JP2007243647A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、立体画像撮影用のカメラを新規に追加することなく立体画像を撮影することが可能な構造とした携帯端末装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 携帯端末装置の折り畳み時において、上側ユニット7に配置されるインカメラ21が露出するような構造とすることで、インカメラ21の撮像方向が下側ユニット8に配置されるアウトカメラ22と同じ方向とすることができる。これにより、インカメラ21とアウトカメラ22とによって、立体画像撮影が行われる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯電話装置やPHS(Personal Handy phone System)やPDA(Personal Digital Assistant)などの情報通信を行う携帯端末装置に関するもので、特に、撮像するカメラを備える携帯端末装置に関する。
近年、携帯電話装置やPHSやPDAなどの無線通信による情報通信を行う携帯端末装置が普及されており、又、この携帯端末装置には、複数の機能が具備されるようになっている。即ち、近年の携帯端末装置には、通信機能として、通話機能以外に、電子メールを作成して送信するとともに受信した電子メールの閲覧を行うメール機能や、インターネット上のサーバに接続してデータの読み出しを行うネット接続機能などが具備されるだけでなく、通信機能以外の機能として、被写体を撮像して画像データを生成する撮像機能なども追加されている。
そして、撮像機能を追加された携帯端末装置では、撮像機能により取得した画像データをメール機能などによって、別の通信端末装置に送信することができるものも普及されている。更には、通信機能を備えて撮像機能により現在撮像されている内容を動画データとして音声データとともに送信するとともに、動画データ及び音声データを受信することで、テレビ電話機能を実行する携帯端末装置も提供されている(特許文献1参照)。このテレビ電話機能も備えた携帯端末装置は、表示画面となるディスプレイと同じ側に設置されたテレビ電話機能用のカメラ(以下、「インカメラ」とする)と、ディスプレイと反対側に設置された撮像機能用のカメラ(以下、「アウトカメラ」とする)とが備えられる。
又、携帯端末装置に追加された撮像機能において、立体画像の撮像を行うものも提供されている(特許文献2及び特許文献3参照)。そして、特許文献2の折り畳み型携帯電話機では、画像表示部の両脇に1対のカメラを搭載し、複数の方向から通話者の画像を撮影することによって立体画像の撮影が可能なものとされている。又、特許文献3の携帯情報端末では、その側面部にカメラとファインダーを左右1対ずつ備え、立体画像の撮像を可能としている。
特開2006−005393号公報 特開2003−319043号公報 特開2005−176284号公報
上述したように、近年の携帯端末装置は、その主機能となる通信機能以外に、撮像機能などを備え、その撮像機能おいても、立体画像の撮像を可能とするものが提供されている。しかしながら、特許文献2の折り畳み型携帯電話機では、画像表示部の両脇に搭載されたカメラのように、水平に配置された2機のカメラが必要としている。この立体画像を撮像するためのカメラが正面側に設置されるため、背面側を撮像するためのカメラが別に設置されるものとし、合計3機のカメラが必要となっている。このため、携帯端末装置の小型化及び軽量化の妨げとなっている。又、特許文献3の携帯情報端末では、立体画像撮像用の1対のカメラだけでなく、この1対のカメラそれぞれに対応した1対のファインダーが必要とされ、更にその小型化及び軽量化を妨げている。
このように、従来の提示されている立体画像の撮像機能の実装方式によると、立体画像撮像用のカメラを追加する必要性があり、小型化及び軽量化が望まれている携帯通信端末において問題となる。更に、特許文献2では、立体画像の撮像を行うために、立体画像撮像用のカメラの位置を回転させる回転/スライド機構が必要とされ、その機械的機構も新たに追加する必要がある。
