JP2004303071A - 電子カルテプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】病棟マップ画面上の病室内に表示された患者名と当該患者に対する医師からの看護師への指示あるいは看護師から医師への伝言を表す複数の指示棒のうち、指示あるいは伝言のある指示棒を該当色で表示するステップと、表示した指示棒の色で、あるいは表示した指示棒の色のうち予め指定された色で、当該患者名を点滅表示するステップとを有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、病棟マップ画面上に病室内の患者名を表示して当該患者名を選択したときに当該患者の電子カルテを提示するコンピュータによる電子カルテプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院で医師から看護師への緊急の指示がある場合には赤棒、医師から看護師に指示がある場合には青棒、看護師から医師に伝言がある場合には黄棒を該当患者の紙カルテに挟んでカルテ棚に並べておき、当該赤棒、青棒、黄棒を見て、自分の職種宛の指示棒が立っているかどうかを確認し、立っている場合にはその紙カルテを開いて指示/伝言を確認するようにしていた。
【0003】
近年の紙カルテの電子カルテへの移行に伴い、電子カルテに同様に、赤棒、青棒、黄棒を立てることが考えられる。
【0004】
また、病院のナースコールシステムに対し、本来の緊急用の呼び出しと別に不急呼び出し用のスイッチを有し、不急呼び出しの場合にはナースステーションにおいてコール用のブザー等は鳴らず、音声による応答も不要としたシステムを追加したナースコールシステムがある(特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−48267号の〔0004〕、〔0005〕および図1参照。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した前者では、紙カルテを電子カルテにし、病院内のいずれの端末からも電子カルテを閲覧できるように便利になるが、紙カルテと同様に電子カルテに単に赤棒、青棒、黄棒を立てるのみでは、その確認がし難く、見落してしまい勝ちであるという問題があった。
【0007】
また、上述した後者では、ナースコールに別の不急呼び出しスイッチを追加してナースステーションでコール用のブザー等を鳴らさないのみで、電子カルテ移行時の赤棒、青棒、黄棒を見やすくする点について記載されていないという問題がある。
【0008】
本発明は、これらの問題を解決するため、病室内の患者名と指示棒を病棟マップ画面上に表示および指示棒の色で患者名を色点滅して分りやすく表示すると共に、利用者認証後は当該利用者の職種に関係する指示棒の色で患者名を色点滅に切替えて分りやすくし、電子カルテにおける指示棒を見やすくして見落しのないようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。
【0010】
図1において、処理装置1は、プログラムに従い各種処理を行なうものであって、ここでは、初期画面表示手段11、患者選択画面表示手段13、棒色表示手段15などから構成されるものである。
【0011】
初期画面表示手段11は、病院内の病棟マップ上に病室内の患者名と当該患者に対する医師からの看護師への指示あるいは看護師から医師への伝言を表す複数の指示棒のうち、指示あるいは伝言のある指示棒を該当色で表示するものである。
【0012】
患者選択画面表示手段13は、利用者認証後に、患者を選択して電子カルテを表示させる画面を表示するものである。
【0013】
棒色表示手段15は、画面上の患者名の指示棒の色表示および患者名を色点滅表示するものである。
【0014】
次に、動作を説明する。
処理装置1を構成する初期画面表示手段11がLANに接続されたいずれかからの端末2から初期画面の表示要求があると、病棟マップ画面上に病室内の患者名を表示し、棒色表示手段15が各患者の複数の指示棒のうち指示あるいは伝言のある指示棒を該当色で表示すると共に、表示した指示棒の色で、あるいはそのうちの指定された色で、当該患者名を点滅表示するようにしている。
【0015】
