JP2004317202A - 物体検出装置 - Google Patents

物体検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004317202A
JP2004317202A JP2003109312A JP2003109312A JP2004317202A JP 2004317202 A JP2004317202 A JP 2004317202A JP 2003109312 A JP2003109312 A JP 2003109312A JP 2003109312 A JP2003109312 A JP 2003109312A JP 2004317202 A JP2004317202 A JP 2004317202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
psd
detection
distance
sensor
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003109312A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Ito
宅屋 伊藤
Takenori Ohara
丈典 大原
Shigeo Oikawa
誉郎 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIISUTO KK
Honda Electron Co Ltd
Original Assignee
HIISUTO KK
Honda Electron Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIISUTO KK, Honda Electron Co Ltd filed Critical HIISUTO KK
Priority to JP2003109312A priority Critical patent/JP2004317202A/ja
Publication of JP2004317202A publication Critical patent/JP2004317202A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

【課題】PSDによる三角測距方式を採用した物体検出装置において、設置場所ごとに三角測距に含まれる光学系の精密な調整作業を行うことなく、高い信頼性をもって人体(物体)を検知できるようにする。
【解決手段】特定条件下でキャリブレーションを行って、各装置固有の固体情報(絶対値)として、センサが有するレンズの焦点距離fと発光側−受光側の各レンズ211,221間距離Pの乗算値(f×P)および受光側レンズ221の中心とPSD220の中心との間の距離(LOFF)をあらかじめ取得し、実際の稼働時に検出エリア内における被検出物体の有無を判断する際、PSD220からの出力電流I,Iと固体情報とから被検出物体までの距離hを算出する。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、PSDによる三角測距方式を採用した物体検出装置に関し、さらに詳しく言えば、スイング自動ドアの起動センサとして好適な物体検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スイング自動ドアは人の進行方向に回転して開くため、引き戸式自動ドアに比べて人が接触する危険性が高い。そのため、スイング自動ドアの駆動システムには様々な安全対策が施されている。その一例を図17により説明する。
【0003】
図17は建物の玄関口に設けられたスイング自動ドア(以下、スイングドアという。)1を示しており、この例において、スイングドア1は建物の内側に向けて開く。人体(物体)検知センサとして、建物外部には、スイングドア1の手前側を監視エリア2aとする外部検知センサ2が設けられており、その監視エリア2aに人が到来して外部検知センサ2が人体を検知すると、ドアエンジンに開信号を出力してスイングドア1を開き、人が通行した後、スイングドア1を閉じる。
【0004】
建物内部には、スイングドア1の回動範囲よりさらに建物内部側の床面Fを監視エリア3aとする内部検知センサ3が設置されており、人が建物内部から外に出ようとした場合には、その人をスイングドア1から十分に離れている箇所で検知することにより、スイングドア1が確実に開いた後、人が安全に通行できるようにしている。
【0005】
また、安全の信頼性を高めるため、スイングドア1の回動範囲内を監視エリア4aとする安全用検知センサ4がさらに設けられており、安全用検知センサ4が外部検知センサ2や内部検知センサ3よりも先に人体を検知した場合には、スイングドア1の動作を停止するようにしている。
【0006】
なお、安全用検知センサ4が人体を検知していない場合、外部検知センサ2および内部検知センサ3の検知信号が優先され、スイングドア1が開き方向に動いている間は安全用検知センサ4は機能停止とされる。また、スイングドア1が閉じる方向に動いている場合で、外部検知センサ2および内部検知センサ3が人体を検知していないときにも、安全用検知センサ4は機能停止とされる。そして、スイングドア1が完全に閉じた後に、安全用検知センサ4の機能が復活される。
【0007】
さらに、スイングドアの安全性を高めるため、そのスイングドア自体に人体(物体)検知センサを直接設置して、常時スイングドアの前方(回動する方向)を監視することも行われている。この常時前方監視によるスイングドアにおいては、図18に示す2分割フォトダイオードによる人体検知センサ10を採用したものが実用化されている。
【0008】
この人体検知センサ10は、発光部としての赤外線発光ダイオード11から発光部側の集光レンズ12を介してスイングドアの前方の監視エリアに向けて赤外線を発光し、人体にて反射した赤外線を受光部側の集光レンズ14を介して2分割フォトダイオード13で受光して人の存在を検知する。
【0009】
すなわち、床面F近くからの反射光は2分割フォトダイオード13の左側の受光面13aに入射し、人の高さからの反射光は右側の受光面13bに入射するように、各集光レンズ12,14の位置を調整しておき、受光面13a,13bのいずれかから検出信号が出力されたかにより、人体の有無を判断するようにしている。
【0010】
この人体検知センサ10は、スイングドアに直接取り付けられるため、ドアの回動時にはそれに伴って床面情報が刻々と変化することが避けられない。床面には、敷物,床材模様,汚れ,雨による水などが存在するため、これらによって誤検知を生ずる場合がある。
【0011】
これを防止するため、この従来技術においては、赤外線発光ダイオード11,2分割フォトダイオード13および各集光レンズ12,14を三角測距方式が成り立つような位置関係に配置し、床面Fよりやや上方からの反射光が2分割フォトダイオード13の受光面13a,13b間の接合点に入射するようにして、床面情報を拾わないようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記人体検知センサ10の設置高さは一様ではなく現場ごとによって異なるため、その現場ごとに光学系の調整が必要となる。しかも、三角測距方式では光学系の調整に高度な精密さが要求される。
【0013】
また、設計に際しては、経時的にも熱的にも寸法変化が生じないように、部品や材質などを選定する必要があり、結果的に製品コストが高くなる。上記2分割フォトダイオードをPSD(Position Sensitive Light Detector;半導体位置検出素子)に置き換えることもできるが、PSDを用いた場合にも同様な問題が生ずる。
【0014】
したがって、本発明の課題は、PSDによる三角測距方式を採用した物体検出装置において、設置場所ごとに光学系の精密な調整を不要とし、また、低コストでありながら高信頼性を実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、所定の検出エリアに向けて光を照射する発光部および上記検出エリアからの反射光を受光する受光部を含むセンサ本体と、上記受光部からの出力信号に基づいて上記検出エリア内における被検出物体の有無を判断する制御手段とを備え、上記受光部として、受光面上の受光位置に応じて少なくとも2つの検出信号を出力するPSDが用いられ、上記制御手段が上記PSDから出力される検出信号に基づいて三角測距方式により上記被検出物体までの距離を算出して上記検出エリア内における被検出物体の有無を判断する物体検出装置において、上記制御手段は、上記センサ本体の特定条件下でのキャリブレーションによる固体定数を記憶しており、上記検出エリア内における被検出物体の有無を判断する際、上記PSDから出力される検出信号と上記固体定数とから上記被検出物体までの距離hを算出することを特徴としている。
【0016】
上記発光部側の発光レンズと上記受光部側の受光レンズとの距離をP,上記各レンズの焦点距離をf,上記受光レンズの中心から上記PSDの中心までのオフセット距離をLOFFとして、上記制御手段に記憶される上記固体定数にはf×Pの値とLOFFの値とが含まれることが好ましい。なお、f×Pの値とLOFFの値のいずれか一方が構造上固定値として見なしてよい場合には、そのいずれか他方のみを固体定数として制御手段に記憶させればよい。
【0017】
上記固体定数は、一例として製品組み立て後に工場などの整った環境内において、被検出物との距離を例えば1500mmとして被検出物を検出した際のPSDの出力電流から求められる基準値的な値であり、所定の現場に設置された後において、制御手段は実際に検出動作するPSDの出力電流と固体定数とから被検出物体までの距離hを算出する。したがって、現場ごとでの光学系の調整が不要となる。
【0018】
監視の高さ範囲とPSDの大きさ(幅)は比例する。すなわち、幅の大きなPSDを用いれば、床面に近い高さ位置からセンサ本体の直近高さ位置までの範囲をカバーできるが、特注品は別として汎用のPSDの大きさには限界がある。
【0019】
そこで本発明においては、好ましい態様として、上記センサ本体に上記発光部とは別に上記センサ本体の直近側を検出エリアとし、その直近側検出エリアからの反射光が上記PSDに入射し得る位置に補助発光部を設けることにより、監視の高さ範囲を広げるようにしている。
【0020】
また、特に外光に晒される場所に設置される場合には、その温度により光学系を支持している構成部品が熱変形することがある。その熱変形による誤差発生を防止するため、本発明では、上記センサ本体に温度検出手段を設けて、その温度信号に基づいて上記距離hを補正するようにしている。
【0021】
上記センサ本体は無目やドアなどに対して固定された位置に設置されてもよいが、現場ごとの監視範囲に対応可能とするため、自動ドアの扉幅とほぼ等しい長さを有する細長形状の筐体内に、好ましくは複数のセンサ本体をそれぞれ位置調整可能および/または監視角度を調整可能に収納するとよい。
【0022】
