JP2004310591A - レイアウト設計装置およびレイアウト設計方法 - Google Patents

レイアウト設計装置およびレイアウト設計方法 Download PDF

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孝年 根岸
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Koji Fujiwara
幸司 藤原
Takashi Nagata
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Abstract

【課題】複数の部品から構成される装置のレイアウト設計を効率的に行うことができるレイアウト設計装置および設計方法を提供する。
【解決手段】画像表示装置上に表示された既存の部品レイアウトに部品を挿入して新たな部品レイアウトを設計するレイアウト設計装置において、既存部品レイアウト情報を入力する既存レイアウト入力部10と、挿入する部品の形状情報を入力する挿入部品形状入力部20と、レイアウト空間における視点情報を入力する視点入力部30と、挿入する部品の挿入情報を入力する部品挿入情報入力部40と、既存部品レイアウト情報、挿入部品形状情報、部品挿入情報、および視点情報からレイアウトを構成する部品のうち、前記視点から見て挿入部品を遮る部品を、遮蔽部品と判断する遮蔽部品判断部50と、前記遮蔽部品の画像を半透明化する遮蔽部品画像処理部60と、を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レイアウト設計装置およびレイアウト設計方法、特に、既存の部品レイアウトに新たに部品を挿入することにより、新たな部品レイアウトを設計するレイアウト設計装置およびレイアウト設計方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
工業デザインの設計などにおいて、三次元CAD(Computer−Aided Design)装置が用いられている。例えば、自動車の設計において、設計された部品を表示画面上でその部品レイアウトを検討する際に使用されている。
【0003】
複数の部品から構成される装置の三次元レイアウト設計を行う場合、例えば、既存のレイアウトに新たな部品の挿入を検討するときには、表示画面上において、他の部品によって隠れてしまう部品の存在を認識することが必要である。従来、他の部品によって隠れてしまった部品を表示させるためには、隠している部品を一つ一つ指定し、非表示化する操作が必要であった(例えば特許文献1参照。)。
【0004】
また、既存のレイアウト部品に対して、新規に挿入する部品との干渉をチェックするためには、表示レイアウト画像の中で部品挿入指示を入力し、挿入位置に移動させて、干渉の有無を確認していた(例えば特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−57359号公報
【特許文献2】
特開平11−272721号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
複数の部品から構成される装置のレイアウト設計において、新たな部品の挿入を検討する際に、挿入位置に関して試行錯誤が必要であり、設計に時間が掛かってしまうという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記問題を解決することができるレイアウト設計装置およびレイアウト設計方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のレイアウト設計装置は、画像表示装置上に表示された既存の部品レイアウトに部品を挿入して新たな部品レイアウトを設計するレイアウト設計装置であって、既存部品レイアウト情報を入力する既存レイアウト入力部と、挿入する部品の形状情報を入力する挿入部品形状入力部と、挿入する部品の挿入情報を入力する部品挿入情報入力部と、レイアウト空間における視点情報を入力する視点入力部と、既存部品レイアウト情報、挿入部品形状情報、部品挿入位情報、および視点情報から、レイアウトを構成する部品のうち、前記視点から見て挿入部品を遮る部品を、遮蔽部品と判断する遮蔽部品判断部と、前記遮蔽部品の画像を半透明化する画像処理部と、を備え、新たな部品レイアウトにおいて、挿入部品の存在を可視化表示することを特徴とする。
【0009】
