしたもので、その場で即効的に集客増を図ることができる。さらに、アンケート結果は、後日分析して商品改良に資することもでき、さらにマーケットリサーチに展開することができる。しかも、アンケートに回答するとゲーム機能の当たり確率を増す等、またはゲームがハズレでも敗者復活戦の再ゲームができる等のバラエティー性を多く持たせることができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
主制御部と少なくとも1種類の商品購入代価処理装置を有する自動販売機において、前記主制御部とアンケート制御部とを配線し、前記アンケート制御部が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部とを備え、該ゲーム制御部と前記商品購入代価処理装置とを配線する構成である。
【0006】
上記課題を解決するための本発明の第2発明は、請求項2に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
前記アンケート制御部は、前記商品購入代価処理装置からの信号の受信を切っ掛けとしてアンケート表示が開始することを特徴とする請求項1記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0007】
上記課題を解決するための本発明の第3発明は、請求項3に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
前記アンケート制御部は、前記商品購入代価処理装置の内、コイン識別装置からの信号の受信もしくは紙幣識別装置からの信号の受信と販売開始の信号を切っ掛けとしてアンケート表示を開始することを特徴とする請求項1記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0008】
上記課題を解決するための本発明の第4発明は、請求項4に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
前記アンケート制御部は、表示装置を有し、前記商品購入代価処理装置の内、コイン識別装置からの信号もしくは紙幣識別装置からの信号に基づいて、前記表示装置に所定のアンケート表示内容を表示することを特徴とする請求項1記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0009】
上記課題を解決するための本発明の第5発明は、請求項5に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
前記アンケート制御部は、前記商品購入代価処理装置からの信号に基づいて、前記表示装置に所定のアンケート表示内容を表示し、この表示装置のアンケートに対して回答を行った終了信号の受信と、販売開始の信号を切っ掛けとして、ゲーム制御部を起動させ、ゲーム実行結果が当たりの時、所定金額を排出する指令を前記商品購入代価処理装置の内、コイン識別装置に出力する構成を具備したことを特徴とする請求項4に記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0010】
上記課題を解決するための本発明の第6発明は、請求項6に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
アンケート及びゲーム制御部を有する自動販売機制御コントローラを設けたカップ式飲料自動販売機において、前記自動販売機制御コントローラにアンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦などを有する選択スイッチと自動販売機映像装置、コイン識別装置、紙幣識別装置からなるコインメックと無線発信機及びメモリーカードなどを配線し、前記自動販売機制御コントローラ内でアンケート制御部が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部とを備えたことを特徴とするアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機。
【0011】
上記課題を解決するための本発明の第7発明は、請求項7に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
アンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦、映像装置タッチパネル等を有する選択スイッチを自動販売機制御コントローラを介さずに、先ず自動販売機映像装置に直接接続し、該自動販売機映像装置を自動販売機制御コントローラに接続するというように一部を変更した請求項6記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0012】
上記課題を解決するための本発明の第8発明は、請求項8に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
既存のカップ式飲料自動販売機の映像装置にアンケート及びゲーム制御部を組み込み、該アンケート及びゲーム制御部を組み込んだ映像装置を中心にして自動販売機制御コントローラとアンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦、映像装置タッチパネル等を有する選択スイッチと、コイン識別装置、紙幣識別装置からなるコインメックと無線発信機とメモリーカードなどを接続して、映像装置内でアンケート制御部が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部とを備えたことを特徴とするアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明は、例えば市販されている汎用パソコン、汎用メモリー媒体(スマートメディア、メモリースティック、CD−ROM、DVD等)を使用し、専用ソフト、市販汎用ソフトを駆使し、簡単にだれでもコンテンツを作成、編集する編集装置によってPCカード等を製作し、このPCカードにより自動販売機映像装置にオートダウンロードして入れることができるシステムを構築する。
【0014】
なお、コンテンツ製作に使用する素材は、汎用のビデオ、デジカメ、スキャナー、インターネット、CGなどの動画、静止画データ等が考えられ、可能な限り現在の汎用OA機器を使用し、一般的な汎用ソフト、汎用映像編集ソフトで、素材加工と編集をし、最終的に自動販売機映像装置用データに一回変換するだけで、だれでも簡単に自動販売機映像システムのコンテンツを入れ替え、書き換えできるようにする。
【0015】
次に、図1に基づいてベンダービジョンユニットのブロック図を説明する。
編集されたコンテンツを収納したPCカード4を使用して、コインメック7のコントロールにより、電子回路のインターフェース10を介してゲーム制御部11に接続し、さらに、大容量の密閉型HDD8と主制御部9を接続し、パソコンメモリーカード国際協会認定の電子回路のインターフェース10とゲーム制御部11を接続して、これら主制御部9、ゲーム制御部11から表示切替装置12を介して、LCDモニタ13で映像表示するものである。
【0016】
このカップ式飲料自動販売機は、元々は、主制御部9と商品購入代価処理装置としてのコイン識別装置2、及び主制御部9と商品購入代価処理装置としての紙幣識別装置3は、それぞれ、信号伝送線(電線ないし通信線とも称する)で直結されていた。表示切替12には、アンケート内容を表示する表示制御手段と、主制御部9にはアンケートに対する回答を入力する回答入力手段と回答入力手段から入力された回答を集計するアンケート集計手段と、該アンケート集計手段の集計結果に基づいて販売商品の販売条件を調整する販売制御手段と、アンケート回答者に対して特典を与えるゲーム機能の当り確率を上げる手段等が設けられている。
また、通信回線に接続される複数のカップ式飲料自動販売機と、通信回線に接続されて前記複数のカップ式飲料自動販売機と、通信が可能なカップ式飲料自動販売機管理装置とで構成されるカップ式飲料自動販売機運営システムで、前記カップ式飲料自動販売機は、顧客に対してアンケートを取り、その結果を顧客識別データとして情報入力し、これを前記カップ式飲料自動販売機管理装置へ送信する手段と、アンケート回答者に対して特典を与えるゲーム当選確率を上げる特典付与手段とを具えており、前記カップ式飲料自動販売機管理装置は、各カップ式飲料自動販売機から受信したアンケート結果を集計し、集計結果を分析して今後の展開の参考にできるものである。
その具体的な一実施例として、図1のように主制御部9とアンケート制御部1とゲーム制御部11を配線し、ゲーム制御部11とコイン識別装置2とを配線し、及びゲーム制御部11と紙幣識別装置3とをそれぞれ配線する。
なお、商品購入代価処理装置としては、カード処理装置、記録担体処理装置、決済用信号処理装置等が含まれる。そして、決済用信号処理装置の代表例は、電話網からの決済要求信号、携帯電話機などの携帯端末からの短距離無線通信による決済要求信号などの処理装置である。つまり、本発明はいわゆる携帯電話などの端末で商品を購入する場合を含むものである。
このことによって、コイン識別装置2から主制御部9へ出力する信号、及び紙幣識別装置3から主制御部9へ出力する信号の両方とも、ゲーム制御部11を介してアンケート制御部1が一旦、取り込んで主制御部9へ送信することができる。
従って、カップ式飲料自動販売機にコインもしくは紙幣のどちらが投入されても、アンケート制御部1は、すぐにアンケートを開始することができる。言い換えれば、アンケート制御部1は、従来のように購入ボタン部5の押下による主制御部9からの釣銭返却信号受信を待つことなく、アンケートを開始できるということであり、アンケート時間を長く取れるということである。
【0017】
なお、アンケート回答を利用して、個人情報の年齢、性別を自動収集し、主制御部で分析、処理できるようにするものである。この際、カップ式飲料自動販売機の設置場所(例えば、オフィス内、工場内、学校内、飲料店内、レストラン内、高速道路のサービスエリア内等)のロケーション情報との総合分析、処理を行うことで、いかに利用者の手を煩わすこと無く有効なデータを自動的に収集するかを考慮すると、アンケートの質問事項は少なければ少ない程よく、結果として年齢と性別に絞り込むことを見い出した。これは、年齢、性別のデータとカップ式飲料自動販売機がもともと有している情報である全体売上げ杯数、選択商品とのリンクで可能にしたものである。
【0018】
さらに、カメラ等を設置して、いたずら、盗難を監視したり、抜き打ち的にカメラを作動させて、アンケートに答えない人のデータも取り入れて精度の確認に資するとか、プログラム上、アンケートデータを入力された時点での利用状況を処理してデータ化し、分析をすることで次への展開の参考にするとか、録音テープを起動させて、利用者の生の声(例えば、「この自動販売機にはココアがないね。」だとか、「コーヒーの種類を多くしてほしいね」等)の情報が入手できれば、ロケーションとのリンクで今後の展開の参考になる。
【0019】
また、アンケート回答の手段としては、専用スイッチを設置するか、カップ式飲料自動販売機の既存スイッチ(味調節ボタン、商品選択ボタン、テンキー等)を利用することが考えられる。
【0020】
また、利用者の個人情報の収集を自動化するには、カップ式飲料自動販売機に非接触式認識、映像認識、無線認識による各機器を採用できるようにすることで可能になる。
その具体的なものとしては、映像記録機能を持ったカメラの搭載、IDカードの採用によるそのIDカードが有する情報による認識、IDタグによる認識、携帯電話による認識等が採用可能である。また、主制御部でのアンケート情報分析処理だけでなく、回答結果を通信線を介してホストコンピュータへ送信して集計、分析処理を行うことで、商品を購入する顧客の嗜好を調整し、マーケティングのための資料を得るようにすることも考えられる。
【0021】
アンケート制御部1は、表示切替装置12とモニター13を標準的に具備することが望まれる。アンケート制御部1が実行するアンケート内容を表示するためである。
なお、アンケート制御部1は、アンケートを実行できる制御装置でなければならない。しかし、アンケート制御部1は、(普段、)アンケート以外の表示を表示切替装置12によりモニター13に表示してはならない、ということでは全くない。また、アンケート制御部1は、コイン識別装置2もしくは紙幣識別装置3からの信号に基づいて、アンケート以外の内容を表示してはならないということでもない。例えば、アンケート制御部1は、コイン識別装置2もしくは紙幣識別装置3からの信号に基づいて、表示切替装置12を介してモニター13に、接客情報、商品の宣伝、カップ式飲料自動販売機の利用案内、カップ式飲料自動販売機を運営する業者の案内やお知らせなどの情報を、アンケート実行の前でも後でも表示してもよい。
また、アンケート制御部1は、コイン識別装置2もしくは紙幣識別装置3からの信号を受信したなら、すなわち、カップ式飲料自動販売機にユーザがコインもしくは紙幣を投入したなら、すぐにアンケートを開始するよう構成されて、例えばプログラムされて、いてもよいことはもちろんである。
アンケート制御部1が、購入ボタン部5のいずれかの購入ボタン(図示せず)の押下を待つことなく、コイン識別装置2もしくは紙幣識別装置3からの信号に基づいてすぐにアンケートを開始する、つまり、表示切替装置12を介してモニター13で表示内容をそれ以前の表示(例、商品の広告)から、アンケートの表示内容に切り換えるようにすれば、商品代金投入から商品排出までアンケート実行時間を長く取れる。それゆえ、業者は、より複雑な内容の(例、ストーリー性のある)アンケートを用意でき、より面白い内容のアンケートを用意することも可能である。
【0022】
本発明に係るカップ式飲料自動販売機においては、アンケート機能によるアンケート回答者に対して、ゲーム機能を有している。すなわち、ユーザの注目を集めやすいので、販売促進効果が期待できる。さらに、また、本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるゲーム機能は、ゲーム制御部11に、いわゆるキャッシュバック機能を持たせることも可能で、そのことによって、より一層の販売促進効果を期待できる。
すなわち、ゲーム制御部11は、ゲームを実行し、その結果が当たりのとき、所定金額(例、当該商品購入代金と同額)を排出する指令をコイン識別装置2に出力するよう、構成しておくのである。当然、ゲーム制御部11は、ゲーム結果がハズレのときは、キャッシュバックを意味する信号を出力しない。
あるいは、ハズレのときは、便宜上、0円のキャッシュバックとみなしてもよい。
【0023】
図2は、本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート機能を司るアンケート制御部1の回答者のみにゲーム機能でのキャッシュバックの実施の一形態を示すブロック図である。
ここでは、カップ式飲料自動販売機が販売する商品の代金は120円であるとする。
先ず、紙幣識別装置3に紙幣を投入したときのキャッシュバックに至るまでの動作を説明する。
ユーザが紙幣識別装置3の紙幣投入口17に千円紙幣を投入したとする。紙幣識別装置3は、1,000円が投入されたことを意味する貨幣投入信号Aを主制御部9へ向けて出力する。アンケート制御部1とゲーム制御部11は、貨幣投入信号Aを受信するとともに主制御部9へ転送する(出力する)。この転送動作とほとんど同時に、アンケート制御部1の表示装置18によって表示されたアンケートに回答することにより、次にゲーム制御部11は、ゲームを開始し、表示装置19にゲーム画面を表示させ続ける。
