JP2004297468A - リモコン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】指紋センサなどを用いずに、簡易に操作者を識別して、テレビなどの制御対象機器に対する遠隔操作の内容を制限する。
【解決手段】リモコン100に感圧面センサ2を設ける。感圧面センサ2に操作者の親指を押し当て、その圧力分布をマイコン4へ与える。マイコン4は、感圧面センサ2からの圧力分布より、操作者の親指の大きさ(面積)Sと押されたときの圧力(平均値)Pを求め、年齢層識別用データテーブルTB1に格納されている閾値SthおよびPthと比較し、操作者が大人であるのか子供であるのかを判断する。子供と判断した場合、操作制限対象キーコードテーブルTB2に格納されている内容にしたがって、操作制限を加える。
【選択図】 図2
【解決手段】リモコン100に感圧面センサ2を設ける。感圧面センサ2に操作者の親指を押し当て、その圧力分布をマイコン4へ与える。マイコン4は、感圧面センサ2からの圧力分布より、操作者の親指の大きさ(面積)Sと押されたときの圧力(平均値)Pを求め、年齢層識別用データテーブルTB1に格納されている閾値SthおよびPthと比較し、操作者が大人であるのか子供であるのかを判断する。子供と判断した場合、操作制限対象キーコードテーブルTB2に格納されている内容にしたがって、操作制限を加える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、テレビなどの制御対象機器を遠隔操作するリモコン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、テレビのデジタル化が進められており、このデジタル化により情報提供サービスとしての放送の多様化が期待されている。しかし、この放送の多様化によって、例えば成人向けの番組を提供するチャンネルが出現することが予想される。そこで、このチャンネルの放送を子供が簡単に視聴できないようにすることが望まれる。
【0003】
従来、年齢制限を持った放送に対して、視聴制限をする方法として、リモコンから暗証番号を入力する方法がある。すなわち、テレビを遠隔操作するリモコンから暗証番号を入力し、その暗証番号が一致した場合に、年齢制限を解除する(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
しかし、暗証番号の入力は面倒であり、暗証番号さえ分かれば子供であっても年齢制限を解除することができる。例えば、昨今の情報機器の浸透、ゲームなどの電子玩具のユーザインターフェイスの習熟により、暗証番号程度では、子供に年齢制限を解除させないようにすることが困難となっている。
【0005】
これに対し、リモコンに指紋センサを設け、操作者の指紋が一致した場合に、年齢制限を解除するということも考えられている(例えば、特許文献2参照)。この指紋センサを備えたリモコンを使用すれば、操作者を厳密に識別することができ、有害な番組から子供を守ることができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−335513号公報
【特許文献2】
特開2001−54179号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、リモコンに指紋センサを設けて操作者を識別する方法では、光学的な読取装置が必要な場合も多く、高価で複雑な機構を必要とする。
【0008】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、指紋センサなどを用いずに、簡易に操作者を識別して、テレビなどの制御対象機器に対する遠隔操作の内容を制限することが可能なリモコン装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、第1発明(請求項1に係る発明)は、制御対象機器を遠隔操作するリモコン装置において、操作者が押し当てる指の大きさおよび圧力の少なくとも一方を特徴情報として検出するセンサを設けたものである。
この発明によれば、操作者が押し当てる指の大きさと圧力の少なくとも一方が特徴情報として検出される。本発明では、「指の大きさ」と「圧力」の両方を特徴情報として検出してもよいし、「指の大きさ」だけ、「圧力」だけを特徴情報として検出してもよい。
【0010】
第2発明(請求項2に係る発明)では、第1発明によって検出された特徴情報に基づいて、操作者の年齢層を識別する。例えば、「指の大きさ」と「圧力」から、操作者が子供であるのか大人であるのかを識別する。この年齢層の識別は、「指の大きさ」だけからも識別可能であり、「圧力」だけからも識別可能である。「指の大きさ」と「圧力」とを組み合わせれば、識別精度がアップする。
【0011】
第3発明(請求項3に係る発明)では、第1発明によって検出された特徴情報に基づいて、予め登録された操作者からなる特定小集団の中から操作者を識別する。例えば、特定小集団を家族とし、この家族を構成する各個人の「指の大きさ」と「圧力」を特徴情報として登録しておく。この登録されている特定情報と検出された特徴情報を照らし合わせることにより、操作者が誰であるのかを家族の中から特定することが可能である。この特定集団における操作者の識別は、「指の大きさ」だけからも識別可能であり、「圧力」だけからも識別可能である。「指の大きさ」と「圧力」とを組み合わせれば、識別精度がアップする。
【0012】
第4発明(請求項4に係る発明)では、第2発明又は第3発明において、識別された操作者に応じて制御対象機器に対する遠隔操作の内容を制限する。例えば、制御対象機器をテレビとし、操作者が子供であると識別された場合には、成人向けの番組を提供するチャンネルの視聴を禁止する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示すリモコン装置(以下、リモコンという)の正面図である。このリモコン100はテレビ用のリモコンであって、本体1の表面に各種の操作キーに加え、感圧面センサ2が設けられている。
【0014】
本実施の形態では、感圧面センサ2に操作者の親指を押し当て、その親指の大きさ(面積)Sと押されたときの圧力(平均値)Pを検出する。なお、正確には、感圧面センサ2からは押し当てられた指の圧力分布が得られるので、この圧力分布を内部で処理して指の大きさSと圧力Pを求める。
【0015】
なお、図1において、K1はテレビの電源をオン/オフする電源キー、K2,K3はテレビの音量をアップダウンするボリュームキー、K4,K5はテレビのチャンネルをアップダウンするチャンネル切替キー、CH1〜CH12はテレビのチャンネルを即座にそのチャンネルに切り替えるチャンネルキーであり、これらのキーはキーパッド6(図2参照)上に設けられている。3は現在選択されているチャンネルなどの情報を表示する表示器である。
【0016】
〔実施の形態1:年齢層の識別〕
図2はこのリモコン100の内部構成の概略を示すブロック図である。リモコン100の内部にはマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)4が設けられている。また、マイコン4に対して、感圧面センサ2、表示器3、メモリ5、キーキーパッド6、赤外線送信部7などが接続されている。
【0017】
メモリ5には、マイコン4が実行する視聴制限プログラム(ソフトウェア)の他、年齢層識別用データテーブルTB1や操作制限対象キーコードテーブルTB2などが設けられている。
【0018】
年齢層識別用データテーブルTB1には、感圧面センサ2に操作者の親指が押し当てられたときに、その操作者の指の大きさSと圧力Pとから大人か子供かを判断するための閾値が格納されている。具体的には、操作者の親指の大きさSおよび圧力Pと年齢との関係をデータとしてとり、大人と子供とを区別することの可能な指の大きさSthおよび圧力Pthを求め、これを閾値(特徴情報)として設定している。
【0019】
操作制限対象キーコードテーブルTB2には、成人向けの番組を提供するチャンネルのキーコードが格納されている。すなわち、子供にとって有害と思われる番組を提供するチャンネルのキーコードが操作制限対象キーコードとして登録されており、どのチャンネルのキーコードを操作制限対象キーコードとするかは保護者が自由に設定することができる。
【0020】
〔視聴制限プログラムに従うマイコン4の処理動作〕
リモコン100を使用する際、操作者は、感圧面センサ2に親指を押し当てる。これにより、感圧面センサ2からマイコン4へ、操作者の親指の圧力分布が与えられる。
【0021】
マイコン4は、感圧面センサ2からの圧力分布より、感圧面センサ2に押し当てられた操作者の親指の大きさSと圧力Pを求める。なお、この場合、感圧面センサ2は、圧力分布という形で、操作者の親指の大きさSと圧力Pを検出していると言える。
【0022】
次に、マイコン4は、年齢層識別用データテーブルTB1に格納されている閾値SthおよびPthを読み出し、この閾値SthおよびPthと検出された操作者の親指の大きさSおよび圧力Pとを比較する。
【0023】
ここで、マイコン4は、検出された操作者の親指の大きさSが閾値Sthよりも大きく、かつ圧力Pが閾値Pthよりも大きい場合に、操作者が大人であると判断する。それ以外の場合は子供であると判断する。
【0024】
リモコン100において、例えばチャンネルキーCH1を押すと、このチャンネルキーCH1に応じたキーコードがキーバッド6を介してマイコン4へ与えられる。マイコン4は、このキーコードを一旦蓄積し、大人か子供かの判断結果がまだ出ていない場合には判断結果が出るまで待機する。
【0025】
判断結果が子供であった場合、マイコン4は、操作制限対象キーコードテーブルTB2に書き込まれているキーコードをサーチし、このキーコード中に入力されたキーコードと合致するものが有るかどうかを確認する。合致するキーコードがあれば、そのキーコードの赤外線送信部7への出力を禁止する。合致するキーコードが無ければ、そのキーコードの赤外線送信部7への出力を許可する。
【0026】
したがって、操作者が子供であると判断された場合、操作制限対象キーコードテーブルTB2に登録されているチャンネルについては、リモコン100を操作してもそのチェンネルにテレビが切り替えられることがない。
【0027】
なお、この実施の形態1では、最も単純な例として子供か大人かを識別するよにしたが、判断する際の閾値をさらに細分化して定めることによって、幼児、小学生、中学生などというように年齢層を多段階に識別することも可能である。また、年齢層だけではなく、女性/男性というように性別を区別することも可能である。
【0028】
〔実施の形態2:特定小集団における個人の識別〕
実施の形態1では、メモリ5に年齢層識別用データテーブルTB1を設け、マイコン4に操作者が大人であるのか子供であるのかを識別させるようにしたが、実施の形態2では、図3に示すようにメモリ5に個人識別用データテーブルTB3を設け、マイコン4に特定小集団における個人を識別させるようにする。
【0029】
なお、この実施の形態2では、特定小集団を家族とし、この家族を構成する個人を識別させるようにしている。このために、個人識別用データテーブルTB3に、家族を構成する各個人の指の大きさSと圧力Pを特徴情報として登録している。また、操作制限対象キーコードテーブルTB2に、家族を構成する個人(例えば、「父」、「母」、「娘」、「息子」)毎に操作制限対象キーコードを格納している。操作制限対象キーコードテーブルTB2にどのチャンネルのキーコードを格納させるかは家族で相談して決めることができる。
【0030】
実施の形態2においても、リモコン100を使用する際、操作者は、感圧面センサ2に親指を押し当てる。これにより、感圧面センサ2からマイコン4へ、操作者の親指の圧力分布が与えられる。マイコン4は、感圧面センサ2からの圧力分布より、感圧面センサ2に押し当てられた操作者の親指の大きさSと圧力Pを求める。
【0031】
次に、マイコン4は、個人識別用データテーブルTB3に格納されている各個人の指の大きさSと圧力Pをサーチし、検出された操作者の親指の大きさSと圧力Pに最も近いものを見つける。そして、この見つけ出した親指の大きさSと圧力Pに対応して登録されている個人を操作者と判断する。すなわち、操作者が登録されている家族の中の誰であるのかを判断する。
【0032】
リモコン100において、例えばチャンネルキーCH1を押すと、このチャンネルキーCH1に応じたキーコードがキーバッド6を介してマイコン4へ与えられる。マイコン4は、このキーコードを一旦蓄積し、操作者が家族の中の誰であるのかの判断結果がまだ出ていない場合には判断結果が出るまで待機する。
【0033】
判断結果が例えば「娘」であった場合、マイコン4は、操作制限対象キーコードテーブルTB2に「娘」に対応して書き込まれているキーコードをサーチし、このキーコード中に入力されたキーコードと合致するものが有るかどうかを確認する。合致するキーコードがあれば、そのキーコードの赤外線送信部7への出力を禁止する。合致するキーコードが無ければ、そのキーコードの赤外線送信部7への出力を許可する。
【0034】
したがって、操作者が「娘」であると判断された場合、操作制限対象キーコードテーブルTB2に「娘」に対応して登録されているチャンネルについては、リモコン100を操作してもそのチェンネルにテレビが切り替えられることがない。
【0035】
なお、この実施の形態2では、特定小集団を家族としたが、特定小集団は家族に限られるものではない。
また、上述した実施の形態1や2では、操作者の親指の面積Sや圧力Pを検出するようにしたが、検出する指は親指に限られるものではない。
【0036】
また、上述した実施の形態1や2では、面積Sと圧力Pの両方を検出するようにしたが、面積Sだけ、圧力Pだけを検出するようにしてもよい。すなわち、面積Sだけから、あるいは圧力Pだけから、操作者の年齢層や特定小集団における個人を識別するようにしてもよい。
【0037】
また、上述した実施の形態1や2では、制御対象機器をテレビとしたが、テレビに限られるものではなく、AV機器など各種の機器に対して同様にして適用することが可能である。
【0038】
また、上述した実施の形態1や2では、遠隔操作の内容としてチャンネルの切替を制限するようにしたが、電源が入らないようにしたり、一部の機能を利用できなくしたり、送信するべき一連のコードのうち、1つまたは複数のパターンを送信しなかったりするなどとしてもよい。
【0039】
また、実施の形態1において、操作者の親指の面積Sと圧力Pによる年齢層の識別と暗証番号による識別とを組み合わせるようにしたり、実施の形態2において、操作者の親指の面積Sと圧力Pによる特定小集団における個人の識別と暗証番号による識別とを組み合わせるようにしたりしてもよい。このようにすることによって、より堅牢に子供を有害番組から守ることができるようになる。また、実施の形態1と実施の形態2とを組み合わせるようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように本発明によれば、操作者が押し当てる指の大きさおよび圧力の少なくとも一方を特徴情報として検出するセンサを設けることにより、検出された特徴情報に基づいて操作者の年齢層や特定小集団における操作者を識別するなどして、指紋センサなどを用いず、簡易に操作者を識別して、テレビなどの制御対象機器に対する遠隔操作の内容を制限することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すリモコンの正面図でである。
【図2】このリモコンの内部構成の概略を示すブロック図(実施の形態1)である。
【図3】このリモコンの内部構成の概略を示すブロック図(実施の形態2)である。
【符号の説明】
100…リモコン、1…本体、2…感圧面センサ、3…表示器、4…マイコン(マイクロコンピュータ)、5…メモリ、6…キーパッド、7…赤外線送信部、K1…電源キー、K2,K3…ボリュームキー、K4,K5…チャンネル切替キー、CH1〜CH12…チャンネルキー、TB1…年齢層識別用データテーブル、TB2…操作制限対象キーコードテーブル、TB2…個人識別用データテーブル。
【発明の属する技術分野】
この発明は、テレビなどの制御対象機器を遠隔操作するリモコン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、テレビのデジタル化が進められており、このデジタル化により情報提供サービスとしての放送の多様化が期待されている。しかし、この放送の多様化によって、例えば成人向けの番組を提供するチャンネルが出現することが予想される。そこで、このチャンネルの放送を子供が簡単に視聴できないようにすることが望まれる。
【0003】
従来、年齢制限を持った放送に対して、視聴制限をする方法として、リモコンから暗証番号を入力する方法がある。すなわち、テレビを遠隔操作するリモコンから暗証番号を入力し、その暗証番号が一致した場合に、年齢制限を解除する(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
しかし、暗証番号の入力は面倒であり、暗証番号さえ分かれば子供であっても年齢制限を解除することができる。例えば、昨今の情報機器の浸透、ゲームなどの電子玩具のユーザインターフェイスの習熟により、暗証番号程度では、子供に年齢制限を解除させないようにすることが困難となっている。
【0005】
これに対し、リモコンに指紋センサを設け、操作者の指紋が一致した場合に、年齢制限を解除するということも考えられている(例えば、特許文献2参照)。この指紋センサを備えたリモコンを使用すれば、操作者を厳密に識別することができ、有害な番組から子供を守ることができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−335513号公報
【特許文献2】
特開2001−54179号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、リモコンに指紋センサを設けて操作者を識別する方法では、光学的な読取装置が必要な場合も多く、高価で複雑な機構を必要とする。
【0008】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、指紋センサなどを用いずに、簡易に操作者を識別して、テレビなどの制御対象機器に対する遠隔操作の内容を制限することが可能なリモコン装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、第1発明(請求項1に係る発明)は、制御対象機器を遠隔操作するリモコン装置において、操作者が押し当てる指の大きさおよび圧力の少なくとも一方を特徴情報として検出するセンサを設けたものである。
この発明によれば、操作者が押し当てる指の大きさと圧力の少なくとも一方が特徴情報として検出される。本発明では、「指の大きさ」と「圧力」の両方を特徴情報として検出してもよいし、「指の大きさ」だけ、「圧力」だけを特徴情報として検出してもよい。
【0010】
第2発明(請求項2に係る発明)では、第1発明によって検出された特徴情報に基づいて、操作者の年齢層を識別する。例えば、「指の大きさ」と「圧力」から、操作者が子供であるのか大人であるのかを識別する。この年齢層の識別は、「指の大きさ」だけからも識別可能であり、「圧力」だけからも識別可能である。「指の大きさ」と「圧力」とを組み合わせれば、識別精度がアップする。
【0011】
第3発明(請求項3に係る発明)では、第1発明によって検出された特徴情報に基づいて、予め登録された操作者からなる特定小集団の中から操作者を識別する。例えば、特定小集団を家族とし、この家族を構成する各個人の「指の大きさ」と「圧力」を特徴情報として登録しておく。この登録されている特定情報と検出された特徴情報を照らし合わせることにより、操作者が誰であるのかを家族の中から特定することが可能である。この特定集団における操作者の識別は、「指の大きさ」だけからも識別可能であり、「圧力」だけからも識別可能である。「指の大きさ」と「圧力」とを組み合わせれば、識別精度がアップする。
【0012】
第4発明(請求項4に係る発明)では、第2発明又は第3発明において、識別された操作者に応じて制御対象機器に対する遠隔操作の内容を制限する。例えば、制御対象機器をテレビとし、操作者が子供であると識別された場合には、成人向けの番組を提供するチャンネルの視聴を禁止する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示すリモコン装置(以下、リモコンという)の正面図である。このリモコン100はテレビ用のリモコンであって、本体1の表面に各種の操作キーに加え、感圧面センサ2が設けられている。
【0014】
本実施の形態では、感圧面センサ2に操作者の親指を押し当て、その親指の大きさ(面積)Sと押されたときの圧力(平均値)Pを検出する。なお、正確には、感圧面センサ2からは押し当てられた指の圧力分布が得られるので、この圧力分布を内部で処理して指の大きさSと圧力Pを求める。
【0015】
なお、図1において、K1はテレビの電源をオン/オフする電源キー、K2,K3はテレビの音量をアップダウンするボリュームキー、K4,K5はテレビのチャンネルをアップダウンするチャンネル切替キー、CH1〜CH12はテレビのチャンネルを即座にそのチャンネルに切り替えるチャンネルキーであり、これらのキーはキーパッド6(図2参照)上に設けられている。3は現在選択されているチャンネルなどの情報を表示する表示器である。
【0016】
〔実施の形態1:年齢層の識別〕
図2はこのリモコン100の内部構成の概略を示すブロック図である。リモコン100の内部にはマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)4が設けられている。また、マイコン4に対して、感圧面センサ2、表示器3、メモリ5、キーキーパッド6、赤外線送信部7などが接続されている。
【0017】
メモリ5には、マイコン4が実行する視聴制限プログラム(ソフトウェア)の他、年齢層識別用データテーブルTB1や操作制限対象キーコードテーブルTB2などが設けられている。
【0018】
年齢層識別用データテーブルTB1には、感圧面センサ2に操作者の親指が押し当てられたときに、その操作者の指の大きさSと圧力Pとから大人か子供かを判断するための閾値が格納されている。具体的には、操作者の親指の大きさSおよび圧力Pと年齢との関係をデータとしてとり、大人と子供とを区別することの可能な指の大きさSthおよび圧力Pthを求め、これを閾値(特徴情報)として設定している。
【0019】
操作制限対象キーコードテーブルTB2には、成人向けの番組を提供するチャンネルのキーコードが格納されている。すなわち、子供にとって有害と思われる番組を提供するチャンネルのキーコードが操作制限対象キーコードとして登録されており、どのチャンネルのキーコードを操作制限対象キーコードとするかは保護者が自由に設定することができる。
【0020】
〔視聴制限プログラムに従うマイコン4の処理動作〕
リモコン100を使用する際、操作者は、感圧面センサ2に親指を押し当てる。これにより、感圧面センサ2からマイコン4へ、操作者の親指の圧力分布が与えられる。
【0021】
マイコン4は、感圧面センサ2からの圧力分布より、感圧面センサ2に押し当てられた操作者の親指の大きさSと圧力Pを求める。なお、この場合、感圧面センサ2は、圧力分布という形で、操作者の親指の大きさSと圧力Pを検出していると言える。
【0022】
次に、マイコン4は、年齢層識別用データテーブルTB1に格納されている閾値SthおよびPthを読み出し、この閾値SthおよびPthと検出された操作者の親指の大きさSおよび圧力Pとを比較する。
【0023】
ここで、マイコン4は、検出された操作者の親指の大きさSが閾値Sthよりも大きく、かつ圧力Pが閾値Pthよりも大きい場合に、操作者が大人であると判断する。それ以外の場合は子供であると判断する。
【0024】
リモコン100において、例えばチャンネルキーCH1を押すと、このチャンネルキーCH1に応じたキーコードがキーバッド6を介してマイコン4へ与えられる。マイコン4は、このキーコードを一旦蓄積し、大人か子供かの判断結果がまだ出ていない場合には判断結果が出るまで待機する。
【0025】
判断結果が子供であった場合、マイコン4は、操作制限対象キーコードテーブルTB2に書き込まれているキーコードをサーチし、このキーコード中に入力されたキーコードと合致するものが有るかどうかを確認する。合致するキーコードがあれば、そのキーコードの赤外線送信部7への出力を禁止する。合致するキーコードが無ければ、そのキーコードの赤外線送信部7への出力を許可する。
【0026】
したがって、操作者が子供であると判断された場合、操作制限対象キーコードテーブルTB2に登録されているチャンネルについては、リモコン100を操作してもそのチェンネルにテレビが切り替えられることがない。
【0027】
なお、この実施の形態1では、最も単純な例として子供か大人かを識別するよにしたが、判断する際の閾値をさらに細分化して定めることによって、幼児、小学生、中学生などというように年齢層を多段階に識別することも可能である。また、年齢層だけではなく、女性/男性というように性別を区別することも可能である。
【0028】
〔実施の形態2:特定小集団における個人の識別〕
実施の形態1では、メモリ5に年齢層識別用データテーブルTB1を設け、マイコン4に操作者が大人であるのか子供であるのかを識別させるようにしたが、実施の形態2では、図3に示すようにメモリ5に個人識別用データテーブルTB3を設け、マイコン4に特定小集団における個人を識別させるようにする。
【0029】
なお、この実施の形態2では、特定小集団を家族とし、この家族を構成する個人を識別させるようにしている。このために、個人識別用データテーブルTB3に、家族を構成する各個人の指の大きさSと圧力Pを特徴情報として登録している。また、操作制限対象キーコードテーブルTB2に、家族を構成する個人(例えば、「父」、「母」、「娘」、「息子」)毎に操作制限対象キーコードを格納している。操作制限対象キーコードテーブルTB2にどのチャンネルのキーコードを格納させるかは家族で相談して決めることができる。
【0030】
実施の形態2においても、リモコン100を使用する際、操作者は、感圧面センサ2に親指を押し当てる。これにより、感圧面センサ2からマイコン4へ、操作者の親指の圧力分布が与えられる。マイコン4は、感圧面センサ2からの圧力分布より、感圧面センサ2に押し当てられた操作者の親指の大きさSと圧力Pを求める。
【0031】
次に、マイコン4は、個人識別用データテーブルTB3に格納されている各個人の指の大きさSと圧力Pをサーチし、検出された操作者の親指の大きさSと圧力Pに最も近いものを見つける。そして、この見つけ出した親指の大きさSと圧力Pに対応して登録されている個人を操作者と判断する。すなわち、操作者が登録されている家族の中の誰であるのかを判断する。
【0032】
リモコン100において、例えばチャンネルキーCH1を押すと、このチャンネルキーCH1に応じたキーコードがキーバッド6を介してマイコン4へ与えられる。マイコン4は、このキーコードを一旦蓄積し、操作者が家族の中の誰であるのかの判断結果がまだ出ていない場合には判断結果が出るまで待機する。
【0033】
判断結果が例えば「娘」であった場合、マイコン4は、操作制限対象キーコードテーブルTB2に「娘」に対応して書き込まれているキーコードをサーチし、このキーコード中に入力されたキーコードと合致するものが有るかどうかを確認する。合致するキーコードがあれば、そのキーコードの赤外線送信部7への出力を禁止する。合致するキーコードが無ければ、そのキーコードの赤外線送信部7への出力を許可する。
【0034】
したがって、操作者が「娘」であると判断された場合、操作制限対象キーコードテーブルTB2に「娘」に対応して登録されているチャンネルについては、リモコン100を操作してもそのチェンネルにテレビが切り替えられることがない。
【0035】
なお、この実施の形態2では、特定小集団を家族としたが、特定小集団は家族に限られるものではない。
また、上述した実施の形態1や2では、操作者の親指の面積Sや圧力Pを検出するようにしたが、検出する指は親指に限られるものではない。
【0036】
また、上述した実施の形態1や2では、面積Sと圧力Pの両方を検出するようにしたが、面積Sだけ、圧力Pだけを検出するようにしてもよい。すなわち、面積Sだけから、あるいは圧力Pだけから、操作者の年齢層や特定小集団における個人を識別するようにしてもよい。
【0037】
また、上述した実施の形態1や2では、制御対象機器をテレビとしたが、テレビに限られるものではなく、AV機器など各種の機器に対して同様にして適用することが可能である。
【0038】
また、上述した実施の形態1や2では、遠隔操作の内容としてチャンネルの切替を制限するようにしたが、電源が入らないようにしたり、一部の機能を利用できなくしたり、送信するべき一連のコードのうち、1つまたは複数のパターンを送信しなかったりするなどとしてもよい。
【0039】
また、実施の形態1において、操作者の親指の面積Sと圧力Pによる年齢層の識別と暗証番号による識別とを組み合わせるようにしたり、実施の形態2において、操作者の親指の面積Sと圧力Pによる特定小集団における個人の識別と暗証番号による識別とを組み合わせるようにしたりしてもよい。このようにすることによって、より堅牢に子供を有害番組から守ることができるようになる。また、実施の形態1と実施の形態2とを組み合わせるようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように本発明によれば、操作者が押し当てる指の大きさおよび圧力の少なくとも一方を特徴情報として検出するセンサを設けることにより、検出された特徴情報に基づいて操作者の年齢層や特定小集団における操作者を識別するなどして、指紋センサなどを用いず、簡易に操作者を識別して、テレビなどの制御対象機器に対する遠隔操作の内容を制限することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すリモコンの正面図でである。
【図2】このリモコンの内部構成の概略を示すブロック図(実施の形態1)である。
【図3】このリモコンの内部構成の概略を示すブロック図(実施の形態2)である。
【符号の説明】
100…リモコン、1…本体、2…感圧面センサ、3…表示器、4…マイコン(マイクロコンピュータ)、5…メモリ、6…キーパッド、7…赤外線送信部、K1…電源キー、K2,K3…ボリュームキー、K4,K5…チャンネル切替キー、CH1〜CH12…チャンネルキー、TB1…年齢層識別用データテーブル、TB2…操作制限対象キーコードテーブル、TB2…個人識別用データテーブル。
Claims (4)
- 制御対象機器を遠隔操作するリモコン装置において、
操作者が押し当てる指の大きさおよび圧力の少なくとも一方を特徴情報として検出するセンサを備えたことを特徴とするリモコン装置。 - 請求項1に記載されたリモコン装置において、
前記センサにより検出された前記特徴情報に基づいて前記操作者の年齢層を識別する識別手段を備えたことを特徴とするリモコン装置。 - 請求項1に記載されたリモコン装置において、
前記センサにより検出された前記特徴情報に基づいて予め登録された操作者からなる特定小集団の中から前記操作者を識別する識別手段を備えたことを特徴とするリモコン装置。 - 請求項2又は3に記載されたリモコン装置において、
前記識別手段によって識別された操作者に応じて前記制御対象機器に対する遠隔操作の内容を制限する制限手段を備えたことを特徴とするリモコン装置。
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