JP2004301732A - 潤滑剤塗布の確認方法 - Google Patents
潤滑剤塗布の確認方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004301732A JP2004301732A JP2003096182A JP2003096182A JP2004301732A JP 2004301732 A JP2004301732 A JP 2004301732A JP 2003096182 A JP2003096182 A JP 2003096182A JP 2003096182 A JP2003096182 A JP 2003096182A JP 2004301732 A JP2004301732 A JP 2004301732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricant
- fluorescent substance
- site
- added
- coated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
【課題】嵌合部や可動部に潤滑性を付与し部品間の作動性の向上や嵌合のばらつきを低減しつつ、合理的且つ効果的に潤滑剤塗布部位における潤滑剤の塗布の有無或いは塗布量や塗布範囲の確認を行うことができるようにする。
【解決手段】蛍光物質を添加した潤滑剤を確認対象物の潤滑剤塗布部位に塗布した後、暗所において近紫外線光源による近紫外線を潤滑剤塗布部位に照射し、これを受光した潤滑剤に添加された蛍光物質の発する蛍光を検知して潤滑剤塗布部位及びその周辺における潤滑剤の塗布の有無や塗布具合を目視或いは確認装置によって確認することが出来るようにしたことを特徴とする。
【解決手段】蛍光物質を添加した潤滑剤を確認対象物の潤滑剤塗布部位に塗布した後、暗所において近紫外線光源による近紫外線を潤滑剤塗布部位に照射し、これを受光した潤滑剤に添加された蛍光物質の発する蛍光を検知して潤滑剤塗布部位及びその周辺における潤滑剤の塗布の有無や塗布具合を目視或いは確認装置によって確認することが出来るようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧品や医薬品用容器等の工業製品の生産工程において、部品間の係合部や嵌合部等の嵌合のばらつきを低減し、或いは可動部等における摩擦カ所の作動性を確保するために、潤滑剤の塗布の有無を確認するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、化粧品や医薬品用の繰り出し容器やコンパクト容器等の可動部を有する容器は、部品間の作動性の向上や嵌合のばらつきを低減するために、シリコン油等の潤滑剤が組み付け行程において、塗布されている。潤滑剤は容器の外観を損ねないように透明なものが使用されているが、塗り忘れ又は塗布量、塗布範囲、或いは塗布部位の潤滑剤の有無を確認することが殆どできないため品質管理が不十分であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、嵌合部や可動部に潤滑性を付与し部品間の作動性の向上や嵌合のばらつきを低減しつつ、合理的且つ効果的に潤滑剤塗布部位における潤滑剤の塗布の有無或いは塗布量や塗布範囲の確認を行うことができるようにし、塗り忘れを無くし不良品率の低下を図り、高品質にして安定した製品の供給を行うことができるようにせんとするものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
適量の蛍光物質を添加した潤滑剤を部品間の嵌合部や係合部若しくは可動部等の潤滑剤塗布部位に塗布し、暗所において該潤滑剤塗布部位に対して近紫外線光源による波長300〜400nmの光を照射し、該蛍光物質を励起発光させて潤滑剤の塗布の有無や具合を確認できるようにしたことを特徴とする。
【0005】
また、容器の部品間における嵌合部や係合部若しくは可動部等の潤滑剤塗布部位に塗布した潤滑剤の塗布の具合を確認することを特徴とするが、容器以外の工業部品等における潤滑剤塗布部位でも適用することが可能であり、何等限定されない。
【0006】
また、有機系の蛍光物質を添加した潤滑剤を使用することを特徴とするが、有機系に限らず、無機系の蛍光物質を添加した潤滑剤を使用しても良い。
【0007】
また蛍光物質の添加前後の潤滑剤は、無色又は透明系のものが好ましいが、可視光の下で塗布した潤滑剤の色が目立たず、容器の外観を逸しない程度であれば有色の潤滑剤を用いて良いことは勿論である。
【0008】
また、潤滑剤塗布の具合の確認作業を目視或いは確認装置の何れか一方、又はこの両方によって行うことができるようにしたことを特徴とする。後者は、潤滑剤塗布部位に対して近紫外線光源による波長300〜400nmの光を照射し、このときに予め潤滑剤に添加した蛍光物質の発する蛍光等の励起発光を検出することができる光センサーを備えた装置を用いて、潤滑剤塗布部位及びこの周辺における潤滑剤塗布具合の確認を行うようにしたことを特徴とするが、前記蛍光を検出することができれば良く蛍光の検出や確認の方法自体若しくは装置の構造等は特に限定されない。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を以下に説明する。本発明の潤滑剤塗布の確認方法は、生産工程において、確認対象物の部品の嵌合部や可動部等の潤滑剤塗布部位に対する塗布に使用される潤滑剤に、無機系又は有機系の蛍光物質を添加し、この蛍光物質を添加した潤滑剤を潤滑剤塗布部位に塗布し、その後、暗所において近紫外線光源により波長300〜400nmの光を該潤滑剤塗布部位に照射して、これを受光した蛍光物質の励起発光によって、確認対象物の潤滑剤塗布部位における潤滑剤塗布の有無を目視或いは所望の確認装置によって確認することができるようにしたことを特徴とする。
【0010】
潤滑剤は無色乃至透明系の潤滑剤を用いて外観を損なわないようにすることが好ましく、シリコンオイル又はパラフィン系オイル等が好適である。又、化学的安定性が高く、化学反応を生じ難いものが好ましい。
【0011】
潤滑剤に添加する蛍光物質は、潤滑剤と化学反応を生じて蛍光を発しなくなるということが起こらないもの若しくは起こり難いものを用いる必要があり、且つ潤滑剤塗布の作業性の悪化や潤滑剤塗布部位の作動性の低下を招かないものが好ましい。例えば、フルオレセイン、サリチル酸ナトリウム、ジアミノスチルベン誘導体或いはチオフェン等の蛍光増白剤等の有機系の蛍光物質を用いることができる。
【0012】
蛍光物質の添加量は、添加する蛍光物質の種類によっても異なるが、励起発光を確認でき、また外観を損ねず、塗布作業の能率の低下や作動性の低下を招かない程度、好ましくは1〜10,000ppm、更に好ましくは、100〜1000ppmとする。ただし、蛍光物質の添加量は少ない方がより安価にできて好ましく、また、潤滑剤が蛍光物質を添加したことで着色されない方が好ましいが、潤滑剤塗布部位と蛍光物質添加後の潤滑剤とが同色系であれば有色でも良く、限定されるものではない。
【0013】
潤滑剤塗布の確認は、目視或いは確認装置の何れか一方、又はこの両方によって行うことができ、確認作業の精度を向上させる場合には両方の方法によって確認する方が好ましいが、これには高コストとなるという難点がある。また確認対象物が少量の場合や多様なカ所や形状の場合には、目視による確認を行う方が効率よく確認することができるが、多量の場合には対応が困難となるおそれがある。
【0014】
確認装置は、潤滑剤塗布部位に対して近紫外線光源による波長300〜400nmの光を照射したとき、予め潤滑剤に添加された蛍光物質が前記近紫外線を受光して発する蛍光等の励起発光を検出することができる光センサーを備えた装置であって、潤滑剤塗布部位及びこの周辺における潤滑剤塗布具合の確認を行うことができるようにすることが好ましいが、前記蛍光を検出することができれば良く蛍光の検出や確認の方法若しくは装置の構造等は特に限定されない。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、蛍光物質を添加した潤滑剤を確認対象物の潤滑剤塗布部位に塗布した後、暗所において近紫外線光源による近紫外線を潤滑剤塗布部位に照射し、これを受光した潤滑剤に添加された蛍光物質の発する蛍光を検知して潤滑剤塗布部位及びその周辺における潤滑剤の塗布の有無や塗布具合を確認することができるようにしてあるので、確認対象物を非破壊にして、合理的且つ効果的に潤滑剤塗布の確認作業を行うことができ、従って不良品率の低下や安定した高品質の製品供給が可能となるという効果が得られる。
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧品や医薬品用容器等の工業製品の生産工程において、部品間の係合部や嵌合部等の嵌合のばらつきを低減し、或いは可動部等における摩擦カ所の作動性を確保するために、潤滑剤の塗布の有無を確認するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、化粧品や医薬品用の繰り出し容器やコンパクト容器等の可動部を有する容器は、部品間の作動性の向上や嵌合のばらつきを低減するために、シリコン油等の潤滑剤が組み付け行程において、塗布されている。潤滑剤は容器の外観を損ねないように透明なものが使用されているが、塗り忘れ又は塗布量、塗布範囲、或いは塗布部位の潤滑剤の有無を確認することが殆どできないため品質管理が不十分であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、嵌合部や可動部に潤滑性を付与し部品間の作動性の向上や嵌合のばらつきを低減しつつ、合理的且つ効果的に潤滑剤塗布部位における潤滑剤の塗布の有無或いは塗布量や塗布範囲の確認を行うことができるようにし、塗り忘れを無くし不良品率の低下を図り、高品質にして安定した製品の供給を行うことができるようにせんとするものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
適量の蛍光物質を添加した潤滑剤を部品間の嵌合部や係合部若しくは可動部等の潤滑剤塗布部位に塗布し、暗所において該潤滑剤塗布部位に対して近紫外線光源による波長300〜400nmの光を照射し、該蛍光物質を励起発光させて潤滑剤の塗布の有無や具合を確認できるようにしたことを特徴とする。
【0005】
また、容器の部品間における嵌合部や係合部若しくは可動部等の潤滑剤塗布部位に塗布した潤滑剤の塗布の具合を確認することを特徴とするが、容器以外の工業部品等における潤滑剤塗布部位でも適用することが可能であり、何等限定されない。
【0006】
また、有機系の蛍光物質を添加した潤滑剤を使用することを特徴とするが、有機系に限らず、無機系の蛍光物質を添加した潤滑剤を使用しても良い。
【0007】
また蛍光物質の添加前後の潤滑剤は、無色又は透明系のものが好ましいが、可視光の下で塗布した潤滑剤の色が目立たず、容器の外観を逸しない程度であれば有色の潤滑剤を用いて良いことは勿論である。
【0008】
また、潤滑剤塗布の具合の確認作業を目視或いは確認装置の何れか一方、又はこの両方によって行うことができるようにしたことを特徴とする。後者は、潤滑剤塗布部位に対して近紫外線光源による波長300〜400nmの光を照射し、このときに予め潤滑剤に添加した蛍光物質の発する蛍光等の励起発光を検出することができる光センサーを備えた装置を用いて、潤滑剤塗布部位及びこの周辺における潤滑剤塗布具合の確認を行うようにしたことを特徴とするが、前記蛍光を検出することができれば良く蛍光の検出や確認の方法自体若しくは装置の構造等は特に限定されない。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を以下に説明する。本発明の潤滑剤塗布の確認方法は、生産工程において、確認対象物の部品の嵌合部や可動部等の潤滑剤塗布部位に対する塗布に使用される潤滑剤に、無機系又は有機系の蛍光物質を添加し、この蛍光物質を添加した潤滑剤を潤滑剤塗布部位に塗布し、その後、暗所において近紫外線光源により波長300〜400nmの光を該潤滑剤塗布部位に照射して、これを受光した蛍光物質の励起発光によって、確認対象物の潤滑剤塗布部位における潤滑剤塗布の有無を目視或いは所望の確認装置によって確認することができるようにしたことを特徴とする。
【0010】
潤滑剤は無色乃至透明系の潤滑剤を用いて外観を損なわないようにすることが好ましく、シリコンオイル又はパラフィン系オイル等が好適である。又、化学的安定性が高く、化学反応を生じ難いものが好ましい。
【0011】
潤滑剤に添加する蛍光物質は、潤滑剤と化学反応を生じて蛍光を発しなくなるということが起こらないもの若しくは起こり難いものを用いる必要があり、且つ潤滑剤塗布の作業性の悪化や潤滑剤塗布部位の作動性の低下を招かないものが好ましい。例えば、フルオレセイン、サリチル酸ナトリウム、ジアミノスチルベン誘導体或いはチオフェン等の蛍光増白剤等の有機系の蛍光物質を用いることができる。
【0012】
蛍光物質の添加量は、添加する蛍光物質の種類によっても異なるが、励起発光を確認でき、また外観を損ねず、塗布作業の能率の低下や作動性の低下を招かない程度、好ましくは1〜10,000ppm、更に好ましくは、100〜1000ppmとする。ただし、蛍光物質の添加量は少ない方がより安価にできて好ましく、また、潤滑剤が蛍光物質を添加したことで着色されない方が好ましいが、潤滑剤塗布部位と蛍光物質添加後の潤滑剤とが同色系であれば有色でも良く、限定されるものではない。
【0013】
潤滑剤塗布の確認は、目視或いは確認装置の何れか一方、又はこの両方によって行うことができ、確認作業の精度を向上させる場合には両方の方法によって確認する方が好ましいが、これには高コストとなるという難点がある。また確認対象物が少量の場合や多様なカ所や形状の場合には、目視による確認を行う方が効率よく確認することができるが、多量の場合には対応が困難となるおそれがある。
【0014】
確認装置は、潤滑剤塗布部位に対して近紫外線光源による波長300〜400nmの光を照射したとき、予め潤滑剤に添加された蛍光物質が前記近紫外線を受光して発する蛍光等の励起発光を検出することができる光センサーを備えた装置であって、潤滑剤塗布部位及びこの周辺における潤滑剤塗布具合の確認を行うことができるようにすることが好ましいが、前記蛍光を検出することができれば良く蛍光の検出や確認の方法若しくは装置の構造等は特に限定されない。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、蛍光物質を添加した潤滑剤を確認対象物の潤滑剤塗布部位に塗布した後、暗所において近紫外線光源による近紫外線を潤滑剤塗布部位に照射し、これを受光した潤滑剤に添加された蛍光物質の発する蛍光を検知して潤滑剤塗布部位及びその周辺における潤滑剤の塗布の有無や塗布具合を確認することができるようにしてあるので、確認対象物を非破壊にして、合理的且つ効果的に潤滑剤塗布の確認作業を行うことができ、従って不良品率の低下や安定した高品質の製品供給が可能となるという効果が得られる。
Claims (5)
- 生産工程において確認対象物の嵌合部や可動部等の潤滑部位に塗布される潤滑剤に、有機系又は無機系の蛍光物質を添加し、この蛍光物質を添加した潤滑剤を潤滑剤塗布部位に塗布し、その後、暗所において近紫外線を前記潤滑剤塗布部位に照射して、潤滑剤に含有された蛍光物質を励起発光させ、確認対象物の潤滑剤塗布部位における潤滑剤塗布の有無を確認するようにしたことを特徴とする潤滑剤塗布の確認方法。
- 前記確認対象物が、化粧品又は医薬品用の容器又はこの部品であることを特徴とする請求項1に記載の潤滑剤塗布の確認方法。
- 前記蛍光物質が、フルオレセイン又はサリチル酸ナトリウム又はジアミノスチルベン誘導体又はチオフェン等の有機系の蛍光物質であることを特徴とする請求項1又は2に記載の潤滑剤塗布の確認方法。
- 前記潤滑剤が、無色乃至透明系色であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の記載の潤滑剤塗布の確認方法。
- 前記確認装置が、近紫外線を照射したときに蛍光物質が発する蛍光等の励起発光を光センサーで検出するようにしたことを特徴とする請求項1乃至4に記載の潤滑剤塗布の確認方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003096182A JP2004301732A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 潤滑剤塗布の確認方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003096182A JP2004301732A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 潤滑剤塗布の確認方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004301732A true JP2004301732A (ja) | 2004-10-28 |
Family
ID=33408322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003096182A Withdrawn JP2004301732A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 潤滑剤塗布の確認方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004301732A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170096612A1 (en) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | Varian Medical Systems, Inc. | Apparatus and method for precise application of lubricant on collimator components |
JP2018150396A (ja) * | 2017-03-09 | 2018-09-27 | 住鉱潤滑剤株式会社 | 溶剤希釈型フッ素系潤滑剤組成物 |
-
2003
- 2003-03-31 JP JP2003096182A patent/JP2004301732A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170096612A1 (en) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | Varian Medical Systems, Inc. | Apparatus and method for precise application of lubricant on collimator components |
JP2018150396A (ja) * | 2017-03-09 | 2018-09-27 | 住鉱潤滑剤株式会社 | 溶剤希釈型フッ素系潤滑剤組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Xu et al. | A double‐stimuli‐responsive fluorescent center for monitoring of food spoilage based on dye covalently modified EuMOFs: From sensory hydrogels to logic devices | |
BRPI0506572A (pt) | método para detectar a possìvel presença de contaminação de um recipiente com uma decoração exterior, e dispositivo para detectar a possìvel presença de contaminação de um recipiente com uma decoração exterior | |
EP2255919A3 (en) | Laser processing device, laser processing temperature measuring device, laser processing method and laser processing temperature measuring method | |
WO2006010151A3 (en) | Apparatus and method for detecting human fecal contamination on hands or other objects using an illumination imaging device | |
Roussakis et al. | Bright,“clickable” porphyrins for the visualization of oxygenation under ambient light | |
WO2003073081A3 (en) | Apparatus and method for detecting fecal and ingesta contamination on hands using an illumination imaging device | |
ATE370401T1 (de) | Verfahren und system zum untersuchen von verpackungen | |
EP1584917A3 (en) | Detection method and detection apparatus of substance in biological sample | |
CA2383834A1 (en) | Method and apparatus for spectrometric analysis of turbid, pharmaceutical samples | |
ATE447171T1 (de) | Vorrichtung und verfahren zur erzeugung elektromagnetischer feldverteilungen | |
WO2004024191A3 (en) | Use of metallic particles to improve fluorescence imaging | |
TW201031907A (en) | UV-curing resin status estimation method | |
BRPI0714030A8 (pt) | Dispositivo para determinar uma quantidade relacionada à concentração de um agente de contraste fluorescente aplicado a um objeto, produto de programa de computador, e, método para determinar uma quantidade relacionada à concentração de um agente de contraste fluorescente aplicado a um objeto | |
DE50106782D1 (de) | Vorrichtung und verfahren zur erfassung von papierbögen | |
JP2004301732A (ja) | 潤滑剤塗布の確認方法 | |
WO2002025251A3 (en) | Device and method for the optical inspection, assessment, and control of colored plastic articles and/or container contents | |
DE60118000D1 (de) | Gesichertes haftendes flüssiges produkt oder beschichtung, die optisch entwickelbar ist, verfahren zur markierung von produkten mit einer flüssigen tinte und verwendung von diesem produkt | |
TW200736593A (en) | Apparatus for measuring reflectance, method for measuring reflectance and method for manufacturing display panel | |
ATE484765T1 (de) | Vorrichtung und verfahren zur messung optischer eigenschaften eines objekts | |
UA90847C2 (ru) | Способ определения количественного состава подвижного продукта, аппаратуры для определения количественного содержания инсулина в подвижном продукте, применение аппаратуры и установка для расфасовки растворов и дисперсий, которая включает аппаратуру | |
DE502004008634D1 (de) | Verfahren und vorrichtung zur selektion von recyclingglas | |
WO2008023305A3 (en) | Contrast agent comprising a tm2+ containing luminescent substance for optical imaging | |
DE60142292D1 (de) | Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines gasförmigen mediums | |
DE50207298D1 (de) | Vorrichtung und verfahren zur kontrolle des füllstandes von bewegten, transparenten behältern | |
WO2003029882A3 (fr) | Procede et dispositif de prelevement d'une partie d'un faisceau lumineux, notamment pour appareil d'analyse de fluorescence |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |