JP2004296426A - 磁石コネクタ - Google Patents

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Koji Iwahashi
恒治 岩橋
Hiroshi Akimoto
比呂志 秋元
Katsumi Arai
勝巳 荒井
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Abstract

【課題】 第1のコネクタの導電体(端子)と第2のコネクタの導電体(端子)がそれぞれ多数であっても、両コネクタが嵌合したとき、両導電体が確実に接触する磁石コネクタを提供する。
【解決手段】 第1のコネクタ1のインシュレータ2には、11個の永久磁石3と11個の導電体4とが、それぞれ一対となって一定のピッチで1列に配設されている。各永久磁石と各導電体とは、インシュレータに対して所定の範囲内で個別に移動可能である。第2のコネクタ11のインシュレータ12には、1個の永久磁石13と11個の導電体14とが、保持されている。各導電体14は、一定のピッチで1列に永久磁石13に配設されているが、永久磁石13に対して絶縁されている。第1のコネクタと第2のコネクタとが嵌合すると、各導電体4と各導電体14とは、接触する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、第1のコネクタの導電体(端子)と第2のコネクタの導電体(端子)とが磁石の吸着力又は反発力によって接続する磁石コネクタに関する。
まず、第1の従来の磁石コネクタについて図30を参照して説明する。
第1のコネクタ31のインシュレータ32(具体的には図示せず)には、1個の永久磁石33と2個の導電体(端子)34とが保持されている。ただし、各導電体34と永久磁石33とは、絶縁されている。
第2のコネクタ41のインシュレータ42(具体的には図示せず)には、1個の永久磁石43と2個の導電体(端子)44とが保持されている。ただし、各導電体44と永久磁石43とは、絶縁されている。
第1のコネクタ31と第2のコネクタ41とが嵌合すると、各導電体34と各導電体44とは接触する。
次に、第2の従来の磁石コネクタについて図31を参照して説明する。
図31(A)に示されるように、第1のコネクタ31のインシュレータ32には、1個の永久磁石33と11個の導電体34とが保持されている。各導電体34は、一定のピッチで1列に配設されている。インシュレータ32は、FPC(Flexible Printed Circuit)等の弾性体である。
第2のコネクタ41のインシュレータ42(具体的には図示せず)には、1個の永久磁石43と11個の導電体44とが保持されている。各導電体44は、一定のピッチで1列に配設されている。ただし、各導電体44と永久磁石43とは、絶縁されている。
第1のコネクタ31と第2のコネクタ41とが嵌合すると、各導電体34と各導電体44とは接触する。
なお、図31(A)に示される磁石コネクタにおいては、各1個の永久磁石33,43を、図31(B)に示されるように、各複数個の永久磁石33,43に設計変更することができる。なお、各永久磁石33,43の間には、絶縁性のスペーサ32a,42aを挿入するか、又は、各永久磁石33,43を離間する。
なお、この種の磁石コネクタは、本出願前に頒布された刊行物にも記載されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
特開平6−342679号公報(第3頁第4欄第9行−第41行、図1) 特開平7−6817号公報(第3頁第3欄第5行−第20行、図1)
第1の従来の磁石コネクタにおいては、第1のコネクタ31の導電体34と第2のコネクタ41の導電体44は、それぞれ2個(少数)であるため、第1のコネクタ31と第2のコネクタ41とが嵌合したとき、各導電体34と各導電体44とが接触しないという欠点は、発生することが少ない。
しかし、第2の従来の磁石コネクタにおいては、第1のコネクタ31の導電体34と第2のコネクタ41の導電体44は、それぞれ11個(多数)であり、また、各位置の不整合に基因して、第1のコネクタ31と第2のコネクタ41とが嵌合したとき、各導電体34と各導電体44とが接触しないという欠点は、発生し易い。
そこで、本発明は、前記両従来の磁石コネクタの欠点を改良し、第1のコネクタの導電体(端子)と第2のコネクタの導電体(端子)がそれぞれ多数であっても、第1のコネクタと第2のコネクタとが嵌合したとき、第1のコネクタの各導電体と第2のコネクタの各導電体とが確実に接触することができる磁石コネクタを提供しようとするものである。
本発明は、前記課題を解決するため、次の手段を採用する。
1.磁力によって第1のコネクタと第2のコネクタとが接続される磁石コネクタにおいて、前記第1のコネクタは、インシュレータと、前記インシュレータに保持される複数の磁性体と、前記インシュレータに保持される複数の導電体とを有し、前記第2のコネクタは、インシュレータと、当該インシュレータに保持される単数又は複数の磁性体と、当該インシュレータに保持される複数の導電体とを有し、前記第1のコネクタの各磁性体又は前記第2のコネクタの磁性体の少なくとも一方が磁石であり、かつ、少なくとも一方が他方の方向に個別に移動可能に保持され、前記第1のコネクタの各導電体又は前記第2のコネクタの各導電体の少なくとも一方が他方の方向に個別に移動可能に保持され、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとが嵌合する際、前記第1のコネクタの各磁性体と前記第2のコネクタの磁性体とが磁力により吸着され、前記第1のコネクタの各導電体と前記第2のコネクタの各導電体とが接触するように構成される磁石コネクタ。
2.前記第1のコネクタの各磁性体又は前記第2のコネクタの各磁性体の少なくとも一方は、前記第1のコネクタのインシュレータに設けられた各保持部内又は前記第2のコネクタのインシュレータに設けられた各保持部内で個別に移動可能である前記1記載の磁石コネクタ。
3.前記各磁性体が前記各導電体を兼備する前記1記載の磁石コネクタ。
4.前記第1のコネクタにおいて、1個の前記各磁性体と1個の前記各導電体とが対向し、前記第2のコネクタにおいて、1個の前記各磁性体と1個の前記各導電体とが対向する前記1記載の磁石コネクタ。
5.前記第1のコネクタにおいて、1個の前記各磁性体と2個の前記各導電体とが対向し、前記第2のコネクタにおいて、1個の前記各磁性体と2個の前記各導電体とが対向する前記1記載の磁石コネクタ。
6.磁力によって第1のコネクタと第2のコネクタとが接続される磁石コネクタにおいて、前記磁石コネクタは、一対の磁石と、前記一対の磁石の少なくとも三方を囲う包囲部材と、前記包囲部材に配設される導電体と、前記一対の磁石、前記包囲部材及び前記導電体を保持するインシュレータとから構成され、前記一対の磁石は、前記包囲部材内で互いに反発し合うように配置される磁石コネクタ。
7.磁力によって第1のコネクタと第2のコネクタとが接続される磁石コネクタにおいて、前記磁石コネクタは、一対の磁石と、前記一対の磁石の少なくとも三方を囲う導電体製包囲部材と、前記一対の磁石及び前記導電体製包囲部材を保持するインシュレータとから構成され、前記一対の磁石は、前記導電体製包囲部材内で互いに反発し合うように配置される磁石コネクタ。
8.前記包囲部材又は前記導電体製包囲部材は弾性変形可能である前記6又は7記載の磁石コネクタ。
9.磁力によって第1のコネクタと第2のコネクタとが接続される磁石コネクタにおいて、前記磁石コネクタは、一対の磁石と、前記一対の磁石を囲う弾性変形可能な環状の磁石と、前記環状の磁石を囲う弾性変形可能な環状の導電体製包囲部材と、前記一対の磁石、前記環状の磁石及び前記導電体製包囲部材を保持するインシュレータとから構成され、前記環状の磁石及び前記導電体製包囲部材は、前記一対の磁石の反発によって伸長することができる磁石コネクタ。
明細書の説明から明らかなように、本発明は、次の効果を奏する。
1.第1のコネクタの各磁性体又は第2のコネクタの磁性体の少なくとも一方が他方の方向に個別に移動可能に保持され、しかも、第1のコネクタの各導電体又は第2のコネクタの各導電体の少なくとも一方が他方の方向に個別に移動可能に保持されるので、多芯数の磁石コネクタであっても、第1のコネクタの各導電体と第2のコネクタの各導電体とは確実に接続する。
2.磁石コネクタは、導電体、包囲部材(又は導電体製包囲部材)、磁性体及びインシュレータとから構成されるので、簡素で、堅牢で、部品点数が少なく、コストが安価である。
3.隣接する磁石は、相互の反力によって排斥するので、各導電体のピッチ精度が、向上し、また、インシュレータの隔壁は、摩耗し難い。
本発明の18の実施例の磁石コネクタについて説明する。
まず、本発明の実施例1について図1と図2を参照して説明する。
第1のコネクタ1のインシュレータ2(具体的には図示せず)には、11個の永久磁石3と11個の導電体(端子)4とが、それぞれ一対となって一定のピッチで1列に配設されている。各永久磁石3と各導電体4とは、インシュレータ2に対して所定の範囲内で個別に移動可能であり、各永久磁石3と各導電体4との間には、図1に示される状態では、隙間が存在する。
第2のコネクタ11のインシュレータ12(具体的には図示せず)には、1個の永久磁石13と11個の導電体(端子)14とが、保持されている。各導電体14は、一定のピッチで1列に永久磁石13に配設されているが、永久磁石13に対して絶縁されている。
各永久磁石3と永久磁石13の各NS極は、第1のコネクタ1と第2のコネクタ11とが嵌合離脱する方向に配置されている。
第1のコネクタと第2のコネクタ11とが嵌合すると、図2に示される状態に至る。この状態では、各導電体4と各導電体14とは、接触する。なお、各導電体4は、各永久磁石3に対して絶縁されている。
次に、本発明の実施例2について図3を参照して説明する。実施例2以下の説明については、記述の実施例と同様な点の説明を省略し、相違する点のみの説明を行う。
第1のコネクタ1の各導電体4と各永久磁石3との隙間にバラツキがある。この場合も、第1のコネクタ1と第2のコネクタ11とが嵌合すると、図2に示される状態に至る。
続いて、本発明の実施例3について図4を参照して説明する。
第1のコネクタ1の各導電体4と各永久磁石3との間に隙間が存在しない。この場合も、コネクタ1と第2のコネクタ11とが嵌合すると、図2に示される状態に至る。
更に、本発明の実施例4について図5と図6を参照して説明する。
第1のコネクタ1の各導電体4と各磁石3との間、及び、第2のコネクタ11の各導電体14と各磁石13との間に隙間が存在する。この場合は、第1のコネクタ1と第2のコネクタ11とが嵌合すると、図6に示される状態に至る。
更に、本発明の実施例5について図7を参照して説明する。
第1のコネクタ1の6個の永久磁石3に、それぞれ2個の導電体4が隙間なく対向する。また、第2のコネクタ11の6個の永久磁石13に、それぞれ2個の導電体14が隙間なく対向する。ただし、各導電体4,14は、各永久磁石3,13に対して絶縁されている。この場合は、第1のコネクタ1と第2のコネクタ11とが嵌合すると、図6に示される状態と同様の状態に至る。
更に、本発明の実施例6について図8と図9を参照して説明する。
実施例6は、実施例5と対比して、各永久磁石3,13の方向が90゜相違し、その他は同様である。この場合は、第1のコネクタ1と第2のコネクタ11とが嵌合すると、図9に示される状態に至る。
更に、本発明の実施例7について図10と図11を参照して説明する。
第1のコネクタ1の8個の永久磁石3は、それぞれ導電体を兼備する。また、第2のコネクタ11の8個の永久磁石13も、それぞれ導電体を兼備する。この場合、第1のコネクタ1と第2のコネクタ11とが嵌合すると、図11に示される状態に至る。
更に、本発明の実施例8について図12と図13を参照して説明する。
実施例8は、実施例7と対比して、6個の永久磁石3,13の方向が90゜相違し、その他は同様である。この場合は、第1のコネクタ1と第2のコネクタ11とが嵌合すると、図13に示される状態に至る。
更に、本発明の実施例9について図14を参照して説明する。
実施例6において、インシュレータ2に複数の隔壁2aを形成し、各隔壁2aを隣接する永久磁石3,3の同極の間に挿入する。すると、隣接する永久磁石3,3は、相互の反力によって排斥するので、隔壁2aに接触せずにピッチ間で浮遊する。
更に、本発明の以上の諸実施例の組合せの変更が可能であることを、図15を参照して説明する。
図15(A)は、インシュレータ2の一部がFPC等の絶縁性弾性体2bである第1のコネクタ1の斜視図であり、A面の断面図が、図15(E)に示される。絶縁性弾性体2bには、複数の導電体4が一定のピッチで埋設され、絶縁性弾性体2bの上面には、第1の薄膜状インシュレータ2cが敷設される。薄膜状インシュレータ2cの上面には、ブロック状インシュレータ2dが載置され、ブロック状インシュレータ2dは、第2の薄膜状インシュレータ2eによって被覆される。ブロック状インシュレータ2dには、複数の保持部2d1が設けられ、各保持部2d1内には、永久磁石3が上下左右前後の三次元方向に移動可能に収容されている。
図15(B)は、第2のコネクタ11の斜視図であり、インシュレータであるFPC等の絶縁性弾性体12の上面には、複数の導電体14が一定のピッチで埋設され、絶縁性弾性体12の下面には、1個の永久磁石13が保持されている。
図15(C)は、他種の第1のコネクタ1の斜視図であり、インシュレータ2の先端には、数本の導電体4が突設されている。図示されていないが、実際には、インシュレータ2の上側には、図15(A)と同様に、複数の永久磁石が配設されている。
図15(D)は、他種の第2のコネクタ11の斜視図であり、インシュレータ12の先端には、数本の導電体14が突設されている。図示されていないが、実際には、インシュレータ12の下側には、図15(B)と同様に、1個の永久磁石が保持されている。
図15(A)に示される第1のコネクタ1は、図15(B)に示される第2のコネクタ11又は図15(D)に示される第2のコネクタ11と嵌合することができる。また、図15(C)に示される第1のコネクタ1は、図15(B)に示される第2のコネクタ11又は図15(D)に示される第2のコネクタ11と嵌合することができる。
更に、本発明の実施例10について図16と図17を参照して説明する。
第1のコネクタ1の各永久磁石3の外側と第2のコネクタ11の各永久磁石13の外側とに、それぞれ導電体4,14が配設される。各永久磁石3,13と各導電体4,14の間には、隙間Cが存在する。第1のコネクタ1の各導電体4は基板6の各導電体7と対向し、第2のコネクタ11の各導電体14は基板16の各導電体17と対向する。
第1のコネクタ1と第2のコネクタ11が嵌合すると、各永久磁石3と各永久磁石13の間に反発力が図17に示される矢印方向に生じ、各導電体4が各導電体7と接触し、各導電体14が各導電体17と接触する。
したがって、基板6と基板16は接続される。基板6と基板16が、それぞれFPCであっても、同様である。接続する電気回路については、図26−図29を参照して後述する。
更に、本発明の実施例11について図18と図19を参照して説明する。
実施例11は、実施例10と対比して、各永久磁石3,13と各導電体4,14の間には、隙間が存在しない点で相違し、その他の点では同様である。
更に、本発明の実施例12について図20と図21を参照して説明する。
実施例12は、実施例11と対比して、各永久磁石3,13の方向が90゜相違し、その他は同様である。この場合は、第1のコネクタ1と第2のコネクタ11とが嵌合すると、図21に示される状態に至る。
更に、本発明の実施例13について図22と図23を参照して説明する。
第1のコネクタ1の8個の永久磁石3は、それぞれ導電体を兼備する。また、第2のコネクタ11の8個の永久磁石13も、それぞれ導電体を兼備する。この場合、第1のコネクタ1と第2のコネクタ11とが嵌合すると、図23に示される状態に至る。
更に、本発明の実施例14について図24と図25を参照して説明する。
実施例8は、実施例13と対比して、6個の永久磁石3,13の方向が90゜相違し、その他は同様である。この場合は、第1のコネクタ1と第2のコネクタ11とが嵌合すると、図25に示される状態に至る。
更に、本発明の実施例15について図26を参照して説明する。
第1のコネクタの各永久磁石3と第2のコネクタの各永久磁石13とを、枠型に形成される弾性変形可能な各導電体製包囲部材8内に互いに反発するようにそれぞれ配置する。第1のコネクタと第2のコネクタとが嵌合すると、各導電体製包囲部材8が伸長して、その上下両側が一方の基板等の導電体と他方の基板等の導電体にそれぞれ接触する。
各導電体製包囲部材8の構成は、全体が導電体又は外周のみが導電体でその他は絶縁体のいずれでもよい。
更に、本発明の実施例16について図27を参照して説明する。
第1のコネクタの各永久磁石3と第2のコネクタの各永久磁石13とを、三方を囲まれる弾性変形可能な各導電体製包囲部材8内に互いに反発するようにそれぞれ配置する。第1のコネクタと第2のコネクタとが嵌合すると、各導電体製包囲部材8が伸長して、その上下両側が基板6の各導電体7と基板16の各導電体17にそれぞれ接触する。
更に、本発明の実施例17について図28を参照して説明する。
第1のコネクタの各永久磁石3と第2のコネクタの各永久磁石13とを、枠型のインシュレータ製包囲部材9内に互いに反発するようにそれぞれ配置する。インシュレータ製包囲部材9の内側に導電体(図示せず)が形成されている。第1のコネクタと第2のコネクタとが嵌合すると、第1のコネクタの各永久磁石3と第2のコネクタの各永久磁石13は、それぞれインシュレータ製包囲部材9の上下両側の各開口から突出し、一方の基板等の各導電体と他方の基板等の各導電体に接触する。
更に、本発明の実施例18について図29を参照して説明する。
各永久磁石10は、外側のN極と内側のS極からトラック状に形成される。各永久磁石10は、磁性粉末がゴムに混入されること等によって弾性変形可能に構成され、弾性変形可能なトラック状の各導電体製包囲部材8に囲まれる。