次に、ユーザが購入する商品を決め、購入ボタン部5の購入ボタン(図示せず)を押すと、該購入ボタンは、購入ボタン押下信号Bを発する。主制御部9は、その信号を受信し、貨幣投入信号Aと購入ボタン押下信号Bとから、880円という釣銭を計算するとともに、釣銭返却信号Cをコイン識別装置2に向けて送信する(伝送する)。
主制御部9とコイン識別装置2の間には、ゲーム制御部11が入っており、ゲーム制御部11は、釣銭返却信号Cを通過させるので、コイン識別装置2は、その信号を受け取って、880円を釣銭返却口15に返却する。
一方、主制御部9は、商品排出部16に命じて、該購入ボタンで選択された商品の排出を行わせる。
他方、ゲームを実行中のゲーム制御部11は、ゲーム開始から所定時間後、もしくは、前記釣銭返却信号Cの受信をトリガとして、ゲームを終了させる。ゲーム結果がハズレのときは、ゲーム制御部11は、キャッシュバック指令を出力しない(0円のキャッシュバック)。従って、コイン識別装置2は、先に排出した880円の釣銭の返却以外のキャッシュバックは行わない。該ゲーム結果が当たりのときは、ゲーム制御部11は、例えば120円をキャッシュバックすることを指示する信号であるキャッシュバック信号Dをコイン識別装置2に向けて出力する。よって、コイン識別装置2は、120円をキャッシュバックする。
このように、本発明を実施すれば、紙幣識別装置3への紙幣投入の場合も、カップ式飲料自動販売機は、アンケート制御部1の表示装置18に表示された表示内容に回答することでゲーム制御部11でもって、比較的長時間ゲームを実行してからのキャッシュバックが可能である。
【0024】
本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート制御部1の表示装置18に表示された表示内容に回答することでゲーム機能は、釣銭の返却と、ゲーム結果が当たり/ハズレのときの賞金としてのキャッシュバックとを同時に行うことができる。ユーザにとっては、小銭が増えなくて済むという利点がある。なお、釣銭が要らないときの釣銭の金額及びゲーム結果がハズレのときのキャッシュバック賞金は、ともに0円と考えることは、上述してきたときと同様である。
なお、カップ式飲料自動販売機のコントローラは種々存在するので、若干の設定変更する必要があることはいうまでもない。
【0025】
ここで、図3に基づいて本発明におけるアンケート機能とゲーム機能とを連結したシステムを有するカップ式飲料自動販売機の必要構成ユニットについて説明する。
自動販売機制御コントローラ6にアンケート制御部1及びゲーム制御部11を組み込み、この自動販売機制御コントローラ6を中心にコイン識別装置2、紙幣識別装置3、自動販売機映像装置20、アンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦等を有する選択スイッチ21、無線発信機22、メモリーカード23等から成り立っているカップ式飲料自動販売機である。
【0026】
次に、図4に基づいてこのような各部材から成るカップ式飲料自動販売機の自動販売機制御コントローラ6でアンケート、ゲームを制御する場合の実施例を説明すると、アンケート及びゲーム制御部1、11を有する自動販売機制御コントローラ6を設けたカップ式飲料自動販売機において、前記自動販売機制御コントローラ6にアンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦などを有する選択スイッチ21と自動販売機映像装置20、コイン識別装置2、紙幣識別装置3からなるコインメック7と無線発信機22及びメモリーカード23とを配線し、前記自動販売機制御コントローラ6内でアンケート制御部1が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部1が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部11とを備えたアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0027】
図5に基づいて他の実施例を説明すると、アンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦、映像装置タッチパネル等を有する選択スイッチ21を自動販売機制御コントローラ6を介さずに、先ず自動販売機映像装置20に直接接続し、該自動販売機映像装置20を自動販売機制御コントローラ6に接続するというように一部を変更したアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0028】
図6に基づいて既存自動販売機に割り込みを考え映像装置で制御するもので、既存のカップ式飲料自動販売機の映像装置20にアンケート及びゲーム制御部1、11を組み込み、該アンケート及びゲーム制御部1、11を組み込んだ映像装置20を中心にして自動販売機制御コントローラ6とアンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦、映像装置タッチパネル等を有する選択スイッチ21と、コイン識別装置2、紙幣識別装置3からなるコインメック7と無線発信機22とメモリーカード23とを接続して、映像装置20内でアンケート制御部1が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部1が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部11とを備えたアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0029】
以上、コイン識別装置2、紙幣識別装置3を有するカップ式飲料自動販売機について説明したが、カード処理装置からの信号によって制御できるカード式のカップ式飲料自動販売機や、携帯電話の信号を処理することで制御できる携帯電話によって作動するカップ式飲料自動販売機に応用することができることはいうまでもない。
【0030】
また、本発明のアンケート機能とゲーム機能とを連結したシステムを有するカップ式飲料自動販売機に気温を検知する温度センサや人検知センサ等を設け、前記アンケート結果と共にアンケート日時、気温、購入商品、人通り情報等をカップ式飲料自動販売機の主制御部1に記録したり、管理センターへ送信して分析することで、より綿密なマーケティング資料を得ることができるものである。
【0031】
【発明の効果】
本発明に係るアンケート機能とゲーム機能とを連結したシステムを有するカップ式飲料自動販売機は、以上説明してきたような構成であるので、以下に記載する効果を奏する。
(1)利用者の手を煩わすことなく、最小のアンケート内容に絞り込んで、このアンケート情報と、カップ式飲料自動販売機の設置ロケーション情報を処理分析することでマーケットリサーチを可能にし、今後の展開の参考にすることができる。
(2)アンケート回答でゲームが開始し、アンケートに回答すると、当たりの確率が上がるようにするというアンケート機能とゲーム機能の結び付けにより即効的な集客増を図ることができる。
購入ボタン押下後、商品排出までの間、アンケートに回答ができ、アンケートに回答すると、ゲームが始まり、所定確率で当たりがでる。また、ハズレの場合でもゲーム終了後に敗者復活戦がある。これによってアンケート回答者には、再ゲームによって所定確立でキャッシュバックされる可能性が発生し、アンケート回答者への優遇制度となる。
以上のように、アンケートへの回答者には、その場ですぐに報奨に結び付く可能性が高くなるので結果として集客性の向上につながる。
