JP2004299478A - ワイパブレード - Google Patents

ワイパブレード Download PDF

Info

Publication number
JP2004299478A
JP2004299478A JP2003092894A JP2003092894A JP2004299478A JP 2004299478 A JP2004299478 A JP 2004299478A JP 2003092894 A JP2003092894 A JP 2003092894A JP 2003092894 A JP2003092894 A JP 2003092894A JP 2004299478 A JP2004299478 A JP 2004299478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring member
wiper
blade
wiper blade
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003092894A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yoda
健 依田
Katsuya Kamiyama
勝也 神山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2003092894A priority Critical patent/JP2004299478A/ja
Publication of JP2004299478A publication Critical patent/JP2004299478A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ばね部材の捻り剛性を高めてワイパブレードの払拭性能を向上させることである。
【解決手段】ワイパブレードは、ワイパアームに連結される連結ブロック24と連結ブロック24に固定されたばね部材25とを有しており、ワイパアームから加えられる押え力はばね部材25により分散してブレードラバーに伝達される。ばね部材25は鋼材により形成された帯材を螺旋状に巻いて形成されており、フロントガラスに垂直な方向に弾性変形自在となっている。また、ばね部材の断面は楕円状とされて横剛性が高められている。さらに、ばね部材の断面における外周長さは先端側ほど短くされており、これによりばね部材25の弾性係数は先端側ほど小さくなっている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイパアームに装着されて車両のウインドガラスを払拭するワイパブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車両には、フロントガラス等のウインドガラスに付着した雨、雪、虫、前車の飛沫等の付着物を払拭して運転者の視界を確保するためにワイパ装置が設けられている。ワイパ装置は、一般に、電動モータに駆動されて揺動するワイパアームとワイパアームの先端部に装着されるワイパブレードとを有しており、ワイパブレードがウインドガラス上を往復運動することにより払拭動作が行われるようになっている。
【0003】
良好な払拭性能を発揮させるためには、ワイパアームからワイパブレードに加えられる押え力をウインドガラスに直接接触するブレードラバーの長手方向に分散させる必要がある。そのため、ブレードラバーとワイパアームとの間に複数段に組み上げられたレバーを設け、このレバーを介してワイパアームからの押え力を分散させるようにした所謂トーナメント式のワイパブレードが開発されている。
【0004】
しかし、トーナメント式のワイパブレードではレバーを構成するために部品点数が増加し、また、レバー数が制限されてワイパアームからの押え力を十分に分布させることができないなどの問題がある。
【0005】
また、長尺状の板ばね部材にブレードラバーを接着等により直接取り付け、ワイパアームから加えられる押え力をこの板ばね部材によりブレードラバー全体に分散させるようにしているものもある。この場合、板ばね部材は鋼板等の弾性部材によりブレードラバーに沿って延びる帯状に形成されるとともにフロントガラスより小さな曲率半径で湾曲されており、ワイパアームからの押え力が加えられたときにはウインドガラスに垂直な方向に弾性変形して荷重を分散させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−340249号公報(第5−6頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなワイパブレードに用いられる板ばね部材は平板状に形成されているため軸回りの捻り剛性は低いものとなっている。そのため、払拭動作が行われてブレードラバーに払拭抵抗が加わると、板ばね部材は、特に先端側においてブレードラバーと共に断続的に捻られることになる。そして、ワイパブレードの移動方向が変わる反転位置においては、この捻りが大きくなって拭き残しを生じるなどの問題を生じていた。
【0008】
本発明の目的は、ばね部材の捻り剛性を高めてワイパブレードの払拭性能を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のワイパブレードは、車両に揺動自在に設けられたワイパアームに装着され、ウインドガラス上を揺動運動して前記ウインドガラスを払拭するワイパブレードであって、前記ワイパアームに連結される連結ブロックと、前記ウインドガラスに接するブレードラバーと、前記連結ブロックに固定されるとともに前記ブレードラバーに接触し、前記ワイパアームの押え力を前記ブレードラバーに分散して伝達するばね部材とを有し、前記ばね部材が螺旋状に巻かれた帯材により形成されていることを特徴とする。
【0010】
本発明のワイパブレードは、前記ばね部材の長手方向に垂直な断面を払拭方向が長軸となる楕円状に形成したことを特徴とする。
【0011】
本発明のワイパブレードは、前記ばね部材の幅または厚さを前記ブレードラバーの長手方向に向けて変化させたことを特徴とする。
【0012】
本発明のワイパブレードは、前記帯材の板厚を先端側ほど薄く形成したことを特徴とする。
【0013】
本発明にあっては、ばね部材の捻り剛性は高くなるので、払拭時におけるばね部材の捻れが低減して、このワイパブレードの払拭性能が向上する。
【0014】
また、本発明にあっては、ばね部材の払拭方向の剛性は高くなるので、ブレードラバーの追従性が高まり、このワイパブレードの払拭性能が向上する。
【0015】
さらに、本発明にあっては、ばね部材の弾性係数はブレードラバーの長手方向に相違するので、払拭範囲においてウインドガラスの曲率が大きく変化する場合であってもブレードラバーはウインドガラスに追従することができ、このワイパブレードの払拭性能は向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明の一実施の形態であるワイパブレードを備えたワイパ装置の概略を示す説明図である。
【0018】
図1に示すように、車両11にはウインドガラスとしてのフロントガラス12に付着した雨や前車の飛沫等を拭き取って運転者の視界を確保するためにワイパ装置13が設けられている。
【0019】
このワイパ装置13は車両11に回転自在に支持されたワイパ軸14aに固定されて車両11に揺動自在に設けられた運転席側つまりDR側のワイパアーム15aと、同様に、車両11に回転自在に支持されたワイパ軸14bに固定されて車両11に揺動自在に設けられた助手席側つまりAS側のワイパアーム15bとを有している。これらのワイパ軸14a,14bはリンク機構16を介してワイパモータ17に連結されており、ワイパモータ17が作動すると所定の角度範囲で揺動するようになっている。
【0020】
DR側のワイパアーム15aの先端部には運転席側つまりDR側のワイパブレード18aが装着されており、AS側のワイパアーム15bの先端部には助手席側つまりAS側のワイパブレード18bが装着されている。ワイパアーム15a,15bには図示しないスプリング等のばね部材が内装されており、それぞれのワイパブレード18a,18bはワイパアーム15a,15bから押え力を加えられてフロントガラス12に弾圧的に接触するようになっている。
【0021】
そして、ワイパアーム15a,15bが揺動すると、これらのワイパブレード18a,18bは上反転位置とフロントガラス12の下端に位置する下反転位置との間の払拭範囲12a,12bにおいてフロントガラス12上を揺動運動してフロントガラス12を払拭するようになっている。
【0022】
このように、車両11にはDR側のワイパブレード18aとAS側のワイパブレード18bとが設けられているが、これらのワイパブレード18a,18bは基本的には同一の構造となっているので、以下には、DR側のワイパブレード18aについてのみ説明する。
【0023】
図2は図1に示すDR側のワイパブレードの詳細を示す正面図であり、図3は図2におけるA−A線に沿う断面図である。
【0024】
図2に示すように、DR側のワイパブレード18a(以下、ワイパブレード18aとする)はフロントガラス12に接するブレードラバー21とブレードラバー21を保持するラバーホルダ22とを有しており、フロントガラス12から離れた状態つまり自然状態では、フロントガラス12の払拭範囲12aにおける最も曲率半径が小さい部分、つまり下反転位置における曲率半径よりも更に小さい曲率半径で湾曲している。
【0025】
図3に示すように、ブレードラバー21は基部21aと、フロントガラス12に接触して払拭を行うエッジ部21bとを有しており、その形状は従来から知られたトーナメント式のワイパブレードに用いられるブレードラバーと同様の形状となっている。ブレードラバー21の材質としては、天然ゴムやクロロプレンゴムなどが用いられ、それぞれの材質の長所を合わせ持つように天然ゴムとクロロプレンゴムとを配合した材料も多く用いられる。そして、ブレードラバー21はこれらの材料を押出成形することによって製作され、長手方向に渡って同一の断面形状を有している。
【0026】
また、ブレードラバー21の基部21aの両側面部にはそれぞれ鋼材により平板状に形成されたバーティブラ23が装着されており、ブレードラバー21はこれらのバーティブラ23によりフロントガラス12に垂直な方向に所定の弾性力が付与されるようになっている。
【0027】
一方、ラバーホルダ22は、連結ブロック24とばね部材25およびゴム外皮26とを有している。
【0028】
図4(a)は図3に示すばね部材の概略を示す正面図であり、図4(b)は図3に示すばね部材の概略を示す上面図であり、図5は、図4に示すばね部材の詳細を示す拡大図である。また、図6(a)は図4(b)におけるB−B線に沿う断面図であり、図6(b)は図4(b)におけるC−C線に沿う断面図である。
【0029】
図4(a)、図4(b)、図5に示すように、このばね部材25は、鋼材等の弾性部材により形成された帯材をブレードラバー21に沿う方向に螺旋状に巻いて形成されており、その長さ寸法がブレードラバー21と同等であるとともにフロントガラス12の下反転位置における曲率半径よりも更に小さい曲率半径で湾曲している。そして、ばね部材25は、その長手方向の略中央部において連結ブロック24に固定されている。
【0030】
また、図3から解るように、このばね部材25の長手方向に垂直な断面は払拭方向つまりワイパブレード18aの移動方向側が長軸となる楕円状に形成されており、これにより、ばね部材25は短軸の方向つまりフロントガラス12に垂直な方向の曲げ剛性が低くされるとともに払拭方向の曲げ剛性が高められて、フロントガラス12に垂直な方向に弾性変形自在であるとともに払拭方向には曲がらないようにされている。
【0031】
さらに、図5に示すように、螺旋状に巻かれた帯材の間隔Lは、このばね部材の弾性変形を阻害しない程度に狭く設定されており、この間隔Lが0となった時にばね部材25の弾性変形は規制されるようになっている。
【0032】
図6(a)、図6(b)に示すように、このばね部材25は、その長手方向に垂直な断面の外周長さがブレードラバー21の長手方向つまり先端側に向けて徐々に短くなるように、連結ブロック24に近い部分におけるばね部材25の払拭方向となる幅寸法w1は先端側における幅寸法w2より大きく、また、連結ブロック24に近い部分におけるフロントガラス12に垂直な方向となる厚さ寸法t1は、先端側における厚さ寸法t2より小さく形成されている。つまり、ばね部材25の幅や厚さはワイパブレード18aの長手方向に向けて変化して先端側ほど狭くなり、このばね部材25の弾性係数は先端側ほど小さくなって先端側ほど柔軟に弾性変形するようになっている。
【0033】
ゴム外皮26は硬質のゴムにより形成されており、その断面がフィン形状に形成されて、このワイパブレード18aの空力特性を向上させるようになっている。また、ゴム外皮26にはブレードラバー21に沿って延びる収容溝26aが形成されており、ばね部材25はこの収容溝26aに収容されることによりゴム外皮26に覆われている。
【0034】
ブレードラバー21は、その基部21aがばね部材25の側面に接触するようにゴム外皮26に形成された収容溝26aに挿入された状態で、複数のクリップ27により留められてラバーホルダ22に保持されるようになっている。
【0035】
このような構成のワイパブレード18aは、連結ブロック24においてDR側のワイパアーム15aに連結される。そして、DR側のワイパアーム15aからの押え力はこの連結ブロック24においてラバーホルダ22に加えられるようになっている。
【0036】
連結ブロック24にワイパアーム15aからの押え力が加えられると、ばね部材25はフロントガラス12の曲率に合わせて弾性変形して、ワイパブレード18aはブレードラバー21のエッジ部21b全体がフロントガラス12に接するように変形する。また、ばね部材25はブレードラバー21に接触しているので、ワイパアーム15aからの押え力はばね部材25によりブレードラバー21に分散して伝達され、ブレードラバー21はフロントガラス12に対して所定の分布圧特性を有して接触することになる。
【0037】
このとき、ばね部材25の長手方向に垂直な断面の外周長さが先端側ほど短く形成されることにより、ばね部材25の弾性係数は先端側ほど小さくなっているので、このばね部材25つまりワイパブレード18aをフロントガラス12の曲率半径の小さい部分に合わせて強く湾曲する形状に形成しても、先端側が柔軟に弾性変形してフロントガラス12に対する追従性が損なわれることがない。
【0038】
このように、このワイパブレード18aでは、ばね部材25の弾性係数をブレードラバー21の長手方向に相違させるようにしたので、払拭範囲においてフロントガラス12の曲率が大きく変化する場合であっても、ブレードラバー21をフロントガラス12に追従させて、このワイパブレード18aの払拭性能を向上させることができる。
【0039】
ところで、このようなワイパブレード18aが払拭動作してフロントガラス12上を移動すると、ブレードラバー21とフロントガラス12との間には摩擦による払拭抵抗が生じることになる。そしてこの払拭抵抗がブレードラバー21を介してばね部材25に伝達されて、ばね部材には払拭方向への曲げ荷重や長手方向の軸回りの回転力が加わることになる。
【0040】
しかし、このワイパブレード18aでは、ばね部材25は、その長手方向に垂直な断面を払拭方向が長軸となる楕円状に形成することにより払拭方向の剛性が高くなっているので、ブレードラバー21に払拭抵抗が加わっても払拭方向に変形することがない。
【0041】
このように、このワイパブレード18aでは、ばね部材25の断面を楕円状に形成するようにしたので、払拭方向の剛性を高めることができる。これによりワイパブレード18aの払拭方向への変形が防止されてブレードラバー21の追従性が高まり、このワイパブレード18aの払拭性能を向上させることができる。
【0042】
また、このワイパブレード18aでは、ばね部材25は鋼材により形成された帯材を螺旋状に巻いて形成されているので、その捻り剛性は高くなる。つまり、ばね部材に加わる回転力は、このばね部材25の幅寸法と厚さ寸法とを狭める方向に働くことになるので、この回転力に対する帯材の反発力は大きく、平板のばね部材に対してその捻り剛性は高くなる。
【0043】
したがって、ブレードラバー21を介して払拭抵抗により生じる回転力がばね部材25に加えられた場合であっても、このばね部材25の捻りに対する剛性は高いので捻れは低減されることになる。
【0044】
これにより、ばね部材25が大きく捻られることによりブレードラバー21のフロントガラス12への追従性が低下することや、ばね部材25が断続的に捻られることによりブレードラバー21がばたつくこと等が防止され、このワイパブレード18aの払拭性能を高めることができる。
【0045】
このように、このワイパブレード18aでは、ばね部材25を鋼材により形成された帯材を螺旋状に巻いて形成したので、ばね部材25の捻り剛性を高くすることができ、払拭時におけるばね部材25の捻れを低減して、このワイパブレード18aの払拭性能を向上させることができる。
【0046】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前記実施の形態においては、タンデム式のワイパ装置13におけるワイパブレード18aに本発明が適用されているが、これに限らず、AS側のワイパブレード18bや対向払拭式等の他の形式のワイパ装置に用いられる他のワイパブレードに適用してもよい。
【0047】
また、前記実施の形態においては、ばね部材25の幅や厚さは長手方向は先端側ほど狭くまたは薄く形成されているが、これに限らず、ブレードラバー21の長手方向に相違していれば、払拭するフロントガラスの形状等に応じて任意に設定するようにしてもよい。
【0048】
さらに、前記実施の形態においては、ばね部材25の長手方向に垂直な断面は払拭方向が長軸となる楕円状に形成されているが、これに限らず、例えば円形など、他の形状としてもよい。
【0049】
さらに、前記実施の形態においては、ブレードラバー21とばね部材25とはゴム外皮26とクリップ27とを用いて組み付けられているが、これに限らず、例えば接着など、他の方法により組み付けられるようにしてもよい。
【0050】
さらに、前記実施の形態においては、幅や厚さを変えることによりばね部材25の弾性係数を長手方向に相違させるようにしているが、これに限らず、このばね部材25を形成する帯材の板厚を変えるようにしてもよい。例えば、帯材の板厚を先端側ほど薄く形成することにより、このばね部材25の弾性係数を先端側ほど小さくすることができる。
【0051】
また、帯材の性質自体を変えることにより、ばね部材25の弾性係数を長手方向に相違させるようにしてもよい。このような方法としては、ばね部材25の一部を熱処理して硬化させたり、帯材の一部が加工硬化を起こすように螺旋加工してばね部材25を形成する等が考えられる。そして、これらの処理や加工をばね部材25の中央部にのみ施すことにより、ばね部材25の中央部の弾性係数のみを上げることができる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、ばね部材の捻り剛性を高くすることができるので、払拭時におけるばね部材の捻れを低減して、このワイパブレードの払拭性能を向上させることができる。
【0053】
また、本発明によれば、ばね部材の払拭方向の剛性を高めることができるので、ブレードラバーの追従性を高めて、このワイパブレードの払拭性能を向上させることができる。
【0054】
さらに、本発明によれば、ばね部材の弾性係数をブレードラバーの長手方向に相違させることができるので、払拭範囲においてウインドガラスの曲率が大きく変化する場合であっても、ブレードラバーをウインドガラスに追従させて、このワイパブレードの払拭性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるワイパブレードを備えたワイパ装置の概略を示す説明図である。
【図2】図1に示すDR側のワイパブレードの詳細を示す正面図である。
【図3】図2におけるA−A線に沿う断面図である。
【図4】(a)は図3に示すばね部材の概略を示す正面図であり、(b)は図3に示すばね部材の概略を示す上面図である。
【図5】図4に示すばね部材の詳細を示す拡大図である。
【図6】(a)は図4(b)におけるB−B線に沿う断面図であり、(b)は図4(b)におけるC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
11 車両
12 フロントガラス
12a,12b 払拭範囲
13 ワイパ装置
14a,14b ワイパ軸
15a DR側のワイパアーム
15b AS側のワイパアーム
16 リンク機構
17 ワイパモータ
18a DR側のワイパブレード
18b AS側のワイパブレード
21 ブレードラバー
21a 基部
21b エッジ部
22 ラバーホルダ
23 バーティブラ
24 連結ブロック
25 ばね部材
26 ゴム外皮
26a 収容溝
27 クリップ
L 間隔
w1,w2 幅寸法
t1,t2 厚さ寸法

Claims (4)

  1. 車両に揺動自在に設けられたワイパアームに装着され、ウインドガラス上を揺動運動して前記ウインドガラスを払拭するワイパブレードであって、
    前記ワイパアームに連結される連結ブロックと、
    前記ウインドガラスに接するブレードラバーと、
    前記連結ブロックに固定されるとともに前記ブレードラバーに接触し、前記ワイパアームの押え力を前記ブレードラバーに分散して伝達するばね部材とを有し、
    前記ばね部材が螺旋状に巻かれた帯材により形成されていることを特徴とするワイパブレード。
  2. 請求項1記載のワイパブレードにおいて、前記ばね部材の長手方向に垂直な断面を払拭方向が長軸となる楕円状に形成したことを特徴とするワイパブレード。
  3. 請求項1または2記載のワイパブレードにおいて、前記ばね部材の幅または厚さを前記ブレードラバーの長手方向に向けて変化させたことを特徴とするワイパブレード。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイパブレードにおいて、前記帯材の板厚を先端側ほど薄く形成したことを特徴とするワイパブレード。
JP2003092894A 2003-03-28 2003-03-28 ワイパブレード Pending JP2004299478A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003092894A JP2004299478A (ja) 2003-03-28 2003-03-28 ワイパブレード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003092894A JP2004299478A (ja) 2003-03-28 2003-03-28 ワイパブレード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004299478A true JP2004299478A (ja) 2004-10-28

Family

ID=33405811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003092894A Pending JP2004299478A (ja) 2003-03-28 2003-03-28 ワイパブレード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004299478A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4344701B2 (ja) ワイパブレード及びその製造方法
JP5123167B2 (ja) ワイパブレード
EP2694338B1 (en) A windscreen wiper device
US20020112306A1 (en) Cantilevered beam-blade windshield-wiper assembly
EP1574410A1 (en) Wiper blade
JP4815327B2 (ja) ワイパブレード
JP5571584B2 (ja) フロントガラス用ワイパー装置
JP2011515273A (ja) 弾性力がある縦長なキャリア要素と、縦長なワイパーブレードとを備え、拭取対象であるフロントガラスに隣接して配設可能なフロントガラス用ワイパー装置
JP2005319964A (ja) ワイパブレード
WO2004054860A1 (ja) ワイパブレード
JP2004299478A (ja) ワイパブレード
JP2007210515A (ja) ワイパーブレード用バーティブラ及びワイパーブレード
JP3149728B2 (ja) ワイパ装置
JP2005319963A (ja) ワイパブレード
JP2016537244A (ja) ガラスワイパ装置
JP2004106712A (ja) ワイパ装置
WO2004054858A1 (ja) ワイパブレード
EP1714844B1 (en) Distribution pressure setting method for wiper blade
JP2007196960A (ja) ワイパブレード
JPH09164916A (ja) ワイパーブレード
JP4358654B2 (ja) ワイパブレードにおけるバッキングの形状設定方法
JP2006027414A (ja) ワイパブレード
US5131113A (en) Windshield wiper yoke structure with sliding lever
JP2006008025A (ja) ワイパブレード
JP2011255739A (ja) ワイパブレード