この際、表示した指示棒の色で該当患者名を点滅表示する際に、医師あるいは看護師などの職種に関係のある指示棒の色のみで当該患者名を点滅表示するようにしている。
【0016】
また、表示した指示棒の色で該当患者名を点滅表示する際に、担当者に関係する指示棒かつ患者のみについて該当指示棒の色で該当患者名を点滅表示するようにしている。
【0017】
従って、病室内の患者名と指示棒を病棟マップ画面上に表示および指示棒の色で患者名を色点滅して分りやすく表示すると共に、利用者認証後は当該利用者の職種に関係する指示棒の色で患者名を色点滅に切替えて分りやすくすることにより、電子カルテにおける指示棒を見やすくして見落しのないようにすることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、図1から図6を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、処理装置1は、プログラムに従い各種処理を行なうものであって、ここでは、初期画面表示手段11、利用者認証手段12.患者選択画面表示手段13、電子カルテ表示手段14、棒色表示手段15、患者DB16、および電子カルテ17などから構成されるものである。
【0020】
初期画面表示手段11は、病院内の病棟マップ上に病室毎の患者名と当該患者に対する医師からの看護師への指示あるいは看護師から医師への伝言を表す複数の指示棒のうち、指示あるいは伝言のある指示棒を該当色で表示するものである。
【0021】
利用者認証手段12は、初期画面(例えば図3の初期仮面)上で利用者ID(医師、看護師などの利用者ID)、パスワードが入力されたときに図示外の認証マスタを参照して登録されているID,パスワードと一致するか認証を行うものである。認証がOKとなると、患者選択画面表示手段13に指示して患者選択画面(例えば図4の患者選択画面)を表示させる。
【0022】
患者選択画面表示手段13は、認証OKとなったときに患者選択画面(例えば図4の患者選択画面)を表示するものである。
【0023】
電子カルテ表示手段14は、患者選択画面上で選択された患者の電子カルテの内容を表示するものである。
【0024】
棒色表示手段15は、初期画面上あるいは患者選択画面上で、病棟マップ上に表示された病室内の患者名を、指示棒の色、あるいは指示棒の色のうち予め指定された色で点滅表示するものである(図2から図6を用いて後述する)。
【0025】
患者DB16は、患者を病棟マップの病室内の該当位置に表示する情報を登録したものである(図6参照)。
【0026】
電子カルテ17は、患者の診療行為を記録した電子カルテである。
端末2は、LANで処理装置1に接続された多数の端末であって、ここでは、初期画面、患者選択画面を表示させるものであり、入力装置21および表示装置22などから構成されるものである。
【0027】
入力装置21は、利用者ID,パスワードなどを入力するキーボードなどの入力装置である。
【0028】
表示装置22は、初期化画面、患者選択画面などを表示する表示装置である。
次に、図2のフローチャートの順番に従い図1の構成の動作を詳細に説明する。
【0029】
図2は、本発明の動作説明フローチャートを示す。
図2において、S1は、初期画面を表示する。これは、図1のLANに接続されたいずれかの端末2から処理装置1をアクセスし、初期画面を表示装置22に表示する。例えば図3の初期画面を表示する。
【0030】
S2は、各種類の指示棒を表示する。この表示は、
・赤棒(医師から看護師に緊急の指示)が立っている場合は、患者氏名を赤で点滅
・黄棒(看護師から医師への伝言)が立っている場合は、患者氏名を黄色で点滅
・赤棒・黄棒が立っている場合は、患者氏名を赤、黄で点滅
する。これらの赤棒、黄棒、両者が立っているに対応して、患者氏名を赤点滅、黄点滅、赤と黄の交互点滅を行ない、特に、赤棒(医師から看護師への緊急の指示)および黄棒(逆の看護師から医師への伝言)の一方あるいは両者の状況を分りやすく色の点滅で知らせることが可能となる。
【0031】
S3は、利用者ID、パスワードを入力する。これは、図1の利用者が図3の初期画面を端末2の表示装置22に表示した状態で、入力装置21から当該利用者(医師あるいは看護師など)の利用者ID、パスワードを当該初期画面上の入力フィールドにそれぞれ入力する。
【0032】
S4は、入力された利用者IDから利用者の職種を判断する。これは、S3で入力された利用者ID、パスワードをもとに、図示外の認証マスタに登録されている利用者ID,パスワードと一致したレコードに登録されている利用者氏名、職種などのうちから、当該職種(医師、看護師、コメディカルスタッフなどの職種)を取り出して判断する。
【0033】
S5は、利用者が医師か判別する。これは、S4で判断した職種が医師か判別する。YESの場合には、S6からS11の処理を行なう。NOの場合には、職種が医師でないと判明したので、S12に進む。
【0034】
S6は、S5のYESで職種が医師と判明したので、医師用の患者選択画面を表示する。これは、例えば図4の医師用の患者選択画面を表示する。
【0035】
S7は、各種類の指示棒を表示、患者氏名を黄で点滅する。これは、S6で表示した医師用の患者選択画面、例えば図4の医師用の患者選択画面上の病棟マップ上の病室内に患者氏名と、その指示棒(赤、青、黄)のうちの該当指示棒を色表示、および、指示棒の黄色(看護師から医師への伝言)が色表示されていた場合に当該患者氏名を黄点滅表示し、看護師から医師への伝言が当該患者氏名の患者にある旨を表示する。
【0036】
S8は、黄点滅の患者を選択する。
S9は、電子カルテを表示する。
【0037】
S10は、指示を入力する。このとき、黄棒の黄表示をリセットする。
S11は、電子カルテに保存する。これらS9からS10は、医師が、看護師から当該医師への伝言を見て、適切な処置、指示内容を電子カルテに記載して指示、更に、指示マークをチェック(医師から看護師への緊急の指示をセット)し、電子カルテに保存することが可能となる。そして、電子カルテを保存すると、当該患者の指示棒の赤棒がセットされ、図3の初期画面、および看護師が利用者認証後の図4の看護師用の患者選択画面上で当該患者氏名が赤点滅(および指示棒の赤棒が赤表示)され、看護師に医師からの指示があることが判明する。
【0038】
以上のS5のYES,S6からS11によって、図3の初期画面を表示した医師が、利用者ID、パスワードを入力すると、図4の医師用の患者選択画面が表示され、患者の黄棒が黄表示のときは当該患者氏名が黄点滅されるので、当該黄点滅の患者氏名を選択して電子カルテを表示させ、看護師から当該医師への伝言を表示させ、適切な処置、指示を行なうことが可能となる。
【0039】
S12は、利用者が看護師か判別する。これは、S4で判断した職種が看護師か判別する。YESの場合には、S13からS18の処理を行なう。NOの場合には、職種が医師でなく、看護師でなく、コメディカルスタッフと判明したので、S19からS23に進む。
【0040】
S13は、S12のYESで職種が看護師と判明したので、看護師用の患者選択画面を表示する。これは、例えば図4の看護師用の患者選択画面を表示する。
【0041】
S14は、各種類の指示棒を表示、患者氏名を赤で点滅する。これは、S13で表示した看護師用の患者選択画面、例えば図4の看護師用の患者選択画面上の病棟マップ上の病室内に患者氏名と、その指示棒(赤、青、黄)のうちの該当指示棒を色表示、および、指示棒の赤(医師から看護師への指示)が色表示されていた場合に当該患者氏名を赤点滅表示し、医師から看護師への指示が当該患者氏名の患者にある旨を表示する。
【0042】
S15は、赤点滅の患者を選択する。
S16は、電子カルテを表示する。
【0043】
S17は、指示受けボタンを選択する。これにより、看護師が医師からの指示を受けて、処置をしたと記録したので、赤棒表示をリセットする。
【0044】
S18は、電子カルテに保存する。これらS16からS18は、看護師が医師からの指示を見て、指示受けボタンを選択して指示受けをセットし電子カルテに保存することが可能となる。
【0045】
以上のS5のNO,S12のYES,S13からS18によって、図3の初期画面を表示した看護師が、利用者ID、パスワードを入力すると、図4の看護師用の患者選択画面が表示され、患者の赤棒が赤表示のときは当該患者氏名が赤点滅されるので、当該赤点滅の患者氏名を選択して電子カルテを表示させ、医師からの指示を表示させ、指示に従った処置を行うことが可能となる。
【0046】
S19は、S5のNO、S12のNOで職種がコメディカルスタッフと判明したので、コメディカルスタッフ用の患者選択画面を表示する。
【0047】
S20は、各種類の指示棒を表示する。
S21は、患者を選択する。
【0048】
S22は、電子カルテを表示する。
S23は、参照する。
【0049】
以上のS19からS23によって、職種がコメディカルスタッフは、各種類の指示棒が色表示された状態で、患者を選択して電子カルテを表示させ、その内容を確認(例えば検査技師は、医師からのレントゲン検査の指示の内容などを確認)などすることが可能となる。
【0050】
図3は、本発明の初期画面例を示す。初期画面は、図1の端末2からLAN経由で処理装置1にアクセスしたときに表示される初期画面であって、病院内の職員(医師、看護師、コメディカルスタッフ)が参照できるものである。図示の病棟マップ上の病室(ここでは、4桁の病室番号の部分)内のベッドNoの位置に入院している患者の患者氏名を表示している。患者氏名の右下に3つの指示棒があり、左から赤棒、青棒、黄棒と並び、図6の患者DB16に設定されているときに該当する赤棒、青棒、黄棒が色表示される。赤棒が赤表示されたときは医師から看護師への緊急の指示があることを表し、青棒が青表示されたときは医師から看護師への指示があることを表し、黄棒が黄表示されたときは看護師から医師への伝言があることを表す。そして、赤棒、黄棒が赤表示、黄表示されたときは表示された赤あるいは黄あるいは赤と黄で当該患者氏名を色で点滅表示し、医師から看護師へ緊急の指示あるいは看護師から医師への伝言があることを当該患者氏名を点滅表示して分り易く、かつ見落しがないように注意を喚起している。例えば
・▲1▼の患者氏名(例えば愛知 あい)は、赤棒、黄棒がそれぞれ赤、黄で色表示されているため、赤と黄とで当該患者氏名を点滅表示する。
【0051】
・▲2▼の患者氏名(例えば愛知 智)は、赤棒のみが赤で色表示されているため、赤で当該患者氏名を点滅表示する。
【0052】
・▲3▼の患者氏名(例えば愛知 文太郎)は、黄棒のみが黄で色表示されているため、黄で当該患者氏名を点滅表示する。
【0053】
図4は、本発明の患者選択画面例を示す。患者選択画面は、図3の初期画面上で利用者ID,パスワード欄に利用者がそれぞれ入力して認証OKとなったときに表示される画面であって、初期画面の病棟マップ上の病室(ここでは、4桁の病室番号の部分)内のベッドNoの位置に入院している患者の患者氏名を表示、および患者氏名の右下に3つの指示棒(赤棒、青棒、黄棒)の色表示は同じであるが、患者氏名の色点滅が認証OKとなった利用者が医師、看護師、あるいはコメディカルスタッフの3タイプに応じて、既述した図2で説明したように異なる。
【0054】
・医師の場合には、黄棒が黄表示されていたときのみ該当患者氏名を黄点滅表示する(図2のS6、S7)。
【0055】
・看護師の場合には、赤棒が赤表示されていたときのみ該当患者氏名を赤点滅表示する(図2のS13、S14)。
【0056】
・コメディカルスタッフの場合には、患者氏名を色点滅しない。
以上のように、利用者ID,パスワードを入力して医師、看護師、あるいはコメディカルスタッフと認証された後は、認証された利用者に関係する指示棒が色表示されていた場合のみ、当該色で患者氏名を色点滅し、見やすくして見落しのないように注意喚起することが可能となる。
【0057】
尚、図4中で、斜線の患者氏名に対応して欄外に、例えば
医師 : 看護師
黄点滅 赤点滅
とあるのは、当該患者氏名について、利用者認証で医師と認証されたときは黄点滅し、看護師と認証されたときは赤点滅を表す。ナシは、点滅表示しない。
【0058】
また、図4、更に、図3の画面上の4桁の病室数字の背景色は、
・男性病室のときは青
・女性病室のときはピンク
・男性と女性の混合病室のときは黄
でそれぞれ表示し、一目でわかるようにしている。また、患者氏名の背景色は、上述したように、当該患者の指示棒(赤棒、青棒、黄棒)の色表示があるときはそれに対応して色点滅したが、更に、患者が外出中(あるいは外泊中)のときは灰色(グレー)で表示し、一目でわかるようにしている。
【0059】
図5は、本発明の動作説明フローチャートを示す。
図5において、S31は、利用者ID,パスワードを入力する。
【0060】
S32は、全患者のうち担当の患者を抽出する。
S33は、表示する。これは、既述した図2のフローチャートのS7、S8、あるいはS14、S15で患者氏名を関係する指示棒の色表示がされていたときに、当該患者氏名を当該色点滅したが、ここでは、医師あるいは看護師について、自己の担当の患者の患者氏名のみを抽出し、当該抽出した患者名のみを既述したように点滅表示するものである。
【0061】
以上によって、医師あるいは看護師は、自己の担当する患者氏名のみが既述した指示棒の色表示のうち、関係するものの色で当該患者氏名が色点滅されるので、色点滅している担当の患者氏名をクリックして電子カルテを表示し、その指示、伝言内容を確認し、対処することが可能となる。
【0062】
図6は、本発明の患者DB例を示す。患者DB16は、既述した図3、図4の病棟マップ上に当該患者に関する情報を表示するときに使用するものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
【0063】
・患者ID:
・指示棒:
・赤(赤棒):
・青(青棒):
・黄(黄棒):
・病室No:
・ベッドNo:
・担当医師:
・担当看護師:
・その他(外出/外泊中など):
ここで、「患者ID」は病院に入院している患者IDである(尚、患者氏名は、電子カルテから取り出して画面上に表示する)。「指示棒」は画面上に表示する赤棒、青棒、黄棒の色を表示(1)あるいは非表示(0)を設定するものである。病室No,ベッドNoは、当該患者氏名を病棟マップ上のいずれの位置に表示するかを決めるものである。「担当医師」、「担当看護師」は患者の担当の医師、看護師である。その他として、患者が外出中、外泊中などを設定する。
【0064】
(付記1)
病棟マップ画面上に病室内の患者名を表示して当該患者名を選択したときに当該患者の電子カルテを提示するコンピュータによる電子カルテプログラムであって、
コンピュータを、
前記病棟マップ画面上の病室内に表示された患者名と当該患者に対する医師からの看護師への指示あるいは看護師から医師への伝言を表す複数の指示棒のうち、指示あるいは伝言のある指示棒を該当色で表示するステップと、
前記表示した指示棒の色で、あるいは表示した指示棒の色のうち予め指定された色で、当該患者名を点滅表示するステップと
し実行させるための電子カルテプログラム。
【0065】
(付記2)
前記表示した指示棒の色で該当患者名を点滅表示する際に、医師あるいは看護師などの職種に関係のある指示棒の色のみで当該患者名を点滅表示することを特徴とする付記1記載の電子カルテプログラム。
【0066】
(付記3)
前記表示した指示棒の色で該当患者名を点滅表示する際に、表示指示した担当者に関係する指示棒かつ関係する患者のみについて該当指示棒の色で該当患者名を点滅表示することを特徴とする付記1記載の電子カルテプログラム。
【0067】
(付記4)
病棟マップ画面上に病室内の患者名を表示して当該患者名を選択したときに当該患者の電子カルテを提示する電子カルテシステムであって、
前記病棟マップ画面上の病室内に表示された患者名と当該患者に対する医師からの看護師への指示あるいは看護師から医師への伝言を表す複数の指示棒のうち、指示あるいは伝言のある指示棒を該当色で表示する手段と、
前記表示した指示棒の色、あるいは表示した指示棒の色のうち予め指定された色について当該患者名を点滅表示する手段と
を備えたことを特徴とする電子カルテシステム。
【0068】
(付記5)
病棟マップ画面上に病室内の患者名を表示して当該患者名を選択したときに当該患者の電子カルテを提示する電子カルテ方法であって、
前記病棟マップ画面上の病室内に表示された患者名と当該患者に対する医師からの看護師への指示あるいは看護師から医師への伝言を表す複数の指示棒のうち、指示あるいは伝言のある指示棒を該当色で表示するステップと、
前記表示した指示棒の色で、あるいは表示した指示棒の色のうち予め指定された色で、当該患者名を点滅表示するステップと
を有する電子カルテ方法。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、病室内の患者名と指示棒を病棟マップ画面上に表示および指示棒の色で患者名を色点滅して分りやすく表示すると共に、利用者認証後は当該利用者の職種に関係する指示棒の色で患者名を色点滅に切替えて分りやすくする構成を採用しているため、電子カルテにおける指示棒を見やすくして見落しのないようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明の初期画面例である。
【図4】本発明の患者選択画面例である。
【図5】本発明の動作説明フローチャートである。
【図6】本発明の患者DB例である。
【符号の説明】
1:処理装置
11:初期画面表示手段
12:利用者認証手段
13:患者選択画面表示手段
14:電子カルテ表示手段
15:棒色表示手段
16:患者DB
17:電子カルテ
2:端末
21:入力装置
22:表示装置
Claims (3)
- 病棟マップ画面上に病室内の患者名を表示して当該患者名を選択したときに当該患者の電子カルテを提示するコンピュータによる電子カルテプログラムであって、
コンピュータを、
前記病棟マップ画面上の病室内に表示された患者名と当該患者に対する医師からの看護師への指示あるいは看護師から医師への伝言を表す複数の指示棒のうち、指示あるいは伝言のある指示棒を該当色で表示するステップと、
前記表示した指示棒の色で、あるいは表示した指示棒の色のうち予め指定された色で、当該患者名を点滅表示するステップと
し実行させるための電子カルテプログラム。 - 前記表示した指示棒の色で該当患者名を点滅表示する際に、医師あるいは看護師などの職種に関係のある指示棒の色のみで当該患者名を点滅表示することを特徴とする請求項1記載の電子カルテプログラム。
- 前記表示した指示棒の色で該当患者名を点滅表示する際に、表示指示した担当者に関係する指示棒かつ関係する患者のみについて該当指示棒の色で該当患者名を点滅表示することを特徴とする請求項1記載の電子カルテプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003097171A JP2004303071A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 電子カルテプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003097171A JP2004303071A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 電子カルテプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004303071A true JP2004303071A (ja) | 2004-10-28 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2004303071A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010224879A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Advanced Telecommunication Research Institute International | 業務状況可視化システム |
JP2013246793A (ja) * | 2012-05-29 | 2013-12-09 | Marinekkus:Kk | 入退院管理装置および入退院管理プログラム |
JP2015022602A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | 富士通株式会社 | プログラム、情報処理装置、および方法 |
JP2022151362A (ja) * | 2021-03-26 | 2022-10-07 | ソフトマックス株式会社 | 電子カルテシステム、電子カルテ表示方法及びそのプログラム |
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2003
- 2003-03-31 JP JP2003097171A patent/JP2004303071A/ja active Pending
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