JP2004309364A - 測位システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】測位システムは、準天頂衛星140から送信される信号に基づい測位情報を提供する。地上に置かれた複数の基準局110が複数の測位衛星170、181、182からの信号を受信する。通信局130は基準局が受信した信号を補正して準天頂衛星に送信する。測位情報提供装置150は準天頂衛星から送信された信号と自己の測位情報とを測位装置160に送信する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、測位衛星の信号を利用した測位システムに係り、特に準天頂衛星からの信号に基づき測位する測位システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の衛星測位システムの例が、特許文献1に記載されている。この公報では、地上局及び端末が軌道情報データと測位補正情報を含む信号を地上局から衛星に送信する。そして、衛星から送信された軌道情報データと測位補正情報を端末が受信し、これらの情報に基づいて端末の位置を計算している。
【0003】
GPS広域補強用静止衛星あるいはFM多重放送からGPS衛星の補正情報を受信し、GPS受信機の位置情報を補正するGPS受信機の例が、特許文献2に記載されている。また、静止衛星の位置を特定し、静止衛星からGPS衛星の補正情報を受信し、GPS衛星に関するデータを補正するGPS受信機の例や、GPS受信機の位置に基づいて、プロバイダを特定し、静止衛星の番号を特定するGPS受信機の例が、特許文献3に記載されている。
【特許文献1】
特開2002−243829号公報
【特許文献2】
特開2001−124841号公報
【特許文献3】
特開2001−228232号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1ないし3に記載の従来のGPS受信機を用いると、都市部や山間部では、ビル影や山陰などで衛星から送信される補正情報の信号を受信できないおそれがある。そのため、高精度に測位できないという不具合を生じる。また、特許文献1及び特許文献2に記載のものでは、衛星が全国をカバーした補正情報を端末に送る必要があるので、端末へのデータのトラフィック量が大きくなる。特許文献3に記載のものでは、各地域の補正情報を提供するプロバイダに対応した静止衛星が必要となる。
【0005】
本発明は上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は、都市部のビル影や山間部の山陰などで高精度な測位を可能にするとともに、高精度な測位ができる領域を拡大することにある。本発明の他の目的は、測位装置及び測位情報提供装置への補正情報のトラフィック量を低減し、装置コストを低減することにある。本発明のさらに他の目的は、各地域ごとにおける補正情報を送信する衛星の数を低減することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の特徴は、準天頂衛星から送信される信号に基づいて測位情報を提供する測位システムにおいて、この信号は、地上に置かれた複数の基準局が受信した複数の測位衛星からの信号を処理して通信局が準天頂衛星に送信した信号を含み、準天頂衛星から送信された信号と自己の測位情報とを送信する測位情報提供装置を有するものである。
【0007】
そして好ましくは、通信局が送信する信号は、少なくとも測位情報提供装置のまわりの3箇所の基準局が送信した信号を処理した信号を含み、測位情報提供装置の測位情報はこの測位情報提供装置の識別コードと送信時刻とこの測位情報提供装置の位置または送信位置を含むものである。また好ましくは、準天頂衛星から送信される信号の周波数は、測位情報提供装置が送信する信号の周波数と異なるものである。さらに、測位情報提供装置が送信する信号は、2.4GHz帯、5GHz帯あるいは移動体通信の周波数帯であることが好ましい。
【0008】
上記目的を達成する本発明の他の特徴は、測位情報を提供する通信局とネットワーク接続された測位システムにおいて、通信局から提供される、複数の基準局が受信した複数の測位衛星からの信号を処理して得られた測位情報と、自己の測位情報とを送信する測位情報提供装置を設けるものである。
【0009】
上記目的を達成する本発明のさらに他の特徴は、準天頂衛星から送信される信号に基づいて測位情報を提供する測位システムにおいて、この信号は、複数の測位衛星からの信号を複数箇所で受信して信号処理して準天頂衛星に送信した信号を含み、準天頂衛星から送信された信号と地上に置かれた自己の測位情報とを合成して送信する測位情報提供装置の信号を受信して自身の位置を測位する測位装置を有することにある。
【0010】
そしてこの特徴において、複数の測位衛星は、GPS衛星、GLONASS衛星、GALILEO衛星、準天頂衛星の少なくともいずれかの衛星を含んでもよく、準天頂衛星から送信される信号は、測位衛星の信号を受信した基準局に応じて送信チャネルを変化させた信号であってもよい。また、測位情報提供装置は、準天頂衛星から送信される信号の中から自己のまわりりに配置された基準局に応じて受信チャネルを選択的に変化させるものであってもよい。さらに、準天頂衛星から送信される信号は、測位衛星の信号を受信した基準局に応じて送信チャネルが変化する信号であり、測位情報提供装置がこの信号の中から自己のまわりりに配置された基準局に応じて受信チャネルを選択的に変化させて生成した信号を測位装置が受信するものであってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明に係る測位システムの一実施例の模式図を示す。測位システムでは、複数のGPS(全地球測位システム)衛星170と、その軌道が天頂近くを通過する準天頂衛星140とから送信される信号を用いて被測定物の位置を、被測定物が備える測位装置160が測定する。すなわち、GPS衛星170からの信号を地上に配置された複数の基準局110が受信し、通信局130に受信情報を送信する。
【0012】
そして通信局130は、GPS衛星170の補正情報を準天頂衛星140に送信し、準天頂衛星140は測位情報提供装置150と測位装置160に測位情報と補正情報とを送信する。測位情報提供装置150は測位情報と補正情報を測位装置160に送信する。これにより、測位装置160は自己の位置を特定できる。
【0013】
より詳しくは、基準局110は、GPS衛星用受信手段111と信号送信手段112とを有する。GPS衛星用受信手段111は、アンテナおよびRF(高周波)、フィルタ、A/Dコンバータ(アナログ/デジタル変換器)等を有する。このGPS衛星用受信手段111は、GPS衛星170から送られてくるL1帯(1575.42±1MHz)とL2帯(1227.6±1MHz)の搬送波を受信する。そして、L1帯の搬送波に含まれるGPS衛星170の測位情報を検出し、L1帯とL2帯の搬送波の位相を検出する。
【0014】
GPS衛星170の測位情報には、GPS衛星170の識別コード(擬似雑音符号)や搬送波の送信時刻、GPS衛星170の軌道情報(エフェメリス)が含まれている。検出された測位情報は、電話回線やインタネットなどの回線120に接続されたモデムやネットワークカード等の信号送信手段112から、L1帯とL2帯の搬送波の位相情報とともに、この回線に接続された通信局130に送られる。
【0015】
通信局130は、信号受信手段131と情報記憶手段132と補正情報算出手段133と送信手段134とを有する。信号受信手段131はモデムやネットワークカード等であり、回線120に接続されて複数の基準局110からの信号を受け取る。情報記憶手段132はハードディスクやメモリ等であり、基準局110の識別コードや位置、準天頂衛星140の軌道情報を格納している。CPU等の補正情報算出手段133は、基準局110から送られた情報と情報記憶手段132に格納された情報に基づいて、各基準局110とGPS衛星170までの擬似距離や擬似距離の補正データ、L1帯とL2帯の搬送波位相、L1帯とL2帯の搬送波位相の補正データ、受信時のGPS時刻を算出する。そして、GPS衛星170の補正情報と準天頂衛星140の補正情報を、送信手段134に送る。
【0016】
GPS衛星170の補正情報は、各基準局110で捕捉された各GPS衛星170までの擬似距離や擬似距離の補正データ、L1帯とL2帯の搬送波位相、L1帯とL2帯の搬送波位相の補正データ、基準局110の識別コードと位置、受信時のGPS時刻を含む。送信手段134はアンテナおよびD/Aコンバータ、増幅器を有し、GPS衛星170の補正情報及び準天頂衛星140の軌道情報を準天頂衛星140に送信する。
