JP2004298737A - 沈殿槽を用いた固液分離方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】下水処理場に既に有る最初沈殿池を改良して晴夫時の10倍程度の汚水量まで受け入れできる沈殿槽を用いた固液分離方法と装置を提供する。
【解決手段】汚水を処理する汚泥かき寄せ機構を有する沈殿槽を用いた固液分離方法において、該沈殿槽の水表面と底面との間に、移動する布状材を水平もしくは傾斜して配備し、その間に汚水を通し、固液分離することとしたものであり、前記固液分離方法において、布状材の移動は、ロールを回転させて行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】汚水を処理する汚泥かき寄せ機構を有する沈殿槽を用いた固液分離方法において、該沈殿槽の水表面と底面との間に、移動する布状材を水平もしくは傾斜して配備し、その間に汚水を通し、固液分離することとしたものであり、前記固液分離方法において、布状材の移動は、ロールを回転させて行うことができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、沈殿槽を用いた固液分離に係り、特に、雨天時等で大量に汚水が発生する際の沈殿槽を用いた固液分離方法と装置に関する。
【0002】
【従来技術】
【特許文献1】特開平1−270912号公報
【非特許文献1】「PPM」、1995年8月号、p37−p43合流式下水道において、雨天時には雨水が汚水に混合するため、大量の下水が発生することが知られている。その水量は、晴天時に比べて数倍から10倍以上になることもある。晴天時の数倍程度までであれば、下水処理場で受け入れることができるが、それ以上になると公共用水域に未処理のまま放流され、雨天時越流水(CSO)として社会問題化している。
図5に、従来の最初沈殿池の断面構成図を示し、下水1は、流入ゲート2から有孔整流壁3を通過して固液分離部4にいたる。固液分離部4では、下水中の浮遊物質が沈殿し、汚泥になる。この汚泥は汚泥かき寄せ機5によって汚泥ピット6に集められ、また、表面に浮かぶスカムは、スカムコレクター7によって分離される。浮遊物質やスカムが取り除かれた下水は、越流ぜき(図示せず)から均等に流出し、処理水8になる。
CSO対策として、高速ろ過方式(非特許文献1)や超高速凝集沈殿(特許文献1)が開発されている。しかし、いずれも新たに設備を増設することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では、上記従来技術に鑑み、下水処理場に既に有る最初沈殿池を改良して、晴夫時の10倍程度の汚水量までを受け入れることができる沈殿槽を用いた固液分離方法と装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、汚水を処理する汚泥かき寄せ機構を有する沈殿槽を用いた固液分離方法において、該沈殿槽の水表面と底面との間に、移動する布状材を水平もしくは傾斜して配備し、その間に汚水を通し、固液分離することを特徴とする固液分離方法としたものである。
前記固液分離方法において、布状材の移動は、ロールを回転させて行うことができる。
また、本発明では、汚水を処理する汚泥かき寄せ機構を有する沈殿槽を用いた固液分離装置において、該沈殿槽の水表面と底面との間に、ロール間に付設して移動する布状材を水平もしくは傾斜して配備することを特徴とする固液分離装置としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、従来の最初沈殿池(図5)への本発明の適用を示したものである。つまり、ローラー9と布状材10とを組み合わせて2段に配備した例である。図1は、2段に配備した例であるが、1段でも3段以上の複数段にしてもよい。1段であると分離面積の増加分が少なく、また、段数が多すぎると、布状材同士の間隔が狭くなり、現実的ではない。一般には、2から3段が適切である。布状材10の材質は、水濡れに強く、たわみにも強い織布や不織布などの布状材がよい。
不織布としてはビニロン、ポリエステル、レーヨン、ポリプロピレン等の合成繊維、場合によってはガラス繊維でも良く、特に限定されるものではない。織布としては、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ポリ塩化ビニリデン等の合成繊維で吸水性のないものが適しているが、特に限定されるものではない。吸水性があると、動力が過剰に必要になるだけではなく、延びの原因にもなる可能性がある。
【0006】
布状材10の上にも、沈殿池底部と同様に下水中の浮遊物質が沈殿する。布状材10に沈殿した汚泥は、ロール9の回転により、ゆっくりと流入側に移動する。回転しているロール9に至ると、布状材に沈殿した汚泥は沈殿池底部に落下し、汚泥かき寄せ機5によって、汚泥ピット6に至る。このように布状材を2列に配備すると、沈降分離面積が3倍に増える。さらに、布状材10の移動速度は汚泥かき寄せ機5よりやや速い速度に設定するのがよい。更に言えば、汚泥が過剰に堆積しないように移動速度を制御してもよい。浮遊物質負荷量(流入水量×流入SS)もしくは浮遊物質除去量を把握・予測して、布状材での汚泥過剰堆積を防止することができる。
【0007】
図2は、布状材の配備方法として、流れ方向に対して2段10a、10bにした。2段にすることによって、布状材に沈殿した汚泥の移送時間が短縮され、効果的に沈殿池底面に移すことができる。沈殿池の長さに応じて3段以上にしてもよい。また、図2に示すように布状材を傾斜させてもよい。流れ方向に対して上向きに傾斜させると、下水中の浮遊物質が布状材に突き当たることになり、単なる沈殿ばかりではなく、接触沈殿効果が生じるため効率的である。
さらに、沈殿池流出部に隔壁11や有孔整流壁12を設置して、沈殿地内の流れを均等化することもできる。
【0008】
図3は、布状材の移動方向を下水の流れに対して直角になるようにしたものであり、上段と下段とでは移動方向を逆にしている。上下の布状材の移動方向は同じでもよいが、沈殿池底面での汚泥掻き寄せ効果を考慮すると、移動方向を変えたほうが負担になりにくい。また、図4は、沈殿池の平面図であるが、沈殿池の側面に隔壁部材13を配備することによって、沈殿池側面付近の流れを少なくしたものである。布状材が沈殿池側面方向に移動するような図3の場合では、布状材に沈殿した汚泥が、沈殿池側面付近で底面に向けて放たれるため、隔壁部材12を配備すると汚泥が分散しにくくなるので、スムーズに沈殿池底部に移すことができる。
本発明は、CSO対策に用いることが効果的である。つまり、雨天時には、凝集剤を添加して下水中の浮遊物質自体の沈降分離速度を上げることによって、新たな設備を設置しなくても高い除去効果を期待することができる。凝集剤の種類として、PAC、硫酸バンド、塩化第2鉄、ポリ鉄などの無機凝集剤でもよいが、有機高分子、凝集剤を併用したり、有機高分子凝集剤を単独で用いることもできる。
【0009】
【実施例】
以下、本発明を実施例により、具体的に説明する。
実施例1〜5、比較例
合流式下水を用いた実施例を表1に示す。本実施例1〜5は、図1の形式の最初沈殿池の例であり、比較例として通常の最初沈殿池の例も併記した。
【表1】
【0010】
比較例での水面積負荷は40m3/(m2・d)であり、このときのSS除去率は46%となっている。ほぼ同じ時期の本実施例1では、水面積負荷90m3/(m2・d)、SS除去率45%が得られている。実施例2以降は雨天時の結果であり、凝集剤としてカチオンポリマーを使用した。実施例2では、水面積負荷180m3/(m2・d)、カチオンポリマー添加率1.5mg/Lにおいて、下水SS360mg/Lが110mg/Lまで低下している。実施例3、4は、水面積負荷を260m3/(m2・d)まで上げた結果であり、カチオンポリマー添加率によってSS除去傾向が異なることを示している。なお、下水道施設計画・設計指針と解説2001年度版(社団法人日本下水道協会)p64によれば、合流式での最初沈殿池の水面積負荷は25−50m3/(m2・d)であり、260m3/(m2・d)は25m3/(m2・d)に比べると10倍以上の値になっている。
実施例5は、ファーストフラッシュと呼ばれる降雨直後の下水に対するもので、下水SSが620mg/Lと異常に高いときの結果である。このような場合でも水面積負荷180m3/(m2・d)、カチオンポリマー添加率3mg/Lにおいて、処理水SS140mg/L、SS除去率77%が得られている。
【0011】
【発明の効果】
以上から、本発明の効果は次のとおりである。
▲1▼新たな設備を増設しなくとも、CSO対策が可能になる。
▲2▼カチ才ンポリマーを添加しなくとも高速分離が可能である。
▲3▼カチオンポリマーを添加すると、更なる高速分離が可能である。
▲4▼降雨直後のファーストフラッシュに対しても高速分離が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固液分離装置の一例を示す断面構成図。
【図2】本発明の固液分離装置の他の例を示す断面構成図。
【図3】本発明の固液分離装置の一例を示す斜視図。
【図4】本発明の固液分離装置の一例を示す平面構成図。
【図5】従来の最初沈殿池の断面構成図。
【符号の説明】
1:下水、2:流入ゲート、3:有孔整流壁、4:固液分離部、5:汚泥掻き寄せ機、6:汚泥ピット、7:スカムコレクター、8:処理水、9:ローラー、10、10a、10b:布状材、11:隔壁、12:有孔整流壁、13:隔壁部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、沈殿槽を用いた固液分離に係り、特に、雨天時等で大量に汚水が発生する際の沈殿槽を用いた固液分離方法と装置に関する。
【0002】
【従来技術】
【特許文献1】特開平1−270912号公報
【非特許文献1】「PPM」、1995年8月号、p37−p43合流式下水道において、雨天時には雨水が汚水に混合するため、大量の下水が発生することが知られている。その水量は、晴天時に比べて数倍から10倍以上になることもある。晴天時の数倍程度までであれば、下水処理場で受け入れることができるが、それ以上になると公共用水域に未処理のまま放流され、雨天時越流水(CSO)として社会問題化している。
図5に、従来の最初沈殿池の断面構成図を示し、下水1は、流入ゲート2から有孔整流壁3を通過して固液分離部4にいたる。固液分離部4では、下水中の浮遊物質が沈殿し、汚泥になる。この汚泥は汚泥かき寄せ機5によって汚泥ピット6に集められ、また、表面に浮かぶスカムは、スカムコレクター7によって分離される。浮遊物質やスカムが取り除かれた下水は、越流ぜき(図示せず)から均等に流出し、処理水8になる。
CSO対策として、高速ろ過方式(非特許文献1)や超高速凝集沈殿(特許文献1)が開発されている。しかし、いずれも新たに設備を増設することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では、上記従来技術に鑑み、下水処理場に既に有る最初沈殿池を改良して、晴夫時の10倍程度の汚水量までを受け入れることができる沈殿槽を用いた固液分離方法と装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、汚水を処理する汚泥かき寄せ機構を有する沈殿槽を用いた固液分離方法において、該沈殿槽の水表面と底面との間に、移動する布状材を水平もしくは傾斜して配備し、その間に汚水を通し、固液分離することを特徴とする固液分離方法としたものである。
前記固液分離方法において、布状材の移動は、ロールを回転させて行うことができる。
また、本発明では、汚水を処理する汚泥かき寄せ機構を有する沈殿槽を用いた固液分離装置において、該沈殿槽の水表面と底面との間に、ロール間に付設して移動する布状材を水平もしくは傾斜して配備することを特徴とする固液分離装置としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、従来の最初沈殿池(図5)への本発明の適用を示したものである。つまり、ローラー9と布状材10とを組み合わせて2段に配備した例である。図1は、2段に配備した例であるが、1段でも3段以上の複数段にしてもよい。1段であると分離面積の増加分が少なく、また、段数が多すぎると、布状材同士の間隔が狭くなり、現実的ではない。一般には、2から3段が適切である。布状材10の材質は、水濡れに強く、たわみにも強い織布や不織布などの布状材がよい。
不織布としてはビニロン、ポリエステル、レーヨン、ポリプロピレン等の合成繊維、場合によってはガラス繊維でも良く、特に限定されるものではない。織布としては、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ポリ塩化ビニリデン等の合成繊維で吸水性のないものが適しているが、特に限定されるものではない。吸水性があると、動力が過剰に必要になるだけではなく、延びの原因にもなる可能性がある。
【0006】
布状材10の上にも、沈殿池底部と同様に下水中の浮遊物質が沈殿する。布状材10に沈殿した汚泥は、ロール9の回転により、ゆっくりと流入側に移動する。回転しているロール9に至ると、布状材に沈殿した汚泥は沈殿池底部に落下し、汚泥かき寄せ機5によって、汚泥ピット6に至る。このように布状材を2列に配備すると、沈降分離面積が3倍に増える。さらに、布状材10の移動速度は汚泥かき寄せ機5よりやや速い速度に設定するのがよい。更に言えば、汚泥が過剰に堆積しないように移動速度を制御してもよい。浮遊物質負荷量(流入水量×流入SS)もしくは浮遊物質除去量を把握・予測して、布状材での汚泥過剰堆積を防止することができる。
【0007】
図2は、布状材の配備方法として、流れ方向に対して2段10a、10bにした。2段にすることによって、布状材に沈殿した汚泥の移送時間が短縮され、効果的に沈殿池底面に移すことができる。沈殿池の長さに応じて3段以上にしてもよい。また、図2に示すように布状材を傾斜させてもよい。流れ方向に対して上向きに傾斜させると、下水中の浮遊物質が布状材に突き当たることになり、単なる沈殿ばかりではなく、接触沈殿効果が生じるため効率的である。
さらに、沈殿池流出部に隔壁11や有孔整流壁12を設置して、沈殿地内の流れを均等化することもできる。
【0008】
図3は、布状材の移動方向を下水の流れに対して直角になるようにしたものであり、上段と下段とでは移動方向を逆にしている。上下の布状材の移動方向は同じでもよいが、沈殿池底面での汚泥掻き寄せ効果を考慮すると、移動方向を変えたほうが負担になりにくい。また、図4は、沈殿池の平面図であるが、沈殿池の側面に隔壁部材13を配備することによって、沈殿池側面付近の流れを少なくしたものである。布状材が沈殿池側面方向に移動するような図3の場合では、布状材に沈殿した汚泥が、沈殿池側面付近で底面に向けて放たれるため、隔壁部材12を配備すると汚泥が分散しにくくなるので、スムーズに沈殿池底部に移すことができる。
本発明は、CSO対策に用いることが効果的である。つまり、雨天時には、凝集剤を添加して下水中の浮遊物質自体の沈降分離速度を上げることによって、新たな設備を設置しなくても高い除去効果を期待することができる。凝集剤の種類として、PAC、硫酸バンド、塩化第2鉄、ポリ鉄などの無機凝集剤でもよいが、有機高分子、凝集剤を併用したり、有機高分子凝集剤を単独で用いることもできる。
【0009】
【実施例】
以下、本発明を実施例により、具体的に説明する。
実施例1〜5、比較例
合流式下水を用いた実施例を表1に示す。本実施例1〜5は、図1の形式の最初沈殿池の例であり、比較例として通常の最初沈殿池の例も併記した。
【表1】
【0010】
比較例での水面積負荷は40m3/(m2・d)であり、このときのSS除去率は46%となっている。ほぼ同じ時期の本実施例1では、水面積負荷90m3/(m2・d)、SS除去率45%が得られている。実施例2以降は雨天時の結果であり、凝集剤としてカチオンポリマーを使用した。実施例2では、水面積負荷180m3/(m2・d)、カチオンポリマー添加率1.5mg/Lにおいて、下水SS360mg/Lが110mg/Lまで低下している。実施例3、4は、水面積負荷を260m3/(m2・d)まで上げた結果であり、カチオンポリマー添加率によってSS除去傾向が異なることを示している。なお、下水道施設計画・設計指針と解説2001年度版(社団法人日本下水道協会)p64によれば、合流式での最初沈殿池の水面積負荷は25−50m3/(m2・d)であり、260m3/(m2・d)は25m3/(m2・d)に比べると10倍以上の値になっている。
実施例5は、ファーストフラッシュと呼ばれる降雨直後の下水に対するもので、下水SSが620mg/Lと異常に高いときの結果である。このような場合でも水面積負荷180m3/(m2・d)、カチオンポリマー添加率3mg/Lにおいて、処理水SS140mg/L、SS除去率77%が得られている。
【0011】
【発明の効果】
以上から、本発明の効果は次のとおりである。
▲1▼新たな設備を増設しなくとも、CSO対策が可能になる。
▲2▼カチ才ンポリマーを添加しなくとも高速分離が可能である。
▲3▼カチオンポリマーを添加すると、更なる高速分離が可能である。
▲4▼降雨直後のファーストフラッシュに対しても高速分離が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固液分離装置の一例を示す断面構成図。
【図2】本発明の固液分離装置の他の例を示す断面構成図。
【図3】本発明の固液分離装置の一例を示す斜視図。
【図4】本発明の固液分離装置の一例を示す平面構成図。
【図5】従来の最初沈殿池の断面構成図。
【符号の説明】
1:下水、2:流入ゲート、3:有孔整流壁、4:固液分離部、5:汚泥掻き寄せ機、6:汚泥ピット、7:スカムコレクター、8:処理水、9:ローラー、10、10a、10b:布状材、11:隔壁、12:有孔整流壁、13:隔壁部材
Claims (3)
- 汚水を処理する汚泥かき寄せ機構を有する沈殿槽を用いた固液分離方法において、該沈殿槽の水表面と底面との間に移動する布状材を水平もしくは傾斜して配備し、その間に汚水を通して固液分離することを特徴とする固液分離方法。
- 前記布状材の移動は、ロールを回転させて行うことを特徴とする請求項1記載の固液分離方法。
- 汚水を処理する汚泥かき寄せ機構を有する沈殿槽を用いた固液分離において、該沈殿槽の水表面と底面との間に、ロール間に付設して移動する布状材を水平もしくは傾斜して配備することを特徴とする固液分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003094374A JP2004298737A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 沈殿槽を用いた固液分離方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003094374A JP2004298737A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 沈殿槽を用いた固液分離方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004298737A true JP2004298737A (ja) | 2004-10-28 |
Family
ID=33406957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003094374A Pending JP2004298737A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 沈殿槽を用いた固液分離方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004298737A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007229658A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Ishigaki Co Ltd | 繊維ろ材を用いたろ過処理方法とそのろ過装置 |
JP2007260515A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry Science & Technology | 汚泥分離装置及び汚泥分離方法 |
CN109248475A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-01-22 | 同济大学 | 一种卷带式沉淀池 |
CN109833654A (zh) * | 2019-03-23 | 2019-06-04 | 王沛才 | 一种自动清洗水平卷膜(布)沉淀池 |
CN110615513A (zh) * | 2018-06-20 | 2019-12-27 | 刘健灵 | 自动除泥平板沉淀池 |
-
2003
- 2003-03-31 JP JP2003094374A patent/JP2004298737A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007229658A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Ishigaki Co Ltd | 繊維ろ材を用いたろ過処理方法とそのろ過装置 |
JP2007260515A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry Science & Technology | 汚泥分離装置及び汚泥分離方法 |
CN110615513A (zh) * | 2018-06-20 | 2019-12-27 | 刘健灵 | 自动除泥平板沉淀池 |
CN109248475A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-01-22 | 同济大学 | 一种卷带式沉淀池 |
CN109833654A (zh) * | 2019-03-23 | 2019-06-04 | 王沛才 | 一种自动清洗水平卷膜(布)沉淀池 |
WO2020191917A1 (zh) * | 2019-03-23 | 2020-10-01 | 王沛才 | 一种自动清洗水平卷膜(布)沉淀池 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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Effective date: 20080310 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |