JP2004304297A - 携帯情報端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作部の操作中に撮影デバイスを同時に起動して歩行している前方を画面表示して危険な障害物との衝突を防止できる携帯情報端末を提供する。
【解決手段】撮像機能を有した撮影デバイス9とこの撮影デバイス9が撮像した画像データを表示する表示部7と操作部6と制御部4とを備えて撮影デバイス9が表示部7の配される面よりも後方を撮影可能に配された携帯情報端末であって、制御部4は、操作部6を使用者が操作する操作状態と、撮影デバイス9の撮影した画像データとを同時に表示部7に表示するよう制御する。
【選択図】 図2
【解決手段】撮像機能を有した撮影デバイス9とこの撮影デバイス9が撮像した画像データを表示する表示部7と操作部6と制御部4とを備えて撮影デバイス9が表示部7の配される面よりも後方を撮影可能に配された携帯情報端末であって、制御部4は、操作部6を使用者が操作する操作状態と、撮影デバイス9の撮影した画像データとを同時に表示部7に表示するよう制御する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯情報端末に係り、より詳細には、撮像機能を有した撮影デバイスを備えて撮像した画像データを表示部に画面表示してデータ処理する携帯情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平10−308981号公報
【0003】
近年、携帯情報端末は、例えば、携帯電話機、PDAなどの本体に、CMOS、CCDなどの撮影デバイス(カメラ)を備えており、瞬時に通信相手と画像データの送受信を可能にしている。特に、カメラ付携帯電話機では、通常のデジタルカメラのように背景の撮影や動画の録画などを撮影でき、そのデータをその場で送受信できる利点がある。また、お互いの撮影画像をリアルタイムに見ながら通話するTV電話の機能を備えた携帯電話機もある。さらに、カメラのない携帯電話機においても、デジタルカメラをケーブルにより接続して画像データをやり取りできるように形成(例えば、特許文献1)している。図6は、このような携帯電話機にデジタルカメラをケーブルで接続する従来の携帯情報端末の一実施形態を示す図である。
【0004】
図6に示すように、従来の携帯情報端末の一実施形態は、データ送受信機能を有した携帯情報端末の本体20と、ディジタルカメラ30と、このディジタルカメラ30と本体20とを接続するケーブル40とを備えている。そして、このような携帯情報端末は、本体20の操作部26のキー操作により、ディジタルカメラ30の表示部37(液晶モニタ)に画像や送信のための情報を表示させ、且つ、ディジタルカメラ30の画像データを本体20のメモリ部(図示せず)に一旦蓄積する。その後、本体20の操作部26により更なるキー操作を行うことで、商用ネットワーク等を介して画像データを種々の通信相手に送信する。一方、画像データを受信する場合も、操作部26のキー操作により画像データが本体20に受信されて一旦メモリ部に蓄積し、その後、ケーブル40を介してディジタルカメラ30にも送信することができる。
【0005】
ところで、このような撮影デバイス(カメラ)を備える従来の携帯情報端末は、例えば、携帯端末の本体と撮影デバイスとを利用して歩行を補助するシステムとして採用している。この視覚障害者歩行支援方法及び支援システムは、携帯端末の本体と撮影デバイスとを備えることによって、歩行者(視覚障害者)がサービスセンターに周囲の画像と音声情報とを送信し、その画像を離れた場所で介護者が受信して本体を通して歩行者に伝えて安全を図るというものである。
このように、従来の携帯情報端末は、携帯端末の本体と撮影デバイスとを備えることで、通信相手に画像データを送信して瞬時に所望の情報を得ることができ、通常のコミュニケーション手段としての機能に加えて種々の補助システムとしての機能としても広く採用されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の携帯情報端末では、撮影デバイス(デジタルカメラ)が送受信用の画像データを予め撮影する目的にのみ用いており、それ以外の用途で撮影することは考えられていなかった。特に、カメラ付携帯電話機の場合、前述した視覚障害者が周囲の撮影画像を送信して歩行の安全を確保することは可能であるが、例えば、電話帳検索、メール作成などの操作時に撮影デバイスは駆動せず停止しているため、この操作時に歩いていて前方にある障害物や段差などに気がつかずにぶつかってしまい使用者自身が危険な目に合うことを避ける補助には適用できないという不具合があった。
