JP2004293907A - 石油暖房機 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料タンクを取り出さずに容易に給油ができ、灯油を溢れさせる危険性もない、灯油保管容器から石油暖房機タンクへの直接給油を可能とした石油暖房機を提供すること。
【解決手段】燃料タンク2上部の給油口に受け皿3を設けた本体一体型燃料タンク2と、その受け皿3に嵌合する口金12を備えた灯油保管容器11とで構成されており、灯油保管容器11の口金12を燃料タンク2上部の受け皿3にセットするだけで容易に給油が行えるようにしたものである。
また、燃料タンク2上部の給油口を閉止するために蓋7を設けたものである。
さらに、燃料タンク2上部の給油口に閉止確認手段6を設けたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】燃料タンク2上部の給油口に受け皿3を設けた本体一体型燃料タンク2と、その受け皿3に嵌合する口金12を備えた灯油保管容器11とで構成されており、灯油保管容器11の口金12を燃料タンク2上部の受け皿3にセットするだけで容易に給油が行えるようにしたものである。
また、燃料タンク2上部の給油口を閉止するために蓋7を設けたものである。
さらに、燃料タンク2上部の給油口に閉止確認手段6を設けたものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
本発明は、主に灯油を燃焼して暖房を行う石油暖房機に係り、より詳しくは、灯油保管容器から石油暖房機タンクへの直接給油を可能にした石油暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の石油暖房機への給油は、本体からカートリッジ式の燃料タンクを取り出し、そのカートリッジ式の燃料タンクを反転させて床面においたのち、口金のキャップをはずして開口状態にした後、灯油保管容器を反転させ、カートリッジ式の燃料タンクの上に固定することにより、灯油保管容器内の灯油をカートリッジ式の燃料タンク内に流入させている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭63−94105号公報(第3〜7頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の石油暖房機への給油では、例えば、本体からカートリッジ式の燃料タンクを取り出し、燃料タンクよりも少ない容量の灯油を収容することのできる灯油保管容器から、この灯油保管容器本体に形成した前記燃料タンクの燃料注口内へ差し込まれる注口により、燃料タンクへの給油を行っていたが、カートリッジ式の燃料タンクを本体から取り出さなければならず、又、燃料タンクが空になる前に給油を行うと灯油を溢れさせる危険性があるといった問題があった。
【0005】
本発明は、燃料タンクを取り出さずに容易に給油することができ、かつ、灯油を溢れさせるおそれもない給油装置を備えた石油暖房機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る給油暖房機は、燃料タンク上部の給油口に受け皿を設けた本体一体型燃料タンクと、その受け皿に合う口金を持つ灯油保管容器とで構成下ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る給油装置を持つ石油暖房機の模式図である。石油暖房機1の固定式燃料タンク2の上部の給油口には、受け皿3、閉止確認スイッチ6、閉止蓋7が設けられている。また、灯油保管容器11の底には口金12が設けられ、上方には持ち運び用の取っ手17、灯油の補給口18が設けられている。
【0008】
図2は灯油保管容器11を支持台19から取り外し、燃料タンク2に設置した状態を示す部分断面図で、灯油保管容器11の口金12が燃料タンク2の受け皿3に嵌合した状態を示す。口金12が受け皿3に嵌合すると、口金12の弁室14内の弁16が押し上げられ、口金12の開口部13及び弁室14の周壁に設けた複数の流出口15が開放されて、灯油保管容器11内の灯油がこの流出口15及び開口部13から流出し、受け皿3の底部に設けた複数の流入口4から燃料タンク2内に流入する。
【0009】
そして、燃料タンク2内の灯油の液面が口金12の高さまで上昇すると、口金12の開口部13が灯油で塞がれて灯油保管容器11内への空気の侵入が妨げられるため、灯油保管容器11から燃料タンク2への灯油の流入が自動的に停止する。ついで、灯油保管容器11を燃料タンク2から引き上げると、口金12が受け皿3から外れ、弁16がばねにより前進して開口部13及び流出口15を閉止し、給油が終了する。
【0010】
また、給油終了後、燃料タンク2の閉止蓋7を閉じることにより、閉止蓋7が閉止確認スイッチ6を押し、暖房運転が可能になる。
本実施の形態によれば、燃料タンク2を取り出さずに、灯油保管容器11の口金12を燃料タンク2上部の受け皿3にセットするだけで、容易に給油を行うことができ、かつ灯油を溢れさせるおそれもない。
【0011】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る石油暖房機によれば、本体に固定された燃料タンクと、該燃料タンク上部に受け皿とを備え、該受け皿に嵌合する口金を持つ灯油保管容器を用いて燃料タンクへ給油することにより、燃料タンクが灯油で満たされると、口金が灯油で塞がれて自動的に燃料タンクへの給油が停止されるため、ポンプ等を用いることなく、かつ、灯油を溢れさせることもなく、簡単に燃料タンクへ給油を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る石油暖房機の模式図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る給油装置の部分断面図である。
【符号の説明】
1 石油暖房機、2 燃料タンク、3 受け皿、5 ピン、6 閉止確認スイッチ、7 閉止蓋、11 灯油保管容器、12 口金、16 弁。
本発明は、主に灯油を燃焼して暖房を行う石油暖房機に係り、より詳しくは、灯油保管容器から石油暖房機タンクへの直接給油を可能にした石油暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の石油暖房機への給油は、本体からカートリッジ式の燃料タンクを取り出し、そのカートリッジ式の燃料タンクを反転させて床面においたのち、口金のキャップをはずして開口状態にした後、灯油保管容器を反転させ、カートリッジ式の燃料タンクの上に固定することにより、灯油保管容器内の灯油をカートリッジ式の燃料タンク内に流入させている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭63−94105号公報(第3〜7頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の石油暖房機への給油では、例えば、本体からカートリッジ式の燃料タンクを取り出し、燃料タンクよりも少ない容量の灯油を収容することのできる灯油保管容器から、この灯油保管容器本体に形成した前記燃料タンクの燃料注口内へ差し込まれる注口により、燃料タンクへの給油を行っていたが、カートリッジ式の燃料タンクを本体から取り出さなければならず、又、燃料タンクが空になる前に給油を行うと灯油を溢れさせる危険性があるといった問題があった。
【0005】
本発明は、燃料タンクを取り出さずに容易に給油することができ、かつ、灯油を溢れさせるおそれもない給油装置を備えた石油暖房機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る給油暖房機は、燃料タンク上部の給油口に受け皿を設けた本体一体型燃料タンクと、その受け皿に合う口金を持つ灯油保管容器とで構成下ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る給油装置を持つ石油暖房機の模式図である。石油暖房機1の固定式燃料タンク2の上部の給油口には、受け皿3、閉止確認スイッチ6、閉止蓋7が設けられている。また、灯油保管容器11の底には口金12が設けられ、上方には持ち運び用の取っ手17、灯油の補給口18が設けられている。
【0008】
図2は灯油保管容器11を支持台19から取り外し、燃料タンク2に設置した状態を示す部分断面図で、灯油保管容器11の口金12が燃料タンク2の受け皿3に嵌合した状態を示す。口金12が受け皿3に嵌合すると、口金12の弁室14内の弁16が押し上げられ、口金12の開口部13及び弁室14の周壁に設けた複数の流出口15が開放されて、灯油保管容器11内の灯油がこの流出口15及び開口部13から流出し、受け皿3の底部に設けた複数の流入口4から燃料タンク2内に流入する。
【0009】
そして、燃料タンク2内の灯油の液面が口金12の高さまで上昇すると、口金12の開口部13が灯油で塞がれて灯油保管容器11内への空気の侵入が妨げられるため、灯油保管容器11から燃料タンク2への灯油の流入が自動的に停止する。ついで、灯油保管容器11を燃料タンク2から引き上げると、口金12が受け皿3から外れ、弁16がばねにより前進して開口部13及び流出口15を閉止し、給油が終了する。
【0010】
また、給油終了後、燃料タンク2の閉止蓋7を閉じることにより、閉止蓋7が閉止確認スイッチ6を押し、暖房運転が可能になる。
本実施の形態によれば、燃料タンク2を取り出さずに、灯油保管容器11の口金12を燃料タンク2上部の受け皿3にセットするだけで、容易に給油を行うことができ、かつ灯油を溢れさせるおそれもない。
【0011】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る石油暖房機によれば、本体に固定された燃料タンクと、該燃料タンク上部に受け皿とを備え、該受け皿に嵌合する口金を持つ灯油保管容器を用いて燃料タンクへ給油することにより、燃料タンクが灯油で満たされると、口金が灯油で塞がれて自動的に燃料タンクへの給油が停止されるため、ポンプ等を用いることなく、かつ、灯油を溢れさせることもなく、簡単に燃料タンクへ給油を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る石油暖房機の模式図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る給油装置の部分断面図である。
【符号の説明】
1 石油暖房機、2 燃料タンク、3 受け皿、5 ピン、6 閉止確認スイッチ、7 閉止蓋、11 灯油保管容器、12 口金、16 弁。
Claims (4)
- 燃料タンク上部の給油口に受け皿を設けた本体一体型燃料タンクと、該受け皿に嵌合する口金を備えた灯油保管容器とで構成したことを特徴とする石油暖房機。
- 燃料タンク上部の給油口を閉止するために蓋を設けたことを特徴とする請求項1記載の石油暖房機。
- 燃料タンク上部の給油口に閉止確認手段を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の石油暖房機。
- 燃料タンク上部の給油口に設けた蓋が給油口を閉止することで暖房運転を可能としたことを特徴とする請求項1、2、3のいずれかに記載の石油暖房機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003086228A JP2004293907A (ja) | 2003-03-26 | 2003-03-26 | 石油暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003086228A JP2004293907A (ja) | 2003-03-26 | 2003-03-26 | 石油暖房機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004293907A true JP2004293907A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33400944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003086228A Pending JP2004293907A (ja) | 2003-03-26 | 2003-03-26 | 石油暖房機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004293907A (ja) |
-
2003
- 2003-03-26 JP JP2003086228A patent/JP2004293907A/ja active Pending
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