JP2004310406A - 携帯型電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の装置部は、直方体の筐体の側面に第2の装置部7を収納するための空間である切り欠き部3を有する形状とする。連結部4は、第2の装置部7を第1の装置部の切り欠き部3に収納させるために、連結部4を支点に第2の装置部7を回転させる。使用者は必要に応じて、第2の装置部7を第1の装置部の切り欠き部3に収納したり、あるいは引き出したりして、携帯型電子機器を使用する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機や携帯型ゲーム機等の携帯型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯型電子機器は、大画面化したり、例えば多方向キー(ボールキー)等のアナログデバイスが導入されるなど、ハードウェア面において複雑な構造となりつつある。また、携帯型電子機器の多機能化も進み、通話、電子メールの送受信、ゲーム、および映画再生等の機能を求められているが、そのような多機能な携帯型電子機器は複雑な構造となると同時に体積が大きくなってしまう。
【0003】
特許文献1には、縦長の液晶表示画面を備える液晶表示画面部と、液晶表示画面部と同形状のQWERTYキーボードを備えるキーボード部と、液晶表示画面部とキーボード部とを連結する連結部を備え、連結部で折り畳み可能な装置が記載されている。この装置は、キーボードの向きを縦向きと横向きとに90°回転可能に構成されている。すなわち、キーボード使用時には、キーボードを横向きの横長姿勢にし、キーボード不使用時および持ち運び時にはキーボードを縦向きの縦長姿勢にすることにより、キーボードのキー配列領域の幅が装置の幅の制約を受けることのない装置が提案されている。
【0004】
特許文献2には、回動可能な四角柱体の先端にスピーカまたはマイクロフォンを備えた携帯電話機が記載されている。使用者が、携帯電話機の使用時に四角柱体を回動して、四角柱体が備えたスピーカまたはマイクロフォンと携帯電話機の筐体が備えたマイクロフォンまたはスピーカとの間の距離を、使用者の耳と口との距離に応じてセットすることにより、スピーカとマイクロフォンとの間の距離を使用者の耳と口との間の距離にほぼ等しくセットすることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−341998号公報 (第7−11頁、第1図)
【特許文献2】
特開平6−237288号公報 (第2−3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の装置は、情報を表示する液晶表示部を有する第1の装置部と、情報の入力を受け付ける第2の装置部と、第1の装置部と第2の装置部とを連結する連結部とを備えた携帯型電子機器であるが、QWERTYキーボードとQWERTYキーボードに応じた形状の液晶表示画面とを備えているため、通話や、短い電子メールの作成、ゲーム、あるいは映画再生等の多くのキー数を必要としない機能を実行する携帯電子機器に特許文献1に記載の構成を適用すると、体積が大きくなってしまう。
【0007】
また、特許文献2に記載された発明は、装置の小型化を目的としており、電話機としての機能に他の機能を付加した多機能な携帯電話機への適用に関して何ら記載されていない。
【0008】
そこで、本発明は、情報を表示する表示部を有する第1の装置部と、情報の入力を受け付ける第2の装置部と、第1の装置部と第2の装置部とを連結する連結部とを備えた携帯型電子機器であって、多機能で小型の携帯型電子機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明による携帯型電子機器は、
情報を表示する表示部を有する第1の装置部と、情報の入力を受け付ける入力部を有する第2の装置部と、第1の装置部と第2の装置部とを連結する連結部とを備えた携帯型電子機器であって、第1の装置部には、第2の装置部を収納するための空間である切り欠き空間が設けられ、連結部は、第2の装置部を第1の装置部の切り欠き空間に収納するために、連結部を支点に第2の装置部を回転可能に前記第1の装置部に装着されていることを特徴とする。
【0011】