本発明による物体検出装置は、被検出物との距離を測定して所定の領域内に物体が存在するかどうかを検出する場合の全般に適用可能であり、自動ドアについても引き戸式,スイング式の別なく適用可能であるが、床面情報を拾わないようにすることができることからして、スイングドアに直接取り付けられる起動センサとして好適である。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、図1ないし図16を参照して、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものてはない。
【0024】
まず、図1に示すように、ここで説明する実施形態は、本発明による物体検出装置100を自動開閉式のスイングドア1に直接取り付ける場合についてのもので、この物体検出装置100は、スイングドア1の扉幅とほぼ等しい長さを有する細長形状の筐体110を備えている。図2に筐体110を分解した斜視図を示す。
【0025】
これによると、筐体110は床面Fと対向する面および両端が開放された断面がほぼ逆U字状のベース板111と、ベース板111の床面Fと対向する面に取り付けられる赤外線波長帯域を透過させる合成樹脂からなるフィルタカバー112と、ベース板111の両端にネジ止めされる左右一対のエンドキャップ113,113とを備えている。
【0026】
この例において、ベース板111には2つのセンサ本体200が支持されている。各センサ本体200は同一構成であるため、そのうちの一方のついて、その内部構造を図3により説明し、図4によりセンサ本体200の回路構成について説明する。図3(a)はセンサ本体200の模式的な正面図で、図3(b)はその模式的な断面図である。
【0027】
センサ本体200は、支持基板としての回路基板201を備えている。回路基板201上には、発光部としての赤外線発光ダイオード210と、受光部としてのPSD220とが同回路基板の両端に位置するように実装されており、また、それらの間には直近検出用の補助赤外線発光ダイオード231,温度検出素子としてのサーミスタ232,動作確認用の2つの発光ダイオード233,234および検出距離(範囲)設定用のディップスイッチ235が実装されている。なお、温度検出素子はサーミスタに限定されない。また、ディップスイッチに代えて他の手段により検出距離を設定することも可能である。
【0028】
回路基板201には、上記の各部品を囲むユニットケース240が取り付けられている。ユニットケース240は、赤外線発光ダイオード210を囲む発光部室241と、PSD220を囲む受光部室242とを備えている。発光部室241には発光部側の発光集光レンズ211が設けられており、受光部室242には受光部側の受光集光レンズ221が設けられている。この赤外線発光ダイオード210,PSD220,発光集光レンズ211および受光集光レンズ221によって三角測距の光学系が構成される。
【0029】
この例において、発光部室241と受光部室242との間は、2つの仕切壁243,244によって3つの部屋に区画されており、その各部屋に上記した補助赤外線発光ダイオード231,サーミスタ232,動作確認用の発光ダイオード233,234およびディップスイッチ235が収納されているが、仕切壁243,244は任意的な構成要素である。
【0030】
図4を参照して、この物体検出装置100は制御手段としてマイクロコンピュータ300を備えている。赤外線発光ダイオード210および補助赤外線発光ダイオード231は、それぞれドライブ回路212,232を介してマイクロコンピュータ300に接続され、この例において、赤外線発光ダイオード210と補助赤外線発光ダイオード231は交互に点灯する。
【0031】
この例において、PSD220は1次元PSDであり、その第1出力電流Iと第2出力電流Iは、それぞれアンプ222a,222b、サンプルホールド回路223a,223bおよびA/D変換器301を介してデジタルデータとしてマイクロコンピュータ300に取り込まれる。
【0032】
サーミスタ232の温度検出信号もA/D変換器301を介してデジタルデータとしてマイクロコンピュータ300に取り込まれる。動作確認用発光ダイオード233,234およびディップスイッチ235もマイクロコンピュータ300に接続される。動作確認用発光ダイオード233,234は、例えば一方の発光ダイオード233が赤色発光で人体検知時に点灯され、他方の発光ダイオード234が緑色発光で人体非検知時に点灯される。
【0033】
このほかに、マイクロコンピュータ300には、キャリブレーションスイッチ310と、検出出力リレー320のドライブ回路321とが接続される。検出出力リレー320は、スイングドア1の図示しないドアエンジンにドア開閉信号を与える。マイクロコンピュータ300は、人体検知時に検出出力リレー320のドライブ回路321にドア開信号を出力する。
【0034】
次に、図5の模式図により、本発明が採用しているPSDによる三角測距について説明する。PSDによる三角測距の可能な距離範囲は、赤外線発光ダイオード210,PSD220,発光集光レンズ211および受光集光レンズ221の配置により決定される。
【0035】
理想的には下側限界の光交点aは監視対象のドア高さで、上側限界の光交点bは限りなくセンサ本体200の直近であることが望ましい。この距離範囲はPSD220の大きさ(受光面の幅)に依存する。
【0036】
すなわち、PSD220が大きければ、それに比例して三角測距の距離範囲も広げられるが、実際にはPSD220の大きさには限界がある。特に市販の汎用品では大きさが限られているため、最大検知距離もしくは最小検知距離(直近検知距離)のいずれかを妥協しなくてはならない。
【0037】
