JP2004309943A - 画像形成装置 - Google Patents

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Mitsusachi Miyamoto
光幸 宮本
Hiroyuki Deguchi
裕行 出口
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

【課題】排紙部におけるジャム検出手段とオーバーフロー検出手段の構成をシンプル化し、コスト低減を図る。
【解決手段】画像形成装置1のハウジング10の上部に排紙部15が設けられる。画像定着後の用紙Pは排紙路14より排紙部15に排出され、スタックされる。排紙路14の出口には、この箇所に滞留する用紙Pにより変位せしめられるジャム検出用アクチュエータ20と、排紙部15にスタックされた用紙Pにより変位せしめられるオーバーフロー検出用アクチュエータ30とを配置する。ジャム検出用アクチュエータ20に連動するジャム対応干渉板23と、オーバーフロー検出用アクチュエータ30に連動して変位するオーバーフロー対応干渉板33とが、共通の光センサ40の光路に出没する。干渉板23、33の重なり具合により、正常状態、ジャム状態、及びオーバーフロー状態を識別する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
PPC(Plain Paper Copier)、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置においては、用紙の残量やジャム(JAM:用紙詰まり)を検出するためのアクチュエータが要所に配置される。このようなアクチュエータの例を特許文献1〜3に見ることができる。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−368878号公報
【特許文献2】
特許第2608371号
【特許文献3】
特開平7−61645号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
画像定着後の用紙は排紙部に排出され、スタックされる。この箇所では画像定着後の用紙を排紙部に排出する排紙路の出口にジャム検出用アクチュエータが必要となる他、排紙部の用紙スタック量が許容限度を超えたことを検知するオーバーフロー検出用アクチュエータも必要となる。本発明は、この箇所におけるアクチュエータ及びこれに組み合わせられるセンサの構成に工夫をこらし、シンプル化及びコスト低減を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る画像形成装置は次の構成を備える:
(a)画像定着後の用紙がスタックされる排紙部
(b)画像定着後の用紙を前記排紙部に排出する排紙路
(c)前記排紙路の出口に配置され、この箇所に滞留する用紙により変位せしめられるジャム検出用アクチュエータ
(d)前記排紙路の出口に配置され、前記排紙部にスタックされた用紙により変位せしめられるオーバーフロー検出用アクチュエータ
(e)前記ジャム検出用アクチュエータの変位に連動して変位し、光センサの光路に出没するジャム対応干渉板
(f)前記オーバーフロー検出用アクチュエータの変位に連動して変位し、前記光センサの光路に出没するオーバーフロー対応干渉板
(g)前記光センサの出力信号を解析し、前記ジャム対応干渉板とオーバーフロー対応干渉板が互いに重なる形で光路に干渉しているか、その片方だけが光路に干渉しているか、あるいは両方とも干渉していないかを判定して、正常状態、ジャム状態、及びオーバーフロー状態のいずれであるかを識別する制御装置。
【0006】
この構成によれば、ジャム検出用とオーバーフロー検出用と、アクチュエータは独立して存在するが、その動きを知る光センサは1個に集約されており、構造のシンプル化とコスト低減を図ることができる。
【0007】
(2)上記のような画像形成装置において、前記光センサを透過型光センサとし、前記ジャム対応干渉板及びオーバーフロー対応干渉板は光を遮光又は減光するものとした。
【0008】
この構成によれば、透過型光センサを用いてジャム対応干渉板とオーバーフロー対応干渉板の動きを確実に把握することができる。
【0009】
(3)上記のような画像形成装置において、前記光センサを反射型光センサとし、前記ジャム対応干渉板及びオーバーフロー対応干渉板は互いに異なる光反射率を備えるものとした。
【0010】
この構成によれば、反射型光センサを用いてジャム対応干渉板とオーバーフロー対応干渉板の動きを把握することができる。発光部と受光部が同じ側にあるので、センサの配置が容易である。
【0011】
(4)本発明に係る画像形成装置は次の構成を備える:
(a)画像定着後の用紙がスタックされる排紙部
(b)画像定着後の用紙を前記排紙部に排出する排紙路
(c)前記排紙路の出口に配置され、この箇所に滞留する用紙、又は前記排紙部にスタックされた用紙により変位せしめられるとともに、変位の原因によって変位量が異なるアクチュエータ
(d)光センサの光路に出没するものであり、前記アクチュエータの変位に連動して変位するとともに、変位量に応じて異なる影響を前記光センサの出力信号に与える干渉板
(e)前記光センサの出力信号を解析し、前記干渉板が正常時の位置にあるか、ジャム時の位置にあるか、あるいはオーバーフロー時の位置にあるかを判定して、正常状態、ジャム状態、及びオーバーフロー状態のいずれであるかを識別する制御装置。
【0012】
この構成によれば、単一のアクチュエータをジャム検出用とオーバーフロー検出用とに共用し、センサも単一のものを共用するので、構造のシンプル化とコスト低減を図ることができる。
【0013】
(5)上記のような画像形成装置において、前記光センサが透過型光センサであり、前記干渉板の位置に応じて異なる出力信号を発するものとした。
【0014】
この構成によれば、透過型光センサを用いて干渉板の動きを確実に把握することができる。
【0015】
(6)上記のような画像形成装置において、前記光センサが反射型光センサであり、前記干渉板の位置に応じて異なる出力信号を発するものとした。
【0016】
この構成によれば、反射型光センサを用いて干渉板の動きを把握することができる。発光部と受光部が同じ側にあるので、センサの配置が容易である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を図1〜9に基づき説明する。
【0018】
図1は画像形成装置の概略構造を示す正面図である。画像形成装置1はプリンタであり、ハウジング10の内部に画像形成部11と定着部12を収容している。給紙部13から供給された用紙は、画像形成部11でトナーを転写された後、定着部12で熱によりトナーを定着され、排紙路14を通ってハウジング10の上面の排紙部15に排出され、スタックされる。
【0019】
排紙路14の出口には、ジャムを検出するための検出手段と、スタックされた用紙のオーバーフローを検出するための検出手段が配置される。この実施形態では、個別のアクチュエータによりこれらの検出手段を構成するが、アクチュエータの動きをとらえるセンサは単一のセンサを共通のものとして用いることが特徴となっている。以下、検出手段の構成と動作を図2以下の図を参照しつつ説明する。
【0020】
図2はジャム検出用アクチュエータ20とオーバーフロー検出用アクチュエータ30の正面図である。ジャム検出用アクチュエータ20は、ハブ21とそこから突き出したく字形のアーム22とを備える。オーバーフロー検出用アクチュエータ30は、ハブ31とそこから突き出したく字形のアーム32とを備える。アーム32はアーム22より長い。
【0021】
ジャム検出用アクチュエータ20にはジャム対応干渉板23が固定ないし一体成型される。ジャム対応干渉板23は後述する光センサの光路に出没するものであり、正面形状が扇形で、扇の要の部分にハブ21を置いた形になっている。同様のオーバーフロー対応干渉板33がオーバーフロー検出用アクチュエータ30に設けられる。ジャム対応干渉板23は半透明であり、光を透過させるが、透過の過程で光はエネルギーが減衰し、減光する。オーバーフロー対応干渉板33は不透明であり、遮光機能を備える。
【0022】
図3は排紙路14の出口の構造を示す部分断面図である。ハウジング10の側面に形成された開口部14aが排紙路14の終端となる。開口部14aには上下対をなす案内ローラ14b、14cが配置され、画像定着後の用紙はこれらの案内ローラ14b、14cの間を通って排紙部15に排出される。
【0023】
ジャム検出用アクチュエータ20とオーバーフロー検出用アクチュエータ30とは開口部14aの上方に配置される。ハウジング10の内部に設けられた水平なシャフト16がハブ21、31を貫き、ジャム検出用アクチュエータ20とオーバーフロー検出用アクチュエータ30とをそれぞれ垂直面内で回転できるように支持する。同軸上に並んだ両アクチュエータは、図3において、オーバーフロー検出用アクチュエータ30が手前側、ジャム検出用アクチュエータ20がその奥に位置する。
【0024】
ジャム検出用アクチュエータ20とオーバーフロー検出用アクチュエータ30のそれぞれに対し、図示しないばねが設けられる。このばねの付勢力により、ジャム検出用アクチュエータ20とオーバーフロー検出用アクチュエータ30とは通紙時以外は図3に示す定常角度に落ち着いている。定常角度において、ジャム検出用アクチュエータ20のアーム22は案内ローラ14b、14cを過ぎるあたりの通紙経路に突き出し、オーバーフロー検出用アクチュエータ30のアーム32は開口部14aを通り抜けて排紙部15へと突き出している。
【0025】
ジャム対応干渉板23及びオーバーフロー対応干渉板33に対し、共通の光センサ40が配置される。図3では光センサ40がオーバーフロー対応干渉板33に重なっているように描かれている。この部分を紙面と直角の方向に断面した部分断面図が図4で、ジャム対応干渉板23及びオーバーフロー対応干渉板33と光センサ40との位置的関係を示すものである。光センサ40は透過型、いわゆるフォトインタラプタ型式のものであり、発光部40aと受光部40bを備える。ジャム対応干渉板23及びオーバーフロー用干渉板33は、共に定常角度においては図4に示すように光センサ40の光路に干渉する。光センサ40の出力信号はハウジング10内に設けた制御部50に送られ、解析される。
【0026】
次に、第1実施形態におけるジャム検出動作及びオーバーフロー検出動作を、図3〜9を参照しつつ説明する。図5は図3に対応する部分断面図、図6は図4に対応する部分断面図で、これらはジャム検出時の状態を示す。図7は図3に対応する部分断面図、図8は図4に対応する部分断面図で、これらはオーバーフロー検出時の状態を示す。図9は検出動作のフローチャートである。
【0027】
当初、ジャム検出用アクチュエータ20及びオーバーフロー検出用アクチュエータ30は図3の定常角度にあり、ジャム対応干渉板23及びオーバーフロー対応干渉板33は光センサ40に対し図4の位置にある。すなわちジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33は互いに重なる形で光センサ40の光路に干渉する。光センサ40の発光部40aから受光部40bに向けて照射された光は、半透明のジャム対応干渉板23を透過するが、不透明のオーバーフロー対応干渉板33は透過できない。従って受光部40bには光が届かない。制御部50は光センサ40の出力信号を解析し、ジャム検出用アクチュエータ20とオーバーフロー検出用アクチュエータ30とが互いに重なる形で光センサ40の光路に干渉しているものと判定する。そしてジャム検出用アクチュエータ20及びオーバーフロー検出用アクチュエータ30はいずれも定常角度にあり、排紙路14及び排紙部15に異常は生じていない、すなわち正常状態にあるとの判定を下す。
【0028】
ここで、図示しないスタートキーを押す(図9のステップ#101)と、給紙部13から用紙が取り込まれる。用紙は画像形成部11でトナーを転写された後、定着部12で熱によりトナーを定着され、排紙路14を経て排紙部15に排出される。この時、案内ローラ14b、14cの間を通って出てくる用紙Pがジャム検出用アクチュエータ20のアーム22及びオーバーフロー検出用アクチュエータ30のアーム32を排除する。ジャム検出用アクチュエータ20及びオーバーフロー検出用アクチュエータ30はばねの付勢力に抗して回動し、図5に示す位置に変位する。ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33もこれに連動して変位し、図6に示すように、両方とも光センサ40の光路から外れる。従って受光部40bには何ものにも遮られない大光量の光が届くことになる。
【0029】
用紙Pが完全に排出されてしまえば、ジャム検出用アクチュエータ20及びオーバーフロー検出用アクチュエータ30は図3の定常角度に戻り、光センサ40の光路はジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33とによって再び遮られる。
【0030】
用紙Pの長さと搬送速度が判明しているので、用紙Pが開口部14aの箇所を正常に通過した場合、光センサ40の受光部40bが大光量の光を受ける期間がどれだけ続くかは簡単に算出できる。制御部50は正常通紙のときの大光量期間を超えて大光量期間が持続するかどうかをチェックする(ステップ#102)。大光量期間が設定時間以上持続した場合は、用紙Pが排紙路14の出口に滞留している、すなわちジャム状態になっているとの判定が下され、ステップ#105へと進む。ステップ#105では、図示しない表示部に「ジャム発生」を知らせる表示がなされるとともに、プリンタ1は動作を停止する。ジャムを引き起こしていた用紙を取り除き、所定のリセット処理を行った後、スタートキーを押せば、ステップ#101からの動作が再開される。
【0031】
大光量期間が設定時間以上持続することがなかった場合は、ステップ#102からステップ#103に進む。ステップ#103では、光センサ40の受光部40bが中光量の光を所定時間以上受けるかどうかを制御部50がチェックする。
【0032】
前記「中光量」の光は次のような場合に発生する。次から次へとプリント作業を行うと、排紙部15に用紙Pが積み上がって行く。スタックされた用紙Pの頂面がオーバーフロー検出用アクチュエータ30のアーム32に達すると、用紙Pはアーム32を持ち上げ始める。これにより、オーバーフロー用アクチュエータ30が定常角度に復帰することはなくなる。用紙Pのスタック量が増すにつれオーバーフロー用アクチュエータ30は徐々に変位の度を深める。すなわち図7において反時計方向に回動して行く。排紙部15にスタックされた用紙Pはジャム検出用アクチュエータ20には作用を及ぼさず、ジャム検出用アクチュエータ20は用紙Pが通過すれば定常角度に戻る。
【0033】
用紙Pのスタック量が「オーバーフロー」の水準に達するあたりで、オーバーフロー対応干渉板33が光センサ40の光路から外れる。ジャム対応干渉板23は引き続き光センサ40の光路に残っている(図8参照)。このため発光部40aからの光はジャム対応干渉板23で減光されて受光部40bに届く。このときの光の量を「中光量」と称する。
【0034】
ステップ#103において、中光量の光が持続していれば、それは用紙Pのスタック量がオーバーフローの水準に達したということであり、ステップ#106へと進む。ステップ#106では、図示しない表示部に「オーバーフロー発生」を知らせる表示がなされるとともに、プリンタ1は動作を停止する。オーバーフローとなっていた用紙スタックを取り除き、所定のリセット処理を行った後、スタートキーを押せば、ステップ#101からの動作が再開される。
【0035】
中光量期間が設定時間以上持続することがなかった場合は、ステップ#103からステップ#104に進む。ステップ#104では、制御部50はプリントの予定枚数が終了したかどうかをチェックする。予定枚数が終了していなければステップ#102に戻る。予定枚数を終了すればプリント作業を終了する。
【0036】
この実施形態では、ジャム対応干渉板23を半透明、オーバーフロー対応干渉板33を不透明としたが、オーバーフロー対応干渉板33も半透明であっても構わない。半透明同士のジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33が互いに重なっていれば、減光率の大きさより、ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33の両方が光センサ40の光路に干渉していること、すなわち排紙路14及び排紙部15が正常状態にあることを識別できる。
【0037】
ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33の光透過度や色を互いに異ならせるとともに、どちらの干渉板を透過した光であるかを識別できる光センサ40を用いるものとすれば、ジャム検出用アクチュエータ20のみが変位せしめられ、オーバーフロー検出用アクチュエータ30は定常角度に残っているようなジャム状態も検出可能となる。
【0038】
この実施形態では、ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33が互いに重なる形で光センサ40の光路に干渉している状態が正常状態であり、ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33が両方とも光路から外れている状態がジャム状態であり、オーバーフロー対応干渉板33のみ光路から外れ、ジャム対応干渉板23は光路に残っている状態がオーバーフロー状態であるものとしている。しかしながら、干渉板の光路への干渉と通紙状態との対応関係はこれに限定される訳ではない。ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33を、定常角度では光センサ40の光路から外れ、ジャム検出用アクチュエータ20及びオーバーフロー検出用アクチュエータ30が用紙により変位せしめられたときには光路に入り込むようにすることもできる。この構成では、ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33が両方とも光センサ40の光路から外れている状態が正常状態であり、ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33が互いに重なる形で光路に干渉している状態がジャム状態であり、オーバーフロー対応干渉板33のみ光路に干渉し、ジャム対応干渉板23は光路の外に残っている状態がオーバーフロー状態となる。
【0039】
図10〜12に本発明の第2実施形態を示す。図10〜12は図4と同様の部分断面図で、互いに異なる動作状態を示す。第2実施形態において、第1実施形態と共通する構成要素については第1実施形態で用いたのと同じ符号を付し、説明は省略する。同じ原則を第3実施形態以下の実施形態にも適用し、既出の構成要素については前と同じ符号を付し、原則として説明は省略するものとする。
【0040】
第2実施形態は、ジャム検出用アクチュエータ20とオーバーフロー検出用アクチュエータ30の動きを検出するのに反射型の光センサ41を用いたことを特徴とする。これに伴い、ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33にはその表面の光反射率を互いに異ならせる処理がなされる。ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33が両方とも光路から外れたときの受光量と区別するため、ジャム対応干渉板23及びオーバーフロー対応干渉板33は、双方とも一定以上の光量の光を反射するものとする。
【0041】
図10はジャム検出用アクチュエータ20とオーバーフロー検出用アクチュエータ30が両方とも定常角度にある状態を示す。光センサ41の発光部から放たれた光はオーバーフロー対応干渉板33で反射され、光センサ41の受光部で受けられる。制御部50はこの時の光センサ41の出力信号を解析し、ジャム検出用アクチュエータ20及びオーバーフロー検出用アクチュエータ30が互いに重なる形で光センサ41の光路に干渉しているものと判定する。そしてジャム検出用アクチュエータ20及びオーバーフロー検出用アクチュエータ30はいずれも定常角度にあり、排紙路14及び排紙部15に異常は生じていない、すなわち正常状態にあるとの判定を下す。
【0042】
図11は通紙によってジャム検出用アクチュエータ20とオーバーフロー検出用アクチュエータ30の両方が変位せしめられた状態を示す。ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33の両方とも光センサ41の光路から外れる。従って光センサ41の発光部から放たれた光は受光部に帰還しない。正常通紙の場合も一旦はこの状態になる。この状態が設定時間以上持続したとき、制御部50はジャムが発生したとの判定を下す。
【0043】
図12は用紙スタックによってオーバーフロー検出用アクチュエータ30が変位せしめられた状態を示す。オーバーフロー対応干渉板33が光センサ41の光路から外れ、光センサ41の発光部から放たれた光はジャム対応干渉板23で反射される。制御部50はこの時の光センサ41の出力信号を解析し、オーバーフローが生じたとの判定を下す。
【0044】
図10〜12に示す配置構成であれば、オーバーフロー対応干渉板33を半透明のものとすることもできる。オーバーフロー対応干渉板33が半透明であると、図10の場合、光センサ41の発光部から放たれた光のうち、オーバーフロー対応干渉板33の表面で反射された分と、オーバーフロー対応干渉板33を透過してジャム対応干渉板23で反射され、再びオーバーフロー対応干渉板33を透過した分が受光部に帰還することになる。他方図12の場合は、ジャム対応干渉板23で反射された光がオーバーフロー対応干渉板33で減衰せしめられることなく受光部に帰還する。光センサ41の出力信号の信号レベルの差により、図10の状態と図12の状態とを識別することができる。
【0045】
この実施形態では、ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33が互いに重なる形で光センサ41の光路に干渉している状態が正常状態であり、ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33が両方とも光路から外れている状態がジャム状態であり、オーバーフロー対応干渉板33のみ光路から外れ、ジャム対応干渉板23は光路に残っている状態がオーバーフロー状態であるものとしている。しかしながら、干渉板の光路への干渉と通紙状態との対応関係はこれに限定される訳ではない。ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33を、定常角度では光センサ41の光路から外れ、ジャム検出用アクチュエータ20及びオーバーフロー検出用アクチュエータ30が用紙により変位せしめられたときには光路に入り込むようにすることもできる。この構成では、ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33が両方とも光センサ41の光路から外れている状態が正常状態であり、ジャム対応干渉板23とオーバーフロー対応干渉板33が互いに重なる形で光路に干渉している状態がジャム状態であり、オーバーフロー対応干渉板33のみ光路に干渉し、ジャム対応干渉板23は光路の外に残っている状態がオーバーフロー状態となる。
【0046】
図13〜19に本発明の第3実施形態を示す。第3実施形態は、単一のアクチュエータでジャム検出とオーバーフロー検出の両方を行うことを特徴とする。図13はアクチュエータの正面図、図14は排紙路の出口の構造を示す部分断面図、図15は干渉板と光センサとの位置的関係を示す部分断面図である。図16は図14に対応する部分断面図、図17は図15に対応する部分断面図で、これらはジャム検出時の状態を示す。図18は図14に対応する部分断面図、図19は図15に対応する部分断面図で、これらはオーバーフロー検出時の状態を示す。
【0047】
第3実施形態で用いるアクチュエータ60は、ハブ61とそこから突き出したく字状のアーム62とを備える。アーム62はジャム検出用の突起64を有する。アクチュエータ60には干渉板63が固定ないし一体成型される。干渉板63は正面形状が扇形で、扇の要の部分にハブ61を置いた形になっている。干渉板63には光透過型の光センサ40に対応するものであり、異なる角度位置に半透明部63aと不透明部63bとが形成される。
【0048】
第1実施形態又は第2実施形態のジャム検出用アクチュエータ20及びオーバーフロー検出用アクチュエータ30と同様、アクチュエータ60はシャフト16によって支持され、図示しないばねにより、図14に示す定常角度に付勢される。定常角度において、アクチュエータ60のアーム62は案内ローラ14b、14cを過ぎるあたりを通り抜け、排紙部15へと突き出す。この時、干渉板63は光センサ40の光路に干渉しない位置にある(図15参照)。
【0049】
図16のように用紙Pが案内ローラ14b、14cの間を通ると、用紙Pがアーム62の突起64に当たり、アクチュエータ60は大きく変位せしめられる。この時は干渉板63の不透明部63bが光センサ40の光路に干渉し、発光部40aからの光が受光部40bに到達するのを妨げる(図17参照)。この状態が設定時間以上持続したとき、制御部50はジャムが発生したとの判定を下す。
【0050】
排紙部15に用紙Pが積み上がって行くと、図18に示すように、用紙Pの頂面がアクチュエータ60のアーム62を持ち上げる。それとともに干渉板63の半透明部63aが光センサ40の光路に干渉し始める。半透明部63aによって減光された光の検出時間が設定時間を超えたときは、制御部50は用紙Pのオーバーフローが発生したとの判定を下す。
【0051】
半透明部と不透明部とを組み合わせる代わりに、光透過率の異なる2種類の半透明部を組み合わせてもよい。この場合、十分明確に識別できる程度に光透過率の差があるものとする。
【0052】
図20〜22に本発明の第4実施形態を示す。第4実施形態は、第3実施形態と同様に単一のアクチュエータを用いるとともに、第2実施形態と同様に反射型の光センサを用いることを特徴とする。図20〜22は図15と同様の部分断面図で、互いに異なる動作状態を示す。
【0053】
第4実施形態においては、干渉板63の異なる角度位置の箇所に、光反射率の異なる反射面63c、63dが設けられている。アクチュエータ60が完全に光センサ41の光路から外れたときの受光量と区別するため、反射面63c、63dとも一定以上の光量の光を反射するものとする。
【0054】
図20はアクチュエータ60が定常角度にある状態を示す。干渉板63は光センサ41の光路から外れており、光センサ41の発光部から放たれた光は受光部に帰還しない。これにより制御部50は、アクチュエータ60は定常角度にあり、排紙路14及び排紙部15は正常状態にあるとの判定を下す。
【0055】
図21は通紙によってアクチュエータ60が変位せしめられた状態を示す。反射面63dが光センサ41に対面し、光反射率に見合った光量の光を受光部の方へ反射する。この状態が設定時間以上持続したとき、制御装置50はジャムが生じたとの判定を下す。
【0056】
図22は用紙スタックによってアクチュエータ60が変位せしめられた状態を示す。反射面63cが光センサ41に対面し、光反射率に見合った光量の光を受光部の方へ反射する。制御部50はこの時の光センサ41の出力信号を解析し、オーバーフローが生じたとの判定を下す。
【0057】
以上、本発明の各実施形態につき説明したが、この他、発明の主旨から逸脱しない範囲で種々の改変を加えて実施することができる。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、排紙路の出口に配置され、この箇所に滞留する用紙により変位せしめられるジャム検出用アクチュエータと、同じく排紙路の出口に配置され、排紙部にスタックされた用紙により変位せしめられるオーバーフロー検出用アクチュエータとを設けるとともに、ジャム検出用アクチュエータの変位に連動して変位するジャム対応干渉板と、オーバーフロー検出用アクチュエータの変位に連動して変位するオーバーフロー対応干渉板とを共通の光センサの光路に出没させ、この光センサの出力信号を解析して、ジャム対応干渉板とオーバーフロー対応干渉板が互いに重なる形で光路に干渉しているか、その片方だけが光路に干渉しているか、あるいは両方とも干渉していないかを判定して、正常状態、ジャム状態、及びオーバーフロー状態のいずれであるかを識別するものであるから、ジャム検出用アクチュエータ及びオーバーフロー検出用アクチュエータに組み合わせる光センサを1個に集約し、構造のシンプル化とコスト低減を図ることができる。
【0059】
また本発明によれば、排紙路の出口に、この箇所に滞留する用紙、又は排紙部にスタックされた用紙により変位せしめられるアクチュエータを配置し、変位の原因によってその変位量を異ならせるとともに、このアクチュエータの変位に連動して変位することによって光センサの光路に出没し、変位量に応じて異なる影響を光センサの出力信号に与える干渉板を設け、前記光センサの出力信号を解析して、干渉板が正常時の位置にあるか、ジャム時の位置にあるか、あるいはオーバーフロー時の位置にあるかを判定し、正常状態、ジャム状態、及びオーバーフロー状態の識別を行うものであるから、ジャム検出用とオーバーフロー検出用のアクチュエータを1個に集約し、アクチュエータに組み合わせる光センサも1個に集約して、構造のシンプル化とコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概略構造を示す正面図
【図2】アクチュエータの正面図
【図3】排紙路の出口の構造を示す部分断面図
【図4】干渉板と光センサとの位置的関係を示す部分断面図
【図5】図3と同様の部分断面図にして、図3と異なる動作状態を示すもの
【図6】図4と同様の部分断面図にして、図4と異なる動作状態を示すもの
【図7】図3、5と同様の部分断面図にして、図3、5と異なる動作状態を示すもの
【図8】図4、6と同様の部分断面図にして、図4、6と異なる動作状態を示すもの
【図9】検出動作のフローチャート
【図10】本発明の第2実施形態に係る図4と同様の部分断面図
【図11】図10と同様の部分断面図にして、図10と異なる動作状態を示すもの
【図12】図10、11と同様の部分断面図にして、図10、11と異なる動作状態を示すもの
【図13】本発明の第3実施形態に係る図2と同様の正面図
【図14】第3実施形態に係る図3と同様の部分断面図
【図15】第3実施形態に係る図4と同様の部分断面図
【図16】図14と同様の部分断面図にして、図16と異なる動作状態を示すもの
【図17】図15と同様の部分断面図にして、図15と異なる動作状態を示すもの
【図18】図14、16と同様の部分断面図にして、図14、16と異なる動作状態を示すもの
【図19】図15、17と同様の部分断面図にして、図15、17と異なる動作状態を示すもの
【図20】本発明の第4実施形態に係る図15と同様の部分断面図
【図21】図20と同様の部分断面図にして、図20と異なる動作状態を示すもの
【図22】図20、21と同様の部分断面図にして、図20、21と異なる動作状態を示すもの
【符号の説明】
1 画像形成装置
10 ハウジング
11 画像形成部
12 定着部
13 給紙部
14 排紙路
14a 開口部
15 排紙部
16 シャフト
20 ジャム検出用アクチュエータ
23 ジャム対応干渉板
30 オーバーフロー検出用アクチュエータ
33 オーバーフロー対応干渉板
40 透過型光センサ
40a 発光部
40b 受光部
41 反射型光センサ
50 制御装置
60 アクチュエータ
63 干渉板
63a 半透明部
63b 不透明部
63c、63d 反射面

Claims (6)

  1. 次の構成を備えることを特徴とする画像形成装置:
    (a)画像定着後の用紙がスタックされる排紙部
    (b)画像定着後の用紙を前記排紙部に排出する排紙路
    (c)前記排紙路の出口に配置され、この箇所に滞留する用紙により変位せしめられるジャム検出用アクチュエータ
    (d)前記排紙路の出口に配置され、前記排紙部にスタックされた用紙により変位せしめられるオーバーフロー検出用アクチュエータ
    (e)前記ジャム検出用アクチュエータの変位に連動して変位し、光センサの光路に出没するジャム対応干渉板
    (f)前記オーバーフロー検出用アクチュエータの変位に連動して変位し、前記光センサの光路に出没するオーバーフロー対応干渉板
    (g)前記光センサの出力信号を解析し、前記ジャム対応干渉板とオーバーフロー対応干渉板が互いに重なる形で光路に干渉しているか、その片方だけが光路に干渉しているか、あるいは両方とも干渉していないかを判定して、正常状態、ジャム状態、及びオーバーフロー状態のいずれであるかを識別する制御装置。
  2. 前記光センサを透過型光センサとし、前記ジャム対応干渉板及びオーバーフロー対応干渉板は光を遮光又は減光するものとしたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記光センサを反射型光センサとし、前記ジャム対応干渉板及びオーバーフロー対応干渉板は互いに異なる光反射率を備えるものとしたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 次の構成を備えることを特徴とする画像形成装置:
    (a)画像定着後の用紙がスタックされる排紙部
    (b)画像定着後の用紙を前記排紙部に排出する排紙路
    (c)前記排紙路の出口に配置され、この箇所に滞留する用紙、又は前記排紙部にスタックされた用紙により変位せしめられるとともに、変位の原因によって変位量が異なるアクチュエータ
    (d)光センサの光路に出没するものであり、前記アクチュエータの変位に連動して変位するとともに、変位量に応じて異なる影響を前記光センサの出力信号に与える干渉板
    (e)前記光センサの出力信号を解析し、前記干渉板が正常時の位置にあるか、ジャム時の位置にあるか、あるいはオーバーフロー時の位置にあるかを判定して、正常状態、ジャム状態、及びオーバーフロー状態の識別を行う制御装置。
  5. 前記光センサが透過型光センサであり、前記干渉板の位置に応じて異なる出力信号を発することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記光センサが反射型光センサであり、前記干渉板の位置に応じて異なる出力信号を発することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253663A (ja) * 2005-02-08 2006-09-21 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 発光素子、発光装置及び電子機器
JP2008122934A (ja) * 2006-10-18 2008-05-29 Canon Inc 画像形成装置
JP2011197119A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US9291980B2 (en) 2011-09-26 2016-03-22 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that determines user-induced paper jam

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