JP2004316619A - 室内放出型音質マフラーと集音マイク - Google Patents

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Abstract

【課題】排気音そのものをキャビン内の運転手その他が聞く方法、すなわち車外から完全に閉じられたキャビンの雰囲気を楽しみながら、その排気音はより強力なものをのぞむという、2律背反的な要求を解決するためになされた室内放出型音質マフラーと集音マイクを提供する。
【解決手段】通常のマフラー1の一番後部にあるマフラーカッターの部分を、一枚板の状態から2重の、中空区間をもった状態に改め、そこから第2のマフラーをキャビンへと導く。ここで、マフラーカッター2の中空区間と第2のマフラーは、その間、何もはさまずに、空間的に同一のものとする。あるいは、排気音がもっとも魅力的、刺激的な部分に、集音マイク8を置いて、音をキャビンへと導く。
【選択図】図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、従来の自動車のマフラー(1)が車の騒音を消音化し、また排気ガスを軽減化することを主たる目的としてきたのに対し、マフラーカッター(2)の部分から、音をとることだけを目的とした、第2のマフラー(3)か集音マイク(8)を設け、音だけをキャビン(6)に導こうとする、マフラーの製造技術と音響技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のマフラーは車の騒音を消音化し、また排気ガスを軽減化することを主たる目的として発達してきた。
しかし近年、自動車の魅力のひとつとして、排気音そのものの魅力がクローズアップされ、注目されている。
マフラーは実用的な面で発達すると同時に、純粋に音を発する楽器としてもおおいに発達し続けている。
ただ、それをキャビン内の運転手その他が聞くのは、旧態依然とした方法、すなわちおとなしく閉じられたキャビン内で小さくなった音を聞くか、思い切って窓等を開けて大きな音をそのまま聞くか、といった方法しかないのが、現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
自動車の魅力のひとつは、車外から閉じられたキャビンの雰囲気であり、オープンカーという、いわば例外はもちろん認めるにしても、オープンカーでも、やはり、屋根を閉じている時間が圧倒的に長いのである。
車外から完全に閉じられたキャビンの雰囲気を楽しみながら、その排気音はより強力なものをのぞむという、2律背反的な要求が、ここ数年来の、合法非合法を問わず、より過激な改造マフラーとなってあらわれてきている。
これは排気音に興味がなく、静かなモータリゼーションを望む多くの車外の人々にとっても、あくまで合法的な、そして刺激的な快音を望むキャビンの人々にとっても、ひとつの欠点であるといえよう。
本発明は、この欠点を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
まず、通常のマフラー(1)の一番後部にあるマフラーカッター(2)の部分か、そのあとの部分、すなわち排気ガスが外気に触れる部分に、2重の中空区間をもった第2のマフラー(3)を設け、そこから音をキャビン(6)へと導く。
ここで、マフラーカッター(2)の中空区間と第2のマフラー(3)は、その間何もはさまずに、空間的に同一のものとする。
あるいは、排気音がもっとも魅力的、刺激的な部分に、集音マイク(8)を置いて、同様に音をキャビン(6)へと導く。
本発明は、以上の構成よりなる「室内放出型音質マフラーと集音マイク」である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
まず「室内放出型音質マフラー」については、通常のマフラー(1)の一番後部にあるマフラーカッター(2)の部分を、一枚板の状態から2重の、中空区間をもった状態に改めるか、その後部に音専用の第2のマフラー(3)を設ける。
その際、2重のマフラーカッター(2)の外側の金属は従来どおりのものでよいが、内側については、破壊されない程度に、より音を通すものが望ましい。
そしてそこから、第2のマフラー(3)をキャビン(6)へと導く。
ここで、マフラーカッター(2)の中空区間と第2のマフラー(3)は、その間、何もはさまずに、空間的に同一のものとする。
キャビン(6)の側からも、第2のマフラー(3)の太さの分だけ穴を開けておき音を車内に導く。
この際、キャビン前部から後向きに音を発して、すなわちドライバーが車の後で排気音を聞くように設定する案もある。
ここで注意すべき点は、エンジンからの排気を運ぶ第1のマフラー(1)と違い、マフラーカッター(2)の中空区間と第2のマフラー(3)には、キャビンと全く同じ、きれいな、空気のみ存在しているという点である。
第2のマフラー(3)の内部は、清潔なまま、音のみを運ぶ。
第2のマフラー(3)の内部には、構造上何も付ける必要はないが、音がうるさ過ぎる恐れが多分にあるので、また、キャビン(6)の人々も常に音響を求めるとは限らないので、その対策として、それぞれの用途に適した蓋(4)のようなものを、各所におくことが考えられる。
つぎに「集音マイク」については、同様に、排気音がもっとも魅力的、刺激的に聞こえる部分、例えばマフラーカッターの部分か、リヤバンパーの部分等に、集音マイク(8)を置いて、音を拾う。
そして、キャビン(6)の側からは、アンプ(9)とスピーカー(10)にFM波、AM波等か電線で接続して音をキャビン(6)へと導く。
【0006】
【発明の効果】
本発明を使用することによって、キャビン内の人々は、外からは全く普通に見え、聞こえる自動車のなかで、音の世界に浸れるわけである。
そこは、数多ある自動車のなかで、人々が他人を気にせず、好きな音楽、クラシック、ロック、ポップス、歌謡曲を楽しむのと同様か、もしくはアクセルによって、自分で音を奏でられるから、それ以上の理想的空間となりうるのである。
また、本発明は、排気音に興味がなく、静かなモータリゼーションを望む多くの車外の人々にとっても、車外への排気音を減らす意味から、有り難い発明となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のマフラーの図
【図2】第2のマフラーを備えたマフラーの図
【図3】室内放出型音質マフラーを備えた自動車の側面図
【図4】マフラーカッター部分の拡大図
【図5】集音マイクを備えた自動車の側面図
【図6】集音マイクを備えた自動車の後面図
【符号の説明】
1 通常のマフラー
2 マフラーカッター
3 第2のマフラー
4 蓋
5 エンジンルーム
6 キャビン
7 トランクルーム
8 集音マイク
9 アンプ
10 スピーカー

Claims (2)

  1. 車の騒音を消音化しまた排気ガスを軽減化する、自動車のマフラーの、マフラーカッターの部分か、そのあとの部分、すなわち排気ガスが外気に触れる部分に、金属か木製その他の箱を置いて、音をとることだけを目的とした、第2のマフラーを設け、音だけをキャビンに導く、室内放出型音質マフラー。
  2. 車の騒音を消音化しまた排気ガスを軽減化する、自動車のマフラーの、マフラーカッターの部分か、リヤバンパーの部分等に、集音マイクを置いて、そこで集めた音を車内のスピーカーから聞ける様にした、集音マイク。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9371753B2 (en) 2013-08-26 2016-06-21 Hyundai Motor Company System of controlling exhaust sound of vehicle automatically and method of the same
CN105863798A (zh) * 2015-01-09 2016-08-17 通用汽车环球科技运作有限责任公司 排气尾管辅助声音增强孔

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JP2002276353A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Shogo Tsuchida 室内放出型音質マフラー

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