JP2004309521A - Pcm音源装置 - Google Patents

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Kazuhiko Morizaki
一彦 森崎
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Abstract

【課題】ボイス生成部を時分割駆動して複数チャンネルのボイスを生成するPCM方式の音源のメモリアクセス周期や乗算回路などのサイクル周期を低くして音源回路の消費電力を低減させることの可能なPCM音源装置を提供する。
【解決手段】WAVE−ROM20に、又はWAVE−ROMとは別個に格納されているエンベロープ情報を用いてボイス資源の占有状況を予測し、予測された占有状況から新たに使用されるボイス資源の割り振りを決定し、使用されるボイス資源の総数からボイス生成部24の時分割タイムスロット信号の周期を増減するよう構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、WAVE−ROMなどの記憶手段にあらかじめ格納されたPCM音源データの波形を用いて音色を生成するPCM方式の音源装置に関し、特に消費電力の低減が可能な音源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話のいわゆる着メロがモバイルコンテンツとして人気を集めているが、かかる着メロの音源としてMIDI(Musical Instrument Digital Interface)信号を用いたものが一般化している。かかるMIDI信号による着メロのコンテンツの再生を行う携帯電話やモバイル機器などは、電源が内蔵バッテリであるため、消費電力を減らして長時間使用を実現したいという要請がある。そのためには、PCM音源装置の低消費電力化が必要である。しかしながら高品位な楽曲再生を実現するために音源の和音数が増大する傾向にあり、このため音源装置の回路規模や動作周波数が増加し、消費電力は更に増える結果となっている。
【0003】
従来のPCM音源装置に用いられるボイス生成部を時分割駆動して複数チャンネルのボイスを生成するに際し、音源の消費電力を低減させるために、ボイス生成部の時分割タイムスロットが未使用のスロットのクロック信号をゲーティングすることで低消費電力化を図る方法がある(例えば下記の特許文献1)。この従来例を図9に示す。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−265352号公報(図3、要約)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のPCM音源装置に用いられるボイス生成部の時分割タイムスロットが未使用のスロットのクロック信号をゲーティングすることで低消費電力化を図る方法は、1スロット単位時間の処理動作は高速のままなので、メモリアクセス周期や乗算演算回路の消費電力削減効果が高くないという課題があった。
【0006】
そこで本発明は、ボイス生成部を時分割駆動して複数チャンネルのボイスを生成するPCM方式の音源のメモリアクセス周期や乗算回路などのサイクル周期を低くして音源回路の消費電力を低減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明では、WAVE−ROMなどの記憶部あるいは記憶部とは別個のメモリ手段に格納されているエンベロープ情報を用いてボイス資源の占有状況を予測し、予測された占有状況から新たに使用されるボイス資源の割り振りを決定し、使用されるボイス資源の総数からボイス生成部の時分割タイムスロット信号の周期を増減するよう構成したものである。
【0008】
すなわち本発明によれば、PCM方式の音源波形データが格納された記憶部と、
楽曲ファイルに記載されたMIDIメッセージに基づいて前記記憶部から時分割制御により複数チャンネルの音源波形データを読み出して合成して出力するボイス生成部と、
前記記憶部又は、前記記憶部とは別個に設けられたエンベロープ情報格納部から読み出されたエンベロープ情報と、前記楽曲ファイルに記載されたMIDIメッセージとを用いて、ボイス資源の占有状況を予測する予測手段と、
前記予測手段により予測された占有状況から新たに使用されるボイス資源の割当てを決定するボイス割当て手段と、
使用されるボイス資源の総数から前記ボイス生成部の時分割制御に用いられる時分割タイムスロット信号の周期を増減するタイムスロット周期制御部とを、
有するPCM音源装置であって、
前記楽曲ファイルに記載されたMIDIメッセージを解析し前記ボイス生成部の動作を制御するボイス生成部制御コマンドと、前記使用されるボイス資源の総数に基づき前記タイムスロット信号の周期を増減するためのタイムスロット制御コマンドを生成するメッセージ解析・制御コマンド生成部と、
前記ボイス生成部制御コマンドと前記タイムスロット制御コマンドとを一時保持するメモリ部と、
前記メモリ部から出力される前記ボイス生成部制御コマンドに基づいて、前記ボイス生成部制御コマンドにより指定された時刻に前記ボイス生成部を制御すべく前記ボイス生成部制御コマンドとタイムスロット制御コマンドを分離して出力するシーケンサとを、
有し、
前記タイムスロット周期制御部は、前記シーケンサの出力する前記タイムスロット制御コマンドに基づき前記タイムスロット信号の周期を制御するためのタイムスロット周期信号を生成して、前記ボイス生成部に出力するよう構成されているPCM音源装置が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本発明のPCM音源装置の好ましい実施の形態のブロック図である。この実施の形態では、MIDIコンテンツとして広く普及しているスタンダード・MIDIファイル(Standard MIDI File:以下SMFと略す)を再生する構成となっている。図1のPCM音源装置は、外部又は内部から伝送媒体あるいは記憶媒体を介して与えられるSMF10に応答するMIDIメッセージ解析・制御コマンド生成部12と、MIDIメッセージ解析・制御コマンド生成部12との相互作用を行うボイス割当部14と、エンベロープ情報を格納しているエンベロープ情報格納部15と、MIDIメッセージ解析・制御コマンド生成部12からのコマンドを一時保持するメモリである制御コマンドFIFO16と、制御コマンドFIFO16の出力に応答するシーケンサ(パーサ&スケジューラ)18と、所定の波形データなどがあらかじめ格納されている記憶部としてのWAVE−ROM20と、シーケンサ18の出力であるタイムスロット制御コマンドに応答するタイムスロット制御回路22と、シーケンサ18の出力であるボイス生成部制御コマンドと、WAVE−ROM20の出力とタイムスロット制御回路22の出力信号に応答するボイス生成部24とを有する。
【0010】
ボイス生成部24の出力信号はD/Aコンバータ26及び図示省略のアンプを介してスピーカ28に与えられる。なお、エンベロープ情報格納部15に格納されているエンベロープ情報は、WAVE−ROM20に格納されているエンベロープ情報と同一のものである。したがって、図1の構成を後述するように分割する場合を除き、エンベロープ情報格納部15を設ける代わりにWAVE−ROM20から読み出されるエンベロープ情報をボイス割当部14に提供するよう構成することもできる。
【0011】
次に図1の各部の動作について説明する。
(1)MIDIメッセージ解析
MIDIメッセージ解析・制御コマンド生成部12は、SMF形式のMIDIファイルを解析してノートオン/ノートオフ情報やモジュレーション、ピッチベンドなどのコントロールチェンジ情報を抽出する。
【0012】
(2)ボイス割当てロジック
ボイス割当部14は、MIDIメッセー解析・制御コマンド生成部12と協働して後述するリサンプリングエンジンの有限なボイス資源を効率よくリサイクルするロジックを実現するものとして設けられている。動作の基本はノートオンで割り当て、ノートオフで解放するというものである。ノートオフの到来以前に発音動作が終了しているボイス資源は解放して、新しいノートオンに割り振る。ボイス資源の割当て手順を図2の「ボイス資源とタイムスロット周期の決定手順」に示す。
【0013】
図2に示すようにMIDIファイルに記載されたMIDIメッセージM、すなわち、ノートオンとノートオフの時間情報と、WAVE−ROM20に格納されているエンベロープ情報と同一のエンベロープ情報E(図1のエンベロープ情報格納部15から読み出される)を用いてボイス資源の占有状況が予測され(ステップS1)、次いでボイス資源の総数が決定され(ステップS2)、次いでボイスの割当てが行われる(ステップS3)。なお、エンベロープ情報格納部15に格納されているエンベロープ情報Eは、図3に示すように、WAVE−ROM20に記憶されているアタックレベル、アタック時間、ホールド時間、ディケイ時間、サステインレベル、リリース時間と全く同じものである。
【0014】
ノートオンによるボイスの発生からリリースによってボイスの出力がなくなるまでのエンベロープカーブの出力レベルと時間を予測して、実回路で構成されるボイス生成部24を占有するボイス数の総数を事前に決定する。ボイスの割当てにより、ボイス割当て情報としてボイス生成部制御コマンドC1と、タイムスロットスタイルを決定するためのタイムスロット制御コマンドC2が生成される。ボイス生成部制御コマンドC1は、図1に示すように最終的にボイス生成部24に与えられる。タイムスロット制御コマンドC2は、タイムスロット周期決定(ステップS4)に用いられ(図1のタイムスロット制御回路22による)、タイムスロット周期を示すタイムスロット周期信号がボイス生成部24に供給される。
【0015】
(3)制御コマンド生成
MIDIメッセージ解析・制御コマンド生成部12で抽出したノートオン/ノートオフ情報やモジュレーション、ピッチベンドなどのコントロールチェンジ情報をボイス生成部24を制御するボイス生成部制御コマンドC1に変換する。ノートオン情報をどのボイス資源に割り当てるかはボイス割当てロジックでの決定に従って行われる。ボイス生成部制御コマンドC1は図4の「ボイス生成部制御コマンド」に示すように、コマンドを実行する時間を前回に実行されたコマンドとの差分時刻Δタイムで設定する。この時刻情報に続けてベロシティ(速さ)、ピッチ情報と共にノートオンのステータスがボイス資源の割当て情報と共に指定される。
【0016】
(4)タイムスロット周期
ボイス割当てロジックでボイス資源に割り当てられているボイスの総数が決定されるので、このボイス総数からタイムスロット周期が決定される。タイムスロット周期の決定手順は、図2の「ボイス資源とタイムスロット周期の決定手順」に示すとおりである。このタイムスロット周期の情報はボイス生成部制御コマンドC1と同じメッセージ形式をとる。すなわち、タイムスロット周期の情報は、タイムスロットの周期を切り替える時間をΔタイムで指定する。例を図4の「ボイス生成部制御コマンド」に示す。
【0017】
(5)制御コマンドFIFO
ボイス生成部24を制御するボイス生成部制御コマンドC1とタイムスロットを制御するタイムスロット制御コマンドC2は一度制御コマンドFIFO16に蓄えられてから読み出されてシーケンサ18に入力される。
【0018】
(6)シーケンサ
制御コマンドFIFO16から制御コマンド(C1+C2)を逐次読み出して、ボイス生成部制御コマンドC1とタイムスロット制御コマンドC2とに分離する。Δタイムで指定された時刻になったときにタイムスロット制御コマンドC2はタイムスロット制御回路22へ送られる。同様にボイス生成部制御コマンドC1はボイス生成部24へ送られる。
【0019】
(7)ボイス生成
ボイス生成部24の回路構成を図6に示す。すなわち、図6は、図1の全体構成図に示されるボイス生成部24とその周辺を詳細に示すブロック図である。ボイス生成部24は、アドレス生成部30と、ピッチ・ゲイン演算部32と、リサンプリング゛エンジン34と、エンベロープ生成部36と、フィルタ38と、ミキサ40と、リバーブ回路42を有している。アドレス生成部30とピッチ・ゲイン演算部32は、それぞれボイス生成部制御コマンドC1に記載されたパラメータに従ってWAVE−ROM20から読み出すべきデータのアドレスを指定し、またピッチ・ゲインを演算する。リサンプリングエンジン34は、WAVE−ROM20から読み出された波形データと、アドレス生成部30から与えられるオフセットデータを用いて後述するように波形データの再サンプリングを行う。
【0020】
リサンプリングエンジン34の出力信号は、エンベロープ生成部36に与えられ、エンベロープが生成される。したがって、ボイス生成部24は、ボイス生成部制御コマンドC1に記載されたパラメータに従ってWAVE−ROM20に用意されたPCM音声波形をピッチ変換した後、指定のエンベロープカーブで波形を成形してステレオのPCM波形を生成することとなる。この生成されたエンベロープ信号が周知のフィルタ38、ミキサ40、リバーブ回路42の各回路を経てデジタル出力信号(OUT)として出力されるが、ここでは、ローパスフィルタ処理した後、各タイムスロットの波形を合成してマルチ和音として合成されて楽曲となり、最後にリバーブのエフェクト処理が施される。
【0021】
(8)ボイス生成部におけるリサンプリング
図7は、ボイス生成部24内のリサンプリングエンジン34の構成とその周辺を詳細に示すブロック図である。リサンプリングエンジン34は、ラッチ44、46、減算器48、乗算器50、加算器52を有している。アドレス生成部30から出力されるNアドレス及びN+1アドレスはWAVE−ROM20に与えられ、WAVE−ROM20からはNアドレスのサンプルであるNサンプルとN+1アドレスのサンプルであるN+1サンプルが出力され、それぞれラッチ44、46に入力される。ラッチ44の出力は減算器48の−入力に、ラッチ46の出力は減算器48の+入力に与えられ、減算器48からは差分(Δ)データとしての(N+1)−(N)が得られる。この差分データは、乗算器50に与えられ、アドレス生成部30から供給されるオフセットデータと乗算される。乗算器50の出力とラッチ46の出力は、それぞれ加算器52に与えられて相互に加算され、和信号が出力される。
【0022】
図8は、図7のリサンプリングエンジン34におけるリサンプリングの原理を模式的に示す図である。この例は、3/4倍のピッチ変換をする場合のものである。NサンプルのデータとN+1サンプルのデータをそれぞれラッチ44、46によりラッチしておく。減算器48で両者の差分Δが計算され、乗算器50でオフセットデータを乗算する。3/4倍の場合は、Δ×(3/4)となる。この乗算結果にNサンプルのデータを加算すると、図8中、●で示したカーブ上の信号レベル値が3/4倍変換した値として得られる。
【0023】
(9)タイムスロット制御回路
タイムスロット制御回路22では、デジタルオーディオ信号の基本周期であるサンプリング周波数(Fs)の2のN乗倍となるタイムスロットに分割してマルチ和音の生成が行われる。タイムスロットの周波数は、例えばFsの8倍、16倍、32倍である。携帯電話のコンテンツを再生する場合は、上限は64倍でよい。図5に32サイクルと16サイクルの例を示す。音源回路のマスタークロックを分周してタイムスロット周期は生成されるので、タイムスロット制御コマンドC2によって分周比を変えることでタイムスロット周期を変更することができる。
【0024】
図9は、タイムスロット周期生成回路として動作するタイムスロット制御回路22の構成を示すブロック図である。マスタクロック生成部54は所定のマスタクロックを生成し、生成されたマスタクロックはそれぞれ分周器56、58に与えられる。分周器56は、マスタクロックを所定分周比で分周してサンプリング周期Fsのサンプリングクロックを生成する。一方分周器58には、シーケンサ18からタイムスロット制御コマンドC2が与えられていて、このタイムスロット制御コマンドC2により指定されたタイムスロット周期が得られるよう、分周比が可変である。サンプリング周期Fsのサンプリングクロックとタイムスロット信号の周期を制御するタイムスロット周期信号は、それぞれ図6のリサンプリングエンジン34に与えられる。すなわち、ボイス生成部24では、時分割制御が行われるが、時分割制御に用いられるタイムスロット信号の周期が、このタイムスロット周期信号により制御されるのである。
【0025】
本発明の音源装置の処理方式を携帯電話機などに適用する一例を図10に示す。図1との関係を明らかにするために、同一又は同様な要素は同一番号で示されている。MIDIメッセージ解析・制御コマンド生成部12、ボイス割当てロジックを実行するボイス割当部14、エンベロープ情報格納部15、タイムスロット周期決定の処理など、すなわち図1及び図2における2つの制御コマンドC1とC2を生成する部分はホストMPU60によるソフトウェア処理で実施される。一方、制御コマンドFIFO16、シーケンサ18、WAVE−ROM20、ボイス生成部24、タイムスロット制御回路22、D/Aコンバータ26は音源LSI62として実装される。
【0026】
図10の例は、携帯電話機にホストMPU60と音源LSI62を組み込んで本発明のPCM音源装置を実現する方式を示しているが、ホストMPU60を携帯電話に組み込むのではなく、インターネットなどを介して所定のサーバやサイトからホストMPU60の出力信号に相当する信号、すなわち制御コマンド(C1+C2)を送信し、携帯電話機でこれを受信するよう構成することもできる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のPCM音源装置はWAVE−ROMに格納されているエンベロープ情報又はこれと同じ情報を用いてボイス資源の占有状況を予測し、予測された占有状況から新たに使用されるボイス資源の割り振りを決定し、使用されるボイス資源の総数からボイス生成部の時分割タイムスロット信号の周期を増減するよう構成したので、消費電力の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPCM音源装置の好ましい実施の形態の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態において、ボイス資源とタイムスロット周期の決定手順を模式的示す図である。
【図3】本発明の実施の形態において、エンベロープカーブ生成曲線を説明する波形図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるボイス生成部の制御コマンドを模式的に示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるタイムスロットの周期例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるボイス生成部の構成とその周辺を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるボイス生成部内のリサンプリングエンジンの構成とその周辺を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるボイス生成部内のリサンプリングエンジンによるリサンプリングの原理を説明する図である。
【図9】本発明の実施の形態におけるタイムスロット制御回路の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明のPCM音源装置の好ましい実施の形態を携帯電話機に実装した例を示すブロック図である。
【図11】従来の音源装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 スタンダードMIDIファイル(SMF)
12 MIDIメッセージ解析・制御コマンド生成部
14 ボイス割当部
15 エンベロープ情報格納部
16 制御コマンドFIFO
18 シーケンサ(パーサ&スケジューラ)
20 WAVE−ROM(記憶部)
22 タイムスロット制御回路
24 ボイス生成部
26 D/Aコンバータ
28 スピーカ
30 アドレス生成部
32 ピッチ・ゲイン演算部
34 リサンプリングエンジン
36 エンベロープ生成部
38 フィルタ
40 ミキサ
42 リバーブ回路
44、46 ラッチ
48 減算器
50 乗算器
52 加算器
54 マスタクロック生成部
56、58 分周器
60 ホストMPU
62 音源LSI
C1 ボイス生成部制御コマンド
C2 タイムスロット制御コマンド

Claims (1)

  1. PCM方式の音源波形データが格納された記憶部と、
    楽曲ファイルに記載されたMIDIメッセージに基づいて前記記憶部から時分割制御により複数チャネルの音源波形データを読み出して合成して出力するボイス生成部と、
    前記記憶部又は、前記記憶部とは別個に設けられたエンベロープ情報格納部から読み出されたエンベロープ情報と、前記楽曲ファイルに記載されたMIDIメッセージとを用いて、ボイス資源の占有状況を予測する予測手段と、
    前記予測手段により予測された占有状況から新たに使用されるボイス資源の割当てを決定するボイス割当て手段と、
    使用されるボイス資源の総数から前記ボイス生成部の時分割制御に用いられる時分割タイムスロット信号の周期を増減するタイムスロット周期制御部とを、
    有するPCM音源装置であって、
    前記楽曲ファイルに記載されたMIDIメッセージを解析し前記ボイス生成部の動作を制御するボイス生成部制御コマンドと、前記使用されるボイス資源の総数に基づき前記タイムスロット信号の周期を増減するためのタイムスロット制御コマンドを生成するメッセージ解析・制御コマンド生成部と、
    前記ボイス生成部制御コマンドと前記タイムスロット制御コマンドとを一時保持するメモリ部と、
    前記メモリ部から出力される前記ボイス生成部制御コマンドに基づいて、前記ボイス生成部制御コマンドにより指定された時刻に前記ボイス生成部を制御すべく前記ボイス生成部制御コマンドとタイムスロット制御コマンドを分離して出力するシーケンサとを、
    有し、
    前記タイムスロット周期制御部は、前記シーケンサの出力する前記タイムスロット制御コマンドに基づき、前記タイムスロット信号の周期を制御するためのタイムスロット周期信号を生成して、前記ボイス生成部に出力するよう構成されているPCM音源装置。
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