JP2004298877A - ろう付け接合品のフラックス除去方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】短時間でフラックスを除去できるろう付け接合品のフラックス除去方法を提供する。
【解決手段】ろう付けにより接合されたチューブ2とヘッダ座板4のフラックス塗布エリアにレーザ照射装置10でレーザ光を照射してフラックスを除去する。
【選択図】 図3
【解決手段】ろう付けにより接合されたチューブ2とヘッダ座板4のフラックス塗布エリアにレーザ照射装置10でレーザ光を照射してフラックスを除去する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ろう付け接合品のフラックス除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば燃料電池自動車には燃料電池スタックを冷却するためにラジエータが搭載される。このラジエータの材料としては、ステンレス鋼材とアルミニューム材が主に使用される。ステンレス鋼材はアルミニューム材に較べて熱伝導率が低いため、大型化し、且つ、重量及び製造コストが増大する。これに対し、アルミニューム材は熱伝導率が高いため、小型・軽量化を図ることができる。
【0003】
しかし、アルミニューム材を使用すると、冷却水により腐食したり、冷却水中に金属イオンが混入する。又、アルミニューム材の部材間のろう付けにフラックスを使用すると、このフラックス中の金属イオンが冷却水に混入する。従って、フラックス塗布エリアが冷却水の流路となる場合には、ろう付け工程の後にフラックス塗布エリアのフラックスを除去する工程を行い、その後に、冷却水の流路となる内面に樹脂コーテングを施す工程を行っている。
【0004】
ところで、従来のフラックス除去方法は、ろう付け接合品を加熱された純水に浸漬したり、強アルカリ性のアルミニウム用脱脂剤等の薬品で洗浄したりするものであった(特許文献1)。又、ブラシなどの物理的方法で除去する方法もある。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−167782号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のろう付け接合品のフラックス除去方法は、フラックスを完全に除去するのに長時間(数時間〜百数十時間)を要するという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、短時間でフラックスを除去できるろう付け接合品のフラックス除去方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ろう付けにより接合された複数の部材のフラックス塗布エリアにレーザ光を照射してフラックスを除去することを特徴とするろう付け接合品のフラックス除去方法である。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載のろう付け接合品のフラックス除去方法であって、ろう付けにより接合された複数の部材は、複数のチューブと、この各チューブの両端部がそれぞれ外面側に貫通された一対のヘッダ座板であり、各ヘッダ座板の外面にヘッダタンク部材をそれぞれ固定して内部が冷媒出入り用タンクにされることを特徴とするろう付け接合品のフラックス除去方法である。
【0010】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、レーザ光を照射すると、その照射スポットが直ちに局部的に加熱されることによりフラックスが分解気化され、このようなレーザの照射をフラックス塗布エリアの全域について行えばフラックスが完全に除去される。従って、短時間でフラックスを除去できる。
【0011】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、冷媒出入り用タンクの内面側のフラックスを除去できるため、フラックス中の金属イオンが冷媒中に混入される事態を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1〜図5は本発明のフラックス除去方法を適用した燃料電池自動車のラジエータ1の製造方法の一実施形態を示し、図1はラジエータ1の製造方法の工程図、図2はろう付け接合品5の正面図、図3はレーザ光をろう付け接合品5に照射している状態の斜視図、図4はラジエータ1の組み付け完成状態の正面図、図5はレーザ光を照射したろう付け接合品5とレーザ光を照射しなかったろう付け接合品とを純水に浸漬し、一定時間経過後の純水の導電率の特性線図である。
【0014】
図1に示すように、燃料電池自動車のラジエータ1(図4に示す)は、組み付け工程(ステップS1)、フラックス塗布工程(ステップS2)、ろう付け工程(ステップS3)、フラックス除去工程(ステップS4)、コーテング工程(ステップS5)、タンク組み付け工程(ステップS6)が順次行われることによって製造される。
【0015】
図2に示すように、組み付け工程(ステップS1)では、アルミニューム材のチューブ2と同じくアルミニューム材のコルゲートフィン3とを交互に積層し、この積層されたチューブ2の両端部にアルミニューム材の一対のヘッダ座板4を組み付ける。各チューブ2の端部は各ヘッダ座板4の孔(特に符号を付さず)から外面に貫通された状態とされる。
【0016】
フラックス塗布工程(ステップS2)では、上記組み付け体にフラックス水溶液を流しかけたり、シャワーする。そして、熱風でフラックス水溶液の水分を除去し、これでフラックスの塗布が完了する。
【0017】
ろう付け工程(ステップS3)では、上記組み付け体を加熱処理して各チューブ2と各コルゲートフィン3と各ヘッダ座板3の互いの接触箇所をろう付けしてろう付け接合品5を作製する。
【0018】
図3に示すように、フラックス除去工程(ステップS4)では、上記ろう付け接合品5のフラックス塗布エリアにレーザ照射装置10によってレーザ光を照射する。レーザ照射装置10は、レーザ光を発生させるレーザ発生器10aとこのレーザ発生器10aで発生させたレーザ光を照射するレーザ照射部10bとから構成されている。レーザ光は、照射スポットに断続的に照射し、照射スポットの温度がアルミニューム材の融点(650℃)より低い温度(例えば600〜620℃)にしか達しないように照射される。具体的には、米国General Lasertronics Corporation(GLC)社製Nd:YAGレーザ照射装置Model−A100を使用し、波長が1064nm、出力が100W、繰り返し周波数が5〜10KHz、パルス幅が150〜200ns、パルスエネルギーが18〜36mjで10cm2当たり数秒から10秒程度のレーザ光を照射する。又、GLC社製Model−A200を使用し、170Wの出力で照射する。このレーザ照射によってフラックスを分解気化して除去する。
【0019】
フラックスの成分がKAlF4である場合には、分解式:α・KAlF4→β・KAlF3+γ・KF(α、β、γは所定の整数)となり、KFガスが発生して分解気化する。
【0020】
コーテング工程(ステップS5)では、フラックス除去したろう付け接合品5に対し、少なくとも冷却水の流路になる内面に樹脂コーテング液を塗布して樹脂コーテング層を形成する。具体的には、チューブ2の内部流路の内面、チューブの端部の外面、ヘッダ座板4の外面などである。樹脂コーテング液は、フラックスが除去されたフラックス塗布エリアにも確実に塗布される。
【0021】
図4に示すように、タンク組み付け工程(ステップS6)では、一対のヘッダ座板4の外面に例えば樹脂材のヘッダタンク部材6を組み付け固定する。尚、各ヘッダタンク部材6には入口パイプ7、出口パイプ8がそれぞれ固定されている。以上により、ラジエータ1の製造が完了する。
【0022】
上記フラックス除去工程(ステップS4)においては、レーザ光を照射することでフラックスを除去した。つまり、レーザ光を照射すると、その照射スポットが直ちに局部的に加熱されることによりフラックスが分解気化される。このようなレーザの照射をフラックス塗布エリアの全域について行うことでフラックスを完全に除去できる。従って、短時間でフラックスを除去できる。
【0023】
レーザ光によるフラックス除去の効果は、次のようにして検証した。つまり、図5に示すように、レーザ照射を行ったろう付け接合体5とレーザ照射を行わなかったろう付け接合体とを純水に浸漬し、所定時間経過後の純水の導電率を測定した。すると、レーザ光未照射のろう付け接合体を浸漬した純水の導電率は、浸漬時間の経過と共に上昇した。これに対し、レーザ光照射のろう付け接合体を浸漬した純水の導電率は、浸漬時間が経過しても上昇せずにほとんどゼロの値のままであった。これは、フラックス塗布エリアのフラックスが除去され、金属イオンが純水中に混入されないためであると考えられる。
【0024】
尚、前記実施形態では、ろう付け接合体5がラジエータ1の構成品である場合を例に取って説明したが、本発明はラジエータ1の構成品以外でも適用できることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、ラジエータの製造方法の工程図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、ろう付け接合品の正面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、レーザ光をろう付け接合品に照射している状態の斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、ラジエータの組み付け完成状態の正面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示し、レーザ光を照射したろう付け接合品とレーザ光を照射しなかったろう付け接合品とを純水に浸漬し、一定時間経過後の純水の導電率の特性線図である。
【符号の説明】
1 ラジエータ
2 チューブ
4 ヘッダ座板
5 ろう付け接合体
6 ヘッダタンク部材
10 レーザ照射装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、ろう付け接合品のフラックス除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば燃料電池自動車には燃料電池スタックを冷却するためにラジエータが搭載される。このラジエータの材料としては、ステンレス鋼材とアルミニューム材が主に使用される。ステンレス鋼材はアルミニューム材に較べて熱伝導率が低いため、大型化し、且つ、重量及び製造コストが増大する。これに対し、アルミニューム材は熱伝導率が高いため、小型・軽量化を図ることができる。
【0003】
しかし、アルミニューム材を使用すると、冷却水により腐食したり、冷却水中に金属イオンが混入する。又、アルミニューム材の部材間のろう付けにフラックスを使用すると、このフラックス中の金属イオンが冷却水に混入する。従って、フラックス塗布エリアが冷却水の流路となる場合には、ろう付け工程の後にフラックス塗布エリアのフラックスを除去する工程を行い、その後に、冷却水の流路となる内面に樹脂コーテングを施す工程を行っている。
【0004】
ところで、従来のフラックス除去方法は、ろう付け接合品を加熱された純水に浸漬したり、強アルカリ性のアルミニウム用脱脂剤等の薬品で洗浄したりするものであった(特許文献1)。又、ブラシなどの物理的方法で除去する方法もある。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−167782号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のろう付け接合品のフラックス除去方法は、フラックスを完全に除去するのに長時間(数時間〜百数十時間)を要するという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、短時間でフラックスを除去できるろう付け接合品のフラックス除去方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ろう付けにより接合された複数の部材のフラックス塗布エリアにレーザ光を照射してフラックスを除去することを特徴とするろう付け接合品のフラックス除去方法である。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載のろう付け接合品のフラックス除去方法であって、ろう付けにより接合された複数の部材は、複数のチューブと、この各チューブの両端部がそれぞれ外面側に貫通された一対のヘッダ座板であり、各ヘッダ座板の外面にヘッダタンク部材をそれぞれ固定して内部が冷媒出入り用タンクにされることを特徴とするろう付け接合品のフラックス除去方法である。
【0010】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、レーザ光を照射すると、その照射スポットが直ちに局部的に加熱されることによりフラックスが分解気化され、このようなレーザの照射をフラックス塗布エリアの全域について行えばフラックスが完全に除去される。従って、短時間でフラックスを除去できる。
【0011】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、冷媒出入り用タンクの内面側のフラックスを除去できるため、フラックス中の金属イオンが冷媒中に混入される事態を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1〜図5は本発明のフラックス除去方法を適用した燃料電池自動車のラジエータ1の製造方法の一実施形態を示し、図1はラジエータ1の製造方法の工程図、図2はろう付け接合品5の正面図、図3はレーザ光をろう付け接合品5に照射している状態の斜視図、図4はラジエータ1の組み付け完成状態の正面図、図5はレーザ光を照射したろう付け接合品5とレーザ光を照射しなかったろう付け接合品とを純水に浸漬し、一定時間経過後の純水の導電率の特性線図である。
【0014】
図1に示すように、燃料電池自動車のラジエータ1(図4に示す)は、組み付け工程(ステップS1)、フラックス塗布工程(ステップS2)、ろう付け工程(ステップS3)、フラックス除去工程(ステップS4)、コーテング工程(ステップS5)、タンク組み付け工程(ステップS6)が順次行われることによって製造される。
【0015】
図2に示すように、組み付け工程(ステップS1)では、アルミニューム材のチューブ2と同じくアルミニューム材のコルゲートフィン3とを交互に積層し、この積層されたチューブ2の両端部にアルミニューム材の一対のヘッダ座板4を組み付ける。各チューブ2の端部は各ヘッダ座板4の孔(特に符号を付さず)から外面に貫通された状態とされる。
【0016】
フラックス塗布工程(ステップS2)では、上記組み付け体にフラックス水溶液を流しかけたり、シャワーする。そして、熱風でフラックス水溶液の水分を除去し、これでフラックスの塗布が完了する。
【0017】
ろう付け工程(ステップS3)では、上記組み付け体を加熱処理して各チューブ2と各コルゲートフィン3と各ヘッダ座板3の互いの接触箇所をろう付けしてろう付け接合品5を作製する。
【0018】
図3に示すように、フラックス除去工程(ステップS4)では、上記ろう付け接合品5のフラックス塗布エリアにレーザ照射装置10によってレーザ光を照射する。レーザ照射装置10は、レーザ光を発生させるレーザ発生器10aとこのレーザ発生器10aで発生させたレーザ光を照射するレーザ照射部10bとから構成されている。レーザ光は、照射スポットに断続的に照射し、照射スポットの温度がアルミニューム材の融点(650℃)より低い温度(例えば600〜620℃)にしか達しないように照射される。具体的には、米国General Lasertronics Corporation(GLC)社製Nd:YAGレーザ照射装置Model−A100を使用し、波長が1064nm、出力が100W、繰り返し周波数が5〜10KHz、パルス幅が150〜200ns、パルスエネルギーが18〜36mjで10cm2当たり数秒から10秒程度のレーザ光を照射する。又、GLC社製Model−A200を使用し、170Wの出力で照射する。このレーザ照射によってフラックスを分解気化して除去する。
【0019】
フラックスの成分がKAlF4である場合には、分解式:α・KAlF4→β・KAlF3+γ・KF(α、β、γは所定の整数)となり、KFガスが発生して分解気化する。
【0020】
コーテング工程(ステップS5)では、フラックス除去したろう付け接合品5に対し、少なくとも冷却水の流路になる内面に樹脂コーテング液を塗布して樹脂コーテング層を形成する。具体的には、チューブ2の内部流路の内面、チューブの端部の外面、ヘッダ座板4の外面などである。樹脂コーテング液は、フラックスが除去されたフラックス塗布エリアにも確実に塗布される。
【0021】
図4に示すように、タンク組み付け工程(ステップS6)では、一対のヘッダ座板4の外面に例えば樹脂材のヘッダタンク部材6を組み付け固定する。尚、各ヘッダタンク部材6には入口パイプ7、出口パイプ8がそれぞれ固定されている。以上により、ラジエータ1の製造が完了する。
【0022】
上記フラックス除去工程(ステップS4)においては、レーザ光を照射することでフラックスを除去した。つまり、レーザ光を照射すると、その照射スポットが直ちに局部的に加熱されることによりフラックスが分解気化される。このようなレーザの照射をフラックス塗布エリアの全域について行うことでフラックスを完全に除去できる。従って、短時間でフラックスを除去できる。
【0023】
レーザ光によるフラックス除去の効果は、次のようにして検証した。つまり、図5に示すように、レーザ照射を行ったろう付け接合体5とレーザ照射を行わなかったろう付け接合体とを純水に浸漬し、所定時間経過後の純水の導電率を測定した。すると、レーザ光未照射のろう付け接合体を浸漬した純水の導電率は、浸漬時間の経過と共に上昇した。これに対し、レーザ光照射のろう付け接合体を浸漬した純水の導電率は、浸漬時間が経過しても上昇せずにほとんどゼロの値のままであった。これは、フラックス塗布エリアのフラックスが除去され、金属イオンが純水中に混入されないためであると考えられる。
【0024】
尚、前記実施形態では、ろう付け接合体5がラジエータ1の構成品である場合を例に取って説明したが、本発明はラジエータ1の構成品以外でも適用できることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、ラジエータの製造方法の工程図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、ろう付け接合品の正面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、レーザ光をろう付け接合品に照射している状態の斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、ラジエータの組み付け完成状態の正面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示し、レーザ光を照射したろう付け接合品とレーザ光を照射しなかったろう付け接合品とを純水に浸漬し、一定時間経過後の純水の導電率の特性線図である。
【符号の説明】
1 ラジエータ
2 チューブ
4 ヘッダ座板
5 ろう付け接合体
6 ヘッダタンク部材
10 レーザ照射装置
Claims (2)
- ろう付けにより接合された複数の部材のフラックス塗布エリアにレーザ光を照射してフラックスを除去することを特徴とするろう付け接合品(5)のフラックス除去方法。
- 請求項1記載のろう付け接合品(5)のフラックス除去方法であって、
ろう付けにより接合された複数の部材は、複数のチューブ(2)と、この各チューブ(2)の両端部がそれぞれ外面側に貫通された一対のヘッダ座板(4)であり、各ヘッダ座板(4)の外面にヘッダタンク部材(6)をそれぞれ固定して内部が冷媒出入り用タンクにされることを特徴とするろう付け接合品(5)のフラックス除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003091471A JP2004298877A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | ろう付け接合品のフラックス除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003091471A JP2004298877A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | ろう付け接合品のフラックス除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004298877A true JP2004298877A (ja) | 2004-10-28 |
Family
ID=33404833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003091471A Pending JP2004298877A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | ろう付け接合品のフラックス除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004298877A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007119716A1 (ja) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Calsonic Kansei Corporation | 燃料電池用熱交換器の製造方法および燃料電池用熱交換器 |
JP2008530502A (ja) * | 2005-02-17 | 2008-08-07 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 熱交換器用流体を受容するための箱、特に熱交換器ユニット用の熱交換器、特にモノブロックとして実施される熱交換器ユニット |
JP2013176785A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Honda Motor Co Ltd | 金属接合部材の製造方法及び金属接合部材 |
-
2003
- 2003-03-28 JP JP2003091471A patent/JP2004298877A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008530502A (ja) * | 2005-02-17 | 2008-08-07 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 熱交換器用流体を受容するための箱、特に熱交換器ユニット用の熱交換器、特にモノブロックとして実施される熱交換器ユニット |
JP4653816B2 (ja) * | 2005-02-17 | 2011-03-16 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 熱交換器用流体を受容するための箱、特に熱交換器ユニット用の熱交換器、特にモノブロックとして実施される熱交換器ユニット |
WO2007119716A1 (ja) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Calsonic Kansei Corporation | 燃料電池用熱交換器の製造方法および燃料電池用熱交換器 |
JP2013176785A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Honda Motor Co Ltd | 金属接合部材の製造方法及び金属接合部材 |
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