【0017】
準天頂衛星140は、受信手段141と送信信号生成手段142、時計143、送信手段144を備えている。そして、情報を提供する地域のほぼ天頂に位置する。受信手段141は、アンテナおよびA/Dコンバータ、増幅器を有し、通信局130から送信された信号を受信して、GPS衛星170の補正情報と準天頂衛星140の軌道情報を検出する。CPUなどの送信信号生成手段142は、準天頂衛星140の測位情報とGPS衛星170の補正情報を組み合わせた信号を生成する。
【0018】
準天頂衛星140の測位情報は、擬似雑音符号で生成された準天頂衛星140の識別コードや送信時刻、準天頂衛星140の軌道情報を含む。なお、軌道情報の代わりに位置情報を用いてもよい。時計143は、時刻を出力する。送信手段144は、アンテナおよびD/Aコンバータ、増幅器を有し、地上に準天頂衛星140の測位情報とGPS衛星170の補正情報を組み合わせた信号を送信する。
【0019】
通信局130は回線190を介して、複数の測位情報提供装置150に接続されている。測位情報提供装置150は、準天頂衛星用受信手段151と補正情報探索手段152、GPS衛星用受信手段153、時計155、時刻算出手段154、位置情報記憶手段156、送信信号生成手段157、送信手段158を有する。準天頂衛星用受信手段151は、アンテナとA/Dコンバータ、増幅器を有する。この準天頂衛星用受信手段151は、準天頂衛星140から送られた信号を受信し、準天頂衛星140の測位情報とGPS衛星170の補正情報を検出する。CPUなどの補正情報探索手段152は、準天頂衛星140から送られる情報の中から、測位情報提供装置150を取り囲む3個の基準局110で捕捉された各GPS衛星170の補正情報を検索する。
【0020】
GPS衛星用受信手段153は、アンテナとRF、フィルタ、A/Dコンバータを有し、GPS衛星170から送られるL1帯の搬送波を受信する。そして、この信号に含まれるGPS衛星170の測位情報を検出する。時計155は、時刻を出力する。CPUなどの時刻算出手段154は、GPS衛星用受信手段153が検出したGPS衛星170の測位情報と準天頂衛星用受信手段151が受信したGPS衛星170の補正情報に基づいて受信時刻を算出する。また、測位情報提供装置150の位置情報精度を向上させるために、測位情報提供装置150が受信時刻を算出したときに求めた位置情報とそれまでに求められている位置情報との平均値を算出して、位置情報記憶手段156に格納された測位情報提供装置150の位置情報を修正する。
【0021】
位置情報記憶手段156はハードディスクまたはメモリ等の記憶手段であり、測位情報提供装置150の位置情報を格納している。CPU等の送信信号生成手段157は、補正情報探索手段152が検出した各GPS衛星170の補正情報と測位情報提供装置150の測位情報を組み合わせた信号を生成する。測位情報提供装置150の測位情報は、測位情報提供装置150の識別コードや送信時刻、測位情報提供装置150の位置を含む。送信手段158は、アンテナとD/Aコンバータ、増幅器を含み、情報提供装置150の測位情報とGPS衛星170の補正情報とを組み合わせた信号を送信する。
【0022】
測位装置160は、測位情報提供装置用受信手段161とGPS衛星用受信手段162、時計163、測位手段164を有する。測位情報提供装置用受信手段161は、アンテナとA/Dコンバータ、増幅器を有し、測位情報提供装置150から送られた信号を受信し、この信号に含まれるGPS衛星170の補正情報及び測位情報提供装置150の測位情報を検出する。
【0023】
GPS衛星用受信手段162は、アンテナとRF、フィルタ、A/Dコンバータを有する。GPS衛星用受信手段162は、GPS衛星170から送られたL1帯とL2帯の搬送波を受信し、この信号に含まれるGPS衛星170の測位情報およびL1帯とL2帯の搬送波の位相を検出する。時計163は、時刻を出力する。CPUなどの測位手段164は、GPS衛星170の測位情報とGPS衛星170の補正情報、測位情報提供装置150の測位情報に基づいて、測位装置160の位置を算出する。
【0024】