第1の装置部は、第2の装置部を切り欠き空間から押し出す方向に力を与えるスプリング機構と、使用者の操作によって第2の装置部を切り欠き空間内に保持する、あるいは保持を解除するロック機構とを備えてもよい。そのような構成によれば、使用者が、第2の装置部を第1の装置部の切り欠き空間に収納した状態でロック機構を操作すると、第2の装置部が切り欠き空間から自動的に引き出される効果がある。
【0012】
第1の装置部の切り欠き空間は、第1の装置部の筐体を3側面にわたって切り欠いた空間であって、連結部を支点に第2の装置部を360°回転させた場合に第1の装置部と第2の装置部とが接触しないように設定されてもよい。そのような構成によれば、使用者は、第2の装置部を時計回り、あるいは反時計回りの方向に回転させて切り欠き部に収納したり、切り欠き部から引き出したりすることができる。
【0013】
第1の装置部は、携帯型電子機器の動作の指示の入力を受け付ける入力キーを備え、第2の装置部と連結していない場合であっても、入力された動作の指示に基づいて、単独で携帯型電子機器としての動作を行ってもよい。そのような構成によれば、携帯型電子機器の製造者は、機能や価格等に応じて第2の装置部が連結された携帯型電子機器と、第2の装置部が連結されていない携帯型電子機器とを提供することができ、使用者は、機能や価格等に応じて第2の装置部が連結された携帯型電子機器と、第2の装置部が連結されていない携帯型電子機器とを選択して購入および使用をすることができる。
【0014】
第1の装置部は、スピーカとマイクロフォンとを備えてもよい。そのような構成によれば、携帯型電子機器に通話機能を備えさせ、携帯電話機として機能させることが可能となる。
【0015】
第2の装置部は、携帯型電子機器の各部に電源を供給する電源供給部と、情報を表示する第2の表示部とを備えてもよい。そのような構成によれば、第1の装置部が第2の装置部に電源を供給することなく携帯型電子機器の全ての機能を使用することができ、第1の装置部から第2の装置部へ電源を供給する電気配線を省略することができる。また、第2の表示部に情報を表示させることができるため、第1の装置部の表示部に画像等を表示させた状態で、ダイヤル発信時に入力した電話番号の表示や、電子メールの内容の表示等を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
本発明の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、携帯電話機などの携帯型電子機器における第2の装置部7(第2の筐体)が、フロントケース1およびリアカバー2で形成される第1の装置部(第1の筐体)の内部に収納可能に回転する様子を示す斜視図である。図2は、第1の装置部が第2の装置部7を収納した状態の携帯型電子機器を、フロントケース1側から見た場合とリアカバー2側から見た場合とを示す説明図である。図3は、第2の装置部7を第1の装置部内に収納した状態の3面図および断面図である。図4は、連結部4を第2の装置部7の連結穴13に入れて組み立てる場合を説明する説明図である。本発明による携帯型電子機器は、情報を表示する表示部5を有する第1の装置部と、情報の入力を受け付ける入力部としての入力ボタン(例えばテンキー)8を有する第2の装置部7と、第1の装置部と第2の装置部7とを連結する連結部4とを備えている。表示部5は、液晶表示素子やEL表示素子等の表示素子で実現されている。
【0017】
直方体の一部に切り欠きのある形状である第1の装置部は、フロントケース1と、リアカバー2と、切り欠き部3とによって構成される。第1の装置部は、フロントケース1内またはリアカバー2内に第1の装置部の基板15を備える。図5は、第1の装置部と第2の装置部7との電気的な接続を説明する説明図である。図5では、第1の装置部の基板15の配置場所の一例として、第1の装置部の基板15がリアカバー2内に配置された例が示されている。基板15に実装されている電子部品は、携帯型電子機器の各部を制御する制御部を実現する。携帯型電子機器は、制御部の制御に基づいて、例えば携帯電話機あるいは携帯型ゲーム機等として機能する。
【0018】
フロントケース1は、文字や、ゲーム機能のキャラクター等の情報を表示する表示部5と、使用者が携帯型電子機器への指示等を入力する入力キー6とを備える。入力キー6は、例えばゲーム機能に用いられ、方向指示キーや、2個程度の選択指示キー等により構成される。
【0019】
リアカバー2は、音声を出力するスピーカ10と、音声の入力を受け付けるマイクロフォン11と、携帯型電子機器の各部に電源を供給するバッテリユニット12とを備える。また、リアカバー2は、使用者の手指が通過させて、使用者が第2の装置部7を引き出すことを可能とする引き出し穴9を有する。第2の装置部7を引き出す場合、使用者がこの引き出し穴9に手指を差し込んで第2の装置部7を引き出す。
