JP2004305745A - 導電性ポリマーを用いて無線周波数コイルに電気的負荷を与えるためのシステム及び方法 - Google Patents

導電性ポリマーを用いて無線周波数コイルに電気的負荷を与えるためのシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004305745A
JP2004305745A JP2004109823A JP2004109823A JP2004305745A JP 2004305745 A JP2004305745 A JP 2004305745A JP 2004109823 A JP2004109823 A JP 2004109823A JP 2004109823 A JP2004109823 A JP 2004109823A JP 2004305745 A JP2004305745 A JP 2004305745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loader
phantom
coil
assembly
conductive additive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004109823A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4680527B2 (ja
JP2004305745A5 (ja
Inventor
Timothy W Skloss
ティモシー・ダブリュ・スクロス
Dewain A Purgill
デウェイン・エー・パーギル
Roman I Dachniwskyj
ローマン・アイ・ダチニウスキー
Daniel J Schaefer
ダニエル・ジェイ・シェーファー
Steven C Davis
スティーブン・シー・デービス
Daniel J Weyers
ダニエル・ジェイ・ヴァィヤース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Medical Systems Global Technology Co LLC filed Critical GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Publication of JP2004305745A publication Critical patent/JP2004305745A/ja
Publication of JP2004305745A5 publication Critical patent/JP2004305745A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4680527B2 publication Critical patent/JP4680527B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/58Calibration of imaging systems, e.g. using test probes, Phantoms; Calibration objects or fiducial markers such as active or passive RF coils surrounding an MR active material

