JP2004298095A - 魚釣用リール - Google Patents

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Abstract

【課題】指でスプールまたはその糸巻き面をサミング操作しながら、その指でクラッチの復帰操作をも同時に行なうことができる魚釣用リールの提供を目的としている。
【解決手段】本発明は、スプール5aを釣糸巻取状態から釣糸放出状態に切換えるクラッチ機構12の切換部材21がスプール5a後方の側板3a,3b(2a,2b)間に上下方向に移動可能に設けられた魚釣用リール1において、切換部材21により釣糸巻取状態から釣糸放出状態に切換えられたクラッチ機構12を元の釣糸巻取状態に復帰させる復帰部材60を、切換部材21に並設して上下方向に移動可能に設け、釣糸巻取状態にあるクラッチ機構12の切換部材21を押圧移動して釣糸放出状態に切換えた時に復帰部材60が押圧可能状態で突出されるように、両部材21,60をシーソー移動する如く連結部材46で連結したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リール本体の側板間に回転自在に支持されたスプールを釣糸巻取状態と釣糸放出状態とに切換えるクラッチ機構を備えた魚釣用リールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ルアーキャスティングを行なう場合には、クラッチ機構をOFF状態(スプールが自由に回転できる釣糸放出状態)に切換えた状態で、釣竿を一方の手で握持しながら所定のポイントへ仕掛けを放出(キャスト)するとともに、釣竿を一方の手から他方の手に持ち替えた後、先のキャスト操作時に釣竿を握持していた一方の手でハンドルを回転操作することによりクラッチ機構をON状態(釣糸巻取状態)に復帰操作して、リーリング操作を行なう。
【0003】
しかしながら、このようにキャスティング操作時に釣竿を一方の手から他方の手に持ち替えてクラッチ復帰操作を行なうと、例えばルアー着水直後にアタリがあってフッキング操作を行なう場合に、アタリに対して迅速に対応できないという不具合がある。
【0004】
そのため、クラッチ機構をOFF状態(釣糸放出状態)からON状態(釣糸巻取状態)へと復帰操作する復帰操作部材を設け、キャスティング操作時に釣竿を握持している手の親指でクラッチのOFF操作に引き続いて復帰操作部材によるクラッチの復帰操作(ON操作)をも行なえるようにする技術が従来から知られている(例えば特許文献1および特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−327381号公報
【特許文献2】
特開平7−39285号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示されている技術において、クラッチ機構をOFF状態からON状態へと復帰操作する復帰操作部材は、スプール上方の側板間に架設された支柱やフレームの内側部に、前後方向に移動可能に設けられている。そのため、釣竿を握持している手の親指で復帰操作部材を前後方向に移動操作しようとすると、サミング操作しているこの親指をスプールの糸巻き面から離さなければならず、釣糸に錘やルアー等によって張力が作用している場合には、クラッチ復帰操作時においてバックラッシュ現象が発生し易くなるという不具合がある。
【0007】
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、指でスプールまたはその糸巻き面をサミング操作しながら、その指でクラッチの復帰操作をも同時に行なうことができる魚釣用リールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、リール本体の側板間に回転自在に支持されたスプールを備え、このスプールを釣糸巻取状態から釣糸放出状態に切換えるクラッチ機構の切換部材が、スプール後方の側板間に上下方向に移動可能に設けられた魚釣用リールにおいて、前記切換部材により釣糸巻取状態から釣糸放出状態に切換えられたクラッチ機構を元の釣糸巻取状態に復帰させる復帰部材を、前記切換部材に並設して上下方向に移動可能に設け、釣糸巻取状態にあるクラッチ機構の切換部材を押圧移動して釣糸放出状態に切換えた時に前記復帰部材が押圧可能状態で突出されるように、前記両部材をシーソー移動する如く連結部材で連結したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。
【0010】
図1に示されるように、本実施形態に係る魚釣用リール1は、左右フレーム2a,2bと、これら左右フレーム2a,2bに装着される円形状の左右側板3a,3bとによってリール本体が構成されている。左右フレーム2a,2bは、複数の支柱を介して一体化されており、下方の支柱には、釣竿のリールシートに装着されるリール脚2cが設けられている(図3および図4参照)。
【0011】
左右フレーム2a,2b(左右側板3a,3b)間には、スプール軸5が軸受を介して回転可能に支持されており、このスプール軸5には、釣糸が巻回されるスプール5aが取り付けられている。
【0012】
右フレーム2bおよび右側板3bには軸受を介してハンドル軸9が回転可能に支持されており、ハンドル軸9の端部にはハンドル9aが装着されている。この場合、ハンドル9aを回転操作すると、その操作力は、駆動力伝達機構10を介してスプール5aに伝達され、スプール5aを回転駆動するようになっている。
【0013】
また、右フレーム2bと右側板3bとの間には、駆動力伝達機構10の駆動力の伝達を継脱するクラッチ機構12と、魚釣時にスプール5aから釣糸が繰り出された際にスプール5aにドラグ力を付与する公知のドラグ機構13とが収容されている。
【0014】
なお、ハンドル9aの近傍には、ドラグ機構13によるドラグ力の調整を行なうためのドラグ調整ノブ13aが設けられており、また、スプール5aの前側には、スプール5aに対して釣糸を均一に平行巻きするためのレベルワインド機構50が設けられている。
【0015】
駆動力伝達機構10は、 ハンドル軸9に回転可能に支持された駆動歯車14と、この駆動歯車14に噛合するピニオン15とを備えている。ピニオン15は、スプール軸5と同軸的に延出し且つ右側板3bに軸受を介して回転可能に支持されたピニオン軸5bに設けられており、このピニオン軸5bに沿って軸方向に移動できる。また、ピニオン15の外周には円周溝15aが形成されており、この円周溝15aには、ピニオン15を軸方向に移動させるクラッチ機構12の後述する作動部材(ヨーク)22が係合している。
【0016】
また、ピニオン15は、スプール軸5の端部に形成された断面が非円形の係合部と嵌合する嵌合部を端部に有しており、作動部材22によってスプール5a側に移動されると、前記嵌合部がスプール軸5の前記係合部に嵌合状態で係合してハンドル9aの操作力(駆動歯車14の回転駆動力)をスプール軸5(スプール5a)に伝達する(クラッチON状態(釣糸巻取状態))とともに、作動部材22によって右側板3b側に移動されると、前記嵌合部がスプール軸5の前記係合部から外れてハンドル9aの操作力をスプール軸5(スプール5a)に伝達しない(クラッチOFF状態(釣糸放出状態))。
【0017】
図3に示されるように、クラッチ機構12は、スプール軸5を中心に回動可能なクラッチ作動板20と、クラッチ作動板20の回動動作に連動してピニオン軸5bに沿って移動する作動部材22とを備えている。この場合、作動部材22は、ピニオン15の円周溝15aに略180°に亘って嵌合するとともに、径方向に延出する一対の腕部22a,22bを有している。
【0018】
また、クラッチ作動板20は、係合部材40を介して、スプール5aを釣糸巻取状態(スプール5aの釣糸巻取方向への回転のみを許容する状態)と釣糸放出状態(スプールを自由に正逆回転させる状態)とに切換えるための切換部材(クラッチレバー)21(図1参照)に連結されている。この場合、係合部材40は、クラッチ作動板20の腕部42に接続するとともに、右フレーム2bに上下にわたって形成された長孔43を貫通して延びている。
【0019】
また、切換部材21は、スプール5aの後側(スプール5aに対してレベルワインド機構50と反対側に位置する側)の左右フレーム2a,2b(左右側板3a,3b)間に配設されており、係合部材40を介してクラッチ作動板20と一体に回動するとともに、係合部材40が貫通する長孔43に沿って上下に移動できる。
【0020】
クラッチ作動板20の表面には、作動部材22と係合可能な一対のカム面23が形成されている。これらのカム面23は、クラッチ作動板20の回動に伴って作動部材22の各腕部22a,22bの裏面に対して係脱し、作動部材22をピニオン軸5bに沿って移動させる。なお、作動部材22は、右フレーム2bに突設された支持ピン25によって各腕部22a,22bが保持されており、各支持ピン25に配設されたバネ部材(図示せず)によりクラッチ作動板20に向けて常時付勢されている。
【0021】
また、右フレーム2bにはボス26が突設されるとともに、クラッチ作動板20にはボス26が係合する周方向溝27が形成されている。これらの周方向溝27およびボス26は、周方向溝27の両端にボス26が突き当たることにより、クラッチ作動板20の回動範囲を規定する。
【0022】
右フレーム2bとクラッチ作動板20との間には、振り分け保持バネ28が介挿されている。この振り分け保持バネ28は、クラッチ作動板20の回動に伴ってそのデッドポイントを越えることにより、カム面23が作動部材22の各腕部22a,22bの裏面から離脱する位置(クラッチON状態…図3の状態)とカム面23が作動部材22の各腕部22a,22bの裏面に係合する位置(クラッチOFF状態)との間でクラッチ作動板20を振り分け保持するようになっている。
【0023】
また、クラッチ機構12には、クラッチOFF状態でハンドル9aを巻取り操作した際に、自動的にクラッチ作動板20をクラッチON状態に復帰させるハンドル自動復帰機構が設けられている。このハンドル自動復帰機構は、クラッチ作動板20の支持ピン25に回動可能に支持されたキックプレート30と、このキックプレート30と右フレーム2bとの間に設けられ且つキックプレート30を所定の位置で保持するバネ部材31とを備えて構成されている。
【0024】
キックプレート30には、第1当接部30aと第2当接部30bとが形成されている。これらの当接部30a,30bはそれぞれ、クラッチ作動板20に形成された第1当て付け部20aおよび第2当て付け部20bと、ハンドル軸9に回り止め固定され且つ外周に爪歯32aが形成されたラチェット(ロック体)32とに係合できるようになっている。
【0025】
また、図1に示されるように、スプール5aの後側(スプール5aに対してレベルワインド機構50と反対側に位置する側)の左右フレーム2a,2b(左右側板3a,3b)間には、切換部材21によってクラッチOFF状態に切換えられたクラッチ機構12をクラッチON状態に復帰させる復帰部材60が、切換部材21に並んで設けられている。この場合、復帰部材60は、スプール5aと切換部材21との間にこれらと近接して配設されており、切換部材21の上下動に連動して切換部材21の移動方向と逆方向に移動(上下動)するようになっている。すなわち、復帰部材60と切換部材21は、互いに所謂シーソー運動を行なうようになっている。
【0026】
具体的には、図2および図5(図6)に示されるように、復帰部材60と切換部材21とが連結部材46を介してシーソー状に連結されている。この場合、連結部材46は、左フレーム2aから左側板3a側に向けて突出された支軸65に回動可能に支持されるとともに、支軸65に螺合された止めネジ45によって支軸65からの抜けが防止されている。また、図5(図6)に明確に示されるように、連結部材46には、支軸65の両側にそれぞれ、連結部材46の長手方向に沿って延びる長孔46a,46bが設けられており、これらの長孔46a,46bにはそれぞれ復帰部材60および切換部材21に形成された各突部60a,21aが係合している。この場合、各突部60a,21aは、右フレーム2aを横切って延びており、右フレーム2aに上下にわたって形成された長穴663,64を貫通している。
【0027】
次に、切換部材21および復帰部材60によるクラッチ機構12の動きについて説明する。
【0028】
まず、図3〜図5、図7、図9に示されるクラッチON状態では、切換部材21が上側に位置するとともに、復帰部材60が下側に位置されている。また、このクラッチON状態では、クラッチ作動板20のカム面23が作動部材22の各腕部22a,22bの裏面から離脱して、作動部材22と係合するピニオン15がスプール軸5と係合している。したがって、この状態でハンドル9bを回転操作すると、その操作力は、駆動歯車14およびピニオン15を介してスプール軸5に伝達され、スプール5aを釣糸巻取方向に回転させることができる。
【0029】
次に、このクラッチON状態から切換部材21を押圧操作して下方に移動させると、この動作は、係合部材40を介してクラッチ作動板20に伝えられ、このクラッチ作動板20を図3において反時計周りに回動させるとともに、突部21aから連結部材26を介して復帰部材60にも伝えられ、この復帰部材60を上方に移動させる。
【0030】
このようにしてクラッチ作動板20が回動すると、クラッチ作動板20のカム面23は、作動部材22の各腕部22a,22bの裏面に係合し、各支持ピン25に配設された前記バネ部材の付勢力に抗して作動部材22をクラッチ作動板20から離間させるようにピニオン軸5bに沿って移動させる。そして、この移動によって、作動部材22と係合するピニオン15がスプール軸5から完全に外れ、また、これと同時期に、切換部材21に代わって復帰部材60が押圧可能状態で上方に突出される(すなわち、切換部材21が下側に位置し、復帰部材60が上側に位置するようになる)。なお、この状態(図6,8,10の状態)は前述したように振り分け保持バネ28によって保持される。ピニオン15とスプール軸5とが係合していないこの状態では、ハンドル9bを回転操作しても、その操作力はスプール軸5に伝達されず、スプール5aは自由に正逆回転することができる(釣糸を自由に繰り出すことができる)。
【0031】
また、このクラッチOFF状態は、復帰部材60を押圧操作して下方に移動させることにより、簡単にクラッチON状態へと切り換えることができる。この場合、復帰部材60は切換部材21に並設されているとともにスプール5aと切換部材21との間(切換部材21のスプール5a側)に位置されているため、スプール5aまたはその糸巻き面をサミング操作しながら、そのサミング操作している指で復帰部材60の操作をも同時に行なうことができる。
【0032】
復帰部材60の下方への押圧動作は、突部60aから連結部材46を介して切換部材21に伝えられ、切換部材21を上方に移動させるとともに、切換部材21から係合部材40を介してクラッチ作動板20にも伝えられ、このクラッチ作動板20を図3において時計周りに回動させる。このようにクラッチ作動板20が回動すると、クラッチ作動板20のカム面23が作動部材22の各腕部22a,22bの裏面から離脱し、各支持ピン25に配設された前記バネ部材の付勢力によって作動部材22がクラッチ作動板20側に向けピニオン軸5bに沿って移動する。そして、この移動により、作動部材22と係合するピニオン15がスプール軸5に完全に係合し、また、これと同時期に、復帰部材60に代わって切換部材21が再び押圧可能状態で上方に突出される(すなわち、切換部材21が上側に位置し、復帰部材60が下側に位置するようになる)。
【0033】
無論、本実施形態では、復帰部材60によらず、ハンドル9aの巻き取り操作によって、クラッチOFFからクラッチONへの自動復帰を行なっても良い。すなわち、クラッチON状態(図3の状態)では、第1当て付け部20aがキックプレート30の第1当接部30aに当接しており、この状態で切換部材21を下方に押圧操作すると、キックプレート30は、図3において反時計周りに回動するクラッチ作動板20および第1当て付け部20aを介して、バネ部材31の付勢力に抗して支持ピン25を中心に反時計方向に回動される。この時、キックプレート30の第2当接部30bは、ロック体32の爪歯32aの回転軌跡内に位置するようになっている。そして、クラッチOFF状態からハンドル9aを巻取り操作すると、ハンドル軸9を介してロック体32が反時計回り方向に回転駆動され、キックプレート30は、回転する爪歯32a、第2当接部30b、バネ部材31の付勢力により、時計方向に回動される。この時、キックプレート30の第1当接部30aは、クラッチ作動板20の第2当て付け部20bに当接してクラッチ作動板20を時計周りに回動させ、振分け保持バネ28によって、クラッチ作動板20をクラッチON状態に自動復帰させる。
【0034】
以上説明したように、本実施形態の魚釣用リール1では、切換部材21により釣糸巻取状態から釣糸放出状態に切換えられたクラッチ機構12を元の釣糸巻取状態に復帰させる復帰部材60を、切換部材21に並設して上下方向に移動可能に設け、釣糸巻取状態にあるクラッチ機構12の切換部材21を押圧移動して釣糸放出状態に切換えた時に復帰部材60が押圧可能状態で突出されるように、両部材21,60をシーソー移動する如く連結部材46で連結している。したがって、キャスティング操作後の釣糸にルアー等の張力が作用していても、親指でスプールまたは糸巻き面をサミング操作しながら、その親指で復帰部材60によるクラッチの復帰操作をも同時に行なうことができるため、バックラッシュ現象を確実に防止できる。特に、本実施形態では、切換部材21のスプール5a側に復帰部材60が配置されているため、復帰部材60がスプール5aにより近接し、サミング操作をしながらの復帰部材60の移動操作がやり易くなる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の魚釣用リールによれば、指でスプールまたはその糸巻き面をサミング操作しながら、その指でクラッチの復帰操作をも同時に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る魚釣用リールの正面図である。
【図2】図1の魚釣用リールにおける切換部材および復帰部材の構成部分の一部断面を有する拡大図である。
【図3】図1の魚釣用リールにおけるクラッチ機構の一部断面を有する側面図である。
【図4】図1の魚釣用リールにおけるスプールを含む断面で切った切換部材および復帰部材の側断面図である。
【図5】クラッチON状態における図2のA−A線に沿う断面図である。
【図6】クラッチOFF状態における図2のA−A線に沿う断面図である。
【図7】クラッチON状態における図2のB−B線に沿う断面図である。
【図8】クラッチOFF状態における図2のB−B線に沿う断面図である。
【図9】クラッチON状態における切換部材をクラッチ機構側から見た側面図である。
【図10】クラッチOFF状態における切換部材をクラッチ機構側から見た側面図である。
【符号の説明】
1 魚釣用リール
2a,2b フレーム
3a,3b 側板
5a スプール
12 クラッチ機構
21 切換部材
46 連結部材
60 復帰部材

Claims (1)

  1. リール本体の側板間に回転自在に支持されたスプールを備え、このスプールを釣糸巻取状態から釣糸放出状態に切換えるクラッチ機構の切換部材が、スプール後方の側板間に上下方向に移動可能に設けられた魚釣用リールにおいて、
    前記切換部材により釣糸巻取状態から釣糸放出状態に切換えられたクラッチ機構を元の釣糸巻取状態に復帰させる復帰部材を、前記切換部材に並設して上下方向に移動可能に設け、釣糸巻取状態にあるクラッチ機構の切換部材を押圧移動して釣糸放出状態に切換えた時に前記復帰部材が押圧可能状態で突出されるように、前記両部材をシーソー移動する如く連結部材で連結したことを特徴とする魚釣用リール。
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