JP2004296441A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマディスプレイパネルの輝度及び効率效率を向上させると共に、放電安全性を向上させることができるプラズマディスプレイパネルを提供すること。
【解決手段】プラズマディスプレイパネルは、前面基板110と背面基板112を有し、この前面基板上に順次、維持電極対1114,116、上部誘電体層118、及び保護層120が形成され、また、背面基板112上に順次に、アドレス電極122、下部誘電体層124、隔壁126、及び蛍光体層128が形成される。前面基板と背面基板は、隔壁126によって平行に離間される。維持電極対1114,116は、所定の距離を隔てて平行に離間された透明電極114A、116Aと、この透明電極の各々が対向する辺の方に偏るように、透明電極と平行に透明電極の各々の上に形成された金属電極114B,116Bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルに関し、特に、輝度及び効率を向上させることと共に放電安全性を向上させることができるプラズマディスプレイパネルに関する。
最近、陰極線管(Cathode Ray Tube)の短所である重さと嵩とを減らすことができる各種平板表示装置が開発されている。このような平板表示装置には、液晶表示装置(Liquid Crystal Display : LCD)、電界放出表示装置(Field Emission Display : FED)、プラズマディスプレイパネル(以下、"PDP"という。)及びエレクトロルミネッセンス(Electro-Luminescence : EL)表示装置などがある。
この中で、PDPは、気体放電を利用した表示素子であって、大型パネルの製作が容易だという長所がある。PDPとしては、図20に示されたように、3電極を備えて交流電圧によって駆動される交流型3電極放電方式のPDPが代表的である。
図20は、一般的な交流型PDPにマトリックス形態に配列されたセル構造を示す斜視図である。
図20を参照すれば、従来のPDPセルは、前面基板10と背面基板12を有する。そして、この前面基板10上に順次、維持電極対14、16、上部誘電体層18、及び保護層20が形成され、また、背面基板12上に順次に、アドレス電極22、下部誘電体層24、隔壁26、及び蛍光体層28が形成される。前面基板10と背面基板12とは隔壁26によって平行に離間される。
上部誘電体層18と下部誘電体層24には、電荷が蓄積される。保護層20は、スパッタリングによる上部誘電体層18の損傷を防止して、PDPの寿命を延長するだけでなく、2次電子の放出効率を高めるようになる。保護層20としては、通常、酸化マグネシウム(MgO)が用いられる。
アドレス電極22は、上記維持電極対14、16と交差するように形成される。このアドレス電極22には、ディスプレイになるセルを選択するためのデータ信号が供給される。
隔壁26は、アドレス電極22と並んで形成され、放電によって生成された紫外線が隣接したセルに漏洩されることを防止する。このとき、隔壁26は、サブピクセルの境界ラインに存在することもできるし、存在しないこともできる。
蛍光体層28は、下部誘電体層24及び隔壁26の表面に塗布され、赤色、緑色または青色の中でいずれかの可視光線を発生するようになる。そして、ガス放電のための不活性ガスが内部の放電空間に注入される。
前面基板10と背面基板12及び隔壁26の間に設けられる放電空間には、ガス放電のためのHe+Xe、Ne+Xe、He+Xe+Neなどの不活性ガスが注入される。
このような維持電極対14、16は、走査電極14と維持電極16とから構成される。走査電極14には、パネル走査のための走査信号と放電維持のための維持信号が主に供給され、維持電極16には、維持信号が主に供給される。
維持電極対14、16の各々は、相対的に広い幅を有して可視光透過のために透明電極材料(ITO)からなるストライプ(Stripe)形状の透明電極14A、16Aと、相対的に狭い幅を有して透明電極14A、16Aの抵抗成分を補償するための金属電極14B、16Bとからなる。このとき、維持電極対14、16の各々の透明電極14A、16Aは、所定のギャップを挟んで対向するようになる。また、維持電極対14、16の各々の金属電極14B、16Bは、図21に示されるように、放電セルの外郭部に位置するように透明電極14A、16Aの一端側に形成される。つまり、金属電極14B、16Bの各々は、透明電極14A、16Aの外端側に形成される。
このような構造のPDPセルは、アドレス電極22と走査電極14との間の対向放電によって選択された後、維持電極対14、16の間の面放電によって放電を維持するようになる。PDPセルでは、維持放電時に発生される紫外線によって蛍光体28が発光することで、可視光がセルの外部に放出されるようになる。この結果、セルを有するPDPは、画像を表示するようになる。この場合、PDPは、ビデオデータに応じてセルの放電維持期間、すなわち維持放電回数を調節して、映像表示に必要な階調(Gray Scale)を表示するようになる。
このような従来のPDPにおいて、放電空間に注入される不活性ガスの中でのキセノン(Xe)は、ガス放電によって励起状態(excited state)から基底状態(ground state)に変化時発生される真空紫外線を利用して蛍光体28を励起させるようになる。これによって、不活性ガスに含まれるキセノン(Xe)の含量が多いほど、放電空間におけるのガス放電時発生される真空紫外線の量が多くなってPDPの効率が増加するようになる。しかし、キセノン(Xe)の含量の増加は、維持電極対14、16の間の放電開始電圧と放電維持電圧とを上昇させる要因になる。また、キセノン(Xe)の含量の増加は、放電遅延時間が増加するなどの放電の不安定性を増加させるようになる。