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】試験/較正あるいはオペレータ訓練の間においてMRIシステム(10)のRFコイル(56、144)に電気的負荷を与えるため装置(100、210)及び方法を提供する。
【解決手段】装置(100、210)は、導電性添加物を内部分散させたポリマーを含んでおり、これによって本装置はMRIシステム(10)の試験及び較正のためにRFコイル(56、144)に対して必要な電気的負荷を提供する一方で液体を含んでいない。さらに、本装置(100、210)は、本装置(100、210)内の定在波による画像歪みを導入することなく、大きな磁場において必要な電気的負荷を提供することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、全般的には磁気共鳴イメージング(MRI)システムを試験または較正するための方法及び装置に関する。本発明は、より具体的には、試験/較正あるいはオペレータ訓練の間においてMRIシステムのRFコイルに電気的負荷を与えるためのローダ(負荷付与装置)と呼ぶデバイスに関する。
人体組織などの物質を均一な磁場(偏向磁場B0)にかけると、組織中のスピンの個々の磁気モーメントはこの偏向磁場と整列しようとして、この周りをラーモアの特性周波数で無秩序に歳差運動することになる。この物質に、x−y平面内にありラーモア周波数に近い周波数をもつ磁場(励起磁場B1)がかけられると、正味の整列モーメント(すなわち、「縦方向磁化」)Mzは、x−y平面内に来るように回転させられ(すなわち、「傾けられ(tipped)」)、正味の横方向磁気モーメントMtが生成される。励起信号B1を停止させた後、励起したスピンにより信号が放出され、さらにこの信号を受信し処理して画像を形成することができる。
これらの信号を用いて画像を作成する際には、磁場傾斜(Gx、Gy及びGz)が利用される。典型的には、撮像しようとする領域は、使用する具体的な位置特定方法に従ってこれらの傾斜を変更させている一連の計測サイクルによりスキャンを受ける。結果として得られる受信NMR信号の組はディジタル化されかつ処理され、よく知られている多くの再構成技法のうちの1つを用いて画像が再構成される。
MRI操作者の訓練の間、あるいはMRシステムに対して試験/較正を行うときには、実際に患者に対してMRIシステムを使用する際に生じるような構造や状態をシミュレーションするために適当な物体を使用しなければならない。具体的には、MRIシステムの操作訓練、あるいはシステム性能の較正が可能となるように人体組織が十分に表現されるようにして、人体組織の特性や「特徴(features)」をシミュレーションする必要がある。
人体組織の「特徴」の1つは、その「撮像可能性(imagability)」である。上述したように、適正な励起がなされると、人体組織はNMR信号を放出する。このため、発生した信号を受信して画像に再構成させることが可能となる。人体組織の別の「特徴」は導電率である。この導電率はMRIシステムのRFコイルに電気的負荷を与える役割をする。RFコイルに対する負荷はRFコイルの品質係数(Q)及びインピーダンスに直に関係してくる。このため、そのスキャンの実施に要する電力や、スキャンに導入されるノイズ量に関しても負荷が関連してくる。したがって、MRIシステムに対する適正な試験及び較正のためには、人体組織の撮像可能性及び電気的負荷に関するシミュレーションが必要である。
人体組織のシミュレーションのためにファントームが設計されている。人体組織の撮像可能性及び電気的負荷に関する単一の装置を用いたシミュレーションのためには、単一構成のファントームが設計されている。典型的には、単一構成ファントームでは、ファントーム内の別々の区画に複数の流体を収容している。導電率を大きくするために外側区画の内部には、添加した水とすることが一般的であるような第1の液体を収容している。水の導電率を変更するためには塩を利用するのが普通である。内側区画の内部には、比較的非導電性であるが励起時においてNMR信号を放出するような第2の液体を収容している。したがって、MRシステムに対する試験及び較正のためには、負荷付与を提供するための第1の流体と撮像可能性を提供するための第2の流体とを包含している単一のデバイスが使用される。
しかし、人体組織の適正なシミュレーションを提供するためには、そのファントームは、ファントームでシミュレーションしようとする人体組織の部位とサイズが同等であると有利である。したがって、比較的大型のファントームを作成する必要がある。しかし、ファントームに2種類の液体を満たしているため、ファントームが大きくなるに連れて、ファントームの重量が極めて扱いにくいものになる。
この問題を克服するため、単一構成のファントームを2つの別々のデバイスに分割させている。第1のファントームは、典型的には「ローダ(loader)」と呼ばれ、第1の導電性液体を収容するために使用されており、また第2のファントームは第2の撮像可能液体を収容するために使用される。このファントームは、ローダ内に位置決めさせるように設計している。このため、このローダとファントームは協働して、単一成形ファントームにおいて提供されるような導電率及び撮像可能性を提供するように動作している。ローダはRFコイルに対して電気的負荷を提供しており、またファントームは撮像可能なボリュームを提供している。このローダとファントームは分離させた場合、単一成形のローダと比べてそのサイズ及び重量がかなり扱いやすいものとなる。しかしながら、このローダとファントームは、それぞれの内部に収容した液体のために取り扱いや移動が依然としてかなり困難である。さらに、液体を満たしたローダ/ファントームの組み合わせでは漏れを起こし易い。
単一成形ファントーム、あるいはローダとファントームの組み合わせを使用する際の第2の欠点は、磁場が大きい場合に現れる。1.0Tを超えると、水の大きな誘電率(概ね80)のために、その水中に定在波効果が生じる可能性がある。これらの定在波によって、RFコイルにより与えられるRF磁場が均一である場合であってもファントームの内部に不均一なRF磁場が生じる。この定在波はRFコイルの負荷付与と無関係に、ファントーム画像に対して歪みを導入する。画質のこの劣化によってイメージング・システムの適正な試験や較正が阻害される。
この問題を解決しようとするこれまでの試みには、ファントーム及び/またはローダ内で水に代えて誘電率が概ね5であるシリコーンオイルを使用することが含まれる。しかし、シリコーンオイルは有効に添加するのに費用がかかる。所望の導電率を達成するには、高価な銀粉末を高い濃度とする必要がある。しかし、この解決法では、漏れの懸念を有する可能性がある液体を使用することが必要である。
したがって、低い誘電率と、大きな磁場において有効となるように比較的高い導電率とを備えたローダを有することが望ましい。さらに、RFコイル内におけるローダの配置及び取り外しを容易にするようにローダのサイズ及び重量を制限することが望ましい。さらに、ローダは液体を含まず、これによって製作及び管理のコストを削減しかつ漏れを解消できると有利である。
本発明は、導電性ポリマーを用いてMRIシステムのRFコイルに電気的負荷を与えるシステム及び方法を提供する。低い誘電率を有するポリマーから製造するが、MRIシステムのRFコイルに有効に電気的負荷を与えるように十分に導電性としたローダについて記載している。具体的には、このローダは、塩基性ポリマー・マトリックス(base polymer matrix)に導電性添加物を配合させることによって作成した導電性ポリマーから製作している。このローダは液体を含まないため大きな磁場において有効である。
本発明の一態様では、RFコイルに電気的負荷を与えるための装置を開示している。本装置は、ポリマー内に内部分散させた導電性添加物から製作したローダを含む。さらに、このローダは液体を含まない。
本発明の別の態様では、MR装置と共に使用するためのローダを製作する方法を開示している。本方法は、塩基性ポリマー・マトリックスを液化し、この液化させた塩基性ポリマー・マトリックスに導電性添加物を配合させることによってローダを製作することを含む。この処理法は次に、この液化させた塩基性ポリマー・マトリックス内に導電性添加物を分散させること、並びにMR装置のRFコイルに負荷を与える際に使用するようにローダを形成すること、を含む。
本発明の別の態様では、MRシステムを較正する方法を開示している。本方法は、導電性ポリマーから製作したローダをRFコイル・アセンブリの内部に位置決めすることを含む。次いで、ファントームをRFコイル・アセンブリ内に配置させた後に較正スキャンを実施することができる。
本発明の別の態様では、MRI装置を開示している。MRIシステムは、偏向磁場を印加するようにマグネットのボアの周りに位置決めして複数の傾斜コイルを有している。RF送受信器システム及びRFスイッチは、MR画像を収集するようにRFコイル・アセンブリに対してRF信号を送受信させるためのパルスモジュールによって制御を受けている。RFコイル・アセンブリに電気的負荷を与えるために負荷付与装置を設けており、この負荷付与装置はポリマー内に内部分散させた導電性添加物から製作している。
本発明に関する別の様々な特徴、目的及び利点は、以下の詳細な説明及び図面から明らかとなろう。
図面では、本発明を実施するために目下のところ企図されている好ましい実施の一形態を図示している。
図1を参照すると、本発明を組み込んでいる好ましい磁気共鳴イメージング(MRI)システム10の主要コンポーネントを表している。本システムの動作は、キーボードその他の入力デバイス13、制御パネル14及び表示スクリーン16を含むオペレータ・コンソール12から制御を受けている。コンソール12は、オペレータが画像の作成及び表示スクリーン16上への画像表示を制御できるようにする独立のコンピュータ・システム20と、リンク18を介して連絡している。コンピュータ・システム20は、バックプレーン20aを介して互いに連絡している多くのモジュールを含んでいる。これらのモジュールには、画像プロセッサ・モジュール22、CPUモジュール24、並びに当技術分野でフレーム・バッファとして知られている画像データ・アレイを記憶するためのメモリ・モジュール26が含まれる。コンピュータ・システム20は、画像データ及びプログラムを記憶するためにディスク記憶装置28及びテープ駆動装置30とリンクしており、さらに高速シリアル・リンク34を介して独立のシステム制御部32と連絡している。入力デバイス13は、マウス、ジョイスティック、キーボード、トラックボール、タッチ作動スクリーン、光学読取り棒、音声制御器、あるいは同様な任意の入力デバイスや同等の入力デバイスを含むことができ、また入力デバイス13は対話式の幾何学的指定をするために使用することができる。
システム制御部32は、バックプレーン32aにより互いに接続させたモジュールの組を含んでいる。これらのモジュールには、CPUモジュール36や、シリアル・リンク40を介してオペレータ・コンソール12に接続させたパルス発生器モジュール38が含まれる。システム制御部32は、実行すべきスキャン・シーケンスを指示するオペレータからのコマンドをリンク40を介して受け取っている。パルス発生器モジュール38は、各システム・コンポーネントを動作させて所望のスキャン・シーケンスを実行させ、発生したRFパルスのタイミング、強度及び形状、並びにデータ収集ウィンドウのタイミング及び長さを指示するデータを発生させている。パルス発生器モジュール38は、スキャン中に発生させる傾斜パルスのタイミング及び形状を指示するために一組の傾斜増幅器42と接続させている。また最終的には、パルス発生器モジュール38はスキャン室インタフェース回路46と接続させており、スキャン室インタフェース回路46はさらに、患者及びマグネット系の状態に関連付けした様々なセンサからの信号を受け取っている。このスキャン室インタフェース回路46を介して、患者位置決めシステム48はスキャンのために患者を所望の位置に移動させるコマンドを受け取っている。
パルス発生器モジュール38が発生させる傾斜波形は、Gx増幅器、Gy増幅器及びGz増幅器を有する傾斜増幅器システム42に加えられる。各傾斜増幅器は、収集した信号の空間エンコードに使用する磁場傾斜を生成させるように全体を番号50で示す傾斜コイル・アセンブリ内の対応する物理的傾斜コイルを励起させている。傾斜磁場コイル・アセンブリ50は、偏向用マグネット54及び全身用RFコイル56を含んでいるマグネット・アセンブリ52の一部を形成している。以下で詳細に記載することにするが、ローダ57はRFコイル56に電気的負荷を与えている。このローダ57の内部には撮像可能な物体を提供するためにファントーム(図示せず)を配置することができる。システム制御部32内の送受信器モジュール58は、RF増幅器60により増幅を受け送信/受信スイッチ62によりRFコイル56に結合するようなパルスを発生させている。ファントームを使用する場合、ファントーム内の励起された原子核が放出して得た信号は、同じRFコイル56により検知し、送信/受信スイッチ62を介して前置増幅器64に結合させることができる。増幅したMR信号は、送受信器58の受信器部分で復調され、フィルタ処理され、さらにディジタル化される。送信/受信スイッチ62は、パルス発生器モジュール38からの信号により制御し、送信モードではRF増幅器60をコイル56と電気的に接続させ、受信モードではコイル56に前置増幅器64を接続させている。送信/受信スイッチ62によりさらに、送信モードと受信モードのいずれに関しても同じ単独のRFコイル(例えば、表面コイル)を使用することが可能となる。
RFコイル56により取り込まれたMR信号は送受信器モジュール58によりディジタル化され、システム制御部32内のメモリ・モジュール66に転送される。未処理のk空間データのアレイをメモリ・モジュール66に収集し終わると1回のスキャンが完了となる。この未処理のk空間データは、各画像を再構成させるように別々のk空間データ・アレイの形に配置し直しており、これらの各々は、データをフーリエ変換して画像データのアレイにするように動作するアレイ・プロセッサ68に入力される。この画像データはシリアル・リンク34を介してコンピュータ・システム20に送られ、コンピュータ・システム20において画像データはディスク記憶装置28内などの記憶装置内に記憶される。この画像データは、オペレータ・コンソール12から受け取ったコマンドに応じて、テープ駆動装置30上などの長期記憶内にアーカイブしたり、画像プロセッサ22によりさらに処理してオペレータ・コンソール12に伝達しディスプレイ16上に表示させたりすることができる。
ここで図2を参照すると、ローダ・アセンブリ100を分解図で表している。このローダ・アセンブリ100は円筒状のローダ101を含んでいる。この円筒状ローダ101は、塩基性ポリマー・マトリックスを液化し、さらにこの液化させた塩基性ポリマー・マトリックス内に導電性添加物を物理的に混合させることによって製作している。したがって、この導電性添加物は、液化させた塩基性ポリマー・マトリックスが固化した時点で導電性ポリマーが生成されるように塩基性ポリマー・マトリックス内に内部分散させている。この塩基性ポリマー・マトリックスは低い誘電率を有しており、また導電性添加物は比較的高い導電率を有している。この塩基性ポリマーは5未満の誘電率を有することが好ましい。誘電率がそれぞれ80と5であるような水とシリコーンオイルの誘電率と比較した場合、こうした誘電率は低いものである。さらに、この導電性添加物は概ね2ジーメンス/メートルの導電率を有している。この導電性添加物は、金属繊維、炭素粉末、炭素繊維、炭素ナノチューブ、あるいは他の適当な導電性物質とすることがあることが企図される。このため、低い誘電率と、比較的高い導電率とを有する中実としたローダを製作することが可能である。すなわち、液体を含まないようなローダを製作することが可能である。さらに、中実なローダは、適当な負荷付与装置を提供するために添加液体を使用する必要があるローダと比べてかなり小型となるように製作することができる。実施の一形態では、発泡体ローダが形成されるようにポリマーを固化させている。このため、ローダの重量をさらに軽減させることが可能である。
この円筒状ローダ101は、中空の中心部102と、内側円筒外周104と外側円筒外周106の間にある中実の外側骨格構造と、を有している。この中空中心部102の内部には、固定用ネット108を確保している。この固定用ネット108はファントーム109の動きを制限するための手段として設けており、その形状及びサイズはさまざまとすることができる。好ましい実施の一形態では、この固定用ネット108は、布やその他の任意の網状材料から形成させることができる。しかし、中空中心部102を囲繞するためには適当な任意のデバイスを使用することができる。この固定用ネット108は、円筒状ローダ101の後部110から円筒状ローダ101の前部112まで延びている。固定用ネット108は、円筒状ローダ101の後部110から横方向に延びる張り出し部114、116、118に固定用ネット108を確保することによって、円筒状ローダ101の後部110の位置に固定させている。実施の一形態では、その固定用ネット108は、固定用ネット108内の開口を通して張り出し部114、116、118を延長させることによって張り出し部114、116、118に確保している。この固定用ネット108はさらに、反復して着脱することが可能な固定具119によって円筒状ローダ101の前部112の位置に確保することもできる。固定用ネット108を固定するためには、バックル、スナップ、フック、スライド、ジッパー、Velcro(登録商標)、あるいはその他適当な固定手段を利用できることが企図される。Velcro(登録商標)はVelcro Industries(Antilles,Netherlands)の登録商標である。好ましい実施の一形態では、その固定具119は、外側円筒外周106と、張り出し部114、116、118によって確保した端部の反対側にある固定用ネット108の一方の端部上と、に取り付けている。別法として、その固定具119は、ファントーム109が円筒状ローダ101の内部で相対的に確保されるように、円筒状ローダ101の前部112上、内側円筒外周104上、あるいはローダ・アセンブリ100の別の任意の部分上に位置決めできることが企図される。
後部保持具120は、固定具122、124、126によって円筒状ローダ101の後部110に確保している。後部保持具120は、開口128、130、132の位置で張り出し部114、116、118を係合させるように構成している。このため、固定用ネット108は、張り出し部114、116、118を係合解除することによって確保することができる。さらに、後部保持具120は中空中心部102内において円筒状ローダ101の後部110からファントームが動くことを制限している。したがって、ファントーム109を中空中心部102の内部に配置させると、ファントーム109は円筒状ローダ101の後部110から外れることがない。ローダ・アセンブリ100に対してファントーム109を出し入れできるようにするためには、固定具119を係合解除することによって固定用ネット108が固定解除できなければならない。したがって、ファントーム109は円筒状ローダ101の前部112からローダ・アセンブリ100に出し入れしなければならない。すなわち、ファントーム109の動きを制約したり許容したりするために、固定用ネット108は固定具119の位置でそれぞれ固定したり固定解除したりしなければならない。