一般的に、スイングドア1の扉高さは2800mm程度であるため、一例として、赤外線発光ダイオード210とPSD220との間の距離を120mm,三角測距の最大検知距離を2600mmとした場合、PSDの受光面の長さを4mm,レンズ焦点距離を25mmとすると、センサ本体200から見た直近検知距離は600mm程度にならざるを得ない。
【0038】
したがって、例えば扉高さが2000mmのドアに設置した場合、直近検知距離は1400mm(=2000mm−600mm)となり、これでは平均成人の頭部側を検知することができず、例えば前屈み姿勢で下半身側よりも先に頭部側が検知エリアに入った場合、ドアが開かないことになる。
【0039】
そこで、本発明では直近人体(物体)の検出を可能とするため、上記したようにPSD220の近傍に補助赤外線発光ダイオード231を設けて、図6に示すように、直近物体からの反射光がPSD220に入射するようにしている。
【0040】
この場合、直近物体からの反射光は受光集光レンズ221を通過してPSD220に受光されるが、三角測距用の赤外線発光ダイオード210のように遠距離からの反射光ではないため、PSD220上で明確な焦点を結ばない。したがって、マイクロコンピュータ300は、PSD220の出力電流(I+I)と所定の閾値とを比較して、反射受光量の大小により人体の有無を判定する。
【0041】
すなわち、PSD220の出力電流(I+I)が所定の閾値よりも大きい場合には、人体有りとして検出出力リレー320のドライブ回路321にドア開信号を与える。
【0042】
マイクロコンピュータ300は、三角測距用の赤外線発光ダイオード210と補助赤外線発光ダイオード231の発光タイミングをずらしているため、それと同期して判定モードを三角測距検知か直近検知かを切り替える。
【0043】
なお、補助赤外線発光ダイオード231に発光集光レンズを設けて、その反射光がPSD220上で焦点を結ぶようにしてもよい。また、補助赤外線発光ダイオード231の位置は、直近人体(物体)からの反射光がPSD220に入射される位置であればどこでもよい。
【0044】
PSDによる三角測距では、その光学系に含まれる構成部品にわずかでも寸法上のずれ(誤差)が生ずると、判定距離が大きく変化する。これは、PSD方式に限られるものでなく反射方式でも同じであるが、この寸法上のずれには、大きく分けて組み立て時のずれと熱によるずれとがある。
【0045】
そこで、本発明においては、製品出荷前にキャリブレーションを行って、製品ごとに固体定数および温度係数を求めてマイクロコンピュータ300に記憶させ、現場設置後はこれらの値を絶対値として三角測距の算出値を補正することにより、現場での光学系の調整作業を不要としている。
【0046】
キャリブレーションは、例えば工場などの管理された温度下で所定距離だけ正確に離れた既知の物体に向けてセンサ本体200を設置し、キャリブレーションスイッチ310をオンにすることにより実行されるが、キャリブレーションには、図7に示す距離2点キャリブレーションモードと、図8に示す距離1点キャリブレーションモードとがある。
【0047】
まず、図7に示す距離2点キャリブレーションモードについて説明する。各集光レンズ211,221の焦点距離をf,各集光レンズ211,221間のピッチをP,受光集光レンズ220の中心からPSD220の受光結像点までの距離をy,発光集光レンズ211から被検出物体までの距離をh,PSD220の受光面の長さ(幅)をLPSD,発光集光レンズ211の中心からPSD220の中心までの距離をLOFFとする。
【0048】
三角測距によると、y:f=P:hであるからf×P=h×yで、被検出物体までの距離hは次式(1)により求められる。
h=(f×P)/y…(1)
なお、yは次式(2)によって表される。
y=(LOFF−LPSD/2)+(LPSD×I/(I+I))…(2)
【0049】
まず、距離h1に被検出物体を置いて、キャリブレーションスイッチ310をオンにする。この時、f×P=h1×yであるから、
f×P=h1×{(LOFF−LPSD/2)+(LPSD×x1)}
なお、x1は距離h1におけるI/(I+I)の電流比。
これを展開すると、LOFFは次式(3)で表される。
OFF=(f×P/h1)+(LPSD/2)−(LPSD×x1)…(3)
【0050】
次に、距離h2に被検出物体を置いて、キャリブレーションスイッチ310をオンにする。この時、f×P=h2×yであるから、
f×P=h2×{(LOFF−LPSD/2)+(LPSD×x2)}
なお、x2は距離h2におけるI/(I+I)の電流比。
これを展開すると、LOFFは次式(4)で表される。
OFF=(f×P/h2)+(LPSD/2)−(LPSD×x2)…(4)
【0051】
上記式(3)に上記(4)を代入してf×Pを求める。
f×P={h1h2(LPSD×x2−LPSD×x1)}/h1−h2…(5)
上記式(5)を上記(3)を代入してLOFFを求める。
OFF=(f×P/h1)+(LPSD/2)−(LPSD×x1)…(6)
【0052】
上記式(5)のf×Pと、上記式(6)のLOFFがセンサ本体200固有の固体定数値であり、マイクロコンピュータ300は、この固体定数値を演算して求めた後、メモリに電源が切られても消去されないように格納する。
【0053】
次に、図8の距離1点キャリブレーションモードでは、距離h1のところのみに被検出物体を置く。構造上、LOFFを固定値と見なしてよい場合、固体定数値f×Pは、次式(5a)によって一義的に表される。
f×P=h1×{(LOFF−LPSD/2)+(LPSD×x1)}…(5a)
なお、x1は距離h1におけるI/(I+I)の電流比。
他方、構造上、f×Pを固定値と見なしてよい場合、固体定数値LOFFは一義的に上記式(6)によって得られる。これらの固体定数値もマイクロコンピュータ300のメモリに電源が切られても消去されないように格納される。
【0054】
PSD220による検出精度は周囲温度によっても変化する。特に、玄関ドアのように外光や外気に晒される環境に設置した場合には、センサ本体200内の温度が例えば−20℃〜+60℃以上になる。その一例として、図9に周囲温度と検出距離の相関グラフを示す。
【0055】
本発明では、各製品ごとに周囲温度と検出距離のデータを求め、この温度データテーブルもマイクロコンピュータ300のメモリに電源が切られても消去されないように格納する。実際の稼働時には、マイクロコンピュータ300はサーミスタ232から温度検出信号を得て、上記温度データテーブルから温度乗数を読み出して検出距離を補正する。
【0056】
三角測距の検出距離範囲は、ディップスイッチ235により任意に設定することができる。この例では、2600mmから1400mmの範囲内で100mm単位で検出距離範囲を設定できるようにプログラムされている。なお、この距離はキャリブレーションされた絶対距離を基準として設定される。
【0057】
また、プログラムする検出距離範囲とその間隔は実用的な数値であることが好ましい。例えば、このセンサ本体200の最大検出距離が2600mmであるとして、ドア高さ2000mmに設置された場合、ディップスイッチ235でその検出距離範囲を1800mmに設定すれば、マイクロコンピュータ300は、床面からの反射情報がPSD220に飛び込んできても、その反射情報を無効とする。
【0058】
次に、図10のフローチャートを参照して、本発明による物体検出装置100をドアに設置して実際に稼働する場合の動作について説明する。電源が投入されると、まず、ステップST1でキャリブレーションを行うかどうかの判定がなされる。
【0059】
YESであれば、ステップST2aに移行し、所定の基準距離に既知の被検出物体を置いて、上記したようにいずれかモードでキャリブレーションを実行して上記式(5)もしくは(5a)による固体定数f×Pと、上記式(6)による固体定数LOFFを取得する。このように、キャリブレーションは工場段階のみでなく、現場設置後においても適宜行うことができる。
【0060】
キャリブレーションを行わない場合には、ステップST2bでメモリから固体定数f×PとLOFFとを読み出す。そして、ステップST3で三角測距用の赤外線発光ダイオード210を発光させ、ステップST4でPSD220の出力電流I,IをA/D変換して取り込む。
【0061】
次に、ステップST5で出力電流I,Iと固体定数f×PとLOFFとから、検出距離を算出する。すなわち、I,Iの各値を上記式(2)に代入してyを求め、上記式(1)のh=(f×P)/yから検出距離hを算出する。
【0062】
そして、次段のステップST6でサーミスタ232からの温度検出信号をA/D変換して取り込み、ステップST7で上記温度データテーブルからその温度に対応する温度乗数を取得して、ステップST8でその温度乗数にて検出距離hを補正して補正距離haを得る。
【0063】
次に、ステップST9でディップスイッチ235にて設定されている検出範囲(検出閾値)Hを読み出した後、ステップST10で補正距離haと検出範囲Hとの大小比較を行う。その結果、ha≦H(もしくはha<H)であれば、ステップST15で人体(物体)有りと判定した後、ステップST3に戻る。
【0064】
これに対して、ha>H(もしくはha≧H)の場合には、ステップST11で直近判断用の補助赤外線発光ダイオード231を発光させ、ステップST12でPSD220の出力電流I,IをA/D変換して取り込む。補助赤外線発光ダイオード231の発光時には、三角測距用の赤外線発光ダイオード210は消灯している。
【0065】
そして、ステップST13において、出力電流I,Iから換算される反射受光量Pと所定の閾値Pとを比較し、P>P(もしくはP≧P)の場合には、人体(物体)有りと判定する(ステップST15)。これに対して、P≦P(もしくはP<P)であれば、ステップST14で人体(物体)無しと判定した後、ステップST3に戻る。
【0066】
先の図2で説明したように、この例において、筐体110のベース板111には2つのセンサ本体200が支持されている。PSDによる場合、通常、1つのセンサ本体200の検出能力は平均成人の肩幅の2倍程度であり、センサ本体200が2つあれば、ドア1枚分の範囲はカバーできるが、設置環境によっては監視エリアを調整する必要がある。
【0067】
そのため、本発明においては、センサ本体200をベース板111に沿ってスライド可能、かつ、ドア前方に対する監視角度も調整可能としている。これについて、図11ないし図16を参照して説明する。
【0068】
図11に示すように、センサ本体200は左右一対のホルダ120を介して筐体110のベース板111に対してスライド可能、かつ、回転可能に支持されている。図12はホルダ120の固定を緩めてセンサ本体200をベース板111から取り外す状態を示す斜視図、図13はセンサ本体200とホルダ120とを分離して示す斜視図、図14は一方のホルダ120の分解斜視図である。
【0069】
図13に示すように、センサ本体200が備える回路基板201の両端には、回転軸202が同軸的に設けられている。各ホルダ120は左右対称の同一構成であって、図14に示すように、ホルダ本体121と、同ホルダ本体121に回転可能に取り付けられる固定レバー125とを備えている。
【0070】
