JP2004298505A - 電気炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】炊飯器本体に対するコードリールの取付作業性が優れ、コードリールの充電端子部に水滴やおねばの水分がかからないようにし、さらにコードリールの収納高さを調節することにより、同一のコードリールで高さの異なる炊飯器にも対応できる等の電気炊飯器を提供すること。
【解決手段】炊飯器本体1の内部空間7の適所には、縦向きに配置したコードリール50と、このコードリール50を結合した取付部材60とを備え、前記取付部材60の一方側はコードリール50に取り付けるとともに、他方側は炊飯器本体1の肩部4に取り付け、該コードリール50を取付部材60を介して炊飯器本体1の肩部4に吊持させるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炊飯ジャーなどの電気炊飯器に関し、詳しく言えばコードリールの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、炊飯器本体の内部空間に電源接続用のコードリールを備えた電気炊飯器としては、例えば、次のようなものが知られている。
【0003】
すなわち、従来例1の調理器(電気炊飯器)のものは、調理器本体と、この調理器本体内に着脱自在に収納される鍋と、この鍋を加熱する加熱手段と、調理器本体内に配設された保護枠底部と、調理器本体の下方部に位置して保護枠底部に固着される下枠とを有し、前記下枠と保護枠底部との間にコードリールを挟持して固定してなり、また、前記コードリールは、下枠に設けた爪とコードリールの突起部との係止により仮止めするようにし、さらに、コードリールは縦方向に配設してなるものである(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
従来例2の電気炊飯器のものは、胴部材(外ケース)と外釜(内ケース)と肩部とからなる炊飯器本体と、この炊飯器本体内に出し入れ自在に収納される内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段と、炊飯器本体の内部空間に縦向きに収納された電源接続用のコードリールと、前記炊飯器本体の上部開口を被蓋する蓋とを備えている。そして、上記コードリールは、巻取り部と片面開放のケース形ホルダーとで構成し、そのホルダーに上記巻取り部を収納し、上記胴部材にコード引出し口を設け、該胴部材の内側面と外釜との間に上記コードリールを介在し、そのホルダーの開放面を胴部材の内側面に対向させて該ホルダーを該胴部材に固定し、コードリールから突き出たプラグの先端を前記コード引出し口に挿入した構成としている。さらに、胴部材の側壁及び後端壁の内面下部には内方へ屈曲した底部を形成し、その底部の上面に、ホルダーの下端面を受けるリブと、ホルダーの両側面下部を両側から支持する一対の支持片及びビス穴突部とを設けるとともに、ホルダーに設けた二股片をビスによりビス穴突部に固定するようにしている(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
[特許文献1]
特公平6−98085号公報(1頁〜3頁、第1図、第2図)
[特許文献2]
実公平7−47064号公報(1頁〜3頁、第1図〜第4図、第6図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来例1の調理器は、コードリールを下枠と保護枠底部との間に挟持して固定するのに、下枠に設けた爪とコードリールの突起部とを係止して仮止めするものであるため、上記爪と突起部を設ける必要があるばかりか、その仮止め作業を要しコードリールの組付作業が煩雑である。しかも本体ケースの胴部と底部(下枠)とは別体であるので、両者を結合するための組付工程が必要であった。
【0007】
また、従来例1のコードリールには、本願発明の取付部材の如く該コードリールを被覆するカバー部材は設けられていないため、蓋内周面からの水滴や、蒸気調圧部から吹きこぼれるおねばが、蓋のヒンジ部周辺から侵入し易く、場合によってはコードリールの充電端子部に、上記水滴やおねばの水分がかる虞れがあった。
【0008】