本発明はこのような課題を解決し、操作部の操作中に撮影デバイスを同時に起動して歩行している前方を画面表示して危険な障害物との衝突を防止できる携帯情報端末を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、撮像機能を有した撮影デバイスとこの撮影デバイスが撮像した画像データを表示する表示部と操作部と制御部とを備えて撮影デバイスが表示部の配される面よりも後方を撮影可能に配された携帯情報端末であって、制御部は、操作部を使用者が操作する操作状態と、撮影デバイスの撮影した画像データとを同時に表示部に表示するよう制御する。
【0008】
ここで、制御部には、画像データ、音声データ、文字データなどのデータを送受信する通信手段を更に備えることが好ましい。また、撮影デバイスは、本体に回動可能に支持され、少なくとも表示部の配された面よりも後方を撮影可能に配されることが好ましい。また、制御部は、操作状態を表示部に背景表示した画像データに重ねて文字、記号、数字などにより表示し、かつ、白枠で中を黒くまたは黒枠で中を白くすることで表示を行うよう制御することが好ましい。また、制御部は、表示部に操作状態を表示した第1画面と、画像データを表示した第2画面とを同時に表示することが好ましい。また、制御部は、操作状態を画像データを背景として重ねて表示する第1の同時表示と、操作状態を表示する第1画面と画像データを表示した第2画面とによる第2の同時表示とを、操作部の指示により切替え可能に制御することが好ましい。また、制御部は、表示部に操作状態の表示された状態において、操作部により所定の操作を検出すると撮影デバイスを起動すると共に、画像データと操作状態との同時表示を行い、再び、所定の操作を検出することで同時表示を解除できることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明による携帯情報端末の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明による携帯情報端末をカメラ付携帯電話機に採用した一実施形態を示す外観図であり、図1(a)は表示部7側を、図1(b)は撮影デバイス9側を各々示している。また、図2は、図1に示した携帯情報端末の内部構造を示す概略ブロック図である。また、図3は、図1に示した携帯情報端末が背景描画モードに移る動作を示すフローチャートである。また、図4は、図1に示した表示部7による表示形態の一実施例を示す図である。また、図5は、図1に示した表示部7による表示形態の他の実施例を示す図である。
【0010】
図1に示すように、本発明による携帯情報端末をカメラ付携帯電話機に採用した一実施形態は、携帯電話機の中央にヒンジ部を備えた折り畳み式の本体10を備え、この本体10に撮像機能を有した撮影デバイス(CMOS、CCD等の小型カメラ)9と、この撮影デバイス9が撮像した画像データを表示する表示部7とを一体に備えている。この撮影デバイス9は、表示部7とは向きがほぼ逆になるように配置されている。また、本実施の形態は、携帯電話機の本体10の外周面に複数のキーを配置したキー入力デバイス等の操作部6を有し、この操作部6を使用者が操作する操作状態と、これと同時に撮影デバイス9による画像データとを同時に表示部7に表示可能に形成している。従って、本実施の形態では、使用者が歩行中に操作部6の操作を行っていても、撮影デバイス9を用いて前方の画像を表示部7から確認して歩行中の安全を確保することができる。
【0011】
ここで、操作部6、表示部7、撮影デバイス9は、図2に示すように、装置全体を制御する制御部4に接続しており、この制御部4により前述した前方の画像データと操作状態とを同時に表示できるように制御されている。すなわち、制御部4は、記憶された所定のプログラムに従って操作部6からの制御信号により動作し、表示部7及び撮影デバイス9を制御している。この制御部4は、更に、通信手段としてアンテナ1、RF部2、ベースバンド部3を接続して種々のデータを送受信できるように制御している。すなわち、通信手段は、音声、文字、画像データまたは制御信号等を高周波により変調してアンテナ1より送出したり、アンテナ1より受信した音声、文字、画像データまたは制御信号等を復調して制御部4に出力している。また、制御部4には、通信時に通話するマイク8a及びスピーカ8b(図1参照)を備えたオーディオ部8と、種々のデータを蓄積する不揮発生メモリ等からなる記憶装置5とを各々接続している。
【0012】
そして、このような構成からなる本実施の形態では、操作部6によるメール作成、電話帳検索、ブラウジング、スケジュール記入などの操作中に、特定のキー操作(下記に記載)を行うことで、表示部7に操作状況とこの背景に前方の映像データとを同時に表示(図4参照)でき、歩行中の安全を確認することができる。ここで、特定のキー操作は、例えば、テンキー以外のキー押下(本体側面のサイドキー:図1(b)に示した操作部6b)、複数キーの連続押下や同時押下、所定キーの長押し、メニューから選択などである。また、以上の操作後に更なる他の特定キー操作を行うと、背景だった映像が上端の小さな窓に変わりその中に前方の映像が表示(図5参照)される。以下、図2乃至5を参照して詳しい実施形態を詳細に説明する。
【0013】
図2に示したように、本発明による携帯情報端末をカメラ付携帯電話機に採用した一実施形態は、例えば、操作部6でメールやブラウジングなどの表示部7を確認しながら操作するモードの時に、操作部6で前述した特定キー操作を行うことによって、制御部4が表示部7に撮影デバイス9で撮影している画像を背景として映し出すモード(以後、背景描画モードと呼ぶ)に設定されたことを検知する。そして、制御部4は、撮影デバイス9を制御して起動させて、その画像を表示部7に現在操作しているモード(メール、電話帳、ブラウジング等)の背景として表示する。これにより、使用者が歩行中にメール等に意識を集中するあまり、障害物に気付かずにぶつかってしまうことを防ぐことができるようになる。
【0014】
さらに、図3を参照して制御部4の処理を詳しく説明すると、まず、使用者が操作部6からの操作により、例えば、メールを入力するために所定のキー操作でメールアプリケーションを起動させる。このメールアプリケーションを起動した後、制御部4は操作部6の入力を監視しておき、背景描画モードが指示されたかを判別する(ステップ11)。ステップ11では、通常のメールアプリケーションの処理指示と異なるサイドキー6bの入力であると判断すると(ステップ11でYes)、背景描画モードを起動させる(ステップ12)。また、ステップ11において背景描画モードの入力がない(ステップ11でNo)場合、通常の動作でメールアプリケーションに関する処理を行う(ステップ14)。ここで、メールアプリケーションに関する処理とは、文字の入力やメール送信等があるが、操作部6(特に6a)の入力キーに応じて処理を制御部4が行うことは言うまでもない。ステップ12では、撮影デバイス9で撮影している画像データをメールの背景としてアプリケーションの文字の背後に描画するステップ12が実行される。
【0015】
具体的には、背景描画モードが起動されると、まず撮影デバイス9を起動し、撮影画像を得る。この撮影画像を、現在処理中のメールアプリケーションの表示用データに重畳処理し、表示部7に表示するよう制御部4にて処理する。その後、メールアプリケーションの終了の入力が検出されるまで、これらの動作を行い(ステップ13)、メールアプリケーションの終了が指示されたと検出すると、メールアプリケーションを終了し、背景描画モードを終了するとともに撮影デバイス9を停止(ステップ15)する。
【0016】
これにより表示部7には、図4に示すように、撮影デバイス9による使用者の前方にて把持している携帯情報端末で死角となる携帯端末の背後を撮像し、画像データの背景表示に重ねて操作部6の操作状態(メール入力状況)を同時に表示することができる。ところで、表示部7には、画像データの背景に文字、記号、数字などの操作状態を重ねて同時に表示するため、使用者が操作状態を確認し難くなってしまうことも考えられる。そこで、表示部7では、操作状態の表示において、文字、記号、数字などを白枠で囲い、白枠の中に、これら文字、記号、数字を黒い色にて表示する、または逆に黒枠で囲い中を白く表示することで表示を見やすくしてもよい。
【0017】
また、表示部7にて重畳処理する例として、メールを入力及び読む等のメーラー動作について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、撮影デバイス9による画像データの背景に重ねてブラウジングや電話帳検索などの操作状態も同様に表示できる。しかし、表示部7は、ブラウジングの画像データを表示すると撮影デバイス9の画像データと重なり見にくくなる可能性がある。そこで、本実施の形態では、図5に示すように、表示部7の全面に操作部6の操作状態(電話帳検索)である第1画面Aを背景として表示し、この第1画面A上の隅に撮影デバイス9の画像データである更なる小さな第2画面Bを設けて同時に表示可能にしている。このような第1画面Aと第2画面Bとの同時表示は、図4に示した表示状態から操作部6で新たな特定キー操作を行うことで切替えられる。このように表示部7では、図4及び図5に示した2種類の表示画面を用途に応じて切り替えることで、使用者が認識し易い表示にすることができる。尚、図5に示した第1画面Aと第2画面Bとの同時表示は、ブラウジングや電話帳検索の表示に限定されるものではなく、図4に示したメーラー動作の表示にも適用可能である。
【0018】
このように本発明による携帯情報端末をカメラ付携帯電話機に採用した一実施形態によると、操作部6の操作中に撮影デバイス9を同時に起動させて表示部7に前方を撮影した画像データとメール等の操作状態とを同時に表示することにより、いちいち視線を表示部7から外して足元を注意しなくても障害物などの前方の画像を表示部7で確認できるとともに、メール等の操作を早く終わらせることができ、また、歩行中にメール等に集中するあまり危険物に気付かないといった危険を回避することができる。
【0019】
以上、本発明による携帯情報端末の実施の形態を詳細に説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、カメラ付携帯電話機の本体に撮影デバイスを固定して設けた実施例を説明したが、これに限定されるものではなく、本体に撮影デバイスを回動可能に支持して使用者の前方を撮像する角度を可変可能に設けても良い。具体的には、使用者が表示部を見る際には表示部の背面はやや足元を向いているため、撮影デバイスの角度を足元よりやや前方を向く様、ヒンジ部に撮影デバイスを設けたりしてもよい。こうすることにより、使用者は操作中においても、より前方を確認しやすくなり、危険を回避することができる。
また、表示部に表示する2種類の表示画面(図4及び図5)を切替可能に設けた実施例を説明したが、これに限定されるものではなく、いずれか一方の表示画面のみで表示しても良い。
【0020】
【発明の効果】
このように本発明による携帯情報端末によれば、簡単な操作により操作部の操作中に撮影デバイスを同時に起動させて表示部に撮影した画像データと操作部の操作状態とを同時に表示できるため、いちいち視線を表示部から外して足元を注意しなくても障害物などの前方の画像を表示部で確認できるとともに、操作部の操作を早く終わらせることができ、また、歩行中に操作に集中するあまり危険物に気付かないといった危険を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯情報端末をカメラ付携帯電話機に採用した一実施形態を示す外観図。
【図2】図1に示した携帯情報端末の内部構造を示す概略ブロック図。
【図3】図1に示した携帯情報端末が背景描画モードに移る動作を示すフローチャート。
【図4】図1に示した表示部による表示形態の一実施例を示す図。
【図5】図1に示した表示部による表示形態の他の実施例を示す図。
【図6】従来の携帯情報端末の一実施形態を示す図。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 RF部
3 ベースバンド部
4 制御部
5 記憶装置
6 操作部
7 表示部
8 オーディオ部
8a マイク
8b スピーカ
9 撮影デバイス
10 本体
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯情報端末に係り、より詳細には、撮像機能を有した撮影デバイスを備えて撮像した画像データを表示部に画面表示してデータ処理する携帯情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平10−308981号公報
【0003】
近年、携帯情報端末は、例えば、携帯電話機、PDAなどの本体に、CMOS、CCDなどの撮影デバイス(カメラ)を備えており、瞬時に通信相手と画像データの送受信を可能にしている。特に、カメラ付携帯電話機では、通常のデジタルカメラのように背景の撮影や動画の録画などを撮影でき、そのデータをその場で送受信できる利点がある。また、お互いの撮影画像をリアルタイムに見ながら通話するTV電話の機能を備えた携帯電話機もある。さらに、カメラのない携帯電話機においても、デジタルカメラをケーブルにより接続して画像データをやり取りできるように形成(例えば、特許文献1)している。図6は、このような携帯電話機にデジタルカメラをケーブルで接続する従来の携帯情報端末の一実施形態を示す図である。
【0004】
図6に示すように、従来の携帯情報端末の一実施形態は、データ送受信機能を有した携帯情報端末の本体20と、ディジタルカメラ30と、このディジタルカメラ30と本体20とを接続するケーブル40とを備えている。そして、このような携帯情報端末は、本体20の操作部26のキー操作により、ディジタルカメラ30の表示部37(液晶モニタ)に画像や送信のための情報を表示させ、且つ、ディジタルカメラ30の画像データを本体20のメモリ部(図示せず)に一旦蓄積する。その後、本体20の操作部26により更なるキー操作を行うことで、商用ネットワーク等を介して画像データを種々の通信相手に送信する。一方、画像データを受信する場合も、操作部26のキー操作により画像データが本体20に受信されて一旦メモリ部に蓄積し、その後、ケーブル40を介してディジタルカメラ30にも送信することができる。
【0005】
ところで、このような撮影デバイス(カメラ)を備える従来の携帯情報端末は、例えば、携帯端末の本体と撮影デバイスとを利用して歩行を補助するシステムとして採用している。この視覚障害者歩行支援方法及び支援システムは、携帯端末の本体と撮影デバイスとを備えることによって、歩行者(視覚障害者)がサービスセンターに周囲の画像と音声情報とを送信し、その画像を離れた場所で介護者が受信して本体を通して歩行者に伝えて安全を図るというものである。
このように、従来の携帯情報端末は、携帯端末の本体と撮影デバイスとを備えることで、通信相手に画像データを送信して瞬時に所望の情報を得ることができ、通常のコミュニケーション手段としての機能に加えて種々の補助システムとしての機能としても広く採用されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の携帯情報端末では、撮影デバイス(デジタルカメラ)が送受信用の画像データを予め撮影する目的にのみ用いており、それ以外の用途で撮影することは考えられていなかった。特に、カメラ付携帯電話機の場合、前述した視覚障害者が周囲の撮影画像を送信して歩行の安全を確保することは可能であるが、例えば、電話帳検索、メール作成などの操作時に撮影デバイスは駆動せず停止しているため、この操作時に歩いていて前方にある障害物や段差などに気がつかずにぶつかってしまい使用者自身が危険な目に合うことを避ける補助には適用できないという不具合があった。
本発明はこのような課題を解決し、操作部の操作中に撮影デバイスを同時に起動して歩行している前方を画面表示して危険な障害物との衝突を防止できる携帯情報端末を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、撮像機能を有した撮影デバイスとこの撮影デバイスが撮像した画像データを表示する表示部と操作部と制御部とを備えて撮影デバイスが表示部の配される面よりも後方を撮影可能に配された携帯情報端末であって、制御部は、操作部を使用者が操作する操作状態と、撮影デバイスの撮影した画像データとを同時に表示部に表示するよう制御する。
【0008】
ここで、制御部には、画像データ、音声データ、文字データなどのデータを送受信する通信手段を更に備えることが好ましい。また、撮影デバイスは、本体に回動可能に支持され、少なくとも表示部の配された面よりも後方を撮影可能に配されることが好ましい。また、制御部は、操作状態を表示部に背景表示した画像データに重ねて文字、記号、数字などにより表示し、かつ、白枠で中を黒くまたは黒枠で中を白くすることで表示を行うよう制御することが好ましい。また、制御部は、表示部に操作状態を表示した第1画面と、画像データを表示した第2画面とを同時に表示することが好ましい。また、制御部は、操作状態を画像データを背景として重ねて表示する第1の同時表示と、操作状態を表示する第1画面と画像データを表示した第2画面とによる第2の同時表示とを、操作部の指示により切替え可能に制御することが好ましい。