JP2004304671A - 伝送路遅延調整機能を有する伝送装置および伝送システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】伝送路の冗長構成を有するリングネットワークに使用され、リングネットワークの伝送帯域に空きチャネルが存在することを前提とし、冗長構成の複数の伝送路信号の伝送遅延時間差がリングネットワークを1周回する伝送時間の二分の一より大きい場合に、遅延の小さい伝送路信号がリングネットワークを周回することで伝送路遅延時間を調整する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は無瞬断切換え機能を実現するために伝送路信号の遅延を調整する機能を備えた伝送装置に関し、特に複数の該伝送装置によりリング状に構成され、BLSR(bi−directional line switched ring)等のプロテクション機能により伝送路信号の冗長構成を有するリングネットワークにおいて、伝送路経路長の差異によって生じる冗長化された伝送路信号の位相差を吸収するために、遅延の少ない伝送路信号を該リングネットワークを1周回することで伝送路信号の遅延差を調整する伝送装置および伝送システムに関する。
【0002】
今日の情報流通社会における地域系リングネットワークでは、インターネット等の通信需要を見込んで、該リングネットワークの広範囲化のため、伝送速度の高速化や伝送路のWDM(wavelength division multiplexing:波長分割多重)化による伝送容量の大容量化が進んでいる。また、該リングネットワークの高信頼性等から支障移転等の工事の時に必要となる伝送路の無瞬断切換え機能が求められている。
【0003】
【従来の技術】
無瞬断切換え機能は、冗長構成の2本の伝送路信号の内、伝送路遅延が小さい伝送路信号に対しメモリ等で遅延を付加して該2本の伝送路信号の位相を等しくすることで実現している。
前記伝送路遅延量の差をメモリによって伝送路信号に遅延を付加する際に、装置内の信号遅延を最小にする技術が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
図10は、従来の伝送路遅延制御を説明するシステム構成図であり、伝送装置100,200,300,400,500,600、各伝送装置間で遅延時間を有する伝送路によってリング状に接続されている。各伝送装置間の伝送路遅延は、伝送装置100から右回りで伝送装置200に接続する伝送路遅延R1T、伝送装置200から右回りで伝送装置300に接続する伝送路遅延R2T、同様に伝送路遅延R3T,R4T,R5T、そして、伝送装置600から右回りで伝送装置100に接続する伝送路遅延R6T、また、伝送装置100から左回りで伝送装置600に接続する伝送路遅延L6T、伝送装置600から左回りで伝送装置500に接続する伝送路遅延L5T、同様に伝送路遅延L4T,L3T,L2T、そして、伝送装置200から左回りで伝送装置100に接続する伝送路遅延L1Tを表している。
【0005】
図10では、伝送装置100から伝送装置500に向けたパスに信号Aを送信し、伝送装置500では、伝送装置100〜R1T〜伝送装置200〜R2T〜伝送装置300〜R3T〜伝送装置400〜R4T〜伝送装置500の経路となる右回り回線からの伝送路信号と、伝送装置100〜L6T〜伝送装置600〜L5T〜伝送装置500の経路となる左回り回線からの伝送路信号を遅延調整部501で信号位相を合わせ、SW部502で伝送装置100と伝送装置500間のパスの切り換えを行うことでパスの無瞬断切換えを実現している。
【0006】
図11は従来の伝送路遅延制御を説明する伝送装置の機能構成図である。右回り回線が伝送装置を通過する(以降、THRと記載する。)パスはO/E部130、DMUX部140、ADM部110、MUX部150、E/O部160を、左回り回線が伝送装置をTHRするパスはO/E部131、DMUX部141、ADM部110、MUX部151、E/O部161を介する。
【0007】
右回り回線が伝送装置に落ちる(以降、DROPと記載する。)パスはO/E部130で光電気変換し、DMUX部140でチャネル毎に分離し、ADM部110でDROPされ遅延調整部120に入力され、MF同期部121でマルチフレーム同期が執られる。同様に、左回り回線が伝送装置にDROPするパスはO/E部131、DMUX部141を介しADM部110にてDROPされ遅延調整部120に入力され、MF同期部122でマルチフレーム同期が執られる。該MF同期部121,122で検出されたマルチフレーム位相により、遅延差検出部123で該マルチフレーム位相の差を検出する。図10の場合では、右回り回線の伝送路遅延量はR1T+R2T+R3T+R4T、左回り回線の伝送路遅延量はL6T+L5Tとなる。該遅延差検出部123では伝送路遅延差(R1T+R2T+R3T+R4T)−(L6T+L5T)を検出することによって、伝送路遅延が小さい回線に対してメモリ制御部124で該伝送路遅延差に相当する遅延を付加することでマルチフレーム位相を合わせ、SW部125によりパスの切り換えを行うことでパスの無瞬断切換えを実現する。
【0008】
なお、図11のADM部110にて伝送装置が受信するリング伝送路に収容されているパスがリング伝送路に送信され伝送装置を通過するパスをTHRパスと記載し、伝送装置が受信するリング伝送路に収容されているパスが該伝送装置配下の回線に落ちるパスをDROPパスと記載する。
上記の様に、無瞬断切換えを実現するために、伝送装置はDROPパス毎に伝送路遅延差を吸収するためのメモリを備える必要があり、該メモリは1つのパスに対し最悪の場合を想定しリング1周回分の伝送路遅延を吸収するメモリ容量が必要となる。該最悪の場合は、DROPパスが伝送装置100〜伝送装置600間で張られており、L6Tが極めて小さい場合であり、この場合、伝送路遅延差=R1T+R2T+R3T+R4T+R5T−L6T≒リング1周回の伝送時間、との関係になる。
【0009】
【特許文献1】
特許第2735437号公報「無瞬断切替装置」
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
以上記載したように、リングネットワークの伝送容量が増大すると伝送路遅延調整機能を有する伝送装置が取り扱うパスの総容量も増大するため、無瞬断切換えを実現するためにますます大容量のメモリを備えることが必要となり、伝送装置のハード規模、消費電力の増加を誘発している。
【0011】
本発明は、伝送路経路長の差異によって生じる冗長化された伝送路信号の位相差を吸収するために、伝送路遅延の少ない伝送路信号をリングネットワーク上を周回することで伝送路信号の遅延差を調整する伝送装置および伝送システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
第一の発明は、伝送路信号の冗長構成を有するリングネットワークに使用され無瞬断切換え機能を実現するために、伝送路信号の遅延を調整する機能を有する伝送装置において、
リングネットワークを1周回する伝送時間を測定する手段と、冗長構成の複数の伝送路信号の伝送遅延時間差が該リングネットワークを1周回する伝送時間の二分の一より大きい場合に、該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が小さい伝送路信号を予め割り当てたチャネルを使用して該リングネットワークを周回する手段と、該予め割り当てたチャネルを使用してリングネットワークを周回した伝送路信号と該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が大きい伝送路信号との無瞬断切換えを行う手段とを有することを特徴とする伝送装置である。
【0013】
第一の発明によれば、冗長構成の複数の伝送路信号の伝送遅延時間差がリングネットワークを1周回する伝送時間の二分の一より大きい場合に、予め割り当てたチャネルを周回した伝送路信号と該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が大きい伝送路信号との無瞬断切換えを行うことになり、また、該周回する伝送路信号をリングネットワークシステムにおいて予め割り当てた周回するためのチャネルを使用することにより、伝送装置が備える伝送路遅延差を調整するメモリ容量が従来の二分の一になり、ハード規模を軽減できる伝送装置を提供することが可能となる。
【0014】
第二の発明は、第一の発明に記載の伝送装置において、
前記冗長構成の複数の伝送路信号の伝送遅延時間差が該リングネットワークを1周回する伝送時間の二分の一より大きい場合に、該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が小さい伝送路信号を該リングネットワークの空きチャネルを使用して該リングネットワークを周回する手段と、該空きチャネルを使用してリングネットワークを周回した伝送路信号と該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が大きい伝送路信号との無瞬断切換えを行う手段とを有することを特徴とする伝送装置である。
