JP2004313040A

JP2004313040A - Method for spraying sedum

Info

Publication number: JP2004313040A
Application number: JP2003108910A
Authority: JP
Inventors: Shinsaku Fukuma; 福間　　晋作
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2003-04-14
Filing date: 2003-04-14
Publication date: 2004-11-11

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for spraying Sedum by which costs for payment or maintenance can be saved. <P>SOLUTION: The method for spraying Sedum comprises the following process: cutting grown Sedum at the first or second gnarl from its ear tip; and directly spraying Sedum seedlings 3 on vegetation base soil 2 laid on a base beforehand. The Sedum seedlings mixed with a culture medium in advance may be sprayed on the vegetation base soil 2. The Sedum seedlings 3 comprise heterotrophic plants such as Sedum sarmentosum Bunge, Sedum polytrichoides Hemsl or round leaf-Sedum lineare Thunb. The Sedum seedlings 3 may comprise those immersed in a growth hormone solution. The vegetation base soil 2 has the size of around 3cm. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
この発明は、緑化を簡易且つ低コストで進めることのできるセダムの吹付工法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、法面・斜面（以下法面という）の緑化を進める上での植生工法は、法面上に植物を直接植付けて行う「直植工法」あるいは植物の種子（発芽生命体の一種）や肥料などを一体化したシート状物を法面上に敷設する「張芝工法」、土砂などの固体粒子内に種を蒔く「播種工法」等様々な工法があるが、中でも生育基盤材である培土とともに植物の種子等の発芽生命体を法面上に吹付ける、いわゆる「吹付工法」は最も盛んに行われている植生工法である。
【０００３】
近年、住宅造成地や道路網の発達により切土法面部が土砂と石礫を呈している所が多く見られる。しかし、こうした法面・斜面などの裸地部は時間の経過とともに風化浸食による不安定度を増し、浸食、落石、崩壊、地滑りなどの現象に発展しやすい。こうした現象は法面・斜面の直上、直下に災害の危険性を増大させるだけではなく、その周辺の施設、山林、及び、下流域の河川、農業市街地などへの影響を及ぼす可能性がある。
【０００４】
また、こうした裸地部は目につきやすく、自然生態系や地域の環境にも著しい影響を及ぼすことがある。このように自然との調和及び自然環境の保全・復元といった観点から緑化に対する社会のニーズが高まっており、国土の開発や整備を行うにあたり、基本計画の段階から周辺環境に対しての配慮が必要である。
このような社会的背景のもと、法面の緑化においては単に緑の量を増やすだけでなく、それのもつ機能を多角的に活かすことが必要である。法面の緑化を進める上での基本条件はセダムの生育基板が安定していることである。セダムを用いた緑化は侵食を防止する効果はあっても、法面崩壊などの構造的な崩壊の防止にはならないからである。
【０００５】
しかし、播種工法は発芽率が大変低く、苗や発芽・発根した苗床装置の移植による法面緑化工法は工賃が高くつくという問題があった。
【０００６】
更に、法面工・斜面工には地質や気象条件に応じて維持管理を続ける必要が生じるものが多い。法面・斜面は一般的に面積、形状及び工種が多様なことから点検、補修などの維持管理が十分に実行されにくくなる場合が多い。また、維持管理の方法や頻度はそれぞれに異なり、多額の経費を伴うことになる。そこで、種々の発明が提案されており、例えば、下記の特許文献１乃至特許文献３にその技術が提案されている。
【０００７】
【特許文献１】特開２００２−３３０６２２号公報
【０００８】
【特許文献２】特開２００３―６４６８５号公報
【０００９】
【特許文献３】特開２００２―２８１８２０号公報
【００１０】
特許文献１記載の技術は、繁殖力に優れたイワダレソウのほふく茎を１〜６ｃｍで切断することにより、１ｃｍに切断したものは種子と同様に扱うことができ、６ｃｍ以下に切断したものは汎用の吹付け機械を用いて吹付け作業を行うことができるとする発明である。ただこれは利用分野が限定されるイワダレソウ属である。
【００１１】
特許文献２記載の技術は、セダムの植物苗の吹付けにより法面緑化工法であるが、ここで用いられる苗は基盤土と混合したものを吹付ける工法である。しかし、セダムのどの部位を使用するかの限定の記述はなく、また、工法に多くの工数を要しコストがかかる上、活着率は必ずしも満足できるものではない。