このように構成した測位システムに用いる基準局110の動作手順を、以下に説明する。GPS衛星用受信手段111は、GPS衛星170から送られたL1帯とL2帯の搬送波からL1帯の電波に含まれるGPS衛星170の測位情報を検出する。それとともに、L1帯とL2帯の搬送波の位相を検出し、受信時刻とGPS衛星170の測位情報とL1帯とL2帯の搬送波の位相情報を信号送信手段112に送る。信号送信手段112は、受信時刻とGPS衛星170の測位情報とL1帯およびL2帯の搬送波の位相情報を、通信局130に送信する。
【0025】
通信局130は、以下のように動作する。信号受信手段131が、複数の基準局110が捕捉したGPS衛星170の測位情報およびL1帯とL2帯の搬送波の位相情報、受信時刻を受信し、補正情報算出手段133に送る。これらの情報と情報記憶手段132に格納された基準局110の位置情報に基づいて、補正情報算出手段133は、各基準局110が捕捉したGPS衛星170までの擬似距離や擬似距離の補正データ、L1帯とL2帯の搬送波位相、L1帯とL2帯の搬送波位相補正データ、受信時のGPS時刻を算出する。そして、情報記憶手段132に予め格納した基準局110の識別コード及び位置、準天頂衛星140の軌道情報を送信手段134に送る。送信手段134では、各基準局110が捕捉したGPS衛星170の補正情報と準天頂衛星140の軌道情報を準天頂衛星140に送信する。
【0026】
準天頂衛星140の動作手順を、以下に説明する。通信局130から送られた信号を受信手段141が受信し、その信号から各基準局110が捕捉したGPS衛星170の補正情報と準天頂衛星140の軌道情報を検出して送信信号生成手段142に送る。送信信号生成手段142では、準天頂衛星140の識別コードと軌道情報及び送信時刻の情報(準天頂衛星140の測位情報)、GPS衛星170の補正情報を組み合わせた信号を生成する。そして、送信手段144にこの生成信号を送る。送信手段144では、時計143から出力される時刻を基準にして送信信号生成手段142が生成した信号の送信時刻を決定し、地上に送信する。
【0027】
このように準天頂衛星140から送信された信号を地上側で処理する測位情報提供装置150の動作手順を、図2を用いて説明する。
準天頂衛星用受信手段151が、準天頂衛星140からの信号からGPS衛星170の補正情報と準天頂衛星140の測位情報を検出する。そして、測位情報を補正情報探索手段152に送る(ステップ201)。次いで、ステップ202において、補正情報探索手段152が、GPS衛星170の補正情報の中から、測位情報提供装置150が設置されている場所を囲む3個の基準局110が捕捉したGPS衛星170の補正情報を検索する。この検索結果は、送信信号生成手段157に送られる。
【0028】
一方、GPS衛星用受信手段153が、時計155の出力に同期させてGPS衛星170からの信号を受信する。そして捕捉したGPS衛星170の測位情報を検出し、時刻算出手段154に送信する(ステップ203)。次いでステップ204において、時刻算出手段154が、このGPS衛星170の測位情報と、GPS衛星170の補正情報に基づいて、測位情報提供装置150の位置と受信時刻を算出する。算出した受信時刻に処理時間を加えて現在の時刻を推定し、時計155に送信する。それとともに、時刻算出手段154が推定した現在の時刻に基づいて、時計155の時刻を修正する。測位情報提供装置150が今回求めた位置と、それまでに求めておいた位置の平均値を測位情報提供装置150の位置として測位情報記憶手段156に格納する(ステップ205)。
【0029】
ステップ202で検索したGPS衛星170の補正情報と、送信時刻と、識別コード(擬似雑音符号)と位置情報と、測位情報提供装置150の測位情報とを組み合わせた信号を、送信信号生成手段157が生成して送信手段158に送る(ステップ206)。次いで、ステップ207において、送信手段158が、時計155の出力時刻に基づいて予め定めた送信時刻にあわせて、ステップ206で生成された信号を測位装置160に発信する。
【0030】
測位装置160の動作手順を、図3を用いて説明する。
測位情報提供装置150から測位装置160に送られた信号は、測位情報提供装置用受信手段161で受信される。この受信の際、時計163から出力される時刻が、測位手段164に送られる。また、受信した信号の中から、測位情報提供装置150が設置された場所を囲む3個の基準局110が捕捉したGPS衛星170の補正情報と、測位情報提供装置150の測位情報を測位情報提供装置用受信手段161が検出して、測位手段164に送る(ステップ301)。