ホルダ本体121には、上記回転軸202に着脱自在に嵌合する軸受孔122が設けられている。ベース板111の内面側には、数条のガイドレール115が形成されており、ホルダ本体121には、数条のガイドレール115のうちの所定のガイドレール115と係合する係合溝123が形成されている。また、ホルダ本体121は、固定レバー125のための軸支ピン124を備えている。
【0071】
固定レバー125は、上記軸支ピン124に引っ掛けるようにして取り付けられる断面ほぼC字状の軸受け126と、ベース板111の内面に作用するブレーキ板127とを有し、ブレーキ板127は、固定レバー125を図11において反矢印方向に回動させることによりベース板111の内面に圧接される。
【0072】
したがって、固定レバー125を図11において矢印方向に回動させることにより、センサ本体200はスライド可能となり、所望とする位置に動かすことができる。また、センサ本体200とホルダ120は着脱自在であるから、図12に示すように、センサ本体200をベース板111から取り外すことができ、必要に応じてセンサ本体200の向き(発光部と受光部の位置)を入れ替えて再度ベース板111に付け直すことも可能である。いずれの作業も固定レバー125を操作するだけで簡単に行うことができる。
【0073】
また、ベース板111の開口面側には、センサ本体200の監視角度を調整可能とするための角度調整用スタビライザ130が跨るように設けられている。図15および図16を併せて参照して、スタビライザ130はほぼ弓形に湾曲された所定幅の帯板からなり、その両端がベース板111のガイドレール115間の溝内に着脱可能、かつ、スライド可能に係合している。
【0074】
スタビライザ130は、センサ本体200の傾きを所定角度ずつ(この例では5゜刻み)変更するための複数のガイド溝131を備えている。これに対して、図12に示すように、センサ本体200のユニットケース240側には、上記ガイド溝131に嵌合する位置決めピン251が設けられている。なお、この例において、位置決めピン251は機械的な強度を高めるため一体化された2つのピンを含んでおり、ユニットケース240の仕切壁243に設けられている。
【0075】
また、スタビライザ130はベース板111に対してスライド可能であるが、例えばドア1の開閉時の振動などにより動かないようにロックするため、スタビライザ130とユニットケース240との間には、スタビライザ固定手段が設けられている。
【0076】
この例において、スタビライザ固定手段は、上記仕切壁243の上端縁を円弧状としてその上端縁側に上記ガイド溝131と同一ピッチで形成された係合溝252と、スタビライザ130側に形成されたバネ性を有する係合爪132とからなる。
【0077】
次に、図15によりセンサ本体200の傾きの調整の仕方の一例について説明する。まず、図15(a)に示すように、スタビライザ130を矢印A方向に強制的にスライドさせて、係合爪132と係合溝252との係合を解くとともに、ガイド溝131を位置決めピン251から外し、センサ本体200を回転可能な状態にする。
【0078】
そして、図15(b)に示すように、センサ本体200を所定の方向(例えば矢印B方向)に回転させて所望とする角度にした後、スタビライザ130を矢印C方向にスライドさせ、ガイド溝131を位置決めピン251に嵌合し、さらにスタビライザ130をスライドさせて、図15(c)に示すように、係合爪132を係合溝252に引っ掛ける。
【0079】
このようにして、図16(a)〜(e)に示すように、この例では位置決めピン251は2本分のピンを含んでいるが、5〜25゜までの範囲内において5゜単位でセンサ本体200の傾きを調整することができる。なお、ガイド溝131と位置決めピン251の嵌合方式ではなく、センサ本体200の傾きを無段階に調整可能としてもよい。
【0080】
本発明による物体検出装置は床面情報を拾うことがないため、特にスイングドアに直接取り付けて使用する起動センサもしくは安全センサとして好適であるが、引き戸式ドア用として反射型センサと同じく無目などに取り付けられて使用されてもよい。
【0081】
なお、スイングドアに直接取り付けて使用する場合、ドアの開く方向に例えば壁が立っている環境では、ドアの回転角をなんらかの手段で検出し、ドアがある角度まで開いたらPSDの検出信号を無効として扱うことにより、壁面検知による誤動作を防止することができる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、PSDによる三角測距方式を採用した物体検出装置において、特定条件下でキャリブレーションを行って、各装置固有の固体情報(絶対値)として、センサが有するレンズの焦点距離fと発光側−受光側の各レンズ間距離Pの乗算値(f×P)および受光側レンズの中心とPSDの中心との間の距離(LOFF)をあらかじめ取得し、実際の稼働時に検出エリア内における被検出物体の有無を判断する際、PSDからの出力電流I,Iと上記固体情報とから被検出物体までの距離hを算出するようにしたことにより、設置場所ごとに三角測距に含まれる光学系の精密な調整作業を行うことなく、高い信頼性をもって人体(物体)を検知することができる。
【0083】
また、三角測距用の赤外線発光ダイオードとは別に直近検知用の補助赤外線発光ダイオードを設けることにより、PSDによる三角測距方式では従来難しいとされていた直近検知をも可能にすることができる。また、センサの温度を検出して温度補正を行うことにより、信頼性をより高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による物体検出装置のスイングドアへの適用状態を示す斜視図。