また、本発明のレイアウト設計装置は、前記既存部品レイアウト情報と前記挿入部品形状情報と部品挿入情報から、既存の部品レイアウト内における部品挿入可能空間を演算する挿入可能空間演算部と、前記挿入可能空間を領域として可視化する画像処理部と、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明のレイアウト設計装置は、前記挿入する部品が、挿入部品の挿入情報の入力により、既存レイアウトを構成する部品と干渉する場合は、干渉と判断する干渉判断部と、前記干渉を表示画面上で干渉表示するためのデータ処理を行う干渉表示処理部とを備え、表示画像に干渉表示を行うことを特徴とする。
【0011】
また、前記挿入部品形状情報には、隣接部品との余裕代を含み、前記干渉判断部は前記既存部品レイアウトを構成する部品と前記余裕代とが干渉する場合は、干渉と判断することも望ましい。
【0012】
さらに、前記挿入部品情報入力部および視点入力部における入力装置は3Dマウスであることが望ましい。
【0013】
さらに、前記入力された既存の三次元部品レイアウトにおける、所望の断面を入力する断面入力部と、前記入力された断面における二次元断面図を前記既存の三次元部品レイアウト情報から作成する断面図作成部と、を備え、前記画像表示装置に前記断面図画像を表示することも好ましい。
【0014】
さらに、画像表示装置に表示された既存部品レイアウトにおいて、断面位置を入力する断面位置入力部と、前記入力された断面における断面図を前記既存レイアウト情報から作成する断面図作成部と、画像表示された前記断面図において、挿入部品の挿入情報を入力する部品挿入情報入力部と、前記断面図において入力された挿入部品の挿入情報の変更を新たな部品レイアウト情報に反映させるレイアウト情報処理部と、を備えることが望ましい。
【0015】
本発明のレイアウト設計方法は、画像表示装置上に表示された既存の部品レイアウトに新たに部品を挿入して新たな部品レイアウトを設計するレイアウト設計方法であって、既存部品レイアウト情報を入力するステップと、挿入する部品の形状情報を入力するステップと、レイアウト空間における視点情報を入力するステップと、挿入する部品の挿入情報を入力するステップと、既存部品レイアウト情報、挿入部品形状情報、部品挿入情報、および視点情報から、レイアウトを構成する部品のうち、前記視点から見て挿入部品を遮る部品を、遮蔽部品と判断するステップと、前記遮蔽部品の画像を半透明化するステップと、を含み、新たな部品レイアウトにおいて、挿入部品の存在を可視化表示することを特徴する。
【0016】
また、本発明は、前記既存部品レイアウト情報と前記挿入部品形状情報と部品挿入情報から、既存の部品レイアウト内における部品挿入可能空間を演算するステップと、前記挿入可能空間を領域として可視化するステップをさらに含んでもよい。
【0017】
また、本発明は、前記挿入する部品が、挿入部品の挿入情報の入力により、既存レイアウトを構成する部品と干渉する場合は、干渉と判断するステップと、前記干渉を表示画面上で干渉表示するための処理を行うステップとを含み、表示画像に干渉表示を行うことを特徴とする。
【0018】
また、前記挿入部品形状情報を入力するステップには、隣接部品との余裕代を入力することを含み、前記既存のレイアウトを構成する部品と前記余裕代とが干渉する場合、干渉と判断することが望ましい。
【0019】
さらに、本発明のレイアウト設計方法は、前記部品挿入情報入力ステップおよび視点入力ステップにおける入力装置は3Dマウスによることが望ましい。
【0020】
さらに、前記入力された既存の三次元部品レイアウトにおける、所望の断面を入力する断面入力ステップと、前記入力された断面における二次元断面図を前記既存の三次元部品レイアウト情報から作成する断面図作成ステップと、を備え、前記画像表示装置に前記断面図画像を表示することも好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
【0022】
(実施形態1)
図1は本発明の第一の実施形態のレイアウト設計装置の機能ブロック構成図である。レイアウト設計装置は、既存レイアウト入力部10と、挿入部品形状入力部20と、視点入力部30と、部品挿入情報入力部40と、遮蔽部品判断部50と、遮蔽部品画像処理部60と、画像表示装置2を備え、自動的に可視化表示される挿入部品のレイアウト設計を行うことができる。これらの機能は計算機1、キーボードやマウスなどの入力装置、ハードディスクなどの記憶装置、CRTなどの出力装置等のハードウエアから構成される。また、印刷装置やネットワークとの通信手段を備えていることも望ましい。
【0023】
図2は本発明のレイアウト設計装置における設計フローを示す図である。
【0024】
まず、既存レイアウト入力部10は、既存部品レイアウト情報を操作者の入力に応じて取り込む(S10)。既存部品レイアウト情報には、既存レイアウトを構成する部品の形状の情報、位置の情報、向きの情報を含む。既存レイアウトはキーボードやマウスなどからの入力、あるいはすでに記憶装置に記憶されている情報から読み出すことができる。
【0025】
次に、挿入部品形状入力部20は、新たに挿入する部品の形状情報を操作者の入力に応じて取り込む(S20)。入力はキーボードやマウスなどからの入力によっても、すでに記憶装置に記憶されている情報から読み出すことによってもできる。
【0026】
次に、視点入力部30は、前記部品レイアウトをどこから見た画像表示とするかの情報を操作者の入力に応じて取り込む(S30)。レイアウトは三次元空間であるので、視点によって、異なって見える。個々の部品の立体形状の見え方、部品と部品の重なりも異なることになる。この機能により、操作者が着目したい部品の位置関係が最も良く見えるような視点から見た、レイアウトを表示することができる。入力はマウスやタブレットなどのポインティング装置やキーボードのデータ入力により行うことができる。また、ポインティング装置として、X,Y,Z軸に関する移動と回転操作が同時に入力できるスペースボール(登録商標)やマゼラン等の3Dマウスを用いることが望ましい。
【0027】
次に部品挿入情報入力部40は、前記画像表示装置2に表示した既存のレイアウト空間に、新しい部品を挿入する位置および姿勢を操作者の入力に応じて取り込む(S40)。入力はマウスやタブレットなどのポインティング装置やキーボードのデータ入力により行うことができる。また、ポインティング装置として、X,Y,Z軸に関する移動と回転操作が同時に入力できるスペースボールやマゼラン等の3Dマウスを用いることが望ましい。
【0028】
遮蔽部品判断部50は、前記画像表示装置2に表示されたレイアウト空間における既存部品のうち、前記入力された視点情報、挿入部品形状情報、部品挿入情報に基づき、挿入部品を遮る部品を、遮蔽部品と判断する(S41)。例えば、2つ以上の部品によって遮られている場合は、その2つの部品を遮蔽部品と判断する。この判断は、挿入部品の位置および姿勢の変化に応じて、順次更新される。
【0029】
遮蔽部品画像処理部60は、前記遮蔽部品と判断された部品の表示を、半透明化する処理を行う(S60)。この遮蔽部品の半透明化処理は挿入部品のみを可視化表示することでも良いし、遮蔽部品全体を半透明化し、挿入部品と他の既存レイアウト部品も可視化することとしても良い。この半透明化処理により、遮蔽されていた新しく挿入された部品が画像表示装置の表示画面上で可視化され(S61)、その位置および方向を表示画面上で認識することができる。
【0030】
本発明の実施形態1のレイアウト設計装置によれば、表示画面上で新しく挿入する部品は既存レイアウトを構成する部品に遮蔽されること無く、常に実体的に表示され、その配置の設計を効率的に行うことができる。
【0031】
ここで、本発明の実施形態1のレイアウト設計装置における部品レイアウト設計について、一例を用いて説明する。
【0032】
まず、既存レイアウト入力部10が既存部品レイアウトCADデータを受け付ける。ここで、既存レイアウトを構成する部品は、一例として図3(a)に示すようなAからEまでの5つであるとする。
【0033】
この既存レイアウト空間に新規部品Fを挿入する。この部品Fの形状情報は挿入部品形状入力部から入力される。この入力された情報に応じて、図3(b)に示すようにレイアウト空間に新規部品Fが表示される。
【0034】
画像表示装置2に表示されるレイアウトは、どこから見るかを示す視点情報の入力に応じて、種々の角度から見たレイアウト表示を行うことができる。また、表示画面上の部品の色は実際の部品の色と異なり、見分けやすい互いに異なる色を指定し表示することもできる。
【0035】
ここで、レイアウト空間において、視点情報が図4(a)に示すような方向に入力されている場合、画像表示装置の表示画面は図4(b)のようになり、着目したい新規部品Fは部品Eの裏に位置し、見えなくなってしまうことになる。
【0036】
このように、挿入部品が既存レイアウト部品の影に隠れてしまう位置に移動してしまった場合、遮蔽部品判断部は、既存部品レイアウト情報、挿入部品形状情報、部品挿入情報および視点情報から、その遮蔽している部品のみを遮蔽部品と判断する。この場合、部品Eを遮蔽部品と判断する。このような判断を、挿入部品の挿入情報の入力に応じて順次行っていく。
【0037】
そして、遮蔽部品画像処理部において、その遮蔽部品Fの画像データを半透明化する変換を行い、図5に示すように表示画面上に部品Fを半透明化図形として表示する。
【0038】
新規部品Fの位置はマウスやタブレットなどのポインティング装置やキーボードのデータ入力により移動することができる。これらの入力による新規部品Fの位置と移動の軌跡を図3(b)に示す。また、ポインティング装置として、X,Y,Z軸に関する移動と回転操作が同時に入力できるため、操作者の直感的な操作が反映できる、スペースボールやマゼラン等の3Dマウスを用いることが望ましい。
