JP2004301830A - 移動ステージ、xyステージ、ヘッドキャリッジおよび、磁気ヘッドあるいは磁気ディスクのテスタ - Google Patents
移動ステージ、xyステージ、ヘッドキャリッジおよび、磁気ヘッドあるいは磁気ディスクのテスタ Download PDFInfo
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Abstract
高速移動、高速停止が可能で停止位置誤差が小さいベアリング支持の移動ステージを提供することにある。
【解決手段】
この発明は、押圧する押圧部材を設けて可動ベースを基準ベースの表面に接触させて基準ベース上にロックし、可動ベースを基準ベースに対して微少浮上させて移動させる。そのために可動ベース浮上機構を設けて押圧部材の可動ベースに対する押圧力に抗して可動ベースを基準ベースから浮上させてロックを解除する。この場合の可動ベースの基準ベースからの浮上量は、可動ベースと基準ベースとの間の摺動抵抗を軽減するあるいはそれをほとんどなく程度の微少なものであってよい。それは、例えば、可動ベースと基準ベースとの間は10μm〜数百μm程度微少間隙である。
【選択図】 図1
Description
そこで、斑れい岩の石材製定盤を基準ベースにしてこれにリニアモータを載置してエアーベアリングによりヘッドキャリッジ(その可動ベース)を支持して、ヘッドキャリッジを移動させる磁気ディスクや磁気ヘッドを検査する検査装置が公知である(特許文献1)。
一方、印刷回路のパターン、半導体用ウエハ、ホトマスク、磁気ディスクなど、精密加工表面の微細欠陥(例えば、異物、パターンの断線、ショート、突起、欠け、その他の傷及びピンホール等)に対する外観検査は、パターンの高密度化および/または電子技術の高細密化(あるいは高集積化)に伴い、外観検査装置の可動ベースを石材製定盤を基準ベースとしてマウントする、エアーマウントシステムが利用されている。その一例がこの出願人により出願され、公開されている(特許文献2)。
図6において、10は旋回スタンドプラットフォーム、12は空気軸受(エアベアリング)微小位置決めキャリッジ、14,18はリニアモータ、15,19は増量分エンコーダ、16は空気軸受スピンドルキャリッジ、20は花崗岩(斑れい岩)台座である。
この特許文献1の検査装置は、X,Yの2軸移動をリニアモータ14,18で行い、一方で粗い位置決めをし、他方では圧電アクチュエータを搭載して微小位置決めをする、石材製定盤上で移動するXYステージを備えている。そして、この装置は、このXYステージにより微小位置決めキャリッジに支持された磁気ヘッドを磁気ディスクの所定のトラックに位置決めして磁気ヘッドをテストする。
したがって、この発明の目的は、このような従来技術の問題点を解決するものであって、高速移動、高速停止が可能で停止位置誤差が小さい移動ステージを提供することにある。
この発明の他の目的は、高さ方向の位置ずれがほとんどなく、かつ、XY方向の位置決め誤差が小さいXYステージを提供することにある。
さらに、この発明の他の目的は、前記のベアリング支持の移動ステージあるいはXYステージを使用して磁気ヘッド、磁気ディスクを高精度にテストできるヘッドキャリッジおよび、磁気ヘッドあるいは磁気ディスクのテスタを提供することにある。
さらに、具体的な発明としは、前記の可動ベース浮上機構をエアー吹出し機構とするものであって、エアー吹出孔が可動ベースあるいは基準ベースのいずれかに複数個分散して設けられていて、前記エアー吹出孔からエアーを吹き出すことにより前記可動ベースを微少量浮上させるものである。
また、さらに、具体的な発明としは、エアー吹出孔からのエアーが停止したときにエアー吹出孔から吹き出されたエアーが逃げる間隙が可動ベースと基準ベースとの間に設けられているものである。
磁気軸受等の軸受けを設けて非接触状態で可動ベースを支持して、停止時に可動ベースを押下げて基準ベースに接触させて停止させてもよい。
さらに、次に示す実施例のように、ころがり軸受を設けて基準ベースに接触した状態で可動ベースを支持し、エアーにより可動ベースを浮上させて可動ベースを基準ベース表面から切り離して可動ベースを移動し、エアーを停止しかつばね等により可動ベースを基準ベースに押付けて高速停止させる方法もある。
この場合、可動ベースが基準ベースから微少浮上しているので基準ベースの表面に即座に接触して停止し、停止誤差がほとん生じないで済む。
そして、停止するときに可動ベースと基準ベースとの間に吹き出したエアーが逃げる間隙を確保すれば、可動ベースを高速移動させても、停止安定までの時間を低減できる。さらに、磁気ヘッドあるいは磁気ディスクのテスタにあっては、これにより磁気ヘッド等を保持する可動ベースの高さ基準を基準ベースの高さを基準として設定することができ、低振動で高い位置決め精度を得ることが可能になる。
これにより、この発明は、移動枠の移動面と可動ベースの移動面とを近傍に設定することができあるいは実質的に一致させることができる。この状態で可動ベースが移動して定盤の基準ベースの表面で停止するので、高さ方向の位置ずれがほとんどなく、しかも、移動面におけるそれぞれの移動方向が直交状態になっているので、相互の移動における干渉が防止されて磁気ディスクに対して高精度な位置決めが可能になる。
したがって、ヘッドキャリッジのXYステージにあっては、磁気ヘッド等を保持する可動ベースの高さ基準を基準ベースの高さを基準として設定することが可能になる。
その結果、この発明は、高速移動、高速停止が可能で停止位置誤差が小さい、ベアリング支持の移動ステージあるいはXYステージを実現できる。さらに、この移動ステージあるいはXYステージを磁気ヘッドテスタ,磁気ディスクテスタのヘッドキャリッジに利用することで精度の高い検査ができる磁気ヘッドテスタ,磁気ディスクテスタを実現することができる。
なお、各図において、同様な構成要素は、同一の符号で示し、その説明を割愛する。
図1において、1は、ヘッドキャリッジにおけるベアリング支持の移動ステージであって、2は、その基準ベース、3は、Xステージを構成する可動ベースである。基準ベース2は、斑れい岩製の定盤である。同様に可動ベース3も斑れい岩製で基準ベース2との接触面(図2,図4(c)の突起部分39参照)が定盤仕上げになっている。可動ベース3には、ピエゾステージ3aが搭載されている。ピエゾステージ3aは、圧電アクチュエータを搭載してX軸方向に移動して磁気ヘッドの微小位置決めをする。3bは、その磁気ヘッドアッセンブリあるいは磁気ヘッドアームの取付け凹部である。可動ベース3は、基準ベース2の上に置かれている。
ボールベアリング構成部41,42は、図2〜図4(a)に示すように、それぞれベアリングの受側となる受側ガイドレール(ベアリングの固定側部材)43とベアリングの可動側部材44とからなり、受側ガイドレール43がガイドフレーム4の裏面側に取付補助板41a,42aを介して固定され、可動側部材44が可動ベース3の両側面にそれぞれ取付補助板43a,43aを介して固定されている。これにより可動ベース3がガイドフレーム4にボールベアリング構成部41,42により移動可能に軸受け支持される。
なお、図2〜図4(a)に示す45は、受側ガイドレール43と可動側部材44の間に装填されたボールであり、これら部材によりボールベアリング構成部41(42)が構成される。46は、受側ガイドレール43と可動側部材44とにそれぞれ設けられているV溝である。
板ばね5は、可動ベース3を基準ベース2側に押下げて基準ベース2に接触固定させるばねである。板ばね5は、図1〜図3に示すように、その中央部51が可動ベース3の重心G(図2参照)を通る線が矩形のガイドフレーム4の辺に垂直な線Lと辺とが交わる点の位置においてその側面に突出した可動ベース3の突起31,32に固定されている(図3参照)。板ばね5の両端部にはローラ52,53が軸支されていて、このローラ52,53がそれぞれガイドフレーム4に設けられた受側ガイドレール43の下面に接触している。この板ばね5が受側ガイドレール43によって上から圧縮されて取付けられていることで、板ばね5は、可動ベース3の側面両側において可動ベース3を基準ベース2の表面に押付ける。これが先に説明した微小昇降機構の可動ベース3を下降させる機構になっている。
可動ベース3は、ガイドフレーム4の一辺に沿ってその内側でX軸に沿って移動し、Xステージとなる。8は、磁石とコイルとが装填されたシャフト形状のリニアモータであり、Xステージの駆動源である。これは、図1において、図面右側のガイドフレーム4の一辺に沿って設けられていて、その頭部と尻部は、ブラケット81,82を介してガイドフレーム4の図面右側の一辺に固定されている。そして、このリニアモータ8の移動子83の端部が可動ベース3の右側面に取付補助板43aを介して固定され、これにより可動ベース3がリニアモータ8により駆動されてX軸上を移動する。
ここでは特に、図3の断面図に示すように、受側ガイドレール43のボール45を受ける面をボールベアリング95,96のガイドレール91,92を受ける面とは実質的に同じ高さに設定してある。これにより、ボールベアリング構成部41,42による可動ベース3(Xステージ)の移動面は、ボールベアリング95,96とガイドレール91,92とによるガイドフレーム4(Yステージ)の移動面と実質的に同じ高さになっていてかつそれぞれの移動方向は直交している。しかも、可動ベース3は、基準ベース2の表面でロックされて停止する。これにより基準ベース2からみた位置決め誤差が低減できる。
このリニアモータ9の移動子97(図1参照)は、ガイドフレーム4の辺に裏面側にその端部が固定されている。
これにより、エアー吹出しにより基準ベース2から可動ベース3が浮上状態にあるときに、リニアモータ9の駆動に従ってガイドフレーム4は、Y軸上を可動ベース3を保持した状態で移動する。そこで、リニアモータ8,9のそれぞれの駆動により、X軸,Y軸に沿って可動ベース3は移動する。
ここで、X軸は、ディスク100の半径方向に一致していて、Y軸は、ディスク半径方向に対して直角な方向となり、この直角な方向は、ピエゾステージ3aに搭載された磁気ヘッドのスキュー設定方向に一致している。
図2に点線で示し、図4(c)に示すように、可動ベース3の裏面30には、6個のエアー吹出孔33,33…が分散して配置されていて、これらエアー吹出孔33,33…へ連通する孔(図示せず)が可動ベース3の内部に穿孔されていて、それらがポート34(図1参照)に結合している。コントローラ38の制御によりこのポート34へエアーポンプ36から制御弁35、管37(図1参照)を介してエアーが導入される。
さらに、図2,図4(c)に示すように、可動ベース3の裏面の四隅に矩形の突起部分39が設けられて、これが基準ベース2との接触面となる。可動ベースの裏面30の底部は、吹き出したエアーを外部へと逃がすために突起部分39の頭面に対して5μm〜50μm程度の凹部となっている(図4参照)。これが基準ベース2との接触面となる。接触面となるその頭部は、定盤仕上げにされ、突起部分39の表面の面積は、5mm×5mmから10mm×50mmの範囲のうちから選択されたものとなっている。
可動ベース3の停止制御時に、即座に、板ばね5を作用させるために、図4(a),図4(b)に示すように、基準ベース2と接触状態にある可動ベース3との間には、10μm程度のエアー逃げ間隙Sが設けられている。
なお、矩形のガイドフレーム4は、移動ベース3を浮上させる微少浮上機構により移動ベース3が浮上したときに撓むので、ボールベアリング構成部41,42は、ベアリングを構成する受側ガイドレール43(固定側部材)と可動側部材44とが強固に一体的なものであってもよく、浮上を許容するものとして少なくとも5μm程度か、それ以上のクリアランスは持っていればよい。
この位置決めが完了した時点で、コントローラ38により制御弁35が制御され、エアーポンプ36からのエアーが停止する。これにより、可動ベース3は、浮上力を失い、板ばね5により基準ベース2に押付けられて停止する。この状態を示すのが図4(a)である。このとき、板ばね5は、可動ベース3を10μm程度押し下げるだけであるので、可動ベース3は、基準ベース2に高速に接触してロックされる。なお、可動ベース3の浮上量としては、基準ベース2との間の摺動抵抗を低減あるいはそれをなくすためのものであるので、高速停止という点で数十μm〜数百μm程度の範囲のものであってよい。
図5(a),(b)は、10μmの間隙Sによる停止効果を示すグラフである。図5(a)は、間隙Sがない場合であり、図5(b)は、間隙Sを設けた場合である。それぞれの図において、Aは、コントローラ38の制御信号であり、Bは、可動ベース3の移動速度である。制御弁35に加えるコントローラ38の制御信号Aを“L”(Lowレベル)にして停止状態に入ったときに、図5(b)に示すように、この移動ステージ1は、可動ベース3を100msec以下で停止させることができるが、同じ条件で間隙Sを設けなかった図5(a)では、停止まで1400msec以上の時間がかかる。高速停止をするためには、この間隙Sは、5μm〜50μm程度の範囲にあることが好ましい。
また、受側ガイドレール43(固定側部材)を永久磁石側とし、可動側部材44をコイル側にして可動ベース3を浮上させる場合には、可動側部材44に給電するための構造を追加する必要がある。
また、実施例のX軸,Y軸は、入れ替えられてもよく、これらは、直線状の一軸であればよい。
実施例の微少昇降機構におけるエアー吹出孔は、可動ベースではなく、基準ベースに設けられていてもよい。また、エアー吹出孔の数は6個に限定されるものではない。さらに、実施例の板ばねは、可動ベースではなく、基準ベース側に取り付けられてもよく、板ばねは、一例であって、これはコイルばね、その他の弾性部材を用いることができる。
実施例のガイドフレームの形状は一例であって、この発明は、完全な矩形の形状に限定されるものではなく、例えば、一辺が開放された矩形であってもよい。
さらに、実施例では、ヘッドキャリッジの移動ステージあるいはXYステージを中心として説明しているが、この発明は、高速かつ高精度な位置決めを伴う、ベアリング支持の移動ステージ一般に適用できる。さらに、この発明の移動ステージは、磁気ディスク検査装置や磁気ヘッド検査装置に利用できることはもちろんである。
Claims (34)
- 定盤の基準ベース、可動ベースとベアリングとを有する移動ステージにおいて、
前記ベアリングを構成するための可動側部材が固定され所定の一軸に沿って移動する前記可動ベースと、
前記ベアリングを構成するための固定側部材が固定され前記所定の一軸に沿う前記可動ベースの移動をガイドする前記ガイド部材と、
前記ガイド部材あるいは前記基準ベースに設けられ、前記可動ベースを前記基準ベースの方向へ押圧して前記可動ベースを前記基準ベースの表面に接触させて前記基準ベース上にロックするための押圧部材と、
前記押圧部材の前記押圧に抗して前記基準ベースの表面から前記可動ベースを浮上させる可動ベース浮上機構とを備える移動ステージ。 - 前記ガイド部材は、前記基準ベースに支持され、前記可動ベースは、前記基準ベース上に置かれている請求項1記載の移動ステージ。
- 前記可動ベースは、前記ベアリングを介して前記基準ベースに支持されている請求項1記載の移動ステージ。
- 前記可動ベースは、前記ベアリングを介して前記基準ベースに支持され、前記可動ベース浮上機構は、エアー吹出孔が前記可動ベースあるいは前記基準ベースのいずれかに複数個分散して設けられ、前記エアー吹出孔からエアーを吹き出すことにより前記可動ベースを微少量浮上させるエアー吹出し機構である請求項2記載の移動ステージ。
- さらに、前記可動ベース浮上機構が前記エアー吹出孔からのエアーを停止したときに前記エアー吹出孔から吹き出されたエアーが逃げる間隙が前記可動ベースと前記基準ベースとの間に設けられている請求項4記載の移動ステージ。
- 前記可動ベースは平面からみて矩形であり、前記ガイド部材は、前記可動ベースが内側に装填される、平面からみて矩形の空間を有する枠であって、前記可動ベースは、前記矩形の空間に配置されている請求項2記載の移動ステージ。
- 前記ガイド部材は、その内側に平面からみて矩形の空間を有し前記基準ベース上をX軸およびY軸のいずれか一方の軸に沿って移動するものであり、
前記可動ベースは、前記矩形の空間に装填される平面からみて矩形の部材であって、前記一軸が前記X軸およびY軸のいずれか他方の軸でありかつ前記基準ベースに沿って移動する請求項2記載の移動ステージ。 - 前記基準ベースは石材製であり、前記可動ベースは、前記基準ベースに接触する面が定盤仕上げとなっていて、前記押圧部材は、前記可動ベースの重心を通る前記可動ベースを横断する線に対応して前記可動ベースの両側面部にそれぞれ設けられている請求項7記載の移動ステージ。
- 前記押圧部材は、前記押圧のための力を発生するばねであり、前記間隙は、前記可動ベースに凹部として設けられる請求項8記載の移動ステージ。
- 前記ベアリングは、前記固定側部材と前記可動側部材との間にボールを有するボールベアリングであり、前記ガイド部材は平面からみて矩形の枠であって、前記可動ベースが浮上したときに撓む可撓性部材で構成され、前記ボールベアリングは、前記可動ベースが前記基準ベース上に固定されたときに前記固定側部材と前記可動側部材とがボールを介して密に接触した状態にある請求項8記載の移動ステージ。
- 前記ガイド部材は、前記矩形の移動枠であって、対向する2辺のそれぞれに対応して前記ボールベアリングの固定側部材がそれぞれ設けられ、この固定側部材が前記矩形の移動枠の裏面側に固定され、前記固定部材側が前記移動枠の残りの対向する2辺と前記基準ベースとの間にそれぞれ前記ボールベアリングと同様なベアリングが設けられて前記基準ベースに支持される請求項10記載の移動ステージ。
- 前記ベアリングの前記固定側部材と前記可動側部材とが強固に一体的になっている請求項2記載の移動ステージ。
- 前記ガイド部材は、前記可動ベース浮上機構によって前記可動ベースが浮上したときに撓む請求項12記載の移動ステージ。
- 定盤の基準ベース、可動ベースとベアリングとを有するXYステージにおいて、
前記ベアリングを構成するための可動側部材が固定された前記可動ベースと、
前記基準ベース上をX軸およびY軸のいずれか一方の軸に沿って移動し前記ベアリングを構成するための固定側部材が固定されX軸およびY軸のいずれか他方の軸に沿った前記可動ベースの移動をガイドする前記ガイド部材と、
前記ガイド部材あるいは前記基準ベースに設けられ、前記可動ベースを前記基準ベースの方向へ押圧して前記可動ベースを前記基準ベースの表面に接触させて前記基準ベース上にロックするための押圧部材と、
前記押圧部材の前記押圧に抗して前記基準ベースの表面から前記可動ベースを浮上させる可動ベース浮上機構とを備えるXYステージ。 - 前記ガイド部材は、前記基準ベースに支持され、前記可動ベースは、前記基準ベース上に置かれている請求項14記載のXYステージ。
- 前記可動ベースは、前記ベアリングを介して前記基準ベースに支持されている請求項14記載のXYステージ。
- さらに、前記ガイド部材を移動させるために前記基準ベースに設けられた第1の駆動源と前記可動ベースを移動させるために前記ガイド部材に設けられた第2の駆動源とを有し、前記ガイド部材は、内側に平面からみて矩形の空間を有する移動枠であり、前記可動ベースは、前記矩形の空間に装填される平面からみて矩形の部材であってかつ前記基準ベースに沿って移動する請求項15記載のXYステージ。
- 前記移動枠の対向する2辺のそれぞれに対応して前記ベアリングの固定側部材がそれぞれ設けられ、前記移動枠の残りの対向する2辺と前記基準ベースとの間にそれぞれ前記ベアリングと同様なベアリングが設けられて前記基準ベースに支持され、前記第1および第2の駆動源はリニアモータである請求項17記載のXYステージ。
- 前記可動ベース浮上機構は、エアー吹出孔が前記可動ベースあるいは前記基準ベースのいずれかに複数個分散して設けられ、前記エアー吹出孔からエアーを吹き出すことにより前記可動ベース2を浮上させるエアー吹出し機構である請求項17記載のXYステージ。
- さらに、前記可動ベース浮上機構が前記エアー吹出孔からのエアーが停止したときに前記エアー吹出孔から吹き出されたエアーが逃げる間隙が前記可動ベースと前記基準ベースとの間に設けられている請求項19記載のXYステージ。
- 前記基準ベースは石材製であり、前記可動ベースは、前記基準ベースに接触する面が定盤仕上げとなっていて、前記押圧部材は、前記可動ベースの重心を通る前記可動ベースを横断する線に対応して前記可動ベースの両側面部にそれぞれ設けられ、前記押圧のための力を発生するばねであり、前記間隙は、前記可動ベースに凹部として設けられる請求項20記載のXYステージ。
- 磁気ヘッドアッセンブリあるいは磁気ヘッドカートリッジが支持される可動ベースと、定盤の基準ベースと、前記基準ベース上に前記可動ベースを支持するステージと、ベアリングとを有するヘッドキャリッジにおいて、
前記ベアリングを構成するための可動側部材が固定された前記可動ベースと、
前記基準ベースに設けられ、前記ベアリングを構成するための固定側部材が固定され所定の一軸に沿う前記可動ベースの移動をガイドする前記ガイド部材と、
前記ガイド部材あるいは前記基準ベースに設けられ、前記可動ベースを前記基準ベースの方向へ押圧して前記可動ベースを前記基準ベースの表面に接触させて前記基準ベース上にロックするための押圧部材と、
前記押圧部材の前記押圧に抗して前記基準ベースの表面から前記可動ベースを浮上させる可動ベース浮上機構とを備えるヘッドキャリッジ。 - 前記可動ベースは、前記ベアリングを介して前記基準ベースに支持され、前記ガイド部材は、前記基準ベースに支持されている請求項22記載のヘッドキャリッジ。
- 前記可動ベース浮上機構は、エアー吹出孔が前記可動ベースあるいは前記基準ベースのいずれかに複数個分散して設けられ、前記エアー吹出孔からエアーを吹き出すことにより前記可動ベース2を浮上させるエアー吹出し機構である請求項23記載のヘッドキャリッジ。
- さらに、前記可動ベース浮上機構が前記エアー吹出孔からのエアーが停止したときに前記エアー吹出孔から吹き出されたエアーが逃げる間隙が前記可動ベースと前記基準ベースとの間に設けられている請求項24記載ののヘッドキャリッジ。
- 前記可動ベースは平面からみて矩形であり、前記ガイド部材は、前記可動ベースが内側に装填される、平面からみて矩形の空間を有する枠であって、前記可動ベースは、前記矩形の空間に配置されている請求項24記載ののヘッドキャリッジ。
- 磁気ヘッドアッセンブリあるいは磁気ヘッドカートリッジが支持される可動ベースと、定盤の基準ベースと、前記基準ベース上に前記可動ベースを支持するステージと、ベアリングとを有するヘッドキャリッジを用いて磁気ヘッドのテストをする磁気ヘッドテスタにおいて、
前記ステージは、
前記ベアリングを構成するための可動側部材が固定された前記可動ベースと、
前記基準ベースに設けられ、前記ベアリングを構成するための固定側部材が固定され所定の一軸に沿う前記可動ベースの移動をガイドする前記ガイド部材と、
前記ガイド部材あるいは前記基準ベースに設けられ、前記可動ベースを前記基準ベースの方向へ押圧して前記可動ベースを前記基準ベースの表面に接触させて前記基準ベース上にロックするための押圧部材と、
前記押圧部材の前記押圧に抗して前記基準ベースの表面から前記可動ベースを浮上させる可動ベース浮上機構とを備えている前記磁気ヘッドのテストをする磁気ヘッドテスタ。 - 前記可動ベースは、前記ベアリングを介して前記基準ベースに支持され、前記ガイド部材は、前記基準ベースに支持されている請求項27記載の磁気ヘッドテスタ。
- 前記可動ベース浮上機構は、エアー吹出孔が前記可動ベースあるいは前記基準ベースのいずれかに複数個分散して設けられ、前記エアー吹出孔からエアーを吹き出すことにより前記可動ベース2を浮上させるエアー吹出し機構である請求項28記載の磁気ヘッドテスタ。
- さらに、前記可動ベース浮上機構が前記エアー吹出孔からのエアーが停止したときに前記エアー吹出孔から吹き出されたエアーが逃げる間隙が前記可動ベースと前記基準ベースとの間に設けられている請求項28記載の磁気ヘッドテスタ。
- 磁気ヘッドアッセンブリあるいは磁気ヘッドカートリッジが支持される可動ベースと、定盤の基準ベースと、前記基準ベース上に前記可動ベースを支持するステージと、ベアリングとを有するヘッドキャリッジを用いて磁気ディスクのテストをする磁気ディスクテスタにおいて、
前記ステージは、
前記ベアリングを構成するための可動側部材が固定された前記可動ベースと、
前記基準ベースに設けられ、前記ベアリングを構成するための固定側部材が固定され所定の一軸に沿う前記可動ベースの移動をガイドする前記ガイド部材と、
前記ガイド部材あるいは前記基準ベースに設けられ、前記可動ベースを前記基準ベースの方向へ押圧して前記可動ベースを前記基準ベースの表面に接触させて前記基準ベース上にロックするための押圧部材と、
前記押圧部材の前記押圧に抗して前記基準ベースの表面から前記可動ベースを浮上させる可動ベース浮上機構とを備えている前記磁気ディスクのテストをする磁気ディスクテスタ。 - 前記可動ベースは、前記ベアリングを介して前記基準ベースに支持され、前記ガイド部材は、前記基準ベースに支持されている請求項31記載の磁気ディスクテスタ。
- 前記可動ベース浮上機構は、エアー吹出孔が前記可動ベースあるいは前記基準ベースのいずれかに複数個分散して設けられ、前記エアー吹出孔からエアーを吹き出すことにより前記可動ベース2を浮上させるエアー吹出し機構である請求項32記載の磁気ディスクテスタ。
- さらに、前記可動ベース浮上機構が前記エアー吹出孔からのエアーが停止したときに前記エアー吹出孔から吹き出されたエアーが逃げる間隙が前記可動ベースと前記基準ベースとの間に設けられている請求項32記載の磁気ディスクテスタ。
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