さらに、従来例1のコードリールは、該コードリールを炊飯器本体の内部空間に縦向きに配置した場合に、コードリールの収納高さを調節できる構成は採られていない。例えば、1リットル(5.5合)炊きの炊飯器と1.8リットル(1升)炊きの炊飯器とは高さ寸法が異なるため、その高さ寸法に見合った最適寸法である直径のコードリールを別個に製作し取り付けているのが現状であり、この従来例1のコードリールも上記現状品と同様である。すなわち、従来例1のコードリールは、炊飯器の高さ寸法つまりサイズが異なるものにも利用することができないものであった。
【0009】
従来例2の電気炊飯器も、上記従来例1と同様の問題点を有する。これらの問題点を以下に詳しく説明する。
すなわち、従来例2のコードリールは、巻取り部と、該巻取り部を収納する片面開放のケース形ホルダーとで構成し、胴部材の側壁及び後端壁の内面下方に形成した底部の上面には、ホルダー支持用のリブと、一対の支持片と、ビス穴突部とを設けるとともに、ホルダーには二股片とを設けて、これらの各部材でコードリールを本体ケースに組み付けるものであるため、これらの組付部材を多数必要とするばかりか、それらの組付作業も面倒であるなどの問題があった。
【0010】
また、従来例2のコードリールは、巻取り部をホルダーで収納保持するものの、巻取り部の充電端子部を被覆するカバー部材は設けられていないため、蓋内周面からの水滴や、蒸気調圧部から吹きこぼれるおねばが、蓋のヒンジ部周辺から侵入し易く、場合によってはコードリールの充電端子部に、上記水滴やおねばの水分がかる虞れがあった。
【0011】
さらに、従来例2のコードリールも、該コードリールを炊飯器本体の内部空間に縦向きに配置した場合に、コードリールの収納高さを調節できる構成は採られていない。そのため、従来例2のコードリールも、炊飯器の高さ寸法(つまりサイズ)が異なるものにも利用することができないものであった。
【0012】
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、炊飯器本体に対するコードリールの取付作業性が優れ、コードリールの充電端子部に水滴やおねばの水分がかからないようにし、さらにコードリールの収納高さを調節することにより、同一のコードリールで高さの異なる炊飯器にも対応できる等の電気炊飯器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の電気炊飯器は、外ケースと内ケースと肩部とからなる炊飯器本体と、前記内ケース内に出し入れ自在に収納される内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段と、炊飯器本体の内部空間に収納された電源接続用のコードリールと、前記炊飯器本体の上部開口を被蓋する蓋とを少なくとも備えてなる電気炊飯器において、前記炊飯器本体の内部空間の適所には、縦向きに配置したコードリールと、このコードリールを結合した取付部材とを備え、前記取付部材の一方側はコードリールに取り付けるとともに、他方側は炊飯器本体の肩部に取り付け、該コードリールを取付部材を介して炊飯器本体の肩部に吊持させるようにしたことを特徴とする。
【0014】
ここで、内鍋を加熱する加熱手段としては、電磁誘導コイル(ワークコイル)を用いて通電により交番磁界を発生し内鍋を誘導加熱する方式に限らず、従来から周知のシーズヒータを埋設した熱板上に内鍋を載置して加熱する方式などでもよく、その他任意に選定できるものである。
また、コードリールを縦向きに配置するとは、コードリールの回転軸線が水平方向にある場合を意味する(図1参照)。
【0015】
このような構成により、一方側をコードリールに取り付けた取付部材の他方側を炊飯器本体の肩部に取り付けるだけで、該コードリールが前記肩部に取付部材を介して吊り持ち状に支持(以下、吊持という)されるものでるため、従来例1、2に比べて、コードリールが炊飯器本体の内部空間(肩部)に簡単かつ容易に組付でき、組付作業効率が向上できる。しかも、従来例1に示す如き、爪や突起部等の仮止め用の構成部材や、従来例2に示す如き、ホルダー支持用のリブや一対の支持片やビス穴突部等の構成部材も必要としない。
【0016】
この場合において、炊飯器本体を構成する外ケースは、胴部と底部とを一体に形成してあるとともに、コードリール及び取付部材は、炊飯器本体の後部に蓋を開閉自在に枢着したヒンジ部の下方位置における炊飯器本体の内部空間に設けてある(請求項2参照)のが良い。これによれば、外ケースの胴部と底部とが一体に形成してあるため、先ず、コードリールを取付部材を介して炊飯器本体の肩部に取り付けた後、次にリード線などのすべての配線を経て、最後に、胴部と底部とを一体形成した外ケースを肩部に嵌合するだけでよいので、従来例に比べて、コードリールが肩部に、より一層、簡単容易に組付けでき組付作業効率が更に向上できる。
【0017】
また、コードリールはリード線と接続した充電端子部を炊飯器本体の内部空間において外ケース側に向けて配設するとともに、少なくとも前記充電端子部はコードリールと外ケースとの間に介設した取付部材で被覆してある(請求項3参照)のが好ましい。これによれば、コードリールの充電端子部は外ケース側に向けて配設してあるため、加熱手段からの熱影響を受け難いし、前記充電端子部は取付部材で被覆してあるため、蓋内周面からの水滴や、蒸気調圧部から吹きこぼれるおねばの水分が前記充電端子部にかかる虞れがなくなる。
【0018】
さらに、取付部材は、上部にはコードリールの上部を被覆するとともに炊飯器本体の肩部に取り付けるひさしと、このひさしに連続して形成されてコードリールを結合する側板とで形成してある(請求項4参照)のが好ましい。これによれば、前記請求項3において述べた利点が確実に達成できる。
【0019】
また、取付部材またはコードリールには、取付部材に対するコードリールの取付高さを調節できる高さ調節部が設けてある(請求項5参照)のが良い。これによれば、高さ調節部により取付位置を調節することによって、同一寸法のコードリールを高さ(サイズ)の異なる電気炊飯器に汎用品として利用することができ、構成部品の省略化に寄与し得る。
【0020】
しかも、取付部材は合成樹脂などの電気不良導体の材料で構成してある(請求項6参照)のが好ましい。これによれば、取付部材でコードリールの充電端子部を被覆しているため、本体ケースがステンレス製等の金属製であっても、絶縁対策も充分であり、コードリールと本体ケースとを離間する必要もなく、炊飯器本体の小形化が実現できる。
【0021】
さらに、取付部材のひさしは平板状に形成するとともに、該平板状の両端部近くにネジ挿入用のネジ止め穴を形成する一方、取付部材の側板には、コードリールのリード線と接続する充電端子部の対向位置に縦方向に切り欠き部を形成し、この切り欠き部にリード線を挿通する(請求項7参照)こともできる。これによれば、前記ネジ止め穴へ差し込んだネジを本体ケースの肩部にネジ止めして固定し、コードリールのリード線は前記切り欠き部に挿通できるため、コードリール及び肩部への取り付けが簡単にできる取付部材を提供できる。
【0022】
【発明の実施の形態1】
本発明の実施の形態の第1例を図1〜図6に基づいて以下に説明する。
【0023】
この実施形態の電気炊飯器は、図2に示すような全体構造を有する、いわゆる電磁誘導炊飯ジャーの場合を例示している。
この電気炊飯器(電磁誘導炊飯ジャー)は、胴部2a及び底部2bを一体に形成した外ケース2と内ケース(保護枠ともいう)3と肩部4とからなる炊飯器本体1と、前記内ケース3内に出し入れ自在に収納されるもので磁性体金属材料からなる内鍋5と、該内鍋5を加熱する加熱手段10と、炊飯器本体1の底壁を形成する底部材6と、炊飯器本体の内部空間7(つまり外ケース1と内ケース3と肩部4と底部材6とで囲まれた空間部)に収納された電源接続用のコードリール50と、前記炊飯器本体1の上部開口1aを被蓋する蓋20などを備えている。
【0024】
内ケース(保護枠)3の底面中央部には、センサ穴9を形成しており、このセンサ穴9より温度センサ8を臨ませて、これで内鍋5の温度を検出するようにしている。
【0025】
加熱手段10は、内ケース(保護枠)3の底面及び該底面から側面に至るまでの湾曲面に対面して設けた、内鍋5加熱用の電磁誘導コイル(ワークコイル)11と、この電磁誘導コイル(ワークコイル)11を内ケース(保護枠)3とで挟持するコイル台12と、コイル台12の外側に設けたフェライトコア13と、フェライトコア13を支持するコア押え14などからなっている。
なお、図1及び図2で、符号15は遮閉板、16は胴部ヒータ、17は断熱部材、18は肩部ヒータである。図1〜図3で、4aは炊飯器本体1のヒンジ部24側の肩部4に突設した把手支持部であって、これは水平姿勢の把手40を保持する。
【0026】
蓋20は、上蓋板21と下蓋板22とを、内部に断熱材23を充填して,高周波溶着などにより接合してある。この蓋20は、炊飯器本体1つまり肩部4の後部に設けたヒンジ部24を介して炊飯器本体1に対して弧回動自在で且つ着脱自在に取り付けてある。前記ヒンジ部24は、ヒンジピン25に枢支されたヒンジばね26と、ヒンジばね26を被覆する上部ヒンジカバー27と下部ヒンジカバー28とからなっている。
なお、図1と図2で、29は内蓋で閉蓋時には内鍋5の開口を閉蓋するものである。この内蓋29及び上下両蓋板21、22の中央部には貫通孔30が形成されており、この貫通孔30に公知の蒸気調整ユニット31が着脱自在に取り付けてある。
【0027】
図2において、32は炊飯器本体1の前部に設けて蓋20をロックするためのロック機構、33は炊飯スイッチや予約スイッチ等の各種スイッチを備えた操作パネル、34は操作パネル33の内側に設けたマイコン基板、35は電磁誘導コイル11や胴部ヒータ16及び肩部ヒータ18等への通電を制御する制御基板、36は胴部ヒータ16や肩部ヒータ18の駆動回路を有する電源基板である。
【0028】
前記制御基板35には電源用のリード線52が接続されている。このリード線は後述するコードリール50に巻き取られる電源コード51の基部に接続されるとともに、該電源コード51の先端にはプラグ53が接続されている。そこで、このプラグ53を商用電源等のコンセント(図示せず)に接続すると、制御基板35は給電され、操作パネル33において所望のスイッチを操作して炊飯や保温等の動作が行われる。
【0029】
炊飯器本体1の後部に蓋20を開閉自在に枢着したヒンジ部24の下方位置における炊飯器本体1の内部空間7には、電源コードの回転軸線が水平位置になるように、縦向きに配置したコードリール50と、このコードリール50を結合した取付部材60とを備え、前記取付部材60の一方側はコードリール50に取り付けるとともに、他方側は炊飯器本体1の肩部4に取り付け、該コードリール50を取付部材60を介して炊飯器本体1の肩部4に吊持させるようにしている。
【0030】
コードリール50は、その内部に巻き取られ、かつバネにより内方側に付勢された電源コード51と、該電源コード51の基部に接続された前述のリード線52と、電源コード51の先端部に接続されたプラグ53とを備えている。なお、図6において、54はコードリール50の略中央部にリード線52を接続するために設けた充電端子部、55はコードリール50に内蔵された電源コードの回転中心部に設けた雌ネジ部である。
このコードリール50の電源コード51のプラグ53は、外ケース2(胴底部)の後端部の一部に形成されたコード引出し口(図1及び図2では紙面手前側に形成されている。)から露出しており、プラグ53を電源に接続する際には、該プラグ53を把持してコード引出し口からコードを引き出して使用する。コード及びプラグ53を器体に収納する際には、前記コードの拘束を解除すると、コードリール50内のバネの付勢力により自動的に巻き取られる。
【0031】
なお、電源コード51が挿通される、外ケース2に形成した前記コード引出し口(図示せず)は、蓋内周面からの水滴や、蒸気調圧部からのおねばによりコードリールの充電端子部が水ぬれしないように、前述したヒンジ部24の直下には形成しない方が好ましい。
【0032】
取付部材60の形状は、本発明では特に限定しないのであるが、この実施形態においては、図1〜図5に示すように、上部にはコードリール50の上部を被覆するとともに炊飯器本体1の肩部4に取り付ける平板状のひさし61と、このひさし61に連続して形成されてコードリール50を結合する側板62とで形成してある。
【0033】
すなわち、前記ひさし61は、図3及び図4に示すように、コードリール50の縦置き状態で該コードリール50の外周の全部を被覆するように、長方形状の平板で形成するとともに、該平板部の両端部近くでコードリール50の外周よりも外方位置には、炊飯器本体1の肩部4へネジ65で取り付けるためのネジ止め穴63,64(貫通孔又はスリット)が形成されている。このような構成によれば、肩部4へネジ65を取り付けし易い。
ひさし61を肩部4へ取り付ける方法は、種々取り得るのであるが、この実施形態では、炊飯器本体1の内部空間7へ臨む位置の肩部4に、間隔を置いて一対のボス66,66を垂設し、このボス66,66に形成された雌ねじ66a、66aに、下方よりひさし61のネジ止め穴63,64へ挿通したネジ65、65の雄ねじ65a、65aに螺合することによって,取付部材60が肩部4に取り付けられる。
【0034】
一方、取付部材60の側板62は、上部が幅広で下部を幅狭とし、かつ外郭が略Y字形とした脚部67と、この脚部67の片側上部に連続形成した羽根部68とを有している。そして、前記脚部67の下部には、コードリール50の取付高さを調節するための複数の取付穴70、71、72・・・が上下方向に穿設してあり、これらの取付穴70、71、72・・・を高さ調節部69としてある。
【0035】
そこで、例えば、図1、図2及び図6に示すように、取付部材60の取付穴71と、コードリール50の雌ネジ部55とを位置合わせして、取付部材60の取付穴71外方からネジ73を螺合することにより、取付部材60の一方側(下部)にコードリール50が吊持される。前記ネジ73を取り外してから、該ネジ73を取付穴70又は72を介して前記雌ネジ部55に螺合することにより、上記と同様に取付けできる。従って、取付部材60に対してコードリール50の取付高さが3段階に調節されることになる。
なお、取付穴70〜72の個数を変更することにより、2段階又は4段階以上に調節することもできるし、調節高さのピッチも適宜設計変更できる。
なお、図1、図2及び図6で、56は取付部材60の脚部67とコードリール50との間に隙間を形成するための取付管である。
【0036】
取付部材60の羽根部68には、複数のボス状の取付穴75、76、77が高さ調節部74として上下方向に形成してある。
【0037】
そして、取付部材60の脚部67に形成した高さ調節部69たる取付穴70〜72のいずれかをコードリール50の雌ネジ部55に螺合した場合に、前記高さ調節部74たる取付穴75〜77のいずれかに対応するように設けてある。つまり、70から71までの距離と75から76までの距離、及び71から72までの距離と76から77までの距離とは同一としてあり、肩部4に取り付けた取付部材60に対して取付穴70,71、72によりコードリール50の高さを調節した場合に、その調節ストロークに対応して、取付穴75、76、77のいずれかにネジ78で止め、コードリール50は炊飯器本体1(実施形態では肩部4であるが、外ケース2であってもよい。)に取り付けられる。
なお、取付穴75、76、77も、その個数を変更することにより2段階又は4段階以上に調節するようにすることができる。
【0038】
取付部材60の脚部67には、コードリール50のリード線52と接続する充電端子部54の対向位置に縦方向に切り欠き部67aを形成し、この切り欠き部67aにリード線52を挿通するようにしてある。このような切り欠き部67aがあるため、前記高さ調節部69の上下動操作をしても、リード線52が絡まったりするのを防止できる。
【0039】
この取付部材60は、コードリール50が図1〜図4に示す如く縦向き状態で取り付けるが、その取付箇所は任意である。しかしながら、コードリール50はリード線52と接続した充電端子部54を炊飯器本体1の内部空間7において外ケース2側に向けて配設するとともに、少なくとも前記充電端子部54はコードリール50と外ケース2との間に介設した取付部材60の側板62(脚部67)で被覆してある(図1と図2参照)のが好ましい。
これによれば、コードリール50の充電端子部54は外ケース2側に向けて配設してあるため、加熱手段からの熱影響を受け難い利点があるだけでなく、コードリール50と外ケース2との離間距離を従来に比べて短くできるので、外ケースの径小化が図られて電気炊飯器が小形化される。またコードリール50の少なくとも充電端子部54は取付部材60で被覆してあるため、蓋20内周面からの水滴や、蒸気調圧部から吹きこぼれるおねばの水分が前記充電端子部54にかかる虞れがなくなる。
【0040】
この実施形態で示された取付部材60は、前述したように、ひさし61と側板62とで形成するとともに、側板62には充電端子部54を被覆する脚部67を有し、前記ひさし61はコードリール50の上部を被覆するとともに、脚部67はコードリール50の充電端子部54を被覆するようにしてあるから、例えば図6に示すように、炊飯器本体上部のヒンジ部側に枢着した蓋20の内周面からの水滴や、蒸気調圧部から吹きこぼれるおねばの水分が、前記充電端子部54にかかる虞れが確実になくなる。なお、図6で95は水滴やおねばを示している。
【0041】
上記目的を更に確実にするために、本実施形態では、図5に示すように、側板62の裏面側において、前記ひさし61と脚部67上部との間に、第2のひさし80と第3のひさし81とを形成し、万一、前記ひさし61でおねばや水滴の水分が充電端子部54の直下へ落下するのを防止できない場合には、上記第2のひさし80と第3のひさし81が防止するようにしている。
【0042】
この実施形態における電気炊飯器において、コードリール50と取付部材60の組付例につき、図1〜図5に沿って以下に簡単に説明する。
先ず、縦向きにしたコードリール50の雌ネジ部55を、取付部材60の脚部67に形成した取付穴70〜72のいずれかに位置合わせして、ネジ73で固定するとともに、高さ調節部74である取付穴75〜77のいずれかをネジ78で固定する。次に、取付部材60のひさし61に形成したネジ止め穴63,64を、肩部4に形成したボス66、66に位置合わせして、ネジ65、65で固定する。これによって、コードリール50は肩部4に取付部材60を介して吊持される。その後に、コードリール50の電源コード51のプラグ53を炊飯器本体1のコード引出し口から露出したり、その他のすべての配線を終了する。最後に、前記肩部4に外ケース2を嵌合する。
【0043】
このように、本実施形態では、仮止め部材や仮止め作業を必要とする従来例のものに比べて、コードリールが炊飯器本体の内部空間内の肩部に簡単かつ容易に組付けでき、組付作業効率が向上できる。
【0044】
【その他の実施の形態等】
取付部材60の形状は、前記第1の実施形態のものに限定されるものではなく、例えば、第2の実施形態である図7に示すものや、第3の実施形態である図8に示すものでもよく、適宜設計変更できる。
【0045】
第2の実施形態である図7の取付部材60は、図4に示す第1の実施形態の取付部材60と比較すれば判るように、両者は平板状のひさし61と側板62とを有する点では共通する。しかし、図7の取付部材60は、図4のものに比べて、ひさし61のネジ止め穴63、64の形成位置が片側の両端近くにある点、後者の羽根部68及び高さ調節部74である取付穴75〜77が形成されていない点、後者の高さ調節部69である取り付け穴71、72が形成されていない点で、両者は異なる構成を採っている。
【0046】
従って、この図7の取付部材60も、第1の実施形態の場合と同様に、縦向きに配置したコードリール50の充電端子部54側に、取付部材60の脚部67をネジ止めするとともに、ひさし61を、図2に示す電気炊飯器の炊飯器本体1の肩部4にネジ止めする。このネジ止めの方式としては、図2で示すように、ひさし61のネジ止め穴63、64とボス66の雌ネジ66a、66aと連通させてネジ65、65で螺着するとよい。
なお、この図7の取付部材60とコードリール50を組み付けた電気炊飯器の全体構造は、図2に示すものと同様であるため、図示を省略している。
【0047】
この図7の取付部材60には、前述したように高さ調節部74(75〜77)及び高さ調節部69(71、72)が形成されていないため、第1の実施形態の如く肩部4に対するコードリール50の取付高さを調節することはできない。
【0048】
しかしながら、図7のコードリール50に示すように、雌ネジ部55の垂直線上に上部雌ネジ部55a、下部雌ネジ部55bを形成し、これら55、55a、55bを高さ調節部69として作用させるようにすれば、コードリール50の取付高さが調節できる。
【0049】
第3の実施形態である図8の取付部材60は、底部を開口90した略箱状に形成したものであって、その上面は、コードリール50の上部を被覆するとともに炊飯器本体1の肩部4に取り付けるひさし61となし、側板62は、電源コード51を挿通する切り欠き部91を有する前板部62aと、左側板部62bと、右側板部62cと、後板部62dとからなっている。この箱状の取付部材60の開口90へ下方からコードリール50を嵌合して、該コードリール50を取付部材60に固定する。この固定手段は種々考えらるが、例えば取付部材60の左側板部62bに形成した高さ調節部69たる取付穴70〜72のいずれかと、コードリール50の雌ネジ部55とを螺合する構成とするとよい。このようにすれば、コードリール50は高さの調節ができる。
【0050】
コードリール50を所望の高さ位置で取付部材60に取り付けた後に、前記取付部材60のひさし61に形成したネジ止め穴63、64と、図2に示す如きボス66、66の雌ネジ66a、66aと連通させてネジ65、65で螺着するとよい。
その他の構成は第1の実施形態のものを参照するとよい。
【0051】
前記第1〜第3の実施形態の取付部材60は、合成樹脂などの電気不良導体の材料で構成した方が好ましい。
また、加熱手段10としては、各実施形態では、いわゆる誘導加熱方式を採用しているが、周知のシーズヒータを埋設した熱版で加熱する方式など、その他の方式のものでもよい。
第1の実施形態において、高さ調節部74である取付穴75〜77を省略した構成も実施できる。また、高さ調節部の形成位置や形成個数は適宜選定できるものである。
【0052】
【発明の効果】
請求項1の電気炊飯器によれば、炊飯器本体の内部空間の適所には、縦向きに配置したコードリールと、このコードリールを結合した取付部材とを備え、前記取付部材の一方側はコードリールに取り付けるとともに、他方側は炊飯器本体の肩部に取り付け、該コードリールを取付部材を介して炊飯器本体の肩部に吊持させるものであり、一方側をコードリールに取り付けた取付部材の他方側を炊飯器本体の肩部に取り付けるだけで、該コードリールが前記肩部に取付部材を介して吊持されるものであるから、コードリールが炊飯器本体の内部空間(肩部)に簡単かつ容易に組付でき、組付作業効率が向上できる。しかも、従来例1の如き爪や突起部等の仮止め用の構成部材や、従来例2の如きホルダー支持用のリブや一対の支持片やビス穴突部等の構成部材も必要としない。
【0053】
請求項2の電気炊飯器によれば、炊飯器本体を構成する外ケースは、胴部と底部とを一体に形成してあるため、先ず、コードリールを取付部材を介して炊飯器本体の肩部に取り付けた後、次にリード線などのすべての配線を経て、最後に、胴部と底部とを一体形成した外ケースを肩部に嵌合するだけでよいので、コードリールが肩部に、より一層、簡単容易に組付けでき組付作業効率が更に向上できる。
【0054】
請求項3の電気炊飯器によれば、コードリールはリード線と接続した充電端子部を炊飯器本 体の内部空間において外ケース側に向けて配設してあるから、加熱手段からの熱影響を受け難いし、前記充電端子部はコードリールと外ケースとの間に介設した取付部材で被覆してあるから、蓋内周面からの水滴や、蒸気調圧部から吹きこぼれるおねばの水分が前記充電端子部にかかる虞れがなくなる。
【0055】
請求項4の電気炊飯器によれば、取付部材は、上部にはコードリールの上部を被覆するとともに炊飯器本体の肩部に取り付けるひさしと、このひさしに連続して形成されてコードリールを結合する側板とで形成してあるので、請求項3で述べた利点が確実に達成できる。
【0056】
請求項5の電気炊飯器によれば、取付部材またはコードリールには、取付部材に対するコードリールの取付高さを調節できる高さ調節部が設けてあるので、高さ調節部により取付位置を調節することによって、同一寸法のコードリールを高さ(サイズ)の異なる電気炊飯器に汎用品として利用することができ、構成部品の省略化に寄与し得る。
【0057】
請求項6の電気炊飯器によれば、取付部材は合成樹脂などの電気不良導体の材料で構成してあるので、取付部材でコードリールの充電端子部を被覆しているため、本体ケースがステンレス製等の金属製であっても、絶縁対策も充分であり、コードリールと本体ケースとを離間する必要もなく、炊飯器本体の小形化が実現できる。
【0058】
請求項7の電気炊飯器によれば、取付部材のひさしは平板状に形成するとともに、該平板状の両端部近くにネジ挿入用のネジ止め穴を形成する一方、取付部材の側板には、コードリールのリード線と接続する充電端子部の対向位置に縦方向に切り欠き部を形成し、この切り欠き部にリード線を挿通するようにしてあるので、請求項4記載の効果に加え、前記ネジ止め穴へ差し込んだネジを本体ケースの肩部にネジ止めして固定し、コードリールのリード線は前記切り欠き部に挿通できるため、コードリール及び肩部への取り付けが簡単にできる取付部材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電気炊飯器の要部縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1における電気炊飯器の全体構造の縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1における炊飯器本体の肩部にコードリール及び取付部材を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1におけるコードリール及び取付部材の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態1における取付部材を裏面側から見た斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態1におけるコードリールが取付部材により被覆されて、充電端子部が水滴等から保護されている状態を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態2におけるコードリール及び取付部材の分解斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態3におけるコードリール及び取付部材の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 炊飯器本体
2 外ケース
2a 胴部
2b 底部
3 内ケース(保護枠)
4 肩部
5 内鍋
7 内部空間
10 加熱手段
11 電磁誘導コイル(ワークコイル)
20 蓋
24 ヒンジ部
50 コードリール
51 電源コード
52 リード線
54 充電端子部
55 雌ネジ部
60 取付部材
61 ひさし
62 側板
63、64 ネジ止め穴
65 ネジ
66 ボス
66a 雌ネジ
67 脚部
67a 切り欠き部
68 羽根部
69 高さ調節部
70 取付穴
71 取付穴
72 取付穴
73 ネジ
74 高さ調節部
75 取付穴
76 取付穴
77 取付穴
78 ネジ
80 第2のひさし
81 第3のひさし

Claims (7)

  1. 外ケースと内ケースと肩部とからなる炊飯器本体と、前記内ケース内に出し入れ自在に収納される内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段と、炊飯器本体の内部空間に収納された電源接続用のコードリールと、前記炊飯器本体の上部開口を被蓋する蓋とを少なくとも備えてなる電気炊飯器において、
    前記炊飯器本体の内部空間の適所には、縦向きに配置したコードリールと、このコードリールを結合した取付部材とを備え、前記取付部材の一方側はコードリールに取り付けるとともに、他方側は炊飯器本体の肩部に取り付け、該コードリールを取付部材を介して炊飯器本体の肩部に吊持させるようにしたことを特徴とする電気炊飯器。
  2. 炊飯器本体を構成する外ケースは、胴部と底部とを一体に形成してあるとともに、コードリール及び取付部材は、炊飯器本体の後部に蓋を開閉自在に枢着したヒンジ部の下方位置における炊飯器本体の内部空間に設けてある請求項1記載の電気炊飯器。
  3. コードリールはリード線と接続した充電端子部を炊飯器本体の内部空間において外ケース側に向けて配設するとともに、少なくとも前記充電端子部はコードリールと外ケースとの間に介設した取付部材で被覆してある請求項1または2に記載の電気炊飯器。
  4. 取付部材は、上部にはコードリールの上部を被覆するとともに炊飯器本体の肩部に取り付けるひさしと、このひさしに連続して形成されてコードリールを結合する側板とで形成してある請求項1〜3のいずれかに記載の電気炊飯器。
  5. 取付部材またはコードリールには、取付部材に対するコードリールの取付高さを調節できる高さ調節部が設けてある請求項1〜4のいずれかに記載の電気炊飯器。
  6. 取付部材は合成樹脂等の電気不良導体の材料で構成してある請求項3〜5のいずれかに記載の電気炊飯器。
  7. 取付部材のひさしは平板状に形成するとともに、該平板状の両端部近くにネジ挿入用のネジ止め穴を形成する一方、取付部材の側板には、コードリールのリード線と接続する充電端子部の対向位置に縦方向に切り欠き部を形成し、この切り欠き部にリード線を挿通するようにしてある請求項4〜6のいずれかに記載の電気炊飯器。
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