また、制御部は、表示部に操作状態の表示された状態において、操作部により所定の操作を検出すると撮影デバイスを起動すると共に、画像データと操作状態との同時表示を行い、再び、所定の操作を検出することで同時表示を解除できることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明による携帯情報端末の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明による携帯情報端末をカメラ付携帯電話機に採用した一実施形態を示す外観図であり、図1(a)は表示部7側を、図1(b)は撮影デバイス9側を各々示している。また、図2は、図1に示した携帯情報端末の内部構造を示す概略ブロック図である。また、図3は、図1に示した携帯情報端末が背景描画モードに移る動作を示すフローチャートである。また、図4は、図1に示した表示部7による表示形態の一実施例を示す図である。また、図5は、図1に示した表示部7による表示形態の他の実施例を示す図である。
【0010】
図1に示すように、本発明による携帯情報端末をカメラ付携帯電話機に採用した一実施形態は、携帯電話機の中央にヒンジ部を備えた折り畳み式の本体10を備え、この本体10に撮像機能を有した撮影デバイス(CMOS、CCD等の小型カメラ)9と、この撮影デバイス9が撮像した画像データを表示する表示部7とを一体に備えている。この撮影デバイス9は、表示部7とは向きがほぼ逆になるように配置されている。また、本実施の形態は、携帯電話機の本体10の外周面に複数のキーを配置したキー入力デバイス等の操作部6を有し、この操作部6を使用者が操作する操作状態と、これと同時に撮影デバイス9による画像データとを同時に表示部7に表示可能に形成している。従って、本実施の形態では、使用者が歩行中に操作部6の操作を行っていても、撮影デバイス9を用いて前方の画像を表示部7から確認して歩行中の安全を確保することができる。
【0011】
ここで、操作部6、表示部7、撮影デバイス9は、図2に示すように、装置全体を制御する制御部4に接続しており、この制御部4により前述した前方の画像データと操作状態とを同時に表示できるように制御されている。すなわち、制御部4は、記憶された所定のプログラムに従って操作部6からの制御信号により動作し、表示部7及び撮影デバイス9を制御している。この制御部4は、更に、通信手段としてアンテナ1、RF部2、ベースバンド部3を接続して種々のデータを送受信できるように制御している。すなわち、通信手段は、音声、文字、画像データまたは制御信号等を高周波により変調してアンテナ1より送出したり、アンテナ1より受信した音声、文字、画像データまたは制御信号等を復調して制御部4に出力している。また、制御部4には、通信時に通話するマイク8a及びスピーカ8b(図1参照)を備えたオーディオ部8と、種々のデータを蓄積する不揮発生メモリ等からなる記憶装置5とを各々接続している。
【0012】
そして、このような構成からなる本実施の形態では、操作部6によるメール作成、電話帳検索、ブラウジング、スケジュール記入などの操作中に、特定のキー操作(下記に記載)を行うことで、表示部7に操作状況とこの背景に前方の映像データとを同時に表示(図4参照)でき、歩行中の安全を確認することができる。ここで、特定のキー操作は、例えば、テンキー以外のキー押下(本体側面のサイドキー:図1(b)に示した操作部6b)、複数キーの連続押下や同時押下、所定キーの長押し、メニューから選択などである。また、以上の操作後に更なる他の特定キー操作を行うと、背景だった映像が上端の小さな窓に変わりその中に前方の映像が表示(図5参照)される。以下、図2乃至5を参照して詳しい実施形態を詳細に説明する。
【0013】
図2に示したように、本発明による携帯情報端末をカメラ付携帯電話機に採用した一実施形態は、例えば、操作部6でメールやブラウジングなどの表示部7を確認しながら操作するモードの時に、操作部6で前述した特定キー操作を行うことによって、制御部4が表示部7に撮影デバイス9で撮影している画像を背景として映し出すモード(以後、背景描画モードと呼ぶ)に設定されたことを検知する。そして、制御部4は、撮影デバイス9を制御して起動させて、その画像を表示部7に現在操作しているモード(メール、電話帳、ブラウジング等)の背景として表示する。これにより、使用者が歩行中にメール等に意識を集中するあまり、障害物に気付かずにぶつかってしまうことを防ぐことができるようになる。
【0014】
さらに、図3を参照して制御部4の処理を詳しく説明すると、まず、使用者が操作部6からの操作により、例えば、メールを入力するために所定のキー操作でメールアプリケーションを起動させる。このメールアプリケーションを起動した後、制御部4は操作部6の入力を監視しておき、背景描画モードが指示されたかを判別する(ステップ11)。ステップ11では、通常のメールアプリケーションの処理指示と異なるサイドキー6bの入力であると判断すると(ステップ11でYes)、背景描画モードを起動させる(ステップ12)。また、ステップ11において背景描画モードの入力がない(ステップ11でNo)場合、通常の動作でメールアプリケーションに関する処理を行う(ステップ14)。ここで、メールアプリケーションに関する処理とは、文字の入力やメール送信等があるが、操作部6(特に6a)の入力キーに応じて処理を制御部4が行うことは言うまでもない。ステップ12では、撮影デバイス9で撮影している画像データをメールの背景としてアプリケーションの文字の背後に描画するステップ12が実行される。
【0015】
具体的には、背景描画モードが起動されると、まず撮影デバイス9を起動し、撮影画像を得る。この撮影画像を、現在処理中のメールアプリケーションの表示用データに重畳処理し、表示部7に表示するよう制御部4にて処理する。その後、メールアプリケーションの終了の入力が検出されるまで、これらの動作を行い(ステップ13)、メールアプリケーションの終了が指示されたと検出すると、メールアプリケーションを終了し、背景描画モードを終了するとともに撮影デバイス9を停止(ステップ15)する。
【0016】
これにより表示部7には、図4に示すように、撮影デバイス9による使用者の前方にて把持している携帯情報端末で死角となる携帯端末の背後を撮像し、画像データの背景表示に重ねて操作部6の操作状態(メール入力状況)を同時に表示することができる。ところで、表示部7には、画像データの背景に文字、記号、数字などの操作状態を重ねて同時に表示するため、使用者が操作状態を確認し難くなってしまうことも考えられる。そこで、表示部7では、操作状態の表示において、文字、記号、数字などを白枠で囲い、白枠の中に、これら文字、記号、数字を黒い色にて表示する、または逆に黒枠で囲い中を白く表示することで表示を見やすくしてもよい。
【0017】
また、表示部7にて重畳処理する例として、メールを入力及び読む等のメーラー動作について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、撮影デバイス9による画像データの背景に重ねてブラウジングや電話帳検索などの操作状態も同様に表示できる。しかし、表示部7は、ブラウジングの画像データを表示すると撮影デバイス9の画像データと重なり見にくくなる可能性がある。そこで、本実施の形態では、図5に示すように、表示部7の全面に操作部6の操作状態(電話帳検索)である第1画面Aを背景として表示し、この第1画面A上の隅に撮影デバイス9の画像データである更なる小さな第2画面Bを設けて同時に表示可能にしている。このような第1画面Aと第2画面Bとの同時表示は、図4に示した表示状態から操作部6で新たな特定キー操作を行うことで切替えられる。このように表示部7では、図4及び図5に示した2種類の表示画面を用途に応じて切り替えることで、使用者が認識し易い表示にすることができる。尚、図5に示した第1画面Aと第2画面Bとの同時表示は、ブラウジングや電話帳検索の表示に限定されるものではなく、図4に示したメーラー動作の表示にも適用可能である。
【0018】
このように本発明による携帯情報端末をカメラ付携帯電話機に採用した一実施形態によると、操作部6の操作中に撮影デバイス9を同時に起動させて表示部7に前方を撮影した画像データとメール等の操作状態とを同時に表示することにより、いちいち視線を表示部7から外して足元を注意しなくても障害物などの前方の画像を表示部7で確認できるとともに、メール等の操作を早く終わらせることができ、また、歩行中にメール等に集中するあまり危険物に気付かないといった危険を回避することができる。
【0019】
以上、本発明による携帯情報端末の実施の形態を詳細に説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、カメラ付携帯電話機の本体に撮影デバイスを固定して設けた実施例を説明したが、これに限定されるものではなく、本体に撮影デバイスを回動可能に支持して使用者の前方を撮像する角度を可変可能に設けても良い。具体的には、使用者が表示部を見る際には表示部の背面はやや足元を向いているため、撮影デバイスの角度を足元よりやや前方を向く様、ヒンジ部に撮影デバイスを設けたりしてもよい。こうすることにより、使用者は操作中においても、より前方を確認しやすくなり、危険を回避することができる。
また、表示部に表示する2種類の表示画面(図4及び図5)を切替可能に設けた実施例を説明したが、これに限定されるものではなく、いずれか一方の表示画面のみで表示しても良い。
【0020】
【発明の効果】
このように本発明による携帯情報端末によれば、簡単な操作により操作部の操作中に撮影デバイスを同時に起動させて表示部に撮影した画像データと操作部の操作状態とを同時に表示できるため、いちいち視線を表示部から外して足元を注意しなくても障害物などの前方の画像を表示部で確認できるとともに、操作部の操作を早く終わらせることができ、また、歩行中に操作に集中するあまり危険物に気付かないといった危険を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯情報端末をカメラ付携帯電話機に採用した一実施形態を示す外観図。
【図2】図1に示した携帯情報端末の内部構造を示す概略ブロック図。
【図3】図1に示した携帯情報端末が背景描画モードに移る動作を示すフローチャート。
【図4】図1に示した表示部による表示形態の一実施例を示す図。
【図5】図1に示した表示部による表示形態の他の実施例を示す図。
【図6】従来の携帯情報端末の一実施形態を示す図。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 RF部
3 ベースバンド部
4 制御部
5 記憶装置
6 操作部
7 表示部
8 オーディオ部
8a マイク
8b スピーカ
9 撮影デバイス
10 本体
Claims (7)
- 撮像機能を有した撮影デバイスと、この撮影デバイスが撮像した画像データを表示する表示部と、操作部と、制御部とを備え、前記撮影デバイスは前記表示部の配される面よりも後方を撮影可能に配された携帯情報端末であって、
前記制御部は、前記操作部を使用者が操作する操作状態と、前記撮影デバイスの撮影した画像データとを同時に前記表示部に表示するよう制御することを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項1に記載の携帯情報端末において、
前記制御部には、前記画像データ、音声データ、文字データなどのデータを送受信する通信手段を更に備えたことを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項1もしくは2に記載の携帯情報端末において、
前記撮影デバイスは、前記本体に回動可能に支持され、少なくとも前記表示部の配された面よりも後方を撮影可能に配されたことを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項1から3のいずれかに記載の携帯情報端末において、
前記制御部は、前記操作状態を前記表示部に背景表示した画像データに重ねて文字、記号、数字などにより表示し、かつ、白枠で中を黒くまたは黒枠で中を白くすることで表示を行うよう制御することを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項1から4のいずれかに記載の携帯情報端末において、
前記制御部は、前記表示部に前記操作状態を表示した第1画面と、前記画像データを表示した第2画面とを同時に表示することを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項1から5のいずれかに記載の携帯情報端末において、
前記制御部は、前記操作状態を前記画像データを背景として重ねて表示する第1の同時表示と、前記操作状態を表示する第1画面と前記画像データを表示した第2画面とによる第2の同時表示とを、前記操作部の指示により切替え可能に制御することを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項1から6のいずれかに記載の携帯情報端末において、
前記制御部は、前記表示部に前記操作状態の表示された状態において、前記操作部により所定の操作を検出すると前記撮影デバイスを起動すると共に、前記画像データと前記操作状態との同時表示を行い、再び、前記所定の操作を検出することで前記同時表示を解除できることを特徴とする携帯情報端末。
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