(3)主制御部とコイン識別装置との間、及び主制御部と紙幣識別装置との間にアンケート制御部を、さらにアンケート制御部のアンケートに回答した場合にのみゲームが開始するゲーム制御部を配線し、アンケート制御部、及びゲーム制御部とコイン識別装置、及びアンケート制御部、及びゲーム制御部と紙幣識別装置を、それぞれ通信可能にした。従って、アンケート制御部、及びゲーム制御部は、コイン識別装置もしくは紙幣識別装置が発する信号を直接受信することにより、アンケート開始からアンケート終了までのアンケート実行可能時間とゲーム開始からゲーム終了までのゲーム実行可能時間を、従来のアンケート機能を有する自動販売機よりも、長時間取れるようになった。アンケート制御部の表示装置に表示された表示内容に回答することで起動するゲーム制御部は、ゲームを開始するのに、購入ボタン押下による主制御部からの釣銭返却信号の受信を待たなくてもよいからである。それゆえ、当業者の所望により、カップ式飲料自動販売機で商品を購入しようとする人にとって、面白くて、興味ある、そして、業者にとっては、集客効果、またはプロモーション(販売促進、宣伝)効果のある、実行時間が長いゲームコンテンツをゲーム制御部に搭載することができる。
(4)アンケート制御部の表示装置に表示された表示内容に回答することでゲーム制御部を、釣銭返却信号の受信では、ゲームを開始しない構成とすることにより、アンケート機能とゲーム機能とを連結したシステムを有するカップ式飲料自動販売機をメンテナンスするときに、主制御部から釣銭返却信号を、アンケート制御部の表示装置に表示された表示内容に回答することでゲーム制御部を介してコイン識別装置に送信しても、ゲーム制御部がゲームを開始することがなく、コイン識別装置から正常にコインが排出されるようになった。
(5)紙幣識別装置と主制御部の間にアンケート制御部の表示装置に表示された表示内容に回答することでゲーム制御部を設置することにより、ゲーム制御部は、コイン識別装置に加えて、紙幣識別装置をも制御下に置くことができるようになったので、ゲーム制御部がゲーム実行中に紙幣識別装置に紙幣が挿入されたときに、たとえゲーム結果が当たりであっても、釣銭が返却されないなどの不都合が起きないようにすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート機能、ゲーム機能を有するブロック図である。
【図2】本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート機能、ゲーム機能を有するものでのキャッシュバックの実施の一形態を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート機能、ゲーム機能を有する必要構成ユニットを示すブロック図である。
【図4】本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート機能、ゲーム機能を有する自動販売機コントローラで制御する場合の一実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート機能、ゲーム機能を有する自動販売機コントローラで制御する場合の他の実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る既存のカップ式飲料自動販売機に割り込みを考え、映像装置で制御する場合におけるアンケート機能、ゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・・アンケート制御部 2・・・・コイン識別装置
3・・・・紙幣識別装置 4・・・・PCカード
5・・・・購入ボタン部 6・・・・自動販売機制御コントローラ
7・・・・コインメック 8・・・・HDD
9・・・・主制御部 10・・・・インターフェース
11・・・・ゲーム制御部 12・・・・表示切替装置
13・・・・モニター 14・・・・コイン投入口
15・・・・釣銭返却口 16・・・・商品排出口
17・・・・紙幣投入口 18・・・・表示装置
19・・・・表示装置 20・・・・自動販売機映像装置
21・・・・選択スイッチ 22・・・・無線発信機
23・・・・メモリーカード
A・・・・貨幣投入信号 B・・・・購入ボタン押下信号
C・・・・釣銭返却信号 D・・・・キャッシュバック信号
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンケート機能とゲーム機能を連結し、アンケート機能における年齢と性別のアンケート回答をその場ですぐにゲームによる報奨に結びつけることができるアンケート機能とゲーム機能とを連結したシステムを有するカップ式飲料自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、アンケート機能を有する自動販売機として、画像表示手段と、該画像表示手段にアンケート内容を表示する表示制御手段と前記アンケートに対する回答を入力する回答入力手段と、該回答入力手段から入力された回答を集計するアンケート集計手段と、該アンケート集計手段の集計結果に基づいて販売商品の販売条件を調整する販売制御手段と、アンケート回答者に対して特典を与える特典付与手段とを具えた自動販売機(例えば、特許文献1参照)が存在している。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−251666(特許請求の範囲、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明に係るアンケート機能とゲーム機能とを連結したシステムを有するカップ式飲料自動販売機は、次の課題を解決することが目的である。
従来の技術は、単に自動販売機でアンケートをとって、後日それを分析し、商品の改良、集客性の向上、売り上げ増を意図しただけのものである。
これに対し本発明においては、アンケートから、年齢、性別を知ることによりマーケットリサーチ、利用者確認へと展開できると共にアンケートに対して回答するとゲーム機能を起動して報奨が出るようにしたもので、その場で即効的に集客増を図ることができる。さらに、アンケート結果は、後日分析して商品改良に資することもでき、さらにマーケットリサーチに展開することができる。しかも、アンケートに回答するとゲーム機能の当たり確率を増す等、またはゲームがハズレでも敗者復活戦の再ゲームができる等のバラエティー性を多く持たせることができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
主制御部と少なくとも1種類の商品購入代価処理装置を有する自動販売機において、前記主制御部とアンケート制御部とを配線し、前記アンケート制御部が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部とを備え、該ゲーム制御部と前記商品購入代価処理装置とを配線する構成である。
【0006】
上記課題を解決するための本発明の第2発明は、請求項2に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
前記アンケート制御部は、前記商品購入代価処理装置からの信号の受信を切っ掛けとしてアンケート表示が開始することを特徴とする請求項1記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0007】
上記課題を解決するための本発明の第3発明は、請求項3に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
前記アンケート制御部は、前記商品購入代価処理装置の内、コイン識別装置からの信号の受信もしくは紙幣識別装置からの信号の受信と販売開始の信号を切っ掛けとしてアンケート表示を開始することを特徴とする請求項1記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0008】
上記課題を解決するための本発明の第4発明は、請求項4に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
前記アンケート制御部は、表示装置を有し、前記商品購入代価処理装置の内、コイン識別装置からの信号もしくは紙幣識別装置からの信号に基づいて、前記表示装置に所定のアンケート表示内容を表示することを特徴とする請求項1記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0009】
上記課題を解決するための本発明の第5発明は、請求項5に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
前記アンケート制御部は、前記商品購入代価処理装置からの信号に基づいて、前記表示装置に所定のアンケート表示内容を表示し、この表示装置のアンケートに対して回答を行った終了信号の受信と、販売開始の信号を切っ掛けとして、ゲーム制御部を起動させ、ゲーム実行結果が当たりの時、所定金額を排出する指令を前記商品購入代価処理装置の内、コイン識別装置に出力する構成を具備したことを特徴とする請求項4に記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0010】
上記課題を解決するための本発明の第6発明は、請求項6に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
アンケート及びゲーム制御部を有する自動販売機制御コントローラを設けたカップ式飲料自動販売機において、前記自動販売機制御コントローラにアンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦などを有する選択スイッチと自動販売機映像装置、コイン識別装置、紙幣識別装置からなるコインメックと無線発信機及びメモリーカードなどを配線し、前記自動販売機制御コントローラ内でアンケート制御部が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部とを備えたことを特徴とするアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機。
【0011】
上記課題を解決するための本発明の第7発明は、請求項7に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
アンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦、映像装置タッチパネル等を有する選択スイッチを自動販売機制御コントローラを介さずに、先ず自動販売機映像装置に直接接続し、該自動販売機映像装置を自動販売機制御コントローラに接続するというように一部を変更した請求項6記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0012】
上記課題を解決するための本発明の第8発明は、請求項8に記載された通りのアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機であり、次のようなものである。
既存のカップ式飲料自動販売機の映像装置にアンケート及びゲーム制御部を組み込み、該アンケート及びゲーム制御部を組み込んだ映像装置を中心にして自動販売機制御コントローラとアンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦、映像装置タッチパネル等を有する選択スイッチと、コイン識別装置、紙幣識別装置からなるコインメックと無線発信機とメモリーカードなどを接続して、映像装置内でアンケート制御部が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部とを備えたことを特徴とするアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明は、例えば市販されている汎用パソコン、汎用メモリー媒体(スマートメディア、メモリースティック、CD−ROM、DVD等)を使用し、専用ソフト、市販汎用ソフトを駆使し、簡単にだれでもコンテンツを作成、編集する編集装置によってPCカード等を製作し、このPCカードにより自動販売機映像装置にオートダウンロードして入れることができるシステムを構築する。
【0014】
なお、コンテンツ製作に使用する素材は、汎用のビデオ、デジカメ、スキャナー、インターネット、CGなどの動画、静止画データ等が考えられ、可能な限り現在の汎用OA機器を使用し、一般的な汎用ソフト、汎用映像編集ソフトで、素材加工と編集をし、最終的に自動販売機映像装置用データに一回変換するだけで、だれでも簡単に自動販売機映像システムのコンテンツを入れ替え、書き換えできるようにする。
【0015】
次に、図1に基づいてベンダービジョンユニットのブロック図を説明する。
編集されたコンテンツを収納したPCカード4を使用して、コインメック7のコントロールにより、電子回路のインターフェース10を介してゲーム制御部11に接続し、さらに、大容量の密閉型HDD8と主制御部9を接続し、パソコンメモリーカード国際協会認定の電子回路のインターフェース10とゲーム制御部11を接続して、これら主制御部9、ゲーム制御部11から表示切替装置12を介して、LCDモニタ13で映像表示するものである。
【0016】
このカップ式飲料自動販売機は、元々は、主制御部9と商品購入代価処理装置としてのコイン識別装置2、及び主制御部9と商品購入代価処理装置としての紙幣識別装置3は、それぞれ、信号伝送線(電線ないし通信線とも称する)で直結されていた。表示切替12には、アンケート内容を表示する表示制御手段と、主制御部9にはアンケートに対する回答を入力する回答入力手段と回答入力手段から入力された回答を集計するアンケート集計手段と、該アンケート集計手段の集計結果に基づいて販売商品の販売条件を調整する販売制御手段と、アンケート回答者に対して特典を与えるゲーム機能の当り確率を上げる手段等が設けられている。
また、通信回線に接続される複数のカップ式飲料自動販売機と、通信回線に接続されて前記複数のカップ式飲料自動販売機と、通信が可能なカップ式飲料自動販売機管理装置とで構成されるカップ式飲料自動販売機運営システムで、前記カップ式飲料自動販売機は、顧客に対してアンケートを取り、その結果を顧客識別データとして情報入力し、これを前記カップ式飲料自動販売機管理装置へ送信する手段と、アンケート回答者に対して特典を与えるゲーム当選確率を上げる特典付与手段とを具えており、前記カップ式飲料自動販売機管理装置は、各カップ式飲料自動販売機から受信したアンケート結果を集計し、集計結果を分析して今後の展開の参考にできるものである。
その具体的な一実施例として、図1のように主制御部9とアンケート制御部1とゲーム制御部11を配線し、ゲーム制御部11とコイン識別装置2とを配線し、及びゲーム制御部11と紙幣識別装置3とをそれぞれ配線する。
なお、商品購入代価処理装置としては、カード処理装置、記録担体処理装置、決済用信号処理装置等が含まれる。そして、決済用信号処理装置の代表例は、電話網からの決済要求信号、携帯電話機などの携帯端末からの短距離無線通信による決済要求信号などの処理装置である。つまり、本発明はいわゆる携帯電話などの端末で商品を購入する場合を含むものである。
このことによって、コイン識別装置2から主制御部9へ出力する信号、及び紙幣識別装置3から主制御部9へ出力する信号の両方とも、ゲーム制御部11を介してアンケート制御部1が一旦、取り込んで主制御部9へ送信することができる。
従って、カップ式飲料自動販売機にコインもしくは紙幣のどちらが投入されても、アンケート制御部1は、すぐにアンケートを開始することができる。言い換えれば、アンケート制御部1は、従来のように購入ボタン部5の押下による主制御部9からの釣銭返却信号受信を待つことなく、アンケートを開始できるということであり、アンケート時間を長く取れるということである。
【0017】
なお、アンケート回答を利用して、個人情報の年齢、性別を自動収集し、主制御部で分析、処理できるようにするものである。この際、カップ式飲料自動販売機の設置場所(例えば、オフィス内、工場内、学校内、飲料店内、レストラン内、高速道路のサービスエリア内等)のロケーション情報との総合分析、処理を行うことで、いかに利用者の手を煩わすこと無く有効なデータを自動的に収集するかを考慮すると、アンケートの質問事項は少なければ少ない程よく、結果として年齢と性別に絞り込むことを見い出した。これは、年齢、性別のデータとカップ式飲料自動販売機がもともと有している情報である全体売上げ杯数、選択商品とのリンクで可能にしたものである。
【0018】
さらに、カメラ等を設置して、いたずら、盗難を監視したり、抜き打ち的にカメラを作動させて、アンケートに答えない人のデータも取り入れて精度の確認に資するとか、プログラム上、アンケートデータを入力された時点での利用状況を処理してデータ化し、分析をすることで次への展開の参考にするとか、録音テープを起動させて、利用者の生の声(例えば、「この自動販売機にはココアがないね。」だとか、「コーヒーの種類を多くしてほしいね」等)の情報が入手できれば、ロケーションとのリンクで今後の展開の参考になる。
【0019】
また、アンケート回答の手段としては、専用スイッチを設置するか、カップ式飲料自動販売機の既存スイッチ(味調節ボタン、商品選択ボタン、テンキー等)を利用することが考えられる。
【0020】
また、利用者の個人情報の収集を自動化するには、カップ式飲料自動販売機に非接触式認識、映像認識、無線認識による各機器を採用できるようにすることで可能になる。
その具体的なものとしては、映像記録機能を持ったカメラの搭載、IDカードの採用によるそのIDカードが有する情報による認識、IDタグによる認識、携帯電話による認識等が採用可能である。また、主制御部でのアンケート情報分析処理だけでなく、回答結果を通信線を介してホストコンピュータへ送信して集計、分析処理を行うことで、商品を購入する顧客の嗜好を調整し、マーケティングのための資料を得るようにすることも考えられる。
【0021】
アンケート制御部1は、表示切替装置12とモニター13を標準的に具備することが望まれる。アンケート制御部1が実行するアンケート内容を表示するためである。
なお、アンケート制御部1は、アンケートを実行できる制御装置でなければならない。しかし、アンケート制御部1は、(普段、)アンケート以外の表示を表示切替装置12によりモニター13に表示してはならない、ということでは全くない。また、アンケート制御部1は、コイン識別装置2もしくは紙幣識別装置3からの信号に基づいて、アンケート以外の内容を表示してはならないということでもない。例えば、アンケート制御部1は、コイン識別装置2もしくは紙幣識別装置3からの信号に基づいて、表示切替装置12を介してモニター13に、接客情報、商品の宣伝、カップ式飲料自動販売機の利用案内、カップ式飲料自動販売機を運営する業者の案内やお知らせなどの情報を、アンケート実行の前でも後でも表示してもよい。
また、アンケート制御部1は、コイン識別装置2もしくは紙幣識別装置3からの信号を受信したなら、すなわち、カップ式飲料自動販売機にユーザがコインもしくは紙幣を投入したなら、すぐにアンケートを開始するよう構成されて、例えばプログラムされて、いてもよいことはもちろんである。
アンケート制御部1が、購入ボタン部5のいずれかの購入ボタン(図示せず)の押下を待つことなく、コイン識別装置2もしくは紙幣識別装置3からの信号に基づいてすぐにアンケートを開始する、つまり、表示切替装置12を介してモニター13で表示内容をそれ以前の表示(例、商品の広告)から、アンケートの表示内容に切り換えるようにすれば、商品代金投入から商品排出までアンケート実行時間を長く取れる。それゆえ、業者は、より複雑な内容の(例、ストーリー性のある)アンケートを用意でき、より面白い内容のアンケートを用意することも可能である。
【0022】
本発明に係るカップ式飲料自動販売機においては、アンケート機能によるアンケート回答者に対して、ゲーム機能を有している。すなわち、ユーザの注目を集めやすいので、販売促進効果が期待できる。さらに、また、本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるゲーム機能は、ゲーム制御部11に、いわゆるキャッシュバック機能を持たせることも可能で、そのことによって、より一層の販売促進効果を期待できる。
すなわち、ゲーム制御部11は、ゲームを実行し、その結果が当たりのとき、所定金額(例、当該商品購入代金と同額)を排出する指令をコイン識別装置2に出力するよう、構成しておくのである。当然、ゲーム制御部11は、ゲーム結果がハズレのときは、キャッシュバックを意味する信号を出力しない。
あるいは、ハズレのときは、便宜上、0円のキャッシュバックとみなしてもよい。
【0023】
図2は、本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート機能を司るアンケート制御部1の回答者のみにゲーム機能でのキャッシュバックの実施の一形態を示すブロック図である。
ここでは、カップ式飲料自動販売機が販売する商品の代金は120円であるとする。
先ず、紙幣識別装置3に紙幣を投入したときのキャッシュバックに至るまでの動作を説明する。
ユーザが紙幣識別装置3の紙幣投入口17に千円紙幣を投入したとする。紙幣識別装置3は、1,000円が投入されたことを意味する貨幣投入信号Aを主制御部9へ向けて出力する。アンケート制御部1とゲーム制御部11は、貨幣投入信号Aを受信するとともに主制御部9へ転送する(出力する)。この転送動作とほとんど同時に、アンケート制御部1の表示装置18によって表示されたアンケートに回答することにより、次にゲーム制御部11は、ゲームを開始し、表示装置19にゲーム画面を表示させ続ける。
次に、ユーザが購入する商品を決め、購入ボタン部5の購入ボタン(図示せず)を押すと、該購入ボタンは、購入ボタン押下信号Bを発する。主制御部9は、その信号を受信し、貨幣投入信号Aと購入ボタン押下信号Bとから、880円という釣銭を計算するとともに、釣銭返却信号Cをコイン識別装置2に向けて送信する(伝送する)。
主制御部9とコイン識別装置2の間には、ゲーム制御部11が入っており、ゲーム制御部11は、釣銭返却信号Cを通過させるので、コイン識別装置2は、その信号を受け取って、880円を釣銭返却口15に返却する。
一方、主制御部9は、商品排出部16に命じて、該購入ボタンで選択された商品の排出を行わせる。
他方、ゲームを実行中のゲーム制御部11は、ゲーム開始から所定時間後、もしくは、前記釣銭返却信号Cの受信をトリガとして、ゲームを終了させる。ゲーム結果がハズレのときは、ゲーム制御部11は、キャッシュバック指令を出力しない(0円のキャッシュバック)。従って、コイン識別装置2は、先に排出した880円の釣銭の返却以外のキャッシュバックは行わない。該ゲーム結果が当たりのときは、ゲーム制御部11は、例えば120円をキャッシュバックすることを指示する信号であるキャッシュバック信号Dをコイン識別装置2に向けて出力する。よって、コイン識別装置2は、120円をキャッシュバックする。
このように、本発明を実施すれば、紙幣識別装置3への紙幣投入の場合も、カップ式飲料自動販売機は、アンケート制御部1の表示装置18に表示された表示内容に回答することでゲーム制御部11でもって、比較的長時間ゲームを実行してからのキャッシュバックが可能である。
【0024】
本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート制御部1の表示装置18に表示された表示内容に回答することでゲーム機能は、釣銭の返却と、ゲーム結果が当たり/ハズレのときの賞金としてのキャッシュバックとを同時に行うことができる。ユーザにとっては、小銭が増えなくて済むという利点がある。なお、釣銭が要らないときの釣銭の金額及びゲーム結果がハズレのときのキャッシュバック賞金は、ともに0円と考えることは、上述してきたときと同様である。
なお、カップ式飲料自動販売機のコントローラは種々存在するので、若干の設定変更する必要があることはいうまでもない。
【0025】
ここで、図3に基づいて本発明におけるアンケート機能とゲーム機能とを連結したシステムを有するカップ式飲料自動販売機の必要構成ユニットについて説明する。
自動販売機制御コントローラ6にアンケート制御部1及びゲーム制御部11を組み込み、この自動販売機制御コントローラ6を中心にコイン識別装置2、紙幣識別装置3、自動販売機映像装置20、アンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦等を有する選択スイッチ21、無線発信機22、メモリーカード23等から成り立っているカップ式飲料自動販売機である。
【0026】
次に、図4に基づいてこのような各部材から成るカップ式飲料自動販売機の自動販売機制御コントローラ6でアンケート、ゲームを制御する場合の実施例を説明すると、アンケート及びゲーム制御部1、11を有する自動販売機制御コントローラ6を設けたカップ式飲料自動販売機において、前記自動販売機制御コントローラ6にアンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦などを有する選択スイッチ21と自動販売機映像装置20、コイン識別装置2、紙幣識別装置3からなるコインメック7と無線発信機22及びメモリーカード23とを配線し、前記自動販売機制御コントローラ6内でアンケート制御部1が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部1が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部11とを備えたアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0027】
図5に基づいて他の実施例を説明すると、アンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦、映像装置タッチパネル等を有する選択スイッチ21を自動販売機制御コントローラ6を介さずに、先ず自動販売機映像装置20に直接接続し、該自動販売機映像装置20を自動販売機制御コントローラ6に接続するというように一部を変更したアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0028】
図6に基づいて既存自動販売機に割り込みを考え映像装置で制御するもので、既存のカップ式飲料自動販売機の映像装置20にアンケート及びゲーム制御部1、11を組み込み、該アンケート及びゲーム制御部1、11を組み込んだ映像装置20を中心にして自動販売機制御コントローラ6とアンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦、映像装置タッチパネル等を有する選択スイッチ21と、コイン識別装置2、紙幣識別装置3からなるコインメック7と無線発信機22とメモリーカード23とを接続して、映像装置20内でアンケート制御部1が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部1が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部11とを備えたアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機である。
【0029】
以上、コイン識別装置2、紙幣識別装置3を有するカップ式飲料自動販売機について説明したが、カード処理装置からの信号によって制御できるカード式のカップ式飲料自動販売機や、携帯電話の信号を処理することで制御できる携帯電話によって作動するカップ式飲料自動販売機に応用することができることはいうまでもない。
【0030】
また、本発明のアンケート機能とゲーム機能とを連結したシステムを有するカップ式飲料自動販売機に気温を検知する温度センサや人検知センサ等を設け、前記アンケート結果と共にアンケート日時、気温、購入商品、人通り情報等をカップ式飲料自動販売機の主制御部1に記録したり、管理センターへ送信して分析することで、より綿密なマーケティング資料を得ることができるものである。
【0031】
【発明の効果】
本発明に係るアンケート機能とゲーム機能とを連結したシステムを有するカップ式飲料自動販売機は、以上説明してきたような構成であるので、以下に記載する効果を奏する。
(1)利用者の手を煩わすことなく、最小のアンケート内容に絞り込んで、このアンケート情報と、カップ式飲料自動販売機の設置ロケーション情報を処理分析することでマーケットリサーチを可能にし、今後の展開の参考にすることができる。
(2)アンケート回答でゲームが開始し、アンケートに回答すると、当たりの確率が上がるようにするというアンケート機能とゲーム機能の結び付けにより即効的な集客増を図ることができる。
購入ボタン押下後、商品排出までの間、アンケートに回答ができ、アンケートに回答すると、ゲームが始まり、所定確率で当たりがでる。また、ハズレの場合でもゲーム終了後に敗者復活戦がある。これによってアンケート回答者には、再ゲームによって所定確立でキャッシュバックされる可能性が発生し、アンケート回答者への優遇制度となる。
以上のように、アンケートへの回答者には、その場ですぐに報奨に結び付く可能性が高くなるので結果として集客性の向上につながる。
(3)主制御部とコイン識別装置との間、及び主制御部と紙幣識別装置との間にアンケート制御部を、さらにアンケート制御部のアンケートに回答した場合にのみゲームが開始するゲーム制御部を配線し、アンケート制御部、及びゲーム制御部とコイン識別装置、及びアンケート制御部、及びゲーム制御部と紙幣識別装置を、それぞれ通信可能にした。従って、アンケート制御部、及びゲーム制御部は、コイン識別装置もしくは紙幣識別装置が発する信号を直接受信することにより、アンケート開始からアンケート終了までのアンケート実行可能時間とゲーム開始からゲーム終了までのゲーム実行可能時間を、従来のアンケート機能を有する自動販売機よりも、長時間取れるようになった。アンケート制御部の表示装置に表示された表示内容に回答することで起動するゲーム制御部は、ゲームを開始するのに、購入ボタン押下による主制御部からの釣銭返却信号の受信を待たなくてもよいからである。それゆえ、当業者の所望により、カップ式飲料自動販売機で商品を購入しようとする人にとって、面白くて、興味ある、そして、業者にとっては、集客効果、またはプロモーション(販売促進、宣伝)効果のある、実行時間が長いゲームコンテンツをゲーム制御部に搭載することができる。
(4)アンケート制御部の表示装置に表示された表示内容に回答することでゲーム制御部を、釣銭返却信号の受信では、ゲームを開始しない構成とすることにより、アンケート機能とゲーム機能とを連結したシステムを有するカップ式飲料自動販売機をメンテナンスするときに、主制御部から釣銭返却信号を、アンケート制御部の表示装置に表示された表示内容に回答することでゲーム制御部を介してコイン識別装置に送信しても、ゲーム制御部がゲームを開始することがなく、コイン識別装置から正常にコインが排出されるようになった。
(5)紙幣識別装置と主制御部の間にアンケート制御部の表示装置に表示された表示内容に回答することでゲーム制御部を設置することにより、ゲーム制御部は、コイン識別装置に加えて、紙幣識別装置をも制御下に置くことができるようになったので、ゲーム制御部がゲーム実行中に紙幣識別装置に紙幣が挿入されたときに、たとえゲーム結果が当たりであっても、釣銭が返却されないなどの不都合が起きないようにすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート機能、ゲーム機能を有するブロック図である。
【図2】本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート機能、ゲーム機能を有するものでのキャッシュバックの実施の一形態を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート機能、ゲーム機能を有する必要構成ユニットを示すブロック図である。
【図4】本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート機能、ゲーム機能を有する自動販売機コントローラで制御する場合の一実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明に係るカップ式飲料自動販売機におけるアンケート機能、ゲーム機能を有する自動販売機コントローラで制御する場合の他の実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る既存のカップ式飲料自動販売機に割り込みを考え、映像装置で制御する場合におけるアンケート機能、ゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・・アンケート制御部 2・・・・コイン識別装置
3・・・・紙幣識別装置 4・・・・PCカード
5・・・・購入ボタン部 6・・・・自動販売機制御コントローラ
7・・・・コインメック 8・・・・HDD
9・・・・主制御部 10・・・・インターフェース
11・・・・ゲーム制御部 12・・・・表示切替装置
13・・・・モニター 14・・・・コイン投入口
15・・・・釣銭返却口 16・・・・商品排出口
17・・・・紙幣投入口 18・・・・表示装置
19・・・・表示装置 20・・・・自動販売機映像装置
21・・・・選択スイッチ 22・・・・無線発信機
23・・・・メモリーカード
A・・・・貨幣投入信号 B・・・・購入ボタン押下信号
C・・・・釣銭返却信号 D・・・・キャッシュバック信号
Claims (8)
- 主制御部と少なくとも1種類の商品購入代価処理装置を有する自動販売機において、前記主制御部とアンケート制御部とを配線し、前記アンケート制御部が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部とを備え、該ゲーム制御部と前記商品購入代価処理装置とを配線したことを特徴とするアンケート機能とゲーム機能とを連結したカップ式飲料自動販売機。
- 前記アンケート制御部は、前記商品購入代価処理装置からの信号の受信を切っ掛けとしてアンケート表示が開始することを特徴とする請求項1記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機。
- 前記アンケート制御部は、前記商品購入代価処理装置の内、コイン識別装置からの信号の受信もしくは紙幣識別装置からの信号の受信と販売開始の信号を切っ掛けとしてアンケート表示を開始することを特徴とする請求項1記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機。
- 前記アンケート制御部は、表示装置を有し、前記商品購入代価処理装置の内、コイン識別装置からの信号もしくは紙幣識別装置からの信号に基づいて、前記表示装置に所定のアンケート表示内容を表示することを特徴とする請求項1記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機。
- 前記アンケート制御部は、前記商品購入代価処理装置からの信号に基づいて、前記表示装置に所定のアンケート表示内容を表示し、この表示装置のアンケートに対して回答を行った終了信号の受信と、販売開始の信号を切っ掛けとして、ゲーム制御部を起動させ、ゲーム実行結果が当たりの時、所定金額を排出する指令を前記商品購入代価処理装置の内、コイン識別装置に出力する構成を具備したことを特徴とする請求項4に記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機。
- アンケート及びゲーム制御部を有する自動販売機制御コントローラを設けたカップ式飲料自動販売機において、前記自動販売機制御コントローラにアンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦などを有する選択スイッチと自動販売機映像装置、コイン識別装置、紙幣識別装置からなるコインメックと無線発信機及びメモリーカードなどを配線し、前記自動販売機制御コントローラ内でアンケート制御部が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部とを備えたことを特徴とするアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機。
- アンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦、映像装置タッチパネル等を有する選択スイッチを自動販売機制御コントローラを介さずに、先ず自動販売機映像装置に直接接続し、該自動販売機映像装置を自動販売機制御コントローラに接続するというように一部を変更したことを特徴とする請求項6記載のアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機。
- 既存のカップ式飲料自動販売機の映像装置にアンケート及びゲーム制御部を組み込み、該アンケート及びゲーム制御部を組み込んだ映像装置を中心にして自動販売機制御コントローラとアンケート専用釦、商品選択釦、味調節釦、映像装置タッチパネル等を有する選択スイッチと、コイン識別装置、紙幣識別装置からなるコインメックと無線発信機とメモリーカードなどを接続して、映像装置内でアンケート制御部が実施する年齢、性別のアンケートに対して回答が成されると、前記アンケート制御部が所定の信号を出力するとともに、その信号によってゲームを起動するゲーム制御部とを備えたことを特徴とするアンケート機能とゲーム機能を有するカップ式飲料自動販売機。
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Cited By (2)
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JP2016045515A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-04-04 | サンデンホールディングス株式会社 | 自動販売機 |
CN109523695A (zh) * | 2018-11-10 | 2019-03-26 | 上海兰凯展览展示设计有限公司 | 一种智能新零售售卖方法以及其终端系统 |
-
2003
- 2003-04-11 JP JP2003108286A patent/JP2004318281A/ja active Pending
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