JP2004305231A - 内視鏡用クリップ装置 - Google Patents

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【課題】患部に対するクリップの食いつき状態が不十分な場合等にはクリップを再度開いてクリッピング操作を何回でもやり直すことができる内視鏡用クリップ装置を提供すること。
【解決手段】クリップ閉じ筒体15を側方から係脱させることができてクリップ閉じ筒体15に対して軸線方向移動が規制された状態に係合する閉じ筒体受け3を可撓性シース2の先端に取り付け、クリップ閉じ筒体15を閉じ筒体受け3に係合させた状態で操作ワイヤ4と可撓性シース2とを相対的に軸線方向に進退させることにより、クリップ11がクリップ閉じ筒体15内において前後に移動してクリップ11の開閉を繰り返すことができるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内視鏡の処置具挿通チャンネルに通して使用されて、体内の止血、結紮或いはマーキング等を行うために用いられる内視鏡用クリップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡用クリップ装置は一般に、開閉自在なクリップを閉じた状態に維持するためのクリップ閉じ筒体がクリップの後端側の部分に被嵌されて留置クリップユニットを形成し、可撓性シース内に軸線方向に進退自在に挿通配置された操作ワイヤの先端がクリップの後端部に連結されている。
【0003】
そして、クリップを開いた状態にしてから操作ワイヤを基端側から牽引することにより、可撓性シースの先端部分においてクリップがクリップ閉じ筒体内に引き込まれて閉じた状態になる(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−191609
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の内視鏡用クリップ装置においては、操作ワイヤを基端側から牽引すると、クリップ閉じ筒体がシースの先端部材に当接することによりその軸線方向移動が規制されて、クリップがクリップ閉じ筒体内に引き込まれるようになっている。
【0006】
しかし、その状態から操作ワイヤを押し込むと、クリップ閉じ筒体がシースの先端から離れてクリップと共に移動してしまうので、一旦操作ワイヤを牽引してクリップを閉じた状態にすると、二度とクリップを開いた状態に戻すことができない。
【0007】
そのため、患部に対するクリップの食いつき状態が不十分な場合等でもクリッピングのやり直しをすることができず、そのまま放置せざるを得なくなってしまう場合があった。
【0008】
そこで本発明は、患部に対するクリップの食いつき状態が不十分な場合等にはクリップを再度開いてクリッピング操作を何回でもやり直すことができる内視鏡用クリップ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用クリップ装置は、開閉自在なクリップを閉じた状態に維持するためのクリップ閉じ筒体がクリップの後端側の部分に軸線方向に移動自在に被嵌されると共に、可撓性シース内に軸線方向に進退自在に挿通配置された操作ワイヤの先端部分がクリップの後端部に分離可能に連結されて、操作ワイヤを基端側から牽引することにより、可撓性シースの先端部分においてクリップがクリップ閉じ筒体内に引き込まれて閉じ、さらに操作ワイヤを牽引することによりクリップと連結部材との連結状態が解除されるように構成された内視鏡用クリップ装置において、クリップ閉じ筒体を側方から係脱させることができてクリップ閉じ筒体に対して軸線方向移動が規制された状態に係合する閉じ筒体受けを可撓性シースの先端に取り付け、クリップ閉じ筒体を閉じ筒体受けに係合させた状態で操作ワイヤと可撓性シースとを相対的に軸線方向に進退させることにより、クリップがクリップ閉じ筒体内において前後に移動してクリップの開閉を繰り返すことができるようにしたものである。
【0010】
なお、閉じ筒体受けが、クリップ閉じ筒体に被嵌される円筒状部材を半周分切除した形状に形成されていて、クリップ閉じ筒体の外周面と閉じ筒体受けの内周面とに、相互に係合する段部が形成されていてもよい。
【0011】
そして、クリップの後端部分が筒状に形成されて、その筒状部に後方から挿脱自在な連結部材が操作ワイヤの先端に取り付けられると共に、連結部材に対して弾力的に係脱する係合クリック部が筒状部に形成されていてもよい。
【0012】
また、クリップ閉じ筒体と閉じ筒体受けとが互いに係合した状態において、クリップ閉じ筒体と閉じ筒体受けとが一定範囲内において軸線方向に相対的に進退自在であってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図2と図3は留置クリップユニット10を示しており、図2は、留置クリップユニット10の側面部分断面図、図3は留置クリップユニット10を前方から見た状態の正面図である。
【0014】
この実施例においては、3個のクリップ爪11が、それらの後端部A付近を弾性変形させることにより後端部A付近を基点に開閉するように、中心軸線の周囲に略120°間隔で広がった形状に配置されて、後端部に設けられた筒状連結部12(筒状部)において互いに連結されている。
【0015】
図4は、そのようなクリップ爪11と筒状連結部12が形成された部品を単体で示しており、筒状連結部12は超弾性合金やばね性のあるステンレス鋼管材等のパイプ材からなる素材をそのまま用いた円筒状のものであり、後端側(図4において上方の端部)は開放されている。
【0016】
三つのクリップ爪11は、全てのクリップ爪11が後端部Aで筒状連結部12とつながった状態になるように、筒状連結部12と同じ素材パイプから筒状連結部12と一つながりに形成されて、常態において先端側が広がった形状になるように各々が後端部Aにおいて曲げられ、各クリップ爪11の先端部分は鉤状に内方に折り曲げられている。
【0017】
13は、後述する連結部材5に対して係合させるための係合クリック部であり、板バネ状になるように、筒状連結部12を平行な一対のスリ割りによって後方から切り分けて、筒状連結部12及びクリップ爪11と一体に形成されている。
【0018】
係合クリック部13の後端近傍には、断面図である図2に示されるように、内方に向かって突出する内方突起13aが形成されている。なお、この実施例においては係合クリック部13が120°間隔で三箇所に形成されているが、少なくとも一か所に形成されていればよい。
【0019】
図2及び図3に示されるように、筒状連結部12には、留置クリップユニット10を構成するもう一つの部品である例えばステンレス鋼管材からなるクリップ閉じ筒体15が、軸線方向にスライド自在に後方から被嵌されている。クリップ閉じ筒体15の外周面には、後述する閉じ筒体受け3の内面凸部3aと係合させるための円周溝15aが形成されている。
【0020】
筒状連結部12とクリップ閉じ筒体15とは、相対的にスライド移動させるのにある程度の力を加える必要があるように弾力的に摩擦係合しており、クリップ閉じ筒体15を筒状連結部12側からクリップ爪11に被さる状態に移動させることにより、クリップ爪11が弾性変形して閉じた状態に保持される。
【0021】
このようにして、3個のクリップ爪11の全てを後端部A側において一つながりに連結している筒状連結部12に対して後方からクリップ閉じ筒体15を被嵌して、留置クリップユニット10が構成されている。
【0022】
図1は、留置クリップユニット10が内視鏡用クリップ装置の先端部分に装填された使用準備状態を示している。内視鏡用クリップ装置の先端部分には、例えばステンレス鋼線を一定の径で密着巻きしたコイルパイプ製の可撓性のシース2の先端に円筒状の閉じ筒体受け3が固着されていて、その閉じ筒体受け3にクリップ閉じ筒体15が支持されている。なお、シース2は超弾性合金パイプ等によって形成してもよい。
【0023】
閉じ筒体受け3は、留置クリップユニット10が取り付けられていない状態の斜視図である図5にも図示されるように、クリップ閉じ筒体15に被嵌される円筒状部材を半周分切除した形状に形成されており、閉じ筒体受け3の先端部分の内周面には、クリップ閉じ筒体15の外周面の円周溝15aと係合する内面凸部3aが半周にわたって突出形成されている。
【0024】
その結果、閉じ筒体受け3に対してクリップ閉じ筒体15を側方から係脱させることができ、閉じ筒体受け3の内面凸部3aをクリップ閉じ筒体15の円周溝15aに嵌め込むことにより、図1に示されるように、双方の段部が当接し合って、クリップ閉じ筒体15が閉じ筒体受け3に対して軸線方向に移動できない状態に係合する。
【0025】
シース2内には、操作ワイヤ4が軸線方向に進退自在に挿通配置されていて、シース2の基端に連結された図示されていない操作部から、操作ワイヤ4を進退操作することができる。
【0026】
操作ワイヤ4の先端には、クリップ閉じ筒体15が被せられていない状態の時に筒状連結部12に対して後方から係脱自在な連結部材5が連結・固着されている。
【0027】
連結部材5は、頭部が丸められた円柱状に形成された先側半部が筒状連結部12内に緩く嵌合し、中間部分には、係合クリック部13に形成された内方突起13aが係合する括れ部5aが形成されている。
【0028】
その結果、係合クリック部13にクリップ閉じ筒体15が被さっている時は係合クリック部13と括れ部5aとの係合が外れず、クリップ閉じ筒体15が被さっていない状態の時に、係合クリック部13を外側に弾性変形させることにより内方突起13aと括れ部5aとを係脱させることができる。
【0029】
6は、操作部側から単独で軸線方向に進退させることができるようにシース2に全長にわたって被嵌された、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブ等からなる外套管であり、図1に示されるようにクリップ爪11部分にまで被嵌することができる。ただし、外套管6を超弾性合金パイプ等で形成してもよい。
【0030】
図6ないし図8は、内視鏡用クリップ装置を図1に示される使用準備状態にするまでの、留置クリップユニット10の取り付け作業の手順を示しており、その前に、図5に示されるように、留置クリップユニット10側において、係合クリック部13が露出する程度にクリップ閉じ筒体15を前方寄りにスライドさせ、それによってクリップ爪11が閉じられた状態にしておく。
【0031】
そして、図6に示されるように閉じ筒体受け3の内面凸部3aを側方からクリップ閉じ筒体15の円周溝15aに嵌め込み、次いで、図7に示されるように、基端側からシース2に対して操作ワイヤ4を相対的に押し込むと、内方突起13aが連結部材5の外周面と干渉するが、係合クリック部13が外側に押し広げられた状態に弾性変形することで、連結部材5が筒状連結部12内に入っていく。
【0032】
そのようにして、図8に示されるように内方突起13aが括れ部5aの位置まで達すると、係合クリック部13が自己の弾性によって元の広がっていない形状に戻り、内方突起13aが括れ部5a内に落ち込んだ状態に係合する。
【0033】
そこで、外套管6を基端側から前方に押し出すことにより。図1に示されるように、全体に外套管6が被さった使用準備状態になリ、その状態で内視鏡の処置具挿通チャンネルに通される。
【0034】
図9ないし図12は、体内における使用状態を示しており、内視鏡用クリップ装置の先端部分を内視鏡の処置具挿通チャンネルから突き出して、図9に示されるように、クリッピングの対象となる患部100にクリップ爪11を向ける。
【0035】
そして、シース2に対して操作ワイヤ4を前方に押し込む(又は、操作ワイヤ4に対してシース2を基端側に引っ張る)ことにより、クリップ爪11が、クリップ閉じ筒体15から抜け出て自己の弾性により開いた形状になる。またそれと同時に、係合クリック部13にクリップ閉じ筒体15が被さって連結部材5との係合が外れない状態になる。
【0036】
そこで、3個のクリップ爪11の先端で患部100を囲んだら、図10に示されるように、シース2に対して操作ワイヤ4を後方から牽引操作する(又は、操作ワイヤ4に対してシース2を押し込む)。
【0037】
それによって、閉じ筒体受け3で押さえられているクリップ閉じ筒体15内にクリップ爪11が後端部A側から嵌め込まれてクリップ爪11が窄められ、患部100をクリッピングすることができる。また、その動作に伴って係合クリック部13部分がクリップ閉じ筒体15の後端から抜け出た位置に移動する。
【0038】
そして、その際のクリッピングの状態が不完全だった場合には、再びシース2に対して操作ワイヤ4を前方に押し込む(又は、操作ワイヤ4に対してシース2を基端側に引っ張る)ことにより、図9に示されるようにクリップ爪11が自己の弾性によって開いた形状に戻る。
【0039】
これは、クリップ閉じ筒体15の軸線方向移動が閉じ筒体受け3によって規制されているから可能になったことであり、患部100に対して満足のいくクリッピング状態になるまでクリップ爪11の開閉を何回でも繰り返すことができる。
【0040】
なお、操作ワイヤ4を押し込んだ際に、その先端の連結部材5が筒状連結部12をクリップ閉じ筒体15内から押し出してしまわないように、連結部材5の外周面に形成された段部がクリップ閉じ筒体15の後端に当接して、連結部材5の前進を止めるようになっている。
【0041】
そのようにして、満足のいくクリッピング状態になったら、シース2に対して操作ワイヤ4を後方に強く牽引操作する(又は、シース2を強く押し込む)と、係合クリック部13の部分にクリップ閉じ筒体15が被さらない状態になっているので、図11に示されるように、係合クリック部13が外方に弾性変形して、連結部材5の括れ部5aと係合クリック部13の内方突起13aとの係合が外れる。
【0042】
そして、シース2と外套管6の先端部分を少し左右に揺さぶることにより、図12に示されるように、留置クリップユニット10が患部100をクリッピングした状態で体内に留置され、外側から摩擦係合するクリップ閉じ筒体15により押さえられたクリップ爪11が閉じた状態を保持する。
【0043】
図13ないし図16は本発明の第2の実施例を示しており、図13に示されるように、クリップ閉じ筒体15の円周溝15aの幅(軸線方向長さ)Mを閉じ筒体受け3の内面凸部3aの幅(軸線方向長さ)Nに比べて大きくして、クリップ閉じ筒体15と閉じ筒体受け3とが係合した状態においてクリップ閉じ筒体15と閉じ筒体受け3とが軸線方向に相対的に進退自在にしたものである。
【0044】
ただし、その進退範囲は円周溝15aの幅Mと内面凸部3aの幅Nとの差分に限定されており、クリップ閉じ筒体15が軸線方向に移動して閉じ筒体受け3から離脱する状態にはならない。なお、その他の部分の構成は第1の実施例と同じである。
【0045】
このように構成することにより、図14及び図15に示されるように、操作ワイヤ4を押し引きすると、連結部材5が閉じ筒体受け3に対して軸線方向に一定長スライドしてからクリップ爪11が開閉するが、図16に示される使用準備状態における内視鏡用クリップ装置の先端硬質部長(クリップ爪11の先端と連結部材5の基端との間の長さ)Lを短くして、内視鏡の処置具挿通チャンネルへの挿通能を高めることができる。
【0046】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば操作ワイヤ4は、単線や撚り線だけでなく、中空のチューブ状のもの等であっても差し支えない。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、クリップ閉じ筒体を閉じ筒体受けに係合させた状態で操作ワイヤと可撓性シースとを相対的に軸線方向に進退させることにより、クリップがクリップ閉じ筒体内において前後に移動してクリップの開閉を繰り返すことができるので、患部に対するクリップの食いつき状態が不十分な場合等にはクリップを再度開いてクリッピング操作を何回でもやり直すことができ、常に術者の満足のいく高レベルのクリッピング処置を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の内視鏡用クリップ装置の使用準備状態の側面断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例の留置クリップユニットの側面部分断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例の留置クリップユニットを前方から見た正面図である。
【図4】本発明の第1の実施例のクリップ爪と筒状連結部と係合クリック部の一体化部品の斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施例の留置クリップユニットが閉じ筒体受けに取り付けられていない状態の斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施例の内視鏡用クリップ装置を図1に示される使用準備状態にするまでの、留置クリップユニットの取り付け作業の手順を示す側面断面図である。
【図7】本発明の第1の実施例の内視鏡用クリップ装置を図1に示される使用準備状態にするまでの、留置クリップユニットの取り付け作業の手順を示す側面断面図である。
【図8】本発明の第1の実施例の内視鏡用クリップ装置を図1に示される使用準備状態にするまでの、留置クリップユニットの取り付け作業の手順を示す側面断面図である。
【図9】本発明の第1の実施例の内視鏡用クリップ装置が使用される際の状態を示す側面断面図である。
【図10】本発明の第1の実施例の内視鏡用クリップ装置が使用される際の状態を示す側面断面図である。
【図11】本発明の第1の実施例の内視鏡用クリップ装置が使用される際の状態を示す側面断面図である。
【図12】本発明の第1の実施例の内視鏡用クリップ装置が使用される際の状態を示す側面断面図である。
【図13】本発明の第2の実施例の留置クリップユニットが閉じ筒体受けに取り付けられていない状態の斜視図である。
【図14】本発明の第2の実施例の内視鏡用クリップ装置が使用される際の状態を示す側面断面図である。
【図15】本発明の第2の実施例の内視鏡用クリップ装置が使用される際の状態を示す側面断面図である。
【図16】本発明の第2の実施例の内視鏡用クリップ装置の使用準備状態の側面断面図である。
【符号の説明】
2 シース
3 閉じ筒体受け
3a 内面凸部
4 操作ワイヤ
5 連結部材
5a 括れ部
6 外套管
10 留置クリップユニット
11 クリップ爪
12 筒状連結部
13 係合クリック部
13a 内方突起
15 クリップ閉じ筒体
15a 円周溝

Claims (4)

  1. 開閉自在なクリップを閉じた状態に維持するためのクリップ閉じ筒体が上記クリップの後端側の部分に軸線方向に移動自在に被嵌されると共に、可撓性シース内に軸線方向に進退自在に挿通配置された操作ワイヤの先端部分が上記クリップの後端部に分離可能に連結されて、上記操作ワイヤを基端側から牽引することにより、上記可撓性シースの先端部分において上記クリップが上記クリップ閉じ筒体内に引き込まれて閉じ、さらに上記操作ワイヤを牽引することにより上記クリップと上記連結部材との連結状態が解除されるように構成された内視鏡用クリップ装置において、
    上記クリップ閉じ筒体を側方から係脱させることができて上記クリップ閉じ筒体に対して軸線方向移動が規制された状態に係合する閉じ筒体受けを上記可撓性シースの先端に取り付け、
    上記クリップ閉じ筒体を上記閉じ筒体受けに係合させた状態で上記操作ワイヤと上記可撓性シースとを相対的に軸線方向に進退させることにより、上記クリップが上記クリップ閉じ筒体内において前後に移動して上記クリップの開閉を繰り返すことができるようにしたことを特徴とする内視鏡用クリップ装置。
  2. 上記閉じ筒体受けが、上記クリップ閉じ筒体に被嵌される円筒状部材を半周分切除した形状に形成されていて、上記クリップ閉じ筒体の外周面と上記閉じ筒体受けの内周面とに、相互に係合する段部が形成されている請求項1記載の内視鏡用クリップ装置。
  3. 上記クリップの後端部分が筒状に形成されて、その筒状部に後方から挿脱自在な連結部材が上記操作ワイヤの先端に取り付けられると共に、上記連結部材に対して弾力的に係脱する係合クリック部が上記筒状部に形成されている請求項1又は2記載の内視鏡用クリップ装置。
  4. 上記クリップ閉じ筒体と上記閉じ筒体受けとが互いに係合した状態において、上記クリップ閉じ筒体と上記閉じ筒体受けとが一定範囲内において軸線方向に相対的に進退自在である請求項1、2又は3記載の内視鏡用クリップ装置。
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