【0031】
測位手段164では、送られた情報から測位情報提供装置150の測位情報とGPS衛星170の補正情報を分離する(ステップ302)。一方、GPS衛星用受信手段162は、GPS衛星170から送信されるL1帯とL2帯の搬送波を受信し、GPS衛星170の測位情報およびL1帯とL2帯の搬送波の位相を検出して測位手段164に送る。また、受信時に時計163から出力される時刻を、測位手段164に送る(ステップ303)。
【0032】
測位手段164は、測位情報提供装置150の測位情報とGPS衛星170の補正情報、捕捉したGPS衛星170の測位情報、L1帯とL2帯の搬送波の位相に基づいて、測位情報提供装置150およびGPS衛星170と測位装置160との間の距離が擬似距離に最も近くなるときの測位装置160の位置と受信時刻を計算する。ここで擬似距離とは、見かけの電波の伝送時間と光速の積である。この計算の詳細を以下に示す。GPS衛星170の測位情報とL1帯の搬送波の受信時刻に基づいて、SA(単独測位精度の作為的劣化措置)が施された測位装置160の位置を計算する。
【0033】
各GPS衛星170についての擬似距離と位相の補正データが、経度と緯度に関して線形に変化するとする。3個の基準局110について、経度(x)と緯度(y)における各GPS衛星170の擬似距離の補正データdは、同一平面に載る。この平面は、式1の線形関係で表わされる。ここで、a1〜a3を、3個の基準局110の経度と緯度および各GPS衛星170に関する擬似距離の補正データから計算する。
【0034】
d=a1・x+a2・y+a3 ……(式1)
測位装置160の位置(経度、緯度)を式1に代入し、そのときの擬似距離の補正データを算出する。L1帯とL2帯の搬送波の位相についても、線形変化するものとして補正データを算出する。算出した補正データに基づいて擬似距離を補正し、測位装置160の位置と受信時刻を算出する。測位情報提供装置150についての擬似距離も、伝送時間と光速の積で求められる(ステップ304)。次いで、測位手段164で算出した受信時刻に基づいて、時計163の時刻を修正する(ステップ305)。
【0035】
なお、ステップ304における擬似距離の計算では、種々の方法を用いることができる。その例としては、カルガリー大学で提案された仮想基準点方式(Multiref方式)、Geo++衛星で使用されているReferenznetz方式、Terrasat衛星で使用されているVirtual Reference Station方式が挙げられる。
【0036】
ステップ304において、測位装置160が受信したGPS時刻が、GPS衛星170の補正情報に含まれる基準局110で受信したGPS時刻に比べて10秒以上経過している場合は、GPS衛星170の補正情報の代わりにGPS衛星170の測位情報及びL1帯とL2帯の搬送波の位相で算出した測位装置160の位置を採用する。これは、補正による精度向上が期待できなくなるためである。
【0037】
測位情報提供装置150の回りの3個の基準局110で捕捉したGPS衛星170の補正情報を検索する代わりに、3個以上の基準局110が捕捉したGPS衛星170の補正情報を検出して、送信しても測位できる。このとき測位装置160は、最小二乗法を用いて式1の係数a1〜a3を計算する。
【0038】
本実施例では、3個の基準局110が捕捉したGPS衛星170の補正情報を検索して送信しているので、日本全国の基準局110が捕捉したGPS衛星170の補正情報を送信するのに比べて、測位情報提供装置150から測位装置160へのデータのトラフィック量を削減できる。これにより、測位情報提供装置150と測位装置160の処理量を低減でき、装置コストが低減する。
【0039】
測位情報提供装置150が送信するGPS衛星の補正情報を、3個の基準局が捕捉したものから、測位情報提供装置150の位置あるいは測位情報提供装置150が信号を送信する場所の中心位置についてのものに変更することにより、データ容量を1/3にすることができる。データ容量が低減したので、測位情報提供装置150と測位装置160の処理量を低減できる。なお、測位情報提供装置150は、補正情報を上記式1により求める。測位装置160は、送信された補正情報を用いて、擬似距離と移送を補正する。
【0040】
図4に、測位情報提供装置150が送信する信号の例を示す。この信号は、GPS信号と同じL1帯の周波数及びフォーマットになっており、GPS信号の航法メッセージのサブフレームである。これにより、測位装置160は6秒ごとにGPS衛星170の補正情報を受信することが可能になる。
【0041】
図4に示した信号は、コードの始まりを表わす情報401および測位情報提供装置160の経度402、緯度403と高度404、送信時刻405、送信した週の番号406、測位情報提供装置150の位置あるいは測位情報提供装置150が信号を送信する場所の中心位置における7つのGPS衛星170の擬似雑音符号(識別コード)407、擬似距離の補正データ408を含む。
【0042】
測位情報提供装置150の緯度402に32ビット、経度403に31ビット、高度404(地表1万m分)に20ビット使用することにより、cmオーダで測位情報提供装置150位置を表すことができる。送信する時刻については、1980年1月6日を基準とした週の番号406に10ビット、週初めからの経過時間を6秒単位で表した送信時刻405に18ビット使用している。GPS衛星170の全ての擬似雑音符号を5ビットで表わすことができるから、擬似距離の補正データ408に11ビット使用することにより、±50mの範囲を5cm単位で表わすことができる。
【0043】
なお、測位情報提供装置150の近傍の基準局110が捕捉したGPS衛星170の数が7より多いときは、7つだけ選択すればよい。その際、基準局110が捕捉しやすい天頂に近いGPS衛星170を選択すれば、測位装置160も捕捉できる可能性が高いので、測位精度が向上する。パリティ409の6ビットは、パリティ409の前に送信される24ビットの情報をチェックするのに用いられる。
【0044】
本実施例によれば、測位情報提供装置用受信手段161とGPS衛星用受信手段162を共用できる。なお、測位情報提供装置150は、擬似的なGPS信号を送信する擬似衛星に相当する。測位装置160は、ディファレンシャル方式を用いて測位する。
【0045】
本実施例において、GPS衛星170以外の測位衛星であるGLONASS衛星181やGALILEO衛星182、準天頂衛星140の少なくともいずれかの衛星(以下、単に測位衛星200と称す)の補正情報をも用いれば、高精度に測位できる。具体的には、基準局110にこれらの測位衛星200用の受信手段113を設け、衛星の識別コードや軌道、発信時刻を含む測位情報を検出する。そして、通信局130の補正情報算出手段133が、測位衛星200の測位情報から擬似距離を計算し、情報記憶手段132に格納した基準局110の位置から求めた擬似距離との差を擬似距離の補正データとして求める。通信局130および準天頂衛星は、GPS衛星170の補正情報に測位衛星200の補正情報も加えて信号を伝送する。
【0046】
測位情報提供装置150は、受信した準天頂衛星140からの信号の中から、測位情報提供装置150の近傍の3個以上の基準局110が捕捉したGPS衛星170の補正情報と測位衛星200の補正情報を検索する。そして、この補正情報と測位情報提供装置150の測位情報とを組み合せて、測位装置160に送信する。
【0047】
測位装置160に測位衛星200の受信手段165を追加して、測位衛星200の測位情報を受信可能にする(図3のステップ306参照)。そして、測位情報提供装置150から送信されたGPS衛星170の補正情報と、測位衛星200の補正情報とに基づいて擬似距離を補正する。図3のステップ304と同様の方法で同期させ、測位装置160の位置を算出する。
【0048】
測位情報提供装置150が送信する測位衛星200の補正情報を、測位情報提供装置150のまわりに位置する3個の基準局110が捕捉したものから、測位情報提供装置150がある場所または測位情報提供装置150が送信する場所の中心における補正情報を上述の式1で補正したものに変更すると、データ容量を1/3にすることができる。これにより、測位情報提供装置150から測位装置160へのデータのトラフィック量を削減でき、測位情報提供装置150と測位装置160の処理料を低減できる。
【0049】