このような問題を鑑みて、本発明は、立体画像撮影用のカメラを新規に追加することなく立体画像を撮影することが可能な構造とした携帯端末装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の携帯端末装置は、装置の内側面に設置された第1カメラと、装置の外側面に設置された第2カメラと、装置を折り畳む折り畳み機構と、を備える携帯端末装置において、前記第1及び第2カメラの撮像動作を制御する撮像制御部を備え、前記撮像制御部が、前記折り畳み機構により装置を折り畳むことで、前記第1及び第2カメラの撮像方向を同一の方向としたときに、前記第1及び第2カメラで同時に撮像動作を行う立体画像撮像機能を備えることを特徴とする。
そして、記折り畳み機構として、2分割された第1ユニット及び第2ユニットと、該第1及び第2ユニットを連結するとともに該第1及び第2ユニットを開閉させるヒンジ部と、を備え、前記第1ユニットの内側面に前記第1カメラが設置されるとともに、前記第2ユニットの外側面に前記第2カメラが設置される。
このとき、前記第1ユニットの内側面において、前記第1及び第2ユニットの内側面が対向する閉じた状態とされたときに前記第2ユニットと重ならない位置に、前記第1カメラが設置されるとともに、前記第2ユニットの外側面において、前記第1及び第2ユニットの内側面が対向する閉じた状態とされたときに前記第1カメラから離れた位置に前記第2カメラが設置されるものとしても構わない。更に、前記第1ユニットの前記ヒンジ部と逆側の端辺近傍の内側面において、前記第1及び第2ユニットの内側面が対向する閉じた状態とされたときに前記第2ユニットと重ならない部分を備えるとともに、当該部分に前記第1カメラが設置され、前記第2ユニットの前記ヒンジ部近傍の外側面に、前記第2カメラが設置されるものとしても構わない。
又、前記第1及び第2ユニットのいずれかを伸縮可能な構造とし、前記第1及び第2ユニットの内側面が対向する閉じた状態とされたときに前記第1カメラが前記第2ユニットと重ならないように、前記第1及び第2ユニットのいずれかが伸縮されるものとしても構わない。
そして、画像を表示する表示画面を備えるものとしても構わない。このとき、当該表示画面が、前記第1ユニットの内側表面に設置される。このとき、当該表示画面が、前記第1ユニットの外側表面にも設置されるものとしても構わない。更に、前記表示画面が同時刻に撮像されて得た複数の画像による立体画像の表示が可能であるものとしても構わない。
又、前記第1ユニットの外側表面に前記表示画面が設置される場合、立体画像撮像を行う際において、前記第1及び第2カメラのいずれかの撮像画像が、前記第1ユニットの外側表面の前記表示画面に表示されるものとしても構わない。
又、外部と通信を行う通信部を備えるものとしても構わない。そして、前記通信部が、他の端末との通話を可能とするものであっても構わない。このとき、前記第1カメラによる撮像画像が送信されるとともに、前記通信部で受信した画像が前記表示画面に表示されることが、通話とともに行われるテレビ電話機能を備えるものとしても構わない。
本発明によると、既に備えられた第1及び第2カメラによる立体画像撮像機能を備えるものとするため、従来のように、立体画像撮像機能を実現するためのカメラを追加する必要がない。これにより、通信端末装置の小型化及び軽量化の妨げを防ぐことができる。更に、第1及び第2カメラが装置の内側面及び外側面に配置されることで、折り畳み機構により装置を折り畳んだときに、第1及び第2カメラの撮像方向を同一の方向とすることができる。これにより、従来の装置に備えられた構成を利用することで、立体画像撮像機能を容易に実現することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して、以下に説明する。図1は、本実施形態の携帯端末装置を開いたときの正面図及び背面図である。図2は、本実施形態の携帯端末装置の開いたときと閉じたときそれぞれの構成を示す側面図である。図3は、本実施形態の携帯端末装置を閉じたときの正面図及び背面図である。図4は、本実施形態の携帯端末装置の内部構成を示すブロック図である。
(携帯端末装置の外観)
図1に示すように、本実施形態の携帯端末装置100は、液晶パネル及びバックライトから構成されるLCD(Liquid Crystal Display)による表示画面10aを備えた上側ユニット7と、各種キーより成る操作入力部3(図4参照)を備えた下側ユニット8と、この上側ユニット7と下型ユニット8とを接続するとともに上側ユニット7を回動させるヒンジ部9と、を備える。
そして、図1(a)の正面図に示すように、上側ユニット7の内側面には、上側ユニット7の表面の大部分を占めるように設置された表示画面10aと、上側ユニット7の表示画面10aに対してヒンジ部9と反対側となる位置に設置される受話用スピーカ19aと、受話用スピーカ19aよりも上側ユニット7の外側となる位置に設置されるインカメラ21とが、備えられ、下側ユニット7の内側面には、操作入力部3(図4参照)となる方向キー11、ガイドキー12〜16、及び、ダイヤルキー17と、下側ユニット7の操作入力部3に対してヒンジ部9と反対側となる位置に設置される送話用マイクロフォン19bとが、備えられる。
又、図1(b)の背面図に示すように、上側ユニット7の外側面には、上側ユニット7の表面の中央位置に設置されたLCDによる表示画面10bが備えられ、下側ユニット8の外側面には、ヒンジ部9の近傍の側面に突出するように設置されたアンテナ18と、ヒンジ部9の裏側に位置するように設置されたアウトカメラ22とが、備えられる。更に、図2の側面図のように、ヒンジ部9が、下側ユニット8の内側面に固定されるとともに、上側ユニット7に接続されることで、上側ユニット7がヒンジ部9によって回動し、携帯端末装置100の開閉が行われる。そして、図2の側面図に示すように、下側ユニット8の側面には、操作入力部3(図4参照)となるガイドキー20が設置される。
下側ユニット7の操作入力部3となる方向キー11、ガイドキー12〜16、ダイヤルキー17、及び、ガイドキー20について、簡単に説明する。まず、方向キー12は、押圧部位に応じて異なる操作入力が可能な多機能キーであり、表示画面11内におけるカーソル位置や操作選択の対象を移動させる際に使用される。又、ダイヤルキー17は、表示画面11上に表示させる数字や文字を入力する際に使用される。
更に、各ガイドキー12〜16,20は、動作状態に応じて割り当てられる機能が異なる機能キーであり、機能割り当てが表示画面10a内に表示される。即ち、ガイドキー12は、選択された機能を実行させる際などに操作されるキーである。又、ガイドキー13は、メール作成モードやメール閲覧モードに動作状態を移行させる際に使用される。又、ガイドキー14は、撮影モードに移行させる際に使用され、メモリ内への撮影画像の取り込みを指示するためのレリーズ操作にも使用される。又、ガイドキー15は、発呼及び着呼したときに通話可能とするために使用され、ガイドキー16は、通話終了を指示するために使用される。又、ガイドキー20は携帯端末装置100を折りたたんだ状態(閉じた状態)での撮像を行う際のレリーズ操作に使用される。
このように構成される携帯端末装置100は、図2の矢印Xに示すように、ヒンジ部9を中心として上側ユニット7が回動する。これにより、携帯端末装置100を開いた状態としたとき、図1及び図2(a)に示すように、上側ユニット7の内側面と下側ユニット8の内側面とが同じ方向に向くとともに、ヒンジ部9を挟んだ上下に上側ユニット7と下側ユニット8とが配置される。そして、携帯端末装置100を閉じた状態としたとき、図2(b)及び図3に示すように、上側ユニット7の内側面と下側ユニット8の内側面とが対向するように、ヒンジ部9に対して同じ側に上側ユニット7と下側ユニット8とが配置される。
この携帯端末装置100は、図2(b)に示すように、上側ユニット7の長さL1が、下側ユニット8の長さL2より長くなるように構成される。これにより、図2(b)及び図3に示すように閉じた状態とされるとき、上側ユニット7の内側面におけるカメラ21が設置された部分が、下側ユニット8の内側面と重ならないようにすることが可能となる。よって、図3(b)の背面図に示すように、上側ユニット7の内側面に設置されたインカメラ21と下側ユニット8の外側面に設置されたアウトカメラ22とが背面側から見える状態となるとともに、図3(a)の正面図に示すように、アンテナ18の設置された側面側以外の下側ユニット8が上側ユニット7に重なった状態となる。
(携帯端末装置の内部ブロック)
このような外観を備えた携帯端末装置100の内部構成について、図4のブロック図を参照して説明する。図4に示すように、携帯端末装置100は、その内部構成として、アンテナ18に接続されて移動体通信網を介して基地局と無線通信を行う無線通信部1と、ユーザが操作した入力キーに応じて入力信号を出力する操作入力部3と、インカメラ21及びアウトカメラ22による撮像動作を制御する撮像制御部4と、画像データやテキストデータなどを記録するデータ記憶部5と、表示画面10a,10bの表示動作を制御する表示制御部6と、各ブロックの動作制御及び各ブロック間のデータのやりとりを行う主制御部2と、を備える。
このような内部構成を備えた携帯端末装置100において、無線通信部1は、移動体通信網を介して基地局と無線通信を行うセルラー方式の通信手段を備え、アンテナ18を介した通話動作だけでなく、電子メールなどの通信データの送受信が行われる。即ち、無線通信部1では、アンテナ18を介して受信した信号を復調した後に符号化する。このとき、復号化して得られたデータが音声データである場合は、アナログ音声に変換して受話用スピーカ19aより音声出力を行い、復号化して得られたデータがテキストデータや画像データの場合は、主制御部2に送出する。又、送話用マイクロフォン19bから音声が入力されて得られたアナログ音声による音声データや、主制御部2を通じて与えられるテキストデータや画像データが無線通信部1に与えられると、各データが符号化された後に変調されて、アンテナ18より送信される。
撮像制御部4は、インカメラ21及びアウトカメラ22による撮像動作を制御し、ユーザによる操作入力に基づいて撮影された画像データを出力する動作を行っている。このとき、ユーザによる操作に応じた入力データが操作入力部3より主制御部2に与えられる。そして、主制御部2によって、その入力データに基づいて、インカメラ21及びアウトカメラ22のいずれか一方による撮像動作、又は、インカメラ21及びアウトカメラ22の両方による撮像動作が、撮像制御部4に指示される。
よって、インカメラ21及びアウトカメラ22のいずれか一方による撮像動作を行うときは、操作入力部3を通じて指示されたカメラの撮像動作を撮像制御部4が制御する。これにより、インカメラ21による撮像動作が指示されたときは、インカメラ21単独で撮像することで得られた画像データが撮像制御部4に与えられ、アウトカメラ22による撮像動作が指示されたときは、アウトカメラ22単独で撮像することで得られた画像データが撮像制御部4に与えられる。このようにして、インカメラ21又はアウトカメラ22単独で撮像することで得られた画像データが、撮像制御部4を通じて主制御部2に与えられると、無線通信部1、データ記憶部5、及び、表示制御部6に与えられる。
又、インカメラ21及びアウトカメラ22両方による撮像動作を行うときは、インカメラ21及びアウトカメラ22両方の撮像動作を撮像制御部4が制御することで、立体画像の撮像が行われる。このとき、撮像制御部4では、インカメラ21及びアウトカメラ22で撮像されて取得された2つの画像データのうち、一方を右目用の画像データとし、他方を左目用の画像データとする。そして、インカメラ21及びアウトカメラ22それぞれから得られた2つの画像データが、撮像制御部4を通じて主制御部2に与えられると、無線通信部1、データ記憶部5、及び、表示制御部6に与えられる。
データ記憶部5は、無線通信部1又は操作入力部3からのテキストデータや、無線通信部1又は撮像制御部4からの画像データが、主制御部2を通じて与えられるとともに、この与えられたテキストデータや画像データを記憶する。このとき、インカメラ21及びアウトカメラ22による立体画像を構成する2つの画像データは、1つの立体画像データとして記憶する。又、操作入力部3の入力データに応じた操作画面を表示制御部6に与えて表示画面10a,10bに表示するために、この操作画面となるテキストデータや画像データが、データ記憶部5内に記憶される。
表示制御部6は、無線通信部1、操作入力部3、又はデータ記憶部5からのテキストデータや、無線通信部1、撮像制御部4、又はデータ記憶部5からの画像データが、主制御部2を通じて与えられると、このテキストデータや画像データに応じた画像表示が表示画面10a,10bで行われるように表示画面10a,10bの制御を行う。このとき、携帯端末装置100が図1及び図2(a)に示すように開いた状態にある場合は、表示画面10a,10bの両方で画像表示が行われ、又、携帯端末装置100が図3及び図2(b)に示すように閉じた状態にある場合は、表示画面10bのみで画像表示が行われる。尚、携帯端末装置100が開いた状態にあるとき、表示画面10aのみで画像表示が行われるものとしても構わない。
更に、表示制御部6によって表示制御される表示画面10aは、パララックス・バリアを備えており、左眼、右眼のそれぞれに別の画像を表示することが可能である。よって、立体画像の表示が指示されたときは、表示制御部6によって、表示画面10aのみが制御される。そして、表示制御部6は、データ記憶部5に記憶された右目用、左目用2枚1組の立体画像用の画像データを、右目用画像を右目に映るように、左目用画像を左目に映るように表示画面10aの制御を行う。尚、表示画面10a,10bは、LCDに限らず、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ及びCRT等を用いても構わない。
(通信機能)
このように内部ブロックが構成される携帯端末装置100が図1及び図2(a)のように開いた状態で、電話機能や電子メール機能などの通信機能を所望するユーザが操作入力部3に対して所定の操作をしたとき、この操作入力部3より主制御部2に与えられた入力データに基づいて、通信機能が指示される。即ち、ガイドキー15が操作されて電話機能が指示されると、無線通信部1が動作するように主制御部2によって制御される。そして、無線通信部2が、復調及び復号化して得られた通信アナログ音声となる音声データを受話用スピーカ19aに与えるとともに、送話用マイクロフォン19bからの音声データを符号化及び変調することでアンテナ18より送信することで、電話機能が実行される。
又、方向キー11及びガイドキー12,13が操作されて、電子メールの受信やインターネット上のサーバからのダウンロードを行うことが指示される。このとき、無線通信部1で受信した信号を復調した後に復号化することで、テキストデータや画像データや音声データ等が得られる。そして、テキストデータや画像データが、主制御部2を通じて、表示制御部6に与えられて、表示画面10a,10bのいずれかに表示されるとともに、音声データが、受話用スピーカ19aに与えられて音声出力がなされる。同時に、無線通信部1で得られた各データがデータ記憶部5に与えられて、データ記憶部5に記憶される。
更に、方向キー11及びガイドキー12,13が操作されて、電子メールの送信やインターネット上のサーバへのアップロードが指示される。このとき、送信するデータとして、操作入力部3のダイヤルキー17によるテキストデータや、インカメラ21及びアウトカメラ22の撮像動作により撮像された画像データや、データ記憶部5に格納されたテキストデータや画像データや、送話用マイクロフォン19bからの音声データが、主制御部2を介して無線通信部1に与えられる。そして、これらの各データが符号化された後に変調されて、アンテナ18より送信される。
(通常撮像機能)
又、携帯端末装置100が図1及び図2(a)のように開いた状態で、1つのカメラによる動画又は静止画を撮像するための通常撮像機能を所望するユーザが操作入力部3に対して所定の操作をしたとき、この操作入力部3より主制御部2に与えられた入力データに基づいて、通常撮像機能が指示される。このとき、例えば、ガイドキー14を操作して撮像機能が指示された後、方向キー11とガイドキー12を操作することで、通常撮像機能となる静止画撮影又は動画撮影が指示されるものとしても構わない。又、通常撮像機能による撮像動作を行うカメラを、インカメラ20及びアウトカメラ21のいずれとするかの選択が、方向キー11とガイドキー12を操作することで行われるものとしても構わない。
そして、静止画撮影が指示されたときは、ガイドキー12,14,20のいずれかが操作されることで、撮像制御部4によりインカメラ21又はアウトカメラ22のレリーズ操作が行われる。又、動画撮影が指示されたときは、最初にガイドキー12,14,20のいずれかが操作されることで、撮像制御部4によりインカメラ21又はアウトカメラ22による動画撮像動作が開始する。そして、動画撮像動作が行われているときに、ガイドキー12,14,20のいずれかが操作されることで、撮像制御部4によりインカメラ21又はアウトカメラ22による動画撮像動作が終了する。
この通常撮像機能が行われるとき、携帯端末装置100が図1及び図2(a)のように開いた状態で、インカメラ21及びアウトカメラ22の内、撮像動作を行うように選択されたカメラが、撮像制御部4によって動作制御される。そして、得られた画像データが撮像制御部4より主制御部2に与えられると、表示制御部6に与えられて表示画面10aに表示される。そして、静止画像撮影時には、ガイドキー12,14,20のいずれかが操作されてレリーズ操作が成されたときの静止画となる画像データが、撮像制御部4より主制御部2に与えられた後、データ記憶部5に格納される。又、動画像撮影時には、ガイドキー12,14,20のいずれかが操作されて撮影された動画となる画像データが撮像制御部4より主制御部2に与えられた後、データ記憶部5に格納される。
(テレビ電話機能)
又、携帯端末装置100が図1及び図2(a)のように開いた状態で、テレビ電話機能を所望するユーザが操作入力部3に対して所定の操作をしたとき、この操作入力部3より主制御部2に与えられた入力データに基づいて、テレビ電話機能が指示される。このとき、例えば、表示画面10aに表示されるメニュー画面に基づいて、方向キー11とガイドキー12を操作することで、テレビ電話機能が指示されるものとしても構わないし、ガイドキー15を操作して通話を指示した後に、ガイドキー14を操作してテレビ電話機能を開始することを指示するものとしても構わない。
このようにして、テレビ電話機能を行うことが指示されると、主制御部2によって、無線通信部1、撮像制御部4、及び表示制御部6それぞれに指示が与えられる。これにより、無線通信部1が、音声データと画像データの通信処理を行い、撮像制御部4が、インカメラ21による動画撮影動作を制御し、表示制御部6が、無線通信部1で受信された画像データに基づく動画が表示されるように、表示画面10aの表示動作を制御する。尚、このとき、表示画面10aにおいて、インカメラ21により取得された画像データによる動画が、無線通信部1で受信された画像データによる動画とともに表示されるように、表示制御部6が動作制御を行うようにしても構わない。
(立体画像撮像機能)
又、携帯端末装置100が図1及び図2(a)のように開いた状態で、2つのカメラによる立体画像を撮像するための立体画像撮像機能を所望するユーザが操作入力部3に対して所定の操作をしたとき、この操作入力部3より主制御部2に与えられた入力データに基づいて、立体画像撮像機能が指示される。このとき、例えば、ガイドキー14を操作して撮像機能が指示された後、方向キー11とガイドキー12を操作することで、立体画像撮像機能が指示されるものとしても構わない。
そして、立体画像撮像機能が指示されると、図5のフローチャートに従って、立体画像撮像機能が行われる。即ち、操作入力部3によって立体画像撮像機能が指示されると、まず、ガイドキー12,14,20への操作によるレリーズ操作を禁止するように、主制御部2が撮像制御部4を制御する(STEP1)。そして、表示制御部5によって表示画面10aに、携帯端末装置100を閉じるようにユーザに報知するための表示が成される(STEP2)。
その後、主制御部2によって、上側ユニット7及び下側ユニット8それぞれの内側面が2(b)及び図3のように対向して、携帯端末装置100が閉じた状態とされたか否かが確認される(STEP3)。尚、この携帯端末装置100の開閉については、不図示であるが、ヒンジ部9の回動を検知するセンサによって確認されるものとしても構わないし、上側ユニット7及び下側ユニット8それぞれの内側面の接触を検知するセンサによって確認されるものとしても構わない。
このSTEP3で、携帯端末装置100が閉じた状態とされたことが確認されると(Yes)、表示制御部5による表示画面10aの画像表示が停止された後(STEP4)、ガイドキー20の操作によるレリーズ操作を許可するように、主制御部2が撮像制御部4を制御する(STEP5)。又、携帯端末装置100が閉じた状態とされたことが確認されない場合(No)、STEP2に移行する。
その後、STEP5でレリーズ操作が許可されると、ガイドキー20が操作されたか否かが主制御部2によって確認される(STEP6)。このとき、ガイドキー20の操作が行われるまで、STEP6の確認動作が行われる。そして、ガイドキー20が操作されたとき(Yes)、レリーズ操作を行うように撮像制御部4に対して主制御部2が指示し、インカメラ21及びアウトカメラ22それぞれによる撮像動作が行われる(STEP7)。
このインカメラ21及びアウトカメラ22それぞれによる撮像動作によって得られた2つの画像データが、一方を右目用の画像データとして、他方を左目用の画像データとして、撮像制御部4に与えられる。そして、右目用及び左目用の画像データは、撮像制御部4から主制御部2を介してデータ記憶部5に与えられて、1つの立体画像用の画像データとして、データ記憶部5内に記憶される(STEP8)。そして、データ記憶部5への立体画像用の画像データの格納が成されると、立体画像撮像機能が終了する。
尚、このように立体画像撮像機能を動作させるとき、図3(b)のように、インカメラ21及びアウトカメラ22が背面側に配置され、図3(a)のように、表示画面10bが正面側に配置される。よって、図5のフローチャートにおけるSTEP3で、携帯端末装置100が閉じた状態とされたことが確認されると、表示制御部6によって、表示画面10bに、インカメラ21又はアウトカメラ22のいずれかより得られた画像データに基づく画像を表示するものとしても構わない。これにより、ユーザは、表示画面10bに表示される画像に基づいて、インカメラ21及びアウトカメラ22により立体画像が撮影される被写体を確認することができる。
又、立体画像撮像機能が、1枚の立体画像を撮像すると終了するものとしたが、所定期間が経過したときに終了するものとしても構わない。このとき、例えば、立体画像撮像機能が指示されてから所定期間が経過したときに終了するものとしても構わないし、図5のフローチャートにおけるSTEP3で携帯端末装置100が閉じた状態とされたことが確認されてから所定期間が経過したときに終了するものとしても構わないし、図5のフローチャートにおけるSTEP6で1度目のガイドキー20の操作が確認されてから所定期間が経過したときに終了するものとしても構わない。
更に、携帯端末装置100が閉じられた状態としているときに、ガイドキー20が操作されたことを確認すると、立体画像撮像機能が指示されたものとし、撮像制御部4によってインカメラ21及びアウトカメラ22それぞれのレリーズ操作が行われるものとしても構わない。このとき、1度のガイドキー20の操作によりレリーズ操作が行われるものとしても構わないし、1度目のガイドキー20の操作により立体画像撮像機能に移行した後、2度目のガイドキー20の操作によりレリーズ操作が行われるものとしても構わない。又、ガイドキー14を操作した後に、携帯端末装置100が閉じられたことが確認されると、立体画像撮像機能が指示されたものと主制御部2が判断するものとしても構わない。
又、表示画面10bを、表示画面10aと同様、パララックス・バリアを備えるものとして、立体画像撮像機能を行うときに、インカメラ21及びアウトカメラ22それぞれによる右目用及び左目用の画像が同時に表示されるものとしても構わない。
更に、上側ユニット7が下側ユニット8より長い構成としたが、上側ユニット7と下側ユニット8とが同じ長さとなるように構成するとともに、折り畳んだときに、上側ユニット7のインカメラ21が設置された側を伸縮できる機能を備えるものとしても構わない。このとき、折り畳んで携帯端末装置100を閉じた状態とし、上側ユニット7のヒンジ部9と逆側の先端を伸長することで、インカメラ21を下側ユニット8と重ならないようにすることができる。これにより、インカメラ21とアウトカメラ22による立体画像撮像機能を動作させることができる。尚、逆に、下側ユニット8のヒンジ部9と逆側の先端が伸縮自在な構成とし、携帯端末装置100を閉じた状態としたときに、下側ユニット8のヒンジ部9と逆側の先端を圧縮することで、インカメラ21を下側ユニット8と重ならないようにすることができる。
本発明の携帯端末装置は、2機のカメラを備えた携帯電話装置やPHSやPDAなどに適用可能であり、特に、2機のカメラが装置の表裏に備えられたものに適用することができる。
は、本発明の実施形態の携帯端末装置を開いたときの正面図及び背面図である。 は、本発明の実施形態の携帯端末装置の開いたときと閉じたときそれぞれの構成を示す側面図である。 は、本発明の実施形態の携帯端末装置を閉じたときの正面図及び背面図である。 は、本発明の実施形態の携帯端末装置の内部構成を示すブロック図である。 は、本発明の実施形態の携帯端末装置による立体画像撮像機能の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 無線通信部
2 主制御部
3 操作入力部
4 撮像制御部
5 データ記憶部
6 表示制御部
7 上側ユニット
8 下側ユニット
9 ヒンジ部
10a,10b 表示画面
11 方向キー
12〜16,20 ガイドキー
17 ダイヤルキー
18 アンテナ
19a 受話用スピーカ
19b 送話用マイクロフォン
21 インカメラ
22 アウトカメラ
100 携帯端末装置

Claims (6)

  1. 装置の内側面に設置された第1カメラと、装置の外側面に設置された第2カメラと、装置を折り畳む折り畳み機構と、を備える携帯端末装置において、
    前記第1及び第2カメラの撮像動作を制御する撮像制御部を備え、
    前記撮像制御部が、前記折り畳み機構により装置を折り畳むことで、前記第1及び第2カメラの撮像方向を同一の方向としたときに、前記第1及び第2カメラで同時に撮像動作を行う立体画像撮像機能を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記折り畳み機構として、
    2分割された第1ユニット及び第2ユニットと、
    該第1及び第2ユニットを連結するとともに該第1及び第2ユニットを開閉させるヒンジ部と、
    を備え、
    前記第1ユニットの内側面に前記第1カメラが設置されるとともに、前記第2ユニットの外側面に前記第2カメラが設置されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記第1ユニットの内側面において、前記第1及び第2ユニットの内側面が対向する閉じた状態とされたときに前記第2ユニットと重ならない位置に、前記第1カメラが設置されるとともに、
    前記第2ユニットの外側面において、前記第1及び第2ユニットの内側面が対向する閉じた状態とされたときに前記第1カメラから離れた位置に前記第2カメラが設置されることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記第1ユニットの前記ヒンジ部と逆側の端辺近傍の内側面において、前記第1及び第2ユニットの内側面が対向する閉じた状態とされたときに前記第2ユニットと重ならない部分を備えるとともに、当該部分に前記第1カメラが設置され、
    前記第2ユニットの前記ヒンジ部近傍の外側面に、前記第2カメラが設置されることを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。
  5. 画像を表示する表示画面を備えることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の携帯端末装置。
  6. 前記表示画面が同時刻に撮像されて得た複数の画像による立体画像の表示が可能であることを特徴とする請求項5に記載の携帯端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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