【0015】
第二の発明によれば、冗長構成の複数の伝送路信号の伝送遅延時間差がリングネットワークを1周回する伝送時間の二分の一より大きい場合に、空きチャネルを周回した伝送路信号と該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が大きい伝送路信号との無瞬断切換えを行うことになり、また、該周回する伝送路信号をリングネットワークシステムにおいて空きチャネルを使用することにより、伝送装置が備える伝送路遅延差を調整するメモリ容量が従来の二分の一になり、ハード規模を軽減できる伝送装置を提供することが可能となる。
【0016】
第三の発明は、第一の発明もしくは第二の発明のいずれかに記載の伝送装置によりリングネットワークを構成することを特徴とする伝送システムである。
第三の発明によれば、伝送路信号の冗長構成を有するリングネットワークに使用され無瞬断切換え機能を実現するために、伝送路信号の遅延を調整する手段としてリングネットワークを周回する遅延を用いる伝送システムを提供することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以降、図面を併用して本発明の詳細を説明する。
図1は、本発明の遅延制御を説明するシステム構成図であり、先ず本発明の概要について説明する。
伝送装置1が送信する信号Aが右回りのパスと左回りのパスを通って伝送装置5にて受信され、遅延調整部51にて右回りのパスからの伝送路信号と左回りのパスからの伝送路信号の伝送路遅延差を調整し、SW部52にて右回りのパスからの伝送路信号と左回りのパスからの伝送路信号を切り換え、信号Bとなることを表している。
【0018】
該信号Aは、伝送装置1において右回りのパスと左回りのパスに分岐挿入され、右回りのパスでは伝送装置2,3,4をTHRして伝送装置5に到達し、左周りのパスでは伝送装置6をTHRして伝送装置5に到達するが、後記にて説明する条件式を満たす場合は、該到達した伝送路遅延が小さい左回りのパスの信号Aを伝送装置4に向けてTHRさせ、伝送装置3,2,1,6をTHRし伝送装置5に再度到達する。
【0019】
右回りのパスでの伝送装置1から伝送装置2への伝送路遅延はR1T、伝送装置2から伝送装置3への伝送路遅延はR2T、同様にR3T、R4T、R5T、そして伝送装置6から伝送装置1への伝送路遅延はR6Tとする。また、左回りのパスでの伝送装置1から伝送装置6への伝送路遅延はL6T、伝送装置6から伝送装置5への伝送路遅延はL5T、同様にL4T、L3T、L2T、そして伝送装置2から伝送装置1への伝送路遅延はL1Tとする。
【0020】
伝送装置5で、右回りのパスをTHRしてきた信号Aの伝送路遅延をdly1とすると、dly1=(R1T+R2T+R3T+R4T)となり、左回りのパスを通過してきた信号Aの伝送路遅延をdly2、更に1周回してきた信号Aの伝送路遅延をdly21とすると、dly2=(L6T+L5T)、dly21=(dly2+dly2+dly1)となる。
【0021】
dly1>dly2とする時、遅延調整部51は従来では左回りのパスの信号に対して(dly1−dly2)に相当するフレーム分の遅延を付加して位相を合わせるが、本発明では、右回りのパスの信号に対して(dly21−dly1)に相当するフレーム分の遅延を付加することになる。
図2は遅延の相関関係を説明する図である。DLY1は前記右回りのパスの伝送路遅延量dly1を、DLY2は前記左回りのパスの伝送路遅延量dly2を、DLY21は前記左周りのパスを更に1周回した伝送路遅延量dly21を、そしてTotalはリングネットワークを1周回する伝送時間totalを表している。
【0022】
本発明の伝送路遅延調整機能を有する伝送装置では、totalと伝送路遅延差diff1が測定可能であり、total=(dly1+dly2)、diff1=(dly1−dly2)であり、dly1=1/2×(total+diff1)、dly2=1/2×(total−diff1)となる(▲3▼、▲4▼)。そして、更に1周回した場合の伝送路遅延差diff11=(dly21−dly1)となり、dly21=(dly2+dly1+dly2)よりdiff11=2×dly2となる(▲5▼)。
【0023】
本発明において、diff1>dif11が成り立つ場合には、dly2の伝送路信号を更に1周回するために図1の伝送装置5にて左回りの伝送路信号をTHRさせる。該diff1>dif11が成り立つ場合は、dly1>3×dly2となり(▲7▼)、diff1>1/2×totalが成り立つ場合である。つまり、伝送路遅延差diff1がリングネットワークを1周回する伝送時間totalの1/2以上の場合、遅延の少ない伝送路信号を伝送装置5においてTHRし、リングネットワークを1周回してきたdly21の伝送路信号とdly1の伝送路信号との間で位相調整した方が伝送路遅延調整量(メモリ容量)が小さくなる。
