JP2004303767A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続的な値として、位置ずれ値が測定できるだけでなく、周波数測定により容易かつ高精度の位置ずれ検出を行うことができる半導体装置を提供することを課題とする。
【解決手段】チャネル領域を挟んだソース(112)及びドレイン(113)を含む拡散領域(111)と、チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられるゲート電極(101)とを有する半導体装置が提供される。その半導体装置は、チャネル長に相当するゲート電極の長さであるゲート長は一定ではなく位置によって変化して前記ゲート長が前記拡散領域の境界付近で徐々に変化する、又はチャネル幅を決める拡散領域の幅は一定ではなく位置によって変化してチャネル幅を決める前記拡散領域の幅の境界線が前記ゲート電極の垂直方向から傾いた角度の直線又は曲線で設けられる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置に関し、特にゲート、ソース及びドレインを有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トランジスタの性能評価を行うためには、ゲート長などの各種パラメータを変化させたときの影響により、変動するトランジスタ特性を把握する必要がある。
しかし、ゲート長などの各種パラメータを変えても、ゲートなどの位置ずれの影響により、他のパラメータが変動し、結果として、純粋なパラメータの影響を把握することは難しいと考えられる。トランジスタ特性の解析を正確に行うためにも、位置ずれの影響を知ることは必要である。また、これまで位置ずれとの影響を受けなかったような項目に対して、微細化に伴い、今後、位置ずれの影響無しには評価できないものとなることが、十分に予想できる。
【0003】
従来、特定形状の導体を複数配置し、それらが位置ずれにより、どこかの導体とショートしてしまうことを利用して、位置ずれの測定を行っていたが、位置ずれ精度は導体の配置に依存してしまい、飛び飛びの位置ずれ値でしか情報を得ることができない。
【0004】
また、下記の特許文献1が公開されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−291754号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、連続的な値として、位置ずれ値が測定できるだけでなく、周波数測定により容易かつ高精度の位置ずれ検出を行うことができる半導体装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、チャネル領域を挟んだソース及びドレインを含む拡散領域と、チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられるゲート電極とを有する半導体装置が提供される。その半導体装置は、チャネル長に相当するゲート電極の長さであるゲート長は一定ではなく位置によって変化して前記ゲート長が前記拡散領域の境界付近で徐々に変化する、又はチャネル幅を決める拡散領域の幅は一定ではなく位置によって変化してチャネル幅を決める前記拡散領域の幅の境界線が前記ゲート電極の垂直方向から傾いた角度の直線又は曲線で設けられる。
【0008】
ゲート電極又は拡散領域に特定の形状を施すことによりゲート電極と拡散領域との相対的位置ずれをトランジスタの動作速度として検出することができる。すなわち、トランジスタの動作速度を測定することにより、ゲート電極と拡散領域との相対的位置ずれを検出することができる。また、そのトランジスタを用いたインバータを奇数個接続してリング発振器を構成すれば、位置ずれの変化を発振周波数の変化として検出することができる。これにより、リング発振器の周波数測定という簡単な方法で、高精度の位置ずれ測定を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1(A)は、本発明の実施形態によるトランジスタを含む半導体装置の表面図である。拡散領域111は、チャネル領域を挟んだソース領域112及びドレイン領域113を含む。ゲート電極101は、ポリシリコンにより構成され、チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられるゲート電極部102を有する。
通常のトランジスタでは、ゲート電極101は、ゲート電極部102のみからなる。本実施形態では、ゲート電極101は、さらに、位置ずれ検出を行うためのゲート電極部103を有する。これにより、拡散領域111とゲート電極101との相対的位置ずれを検出することができる。すなわち、拡散領域111及びゲート電極101は、実際には、設計通りの位置に形成されずに、ずれた位置に形成されることがある。本実施形態による半導体装置は、そのような位置ずれを検出することができる。図1(A)は設計上の半導体装置を示し、図1(B)は実際に製造される半導体装置を示す。
【0010】
図1(B)に示すように、実際に製造すると、ゲート電極101には丸まり部121が生じる。すなわち、図1(A)のゲート電極部102及び103が直角に交わる部分に、図1(B)の丸まり部121が生じる。この丸まり部121は、長さが長いと曲線になり、長さが短くなるほど直線に近づく。
【0011】
図1(C)は、図1(B)の半導体装置が位置ずれした例を示す半導体装置の表面図である。実線で示す拡散領域111は設計上の拡散領域の位置を示し、破線で示す拡散領域131は実際の製造により位置ずれした拡散領域の位置を示す。拡散領域131は、拡散領域111に対して例えば上方向に相対的にずれる。
実際には、まず拡散領域131を形成し、その後にゲート電極101を形成するので、ゲート電極101が拡散領域131に対してずれることになる。以下、説明の簡単のため、拡散領域131がゲート電極101に対して相対的にずれるものとして説明する。
【0012】
ゲート長Lは、チャネル長に相当するゲート電極101の長さであり、一定ではなく位置によって変化する。具体的には、ゲート長Lは、拡散領域111の下部の境界付近で徐々に変化する。
【0013】
拡散領域131の場合は、拡散領域131とゲート電極101の重なる部分がチャネルになる。したがって、チャネル長に相当するゲート長Lは、全拡散領域131において一定である。
【0014】
それに対して、拡散領域111の場合は、拡散領域111とゲート電極101の重なる部分がチャネルになり、チャネル長に相当するゲート長Lは下部において徐々に長くなる。ゲート長Lが長くなると、ソース−ドレイン間に流れるドレイン電流が小さくなる。その結果、トランジスタの動作速度が遅くなる。
【0015】
以上のように、拡散領域111及び131を比較すると、拡散領域131の場合には、ドレイン電流が大きくなり、トランジスタ動作速度が速くなる。それに対し、拡散領域111の場合には、ドレイン電流が小さくなり、トランジスタ動作速度が遅くなる。このように、拡散領域111,131の位置ずれに応じて、トランジスタの動作速度が変わる。トランジスタの動作速度を測定することにより、拡散領域111,131の位置ずれを検出することができる。
【0016】
図2(A)は、本発明の他の実施形態によるトランジスタを含む半導体装置の表面図である。拡散領域211は、チャネル領域を挟んだソース領域212及びドレイン領域213を含む。ゲート電極201は、ポリシリコンにより構成され、チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられる。本実施形態では、拡散領域211は、さらに、位置ずれ検出を行うための凸形状の拡散領域部214を有する。通常のトランジスタでは、拡散領域部214がない。拡散領域部214は、ソース領域212の一部である。拡散領域部214を設けることにより、拡散領域211とゲート電極201との相対的位置ずれを検出することができる。図2(A)は設計上の半導体装置を示し、図2(B)は実際に製造される半導体装置を示す。
【0017】
図2(B)に示すように、実際に製造すると、拡散領域211には丸まり部221が生じる。すなわち、図2(A)の拡散領域部214による直角部分に、図2(B)の丸まり部221が生じる。この丸まり部221は、長さが長いと曲線になり、長さが短くなるほど直線に近づく。
【0018】
図2(C)は、図2(B)の半導体装置が位置ずれした例を示す半導体装置の表面図である。実線で示す拡散領域211は設計上の拡散領域の位置を示し、破線で示す拡散領域231は実際の製造により位置ずれした拡散領域の位置を示す。拡散領域231は、拡散領域211に対して例えば右方向に相対的にずれる。
実際には、まず拡散領域231を形成し、その後にゲート電極201を形成するので、ゲート電極201が拡散領域231に対してずれることになる。以下、説明の簡単のため、拡散領域231がゲート電極201に対して相対的にずれるものとして説明する。
【0019】
拡散領域211,231とゲート電極201とが重なる部分がチャネルになる。チャネル幅Wは、上記の重なり領域における拡散領域211,231の幅である。チャネル幅Wを決める拡散領域の幅は、一定ではなく位置によって変化する。具体的には、チャネル幅を決める拡散領域の幅の境界線は、丸まり部221において、ゲート電極201の垂直方向(図の水平方向)から傾いた角度の直線又は曲線で設けられる。ソース領域212のチャネル幅とドレイン領域213のチャネル幅とは異なる。
【0020】
拡散領域211及び231を比較すると、拡散領域211の場合は、ソース領域212周辺のチャネル幅が比較的狭い。チャネル幅が狭いと、ソース−ドレイン間に流れるドレイン電流が小さくなる。その結果、トランジスタの動作速度が遅くなる。
【0021】
それに対し、拡散領域231の場合は、ソース領域212周辺のチャネル幅が比較的広い。チャネル幅が広いと、ソース−ドレイン間に流れるドレイン電流が大きくなる。その結果、トランジスタの動作速度が速くなる。
【0022】
以上のように、拡散領域231の場合には、ドレイン電流が大きくなり、トランジスタ動作速度が速くなる。それに対し、拡散領域211の場合には、ドレイン電流が小さくなり、トランジスタ動作速度が遅くなる。このように、拡散領域211,231の位置ずれに応じて、トランジスタの動作速度が変わる。トランジスタの動作速度を測定することにより、拡散領域211,231の位置ずれを検出することができる。
【0023】
図3は、リング発振器の構成例を示す。リング発振器は、奇数個のインバータ301をリング接続することにより構成される。すなわち、奇数個のインバータ301がリング状に直列接続される。出力信号302は、リング発振器内の所定のインバータ301の出力である。波形303は、出力信号302の波形である。インバータ301は、図1(C)のトランジスタ又は図2(C)のトランジスタを用いて構成される。インバータ301の動作速度は、トランジスタの動作速度により決まる。インバータ301の動作速度に応じて、波形303の周波数が変化する。すなわち、トランジスタの動作速度に応じて、波形303の周波数が変化する。
【0024】
具体的には、図1(C)の拡散領域131のときには動作速度が速くて波形303の周波数が高くなり、図1(C)の拡散領域111のときには動作速度が遅くて波形303の周波数が低くなる。また、図2(C)の拡散領域211のときには動作速度が遅くて波形303の周波数が低くなり、図2(C)の拡散領域231のときには動作速度が速くて波形303の周波数が高くなる。波形303の周波数を測定することにより、拡散領域とゲート電極との相対的位置ずれを検出することができる。
【0025】
図4は、図3のリング発振器内のインバータ301の基本的構成例を示す半導体装置の表面図である。図5(A)は、インバータ301の回路図である。以下、MOS電界効果トランジスタ(FET)を、単にトランジスタという。pチャネルトランジスタ502は、ゲートが入力端子501に接続され、ソースが電源電位に接続され、ドレインが出力端子504に接続される。nチャネルトランジスタ503は、ゲートが入力端子501に接続され、ソースが基準(グランド)電位に接続され、ドレインが出力端子504に接続される。
【0026】
図4において、拡散領域401は、ソース領域(pチャネルトランジスタ502のソース)411及びドレイン領域(pチャネルトランジスタ502のドレイン)412を有する。拡散領域402は、ソース領域(nチャネルトランジスタ503のソース)421及びドレイン領域(nチャネルトランジスタ503のドレイン)422を有する。メタル配線414は、ソース領域411と電源電位VDDとを接続する。メタル配線416は、ソース領域421と基準電位VSSとを接続する。メタル配線415は、ドレイン領域412及び422を接続する。
ゲート電極413は、ポリシリコンにより形成され、トランジスタ502及び503のゲートを接続した構成を有する。
【0027】
図5(B)は、図4のI−I線に沿った半導体装置の断面図である。チャネル領域514を挟んでソース領域411及びドレイン領域412が形成される。ゲート電極413は、チャネル領域514上にゲート絶縁膜513を介して形成される。メタル配線414は、ビア511を介してソース領域411に接続される。メタル配線415は、ビア512を介してドレイン領域412に接続される。
【0028】
図3のリング発振器は、半導体装置上に少なくとも4つ形成される。第1のリング発振器は図6(A)のインバータが奇数個接続され、第2のリング発振器は図6(B)のインバータが奇数個接続され、第3のリング発振器は図6(C)のインバータが奇数個接続され、第4のリング発振器は図6(D)のインバータが奇数個接続される。図6(A)〜(D)は、図1(A)と同様に設計上の半導体装置を示す。
【0029】
図6(A)は、第1のリング発振器を構成するインバータの構成例を示す。このインバータは、図4のインバータに対して、図1(A)と同様に、位置ずれ検出用のゲート電極(ポリシリコン)601及び602を付加したものである。
【0030】
図6(B)は、第2のリング発振器を構成するインバータの構成例を示す。このインバータは、図4のインバータに対して、図1(A)と同様に、位置ずれ検出用のゲート電極(ポリシリコン)621及び622を付加したものである。
【0031】
図6(C)は、第3のリング発振器を構成するインバータの構成例を示す。このインバータは、図4のインバータに対して、図1(A)と同様に、位置ずれ検出用のゲート電極(ポリシリコン)631及び632を付加したものである。
【0032】
図6(D)は、第4のリング発振器を構成するインバータの構成例を示す。このインバータは、図4のインバータに対して、図1(A)と同様に、位置ずれ検出用のゲート電極(ポリシリコン)641及び642を付加したものである。
【0033】
図6(A)及び(C)のインバータは、位置ずれ検出用ゲート電極をトランジスタの上(正のy軸方向)に形成する。図6(B)及び(D)のインバータは、位置ずれ検出用ゲート電極をトランジスタの下(負のy軸方向)に形成する。これらのインバータは、ゲート長の変化する方向が異なることになる。例えば、設計上の拡散領域401及び402が、製造上、拡散領域611及び612のように上にずれると、図6(A)及び(C)ではゲート長が長くなり、ドレイン電流が小さくなり、インバータの動作速度が遅くなる。これに対し、図6(B)及び(D)ではゲート長が短くなり、ドレイン電流が大きくなり、インバータの動作速度が速くなる。これらのリング発振器の発振周波数を測定することにより、ゲート電極と拡散領域との相対的位置ずれ方向を知ることができる。
【0034】
図6(A)及び(B)のインバータでは、位置ずれ検出用ゲート電極601,602,621,622と設計拡散領域401,402との間隔がD2である。
図6(C)及び(D)のインバータでは、位置ずれ検出用ゲート電極631,632,641,642と設計拡散領域401,402との間隔がD1である。間隔D1は、間隔D2よりも狭い。これらのインバータは、ゲート長が変化する相対的位置(間隔)が異なる。これらのリング発振器の発振周波数を測定することにより、ゲート電極と拡散領域との相対的位置ずれ量を知ることができる。
【0035】
図6(A)〜(D)の4つのインバータは、ゲート長の変化する相対的位置及び方向の組み合わせが異なる。第1〜第4のリング発振器の発振周波数を測定することにより、ずれ方向及びずれ量を検出することができる。
【0036】
設計拡散領域401及び402に対して、製造上、拡散領域611及び612のように上に位置ずれしたとする。この場合、図6(A)では、位置ずれ検出用ゲート電極601,602と拡散領域611,612との間隔はd2になる。図6(B)では、位置ずれ検出用ゲート電極621,622と拡散領域611,612との間隔はd4になる。図6(C)では、位置ずれ検出用ゲート電極631,632と拡散領域611,612との間隔はd1になる。図6(D)では、位置ずれ検出用ゲート電極641,642と拡散領域611,612との間隔はd3になる。間隔dは、d1<d2<d3<d4の関係がある。この間隔dが狭いほど、ゲート長Lが長くなり、発振周波数が低くなる。
【0037】
図8は、設計間隔Dと遅延時間tpdの関係を示すグラフである。横軸は、設計間隔Dであり、位置ずれ検出用ゲート電極601,602と設計拡散領域401,402との間隔を示す。縦軸は、リング発振器の遅延時間tpdを示し、リング発振器の出力波形の周期に相当する。遅延時間tpdが大きいほど、発振周波数が低くなる。
【0038】
遅延時間tpd1は、図6(C)に対応し、設計間隔がD1であり、実間隔がd1のときの遅延時間である。遅延時間tpd2は、図6(A)に対応し、設計間隔がD2であり、実間隔がd2のときの遅延時間である。遅延時間tpd3は、図6(D)に対応し、設計間隔がD1であり、実間隔がd3のときの遅延時間である。遅延時間tpd4は、図6(B)に対応し、設計間隔がD2であり、実間隔がd4のときの遅延時間である。遅延時間tpd1〜tpd4は、実間隔d1〜d4に対応する遅延時間である。実間隔dが狭いほど、遅延時間tpdが大きくなる。遅延時間tpdは、tpd1>tpd2>tpd3>tpd4の関係を有する。
【0039】
間隔Dが十分に大きく、位置ずれの影響がないときには、図6(A)〜(D)に対応する第1〜第4のすべてのリング発振器の遅延時間tpdがtpd0になる。このときの間隔をD0とする。間隔Dが狭くなるにつれ、図6(A)〜(D)の種類の違いが遅延時間tpdに現れてくる。位置ずれが起きない場合、インバータのゲート電極の丸まり部の影響のみが現れ、実線803のように、一本線上に収束する。
【0040】
しかし、位置ずれが起こった場合、第1〜第4のリング発振器の遅延時間tpdは2本の実線801及び802の軌跡のようになる。間隔D0の遅延時間tpd0と比較して、遅延時間tpd1〜tpd4は、ゲート電極の丸まり部と位置ずれの影響を受けている。そのずれ量qは、D0>q>D2となると推測できる。
【0041】
これに対し、図9に示すように、2本の実線901及び902に示すように、遅延時間tpd2=tpd4=tpd0の場合、実線901及び902は、間隔D2で交わる。間隔D1において、遅延時間tpd1は、遅延時間tpd3より大きくなるとする。そのときのずれ量qは、D2>q>D1となると推測できる。
【0042】
次に、位置ずれ方向の検出方法を説明する。図8において、遅延時間tpd2及び遅延時間tpd4の間隔804は、位置ずれ量が小さくなるほど狭くなる。
位置ずれ量が0であれば、遅延時間tpd2及び遅延時間tpd4は実線803上で同じになる。遅延時間tpd2が遅延時間tpd4よりも大きく、遅延時間tpd1が遅延時間tpd3よりも大きいときには、図6(A)〜(D)に示すように、拡散領域がゲート電極に対して上方向(正のy軸方向)にずれたことを意味する。逆に、遅延時間tpd4が遅延時間tpd2よりも大きく、遅延時間tpd3が遅延時間tpd1よりも大きいときには、拡散領域がゲート電極に対して下方向(負のy軸方向)にずれたことを意味する。また、遅延時間tpd2及びtpd4が同じであり、遅延時間tpd1及びtpd3が同じであるときには、位置ずれがないことを意味する。
【0043】
図6(A)〜(D)のインバータは、y軸方向の位置ずれを検出することができる。図6(A)〜(D)のインバータを90度回転させて配置すれば、上記と同様に、x軸方向の位置ずれを検出することができる。また、間隔Dのポイント数が多ければ多いほど、すなわち多種類の間隔Dのリング発振器を設けるほど、細かくずれ量qを検出することができる。
【0044】
図6(A)〜(D)は図1(A)〜(C)に対応するリング発振器内のインバータを示すものとして説明した。次に、図2(A)〜(C)に対応するリング発振器内のインバータを、図7(A)〜(D)に示す。上記と同様に、図3のリング発振器は、半導体装置上に少なくとも4つ形成される。第1のリング発振器は図7(A)のインバータが奇数個接続され、第2のリング発振器は図7(B)のインバータが奇数個接続され、第3のリング発振器は図7(C)のインバータが奇数個接続され、第4のリング発振器は図7(D)のインバータが奇数個接続される。図7(A)〜(D)は、図2(A)と同様に設計上の半導体装置を示す。
【0045】
図7(A)は、第1のリング発振器を構成するインバータの構成例を示す。このインバータは、図4のインバータに対して、図2(A)と同様に、位置ずれ検出用の拡散領域(ソース領域)701及び702を付加したものである。
【0046】
図7(B)は、第2のリング発振器を構成するインバータの構成例を示す。このインバータは、図4のインバータに対して、図2(A)と同様に、位置ずれ検出用の拡散領域(ソース領域)721及び722を付加したものである。ただし、図7(B)は、図7(A)に対して左右反転しているインバータである。
【0047】
図7(C)は、第3のリング発振器を構成するインバータの構成例を示す。このインバータは、図4のインバータに対して、図2(A)と同様に、位置ずれ検出用の拡散領域(ソース領域)731及び732を付加したものである。
【0048】
図7(D)は、第4のリング発振器を構成するインバータの構成例を示す。このインバータは、図4のインバータに対して、図2(A)と同様に、位置ずれ検出用の拡散領域(ソース領域)741及び742を付加したものである。ただし、図7(D)は、図7(C)に対して左右反転しているインバータである。
【0049】
図7(A)及び(C)のインバータは、位置ずれ検出用拡散領域をトランジスタの左部(負のx軸方向)に形成する。図7(B)及び(D)のインバータは、位置ずれ検出用拡散領域をトランジスタの右部(正のx軸方向)に形成する。これらのインバータは、チャネル幅(拡散領域幅)の変化する方向が異なることになる。例えば、設計上の拡散領域401及び402が、製造上、拡散領域711及び712のように右にずれると、図7(A)及び(C)ではチャネル幅が広くなり、ドレイン電流が大きくなり、インバータの動作速度が速くなる。これに対し、図7(B)及び(D)ではチャネル幅が狭くなり、ドレイン電流が小さくなり、インバータの動作速度が遅くなる。これらのリング発振器の発振周波数を測定することにより、ゲート電極と拡散領域との相対的位置ずれ方向を知ることができる。すなわち、x軸の正負ずれ方向を検出することができる。
【0050】
図7(A)及び(B)のインバータでは、拡散領域401,402内の位置ずれ検出用拡散領域701,702,721,722とゲート電極413との間隔がD1である。図7(C)及び(D)のインバータでは、拡散領域401,402内の位置ずれ検出用拡散領域731,732,741,742とゲート電極413との間隔がD2である。間隔D1は、間隔D2よりも広い。これらのインバータは、チャネル幅(拡散領域幅)の変化する相対的位置(間隔)が異なる。これらのリング発振器の発振周波数を測定することにより、ゲート電極と拡散領域との相対的位置ずれ量を知ることができる。
【0051】
図7(A)〜(D)のインバータは、チャネル幅(拡散領域幅)の変化する相対的位置及び方向の組み合わせが異なる。第1〜第4のリング発振器の発振周波数を測定することにより、ずれ方向及びずれ量を検出することができる。
【0052】
設計拡散領域401及び402に対して、製造上、拡散領域711及び712のように右に位置ずれしたとする。この場合、図7(A)では、位置ずれ検出用拡散領域701,702とゲート電極413との間隔はd3になる。図7(B)では、位置ずれ検出用拡散領域721,722とゲート電極413との間隔はd1になる。図7(C)では、位置ずれ検出用拡散領域731,732とゲート電極413との間隔はd4になる。図7(D)では、位置ずれ検出用拡散領域741,742とゲート電極413との間隔はd2になる。間隔dは、d1>d2>d3>d4の関係がある。この間隔dが狭いほど、チャネル幅Wが広くなり、発振周波数が高くなる。
【0053】
この場合も、図8のグラフの説明と同様にして、拡散領域とゲート電極との相対的位置ずれを検出することができる。具体的には、ずれ方向及びずれ量を検出することができる。遅延時間tpd1〜tpd4は、間隔d1〜d4に対応する遅延時間である。ただし、間隔dが狭いほど、遅延時間tpdが小さくなる点が上記の説明と異なる。遅延時間tpd1は、図7(B)に対応し、設計間隔がD1であり、間隔がd1のときの遅延時間である。遅延時間tpd2は、図7(D)に対応し、設計間隔がD2であり、間隔がd2のときの遅延時間である。遅延時間tpd3は、図7(A)に対応し、設計間隔がD1であり、実間隔がd3のときの遅延時間である。遅延時間tpd4は、図7(C)に対応し、設計間隔がD2であり、間隔がd4のときの遅延時間である。遅延時間tpdは、tpd1>tpd2>tpd3>tpd4の関係を有する。
【0054】
また、図7(A)〜(D)のように、インバータを縦に配置すれば、x軸方向の位置ずれを検出することができる。これに対し、図7(A)〜(D)のインバータを90度回転させ、インバータを横に配置すれば、y軸方向の位置ずれを検出することができる。また、間隔Dのポイント数が多ければ多いほど、すなわち多種類の間隔Dのリング発振器を設けるほど、細かくずれ量qを検出することができる。
【0055】
以上のように、本実施形態によれば、チャネル領域を挟んだソース及びドレインを含む拡散領域と、チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられるゲート電極とを有する半導体装置が提供される。図1(A)〜(C)は、チャネル長に相当するゲート電極の長さであるゲート長が一定ではなく位置によって変化する半導体装置である。図2(A)〜(C)は、チャネル幅を決める拡散領域の幅が一定ではなく位置によって変化する半導体装置である。
【0056】
拡散領域とゲート電極を有するLSI等の半導体装置において、拡散領域に対するゲート電極の相対的位置ずれを検出できるプロセス評価方法を提供することができる。ゲート電極又は拡散領域に特定の形状を施したトランジスタでリング発振器を構成し、位置ずれの変化を発振周波数の変化として検出することができる。これにより、リング発振器の周波数測定という簡単な方法で、高精度の位置ずれ測定を行うことができる。また、丸まり部の位置を変化させることで、位置ずれの感度調整を行うことができる。
【0057】
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0058】
本発明の実施形態は、例えば以下のように種々の適用が可能である。
【0059】
(付記1)チャネル領域を挟んだソース及びドレインを含む拡散領域と、
前記チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられるゲート電極とを有し、チャネル長に相当する前記ゲート電極の長さであるゲート長が一定ではなく位置によって変化し、前記ゲート長が前記拡散領域の境界付近で徐々に変化する半導体装置。
(付記2)前記ゲート電極は、ポリシリコンにより形成される付記1記載の半導体装置。
(付記3)前記拡散領域は、pチャネルMOS電界効果トランジスタのための拡散領域及びnチャネルMOS電界効果トランジスタのための拡散領域を含み、前記ゲート電極は、pチャネルMOS電界効果トランジスタのためのゲート電極及びnチャネルMOS電界効果トランジスタのためのゲート電極を含む付記1記載の半導体装置。
(付記4)前記pチャネルMOS電界効果トランジスタ及び前記nチャネルMOS電界効果トランジスタは、インバータを構成する付記3記載の半導体装置。
(付記5)前記インバータは、奇数個のインバータがリング接続されてリング発振器を構成する付記4記載の半導体装置。
(付記6)前記リング発振器は、少なくとも2つのリング発振器が設けられ、該2つのリング発振器を構成するインバータは前記ゲート長の変化する相対的位置が異なる付記5記載の半導体装置。
(付記7)前記リング発振器は、少なくとも2つのリング発振器が設けられ、該2つのリング発振器を構成するインバータは前記ゲート長の変化する方向が異なる付記5記載の半導体装置。
(付記8)前記リング発振器は、少なくとも4つのリング発振器が設けられ、該4つのリング発振器を構成するインバータは前記ゲート長の変化する相対的位置及び方向の組み合わせが異なる付記5記載の半導体装置。
(付記9)チャネル領域を挟んだソース及びドレインを含む拡散領域と、
前記チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられるゲート電極とを有し、チャネル幅を決める前記拡散領域の幅が一定ではなく位置によって変化し、チャネル幅を決める前記拡散領域の幅の境界線が前記ゲート電極の垂直方向から傾いた角度の直線又は曲線で設けられる半導体装置。
(付記10)前記ソースのチャネル幅と前記ドレインのチャネル幅とが異なる付記9記載の半導体装置。
(付記11)前記ゲート電極は、ポリシリコンにより形成される付記9記載の半導体装置。
(付記12)前記拡散領域は、pチャネルMOS電界効果トランジスタのための拡散領域及びnチャネルMOS電界効果トランジスタのための拡散領域を含み、
前記ゲート電極は、pチャネルMOS電界効果トランジスタのためのゲート電極及びnチャネルMOS電界効果トランジスタのためのゲート電極を含む付記9記載の半導体装置。
(付記13)前記pチャネルMOS電界効果トランジスタ及び前記nチャネルMOS電界効果トランジスタは、インバータを構成する付記12記載の半導体装置。
(付記14)前記インバータは、奇数個のインバータがリング接続されてリング発振器を構成する付記13記載の半導体装置。
(付記15)前記リング発振器は、少なくとも2つのリング発振器が設けられ、該2つのリング発振器を構成するインバータは前記拡散領域幅の変化する相対的位置が異なる付記14記載の半導体装置。
(付記16)前記リング発振器は、少なくとも2つのリング発振器が設けられ、該2つのリング発振器を構成するインバータは前記拡散領域幅の変化する方向が異なる付記14記載の半導体装置。
(付記17)前記リング発振器は、少なくとも4つのリング発振器が設けられ、該4つのリング発振器を構成するインバータは前記拡散領域幅の変化する相対的位置及び方向の組み合わせが異なる付記14記載の半導体装置。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、ゲート電極又は拡散領域に特定の形状を施すことによりゲート電極と拡散領域との相対的位置ずれをトランジスタの動作速度として検出することができる。すなわち、トランジスタの動作速度を測定することにより、ゲート電極と拡散領域との相対的位置ずれを検出することができる。また、そのトランジスタを用いたインバータを奇数個接続してリング発振器を構成すれば、位置ずれの変化を発振周波数の変化として検出することができる。これにより、リング発振器の周波数測定という簡単な方法で、高精度の位置ずれ測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)〜(C)は、本発明の実施形態によるトランジスタを含む半導体装置の表面図である。
【図2】図2(A)〜(C)は、本発明の他の実施形態によるトランジスタを含む半導体装置の表面図である。
【図3】リング発振器の構成例を示す回路図である。
【図4】リング発振器内のインバータの基本的構成例を示す半導体装置の表面図である。
【図5】図5(A)はインバータの回路図であり、図5(B)は図4のI−I線に沿った半導体装置の断面図である。
【図6】図6(A)〜(D)は、リング発振器を構成するインバータの半導体装置の表面図である。
【図7】図7(A)〜(D)は、リング発振器を構成する他のインバータの半導体装置の表面図である。
【図8】拡散領域−ゲート電極の間隔と遅延時間との関係を示すグラフである。
【図9】拡散領域−ゲート電極の間隔と遅延時間との他の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
101 ゲート電極
102,103 ゲート電極部
111 拡散領域
112 ソース領域
113 ドレイン領域
121 丸まり部
131 拡散領域

Claims (10)

  1. チャネル領域を挟んだソース及びドレインを含む拡散領域と、
    前記チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられるゲート電極とを有し、チャネル長に相当する前記ゲート電極の長さであるゲート長が一定ではなく位置によって変化し、前記ゲート長が前記拡散領域の境界付近で徐々に変化する半導体装置。
  2. 前記拡散領域は、pチャネルMOS電界効果トランジスタのための拡散領域及びnチャネルMOS電界効果トランジスタのための拡散領域を含み、
    前記ゲート電極は、pチャネルMOS電界効果トランジスタのためのゲート電極及びnチャネルMOS電界効果トランジスタのためのゲート電極を含む請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記pチャネルMOS電界効果トランジスタ及び前記nチャネルMOS電界効果トランジスタは、インバータを構成する請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記インバータは、奇数個のインバータがリング接続されてリング発振器を構成する請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記リング発振器は、少なくとも4つのリング発振器が設けられ、該4つのリング発振器を構成するインバータは前記ゲート長の変化する相対的位置及び方向の組み合わせが異なる請求項4記載の半導体装置。
  6. チャネル領域を挟んだソース及びドレインを含む拡散領域と、
    前記チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられるゲート電極とを有し、チャネル幅を決める前記拡散領域の幅が一定ではなく位置によって変化し、チャネル幅を決める前記拡散領域の幅の境界線が前記ゲート電極の垂直方向から傾いた角度の直線又は曲線で設けられる半導体装置。
  7. 前記拡散領域は、pチャネルMOS電界効果トランジスタのための拡散領域及びnチャネルMOS電界効果トランジスタのための拡散領域を含み、
    前記ゲート電極は、pチャネルMOS電界効果トランジスタのためのゲート電極及びnチャネルMOS電界効果トランジスタのためのゲート電極を含む請求項6記載の半導体装置。
  8. 前記pチャネルMOS電界効果トランジスタ及び前記nチャネルMOS電界効果トランジスタは、インバータを構成する請求項7記載の半導体装置。
  9. 前記インバータは、奇数個のインバータがリング接続されてリング発振器を構成する請求項8記載の半導体装置。
  10. 前記リング発振器は、少なくとも4つのリング発振器が設けられ、該4つのリング発振器を構成するインバータは前記拡散領域幅の変化する相対的位置及び方向の組み合わせが異なる請求項9記載の半導体装置。
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