【0039】
これにより、実際には既存部品Eに隠れてしまって見えない挿入部品Fを表示画面上では可視化して表示されるため、レイアウト空間全体に対する挿入部品の位置の把握が可能であり、最適レイアウトを効率よく行うことができる。
【0040】
レイアウトの設計はこのような作業を繰り返し、決定したレイアウトを既存レイアウトとして保存し、順次、新たな部品を挿入していくことができる。また、一度決定した部品のレイアウトのうち、所望の部品の位置および姿勢の再検討を行うために、新たな挿入部品として指定し、可視化表示を行うこともできる。
【0041】
(実施形態2)
図6は本発明の第二の実施形態のレイアウト設計装置の機能ブロック構成図である。本発明の第二の実施形態のレイアウト設計装置は、第一の実施形態によるレイアウト設計装置に挿入可能空間演算部70と挿入可能空間画像処理部80を設け、挿入しようとする部品が挿入可能である領域を可視化表示することができる。
【0042】
図7は本発明の第二の実施形態のレイアウト設計装置における設計フローを示す図である。
【0043】
挿入可能空間演算部70は、前記入力された既存部品レイアウト情報と挿入部品形状情報と部品挿入情報から、既存の部品レイアウト内における部品挿入可能空間を演算する(S70)。
【0044】
挿入可能空間画像処理部80は、前記演算により求められた挿入可能空間を可視化画像データとして処理する(S80)。この画像データ処理により、画像表示装置の表示画面において、可視化表示し、挿入できない空間と識別できるようにする。可視化表示は例えば、有色な半透明領域としたり、また逆に挿入可能空間以外のレイアウト空間を有色な半透明領域とすることにより表示することができる。
【0045】
この表示により操作者は、挿入可能な空間のみに着目することができる。物理的に挿入ができない空間への挿入の試行錯誤が無くなるため、効率的なレイアウト設計を行うことができる。
【0046】
また、挿入する部品の部品情報として、隣接部品との余裕代を含むことが望ましい。部品形状の誤差を吸収する空間として、また、部品によっては放熱、電磁波ノイズ特性を満たすため最低必要な距離である余裕代をとることが必要な場合がある。さらに、その余裕代はレイアウトを構成する各部品固有の発熱や電磁輻射などの特性パラメータを予め登録しておき、挿入しようとする部品の特性との関係で余裕代を演算することも望ましい。
【0047】
(実施形態3)
図8は本発明の第三の実施形態のレイアウト設計装置の機能ブロック構成図である。本発明の第三の実施形態のレイアウト設計装置は、第一の実施例によるレイアウト設計装置に干渉判断部90と干渉表示処理部91を設け、既存レイアウトを構成する部品と挿入部品との干渉を表示できる。
【0048】
図9は本発明の第三の実施形態のレイアウト設計装置における設計フローを示す図である。
【0049】
干渉判断部90は、既存部品レイアウト情報(余裕代を含む)、挿入部品情報(余裕代を含む)および挿入部品の挿入情報の入力データから、既存レイアウトを構成する部品と挿入部品とが干渉してしまう場合は、干渉と判断する(S90)。
【0050】
干渉表示処理部91は、前記干渉と判断された場合、画像表示装置の表示画面上に干渉表示を行う画像データを作成する(S91)。干渉表示は、例えば、挿入部品の色を変えたり、点滅させたりする。また画面表示だけではなく、音を出すようにしてもよい。
【0051】
挿入部品の新しい挿入情報が操作者から入力され(S40)、干渉が解消された場合、前記、干渉との判断は解消され(S90)、干渉表示は消える。このように操作者の挿入部品の位置情報の入力に応じて、干渉判断(S90)は順次行われる。
【0052】
これにより、操作者が入力した部品挿入情報が的確なものかどうか、容易に判断することができ、効率的な部品レイアウト設計が可能となる。
【0053】
(実施形態4)
図10は本発明の第四の実施形態のレイアウト設計装置の機能ブロック構成図である。本発明の第四の実施形態のレイアウト設計装置は、前記第一、第二および第三の実施形態におけるレイアウト設計装置に、断面位置入力部100と、断面図作成部101を設け、レイアウトの断面表示ができる。
【0054】
図11は本発明の第四の実施形態のレイアウト設計装置における設計フローを示す図である。
【0055】
断面位置入力部100は、前記入力された既存レイアウト情報と、視点情報に基づき、画像表示装置に表示されたレイアウト図において、操作者の断面位置入力を受け付ける(S100)。
【0056】
断面図作成部101は、前記入力された断面位置でのレイアウト断面図を、前記入力されたレイアウト情報から作成する(S101)。
【0057】
作成されたレイアウト断面図は前記画像表示装置2上に表示される。三次元部品レイアウトの表示と共にレイアウト断面図表示をさせても良いし、操作者の選択により、レイアウト断面図表示と三次元部品レイアウト表示を切り替えることとしても良い。断面の変更は操作者により随時行うことができる。
【0058】
ここで、第四の実施形態のレイアウト設計装置での部品レイアウト設計について、一例を用いて説明する。
【0059】
図12に例として用いる既存レイアウトを示す。既存レイアウトは図12(a)に示すように、部品Aと部品Bから構成されているとする。断面位置入力部100は、図12(b)に示すようにレイアウト表示画面に表示された三次元レイアウト図形において、操作者が着目したい断面、例えば断面1および断面2の位置の入力を受け付ける。断面図作成部101は入力された断面1および断面2における断面図をレイアウトCADデータから作成し、画像表示装置の表示画面に図12(c)のように表示する。このように着目する断面位置における部品Aと部品Bとの位置関係を見ることができる。このレイアウトの断面図表示に対し、操作者は部品の配置の検討を行う。
【0060】
図12(d)に示すように、操作者により、部品Bを断面1の位置から断面2の位置へ、部品挿入情報である位置の移動の入力が行われると、断面1表示および断面2表示では部品Bの位置が移動する。この移動の入力は例えば、断面図1において部品Bのカットの入力と、その後、断面図2において貼り付けの入力により行うことができる。
【0061】
この断面図表示において入力された部品位置情報の変化は、三次元レイアウトを構成するCADデータに反映する。したがって、断面図での部品レイアウト操作後の三次元部品レイアウトを表示画像で見ることができ、設計データとして用いることができる。
【0062】
【発明の効果】
本実施例のレイアウト設計装置によれば、着目したい断面における部品のレイアウトを断面図において行うことができ、その結果は三次元部品レイアウトデータに反映されるので、レイアウトの検討を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかるレイアウト設計装置の構成ブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施形態にかかるレイアウト設計装置の設計方法のフロー図である。
【図3】本発明の第一の実施形態にかかるレイアウト設計方法における既存部品レイアウト(三次元)の一例を示す図である。
【図4】上記既存部品レイアウトと新規部品図形と入力された視点方向と画像表示装置の表示画面との関係を示す図である。
【図5】上記部品レイアウトの表示画面において、遮蔽部品が半透明化され、挿入部品が可視化されたことを示す図である。
【図6】本発明の第二の実施形態にかかるレイアウト設計装置の構成ブロック図である。
【図7】本発明の第二の実施形態にかかるレイアウト設計装置の設計方法のフロー図である。
【図8】本発明の第三の実施形態にかかるレイアウト設計装置の構成ブロック図である。
【図9】本発明の第三の実施形態にかかるレイアウト設計装置の設計方法のフロー図である。
【図10】本発明の第四の実施形態にかかるレイアウト設計装置の構成ブロック図である。
【図11】本発明の第四の実施形態にかかるレイアウト設計装置の設計方法のフローである。
【図12】本発明の第四の実施形態にかかるレイアウト設計装置の設計方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 計算機、2 画像表示装置、10 既存レイアウト入力部、20 挿入部品形状入力部、30 視点入力部、40 部品挿入情報入力部、50 遮蔽部品判断部、60 遮蔽部品画像処理部、70 挿入可能空間演算部、80 挿入可能空間画像処理部、90 干渉判断部、91 干渉表示処理部、100 断面位置入力部、101 断面図作成部。

Claims (12)

  1. 画像表示装置上に表示された既存の三次元部品レイアウトに部品を挿入して新たな三次元部品レイアウトを設計するレイアウト設計装置において、
    既存の三次元部品レイアウト情報を入力する既存レイアウト入力部と、
    挿入する部品の形状情報を入力する挿入部品形状入力部と、
    レイアウト空間における視点情報を入力する視点入力部と、
    挿入する部品の挿入情報を入力する部品挿入情報入力部と、
    既存部品レイアウト情報、挿入部品形状情報、部品挿入情報、および視点情報から、レイアウトを構成する部品のうち、前記視点から見て挿入部品を遮る部品を、遮蔽部品と判断する遮蔽部品判断部と、
    前記遮蔽部品の画像を半透明化する画像処理部と、
    を備え、新たな部品レイアウトにおいて、挿入部品の存在を可視化表示することを特徴としたレイアウト設計装置。
  2. 前記既存の三次元部品レイアウト情報と前記挿入部品形状情報と部品挿入情報から、既存の三次元部品レイアウト内における部品挿入可能空間を演算する挿入可能空間演算部と、
    前記挿入可能空間を領域として可視化する挿入可能空間画像処理部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のレイアウト設計装置。
  3. 前記挿入する部品が、前記部品挿入情報の入力により、既存レイアウトを構成する部品と干渉する場合は、干渉と判断する干渉判断部と、
    前記干渉を表示画面上で干渉表示するためのデータ処理を行う干渉表示処理部と、
    を備え、表示画面に干渉表示を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のレイアウト設計装置。
  4. 前記挿入部品形状情報には、隣接部品との余裕代を含み、
    前記干渉判断部は、前記既存レイアウトを構成する部品と前記余裕代と干渉する場合は干渉を判断する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のレイアウト設計装置。
  5. 前記部品挿入情報入力部における入力装置は3Dマウスであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のレイアウト設計装置。
  6. 前記入力された既存の三次元部品レイアウトにおける、所望の断面を入力する断面入力部と、
    前記入力された断面における二次元断面図を前記既存の三次元部品レイアウト情報から作成する断面図作成部と、
    を備え、前記画像表示装置に前記断面図画像を表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のレイアウト設計装置。
  7. 画像表示装置上に表示された既存の三次元部品レイアウトに部品を挿入して新たな三次元部品レイアウトを設計するレイアウト設計方法において、
    既存の三次元部品レイアウト情報を入力するステップと、
    挿入する部品の形状情報を入力するステップと、
    レイアウト空間における視点情報を入力するステップと、
    挿入する部品の挿入情報を入力するステップと、
    既存部品レイアウト情報、挿入部品形状情報、部品挿入情報、および視点情報から、レイアウトを構成する部品のうち、前記視点から見て挿入部品を遮る部品を、遮蔽部品と判断するステップと、
    前記遮蔽部品の画像を半透明化するステップと、
    を含み、新たな部品レイアウトにおいて、挿入部品の存在を可視化表示することを特徴としたレイアウト設計方法。
  8. 前記既存の三次元部品レイアウト情報と前記挿入部品形状情報と部品挿入情報から、既存の三次元部品レイアウト内における部品挿入可能空間を演算するステップと、
    前記挿入可能空間を領域として可視化するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項7に記載のレイアウト設計方法。
  9. 前記挿入部品の挿入情報の入力により、既存レイアウトを構成する部品と干渉する場合は、干渉と判断するステップと、
    前記干渉を表示画面上で干渉表示するための処理を行うステップと、
    を備え、表示画像に干渉表示を行うことを特徴とする請求項7または8に記載のレイアウト設計方法。
  10. 前記挿入部品形状情報を入力するステップには、隣接部品との余裕代の入力を含むことと、
    前記干渉と判断するステップには、前記既存レイアウトを構成する部品と前記余裕代が干渉する場合は、干渉と判断することを含むことと、
    を特徴とする請求項9に記載のレイアウト設計方法。
  11. 前記挿入部品情報入力ステップにおける入力装置は3Dマウスであることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載のレイアウト設計方法。
  12. 前記入力された既存の三次元部品レイアウトにおける、所望の断面を入力する断面入力ステップと、
    前記入力された断面における二次元断面図を前記既存の三次元部品レイアウト情報から作成する断面図作成ステップと、
    を備え、前記画像表示装置に前記断面図画像を表示することを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載のレイアウト設計方法。
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