JP2004296334A - 電池パック - Google Patents

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Tatsuya Kamata
龍也 鎌田
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Maxell Holdings Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

【課題】素電池に高熱を加えることなく、素電池を絶縁被覆した電池パックを得る。
【解決手段】薄型四角形状の素電池2と、この素電池2の外周側面に一体化した合成樹脂製のフレーム3とを有する。フレーム3は、素電池2の前後左右の側面を覆う四角枠状になっている。素電池2の上下面には、印刷用のインキによる被覆層が形成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話などの小型電子機器の電源に用いて好適な電池パックに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電池パックに関し、特許文献1では、素電池の外装缶の外面に、焼き付け塗装による被覆層を形成して、絶縁用のラベルやチューブなどを用いることなく、素電池の外装缶を絶縁被覆している。
【0003】
特許文献5〜10では、素電池の周面に配置した回路モジュールやリード線などを、合成樹脂製のフレームで絶縁被覆している。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−149908号公報(段落番号0013、図1)
【特許文献2】
実開昭63−125359号公報(第5頁、第1図)
【特許文献3】
特開平5−299066号公報(段落番号0008、図1)
【特許文献4】
特開2002−367575号公報(段落番号0012−0015、図3)
【特許文献5】
特開2002−260610号公報(段落番号0016−0017、図4)
【特許文献6】
特開2002−260615号公報(段落番号0019−0021、図4)
【特許文献7】
特開2002−260612号公報(段落番号0015、図1)
【特許文献8】
特開2002−134077号公報(段落番号0022、図3)
【特許文献9】
特開2001−160381号公報(段落番号0005、図1−2)
【特許文献10】
特開2000−315483号公報(段落番号0028−0029、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
薄型四角形状の素電池では、回路モジュールやリード線などがスポット溶接などで素電池に接続される。このため、素電池の外装缶に被覆層を予め形成しておくと、前記スポット溶接などが困難になる。
【0006】
従って、リード線などを素電池に接続してフレームを成形したのち、外装缶の外面に被覆層を形成することになるが、特許文献1の焼き付け塗装では、塗装後に素電池が250℃程度に加熱される。このため、素電池の熱膨張やフレームの熱変形でフレームが変形や破断をしたり、素電池から剥がれるおそれがある。また、素電池が高温状態にさらされると電池内部に問題が発生し、電池としての機能を失うおそれがあるところに問題がある。
【0007】
そこで本発明の目的は、素電池に高熱を加えずに、素電池を絶縁被覆した電池パックを得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の電池パックは、図1に示すごとく、薄型四角形状の素電池2と、この素電池2の外周側面に一体化される合成樹脂製のフレーム3とを含み、素電池2の上下面22・23が、素電池2の許容温度範囲内で乾燥可能な被覆層によってそれぞれ絶縁被覆されている。
【0009】
ここでの素電池2は、リチウムイオン二次電池や一次電池などが該当する。電池パック1には、素電池2とフレーム3とからのみなるものや、素電池2に回路モジュール13やポリスイッチ14やリード線12・15などを配置したものなどが含まれる。素電池2の許容温度範囲としては100℃以下などが該当する。
【0010】
更に具体的に説明すると、本発明の電池パックは、被覆層が印刷用のインキによって形成されている。また、被覆層は、紫外線硬化塗料によって形成されている。更に被覆層が、ディッピング用の塗料によって形成されているものとすることができる。
【0011】
【発明の作用効果】
本発明によれば、素電池2の外周側面がフレーム3で絶縁被覆されているとともに、素電池2の上下面22・23が被覆層によってそれぞれ絶縁被覆されているので、結果として素電池2の全体が絶縁被膜される。従って、素電池2の外装缶が他物に接触してショートすることがない。
【0012】
そして、その際に、素電池2の上下面22・23は、印刷用のインキ、紫外線硬化塗料あるいはディッピング用の塗料といった素電池2の許容温度範囲内で乾燥可能な被覆層で絶縁被覆されているので、焼き付け塗装のような高熱が素電池2およびフレーム3に加わることがなく、素電池2の熱膨張やフレーム3の熱変形でフレーム3が破断したり、素電池2から剥がれたりすることなどを確実に防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1および図2は本発明に係る電池パックを示す。電池パック1は、図1に示すごとく、上下厚みが小さい薄型四角形状に形成された素電池2と、この素電池2の外周側面である前後左右の側面5・6・7・8に、後述の要領で一体化される合成樹脂製のフレーム3とを含む。
【0014】
素電池2は、充放電が可能なリチウムイオン二次電池であって、外装缶としてアルミニウム缶や鉄缶などが使用される。その外装缶は、図2に示すごとく、前後側面5・6よりも左右側面7・8が長い四角形状になっている。素電池2の外装缶の内部には、電極体が電解液と共に液密状に収容される。
【0015】
電極体は、シート状の正電極と負電極との間にシート状の絶縁セパレータを挟んで渦巻き状に巻回してあり、この状態で断面ほぼ長円形状に押し潰した扁平形状になっている。外装缶の前側面5には負極9を備えており、外装缶の後側面6に正極を備えている。なお、外装缶は正電位になっている。
【0016】
素電池2の前面外側には、第1のリード線12および回路モジュール13を配置する。素電池2の後面外側にはポリスイッチ(PTC)14を配置する。素電池2の左面外側に第2のリード線15を配置する。回路モジュール13は、ICなどからなる保護回路などを備えている。回路モジュール13は、第1のリード線12を介して素電池2の負極9に接続し、第2のリード線15およびポリスイッチ14を介して素電池2の正極に接続する。
【0017】
フレーム3は、回路モジュール13とポリスイッチ14とリード線12・15とを絶縁被覆した状態で、素電池2の前後左右の側面5・6・7・8を覆う四角枠状に仕上がっている(図1の状態)。フレーム3は、ポリアミド樹脂や、ポリウレタン系樹脂や、ポリカーボネート樹脂(PC)や、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)などの合成樹脂材で形成される。このフレーム3により電池1の機械的強度の向上を図るとともに、回路モジュール13、ポリスイッチ14およびリード線12・15などを保護する。
【0018】
回路モジュール13の保護回路は、素電池2を過充電や過放電から保護する。
ポリスイッチ14は、素電池2の過熱や過電流などによって素電池2の温度が過剰に上昇すると、素電池2に流れる電流を遮断する。リード線12・15は、細長いニッケルなどの薄板で形成されている。
【0019】
回路モジュール13には、図2に示すごとく、小型電子機器への電源供給用の正負極の端子17・18を備えている。これに対応して、フレーム3の前側面には、図1に示すごとく、前記端子17・18が外部に臨む窓20・21が設けられている。
【0020】
フレーム3は次の手順で成形する。先ず、回路モジュール13、ポリスイッチ14およびリード線12・15を、素電池2の前後側面5・6および右側面8に絶縁テープなどで貼り付ける。
【0021】
これに前後して、回路モジュール13と素電池2の負極9とに対して、第1のリード線12をスポット溶接で接続する。第2のリード線15は、回路モジュール13とポリスイッチ14とに対してスポット溶接で接続する。ポリスイッチ14は、素電池2の正極にスポット溶接で接続する。
【0022】
この後、金型内に素電池2を装着し、この金型内に溶融合成樹脂を注入して固化させる。これにより、素電池2の前後左右の側面5・6・7・8がフレーム3で覆われ、このフレーム3によって回路モジュール13とポリスイッチ14とリード線12・15とがそれぞれ絶縁被覆される。
【0023】
このように、回路モジュール13とポリスイッチ14とリード線12・15とは、フレーム3で覆われることにより、素電池2にしっかりと固定され、この後の小型電子機器などへの取付作業が行いやすくなる。
【0024】
かかる電池パック1では、以下の実施例に示すごとく、素電池2の上下面22・23に被覆層を形成し、この被覆層で上下面22・23を絶縁被覆する。被覆層は、素電池2の許容温度範囲内で乾燥可能になっている。被覆層は、必要に応じて複数層に形成できる。
【0025】
(第1実施例) 被覆方法の第1実施例を説明する。素電池2の上下面22・23の全体にスクリーン印刷を施して、この印刷インキ層が被覆層になるようにした。
【0026】
印刷用のインキには、ポリウレタン系樹脂や、ポリ塩化ビニル系樹脂や、ポリエステル系樹脂や、エポキシ系樹脂などの合成樹脂が含まれている。印刷インキとしては、溶剤の蒸発で乾燥する蒸発乾燥型のインキや、空気中の酸素と結合して乾燥する酸化重合型のインキや、硬化剤が混合されることで化学反応で硬化するニ液反応型のインキなどが該当する。
【0027】
スクリーン印刷後には、60〜70℃程度の比較的低温でインキの乾燥が行われる。この温度では、素電池2が熱膨張することがないため、フレーム3が破断したり、素電池2から剥がれたりすることがない。
【0028】
(第2実施例) フレーム3の成形後に、素電池2の上下面22・23の全体に紫外線硬化塗料(UV塗料)を塗布したのち、紫外線を照射して固化する(UV塗装)。これにより、素電池2の上下面22・23にそれぞれ被覆層を形成した。この場合、紫外線硬化塗料は、紫外線の照射後に加熱しなくても乾燥する。
【0029】
(第3実施例) フレーム3の成形後に、塗料槽に電池パック1を浸漬して、ディッピング(浸漬塗装)用の塗料によって、素電池2の上下面22・23に被覆層を形成した。この後、60〜70℃程度の比較的低温でディッピング用の塗料の乾燥が行われる。
【0030】
なお、塗料槽への電池パック1の浸漬時に、前記窓20・21はカバーなどで覆っておく。ディッピング用の塗料としては、ポリウレタン系樹脂や、ポリエステル系樹脂や、エポキシ系樹脂などの合成樹脂が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電池の斜視図
【図2】構成部材の分解斜視図
【符号の説明】
1 電池パック
2 素電池
3 フレーム
5 前側面
6 後側面
7 左側面
8 右側面
22 上面
23 下面

Claims (4)

  1. 薄型四角形状の素電池2と、この素電池2の外周側面に一体化される合成樹脂製のフレーム3とを含む電池パックにおいて、
    素電池2の上下面22・23が、素電池2の許容温度範囲内で乾燥可能な被覆層によってそれぞれ絶縁被覆されていることを特徴とする電池パック。
  2. 被覆層が、印刷用のインキによって形成されている請求項1記載の電池パック。
  3. 被覆層が、紫外線硬化塗料によって形成されている請求項1記載の電池パック。
  4. 被覆層が、ディッピング用の塗料によって形成されている請求項1記載の電池パック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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