【００１２】
特許文献３記載の技術は、植物栄養体（セダムを切断したものを含む）と土壌を混合したものを吹付けることで０．２〜３．０ｃｍ程度の緑化基盤を形成したり、種子を含まない１〜５ｃｍ程度の厚みを有する植生基盤に、植物栄養体を装置を用いて０．２ｍｍ〜３．０ｃｍ程度の厚みを有する緑化基盤を形成するように吹付けることによる緑化工法である。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の課題は、工賃や維持管理のコストを抑えることができるセダム植付工法を提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、以下の手段を講じた。即ち、
請求項１記載のセダム吹付け工法は、成長したセダムを穂先から第１節又は第２節のところでカットしてセダム苗を、予め基盤上に敷設した植生基盤土に直接吹付けて施工することを特徴とする。
請求項２記載のセダム吹付け工法は、成長したセダムを穂先から第１節又は第２節のところでカットしてセダム苗を培土と混合した上、予め基盤上に敷設した植生基盤土に吹付けることを特徴とする。
【００１５】
請求項３記載のセダム吹付け工法は、成長したセダムを穂先から第１節又は第２節のところでカットしてセダム苗を培土と混合した上、基盤上に吹付けることを特徴とする。
請求項４記載のセダム吹付け工法は、請求項１乃至請求項３記載のいづれかの手段において、上記セダム苗には、ツルマンネン草、ウンゼンマンネン草、丸葉マンネン草等の他栄養繁殖で増殖する植物を用いることを特徴とする。
【００１６】
請求項５記載のセダム吹付け工法は、請求項１乃至請求項４記載のいづれかの手段において、セダム苗は生長ホルモン液と天然性糊剤液に浸したものを使用したことを特徴とする。
請求項６記載のセダム吹付け工法は、請求項１又は請求項２記載の手段において、上記予め基盤上に敷設した植生基盤土は、略３ｃｍ前後とすることを特徴とする。
請求項７記載のセダム吹付け工法は、請求項１又は請求項２記載の手段において、上記植生基盤土の下部には、防根膜を配置させることを特徴とする。
【００１７】
【発明の実施の形態】
（セダム）
セダム属は、世界に３００種ほどあり、耐乾性・耐寒性があり塩害にも強く極めて強健であり、繁殖力も旺盛で水分及び肥料の要求量が少なく、やせ地や薄層土壌でも粗放な管理で３ヶ月間水を与えなくても生育可能な特性を持っており、緑化材料として用いられている。本発明の植生対象として好ましい吹付用セダムにはツルマンネン草、ウニゼンマン草、タイトゴメ、その他栄養繁殖で増殖する植物を用いる。これはいずれも横方向へ根が伸びていくほふく性の種類のものである。
【００１８】
（セダム苗）
本発明の用いる植付けの対象となるセダム苗は、茎が太くて充実した芽から採取した苗を使用することが必要である。セダム苗は、セダムの芽から苗を第１節又は第２節からから切り離し、このセダム苗を吹き付け工法で、植生基盤土２上（図１乃至図３参照）、或いは、直接基盤１上（図４参照）に散布することになる。
セダム苗を得るに当っては、節芽から新芽が新しい発根をさせるだけの栄養補給を行えるだけの大きさになったものを選別し、さらにその節から下部にある第１節（多くは第２節まで）を長さ２ｃｍ以下に切断したものを使用する。この手段で、後述の実施例２（図３）において、セダム苗がミキシングの機械中でダンゴ状になることを防ぐことができる。また、上記のように第１節又は第２節から切り離した苗を使う理由は、活着率が高く、切り離した切り口から発根するからである。
【００１９】
セダムの種類の内で、メキシコ、タイトゴメの場合は地面と第一節の距離が離れるので、５ｍｍ〜１ｃｍの培土とミキシングの後に一緒に吹付ければ使用可能であるが、この二種類に関しては苗だけの吹付けは困難である。なお、植付けに当っては、発根を促進するために生長ホルモン液と天然性糊剤液に浸した芽を使用しても良い。苗を前記のように生長ホルモン液に浸し、ベントナイトのような微粉末をまぶして使うと新しい幼根を日焼けから防ぐことができ活着率が向上する。
【００２０】
【実施例１】
本発明の実施例１について図面を参照しながら説明する。図１は実施例１（コンクリート基盤対象）の断面図である。実施例１のセダム吹付け工法は、法面を対象としており、法面である基盤１はコンクリート層で固められており、この法面に固化性培土を３ｃｍ〜４ｃｍ盛り植生基盤土２とする。ここで使用する植生基盤土２は、肥沃土が高く植物苗が生育できるものであれば特に限定されるものではない。そこに第２節から切り離したセダム苗３を従来の散布機を利用して吹付ける。この植生基盤土２の固化性培土は吹付け前に散水し活着し易い状態にしておく。ここで植生基盤土２の層を略３ｃｍ前後の厚さとしたのは、夏の乾燥期に飛来してきた雑草の種が発芽しても枯死するようにするためである。
【００２１】
また、法面が急傾斜であったり風の強い斜面などの場合は、必要に応じてセダム苗の吹付後に、小さい目（１〜５ｍｍ角）のネットをかけ、略２週間後の根の活着後にネットを外すことも苗の落下を防ぐために有効な手段である。植生基盤１が水平面である場合はネットをかける必要はなく、上から粒子の細かい土を１〜２ｍｍの厚みでかけてやれば十分である。
【００２２】
通常は吹付後３〜５日で発根し、１２日後には活着する。この活着するまでの吹付後１２日間において、乾燥が激しく降雨が無い時期には３日に一度の散水をするのが望ましい。また、吹付後の繁茂を早めたい場合には吹付けから１ヶ月後に０．２ｃｍ〜０．５ｃｍ厚で固化性培土を吹付けると良い。
【００２３】
【試験例】
上記実施例１に従って、セダムの各種類の苗を用いて１年にわたって実施例１に係る苗だけの吹付工法を行い、活着率を調査した。その結果は下記（表１）の通りである。
【００２４】
【表１】

【００２５】
（試験結果）
上記表１の試験結果から理解できることは、「ツルマンネン」、「ウンゼンマンネン」、「丸葉マンネン」の活着率が高いこと、その吹き付け時期は、１２月〜２月上旬、及び、７月上旬〜９月中旬は活着率が悪いため施工に不向きであること、などがわかった。特に、ウンゼンマンネンは、穂先から第１〜第２節まで１ｃｍ以下であることから、散布時の損傷が少なく、発芽率が特に高いことがわかった（この点は、メキシコマンネンと対照的であった）。
【００２６】
（別例）
次に、実施例１の別例について図２を用いて説明する。図２は同実施例１の別例（切土対象）の断面図である。実施例２は、切土からなる下土１ａの上に、防根シート、網目ネット、モルタルなどの防根膜４を敷設した上に、３ｃｍ〜３．５ｃｍの植生基盤土２となる固化性培土を盛り、そのうえに第１節又は第２節より切り離したセダム苗のみを散布する工法である。
【００２７】
【実施例２】
次に実施例２について図３を用いて説明する。コンクリート層からなる基盤１の上にラス（金属ネット）又は網目ネットを張り付け、その上に３ｃｍ〜３．５ｃｍの植生基盤土２となる固化性培土を盛り、そこに第１節又は第２節より切り離したセダム苗と培土とを所定の割合で機械でミキシングしたもの（「培土混合苗５」という）を０．５〜１ｃｍの厚さの層をなすように散布する。これには従来の散布機が利用できる。この工法ではネットがけは不要となる。また、実施例２においても、図２に示すように、植生基盤土２と基盤（コンクリート層）１の間に透過性のある防根シート（膜）４を敷いても良い。また、上記ラス又は網目ネットの敷設は、基盤１と植生基盤土２との一体性を向上させるものであり、基盤１上面の形状や傾斜角によっては必ずしも必要としない。
【００２８】
以上のような工法を取ることで、発芽率はきわめて高くなり無駄がなく、工賃においては１平方ｍ当たり１．５万円〜２万円であったものが４０００円程度（労賃が安くなれば、更に低コスト）で可能となる。しかも、該セダムの苗は冷蔵庫での保存性が良く、また、切断した苗は軽量であるため輸送コストが少なくてすむ。なお、植生に当っては、自然本来の多様性を再現するため、また、予期しない天候時の枯れを防止するためにも数種類のセダムを混播することが好ましい。また、本発明は、法面だけでなく、補修用・平面・景観修復・屋上などにも施工できることは言うまでもない。
【００２９】
【実施例３】
なお、上記実施例１，２のほかに、基盤１上に植生基盤土２を敷設することなく上記培土混合苗５を直接散布することもできる。この場合は更に工数が少なくなるという効果がある。
【００３０】
【発明の効果】
本発明は上記構成により、工費及び維持費を抑えることができ、しかも簡便なセダム植付工法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る実施例１の断面図。
【図２】同実施例１の別例の断面図。
【図３】本発明に係る実施例２の断面図。
【図４】本発明に係る実施例３の断面図。
【符号の説明】
１・・基盤１ａ・・下土２・・植生基盤土
３・・セダム苗４・・防根膜（シート）５・・培土混合苗[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a sedum spraying method capable of promoting greening easily and at low cost.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, vegetation methods for promoting greening of slopes and slopes (hereinafter referred to as slopes) include the “direct planting method”, in which plants are directly planted on the slopes, or plant seeds (a type of germinating organism) or There are various construction methods, such as the "chair turf method", in which a sheet-like material with integrated fertilizers is laid on the slope, and the "seed method", in which seeds are sown in solid particles such as earth and sand. The so-called "spraying method", in which germinating organisms such as plant seeds are sprayed on the slope together with cultivation, is the most popular vegetation method.
[0003]
In recent years, cut slopes often show sediment and rubble due to the development of housing developments and road networks. However, bare lands such as slopes and slopes increase instability due to weathering and erosion over time, and easily develop phenomena such as erosion, rock fall, collapse, and landslides. These phenomena not only increase the risk of disasters directly above and below slopes and slopes, but may also affect nearby facilities, forests, downstream rivers, and agricultural urban areas.
[0004]
These bare areas are also noticeable and can have a significant effect on natural ecosystems and local environments. In this way, the needs of society for greening are increasing from the viewpoint of harmony with nature and the preservation and restoration of the natural environment, and consideration must be given to the surrounding environment from the basic planning stage when developing and maintaining the national land. It is.
Under such a social background, it is necessary not only to increase the amount of greenery but also to make full use of its functions in greening slopes. The basic condition for greening the slope is that the growth substrate of Sedum is stable. Greening using sedum has the effect of preventing erosion, but does not prevent structural collapse such as slope failure.
[0005]
However, the seeding method has a very low germination rate, and the slope revegetation method by transplanting seedlings and germinated and rooted seedbeds has a problem that the labor cost is high.
[0006]
In addition, slope works and slope works often need to be maintained according to the geological and weather conditions. Since slopes and slopes generally have various areas, shapes, and types of construction, it is often difficult to sufficiently perform maintenance such as inspection and repair. In addition, the method and frequency of operation and maintenance are different from one another, and this involves a large amount of expenses. Therefore, various inventions have been proposed. For example, the techniques are proposed in Patent Documents 1 to 3 below.
[0007]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-330622
[Patent Document 2] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2003-64685
[Patent Document 3] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-281820
The technique described in Patent Literature 1 is that, by cutting the forestalk of the radish, which has excellent fertility, at 1 to 6 cm, the one cut to 1 cm can be treated in the same way as the seed, and the one cut to 6 cm or less is generally used It is an invention that the spraying operation can be performed by using the spraying machine. However, this is a genus of the genus Irodare with limited fields of use.
[0011]
The technique described in Patent Document 2 is a slope revegetation method by spraying Sedum plant seedlings. The seedlings used here are sprayed with a mixture of base soil. However, there is no description of which part of the sedum to use, and the method requires a lot of man-hours and costs, and the survival rate is not always satisfactory.
[0012]
The technique described in Patent Literature 3 forms a greening base of about 0.2 to 3.0 cm by spraying a mixture of plant nutrients (including cut sedum) and soil, and includes seeds. This is a revegetation method in which plant vegetative bodies are sprayed onto a vegetation base having a thickness of about 1 to 5 cm using a device to form a revegetation base having a thickness of about 0.2 mm to 3.0 cm.
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, an object of the present invention is to provide a sedum planting method capable of suppressing labor and maintenance costs.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
The following measures were taken to achieve the above object. That is,
In the sedum spraying method according to claim 1, the grown sedum is cut from the tip at the first or second section, and the sedum seedling is directly sprayed on the vegetation base soil laid in advance on the base. It is characterized by.
In the sedum spraying method according to the second aspect, the grown sedum is cut from the tip at the first or second section, the sedum seedling is mixed with the cultivation soil, and then sprayed onto the vegetation base soil laid in advance on the base. It is characterized by the following.
[0015]
The sedum spraying method according to claim 3 is characterized in that the grown sedum is cut from the tip of the ear at the first section or the second section, the sedum seedling is mixed with the cultivated soil, and then sprayed on the base.
The sedum spraying method according to claim 4 is the method according to any one of claims 1 to 3, wherein the sedum seedling is propagated by other vegetative propagation such as turmanen grass, unsenmannen grass, and round leaf mannen grass. It is characterized by using a plant that does.
[0016]
A sedum spraying method according to a fifth aspect is characterized in that, in any one of the first to fourth aspects, the sedum seedlings are immersed in a growth hormone solution and a natural paste solution.
The sedum spraying method according to claim 6 is characterized in that, in the means according to

claim

1 or 2, the vegetation base soil previously laid on the base is approximately 3 cm.
A sedum spraying method according to a seventh aspect is characterized in that, in the means according to the first or second aspect, a root-proof membrane is disposed below the vegetation base soil.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(Sedum)
There are about 300 species of the genus Sedum in the world.They are drought- and cold-resistant, resistant to salt damage, extremely robust, have a strong fertility, require a small amount of water and fertilizer, and are roughly managed even in thin and thin soils. It has the characteristic that it can grow without water for 3 months and is used as a greening material. As the sedum for spraying which is preferable as a vegetation target of the present invention, a plant which grows by vegetative propagation, such as turmanen grass, sea urchin mantle, tight turtle, etc. is used. These are all types of crests whose roots extend laterally.
[0018]
(Sedum seedlings)
For the sedum seedlings to be planted used in the present invention, it is necessary to use seedlings collected from thick and full buds. The sedum seedling is obtained by cutting the seedling from the buds of the sedum from the first or second section and spraying the sedum seedling on the vegetation base soil 2 (see FIGS. 1 to 3) or directly on the base 1 ( (See FIG. 4).
In order to obtain sedum seedlings, the seedlings were selected from those that were large enough to supply nutrients that allowed the new shoots to renew their roots. Cut to 2 cm or less in length. By this means, it is possible to prevent the sedum seedlings from becoming dango-like in the mixing machine in Example 2 (FIG. 3) described later. The reason for using the seedlings separated from the first or second section as described above is that the seedling has a high survival rate and roots from the cut ends.
[0019]
Of the types of sedum, the distance between the ground and the first section is large in the case of Mexico and tight turtle, so it can be used by cultivating 5 mm to 1 cm and spraying together after mixing, but for these two types, seedlings Just spraying is difficult. In planting, shoots soaked in a growth hormone solution and a natural paste solution may be used to promote rooting. If the seedlings are immersed in a growth hormone solution as described above and used by dusting with fine powder such as bentonite, new radicles can be prevented from sunburn and the survival rate can be improved.
[0020]
Embodiment 1
Embodiment 1 of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a cross-sectional view of Example 1 (concrete base object). The sedum spraying method according to the first embodiment is directed to a slope, and a base 1 which is a slope is solidified by a concrete layer, and a solidified cultivation soil is used as a vegetation base soil 2 with a height of 3 cm to 4 cm on the slope. . The vegetation base soil 2 used here is not particularly limited as long as the fertile soil is high and plant seedlings can grow. The sedum seedlings 3 separated from the second section are sprayed thereon using a conventional sprayer. The solidified cultivation soil of the vegetation base soil 2 is sprayed before spraying to make it easy to take root. Here, the thickness of the layer of the vegetation base soil 2 is set to about 3 cm so that the seeds of the weeds that have come flying during the summer dry season will die even if they germinate.
[0021]
If the slope is steep or windy, apply a net with small eyes (1 to 5 mm square) after spraying the sedum seedlings as necessary, and take root root after about two weeks. Removing the net later is also an effective means to prevent the seedlings from falling. When the vegetation base 1 is a horizontal surface, it is not necessary to apply a net, and it is sufficient to cover the soil with fine particles with a thickness of 1 to 2 mm from above.
[0022]
It usually roots 3 to 5 days after spraying and takes root 12 days later. Twelve days after spraying until the plant takes effect, it is desirable to spray water once every three days during periods of intense drying and no rainfall. If it is desired to speed up the growth after the spraying, it is preferable to spray the solidified soil at a thickness of 0.2 cm to 0.5 cm one month after the spraying.
[0023]
[Test example]
According to the above-mentioned Example 1, the spraying method of only the seedlings according to Example 1 was performed over one year using each type of seedling of Sedum, and the survival rate was investigated. The results are shown below (Table 1).
[0024]
[Table 1]

[0025]
(Test results)
What can be understood from the test results in Table 1 above is that "Tsurmannen", "Unzen Mannen", and "Maruba Mannen" have a high survival rate, and the spraying time is from December to early February and early July. From mid-September, it was found that the survival rate was poor, making it unsuitable for construction. In particular, since unzen mannen was 1 cm or less from the tip to the first and second nodes, it was found that damage during spraying was small and the germination rate was particularly high (this point is in contrast to Mexican mannen). T).
[0026]
(Another example)
Next, another example of the first embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 2 is a sectional view of another example (cutting object) of the first embodiment. In the second embodiment, a root protection sheet 4 such as a root protection sheet, a mesh net, a mortar, etc. is laid on a subsoil 1a made of cut soil, and then a solidification property to become a vegetation base soil 2 of 3 cm to 3.5 cm. It is a construction method in which cultivation soil is filled and only sedum seedlings separated from the first or second section are sprayed thereon.
[0027]
Embodiment 2
Next, a second embodiment will be described with reference to FIG. A lath (metal net) or mesh net is stuck on a base 1 made of a concrete layer, and a solidified cultivation soil serving as a vegetation base soil 2 of 3 cm to 3.5 cm is put thereon. The separated sedum seedlings and cultivated soil are mixed at a predetermined ratio by a machine (referred to as “cultivated soil mixed seedlings 5”) and sprayed to form a layer having a thickness of 0.5 to 1 cm. Conventional sprayers can be used for this. This method does not require netting. Also, in the second embodiment, as shown in FIG. 2, a permeable root-proof sheet (membrane) 4 may be laid between the vegetation base soil 2 and the base (concrete layer) 1. Further, the lath or the mesh net is laid to improve the integration between the base 1 and the vegetation base soil 2 and is not necessarily required depending on the shape and the inclination angle of the upper surface of the base 1.
[0028]
By adopting the above construction method, the germination rate is extremely high and there is no waste. The labor cost was from 15,000 yen to 20,000 yen per square meter, but about 4000 yen (if the labor cost is reduced, And lower cost). Moreover, the seedlings of the sedum are well preserved in the refrigerator, and the cut seedlings are light in weight, so that the transportation cost is small. In vegetation, it is preferable to mix seeds of several types of sedum in order to reproduce the natural diversity and to prevent unforeseen weather withering. In addition, it goes without saying that the present invention can be applied not only to slopes but also to repairs, flat surfaces, landscape restoration, rooftops, and the like.
[0029]
Embodiment 3
In addition to the above Examples 1 and 2, the cultivated soil mixed seedling 5 can be directly sprayed without laying the vegetation base soil 2 on the base 1. In this case, there is an effect that the number of steps is further reduced.
[0030]
【The invention's effect】
The present invention can provide a simple sedum planting method by which the construction cost and the maintenance cost can be suppressed by the above configuration.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view of a first embodiment according to the present invention.
FIG. 2 is a sectional view of another example of the first embodiment.
FIG. 3 is a sectional view of a second embodiment according to the present invention.
FIG. 4 is a sectional view of a third embodiment according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1. Base 1a. Subsoil 2. Vegetation base soil 3. Sedum seedling 4. Root-proof membrane (sheet) 5. Mixed soil seedling

Claims

A sedum spraying method characterized in that the grown sedum is cut from the tip at the first or second section and the sedum seedlings are directly sprayed onto a vegetation base soil laid in advance on the base.

A sedum spraying method characterized by cutting the grown sedum from the tip at the first or second section, mixing the sedum seedling with the cultivation soil, and then spraying the sedum onto the vegetation basement soil laid in advance on the basement.

A sedum spraying method characterized in that the grown sedum is cut from the tip at the first or second section, the sedum seedling is mixed with the soil, and then sprayed onto a base.

4. The sedum spraying method according to any one of claims 1 to 3, wherein a plant that grows by vegetative propagation is used as the sedum seedling, such as turmanen grass, unsenmannen grass, and round leaf mannen grass.

5. A sedum spraying method according to claim 1, wherein said sedum seedlings are immersed in a growth hormone solution and a natural sizing solution.

The sedum spraying method according to claim 1 or 2, wherein the vegetation base soil previously laid on the base is approximately 3 cm.

The sedum spraying method according to claim 1 or 2, wherein a root control membrane is disposed below the vegetation base soil.