本実施例によれば、通信局130と測位情報提供装置150を回線190でつないでいるので、準天頂衛星140から送られるGPS衛星170と測位衛星200の補正情報を受信できなくても回線190からこれらの情報を受け取ることができ、安定して連続的に補正情報を発信することができる。
【0050】
上記実施例において、測位装置160のGPS衛星用受信手段162を、GPS衛星170から送られてくるL1帯の搬送波を受信し、GPS衛星170の測位情報を検出する手段とし、測位手段164を、式1を用いて測位装置160の位置における擬似距離の補正データを計算し、それをもとにGPS衛星170からの擬似距離を補正して、測位装置160の位置を算出する(Differential方式)手段とすれば、補正情報を用いているので単独測位に比べて測位精度が向上する。またL2帯の受信機が不要となるので、L2帯の搬送波も受信できる装置に比べて安価になる。
【0051】
なお、本実施例では準天頂衛星140が有する送信手段144の送信方式に、スペクトル拡散方式を用いている。そのため、送信信号生成手段142はスペクトル拡散方式のチャンネル数に合わせて、各基準局110の補正情報を地域ごとにグループ分けする。グループ分けされた補正情報は、送信手段144から測位情報提供装置150や測位装置160に送信される。これらの装置150、160は、自己の位置に基づいて準天頂衛星140のチャンネルを選択受信する。これにより、補正情報を送信する間隔が短くなり、補正情報を短時間で受信することができる。
【0052】
基準局110が受信してから測位装置160が測位するまでの時間が長くなるほど、測位精度が悪化する。そこで、上記実施例では、各基準局110の補正情報を地域毎にグループ分けしている。準天頂衛星140から補正情報を送信している。これにより、補正情報の送信に要する時間を短縮でき、測位精度が向上する。また、測位情報提供装置150と測位装置160へのデータのトラフィック量を削減できるので、測位情報提供装置150と測位装置160の処理量が低減し、装置コストが低減される。
【0053】
測位情報提供装置150は、GPS衛星170の補正情報と測位情報提供装置150の測位情報の送信に、携帯電話や携帯情報端末(PDA)などで使用される周波数帯の2.4GHz帯や5GHz帯を用いている。したがって、無線LAN機能を有する携帯電話や携帯情報端末等に測位装置160の機能を持たせれば、装置を小型化でき、装置コストを低減できる。
【0054】
なお、GPS衛星170の補正情報をRTCM ver.3.0形式で送信すれば、3個の基準局110がそれぞれ12個のGPS衛星170を捕捉すると、4446bitのデータ量になる。IEEE802.11形式を用いると、周波数が2.4GHz帯の伝送速度は1Mbps/2Mbps、伝送エリアは100×100mである。これにより、1秒毎にGPS衛星170の補正情報を送信可能になる。周波数帯域が5GHz帯のときには、IEEE802.11a形式を用いる。伝送速度が最大54Mbpsであるから、この場合も1秒毎にGPS衛星170の補正情報を送信可能である。また、携帯電話等の移動体通信においてCDMAシステムのIS−95形式を用いると、伝送速度は9.6kbpsとなる。この場合も、1秒毎にGPS衛星170の補正情報を送信可能である。
【0055】
上記実施例によれば、従来測位衛星からの受信障害となっていた位置に、補助的な受信および送信手段である測位情報提供装置を設置可能であるから、測位障害個所を低減できる。また、測位情報提供装置を複数の測位衛星からの受信に好都合なところに配置することもできるので、測位精度および測位の信頼性が向上する。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の測位衛星の測位情報を受信可能な補助受信手段を設け、その情報に基づいて測位情報を補正しているので、測位障害位置を低減できるとともに、高精度な測位ができる。また、3個の基準局が捕捉した測位衛星の補正情報を測位情報提供装置が測位装置に送信するので、測位装置及び測位情報提供装置への補正情報のトラフィック量が低減され、装置コストも低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測位システムの一実施例の模式図である。
【図2】図1に示した測位システムに用いる測位情報提供装置の動作を説明する図である。
【図3】図1に示した測位システムに用いる測位装置の動作を説明する図である。
【図4】図1に示した測位システムに用いる測位情報提供装置が送信する信号の一例を示す図である。
【符号の説明】
110…基準局、111…GPS衛星用受信手段、112…信号送信手段、113…GLONASS衛星/GALILEO衛星/準天頂衛星用受信手段、120…回線、130…通信局、131…信号受信手段、132…情報記憶手段、133…補正情報算出手段、134…送信手段、140…準天頂衛星、141…受信手段、142…送信信号生成手段、143…時計、144…送信手段、150…測位情報提供装置、151…準天頂衛星用受信手段、152…補正情報探索手段、153…GPS衛星用受信手段、154…時刻算出手段、155…時計、156…位置情報記憶手段、157…送信情報生成手段、158…送信手段、160…測位装置、161…測位情報提供装置用受信手段、162…GPS衛星用受信手段、163…時計、164…測位手段、165…GLONASS衛星/GALILEO衛星/準天頂衛星用受信手段、170…GPS衛星、181…GLONASS衛星、182…GALILEO衛星、190…回線、401…コードの始まりを表わす情報、402…測位情報提供装置の緯度、403…測位情報提供装置の経度、404…測位情報提供装置の高度、405…週の番号、406…送信時刻、407…擬似雑音符号、408…擬似距離の補正データ、409…パリティ。
Claims (10)
- 準天頂衛星から送信される信号に基づいて測位情報を提供する測位システムにおいて、
前記信号は、地上に置かれた複数の基準局が受信した複数の測位衛星からの信号を処理して通信局が準天頂衛星に送信した信号を含み、前記準天頂衛星から送信された信号と自己の測位情報とを送信する測位情報提供装置を有することを特徴とする測位システム。 - 通信局が送信する信号は、少なくとも前記測位情報提供装置のまわりの3箇所の基準局が送信した信号を処理した信号を含み、前記測位情報提供装置の測位情報はこの測位情報提供装置の識別コードと送信時刻とこの測位情報提供装置の位置または送信位置を含むことを特徴とする請求項1に記載の測位システム。
- 前記準天頂衛星から送信される信号の周波数は、前記測位情報提供装置が送信する信号の周波数と異なることを特徴とする請求項1または2に記載の測位システム。
- 前記測位情報提供装置が送信する信号は、2.4GHz帯、5GHz帯あるいは移動体通信の周波数帯であることを特徴とする請求項3に記載の測位システム。
- 測位情報を提供する通信局とネットワーク接続された測位システムにおいて、
前記通信局から提供される、複数の基準局が受信した複数の測位衛星からの信号を処理して得られた測位情報と、自己の測位情報とを送信する測位情報提供装置を設けたことを特徴とする測位システム。 - 準天頂衛星から送信される信号に基づいて測位情報を提供する測位システムにおいて、
前記信号は、複数の測位衛星からの信号を複数箇所で受信して信号処理して準天頂衛星に送信した信号を含み、前記準天頂衛星から送信された信号と地上に置かれた自己の測位情報とを合成して送信する測位情報提供装置の信号を受信して自身の位置を測位する測位装置を有することを特徴とする測位システム。 - 前記複数の測位衛星は、GPS衛星、GLONASS衛星、GALILEO衛星、準天頂衛星の少なくともいずれかの衛星を含むことを特徴とする請求項1または6に記載の測位システム。
- 前記準天頂衛星から送信される信号は、測位衛星の信号を受信した基準局に応じて送信チャネルを変化させた信号であることを特徴とする請求項1に記載の測位システム。
- 前記測位情報提供装置は、前記準天頂衛星から送信される信号の中から自己のまわりりに配置された基準局に応じて受信チャネルを選択的に変化させることを特徴とする請求項8に記載の測位システム。
- 前記準天頂衛星から送信される信号は、測位衛星の信号を受信した基準局に応じて送信チャネルが変化する信号であり、測位情報提供装置がこの信号の中から自己のまわりりに配置された基準局に応じて受信チャネルを選択的に変化させて生成した信号を前記測位装置が受信することを特徴とする請求項6に記載の測位システム。
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