【図2】上記物体検出装置の筐体を分解した状態を示す分解斜視図。
【図3】上記物体検出装置に含まれるセンサ本体の(a)模式的正面図,(b)模式的断面図。
【図4】上記物体検出装置の回路構成図。
【図5】上記センサ本体のPSDによる三角測距の説明図。
【図6】上記センサ本体による直近物体検知の説明図。
【図7】本発明で実施する距離2点キャリブレーションを説明するための模式図およびフローチャート。
【図8】本発明で実施する距離1点キャリブレーションを説明するための模式図およびフローチャート。
【図9】上記センサ本体の周囲温度と検知距離との相関を示すグラフ。
【図10】本発明の動作説明用のフローチャート。
【図11】上記筐体のベース板に上記センサ本体を取り付けた状態を示す斜視図。
【図12】上記筐体のベース板から上記センサ本体を取り外した態を示す斜視図。
【図13】上記センサ本体の支持手段を説明するための分解斜視図。
【図14】上記支持手段に含まれるホルダを示す分解斜視図。
【図15】上記センサ本体の角度調整手順を示す斜視図。
【図16】上記センサ本体の角度調整範囲を示す説明図。
【図17】従来例を示す模式的な斜視図。
【図18】上記従来例でのPSDによる三角測距の説明図。
【符号の説明】
1 スイングドア
100 物体検出装置
110 筐体
111 ベース板
112 フィルタカバー
115 ガイドレール
120 ホルダ
130 監視角度調整用スタビライザ
200 センサ本体
201 回路基板
202 回転軸
210 三角測距用赤外線発光ダイオード
211 発光側集光レンズ
220 PSD
221 受光側集光レンズ
231 直近検知用補助赤外線発光ダイオード
232 サーミスタ
235 ディップスイッチ
240 ユニットケース
300 マイクロコンピュータ
310 キャリブレーションスイッチ

Claims (7)

  1. 所定の検出エリアに向けて光を照射する発光部および上記検出エリアからの反射光を受光する受光部を含むセンサ本体と、上記受光部からの出力信号に基づいて上記検出エリア内における被検出物体の有無を判断する制御手段とを備え、上記受光部として、受光面上の受光位置に応じて少なくとも2つの検出信号を出力するPSD(半導体位置検出素子)が用いられ、上記制御手段が上記PSDから出力される検出信号に基づいて三角測距方式により上記被検出物体までの距離を算出して上記検出エリア内における被検出物体の有無を判断する物体検出装置において、
    上記制御手段は、上記センサ本体の特定条件下でのキャリブレーションによる固体定数を記憶しており、上記検出エリア内における被検出物体の有無を判断する際、上記PSDから出力される検出信号と上記固体定数とから上記被検出物体までの距離hを算出することを特徴とする物体検出装置。
  2. 上記発光部側の発光レンズと上記受光部側の受光レンズとの距離をP,上記各レンズの焦点距離をf,上記受光レンズの中心から上記PSDの中心までのオフセット距離をLOFFとして、上記制御手段に記憶される上記固体定数にはf×Pの値とLOFFの値とが含まれることを特徴とする請求項1に記載の物体検出装置。
  3. 上記センサ本体には、上記発光部とは別に上記センサ本体の直近側を検出エリアとし、その直近側検出エリアからの反射光が上記PSDに入射し得る位置に補助発光部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の物体検出装置。
  4. 上記センサ本体には温度検出手段が設けられており、上記制御手段は上記温度検出手段からの温度信号に基づいて上記距離hを補正することを特徴とする請求項1,2または3に記載の物体検出装置。
  5. 自動ドアの扉幅とほぼ等しい長さを有する細長形状の筐体を備え、上記センサ本体が上記筐体内に位置調整可能に支持されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の物体検出装置。
  6. 自動ドアの扉幅とほぼ等しい長さを有する細長形状の筐体を備え、上記センサ本体が上記筐体に対して上記検出エリアの監視角度を調整可能に支持されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の物体検出装置。
  7. 上記センサ本体がスイング自動ドア用の起動センサとして、そのスイング自動ドア自体に取り付けられる請求項1ないし6のいずれか1項に記載の物体検出装置。
JP2003109312A 2003-04-14 2003-04-14 物体検出装置 Pending JP2004317202A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003109312A JP2004317202A (ja) 2003-04-14 2003-04-14 物体検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003109312A JP2004317202A (ja) 2003-04-14 2003-04-14 物体検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004317202A true JP2004317202A (ja) 2004-11-11

Family

ID=33470511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003109312A Pending JP2004317202A (ja) 2003-04-14 2003-04-14 物体検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004317202A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066136A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Honda Denshi Giken:Kk 自動ドア用反射型センサ
JP2010071956A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Denso Corp センサ装置の取り付け構造
JP2014070989A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Fuji Xerox Co Ltd 検出装置、処理装置、画像形成装置およびプログラム
JP2018022191A (ja) * 2017-10-27 2018-02-08 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066136A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Honda Denshi Giken:Kk 自動ドア用反射型センサ
JP2010071956A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Denso Corp センサ装置の取り付け構造
JP2014070989A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Fuji Xerox Co Ltd 検出装置、処理装置、画像形成装置およびプログラム
JP2018022191A (ja) * 2017-10-27 2018-02-08 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1241312B2 (en) Sensor for automatic doors
US7872733B2 (en) Tracking type laser interferometer and method for resetting the same
US5039217A (en) Optical transceiver apparatus for detecting distance between two cars
US6167991B1 (en) Method and apparatus for detecting position of an elevator door
EP2247923B1 (en) Automated calibration of a surveying instrument
US6226076B1 (en) Distance measuring apparatus using pulse light
EP0789127A2 (en) Object sensor system for automatic swing door
US6248989B1 (en) Tilt detecting device
JP5711925B2 (ja) 光測距装置
CN107957237A (zh) 具有闪光对准的激光投影仪
EP1422500A2 (en) Automatic reflector tracking apparatus
US7365297B2 (en) Object detecting apparatus having a current adjuster for controlling amount of electric current supplied to a laser device in compensation for a diversity of current-luminosity characteristics of the laser device
US20130148098A1 (en) Manual Distance Measuring Apparatus
JP2004317202A (ja) 物体検出装置
US7164119B2 (en) Security sensor system
TWI448666B (zh) 依據環境溫度以校正測距裝置所量測之待測物之待測距離之校正方法與其相關裝置
US5128529A (en) Autofocusing device with improved distance focusing accuracy
JP6950276B2 (ja) 距離測定装置
JP2012229987A (ja) レーザレーダの光軸検査方法及び検査システム
JP7461787B2 (ja) レーザ光電センサ
US6633730B2 (en) Rangefinder device and camera incorporating the same
CN219501027U (zh) X射线摄像系统、x射线发射装置和x射线接收装置
US6304331B1 (en) Exposure control device and distance measuring device
KR101411904B1 (ko) 카메라 렌즈 구동 시스템 및 그 제어방법
JP4190647B2 (ja) 反射位置検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080409

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080730