【0020】
切り欠き空間である切り欠き部3は、第1の装置部の側面を切り欠いて設けられ、フロントケース1とリアカバー2との間に挟まれた、第2の装置部7を収納することができる形状の空間である。以下、切り欠き空間における外部に対して開放している部分をスリットと呼ぶ。
【0021】
第2の装置部7は、携帯型電子機器に入力された情報を受け付ける入力ボタン8を備える。例えば携帯型電子機器を携帯電話機として機能させる場合、使用者が電子メールを作成する時やダイヤル発信時等に数字や文字等を入力する。連結部4は、第1の装置部の端部と第2の装置部7の端部とを連結する。また、連結部4は、連結部4が実装されている端部を支点に第2の装置部7を回転させ、第2の装置部7を第1の装置部の切り欠き部3に収納すること、あるいは第2の装置部7を切り欠き部3から引き出すことを可能にする。また、図4に示すように、連結部4は、中空の凸部14を有する。接続ケーブル17は、連結部4の筐体と凸部14との中空部分を通り、第1の装置部の基板15と第2の装置部の基板16との間を電気的に接続する例えばフレキシブルケーブル等のケーブルである。
【0022】
本発明による携帯型電子機器の組立方法について説明する。図4に示すように、連結部4を第2の装置部の連結穴13に入れる。このとき、あらかじめ第2の装置部の基板16に接続した接続ケーブル17を、連結部4の筐体と凸部14との中空部分を通して第1の装置部の基板15に接続する。そして、図5に示すように、第1の装置部のフロントケース1とリアカバー2とを、第2の装置部7と連結部4とを挟み込んで嵌め合わせる。連結部4は、第1の装置部に対して回転可能に第1の装置部に装着される。また、第2の装置部7は、連結部4に固定される。従って、連結部4が回転することによって、第2の装置部7も回転する。
【0023】
次に、この実施の形態の動作について図面を参照して説明する。使用者は、切り欠き部3内に第2の装置部7が完全に収納されている状態で第1の装置部を固定し、引き出し穴9に手指を差し入れて第2の装置部7の連結部4が実装されている端部と相対する端部を連結部4を中心に任意の角度まで回転させる。すると、第2の装置部7が第1の装置部の切り欠き部3から引き出される。ここで、第2の装置部7を引き出し、回転させることのできる最大角度は、第1の装置部に設けた切り欠き部3のスリットの範囲によって決定される。すなわち、連結部4の周囲のスリットの範囲(特に、第2の装置部7の長手方向が第1の装置部の長手方向に対して90°の角度をなすように引き出された後、第2の装置部7が進入する部分におけるスリットの範囲)が広ければ第2の装置部7を大きく回転させることができ、連結部4の周囲のスリットの範囲が狭ければ第2の装置部7を回転することのできる角度は小さくなる。図1には、第2の装置7を180°回転させることができる例が示されている。
【0024】
第2の装置部7が第1の装置部の切り欠き部3から任意の角度に引き出された状態において、第2の装置部7に設置されている入力ボタン8が押下されて入力された情報は、接続ケーブル17を介して第1の装置部の制御部に出力される。また、携帯型電子機器が通話機能を有する場合における通話時には、スピーカ10が通話相手の音声を出力し、マイクロフォン11が使用者の音声の入力を受け付ける。このとき、第2の装置部7は、切り欠き部3から引き出されていてもよいし、切り欠き部3に収納されていてもよい。
【0025】
また、携帯型電子機器を、第1の装置部と第2の装置部7との連結を解除した状態で使用してもよい。第2の装置部7と第1の装置部との連結を解除する場合は、第1の装置部のフロントケース1とリアカバー2との嵌め合いを外し、第2の装置部7と連結部4を取り出して連結を解除する。使用者は、第1の装置部と第2の装置部7との連結の解除を、携帯型電子機器の製造者に依頼して行ってもよい。また、第1の装置部と第2の装置部7とが連結されていない場合、第1の装置部は、単独で入力キー6の操作を受け付けて動作してもよい。例えば、第1の装置部が、単独で携帯型ゲーム機としての機能であるゲーム機能等を実行可能であってもよい。
【0026】
第1の装置部は、第2の装置部7を切り欠き部3内に保持するロック機構を備えてもよく、切り欠き部3に収納している第2の装置部7を切り欠き部3から押し出す方向に力を与えるスプリング機構を備えてもよい。そのような場合のロック機構とスプリング機構とを、図6に示す。ロック機構は、使用者の操作によって第2の装置部7を切り欠き部3内に保持するロックノブ18と、所定の位置にロックノブ18を保持する力を与えるスプリングA19とで構成される。ロックノブ18の所定の位置は、第2の装置部7を切り欠き部3内に保持する位置である。スプリング機構は、切り欠き部3内に収納している第2の装置部7を切り欠き部3から押し出す方向に回転する力を与えるスプリングB20で構成される。
【0027】
第2の装置部7を切り欠き部3内に収納する場合、使用者は、第2の装置部7を切り欠き部3に押し入れて、手指でロックノブ18を図6の矢印の方向に動かす。そして、手指をロックノブ18から離すと、ロックノブ18は所定の位置に移動して第2の装置部7は切り欠き部3に保持される。
【0028】
第2の装置部7を切り欠き部3から出す場合、使用者は、手指でロックノブ18を図6の矢印の方向に動かす。すると、スプリングB20は、切り欠き部3内に収納されている第2の装置部7を切り欠き部3から押し出す方向に回転する力を与えているため、第2の装置部7は切り欠き部3から押し出される。
【0029】
また、第2の装置部7がバッテリユニットを備え、第2の装置部7のバッテリユニットが第2の装置部7の各部に電源を供給してもよい。そのような場合、第1の装置部から第2の装置部7への電源供給用の電気配線を省略することができる。
【0030】
第2の装置部7が、第2の表示部を備えてもよい。そのような場合、第1の装置部の表示部に画像等を表示させた状態で第2の表示部に送受信等を行った電子メールの内容の表示等を行うことができる。
【0031】
以上述べたように、この実施の形態では、使用者は、携帯型電子機器の使用する機能に応じて、第2の装置部7を第1の装置部の切り欠き部3に収納したり、あるいは引き出したりして、携帯型電子機器を使用することができる。そのため、携帯型電子機器を持ち運ぶ場合や、例えばゲーム機能等の第1の装置部のみで実現できる機能を用いる場合等には、第2の装置部7を切り欠き部3に収納して携帯型電子機器を小型にし、第2の装置部7の入力ボタン8の誤操作を防ぐことができる。また、使用者が、例えば通話機能等の多くのボタンを必要とする機能を用いる場合には、第2の装置部7を切り欠き部3から引き出して使用することができる。
【0032】
実施の形態2.
本発明の第2の実施の形態について、図面を参照して説明する。図7は、この実施の形態の動作を示す説明図である。図8は、第2の装置部7を第1の装置部内に収納した状態の携帯型電子機器を、フロントケース側から見た場合と上方から見た場合と下方から見た場合と側面から見た場合とを示す図である。
【0033】
この実施の形態における携帯型電子機器の構成は、第1の装置の切り欠き部3のスリットの範囲が第1の実施の形態の構成と異なる。その他の構成は第1の実施の形態と同様なため、第1の実施の形態と同様の部分については図1、図2および図3と同じ符号を付し、説明を省略する。
【0034】
この実施の形態の第1の装置部が有する切り欠き部3について説明する。この実施の形態の第1の装置部において、フロントケース1とリアカバー2とは、連結部4が実装されている端部と相対する端部で接続されている。そして、切り欠き空間である切り欠き部3のスリットは第1の装置部の側面のうち3面にわたり、フロントケース1とリアカバー2とが接続される範囲は、第2の装置部7を連結部4を支点に回転させた場合の回転軌跡に接触しない範囲に限定される。そのような構成により、第2の装置部7を連結部4を支点として360°回転させることを可能にする。
【0035】
また、第1の装置部と第2の装置部7との間を電気的に接続する接続ケーブル17を信号線のそれぞれに独立したケーブルの構成とすると、第2の装置部7を回転させても各信号線同士が交差したり絡まったりすることを防ぐことができる。
【0036】
次に、この実施の形態の動作について図面を参照して説明する。第1の装置部の側面に設けられた切り欠き部3内に第2の装置部7が完全に収納されている状態で第1の装置部を固定し、引き出し穴9に手指を差し入れて第2の装置部7の連結部4が実装されている端部と相対する端部を連結部4を中心に任意の角度まで回転させる。すると、第2の装置部7が第1の装置部の切り欠き部3から引き出される。第1の装置部の切り欠き部3のスリットは3面にわたって設けられているので、第2の装置部7を時計回りと反時計回りとの両方向に360°回転させることが可能である。
【0037】
その他の動作は第1の実施の形態と同様なため説明を省略する。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、使用者は携帯型電子機器の第2の装置部を第1の装置部の切り欠き空間に収納したり、引き出したりすることができる。そのため、使用者が、携帯型電子機器を持ち運ぶ場合や、例えばゲーム機能や通話等の第1の装置部のみで実現できる機能を用いる場合は、第2の装置部を切り欠き空間に収納することにより携帯型電子機器を小型にすることができる。さらに、第2の装置部を切り欠き空間に収納すると、第2の装置部の入力部を誤操作することを防ぐこともできる。そして、使用者が、例えば通話機能等の多くの入力部に含まれるキーを必要とする機能を用いる場合は、第2の装置部を切り欠き空間から引き出して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の動作を示す説明図である。
【図2】第1の装置部が第2の装置部を収納した状態の携帯型電子機器を、フロントケース側から見た場合とリアカバー側から見た場合とを示す説明図である。
【図3】第2の装置部を第1の装置部内に収納した状態の3面図および断面図である。
【図4】連結部を第2の装置部の連結穴に入れて組み立てる場合について示す説明図である。
【図5】第1の装置部と第2の装置部との電気的な接続を示す説明図である。
【図6】ロック機構とスプリング機構について示す説明図である。
【図7】第2の実施の形態の動作を示す説明図である。
【図8】第2の装置部を第1の装置部内に収納した状態の携帯型電子機器を、フロントケース側から見た場合と上方から見た場合と下方から見た場合と側面から見た場合とを示す図である。
【符号の説明】
1 フロントケース
2 リアカバー
3 切り欠き部
4 連結部
5 表示部
6 入力キー
7 第2の装置部
8 入力ボタン
9 引き出し穴
10 スピーカ
11 マイクロフォン
12 バッテリユニット
13 連結穴
14 凸部
15 第1の装置部の基板
16 第2の装置部の基板
17 接続ケーブル
18 ロックノブ
19 スプリングA
20 スプリングB
Claims (6)
- 情報を表示する表示部を有する第1の装置部と、情報の入力を受け付ける入力部を有する第2の装置部と、第1の装置部と第2の装置部とを連結する連結部とを備えた携帯型電子機器において、
前記第1の装置部には、前記第2の装置部を収納するための空間である切り欠き空間が設けられ、
前記連結部は、前記第2の装置部を前記第1の装置部の前記切り欠き空間に収納するために、前記連結部を支点に前記第2の装置部を回転可能に前記第1の装置部に装着されている
ことを特徴とする携帯型電子機器。 - 第1の装置部は、第2の装置部を切り欠き空間から押し出す方向に力を与えるスプリング機構と、使用者の操作によって第2の装置部を切り欠き空間内に保持する、あるいは保持を解除するロック機構とを備えた
請求項1に記載の携帯型電子機器。 - 第1の装置部の切り欠き空間は、前記第1の装置部の筐体を3側面にわたって切り欠いた空間であって、連結部を支点に第2の装置部を360°回転させた場合に前記第1の装置部と第2の装置部とが接触しないように設定される
請求項1に記載の携帯型電子機器。 - 第1の装置部は、携帯型電子機器の動作の指示の入力を受け付ける入力キーを備え、第2の装置部と連結していない場合であっても、入力された動作の指示に基づいて、単独で携帯型電子機器としての動作を行う
請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の携帯型電子機器。 - 第1の装置部は、スピーカとマイクロフォンとを備えた
請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の携帯型電子機器。 - 第2の装置部は、携帯型電子機器の各部に電源を供給する電源供給部と、情報を表示する第2の表示部とを備えた
請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の携帯型電子機器。
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2003
- 2003-04-07 JP JP2003102628A patent/JP2004310406A/ja active Pending
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