第1のコネクタと第2のコネクタとが嵌合すると、各永久磁石10の内側に配置されている各一対の永久磁石(図示せず)の反発によって、各永久磁石10と各導電体製包囲部材8が伸長して、各導電体製包囲部材8の上下両側が基板6の各導電体7と基板16の各導電体17にそれぞれ接触する。
本発明の各実施例において、各永久磁石3又は各永久磁石13の一方を強磁性体又は常磁性体等の磁性体に設計変更することができる。また、本発明の各実施例において、各永久磁石3又は各永久磁石13を電磁石に設計変更することができる。
本発明の実施例1の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 同磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合後の状態を示す。 本発明の実施例2の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 本発明の実施例3の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 本発明の実施例4の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 同磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合後の状態を示す。 本発明の実施例5の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 本発明の実施例6の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 同磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合後の状態を示す。 本発明の実施例7の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 同磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合後の状態を示す。 本発明の実施例8の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 同磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合後の状態を示す。 本発明の実施例9の磁石コネクタにおける第1のコネクタの模式的正面図である。 本発明の諸実施例の組合せの変更が可能であることを説明するための諸図を(A)〜(E)に示す。 本発明の実施例10の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 同磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合後の状態を示す。 本発明の実施例11の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 同磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合後の状態を示す。 本発明の実施例12の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 同磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合後の状態を示す。 本発明の実施例13の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 同磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合後の状態を示す。 本発明の実施例14の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 同磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合後の状態を示す。 本発明の実施例15の磁石コネクタの模式的正面図である。 本発明の実施例16の磁石コネクタの嵌合前の模式的正面図である。 本発明の実施例17の磁石コネクタの模式的斜視図である。 本発明の実施例18の磁石コネクタの嵌合前の模式的正面図である。 第1の従来の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示す。 (A)は、第2の従来の磁石コネクタの模式的正面図であり、嵌合前の状態を示し、(B)は、同磁石コネクタの一設計変更例を示す。
符号の説明
1 第1のコネクタ
2 インシュレータ
2a 隔壁
2b 絶縁性弾性体
2c 第1の薄膜状インシュレータ
2d ブロック状インシュレータ
2d1 保持部
2e 第2の薄膜状インシュレータ
3 永久磁石
4 導電体(端子)
6 基板、FPC
7 導電体
8 導電体製包囲部材
9 インシュレータ製包囲部材
10 永久磁石
11 第2のコネクタ
12 インシュレータ
13 永久磁石
14 導電体(端子)
16 基板、FPC
17 導電体

Claims (9)

  1. 磁力によって第1のコネクタと第2のコネクタとが接続される磁石コネクタにおいて、
    前記第1のコネクタは、インシュレータと、前記インシュレータに保持される複数の磁性体と、前記インシュレータに保持される複数の導電体とを有し、
    前記第2のコネクタは、インシュレータと、当該インシュレータに保持される単数又は複数の磁性体と、当該インシュレータに保持される複数の導電体とを有し、
    前記第1のコネクタの各磁性体又は前記第2のコネクタの磁性体の少なくとも一方が磁石であり、かつ、少なくとも一方が他方の方向に個別に移動可能に保持され、
    前記第1のコネクタの各導電体又は前記第2のコネクタの各導電体の少なくとも一方が他方の方向に個別に移動可能に保持され、
    前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとが嵌合する際、前記第1のコネクタの各磁性体と前記第2のコネクタの磁性体とが磁力により吸着され、前記第1のコネクタの各導電体と前記第2のコネクタの各導電体とが接触するように構成されることを特徴とする磁石コネクタ。
  2. 前記第1のコネクタの各磁性体又は前記第2のコネクタの各磁性体の少なくとも一方は、前記第1のコネクタのインシュレータに設けられた各保持部内又は前記第2のコネクタのインシュレータに設けられた各保持部内で個別に移動可能であることを特徴とする請求項1記載の磁石コネクタ。
  3. 前記各磁性体が前記各導電体を兼備することを特徴とする請求項1記載の磁石コネクタ。
  4. 前記第1のコネクタにおいて、1個の前記各磁性体と1個の前記各導電体とが対向し、前記第2のコネクタにおいて、1個の前記各磁性体と1個の前記各導電体とが対向することを特徴とする請求項1記載の磁石コネクタ。
  5. 前記第1のコネクタにおいて、1個の前記各磁性体と2個の前記各導電体とが対向し、前記第2のコネクタにおいて、1個の前記各磁性体と2個の前記各導電体とが対向することを特徴とする請求項1記載の磁石コネクタ。
  6. 磁力によって第1のコネクタと第2のコネクタとが接続される磁石コネクタにおいて、
    前記磁石コネクタは、一対の磁石と、前記一対の磁石の少なくとも三方を囲う包囲部材と、前記包囲部材に配設される導電体と、前記一対の磁石、前記包囲部材及び前記導電体を保持するインシュレータとから構成され、
    前記一対の磁石は、前記包囲部材内で互いに反発し合うように配置されることを特徴とする磁石コネクタ。
  7. 磁力によって第1のコネクタと第2のコネクタとが接続される磁石コネクタにおいて、
    前記磁石コネクタは、一対の磁石と、前記一対の磁石の少なくとも三方を囲う導電体製包囲部材と、前記一対の磁石及び前記導電体製包囲部材を保持するインシュレータとから構成され、
    前記一対の磁石は、前記導電体製包囲部材内で互いに反発し合うように配置されることを特徴とする磁石コネクタ。
  8. 前記包囲部材又は前記導電体製包囲部材は弾性変形可能であることを特徴とする請求項6又は7記載の磁石コネクタ。
  9. 磁力によって第1のコネクタと第2のコネクタとが接続される磁石コネクタにおいて、
    前記磁石コネクタは、一対の磁石と、前記一対の磁石を囲う弾性変形可能な環状の磁石と、前記環状の磁石を囲う弾性変形可能な環状の導電体製包囲部材と、前記一対の磁石、前記環状の磁石及び前記導電体製包囲部材を保持するインシュレータとから構成され、
    前記環状の磁石及び前記導電体製包囲部材は、前記一対の磁石の反発によって伸長することができることを特徴とする磁石コネクタ。

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