【0024】
図3は第一の発明を説明する伝送装置機能構成図である。右回りin信号はDMUX部21でチャネルに分離され、ADM部10においてADM制御部(図示せず)とTHR制御部11の制御によってADM処理部12はチャネルごとにDROPもしくはTHRを実施する。また、ADM制御部(図示せず)によって挿入(以降、ADDと記載する。)された信号と前記THRされた信号はMUX部22によって多重され右回りout信号となる。同様に、左回りin信号はDMUX部23によりチャネルに分離され、ADM部10においてADM制御部(図示せず)とTHR制御部11の制御によってADM処理部13はチャネルごとにDROPもしくはTHRを実施する。また、ADM制御部(図示せず)によってADDされた信号と前記THRされた信号はMUX部24によって多重され左回りout信号となる。
【0025】
次に、前記の伝送路遅延差の結果により伝送路遅延の小さい伝送路信号を更に1周回する手段について説明する。
ADM制御部(図示せず)によってDROPされる信号は右回りin信号のCH1と左回りin信号のCH1とし、DROPチャネル番号としてCH1,CH2になるとする。
【0026】
該DROP信号CH1,CH2はMF同期部31,32でマルチフレーム同期が執られ、遅延差検出部33はそれぞれのマルチフレーム位相の差より知れる伝送路遅延差と、後記にて説明する周回時間フレーム数から前記で説明した条件式diff1>1/2×totalを満足するかを判定する。
前記条件式diff1>1/2×totalを満足しない場合は、伝送路遅延の少ない伝送路信号に対し前記diff1相当のフレーム数をメモリ制御部にて遅延させることで該マルチフレームを一致させて、SW部40にてパスを切り換えることでパスの無瞬断切換えを実現する。
【0027】
前記条件式diff1>1/2×totalを満足する場合は、THR制御部11の制御によりADM処理部12もしくはADM処理部13は伝送路遅延の少ないチャネルに対しTHRを実行する。その際、THRする信号は予め割り当てたチャネルを使用する。そして、1周回した伝送路信号は予め割り当てたチャネルからDROPされ、前記と同様にMF同期部31,32でマルチフレーム同期が執られ、遅延差検出部33でdiff11を検出し該diff11相当のフレーム数をメモリ制御部にて遅延させることで該マルチフレーム位相を一致させて、SW部40にてパスを切り換えることでパスの無瞬断切換えを実現する。
【0028】
図9はPOHのマルチフレーム化構成を説明する図であり、上記で説明した伝送路信号の位相を認識するための手段としてフレームをマルチフレーム化してフレーム単位に伝送路信号の位相を認識する。図9では、フレームフォーマットにSONET(synchronous optical network)もしくはSDH(synchronous digital hierarchy)を用い、2.4Gbit/s,10Gbit/s等の帯域のSTS(synchronous transport signal)−m信号フレーム中のPOH(path overhead)のJ1バイト、H4バイト等をマルチフレーム化されたSTS−n信号フレームを示している。
【0029】
1フレームは125μsecであり、例えば64マルチフレーム化することで1マルチフレームは8msecとなる。一般に、1フレーム長の125μsecは伝送路長として25Kmに換算されるため、64マルチフレーム化された信号は1,600Km相当となり、冗長構成の伝送路信号の位相関係を認識するため半分の800Kmの伝送路遅延を許容できることになる。つまり、64マルチフレーム化されたSONETもしくはSDHフレーム信号を用いたリングネットワークシステムでは、リング伝送路長が最大800Kmまでは伝送路遅延の調整が可能となる。
【0030】
なお、上記説明において、右回りの信号、左回りの信号をADM部10によってチャネル単位にDROP、THR、ADDを実現しているが、チャネル単位にチャネル位置を変換するクロスコネクト機能にてDROP、THR、ADDを実現することも可能である。
次に、前記の説明の中の本発明の伝送路遅延調整機能を有する伝送装置が測定するリングネットワークを1周回する伝送時間となる周回時間フレーム数について説明する。
【0031】
図4は、周回時間フレーム数を説明するシステム構成図であり、図1で説明したシステム構成と同じである。伝送装置5は予め割り当てたチャネルを使用してリングネットワークを1周回する伝送時間を測定するために、右回りの伝送路にマルチフレーム化されたフレーム信号を送出し、1周回してきた該マルチフレーム化されたフレーム信号を受信し、遅延差検出部53は送信したマルチフレーム位置と受信したマルチフレーム位置から周回時間を検出し、該周回時間に相当するフレーム数を周回時間フレーム数として出力する。なお、前記の検出された伝送路遅延差は、R5T+R6T+R1T+R2T+R3T+R4Tとなる。
【0032】
図5は、周回時間フレーム数の測定を説明するシーケンス図であり、前記の図4と同じシステム構成であるが、伝送装置3,4については伝送装置1,2,6と同じ動作となるため省略している。
前記の図4で説明したように、伝送装置5は伝送装置6に向けてマルチフレーム化されたフレーム信号を送出する。(a−1)
該マルチフレーム化されたフレーム信号を受信した伝送装置6は、該マルチフレーム化されたフレーム信号をTHR処理する。(b−1)
同様に、伝送装置1,2は受信した該マルチフレーム化されたフレーム信号をTHR処理する。(c−1,d−1)
該マルチフレーム化されたフレーム信号を受信した伝送装置5は、送信したマルチフレーム位置と受信したマルチフレーム位置から周回時間を検出し、該周回時間に相当するフレーム数を周回時間フレーム数として出力する。それと共に、該周回時間フレーム数を該マルチフレーム化されたフレーム信号の予め割り当てたタイムスロットに格納し、該マルチフレーム化されたフレーム信号を伝送装置6に向けて送信する。(a−2)
該周回時間フレーム数が格納されマルチフレーム化されたフレーム信号を受信した伝送装置6は、該周回時間フレーム数をモニタし、該周回時間フレーム数が格納されマルチフレーム化されたフレーム信号をTHR処理する。(b−2)
同様に、伝送装置1,2は、該周回時間フレーム数をモニタし、該周回時間フレーム数が格納されマルチフレーム化されたフレーム信号をTHR処理する。(c−2,d−2)
なお、該周回時間フレーム数の測定は、リングネットワークを構成する予め設定された一つの伝送装置が右回りもしくは左回りの伝送路に対して実施する。
【0033】
図6は第二の発明を説明する伝送装置の機能構成図(1)である。右回りin信号はDMUX部21でチャネルに分離され、DROPされる運用チャネル(以降、運用CHと記載する。)の信号はMF同期部51にてマルチフレームが執られ、また、左回りin信号はDMUX部23でチャネルに分離され、DROPされる運用CHの信号はMF同期部52にてマルチフレームが執られ、遅延差検出部56にて、それぞれのマルチフレーム位相から伝送路遅延差を検出しMF同期部53からの周回時間フレーム数との関係から前記にて説明した条件式diff1>1/2×totalが成り立つか否かをTHR/DROP判断部57に通知する。
【0034】
ここで、該MF同期部53は予め割り当てられた周回CHを使用して測定するところの、前記図4、図5で説明した周回時間フレーム数を測定するためのマルチフレーム位相を認識している。
該THR/DROP判断部57は、該条件式diff1>1/2×totalが成り立たない場合、DROP選択部59にADM処理部61,62でDROPした信号について遅延調整するためのDROP−N信号を通知する。該DROP−N信号を受信したDROP選択部59は、ADM処理部61,62でDROPした信号を選択し、該選択した信号を遅延調整部70に出力する。
【0035】
一方、該THR/DROP判断部57は、該条件式diff1>1/2×totalが成り立つ場合、伝送路遅延の小さい方向に対し更に1周回させるための制御信号、つまり右回りの伝送路遅延が小さい場合はTHR−R、左回りの伝送路遅延が小さい場合はTHR−Lを制御情報付加部58に通知すると共に、DROP選択部59に空きチャネル(以降、空きCHと記載する。)の信号について遅延調整するためのDROP−C信号を通知する。該DROP−C信号を通知する際に、該THR/DROP判断部57は、空きCHの制御情報(後記の制御情報付加部58にて説明する。)を監視する制御情報監視部54,55から、1周回した信号が到着したことを検出した情報を認識して該DROP−C信号を該DROP選択部59に通知する。
【0036】
該THR/DROP判断部57からのTHR−R、THR−Lを受信した制御情報付加部58は、空きCHに受信した伝送路信号を1周回させるために、1周回要求情報(RQ)、1周回要求装置番号(ND)、適用パス番号(TS)、使用チャネル帯域(CB)から構成される制御情報を該当する方向のADM処理部61,62に通知する。
【0037】
該制御情報を受信したADM処理部61,62は、該制御情報をADDすると共に該適用パス番号(TS)より知れる伝送路信号をTHRし、空きCHに送信する。
該DROP選択部59は、前記条件式diff1>1/2×totalが成り立たつ場合には空きCHを使用して1周回した信号を選択し、遅延調整部70に出力する。
【0038】
該遅延調整部70のメモリ制御部71は、MF同期部51,52及び制御情報監視部54,55からのマルチフレーム位相をもとに、該DROP選択部59からの伝送路信号の遅延の少ない伝送路信号に前記diff11相当の遅延を付加することで位相を調整し、該マルチフレームを一致させる。
SW部72は、該マルチフレーム位相が一致したパス信号を切り換えることでパスの無瞬断切換えを実現し、DROPout信号として出力する。
【0039】
図7は第二の発明を説明する伝送装置の機能構成図(2)である。前記図6の説明では、リングネットワークにおいて伝送路信号をDROPして伝送路遅延を調整する伝送装置について説明したが、図7では、図6で説明した伝送装置が空きCHを使用して1周回する伝送路信号をTHR処理する場合の伝送装置について説明する。よって、図7で示す伝送装置は図6で示した伝送装置と同じ機能構成であるが、図7には該空きCHを使用して1周回する伝送路信号をTHR処理する場合に必要な機能を記載し、説明する。
【0040】
右回りin信号はDMUX部21でチャネルに分離し、運用CHについてはADM制御部(図示せず)の制御によりADM処理部61にてTHR処理を行い、MUX部22で多重処理し右回りout信号として出力する。左回りin信号も同様にADM処理部62、MUX部24を介して左回りout信号として出力する。
【0041】
前記図6で説明した空きCHを使用して1周回する伝送路信号が、右回りの信号の場合、空きCHを使用して1周回する伝送路信号は該DMUX部21でチャネルに分離され制御情報監視部54にて監視される。
該制御情報監視部54は、空きCHの伝送路信号のマルチフレーム同期を執り、前記の1周回要求情報(RQ)、1周回要求装置番号(ND)、適用パス番号(TS)、使用チャネル帯域(CB)から構成される制御情報を監視し、該1周回要求情報(RQ)があれば、該制御情報をTHR/DROP判断部57に通知する。左回りの信号の場合も同様に制御情報監視部55にてマルチフレーム同期を執り該制御情報を監視し、該制御情報をTHR/DROP判断部57に通知する。
【0042】
該THR/DROP判断部57は、該制御信号の1周回要求装置番号(ND)が自装置番号と異なることを確認することで適用パス番号(TS)、使用チャネル帯域(CB)から知れる1周回する信号を判断する。右回りの伝送路信号の空きCHに1周回する信号がある場合は、THR−R信号を介して該制御情報を制御情報付加部58に通知する。同様に、左回りの伝送路信号の空きCHに1周回する信号がある場合は、THR−L信号を介して該制御情報を制御情報付加部58に通知する。
【0043】
該制御情報付加部58は、該THR−R信号、THR−L信号を受信し、該当するADM処理部61,62に対し、該制御情報より知れる空きCHをTHRするべく制御する。
なお、本発明を適用するシステムがWDMを用いたシステムである場合、第二の発明において使用する空きCHを、WDMシステムが使用する波長で空きの光波長に確保して使用することも可能である。
【0044】
図8は第三の発明の遅延制御を説明するシステムシーケンス図であり、前記の図5と同じシステム構成であり、前記第一の発明もしくは第二の発明の伝送装置1,2,5,6によりシステムが構成されている。
前記図4、図5にて説明した周回時間フレーム数を、該伝送装置1,2,5,6は認識しているとする。
【0045】
伝送装置1は伝送装置5へのマルチフレーム化された伝送路信号を、右回りの信号として伝送装置2へ送信する。(e)
同時に、伝送装置1は伝送装置5へのマルチフレーム化された伝送路信号を、左回りの信号として伝送装置6に送出する。(g)
伝送装置2,6は、前記の図7で説明したように空きCHを監視し制御情報により空きCHの使用の有無を判断する。ここでは、空きCHの使用は無いとする。よって、ADM制御部(図示せず)により運用CHの伝送路信号をTHRし、それぞれ伝送装置5へ送出する。(f)(h)
伝送装置5は、前記伝送装置2からの右回りの伝送路信号と前記伝送装置6からの左回りの伝送路信号を受信し、該伝送路信号間の遅延差を検出する。前記の周回時間フレーム数と該伝送路信号間の遅延差に相当するフレーム数より、条件式diff1>1/2×totalが成り立つかを判定する。この場合、該条件式diff1>1/2×totalが成り立つとするので、伝送装置5は伝送路遅延の小さい左回りの伝送路信号をTHRする。(i)
前記のTHRする伝送路信号は、第一の発明の場合には予め割り当てられたCHを使用する。第二の発明の場合には空きCHを使用すると共に前記THRする伝送路信号に前記図6で説明した制御情報を付加する。
【0046】
伝送装置2は該左回りの伝送路信号(i)を受信する。第一の発明の場合にはADM制御部(図示せず)により該受信した伝送路信号をTHRする。第二の発明の場合には空きCHを監視し制御情報により該受信した伝送路信号をTHRする。(j)
同様に、伝送装置1,6は受信した伝送路信号をTHRする。(k)(l)
伝送装置5は、第一の発明の場合は、右回りの伝送路信号と該予め割り当てられたCHの1周回した左回りの伝送路信号に対してマルチフレーム位相を合わせるべく伝送路遅延の少ない右回りの伝送路信号の伝送路遅延を調整しパスの切り換えを行い、DROPout信号として出力する。第二の発明の場合は、空きCHを監視し制御情報の1周回要求装置番号(ND)が自装置番号と一致することを確認し、右回りの伝送路信号と該空きCHの1周回した左回りの伝送路信号に対してマルチフレーム位相を合わせるべく伝送路遅延の少ない右回りの伝送路信号の伝送路遅延を調整し伝送路信号の切り換えを行い、DROPout信号として出力する。
【0047】
(付記1)伝送路信号の冗長構成を有するリングネットワークに使用され無瞬断切換え機能を実現するために、伝送路信号の遅延を調整する機能を有する伝送装置において、リングネットワークを1周回する伝送時間を測定する手段と、冗長構成の複数の伝送路信号の伝送遅延時間差が該リングネットワークを1周回する伝送時間の二分の一より大きい場合に、該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が小さい伝送路信号を予め割り当てたチャネルを使用して該リングネットワークを周回する手段と、該予め割り当てたチャネルを使用してリングネットワークを周回した伝送路信号と該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が大きい伝送路信号との無瞬断切換えを行う手段とを有することを特徴とする伝送装置。
【0048】
(付記2)付記1に記載の伝送装置において、前記冗長構成の複数の伝送路信号の伝送遅延時間差が該リングネットワークを1周回する伝送時間の二分の一より大きい場合に、該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が小さい伝送路信号を該リングネットワークの空きCHを使用して該リングネットワークを周回する手段と、該空きCHを使用してリングネットワークを周回した伝送路信号と該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が大きい伝送路信号との無瞬断切換えを行う手段とを有することを特徴とする伝送装置。
【0049】
(付記3)付記1もしくは付記2のいずれかに記載の伝送装置によりリングネットワークを構成することを特徴とする伝送システム。
(付記4)付記2に記載の伝送装置において、前記リングネットワークの空きCHを伝送路信号が周回する伝送帯域として使用する場合に、該空きCHが周回する該伝送路信号を監視するため、1周回要求情報、1周回要求装置番号、適用パス番号、使用チャネル帯域から構成する制御情報が該周回する伝送路信号とともに該リングネットワークの空きCHを周回することを特徴とする伝送装置。
【0050】
【発明の効果】
以上記載したように、無瞬断切換え機能を実現するために伝送路信号の遅延を調整する機能においては、遅延の小さい伝送路信号に対してメモリ等を用いて遅延を付加して伝送路信号の位相を調整していたが、本発明では、伝送路信号の冗長構成を有するリングネットワークに使用され、リングネットワークの伝送帯域に空きCHが存在することを前提とし、遅延の小さい伝送路信号を周回し伝送路遅延時間を調整することで、伝送路遅延を調整するメモリ容量を削減することを可能とする。
【0051】
第一の発明によれば、冗長構成の複数の伝送路信号の伝送遅延時間差がリングネットワークを1周回する伝送時間の二分の一より大きい場合に、周回した伝送路信号と該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が大きい伝送路信号との無瞬断切換えを行うことになり、また、該周回する伝送路信号をリングネットワークシステムにおいて予め割り当てた周回するためのチャネルを使用することにより、伝送装置が備える伝送路遅延差を調整するメモリ容量が従来の二分の一になり、ハード規模を軽減できる伝送装置を提供することが可能となる。
【0052】
第二の発明によれば、冗長構成の複数の伝送路信号の伝送遅延時間差がリングネットワークを1周回する伝送時間の二分の一より大きい場合に、周回した伝送路信号と該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が大きい伝送路信号との無瞬断切換えを行うことになり、また、該周回する伝送路信号をリングネットワークシステムにおいて空きCHを使用することにより、伝送装置が備える伝送路遅延差を調整するメモリ容量が従来の二分の一になり、ハード規模を軽減できる伝送装置を提供することが可能となる。
【0053】
第三の発明によれば、伝送路の冗長構成を有するリングネットワークに使用され無瞬断切換え機能を実現するために、伝送路信号の遅延を調整する手段としてリングネットワークを周回する遅延を用いる伝送システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遅延制御を説明するシステム構成図
【図2】遅延の相関関係を説明する図
【図3】第一の発明を説明する伝送装置の機能構成図
【図4】周回時間フレーム数の測定を説明するシステム構成図
【図5】周回時間フレーム数の測定を説明するシーケンス図
【図6】第二の発明を説明する伝送装置の機能構成図(1)
【図7】第二の発明を説明する伝送装置の機能構成図(2)
【図8】第三の発明を説明するシーケンス図
【図9】POHのマルチフレーム化構成を説明する図
【図10】従来の伝送路遅延制御を説明するシステム構成図
【図11】従来の伝送路遅延制御を説明する伝送装置の機能構成図
【符号の説明】
1,2,3,4,5,6,100,200,300,400,500,600伝送装置
30,51,70,120,501 遅延調整部
40,52,72,125,502 SW部
10,50,110 ADM部
11 THR制御部
12,13,61,62 ADM処理部
21,23,140,141 DMUX部
22,24,150,151 MUX部
31,32,51,52,53,121,122 MF同期部
33,56,123 遅延差検出部
34,71,124 メモリ制御部
54,55 制御情報監視部
57 THR/DROP判断部
58 制御情報付加部
59 DROP選択部
130,131 O/E部
160,161 E/O部
Claims (3)
- 伝送路信号の冗長構成を有するリングネットワークに使用され無瞬断切換え機能を実現するために、伝送路信号の遅延を調整する機能を有する伝送装置において、
リングネットワークを1周回する伝送時間を測定する手段と、
冗長構成の複数の伝送路信号の伝送遅延時間差が該リングネットワークを1周回する伝送時間の二分の一より大きい場合に、該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が小さい伝送路信号を予め割り当てたチャネルを使用して該リングネットワークを周回する手段と、
該予め割り当てたチャネルを使用してリングネットワークを周回した伝送路信号と該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が大きい伝送路信号との無瞬断切換えを行う手段と、
を有することを特徴とする伝送装置。 - 請求項1に記載の伝送装置において、
前記冗長構成の複数の伝送路信号の伝送遅延時間差が該リングネットワークを1周回する伝送時間の二分の一より大きい場合に、該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が小さい伝送路信号を該リングネットワークの空きチャネルを使用して該リングネットワークを周回する手段と、
該空きチャネルを使用してリングネットワークを周回した伝送路信号と該冗長構成の複数の伝送路信号で伝送遅延時間が大きい伝送路信号との無瞬断切換えを行う手段と、
を有することを特徴とする伝送装置。 - 請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載の伝送装置によりリングネットワークを構成することを特徴とする伝送システム。
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