この後部保持具120は必要な支持を提供しかつファントーム109の動きを制限するのに適当なポリマーから製作している。実施の一形態では、その後部保持具120は、導電性添加物を内部分散させたポリマーから製作することがある。さらに、後部保持具120は中空の部分を通過した空気の流れを許容または制限するように設計することがあることも企図している。このため、この後部保持具120は布や網状体などの代替的材料から製作することがあることが企図される。
この後部保持具120はさらに第1の支持葉状部(support lobe)134を含んでいる。後部保持具120が円筒状ローダ101の後部110に対して固定具122、124、126によって確保されている場合、その第1の支持葉状部134は外側円筒外周106を越えて延びている。同様に、固定具140、142によって前部支持体138が円筒状ローダ101の前部112に確保されている場合、第2の支持葉状部136は、第2の支持葉状部136が外側円筒外周106を越えて延びるようにして前部支持体138から延びている。したがって、ローダ57は、第1の支持葉状部134及び第2の支持葉状部136によって円筒状ローダ101が支持されるようにして配置させることができる。
ここで図3を参照すると、RFコイル・アセンブリ144の内部に配置させたローダ・アセンブリ100を表している。このローダは、第1の支持葉状部134及び第2の支持葉状部136によって支持している。第1の支持葉状部134及び第2の支持葉状部136は、ローダが土台部146より上に位置決めされるようにして、RFコイル・アセンブリ144の土台部146を係合させている。さらに、ファントーム109をローダ・アセンブリ100の内部に位置決めしている。好ましい実施の一形態では、そのローダ・アセンブリ100及びファントーム109は独立である。しかし、ローダ・アセンブリ100とファントームは一体に接続できることが企図される。さらに、好ましい実施の一形態では、そのファントーム109は球状である。しかし、このファントームはローダ内に位置決めするか組み込むことが可能な任意の形状にできることが企図される。後部保持具(図示せず)と固定用ネット108の間にファントームが確保されるようにローダ・アセンブリ100に固定用部分210を確保している。
RFコイル・アセンブリ144に通電すると、ローダ・アセンブリ100によってRFコイル・アセンブリ144に対して電気的負荷が提供されると共に、ファントーム109によって撮像可能な物体が提供され、これによってMRシステムに対する試験及び/または較正を実行したり、この配置を用いてオペレータを訓練することができる。典型的には、ファントームの内部に収容している比較的非導電性の流体によって、励起時にNMR信号が放出される。したがって、ファントーム109は撮像可能であるがローダ・アセンブリ100は撮像可能でない。このため、ローダ・アセンブリ100を人体組織に関するRFコイル・アセンブリ負荷のシミュレーションとさせ、かつファントーム109を人体組織の撮像可能性のシミュレーションとさせている。さらに、ローダ・アセンブリ100は液体を含まないため、液体を満たしたローダと比較してサイズ及び重量が大幅に低減される。
ローダのサイズ及び重量が低減されるため、液体を包含させたローダと比べてこのローダではより取り扱いが容易になる。さらに、無液体のローダとすると、大きな磁場においてRFコイルの試験/較正が可能となる。具体的には、ローダ内の定在波のためにファントーム画像に歪みを導入させることなしに、試験及び/または較正、あるいはオペレータの訓練のために1.0Tや1.5Tを超える磁場を使用することができる。
ここで図4を参照すると、シートの形態をしていると共に発泡体から製作したローダ210を表している。あらゆる用途に理想的ではないものの、発泡体ローダは平面状のRFコイル構成と組み合わせて使用することができる。シート状ローダ210は第1のシート212と第2のシート214を含んでいる。これら第1のシート212と第2のシート214は導電性発泡体から製作している。したがって、このシート状ローダ210は、ポリマーを液化させ、この液化させたポリマー内で導電性添加物を物理的に混合させ、かつこのポリマーを発泡体になるように固化させることによって製作している。したがって、この導電性添加物は、液化させたポリマーが固化すると導電性発泡体が生成されるようにしてポリマー内に内部分散させている。この発泡体は低い誘電率を有しており、また導電性添加物は比較的高い導電率を有している。導電性発泡体を使用しているために、上述した実施形態の場合のような中実の導電性ポリマーから製作したローダと比較しても重量をさらに減少させることができる。
ファントーム216は、シート状ローダ210の第1のシート212と第2のシート214の間に配置させている。このファントーム216は楕円形である。しかし、ファントームは第1のシート212と第2のシート214に位置決めできるような任意の形状にできることが企図される。
上述したように、シート状ローダ210は平面状のRFコイル構成と組み合わせて使用することができる。平面状のRFコイル・アセンブリに通電すると、シート状ローダ210によってこの平面状のRFコイル・アセンブリに対して電気的負荷が提供されると共に、ファントーム216によって撮像可能な物体が提供され、これによってMRシステムに対する試験及び/または較正を実行したり、この配置を用いてオペレータを訓練することができる。典型的には、ファントームの内部に収容した比較的非導電性の流体によって、励起時にNMR信号が放出される。したがって、ファントーム216は撮像可能であるがシート状ローダ210は撮像可能でない。このため、シート状ローダ210を人体組織に関するRFコイル・アセンブリ負荷のシミュレーションとさせ、かつファントーム216を人体組織の撮像可能性のシミュレーションとさせている。
これらの図面は特定の実施形態に関して記述したものであることを理解されたい。すなわち、具体的な構成材料の特性は所与の実施形態に関しては好ましいものであるが、構成材料はそのローダ構成によって要求されたものではない。したがって、シート状ローダを中実の導電性ポリマーから製作することもでき、また円筒状ローダは導電性発泡体から製作することができる。
上述した発明は、RFコイルに電気的負荷を与える際に使用するためのローダを含むような装置の形で具現化できることが企図される。このローダは、ローダが液体を含まないようにポリマー内に内部分散させた導電性添加物から製作している。
上述した発明はさらに、MR装置と共に使用するためのローダを製作する方法として具現化させることも企図している。本方法は、塩基性ポリマー・マトリックスを液化すること、及びこの液化させた塩基性ポリマー・マトリックスに導電性添加物を配合させること、を含む。本方法はさらに、液化させた塩基性ポリマー・マトリックスの内部に導電性添加物を分散させること、及びMR装置のRFコイルに負荷を与える際に使用するようにローダを形成させること、を含む。
上述した発明は、MRシステムを較正する方法として具現化させることも企図している。本方法は、導電性ポリマーから製作したローダをRFコイル・アセンブリの内部に位置決めすること、及びこのRFコイル・アセンブリ内にファントームを位置決めすること、を含む。本方法はさらに較正スキャンを実施することを含む。
上述した発明は、MRI装置として具現化させることも企図している。本MRI装置は、偏向磁場を印加するようにマグネットのボアの周りに位置決めして複数の傾斜コイルを有するMRIシステムと、MR画像を収集するようにRFコイル・アセンブリに対してRF信号を送信するためのパルスモジュールによって制御を受けるRF送受信器システム及びRFスイッチと、を含んでいる。この負荷付与装置は、ポリマー内に内部分散させた導電性添加物から製作している。
本発明を好ましい実施形態について記載してきたが、明示的に記述した以外に等価、代替及び修正が可能であり、これらも添付の特許請求の範囲の域内にあることを理解されたい。
本発明と共に使用するMRイメージング・システムの概要ブロック図である。 本発明によるローダ・アセンブリの分解斜視図である。 図1のRFコイル・アセンブリの内部に図2のローダを配置し、さらにファントームをその中心に配置させている斜視図である。 発泡体から製作したローダの一例を示す図である。
符号の説明
10 MRIシステム
12 オペレータ・コンソール
13 入力デバイス
14 制御パネル
16 表示スクリーン、ディスプレイ
18 リンク
20 コンピュータ・システム
20a バックプレーン
22 画像プロセッサ・モジュール
24 CPUモジュール
26 メモリ・モジュール
28 ディスク記憶装置
30 テープ駆動装置
32 システム制御部
32a バックプレーン
34 高速シリアル・リンク
36 CPUモジュール
38 パルス発生器モジュール
40 シリアル・リンク
42 傾斜増幅器
46 スキャン室インタフェース回路
48 患者位置決めシステム
50 傾斜磁場コイル・アセンブリ
52 マグネット・アセンブリ
54 偏向用マグネット
56 RFコイル
57 ローダ
58 送受信器モジュール
60 RF増幅器
62 送信/受信スイッチ
64 前置増幅器
66 メモリ・モジュール
68 アレイ・プロセッサ
100 ローダ・アセンブリ
101 ローダ、円筒状ローダ
102 中空中心部
104 内側円筒外周
106 外側円筒外周
108 固定用ネット
109 ファントーム
110 円筒状ローダの後部
112 円筒状ローダの前部
114 張り出し部
116 張り出し部
118 張り出し部
119 固定具
120 後部保持具
122 固定具
124 固定具
126 固定具
128 開口
130 開口
132 開口
134 第1の支持葉状部
136 第2の支持葉状部
138 前部支持体
140 固定具
142 固定具
144 RFコイル・アセンブリ
146 土台部
210 シート状ローダ
212 第1のシート
214 第2のシート
216 ファントーム

Claims (10)

  1. RFコイル(56、144)に電気的負荷を与える際に使用する装置であって、ポリマー内に内部分散させた導電性添加物からなる、液体を含まないローダ(100、210)を備える装置。
  2. 前記導電性添加物が金属繊維、炭素粉末、炭素繊維及び炭素ナノチューブのうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ポリマーが低い誘電率を有しており、かつ前記導電性添加物が比較的高い導電率を有している、請求項1に記載の装置。
  4. 前記ローダ(100)が円筒形状(101)をしている、請求項1に記載の装置。
  5. 前記ローダ(210)がシート状(212、214)である、請求項1に記載の装置。
  6. 前記ローダが中空の中心部(102)を有すると共に、その内部に配置させたファントーム(109、216)を保持するように構成されている、請求項1に記載の装置。
  7. 前記ファントーム(109、216)がその内部に液体を有すると共に、前記ローダから取外し可能である、請求項6に記載の装置。
  8. 前記ファントーム(109、216)が前記ローダ(100、210)内に一体に配置されており、前記ローダ(100、210)がRFコイル(56、144)の内部に位置決めされており、かつ前記RFコイル(56、144)がMRI装置(10)の内部に位置決めされている、請求項1に記載の装置。
  9. 前記ローダ(101)をその内部に有しているローダ・アセンブリ(100)をさらに備えると共に、前記ローダ・アセンブリ(100)は、第1及び第2の端部(110、112)とその内部を通過するファントーム(109)の動きを抑制するために該第1の端部(112)に位置決めしている保持具(120)とを有している、請求項1に記載の装置。
  10. さらに、前記ローダ(101)を支持するためにその各々が外方に延びる葉状部(134、136)をその上に有しているような、前記ローダ(101)の外径部(106)に接続させた前部支持体(136)及び後部支持体(134)を備える請求項1に記載の装置。
JP2004109823A 2003-04-04 2004-04-02 Rfコイルへの電気負荷付与装置 Expired - Fee Related JP4680527B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/249,390 US7081752B2 (en) 2003-04-04 2003-04-04 System and method of electrically loading radio-frequency coils using conductive polymers