これによる従来のPDPは、透明電極14A、16Aの各々の外端側に金属電極14B、16Bが形成されるため、また、金属電極14B、16Bの間の距離が遠いため、放電開始電圧及び放電維持電圧を上昇させるようになる。これによって、従来のPDPは、高い放電開始電圧及び放電維持電圧による放電遅延時間が発生するようになって不安定な放電を起こすことによって、輝度及び効率が減少するようになる。
従って、本発明の目的は、輝度及び効率を向上させると共に、放電安全性を向上させることができるプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、前面基板と背面基板が一定の距離を隔てて平行に配列され、透明電極と金属電極から構成された維持電極対が前面基板に形成されるプラズマディスプレイパネルにおいて、所定の距離を隔てて平行に離隔された透明電極と、該透明電極の各々の長辺の内側に透明電極と平行に位置するように透明電極の各々の上に形成された金属電極と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の第2実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、前面基板と背面基板が一定の距離を隔てて平行に配列され、透明電極と金属電極から構成された維持電極対が前面基板に形成されるプラズマディスプレイパネルにおいて、所定の距離を隔てて平行に離隔されて、長辺の外側と内側との辺の幅が違うようにパターニングされた透明電極と、透明電極の各々の長辺の内側に透明電極と平行に位置されるように透明電極の各々の上に形成された金属電極とを備えることを特徴とする。
また、本発明の第3実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、前面基板と背面基板が一定の距離を隔てて平行に配列され、透明電極と金属電極から構成された維持電極対が前面基板に形成されるプラズマディスプレイパネルにおいて、所定の距離を隔てて平行に離隔された透明電極と、透明電極の各々の長辺の内側に透明電極と平行に位置するように透明電極の各々の上に形成された金属電極と、金属電極の各々から突出する突出金属電極とを備えることを特徴とする。
本発明の第1実施形態に係るプラズマディスプレイパネルによると、放電の時放電セルの中心部に発生される強い電界によって、放電開始電圧及び放電維持電圧を減少させることができるようになる。従って、輝度及び効率を向上させることができるし、放電開始電圧の減少によって放電遅延時間が減少されることによって、放電の安全性を向上させることができるようになる。
また、本発明の第2実施形態に係るプラズマディスプレイパネルによると、透明電極が占める面積の比を減少させることによって、消費電力を減少させることができるようになる。また、放電時の放電セルの中心部に強い電界を発生させて放電開始電圧及び放電維持電圧を減少させることができるし、輝度及び効率を向上させることができるようになる。
また、本発明の第3実施形態に係るプラズマディスプレイパネルによると、放電セルの中心部に強い電界を発生させ突出金属電極及び補助金属電極を利用して発生された放電を放電セルの端の方に拡張させるようになる。 よって、輝度及び効率を向上させることができるし、放電開始電圧の減少によって放電遅延時間が減少されることによって、放電の安全性を向上させることができるようになる。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの放電セルを示した斜視図であり、図2は、図1に示された本発明の第1実施形態に係る維持電極対を示した平面図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るプラズマディスプレイパネル(以下"PDP"という。)は、前面基板110と背面基板112を有する。そして、この前面基板110上に順次、維持電極対114、116、上部誘電体層118、及び保護層120が形成され、また、背面基板112上に順次に、アドレス電極122、下部誘電体層124、隔壁126、及び蛍光体層128が形成される。前面基板110と背面基板112とは隔壁126によって平行に離間される。
維持電極対114、116は、走査電極114と維持電極116から構成される。走査電極114には、パネル走査のための走査信号と、放電維持のための維持信号が、主に供給され、一方、維持電極116には、維持信号が主に供給される。
維持電極対114、116の各々は、相対的に広い幅を有して可視光透過のために透明電極材料からなるストライプ形態の透明電極114A、116Aと、相対的に狭い幅を有して透明電極114A、116Aの抵抗成分を補償するための金属電極114B、116Bからなる。このとき、維持電極対114、116の各々の透明電極114A、116Aは、所定のギャップを挟んで対向するようになる。
透明電極114A、116Aは相対的に広い幅を有するストライプ形状であり、可視光透過のために透明電極材料からなる。各金属電極114B、116Bは、透明電極114A、116Aの各々の中心部と放電セルの中心部(Pc)の間にある透明電極114A、116Aの上に形成される。すなわち、各金属電極114B、116Bは、透明電極114A、116Aの幅より狭い幅を有するストライプ形状であり、透明電極114A、116Aの各々が対向する辺の方に偏るように、透明電極114A、116Aの各々に形成される。 金属電極114B、116Bは、透明電極114A、116Aに不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなる。
金属電極114B、116Bの位置は、次式を満足するのが望ましい。
d2 <d1/2 [式1]

ここで、Pcは放電セルの中心、d1は透明電極114A、116Aの各々の中心部とPc間の距離、d2は金属電極114B、116Bの各々の中心部とPc間の距離である。
上述したような構造を有する本発明の第1実施形態に係るPDPは、不活性ガスの中でのキセノン(Xe)の含量が増加しても、放電時の放電開始電圧及び放電維持電圧を減少させることができるし、放電遅延時間を減少させ、放電の安全性を向上させることができるようになる。
これを詳細に説明すれば、本発明の第1実施形態に係るPDPは、金属電極114B、116Bの間の距離が近いため、放電時の放電セルの中心部に強い電界を発生させることができるようになる。このような放電セルの中心部の強い電界によって放電開始電圧及び放電維持電圧は減少するようになる。従って、本発明の第1実施形態に係るPDPの輝度及び効率は、従来のPDPより向上して、放電開始電圧が減少され、放電遅延時間が減少することによって、放電の安全性を向上させることができる。
図3は、放電電圧による本発明の第1実施形態と従来の輝度を比べたグラフであり、図4は、放電電圧による本発明の第1実施形態と従来の効率を比べたグラフである。
本発明の第1実施形態に係るPDPの輝度は、図3に示されるように、同一の放電電圧で対比して従来のPDPより略40% 〜 60%程度向上され、効率は、図4に示されるように、同一の放電電圧で対比して従来のPDPより40% 〜 60%程度向上される。また、本発明の第1実施形態によるPDPは、放電開始電圧が減少され放電遅延時間が減少することによって放電の安全性を向上させることができる。
図5は、本発明の第1実施形態の変形例に係る維持電極対を示した平面図である。示されるように、本発明の第1実施形態の変形例に係るPDPにおいて、前面基板上に順次に形成された維持電極対214、216を除いた他の構成要素は、図1に示された本発明の第1実施形態に係るPDPの各構成要素と同一のため、以下同一構成要素の説明は省略する。
維持電極対214、216は、透明電極214A、216Aと、放電セルの中心部(Pc)隣接した透明電極214A、216Aの端に形成された金属電極214B、216Bを備える。透明電極214A、216Aは相対的に広い幅を有するストライプ形態であり、可視光透過のために透明電極材料からなる。
各金属電極214B、216Bは、透明電極214A、216Aの幅より狭い幅を有するストライプ形態であり、透明電極214A、216Aの各々において対向する辺から透明電極214A、216Aの各々の中心部に向かって形成される。また、金属電極214B、216Bの位置は、上記[式1]によって決定され、金属電極214B、216Bは、透明電極214A、216Aの不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなる。
本発明の第1実施形態の変形例に係るPDPにおいて、金属電極214B、216Bの間の距離は、本発明の第1実施形態に係るPDPよりさらに近い距離に形成される。従って、プラズマ放電時に放電セルの中心部(Pc)には強い電界が誘導される。
本発明の第1実施形態の変形例に係るPDPは、金属電極214B、216Bの間の距離が近いため、放電時の放電セルの中心部に強い電界を発生させることができるようになる。このような放電セルの中心部の強い電界によって放電開始電圧及び放電維持電圧は減少するようになる。
従って、本発明の第1実施形態の変形例に係るPDPは、本発明の第1実施形態に係るPDPと同様に、輝度は、図3に示されるように、同一の放電電圧で対比して従来のPDPより略40% 〜 60%程度向上され、効率は、図4に示されるように、同一の放電電圧で対比して従来のPDPより40% 〜 60%程度向上される。また、本発明の第1実施形態の変形例に係るPDPは、放電開始電圧が減少され放電遅延時間が減少することによって、放電の安全性を向上させることができるようになる。
図6aは、本発明の第1実施形態の他の変形例に係る維持電極対を示した平面図であり、図6bは、図6aに示された維持電極対のA-A'断面図である。
図示するように、本発明の第1実施形態の他の変形例に係るPDPにおいて、前面基板上に順次に形成された維持電極対314、316を除いた他の構成要素は、図1に示された本発明の第1実施形態に係るPDPの各構成要素と同一のため、以下同一の構成要素に対する説明は省略する。
透明電極314A、316Aは、相対的に広い幅を有するストライプ形状であり、可視光透過のために透明電極材料からなる。
各金属電極314B、316Bは、透明電極314A、316Aの幅より狭い幅を有するストライプ形態であり、透明電極314A、316Aの各々が対向する辺に一部が重畳されるように形成される。また、金属電極314B、316Bの位置は、上記[式1]によって決定され、金属電極314B、316Bは、透明電極314A、316Aの不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなる。すなわち、放電セルの中心部(Pc)に隣接した透明電極314A、316Aの端で一部が重畳され、残り一部は放電セルの中心部(Pc)に形成される。
本発明の第1実施形態の他の変形例に係るPDPにおいて、金属電極314B、316Bの間の距離は、本発明の第1実施形態及び第1実施形態の変形例に係るPDPよりさらに近い距離に形成され、プラズマ放電時の放電セルの中心部(Pc)には強い電界が誘導される。
このように、本発明の第1実施形態の他の変形例に係るPDPは、金属電極314B、316Bの間の距離が近いため、放電時の放電セルの中心部に強い電界を発生させることができるようになる。このような放電セルの中心部の強い電界によって放電開始電圧及び放電維持電圧が減少するようになる。
従って、本発明の第1実施形態の他の変形例に係るPDPは、本発明の第1実施形態に係るPDPと同様に、輝度は、図3に示されるように、同一の放電電圧で対比して従来のPDPより略40% 〜 60%程度向上され、効率は、図4に示されるように、同一の放電電圧で対比して従来のPDPより40% 〜 60%程度向上される。また、本発明の第1実施形態の他の変形例に係るPDPは、放電開始電圧が減少され放電遅延時間が減少することによって、放電の安全性を向上させることができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係るPDPにおいて、前面基板上に順次に形成された維持電極対を除いた他の構成要素は、図1に示された本発明の第1実施形態に係るPDPの各構成要素と同一のため、以下同一の構成要素の説明は省略する。
図7は、本発明の第2実施形態に係る維持電極対を示した平面図である。
維持電極対414、416は、透明電極414A、416Aと金属電極414B、416Bとからなり、各透明電極414A、416Aは、所定のギャップを挟んで対向するようになる。
透明電極414A、416Aは、相対的に広い幅を有するストライプ形態であり、可視光透過のために透明電極材料からなる。また、透明電極414A、416Aの各々は、T字状に形成されたITO材料からなる。すなわち、透明電極414A、416Aの各々は、角部分が四角形形態に除去されるパターニング部を含むようになる。このとき、パターニング部は透明電極において放電時の輝度向上に対する寄与度の少ない電流の流れる部分になる。
また、T字状の透明電極414A、416Aは次式2、3を満足するのが望ましい。

0.2× W1 < W2 <0.8× W1 [式2]

ここで、W1は一つの放電セルの横長さであり、W2は透明電極において相対的に狭い面積を有する部分の横長さである。
0.2× d3 < d4 <0.8× d3 [式3]

ここで、d3は透明電極の幅であり、d4は透明電極において相対的に狭い面積を有する部分の幅である。
このように、透明電極414A、416Aの各々は、従来のストライプ形状の透明電極において放電セルの中心に隣接した透明電極の一側辺の反対側辺の角部分を、上記[式2]及び[式3]に基づいて、取り除くことによってT字状に形成される。このとき、前期角部分は、放電時の輝度向上に対する寄与度の少ない電流が流れる部分になる。
各金属電極414B、416Bは、透明電極414A、416Aの幅より狭い幅を有するストライプ形状であり、透明電極414A、416Aの各々が対向する辺の方に偏るように、透明電極414A、416Aの各々の上に形成される。 金属電極414B、416Bは、透明電極414A、416Aに不足な導電性を補償するために、導電性が高い材料からなる。ここで、金属電極414B、416Bの位置は、上記[式 1]を満足するのが望ましい。
上述の本発明の第2実施形態に係るPDPは、不活性ガスの中でのキセノン(Xe)の含量が増加しても、放電時の放電開始電圧及び放電維持電圧を減少させ、輝度及び放電効率を向上させることができるようになる。また、PDPは、放電セル面積に比べて透明電極414A、416Aの占める面積の比が減少されることによって、消費電力が減少して発光効率が向上する。
すなわち、本発明の第2実施形態に係るPDPは、輝度の減少を最小限度としながら電流の減少を最大化させることができるようになる。
従って、本発明の第2実施形態に係るPDPの電流密度は、図8に示されるように、同一の放電電圧で対比して従来のPDPより略20% 〜 25%程度減少するようになる。つまり、放電電圧が高いほど電流密度の減少幅は増加するようになる。
また、本発明の第2実施形態に係るPDPは、金属電極414B、416Bの間の距離が近いため、放電時の放電セルの中心部から強い電界が発生される。このような放電セルの中心部の強い電界によって、放電開始電圧及び放電維持電圧が減少するようになる。よって、本発明の第2実施形態に係るPDPの輝度は、図9に示されるように、同一の放電電圧で対比して従来のPDPより向上する。
図10は、本発明の第2実施形態の変形例に係る維持電極対を示した平面図である。
維持電極対514、516は、透明電極514A、516Aと金属電極514B、516Bからなり、各透明電極514A、516Aは、所定のギャップを挟んで対向するようになる。
透明電極514A、516Aは、相対的に広い幅を有するストライプ形状であり、可視光透過のために透明電極材料からなる。また、透明電極514A、516Aの各々は、第1幅を有する下端部と、第1幅と異なる第2幅を有する上端部とからなる。すなわち、透明電極514A、516Aの各々は、角部分が三角形状に除去されるパターニング部を含むようになる。このとき、パターニング部は、透明電極において放電時の輝度向上に対する寄与度の少ない電流の流れる部分になる。このようなパターニング部によって、透明電極414A、416Aの各々は、長方形と台形が結合した透明電極の形態になる。
各金属電極514B、516Bは、透明電極514A、516Aの幅より狭い幅を有するストライプ形状であり、透明電極514A、516Aの各々が対向する辺の方に偏るように、透明電極514A、516Aの各々に形成される。 金属電極514B、516Bは、上記[式 1]によって決定され、透明電極514A、516Aの不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなる。上述のような構造は、金属電極514B、516Bの間の距離が近いため、放電セルの中心部(Pc)に強い電界が発生されるようになる。
従って、本発明の第2実施形態の変形例に係るPDPは、放電セルの面積に比べ、透明電極514A、516Aが占める面積の比が減少されることによって、消費電力が減少して発光効率が向上する。すなわち、本発明の第2実施形態の変形例に係るPDPは、輝度の減少を最小化しながら電流の減少を最大化させることができるようになる。
また、発明の第2実施形態の変形例に係るPDPは、金属電極514B、516Bの間の距離が近いため、放電時の放電セルの中心部に強い電界を発生させることができるようになる。このような放電セルの中心部の強い電界によって、放電開始電圧及び放電維持電圧が減少するようになる。よって、本発明の第2実施形態の変形例に係るPDPの輝度は、図11に示されるように、同一の放電電圧で対比して従来のPDPより最大77%程度向上し、効率は、図12に示されるように、同一の放電電圧で対比して従来のPDPより最大57%程度向上する。また、放電セルの面積に比べて透明電極514A、516Aが占める面積の比が減少されることによって、消費電力が減少して発光効率が向上する。すなわち、本発明の第2実施形態の変形例に係るPDPは、輝度の減少を最小限度にしながら電流の減少を最大化させることができるようになる。
図13は、本発明の第2実施形態の他の変形例に係る維持電極対を示した平面図である。
維持電極対614、616は、透明電極614A、616Aと金属電極614B、616Bとからなり、各透明電極614A、616Aは所定のギャップを挟んで対向するようになる。
透明電極614A、616Aは、相対的に広い幅を有するストライプ形状であり、可視光透過のために透明電極材料からなる。また、透明電極614A、616Aの各々は、第1幅を有する下端部と、第1幅と異なる第2幅を有する上端部とからなる。すなわち、透明電極614A、616Aの各々は、角部分が台形状に除去されるパターニング部を含むようになる。このとき、パターニング部は透明電極において、放電時の輝度向上に対する寄与度の少ない電流の流れる部分になる。このようなパターニング部によって、透明電極614A、616Aの各々は、ストライプ形状と台形状が結合した透明電極の形態になる。
各金属電極614B、616Bは、透明電極614A、616Aの幅より狭い幅を有するストライプ形態であり、透明電極614A、616Aの各々が対向する辺の方に偏るように、透明電極614A、616Aの各々の上に形成される。 金属電極614B、616Bは、上記[式 1]によって、透明電極614A、616Aの不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなる。上述のような構造は、金属電極614B、616Bの間の距離が近いため、放電セルの中心部(Pc)に強い電界が発生するようになる。
このような本発明の第2実施形態における他の変形例に係るPDPは、放電セルの面積に比べて透明電極614A、616Aが占める面積の比が減少することによって、消費電力が減少して発光効率が向上する。すなわち、本発明の第2実施形態の他の変形例に係るPDPは、輝度の減少を最小限度にしながら電流の減少を最大化させることができるようになる。
また、本発明の第2実施形態の他の変形例に係るPDPは、金属電極614B、616Bの間の距離が近いため、放電時の放電セルの中心部に強い電界を発生させることができるようになる。このような放電セルの中心部の強い電界によって、放電開始電圧及び放電維持電圧は減少するようになる。よって、本発明の第2実施形態の他の変形例に係るPDPの輝度及び効率は、本発明の第2実施形態に係るPDPの輝度及び効率と同様に、従来のPDPより改善される。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係るPDPにおいて、前面基板上に順次に形成された維持電極対を除いた他の構成要素は、図1に示された本発明の第1実施形態に係るPDPの各構成要素と同一のため、以下、同一の構成要素の説明は省略する。
図14は、本発明の第3実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示した平面図である。維持電極対714、716は、透明電極714A、716Aと、金属電極714B、716B及び突出金属電極714C、716Cとからなり、各透明電極714A、716Aは所定のギャップを挟んで対向するようになる。
透明電極714A、716Aは、相対的に広い幅を有するストライプ形状であり、可視光透過のために透明電極材料からなる。
金属電極714B、716Bは、透明電極714A、716Aの幅より狭い幅を有するストライプ形状であり、透明電極714A、716Aの各々が対向する辺の方に偏るように、透明電極714A、716Aの各々に形成される。金属電極714B、716Bは、透明電極714A、716Aの不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなる。このような金属電極714B、716Bの各々は、放電時に始まる放電セルの中央部に電界を強化させ、放電遅延時間と放電開始電圧とを減少させるようにする。
突出金属電極714C、716Cの各々は、金属電極714B、716Bの中間から放電セルの端の方に突出し、透明電極714A、716A上に形成される。 これによって、金属電極714B、716Bと突出金属電極714C、716Cは、T字状を持ちながら透明電極714A、716A上にそれぞれ形成される。このような突出金属電極714C、716Cは、透明電極714A、716Aの不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなり、各々の電極は、金属電極714B、716Bによって形成された放電をセルの端の方に拡張させる役割をする。
この時、金属電極714B、716Bが形成される位置は、次式を満足するのが望ましい。

D < H/4 [式 4]

ここで、Hは放電セルの長さであり、Dは金属電極714B、716Bの中心部と放電セルの中心部との間の距離である。
本発明の第3実施形態に係るPDPは、不活性ガスの中でのキセノン(Xe)の含量が増加しても、放電時の放電開始電圧及び放電維持電圧を減少させることができるし、放電遅延時間を減少させ放電の安全性を向上させることができるようになる。
つまり、本発明の第3実施形態に係るPDPは、金属電極714B、716Bの間の距離が近いため、放電時の放電セルの中心部に強い電界を発生させて、突出金属電極714C、716Cを通じて金属電極714B、716Bによって形成された放電を放電セルの縁の方に拡張させるようになる。これによって、本発明は、放電開始電圧及び放電維持電圧は減少させることと共に、輝度及び効率を向上させることができる。
本発明の第3実施形態に係るPDPの輝度及び効率を、従来のPDPと比較すると図15及び図16のようになる。図15に示されるように、本発明の第3実施形態に係るPDPの輝度は、同一の放電電圧で対比して従来のPDPより略40% 〜 50%程度向上することが分かる。
また、図16に示されるように、本発明の第3実施形態に係るPDPの効率は、同一の放電電圧で対比して従来のPDPより30% 〜 40%程度向上される。
図17は、本発明の第3実施形態の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示した平面図である。
維持電極対814、816は、透明電極814A、816Aと、金属電極814B、816Bと、突出金属電極814C、816C及び補助金属電極814D、816Dとからなり、各透明電極814A、816Aは、所定のギャップを挟んで対向するようになる。
透明電極814A、816Aは、相対的に広い幅を有するストライプ形状であり、可視光透過のために透明電極材料からなる。金属電極814B、816Bは、透明電極814A、816Aの幅より狭い幅を有するストライプ形状であり、透明電極814A、816Aの各々が対向する辺の方に偏るように、透明電極814A、816Aの各々に形成される。金属電極814B、816Bの位置は、上記[式 4]によって決定され、金属電極814B、816Bは、透明電極814A、816Aの不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなる。このような金属電極814B、816Bの各々は、放電時に始まる放電セルの中央部に電界を強化させ、放電遅延時間と放電開始電圧を減少させることができる。
突出金属電極814C、816Cの各々は、金属電極814B、816Bの中間から放電セルの縁の方に突出され、透明電極814A、816A上に形成される。 これによって、金属電極814B、816Bと突出金属電極814C、816Cは、T字状を有しながら透明電極814A、816A上にそれぞれ形成される。このような突出金属電極814C、816Cは、透明電極814A、816Aの不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなり、各々は金属電極814B、816Bによって形成された放電をセルの縁の方に拡張させる役割をする。
補助金属電極814D、816Dの各々は、突出金属電極814C、816Cの端において、金属電極814B、816Bと平行に形成されて、金属電極814A、816Aより短い長さを有するようになる。これによって、金属電極814B、816Bと突出金属電極814C、816C及び補助金属電極814D、816Dは、H字状を有するように透明電極814A、816A上にそれぞれ形成される。このような補助金属電極814D、816Dの各々は、金属電極814B、816Bによって形成された放電をセルの縁の方に拡張させる役割をする。
図18は、本発明の第3実施形態の他の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示した平面図である。維持電極対914、916は、透明電極914A、916Aと、金属電極914B、916Bと、突出金属電極914C、916C及び補助金属電極914D、916Dとからなり、各透明電極914A、916Aは、所定のギャップを挟んで対向するようになる。
透明電極914A、916Aは、相対的に広い幅を有するストライプ形状であり、可視光透過のために透明電極材料からなる。金属電極914B、916Bは、透明電極914A、916Aの幅より狭い幅を有するストライプ形状であり、透明電極914A、916Aの各々が対向する辺の方に偏るように透明電極914A、916Aの各々に形成される。金属電極914B、916Bの位置は、上記[式 4]によって決定され、金属電極914B、916Bは、透明電極914A、916Aの不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなる。このような金属電極914B、916Bの各々は、放電時に始まる放電セルの中央部に電界を強化させて放電遅延時間と放電開始電圧とを減少させることができる。
突出金属電極914C、916Cの各々は、金属電極914B、916Bの中間から放電セルの端の方に突出され透明電極914A、916A上に形成される。これによって、金属電極914B、916Bと突出金属電極914C、916Cは、T字状を有しながら透明電極914A、916A上にそれぞれ形成される。このような突出金属電極914C、916Cは、透明電極914A、916Aに不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなり、各々は、金属電極914B、916Bによって形成された放電をセルの端の方に拡張させる役割をする。
補助金属電極914D、916Dの各々は、突出金属電極914C、916Cの中間において金属電極914B、916Bと平行に形成され、金属電極914A、916Aより短い長さを有するようになる。これによって、金属電極と、突出金属電極914C、916C及び補助金属電極914D、916Dは±字状を持ちるように透明電極914A、916A上にそれぞれ形成される。このような補助金属電極914D、916Dの各々は、金属電極914B、916Bによって形成された放電をセルの縁の方に拡張させる役割をする。
本発明の第3実施形態における他の変形例に係るPDPは、不活性ガスの中でのキセノン(Xe)の含量が増加しても、放電時の放電開始電圧及び放電維持電圧を減少させることができるし、放電遅延時間を減少させ放電の安全性を向上させることができるようになる。すなわち、金属電極914B、916Bの間の距離が近いため、放電時の放電セルの中心部に強い電界を発生させ、突出金属電極914C、916C及び補助金属電極914D、916Dを通じて金属電極914B、916Bによって形成された放電を放電セルの端の方に拡張させるようになる。これによって、本発明は、放電開始電圧及び放電維持電圧が減少すると共に、輝度及び効率を向上させることができる。
図19は、本発明の第3実施形態におけるさらに他の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示した平面図である。維持電極対1014、1016は、透明電極1014A、1016Aと、金属電極1014B、1016Bと、突出金属電極1014C、1016C及び補助金属電極1014D、1016Dからなり、各透明電極1014A、1016Aは所定のギャップを挟んで対向するようになる。
透明電極1014A、1016Aは、相対的に広い幅を有するストライプ形状であり、可視光透過のために透明電極材料からなる。
金属電極1014B、1016Bは、透明電極1014A、1016Aの幅より狭い幅を有するストライプ形状であり、透明電極1014A、1016Aの各々が対向する辺の方に偏るように、透明電極1014A、1016Aそれぞれに形成される。金属電極1014B、1016Bの位置は、上記[式 4]によって決定され、金属電極1014B、1016Bは、透明電極1014A、1016Aの不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなる。このような金属電極1014B、1016Bの各々は、放電時に始まる放電セルの中央部に電界を強化させ放電遅延時間と放電開始電圧とを減少させることができる。
突出金属電極1014C、1016Cの各々は、金属電極1014B、1016Bの中間から放電セルの端の方に突出され、透明電極1014A、1016A上に形成される。これによって、金属電極1014B、1016Bと突出金属電極1014C、1016Cは、T字状を有しながら透明電極1014A、1016A上にそれぞれ形成される。このような突出金属電極1014C、1016Cは、透明電極1014A、1016Aの不足な導電性を補償するために導電性が高い材料からなり、各々は金属電極1014B、1016Bによって形成された放電をセルの縁の方に拡張させる役割をする。
補助金属電極1014D、1016D の各々は、突出金属電極1014C、1016Cの中間において、金属電極1014B、1016Bと平行に形成され、金属電極1014A、1016Aより短い長さを有する第1補助金属電極と、突出金属電極1014C、1016Cの端において金属電極1014B、1016Bと平行に形成され、金属電極1014A、1016Aより短い長さを有する第2補助金属電極を有する。これによって、金属電極1014B、1016Bと、突出金属電極1014C、1016Cと、第1補助金属電極及び第2補助金属電極 とは、王字状を有するように透明電極1014A、1016A上にそれぞれ形成される。このような補助金属電極の各々は、金属電極1014B、1016Bによって形成された放電をセルの端の方に拡張させる役割をする。
本発明の第3実施形態におけるさらに他の変形例に係るPDPは、不活性ガスの中でのキセノン(Xe)の含量が増加しても、放電時の放電開始電圧及び放電維持電圧を減少させることができるし、放電遅延時間を減少させて放電の安全性を向上させることができるようになる。すなわち、金属電極1014B、1016Bの間の距離が近いため、放電時の放電セルの中心部に強い電界を発生させ、突出金属電極1014C、1016C及び補助金属電極1014D、1016Dを通じて金属電極1014B、1016Bによって形成された放電を放電セルの端の方に拡張させるようになる。これによって、本発明は、放電開始電圧及び放電維持電圧を減少させると共に、輝度及び効率を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの放電セルを示した斜視図である。 図3に示された本発明の第1実施形態に係る維持電極対を示した平面図である。 放電電圧による本発明の第1実施形態と従来の輝度を比べたグラフである。 放電電圧による本発明の第1実施形態と従来の効率を比べたグラフである。 本発明の第1実施形態の変形例に係る維持電極対を示した平面図である。 図6aは本発明の第1実施形態の他の変形例に係る維持電極対を示した平面図であり、図6bは、図6aに示された維持電極対のA-A'断面図である。 本発明の第2実施形態に係る維持電極対を示した平面図である。 放電電圧による本発明の第2実施形態に係るPDPと従来技術に係るPDPとの輝度を比べたグラフである。 放電電圧による本発明の第2実施形態に係るPDPと従来技術に係るPDPとの効率を比べたグラフである。 本発明の第2実施形態の変形例に係る維持電極対を示した平面図である。 放電電圧による本発明の第2実施形態の変形例に係るPDPと従来技術に係るPDPとの輝度を比べたグラフである。 放電電圧による本発明の第2実施形態の変形例に係るPDPと従来技術に係るPDPとの効率を比べたグラフ。 本発明の第2実施形態の他の変形例に係る維持電極対を示した平面図である。 本発明の第3実施形態に係る維持電極対を示した平面図である。 放電電圧による本発明の第3実施形態と従来との輝度を比べたグラフである。 放電電圧による本発明の第3実施形態と従来との効率を比べたグラフである。 本発明の第3実施形態の変形例に係る維持電極対を示した平面図である。 本発明の第3実施形態の他の変形例に係る維持電極対を示した平面図。 本発明の第3実施形態のさらに他の変形例に係る維持電極対を示した平面図。 従来のプラズマディスプレイパネルの放電セルを示した斜視図である。 図20に示された維持電極対を示した平面図である。
符号の説明
10、110 前面基板
12、112 背面基板
14、114、214、…、814、914、1014 走査電極
16、116、216、…、814、916、1016 維持電極
18、118 上部誘電体層
20、120 保護層
22 アドレス電極
24、124 下部誘電体層
26、126 隔壁
28、128 蛍光体層
(14A、16A)、(114A、116A)、(214A、216A)、…(814A、816A)、(914A、916A)、(1014A、1016A) 透明電極
(14B、16B)、(114B、116B)、(214B、216B)、…(814B、816B)、(914B、916B)、(1014B、1016B) 金属電極
(714C、716C)、(814C、816C)、(914C、916C)、(1014C、1016C) 突出金属電極
(814D、816D)、(914D、916D)、(1014D、1016D) 補助金属電極

Claims (22)

  1. 所定の距離を隔てて平行に離隔された透明電極と、
    前記透明電極の各々が対向する辺の方に偏るように、前記透明電極と平行に前記透明電極の各々の上に形成された金属電極と、
    を備えることを特徴とするプラズマディスプレイパネル
  2. 前記金属電極は、次式
    [d2 <d1/2]
    (ここで、d1は前記透明電極の各々の中心部と、放電セルの中心部との間の距離であり、d2は前記金属電極の各々の中心部と、放電セルの中心部との間の距離である。)
    を満足することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記金属電極の各々は、前記透明電極の互いに対向する辺から前記透明電極の幅方向の中心に向かって形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記金属電極の各々の一部は、前記透明電極の互いに対向する辺の上に重畳されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 所定の距離を隔てて平行に離隔され、一部が他の幅を有するようにパターニングされた透明電極と、
    前記透明電極の各々のおいて対向する辺の方に偏るように、前記透明電極と平行に前記透明電極の各々の上に形成された金属電極と、
    を備えることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記パターニングは、前記透明電極の各々の前記対向する辺の反対側の両角部分に形成されることを特徴とする請求項5に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記パターニングは、多角形状であることを特徴とする請求項6に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記金属電極は、次式
    [d2 <d1/2]
    (ここで、d1は前記透明電極の各々の中心部と、放電セルの中心部との間の距離であり、d2は前記金属電極の各々の中心部と、放電セルの中心部との間の距離である。)
    を満足することを特徴とする請求項5に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記金属電極の各々は、前記透明電極の互いに対向する辺から所定の距離に離隔されることを特徴とする請求項5に記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記パターニングは、四角形状であることを特徴とする請求項6に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記T字状の透明電極は、次式
    [0.2×W1 <W2 <0.8×W1、02×d3 <d4 <0.8×d3]
    (ここで、W1は一つの放電セルの横長さ、W2は透明電極で相対的に狭い面積を有する部分の横長さ、d3は透明電極の幅、d4は透明電極で相対的に狭い面積を有する部分の幅である。)
    を満足することを特徴とする請求項10に記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記パターニングは、三角形状であることを特徴とする請求項6に記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 前記パターニングは、台形形状であることを特徴とする請求項6に記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 所定の距離を隔てて平行に離隔された透明電極と、
    前記透明電極の各々の対向する辺の方に偏るように、前記透明電極と平行に前記透明電極の各々の上に形成された金属電極と、
    前記金属電極の各々から突出される突出金属電極とを備えることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  15. 前記金属電極の位置は、次式
    [D < H/4]
    (ここで、Hは放電セルの長さであり、Dは金属電極の中心部と放電セルの中心部の間の距離である。)
    を満足することを特徴とする請求項14に記載のプラズマディスプレイパネル。
  16. 前記突出金属電極の各々は、前記金属電極の中間部から突出されることを特徴とする請求項14に記載のプラズマディスプレイパネル。
  17. 前記突出金属電極の各々の端に前記金属電極と平行に形成される補助金属電極をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載のプラズマディスプレイパネル。
  18. 前記補助金属電極の各々は、前記金属電極の長さより短いことを特徴とする請求項17に記載のプラズマディスプレイパネル。
  19. 前記突出金属電極の各々の中間部分で交差し、前記金属電極と平行に形成される補助金属電極をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載のプラズマディスプレイパネル。
  20. 前記補助金属電極の各々は、前記金属電極の長さより短く形成されることを特徴とする請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル。
  21. 前記突出金属電極の各々の端に前記金属電極と平行に形成される第1補助金属電極と、
    前記突出金属電極の各々の中間部分で交差し、前記金属電極と平行に形成される第2補助金属電極と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載のプラズマディスプレイパネル。
  22. 前記第1及び第2補助金属電極の各々は、前記金属電極の長さより短いことを特徴とする請求項21に記載のプラズマディスプレイパネル。

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