JP2004314451A - 自動車用内装部品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一方側の半割体30Aの内面に他方側の半割体30Bの幅方向リブ31Bにラップする遮断リブ33を設け、半割体30A,30B同士を接合して、グリップ芯材30を作製する。そして、インサートインジェクション成形時、中空状のグリップ芯材30内部に樹脂が流れ込んだとき、樹脂圧により遮断リブ33を幅方向リブ31Bに押し付けてシール性を高め、樹脂のそれ以上の流入を抑える。また、一方側の半割体30Bに長寸状のカシメ用ボス34を突設し、相手側の半割体30Aの貫通孔35内にカシメ用ボス34を貫通させてカシメ接合することにより、半割体30A,30Bの接合強度を高める。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、半割体同士を接合して形成した中空状の芯材の外表面にインサートインジェクション工法を使用してエラストマー表皮を被包してなる自動車用内装部品であって、インジェクション成形時、芯材内部にエラストマー樹脂が流れ込むのを防止した自動車用内装部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は、ドアトリムに取り付けられるドアグリップ1を示すもので、ドアグリップ1は、乗員が肘を掛けて休めるようにアームレストを兼用しており、図中aで示すエリアを乗員が指で掴んでグリップ機能をもたせ、そのフロント側は、パワーウインドウスイッチ等のスイッチパネル収容部1aが設けられている。
【0003】
そして、従来のドアグリップ1は、硬質樹脂からなる中空状のグリップ芯材2の外表面をエラストマー樹脂からなるグリップ表皮3により被包して構成されている。具体的には、図10,図11に示すように、断面略C字状の半割体2A,2Bを接合することで中空円筒状のグリップ芯材2を構成している。
【0004】
更に、半割体2A,2Bには、それぞれ内面に長手方向に適宜間隔をおいて幅方向に延びる幅方向リブ4A,4Bと、それと交差するように長手方向に延びる長手方向リブ5A,5Bがそれぞれ各半割体2A,2Bの内面に一体成形され、所望の剛性を維持している。
【0005】
そして、グリップ1を製作するには、まず、半割体2A,2B同士を接合するが、このとき図11に示すように、一方側の半割体2Aにアウターボス6Aを突設し、それに対応するように他方側の半割体2Bには、インナーボス6Bを突設しておき、アウターボス6A内にインナーボス6Bを嵌め込むことで半割体2A,2B同士を接合固定している。このボスによる接合点は、2乃至4箇所設定されている。
【0006】
次いで、半割体2A,2B同士を組み付け、中空状のグリップ芯材2を完成させた後、図示しない射出成形金型内にこのグリップ芯材2をセットし、射出成形金型の型締め後、キャビティ内にエラストマー樹脂を射出充填することにより、グリップ芯材2の外表面がエラストマー樹脂からなるグリップ表皮3により被包される(図12参照)。
【0007】
この従来技術の参考文献としては、グリップ芯材2として半割体同士を接合する周知技術は、特許文献1に記載され、また、グリップ芯材2の外表面をインサートインジェクション工法によりエラストマー樹脂等のグリップ表皮3により被包する技術内容は、特許文献2に示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−219775号公報 (第2頁、図3)
【0009】
【特許文献2】
特開平8−11610号公報 (第3頁、図2,図3)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来では、半割体2A,2Bを接合して中空円筒状のグリップ芯材2を作製した後、このグリップ芯材2の外表面をインサートインジェクション工法によりエラストマー樹脂からなるグリップ表皮3で被包するという構成を採用しているが、エラストマー樹脂の射出充填時、半割体2A,2B間の継ぎ目を通じてグリップ芯材2内部にエラストマー樹脂が流入し、材料ロスを招き、重量アップを伴なうとともに、樹脂の成形収縮により歪みが生じ易いという欠点が指摘されている。また、製品温度が高温状態となるため、冷却時間が嵩み、サイクル時間が長期化し、生産性を低下させるという欠点も同時に指摘されている。
【0011】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ドアトリムに設けられるアームレスト兼用のドアグリップ、あるいはルーフトリムに設けられるアシストグリップ等に適用できる自動車用内装部品であって、半割体同士を組み付けて形成される中空状の芯材の外表面にインサートインジェクション工法を使用してエラストマー樹脂(表皮)を被包してなる自動車用内装部品であって、インサートインジェクション成形時、エラストマー樹脂が芯材内部に侵入するのを防止でき、材料ロスや重量化を招くことなく、かつ成形性能を高めた自動車用内装部品を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願の請求項1に記載の発明は、半割体を接合してなる中空状の芯材の外表面をインサートインジェクション工法によりエラストマー樹脂からなる表皮で被包してなる自動車用内装部品において、前記芯材における一方側の半割体内面に遮断リブが設けられていることにより、インサートインジェクション成形時、エラストマー樹脂が芯材内部に侵入するのを規制したことを特徴とする。
【0013】
更に、本願の請求項2に記載の発明は、半割体を接合してなる中空状の芯材の外表面をインサートインジェクション工法によりエラストマー樹脂からなる表皮で被包してなる自動車用内装部品において、前記芯材における一方側の半割体の内面に相手側に向けて延びるカシメ用ボスを突設し、このカシメ用ボスを相手側の半割体のボス貫通孔内に貫通させ、両半割体を接合した後、カシメ用ボスのカシメ部を相手側の半割体の座面に固着したことを特徴とする。
【0014】
ここで、自動車用内装部品としては、ドアトリムに取り付けられるドアグリップ、あるいはルーフトリムに取り付けられるアシストグリップ等に適用でき、基本構成としては、硬質樹脂からなる中空状の芯材と、この芯材の外表面を被包する軟質塩ビ、TPE(サーモプラスチックエラストマー)等のエラストマー樹脂表皮とからなる。
【0015】
そして、中空状の芯材は、半割体同士を接合固定して構成され、各半割体の内面には、長手方向適宜ピッチ間隔で幅方向に延びる幅方向リブと、長手方向に沿ってその内面に延びる長手方向リブとが形成されている。
【0016】
更に、一方側の半割体に形成される遮断リブは、ゲートに近い芯材の端末側の近接位置に単一、もしくは適宜間隔を介して並列する複数の遮断リブが形成されるのが良く、この遮断リブは、他方側の半割体の幅方向リブに対してラップ状に位置する。
【0017】
また、半割体同士を接合するために設けられるカシメ用リブは、一方側から長寸状のリブとして他方側に向けて突設し、相手側には、カシメ用リブを貫通する貫通孔及び座面にカシメ部を収容するエンボス凹部が設けられている。
【0018】
そして、請求項1に記載の発明によれば、一方側の半割体の内面に設けられている遮断リブが他方側の半割体の幅方向リブに対してラップしており、エラストマー樹脂の射出充填時、芯材内部にエラストマー樹脂が入り込んでも、樹脂圧により遮断リブがラップする幅方向リブに対して押し付けられることにより、シール性が増し、一方側の半割体に設けた遮断リブと他方側の半割体に設けた幅方向リブとの間のシール機能により、エラストマー樹脂が芯材内部にそれ以上侵入することがない。
【0019】
更に、請求項2に記載の発明によれば、従来の半割体同士の対向面にそれぞれアウターボスとインナーボスを設け、アウターボス内にインナーボスを嵌合させる接合構造に替えて、半割体同士を圧接した状態で一方側の半割体に設けたカシメ用ボスを相手側の半割体を貫通させた後、カシメ加工するというものであるから、半割体間に隙間が発生することがほとんどない。従って、隙間を通じてエラストマー樹脂が芯材内部に侵入することを確実に防止できるか、あるいは侵入量を最低限に抑えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る自動車用内装部品の好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】
図1は本発明を適用したドアグリップを備えた自動車用ドアトリムを示す正面図、図2は本発明を適用したドアグリップを示す斜視図、図3乃至図5は同ドアグリップの各断面図、図6,図7は同ドアグリップにおけるドアグリップ芯材の組付け状態を示す説明図、図8は本発明の別実施形態を示す断面図である。
【0022】
図1,図2において符号10はフロント側ドアパネルの室内側に内装材として取り付けられる自動車用ドアトリムを示し、車両の進行方向に沿って延びるアームレスト兼用のドアグリップ20が取り付けられている。
【0023】
このドアグリップ20におけるフロント部20a、及びリヤ部20bは、それぞれドアトリム10の表面に当接状に取り付けられ、その間の符合20cは、乗員が掴んでドアの開閉を行なえるように、ドアトリム10の表面とスペースを設けたグリップ部として構成されている。また、フロント部20aの上面は、パワーウインドウスイッチ等のスイッチパネル類を収容できるスイッチパネル収容部21が設定されている。
【0024】
そして、ドアグリップ20は、PP(ポリプロピレン)樹脂等の硬質樹脂を素材とした中空状のグリップ芯材30の外表面を軟質塩ビ、TPE(サーモプラスチックエラストマー)等の軟質樹脂のインジェクション成形によるグリップ表皮40で被包して構成されており、特に、グリップ芯材30が半割体30A,30Bの接合構造のものを使用しても、インサートインジェクション成形時、グリップ表皮40の素材であるエラストマー樹脂が中空状のグリップ芯材30内部に入り込むのを規制したことが特徴である。
【0025】
上記グリップ芯材30は、図3乃至図5に示すように、断面略C字状をなす長尺状の半割体30A,30Bを接合して、掴み易いような中空円筒状に規制されるが、中空状であるため、軽量化が達成されるとともに、所望の剛性を得るように、各半割体30A,30Bの内面には、ドアグリップ20の長手方向に間隔をおいて幅方向リブ31A,31Bがプレート状に形成され、かつ各幅方向リブ31A,31B間を連設するように複数条(本実施形態では3条)の長手方向リブ32A,32Bが一体化されている。
【0026】
本発明は、半割体30A,30Bを接合して構成した中空状のグリップ芯材30をインサートインジェクション工法によりその外周面にグリップ表皮40を一体化する際、グリップ表皮40の素材であるエラストマー樹脂Mがグリップ芯材30内部に侵入するのを規制するための工夫が施されている。すなわち、本発明の構成上の第1の特徴は、グリップ芯材30における一方側の半割体30Aに遮断リブ33を設けた点にある。この遮断リブ33は、図3,図4に示すように、一方側の半割体30Aの内面に形成される幅方向リブ31Aを他方側の半割体30Bの内面まで延長させた広い面積を備え、かつ他方側の幅方向リブ31Bの前面(内部に侵入するエラストマー樹脂Mと対向する面)と接触するか、あるいは微小クリアランスを介して対峙するように設定されている。
【0027】
従って、図示しないインジェクション成形金型内にグリップ芯材30をセットして、グリップ表皮40を構成するエラストマー樹脂Mをキャビティ内に射出する際、図3から明らかなように、ゲートBから射出充填されるエラストマー樹脂Mは、矢印で示すように、中空状のグリップ芯材30内部に入り込むが、入り込んだ樹脂圧により、遮断リブ33は対向する幅方向リブ31Bに押し付けられて、両者間のシール性が高まり、それ以上内部にエラストマー樹脂Mが侵入するのを抑えるか、あるいはその侵入を最小限度に抑えることができる。また、この遮断リブ33は、グリップ芯材30におけるゲート近傍部分の1箇所に設けても効果があるが、複数箇所に設ければより効果がある。
【0028】
次に、本発明の構成上の第2の特徴は、半割体30A,30Bが図2中Aで示す2点のカシメ部で強固に接合され、半割体30A,30B間に隙間が発生するのを極力抑えた構成となっている。すなわち、図3,図5に示すように、グリップ芯材30を構成する各半割体30A,30Bのいずれか一方側(本例では半割体30B)に相手側に向けて延びるカシメ用ボス34が突設され、相手側の半割体30Aについては、このカシメ用ボス34を貫通するための貫通孔35及び座面にエンボス凹部36が形成されている。
【0029】
そして、半割体30A,30Bを接合する際、従来のように、内面にそれぞれ対向するアウターボスとインナーボスとを嵌合させるという構成ではなく、一方側の半割体30Bに設けたカシメ用ボス34を相手側の半割体30Aの貫通孔35内に貫通させて、カシメ用ボス34先端のカシメ部34aをカシメ加工することで、半割体30A,30Bの間に隙間がほとんど発生することなく、強固な接合強度が期待できる。
【0030】
従って、中空状のグリップ芯材30をインサートしてエラストマー樹脂Mを射出充填した際、両者間の隙間からグリップ芯材30内部にエラストマー樹脂Mが入り込むことがほとんどない。
【0031】
更に、上述した遮断リブ33によるシール構造とカシメ用ボス34によるカシメ構造とを併用すれば、グリップ芯材30内部にグリップ表皮40のエラストマー樹脂Mが流れ込むのをより確実に規制することができる。
【0032】
次いで、図6乃至図7は、グリップ芯材30を構成する双方の半割体30Aと30Bとの接合前の状態を示すもので、図6は遮断リブ33形成箇所の接合部分を示し、図7はカシメ用ボス34形成箇所の接合部分をそれぞれ示している。
【0033】
図6から明らかなように、一方側の半割体30Aの内面に形成される遮断リブ33は、略円形状のプレート体から構成され、この遮断リブ33には、他方側の半割体30Bの長手方向リブ32Bを逃げるための切欠き33aが3箇所に設けられている。また、半割体30A,30Bの両側縁は、それぞれ凹凸嵌合状にフィットする形状に設定されている。
【0034】
次いで、図7はカシメ用ボス34設置箇所を示すもので、このカシメ用ボス34の長さ寸法は、他方側の半割体30Aを充分貫通するだけの寸法を備えており、このカシメ用ボス34を貫通させるための貫通孔35並びにカシメ部34aを収容するエンボス凹部36が半割体30Aの座面に設けられている。
【0035】
以上説明した実施形態は、ドアトリム10に設けられるアームレスト兼用のドアグリップ20についてであるが、ルーフトリムに設けられるアシストグリップ等に適用できる。
【0036】
更に、上述した実施形態は、断面略C字状の半割体30A,30B同士を接合した円筒状のグリップ芯材30を使用しているが、図8に示すように、角筒状のグリップ芯材30´を使用する場合は、一方側の半割体30Cはフラット形状であり、他方側の半割体30Dは断面コ字状に形成されている。そして、インサートインジェクション成形時、エラストマー樹脂Mがグリップ芯材30´内部に侵入するのを規制する遮断リブ33がフラット状の半割体30Cの内面に一体化され、この遮断リブ33には他方側の半割体30Dの長手方向リブ32Dと嵌合する切欠きが設けられている。
【0037】
また、ドアグリップ20、アシストグリップ以外の用途にも使用でき、中空状の芯材の外表面をインサートインジェクション工法により表皮で被包する構成全般に適用できる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品は、半割体同士を接合してなる中空状の芯材をインサートインジェクション工法によりその外表面にエラストマー樹脂からなる表皮を一体化する上で芯材内部にエラストマー樹脂の流れ込みを規制する遮断リブを設けるか、あるいは半割体同士の接合を強化して溶融樹脂が流れ込む隙間を極力少なくすることにより、エラストマー樹脂が中空状の芯材内部に流れ込むことを防止、あるいは最低限に抑えるというものであるから、エラストマー樹脂のロスを少なくして、部品の軽量化並びに成形収縮歪みをなくし、かつ成形時間の短縮化等に貢献できるなど、種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したドアグリップを備えた自動車用ドアトリムを示す正面図である。
【図2】本発明を適用したドアグリップを示す斜視図である。
【図3】図2中III −III線断面図である。
【図4】図2中IV−IV線断面図である。
【図5】図2中V −V 線断面図である。
【図6】図2に示すドアグリップにおけるグリップ芯材の半割体同士の接合状態を示すもので遮断リブ設定箇所を示す断面図である。
【図7】図2に示すドアグリップにおけるグリップ芯材の半割体同士の接合状態を示すものでカシメ用ボス設定箇所を示す断面図である。
【図8】本発明に係る自動車用内装部品の別実施形態を示す断面図である。
【図9】従来のドアグリップを示す斜視図である。
【図10】従来のドアグリップにおけるグリップ芯材の接合構造を示す断面図である。
【図11】従来のドアグリップにおけるグリップ芯材の接合構造を示す断面図である。
【図12】図9中XII −XII 線断面図である。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム
20 ドアグリップ
20a フロント部
20b リヤ部
20c グリップ部
21 スイッチパネル収容部
30,30´ グリップ芯材
30A,30B,30C,30D 半割体
31A,31B 幅方向リブ
32A,32B,32D 長手方向リブ
33 遮断リブ
34 カシメ用ボス
34a カシメ部
35 貫通孔
36 エンボス凹部
40 グリップ表皮
A カシメ部
B ゲート
M エラストマー樹脂
Claims (2)
- 半割体(30A,30B)を接合してなる中空状の芯材(30)の外表面をインサートインジェクション工法によりエラストマー樹脂(M)からなる表皮(40)で被包してなる自動車用内装部品(20)において、
前記芯材(30)における一方側の半割体(30A)内面に遮断リブ(33)が設けられていることにより、インサートインジェクション成形時、エラストマー樹脂(M)が芯材(30)内部に侵入するのを規制したことを特徴とする自動車用内装部品。 - 半割体(30A,30B)を接合してなる中空状の芯材(30)の外表面をインサートインジェクション工法によりエラストマー樹脂(M)からなる表皮(40)で被包してなる自動車用内装部品(20)において、
前記芯材(30)における一方側の半割体(30B)の内面に相手側に向けて延びるカシメ用ボス(34)を突設し、このカシメ用ボス(34)を相手側の半割体(30A)のボス貫通孔(35)内に貫通させ、両半割体(30A,30B)を接合した後、カシメ用ボス(34)のカシメ部(34a)を相手側の半割体(30A)の座面に固着したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
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