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004305745A true JP2004305745A (ja) 2004-11-04
JP2004305745A5 JP2004305745A5 (ja) 2010-01-07
JP4680527B2 JP4680527B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=33029559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004109823A Expired - Fee Related JP4680527B2 (ja) 2003-04-04 2004-04-02 Rfコイルへの電気負荷付与装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7081752B2 (ja)
JP (1) JP4680527B2 (ja)
DE (1) DE102004017044B4 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136586A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Mri用ファントムの電気的ロード調整方法およびmri用ファントム装置
JP2009544432A (ja) * 2006-07-28 2009-12-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Mriファントムにおいて誘電共振効果を減少するミセル溶液
JP2018183476A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 磁気共鳴イメージング装置及びその調整方法
JP7429397B2 (ja) 2019-05-10 2024-02-08 エムアールアイ-スター - マグネティック レゾナンス インスティテュート フォー セイフティー テクノロジー アンド リサーチ ゲーエムベーハー Mr断層撮影装置の画質を解析および監視するための試験体

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7714577B2 (en) * 2005-10-18 2010-05-11 Tursiop Technologies Llc Method and apparatus for high-gain magnetic resonance imaging
DE102007028859B4 (de) * 2007-06-22 2010-09-30 Josef Lindthaler Vorrichtung zur Kontaktbelichtung einer Druckform
DE102007048970A1 (de) * 2007-10-12 2009-04-23 Siemens Ag B0-Feld-Drift-Korrektur bei einer magnetresonanztomographisch erstellten Temperaturkarte
US8633706B2 (en) * 2008-06-20 2014-01-21 Koninklijke Philips N.V. Electronic load simulator device for testing RF coils
US9201127B2 (en) * 2010-11-26 2015-12-01 General Electric Company Apparatus for automatically testing and tuning radio frequency coil
US10145928B2 (en) * 2013-11-28 2018-12-04 Medimagemetric LLC Differential approach to quantitative susceptibility mapping without background field removal

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59228832A (ja) * 1983-06-10 1984-12-22 旭化成株式会社 画像解析用フアント−ム
JPS62186853A (ja) * 1986-02-07 1987-08-15 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 核磁気共鳴走査装置の性能評価用フアントム
JPS6456043A (en) * 1987-08-27 1989-03-02 Nippon Oil Co Ltd Preparation of phantom for nmr diagnosis
JPH04164436A (ja) * 1990-10-29 1992-06-10 Shimadzu Corp Mri用ファントム装置
JPH0659007A (ja) * 1992-06-22 1994-03-04 Philips Electron Nv 磁気共鳴装置において電気的負荷をシミュレートするためのファントム
JPH06209916A (ja) * 1993-01-18 1994-08-02 Toshiba Medical Eng Co Ltd 磁気共鳴イメージング用rfコイルユニット
JPH09266892A (ja) * 1996-04-01 1997-10-14 Jeol Ltd Esrイメージング用ファントム及びファントム固定具
JPH10170454A (ja) * 1996-12-09 1998-06-26 Yoshihisa Futagawa ドライファントム

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4551678A (en) * 1982-11-26 1985-11-05 Morgan Tommie J Phantom for nuclear magnetic resonance machine
US4692704A (en) * 1986-02-06 1987-09-08 Mayo Medical Resources Slice thickness and contiguity phantom for a magnetic resonance imaging scanner
FR2601459B1 (fr) * 1986-07-08 1988-08-05 Thomson Cgr Fantome de machine de rmn et procede de mesure des caracteristiques d'un champ magnetique utilisant un tel fantome
US4818943A (en) * 1986-12-05 1989-04-04 New York University Phantom for imaging systems
US4777442A (en) * 1987-08-12 1988-10-11 University Of Pittsburgh NMR quality assurance phantom
US4888555A (en) * 1988-11-28 1989-12-19 The Board Of Regents, The University Of Texas Physiological phantom standard for NMR imaging and spectroscopy
US5285787A (en) * 1989-09-12 1994-02-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for calculating coordinate data of desired point in subject to be examined
US5036280A (en) * 1990-02-13 1991-07-30 Mri Technologies Phantom for magnetic resonance imaging system
US5227727A (en) * 1991-06-20 1993-07-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Radio-frequency magnetic field regulating apparatus for magnetic resonance imaging
US5233992A (en) * 1991-07-22 1993-08-10 Edison Biotechnology Center MRI method for high liver iron measurement using magnetic susceptibility induced field distortions
JPH07136146A (ja) * 1993-06-24 1995-05-30 Toshiba Corp Mri装置
US6720766B2 (en) * 1995-04-14 2004-04-13 Kevin J. Parker Thin film phantoms and phantom systems
US5799059A (en) * 1996-07-30 1998-08-25 Stembridge; James H. Phantom and method for accuracy and repeatability testing of positional mechanisms of computer assisted tomography and magnetic resonance imaging systems
WO1999033397A1 (fr) * 1996-08-26 1999-07-08 Sumitomo Special Metals Co., Ltd. Generateur de champ magnetique pour irm
US5793835A (en) * 1997-03-19 1998-08-11 Blanck; Cheryl A. Quality assurance phantom for tomography and method of use
US6304769B1 (en) * 1997-10-16 2001-10-16 The Regents Of The University Of California Magnetically directable remote guidance systems, and methods of use thereof
US6018600A (en) * 1998-04-15 2000-01-25 Arch Development Corp. Sampling and reconstruction of signals and images including MR images of multiple regions
US6255816B1 (en) * 1998-10-20 2001-07-03 The Ohio State University Electromagnetic resonator devices and systems incorporating same, resonance and imaging methods
US5923235A (en) * 1998-10-23 1999-07-13 General Electric Company Shim assembly for a pole face of a magnet
DE19852324C2 (de) * 1998-11-12 2000-11-16 Siemens Ag Phantom zur Messung von Schichtempfindlichtkeitsprofilen und der axialen Modulationstransferfunktion (MTF) an einem Röntgencomputertomographen
US6409515B1 (en) * 1999-08-03 2002-06-25 General Electric Company Imaging system phantom
US6275129B1 (en) * 1999-10-26 2001-08-14 General Electric Company Shim assembly for a magnet and method for making
KR100416947B1 (ko) * 2000-11-07 2004-01-31 동보시스템 주식회사 자기 공명 영상장치의 고주파 코일
US6984982B2 (en) * 2002-07-29 2006-01-10 Ge Medical Systems Global Technology Company Llc Method and system for shimming an MRI magnet assembly

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59228832A (ja) * 1983-06-10 1984-12-22 旭化成株式会社 画像解析用フアント−ム
JPS62186853A (ja) * 1986-02-07 1987-08-15 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 核磁気共鳴走査装置の性能評価用フアントム
JPS6456043A (en) * 1987-08-27 1989-03-02 Nippon Oil Co Ltd Preparation of phantom for nmr diagnosis
JPH04164436A (ja) * 1990-10-29 1992-06-10 Shimadzu Corp Mri用ファントム装置
JPH0659007A (ja) * 1992-06-22 1994-03-04 Philips Electron Nv 磁気共鳴装置において電気的負荷をシミュレートするためのファントム
JPH06209916A (ja) * 1993-01-18 1994-08-02 Toshiba Medical Eng Co Ltd 磁気共鳴イメージング用rfコイルユニット
JPH09266892A (ja) * 1996-04-01 1997-10-14 Jeol Ltd Esrイメージング用ファントム及びファントム固定具
JPH10170454A (ja) * 1996-12-09 1998-06-26 Yoshihisa Futagawa ドライファントム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009544432A (ja) * 2006-07-28 2009-12-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Mriファントムにおいて誘電共振効果を減少するミセル溶液
JP2008136586A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Mri用ファントムの電気的ロード調整方法およびmri用ファントム装置
JP2018183476A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 磁気共鳴イメージング装置及びその調整方法
JP7429397B2 (ja) 2019-05-10 2024-02-08 エムアールアイ-スター - マグネティック レゾナンス インスティテュート フォー セイフティー テクノロジー アンド リサーチ ゲーエムベーハー Mr断層撮影装置の画質を解析および監視するための試験体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4680527B2 (ja) 2011-05-11
DE102004017044B4 (de) 2013-12-12
DE102004017044A1 (de) 2004-10-21
US20040196040A1 (en) 2004-10-07
US7081752B2 (en) 2006-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5624300B2 (ja) 多核mri/mrs用のハイブリッドバードケージ−tem無線周波数(rf)コイル
Ibrahim et al. Dielectric resonances and B1 field inhomogeneity in UHFMRI: computational analysis and experimental findings
US20030220559A1 (en) Fiducial markers for MRI
US20090251144A1 (en) Magnetic resonance imaging system and method
CN103083020B (zh) 磁共振成像设备及其控制方法
WO2002039133A1 (en) Magnetic resonance imaging device for operation in external static magnetic fields
US8049497B2 (en) MRI RF encoding using multiple transmit coils
US6590392B2 (en) Switchable FOV coil assembly having end saddle coils
US8583213B2 (en) Combined MR imaging and tracking
JP4680527B2 (ja) Rfコイルへの電気負荷付与装置
US10359487B2 (en) Zero echo time MR imaging
US7054675B2 (en) Customized spatial saturation pulse sequence for suppression of artifacts in MR images
JP2000241519A (ja) 垂直磁場mri用のrfコイルアレイ装置
EP2291671B1 (en) Electronic load simulator device for testing rf coils
US20130134972A1 (en) Method and system for b1 field mapping in magnetic resonance imaging
US8274283B2 (en) Method and apparatus for diffusion tensor magnetic resonance imaging
JP2004283587A (ja) 均一性増強材料を埋め込んだrfコイル
US6462544B1 (en) Magnetic resonance imaging apparatus
KR101480413B1 (ko) B1 정보 획득 방법 및 장치
JP2007260001A (ja) 磁気共鳴イメージング装置および撮像方法
US7358727B1 (en) Truncated MR imaging with fractional readout FOV useful for breast and spine imaging
US20050043613A1 (en) System and method to reduce artifacts and improve coverage in mr spectroscopy
JPH10262947A (ja) 磁気共鳴検査装置
JP3369586B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
Glover Hardware for functional MRI

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070326

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091112

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091112

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100622

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4680527

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees