JP2004291957A - 固定翼飛行機の主翼のフラップシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】固定翼型飛行機のフラップシステムに対する公知の解決法を改善し、フラップシステムの高い機能融通性によりフラップ機能の可用性を向上させる。
【解決手段】飛行機内部の飛行制御装置によって中央監視される、固定翼飛行機の主翼に設けられるフラップシステムであって、飛行制御装置が、飛行中に実際の飛行データの供給を受け、この飛行データに依存して、主翼(1)に配置された前稜フラップ(2)と後稜フラップ(3)とを変化させるための調整情報を導出し、前稜フラップ(2)と後稜フラップ(3)とが少なくとも1つの中央のフラップ制御ユニットと導通接続され、主翼(1)の翼前稜および翼後稜に可動に取り付けられているすべての前稜フラップ(2)および後稜フラップ(3)が翼に統合された駆動部(4,41ないし44)と機械的に連結されている前記フラップシステムにおいて、
駆動部(4,41ないし44)がフラップ制御ユニットと導通接続されて該フラップ制御ユニットにより個別に制御可能である。
【選択図】図3

Description

本発明は、請求項1の前提概念に記載の、固定翼飛行機の主翼のフラップシステムに関するものである。
本技術分野における飛行機とは、主翼が飛行機胴体に強固に固定されている飛行機、すなわち固定翼飛行機のことである。固定翼飛行機の典型的な例は、たとえば「ボーイング」或いは「エアバス」のような最近の定期旅客機を使用した民間航空に見られる。このような定期旅客機の主翼半部分には、スパン方向に複数個の前稜フラップと後稜フラップ(フラップとスラット)とが配分して配置されている。前稜フラップと後稜フラップは主翼の翼前稜と翼後稜とにそれぞれ可動に取り付けられる。この場合フラップとは、離着陸時に飛行機の浮力が増大するように主翼の流動状態を制御する装置である。本技術分野においてこの種の装置は「浮力補助装置」という概念で知られており、「離着陸補助装置」とは区別される。飛行機の構造においてこの種の浮力補助装置は1つのフラップシステムに統合される。フラップシステムは、たとえば飛行場の滑走路において飛行機の離着陸を障害および/またはミスがないように制御するために、飛行機の飛行制御装置により監視され、飛行状態に関連して制御される。主翼に取り付けられたこのフラップ(システム)により、飛行制御装置に常時送られてくる飛行機の実際の飛行データに依存して主翼プロフィールの湾曲度を変化させ、翼面積を増大させるか或いは境界層を制御して状況に適合させるが、この場合個々の処置が組み合わされることが多い。
公知のフラップシステムは、一般に、中央の駆動モータと翼前稜フラップ(スラット)および翼後稜フラップ(フラップ)の駆動ステーションとの間で動力を伝達させるために連続的なトランスミッション軸を使用する。このフラップシステムは、(一般に)、中央の駆動部と中央の軸系とを有している。駆動部と軸系とは図1に図示したものに対応しており、たとえば「エアバスA340」型の飛行機の着陸フラップシステムに使用されている。軸系は常に監視システムの監視対象になっており、主翼ごとに、波動力学的に連結されセンサ監視装置を組み込んだ安全ブレーキが配置されている。トランスミッション軸の中央駆動部には、センサ監視装置を組み込んだ他の安全ブレーキが組み込まれており、センサによって位置ずれと超過速度とが検出される。トランスミッション軸が破損すると、波動力学的に連結されているフラップのうち中央駆動部と結合されている部分だけが制御可能であり、残りのフラップは空気力学的に制御不能になる。個々のフラップが制御不能になると、空気力学的荷重の相互作用が生じ、飛行機にとっては大惨事になる可能性がある。
さらにこの種のフラップシステムは、翼後稜または前稜に設置されたトランスミッション軸を翼から胴体部へ移行させる際に該トランスミッション軸はコーナー部の周りで案内されるので、高い取り付けコストが必要である。
トランスミッション軸により着陸フラップシステムの「強制同期」が行われるので、左右主翼間でフラップを同期させると、左右非対称にフラップ出しが行われることがあり、この場合フラップシステムの非左右対称のフラップ出しが大きすぎると、(公知のように)制御不能な危険な飛行状態になることがある。
フラップシステムのためのトランスミッション軸を備えた中央の駆動部の他の欠点は、フラップシステムの取り付けコストが高いばかりでなく、フラップシステムの効率が悪い点にもある。さらに、トランスミッション軸系の動力学的ばね・慣性体・緩衝システムには複雑な構成が必要である。
さらに、冗長性の理由から2つの軸系を備えさせた解決法も知られている。しかし、左右主翼半部分のフラップは互いに機械的に連結されている。この解決法の典型例を図2に示すが、これはたとえば「ボーイングB747」型の飛行機の着陸フラップシステムに使用されている。この場合、内側のフラップと外側のフラップとはそれぞれ1つの駆動部と波動力学的に連結され、これによって同期が行われる。
さらに、たとえば「DC9型」および「DC10」型の飛行機のように、主翼に取り付けられたフラップを個別駆動部により可動にさせることが知られている。これらの個別駆動部は液圧力学的に連結されているが、同期させるための構成が複雑である。たとえばフラップごとに可動にさせるために2つの液圧シリンダが使用され、個々の駆動部には液圧システムが接続されている。このため、フラップシステムの機能性を拡大させることは不可能である。この種のフラップシステムの欠点は、液圧シリンダにより局部的に駆動させる場合に、フラップの簡単な運動しか実現できないことである。液圧で連結することにより1つのフラップの個別の挙動は不可能である。というのは、すべてのフラップが同じ圧力網に接続されているからである。また、飛行中にフラップシステムに故障が生じた場合、被害を局部的に限定させることができない。この場合、飛行機が地上に停留しているときに欠陥を探すことは時間的にコストを要する。
本発明の課題は、固定翼型飛行機のフラップシステムに対する公知の解決法を改善し、フラップシステムの高い機能融通性によりフラップ機能の可用性を向上させることである。
この課題は、請求項1に記載した構成により解決される。他の請求項には、この構成の合目的な構成が記載されている。
本発明の利点は、特に、1つのフラップのための駆動部を波動力学的に連結させた駆動軸が飛行中に破損した場合、フラップシステムの制御機能および監視機能が著しく制限されず、全体が故障に至らないことである。他の利点は、長いトランスミッション軸を備えたフラップシステムの動力学的問題が解消されていること、駆動部とフラップとの摩擦を少なくして主翼のフラップシステムを作動させることができることである。同様に取り付けコストも低減し、フラップシステムの保守性も改善される。
次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
まずはじめに、図1と図2に図示した「エアバスA340」型および「ボーイングB747」型の飛行機の着陸フラップシステムについて説明する。これら2つのフラップシステムは、「DC9」型および「DC10」型の飛行機のフラップシステムと並んで従来の技術を代表するものであるが、本発明を理解するうえで重要である。というのは、これら公知のフラップシステムを、図3ないし図7を用いて以下に説明する本発明のフラップシステムの実施形態と図面で比較すれば、種々の相違が存在することが当業者には明らかであり、これらの相違は以下の本発明の実施形態を一層理解するうえで必要だからである。
航空輸送における現今の目標は、たとえば航空輸送の普及の向上、騒音低減に対する要求、飛行機の離着陸軌道における順応性の向上に関わるものであるが、機能的な融通性に対する要求および主翼1のフラップシステムの可用性に対する要求も高度になっている。より高度な機能的融通性に対する要求と、フラップシステム故障時の可用性の向上に対する要求とは、図1に図示したフラップ駆動部とトランスミッション軸との波動力学的結合を冒頭で述べた欠点から解放させるようなフラップシステムに対する解決法を熟考させる誘因になっている。公知のフラップシステムの改善目標は、(図3ないし図7によれば)、フラップ(前稜フラップ2および/または後稜フラップ3)に機械的に連結されている個々の駆動部4,41ないし44を考慮して、その運動のそれぞれの変化を、飛行中の所望の空気力学的フラップ位置に(表面的には、主翼1での流動状態を制御することによりスタート時または着陸時の飛行機の浮力増大に有利になるように)変換するというものである。
これらの個別駆動部は、あらゆる飛行状態で主翼の翼幅に応じて異なるフラップ角も同じ大きさのフラップ角も左側および右側の主翼1で可能になるように同期化される。
図6と図7は、1つのフラップ(前稜フラップ2または後稜フラップ3)の個別駆動部に対するシステム構成を図示したものである。このシステムは主翼1に取り付けられたフラップシステムの構成要素である。サーボモータ9として実施された2つの駆動部41,42のこの配置構成は、主翼1に設けたフラップシステムに対し考えられる実施形態を示す図3ないし図5にも図示されている。
本発明の1つの実施形態を図7に示す。この実施形態によれば、1つのフラップ(前稜フラップ2または後稜フラップ3)に第1の駆動部41と第2の駆動部42とが設けられている。この実施形態の場合、これら駆動部41と42は機械的に連結されておらず、したがってフラップ調整時には互いに電気的に同期されねばならない。両駆動部41,42は、信号ケーブルまたは制御ケーブルを介して(データケーブルを介して)、(飛行機内部に位置決めされた)中央のフラップ制御ユニットに情報技術的に接続されている。駆動部41,42はこのフラップ制御ユニットにより個別に制御される。このケーブル接続の分岐が(いかなる理由であろうとも常に)考えられるので、(情報を、ここでは調整信号を供給信頼性をもって伝送するという理由から)前記フラップ制御ユニットにより個々の駆動部41および/または42の直接制御が行われる。さらに前記フラップ制御ユニットは、(飛行機の内部に位置決めされた)中央の飛行制御装置に接続されている。この飛行制御装置は飛行中に実際の飛行データの供給を受け、実際の飛行データを所定の飛行データと比較して目標値/実測値比較を行った後(これに関しては詳細な説明はしない)、比較結果に応じて、実際の飛行状態を変化させるための対応する調整情報を導出させる。この調整情報はフラップ制御ユニットに送られる。フラップ制御ユニットは、得られた調整情報を対応する調整信号に変換する。これらの調整信号は調整命令とともに個々の駆動部41,42(駆動部41,42のそれぞれサーボモータ9)に達する。調整命令は、モータとフラップとの機械的連結により、フラップを所望のフラップ位置へ移動させる。図3は、(中央の)飛行制御装置およびフラップ制御ユニットと(一般的に示した)駆動部4とのケーブル接続(情報伝達接続)の概観図である。図3によれば、図3ないし図7に図示した個々の駆動部4,41ないし44を制御するためのケーブル接続が実現される。
なお、中央の飛行制御装置およびフラップ制御ユニットは(それぞれ)冗長性制御コンピュータにより実現されている。
分散化した複数のフラップ制御ユニット(同様に制御コンピュータにより実現され、飛行機内部または主翼内部においてフラップ前稜またはフラップ後稜付近に設置して配置される)を中央のフラップ制御ユニットに接続してもよい。
また、比集中型の個々のフラップ制御ユニット駆動部4内に統合させてもよい。
(図3ないし図7に図示したすべての実施形態に関しては)前記調整情報および調整信号/調整命令を電子形態に変換するよう意図されているので、すべてのケーブル接続はたとえばデジタルデータケーブルで実施され、この場合駆動部4,41ないし44の制御部分も同様に、得られたデジタル化情報および信号を処理し、機械的な駆動部分を介して伝送してフラップ調整を変更する能力がある。他方、前記調整情報および調整信号/調整命令を制御ケーブルおよび信号ケーブルを介して伝送して、これら駆動部4,41,44の制御部分によって適宜処理してもよい。
すでに示唆したように、駆動部4,41,44は(すべての実施形態に関し)それぞれ回転駆動部を有している。回転駆動部はサーボモータ9と、調整用伝動装置と、(駆動機能のための適当な)補助装置とから構成される。使用するサーボモータ9はステッピングモータであり、該ステッピングモータにより発生したモータトルクは、調整速度を制御して、回転運動可能に支持された軸6へ伝えられる。使用するモータは電気的または電子的に制御されるモータ(直流電動機)であり、フラップ制御ユニットにより制御される。
図7に図示した2つの個別駆動部(個別の駆動部41,42)を備えたシステム構成に話を戻すと、これら駆動部41,42は別個に且つ電子的に制御される。
個々の前稜フラップ2および/または後稜フラップ3に2つ以上の駆動部41,42を機械的に連結させてもよい。ただしこの場合には、フラップ変更を変換できないリスクが多少あり、第1および第2の駆動部41,42の不慮の故障は同等に発生することが考えられる。このような場合には、(第2の駆動部42に加えて)取り付けたそれぞれ他の駆動部を主に冗長駆動部として上記目的のために利用してもよい。
さらに、図示したシステム構成の場合、少なくとも2つの駆動部41,42(すなわちモータを備えた個別駆動部)は駆動ステーション5を形成している。この場合駆動部41,42は、中央のフラップ制御ユニットまたは当該駆動部に付設されている分散化したフラップ制御ユニットに(有利には直接)導通接続され、とりわけ同期制御可能である(或いは選択的に制御可能であってもよい)。
図6によれば、第1および第2の駆動部41,42は(並びにさらに取り付けられた他の各駆動部も)、ねじり軸として使用される回転運動可能に支持された軸6を介して波動力学的に互いに結合されている。したがって、第1の駆動部41が脱落(または故障)した場合、残っている第2の駆動部42(または他の駆動部)がこれに波動力学的に連結されているフラップ(前稜フラップ2および/または後稜フラップ)を減速させて駆動させることが可能になる。さらに、図6によれば、回転運動可能に支持されている軸6には、この軸に配置された(電気的または電子的に応答する)軸ブレーキ10が取り付けられている。軸ブレーキ10は第1の駆動部41と第2の駆動部42との間に位置決めされており、中央のフラップ制御ユニットまたは分散化したフラップ制御ユニットに(直接)導通接続している。一般的に考察すると、図4にも図示したように、この軸ブレーキ10は隣接している2つの駆動部41,42(ここでは後稜フラップ3に機械的に連結されている)の間に常に位置決めされている。この軸ブレーキ10はガイドブレーキとして使用され、センサ(位置検知センサ)11が軸6上に取り付けられている。センサ11は軸6の位置および軸6の回転運動の変化を検知するために使用する。図6と図7ではセンサの位置を矢印で示唆した。これは図3ないし図5に図示した他の実施形態でも同様である。センサ11と中央のフラップ制御ユニットまたは分散化したフラップ制御ユニットとの導通接続は、センサ11を用いて軸6の位置とその回転運動(トランスミッションへの動力の伝動)とが検知されて、(デジタル信号に変換した後)接続されているフラップ制御ユニットに伝送されるように行われる。フラップ制御ユニットは導電経路を介して飛行制御装置に実際の状態情報を供給し、飛行制御装置は故障の場合に軸6の誤作動をコンピュータで検知し、評価し、障害を補償し除去するための適当な調整情報を中央のフラップ制御ユニットに送り、中央のフラップ制御ユニットは、駆動ステーション5の駆動部41ないし44に直接接続されているので、前記調整情報を、障害を補償し除去するための調整命令に変換し、導電経路を介して、駆動ステーション5の該当する駆動部41,42(図3ないし図6)および駆動部43,44(図3と図5)に送る。
他方、障害を補償し除去するための適当な調整情報は中央のフラップ制御ユニットを介して分散化したフラップ制御ユニットに送られ、分散化したフラップ制御ユニットは駆動ステーション5の該当する駆動部41ないし44に障害を補償し除去するための適当な調整信号(軸の障害状況を変化させるための調整信号)を設定する。
図3ないし図7に図示したすべての実施形態においては、1つの駆動部41ないし44の挙動に障害が生じた場合、たとえば隣接している2つの後稜フラップ3(図3ないし図5)の傾動を前提とするような第1ケースでは、隣接している2つの駆動ステーション5の駆動部41,42,43,44が停止する。しかし、第1の駆動部41以外で第2の駆動部42または駆動ステーション5の他の駆動部が冗長性駆動部として使用されているので、第1の駆動部41に障害または故障が生じた場合、この冗長性駆動部により、波動力学的に連結された個々の前稜フラップ2または後稜フラップ3の傾動を修正することができる。
図3に戻ると、図3は左側の主翼1を図示したものであり、左側の主翼1には、主翼後稜に駆動ステーション5とフラップボディグループ23とが取り付けられている。主翼1の基部付近に設けられた駆動ステーション5は、第1の駆動部41と第2の駆動部42(個別駆動部)を有し、これら駆動部は後稜フラップ3と機械的に連結され、回転可能に支持される軸(ねじり軸)6を介して互いに機械的に連結されている。駆動ステーション5の横にして後稜フラップ3には、スパン方向に見て主翼1の基部から離間した位置にフラップボディグループ23が配置されている。フラップボディグループ23は回転可能な軸(ねじり軸)を有し、軸の軸端側にはそれぞれ駆動部43,44が取り付けられている。個々の駆動部43,44は軸6と波動力学的に結合され、且つそれぞれの後稜フラップ3と機械的に連結されている。これらの後稜フラップ3には、軸6と機械的に結合された2つの案内伝動装置8が付設されている。両案内伝動装置8は互いに間隔をもって配置され、且つ駆動部43,44に対しても(所定の)間隔で配置されている。駆動部43,44の制御については、前述の説明(第1の駆動部41および第2の駆動部42に対する説明)を参照してもらいたい。
図4には、互いに並設して左側および右側の主翼1の翼後稜に位置決めされた駆動ステーション5が図示されている。統合されたその駆動部41,42はそれぞれの後稜フラップ3と機械的に連結され、且つ(図6の個々の駆動ステーション5に関して説明したように)回転可能に支持されている軸(ねじり軸)6を介して互いに機械的に結合されている。
それぞれの駆動ステーション5の第1および第2の駆動部41,42の制御については前述の説明を参照してもらいたい。左側および右側の主翼1には、互いに並設された複数個の前稜フラップ2が設けられ、その運動態様(運動の変化)は、互いに間隔を持って配置された複数個の案内伝動装置(符号は付さず)であってトランスミッション軸(駆動エネルギーを伝導させるための軸)7と波動力学的に結合され且つ対向する前稜フラップ2と波動力学的に連結されている前記案内伝動装置を介して変換される。前記トランスミッション軸7は、冒頭で公知の解決法に関し説明したように中央の動力伝達ユニット(PCU)に波動力学的に連結されている。
図5には、(左側の)主翼1の翼後稜に、駆動ステーション5とフラップボディグループ32とを備えた、図3に関し前述した配置構成が図示されている。それ故詳細な説明はしない。この主翼1の翼前稜には2つのフラップボディグループ231,232が互いに並設されている。第1のフラップボディグループ231は、主翼基部の付近で作動する、互いに並設された前稜フラップ2と対応している。このフラップボディグループ231も回転可能に支持される軸(ねじり軸)6を有し、軸6には軸端側にそれぞれ駆動部43,44が取り付けられている。軸端側に配置された個別駆動部は軸6と波動力学的に結合され、それぞれの前稜フラップ21,22に機械的に連結されている。さらに前記フラップボディグループ231は2つの案内伝動装置8を有しており、これら案内伝動装置8は互いに(所定の)軸間隔で軸6と機械的に結合され、且つ対応する前稜フラップ21,22と機械的に連結されている。さらにこれらの案内装置8は軸端側に位置決めされた駆動部43,44に対し(所定の)軸間隔をもっている。駆動部43,44は、前稜フラップ21,22のプロフィール深さの方向に延びているフラップ側面近くのフラップ縁領域と機械的に連結されている。この場合第3の駆動部44は、第1の前稜フラップ21(スラット1)の、主翼基部の近くにあるフラップ縁領域と連結され、第4の駆動部44は、その横にある第2の前稜フラップ22(スラット2)の、主翼基部から離れているフラップ縁部と連結されている。
なお、第1および第2の前稜フラップ21,22の、主翼1のプロフィール深さの方向に延びて互いに並設されているフラップ側面は、互いに間隔をもって配置されているので、前稜フラップ21,22の支障のない操作が保証される。
第2のフラップボディグループ232は、他の2つの案内伝動装置8によって補完される第1のフラップボディグループ231と同様の構成を有している。他の2つの案内伝動装置8は軸間隔をもって軸6と機械的に結合され、且つ他の第3の前稜フラップ24(スラット4)と機械的に連結されている。第3の前稜フラップ24は第1の前稜フラップ21(スラット3)と第2の前稜フラップ22(スラット5)との間に配置され、これらの横のフラップ(縁)側に位置している。さらに、第3の前稜フラップ23と機械的に連結されているこれらの他の案内伝動装置8は、第1および第2の前稜フラップ21,22と機械的に連結されているそれぞれの案内伝動装置8に対し(所定の)軸間隔で間隔をもって配置されている。
図3ないし図7の実施形態に関する説明に対し以下の点を付け加えておく。図1と図2に図示した公知の着陸フラップ装置、および(図面には図示していないが)「DC9」型と「DC10」型の飛行機の着陸フラップシステムとは異なり、固定翼飛行機の主翼1に設けられる本発明による着陸フラップシステムは、着陸フラップに設けられる、電子的に同期される駆動部41ないし44(個別駆動部)を備えている。図3ないし図7に図示したこのシステム解決法では、着陸フラップシステムの各フラップが個別に制御されるので、スパン側で異なるフラップ出しも、飛行機の左側の主翼1と右側の主翼1とで異なるフラップ出しも可能である。また、それぞれの翼構成とは関係なく、1つの主翼半部分に複数個のフラップ41ないし44を連結することが可能である。図4には、個別駆動部を備えた着陸フラップシステムに対し考えられる実施態様を、左側の主翼の後稜フラップ(フラップ1、フラップ2)に対し図示したものであるが、この実施態様は同じように(左右対称に)右側の主翼にも設けられる。図5は前稜フラップおよび後稜フラップに対する、個別駆動部を備えた他の可能な構成を図示したものであり、複数個のフラップが機械的に連結されている。図6および図7に図示した1つのフラップの個々の駆動ステーション5に設けた駆動部は、ねじり軸を介して機械的に連結され(図6)、或いは、純粋に電子的に同期している(図7)。1つのフラップにおける個々の駆動部の同期は電子的にまたは機械的に行うことができる。この場合の監視機能と同期機能は中央のフラップ制御ユニット(中央の制御コンピュータ)によって行われ、或いは分散して配置されたフラップ制御ユニット(複数個の配分した制御コンピュータ)によって行ってもよい。局部的に監視機能と制御機能とを備えたいわゆる「スマートアクチュエータSmart Aktuator」でもよい。
個別に駆動されるフラップシステムの利点は、(主に)、これらフラップシステムに高い機能融通性と可用性の向上(故障の場合)がある点にある。さらに、飛行機胴体の複雑な「シャフトルーチンShaft Routing」を省略できるので、取り付けコストの低減になる。
また、長いねじり軸を設けずに済むので、飛行機胴体の動力学的問題が減少する。この場合摩擦が低減し、これに関連して所要動力が少なくなる。また保守性が改善され、この種の構成のフラップシステムの場合、(障害時に)故障診断が簡単になる。
以上説明した構成のフラップシステムでは、翼の後稜および前稜に設けたすべてのフラップを位置決めする際の同期を実現する目的で、或いは個々のフラップの所望の異なる位置決めを実現する目的で、個々のフラップの位置決めを電気的/電子的にコントロールするうえで着陸フラップシステムの正確な変換と緻密な構成とが実現され、これは従来のフラップシステムでは不可能である。
「エアバスA340」型飛行機の着陸フラップシステムを示す図である。 「ボーイングB747」型飛行機の着陸フラップシステムを示す図である。 個別に駆動可能な後稜フラップを備えたフラップシステムを示す図である。 後稜フラップ用の個別駆動部をも図示したフラップシステムを示す図である。 部分的に連結させた前稜フラップと後稜フラップ用の個別駆動部を備えたフラップシステムを示す図である。 波動力学的に結合され且つ電子的に同期している個別駆動部であって該個別駆動部によって機械的に連結されるフラップに設けた前記個別駆動部を示す図である。 電子的に同期している個別駆動部であって該個別駆動部によって機械的に連結されるフラップに設けた前記個別駆動部を示す図である。
符号の説明
1 主翼
2,21,22,24 前稜フラップ
23,231,232 フラップボディーグループ
3 後稜フラップ(フラップ)
4,41ないし44 駆動部
5 駆動ステーション
6 回転運動可能に支持された軸
7 トランスミッション軸
8 案内伝動装置
9 サーボモータ
10 軸ブレーキ
11 センサ

Claims (18)

  1. 飛行機内部の飛行制御装置によって中央監視される、固定翼飛行機の主翼に設けられるフラップシステムであって、飛行制御装置が、飛行中に実際の飛行データの供給を受け、この飛行データに依存して、主翼(1)に配置された前稜フラップ(2)と後稜フラップ(3)とを変化させるための調整情報を導出し、前稜フラップ(2)と後稜フラップ(3)とが少なくとも1つの中央のフラップ制御ユニットと導通接続され、主翼(1)の翼前稜および翼後稜に可動に取り付けられているすべての前稜フラップ(2)および後稜フラップ(3)が翼に統合された駆動部(4,41ないし44)と機械的に連結されている前記フラップシステムにおいて、
    駆動部(4,41ないし44)がフラップ制御ユニットと導通接続されて該フラップ制御ユニットにより個別に制御可能であることを特徴とするフラップシステム。
  2. 少なくとも2つの駆動部(4,42)が1つの駆動ステーション(5)を形成し、少なくとも2つの駆動部(4,42)がフラップ制御ユニットと導通接続され、同期してまたは選択的に制御可能であることを特徴とする、請求項1に記載のフラップシステム。
  3. 個々の駆動ステーション(5)の駆動部(41,42)が回転可能に支持されている軸(6)を介して互いに機械的に結合されていることを特徴とする、請求項2に記載のフラップシステム。
  4. 互いに並設され主翼(1)のスパン方向に配置されてフラップボディグループ(23)を形成している複数個の前稜フラップ(2)または後稜フラップ(3)の駆動部(43,44)が回動可能に支持されている軸(6)を介して共に機械的に結合されていることを特徴とする、請求項1に記載のフラップシステム。
  5. 各前稜フラップ(2)または後稜フラップ(3)に少なくとも1つの案内伝動装置(8)が付設され、案内伝動装置(8)が軸間隔で軸(6)と機械的に結合され、且つ個々の前稜フラップ(2)または後稜フラップ(3)と機械的に連結されていることを特徴とする、請求項4に記載のフラップシステム。
  6. 少なくとも1つの駆動部(43,44)が主翼(1)の基部付近または基部から離間して配置されている前稜フラップ(2)または後稜フラップ(3)と機械的に連結され、案内伝動装置(8)が、互いに並設され且つ前稜フラップ(2)または後稜フラップ(3)の付近またはこれから離間して配置されて主翼(1)のスパン方向でフラップボディグループ(23)を補足している前稜フラップ(2)または後稜フラップ(3)と機械的に連結されていることを特徴とする、請求項1に記載のフラップシステム。
  7. 駆動部(4,41ないし44)が、サーボモータ(9)と位置調整伝動装置と補助装置とを統合させた回転駆動部によって実現されていることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一つまたは請求項6に記載のフラップシステム。
  8. サーボモータ(9)がステッピングモータであり、該ステッピングモータにより発生したモータトルクが、調整速度を制御して、回転可能に支持されている軸(6)へ伝達されることを特徴とする、請求項7に記載のフラップシステム。
  9. サーボモータ(9)が、フラップ制御ユニットにより制御される電気または電子制御型モータであることを特徴とする、請求項7に記載のフラップシステム。
  10. 中央のコンピュータを統合させた中央のフラップ制御ユニットに、分散して配置される複数個のフラップ制御ユニットが導通接続され、分散して配置される個々のフラップ制御ユニットがそれぞれの駆動部(4,41ないし44)に付設され、且つこれと導通接続されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のフラップシステム。
  11. 分散して配置されているフラップ制御ユニットが、主翼の内部にして前稜および/または後稜フラップのフラップ前稜および/またはフラップ後稜付近に配置されていることを特徴とする、請求項10に記載のフラップシステム。
  12. 分散して配置されているフラップ制御ユニットが駆動部(4)に統合されていることを特徴とする、請求項10に記載のフラップシステム。
  13. 回転可能に支持されている軸(6)であって、軸間隔で互いに並設され且つ波動力学的に結合されている駆動部(41,42)に付設されている前記軸(6)に、軸周部に配置された軸ブレーキ(10)が取り付けられ、軸ブレーキ(10)が、隣接している2つの駆動部(41,42)の間に位置決めされ、且つ中央のまたは分散して配置されたフラップ制御ユニットと導通接続されていることを特徴とする、請求項3に記載のフラップシステム。
  14. 駆動部(41,42)に対する軸ブレーキ(10)の間隔が一定であることを特徴とする、請求項13に記載のフラップシステム。
  15. 軸ブレーキ(10)がガイドブレーキであり、ガイドブレーキに光学センサ(11)が取り付けられ、光学センサ(11)が、分散して配置されたフラップ制御ユニットと導通接続され、且つ軸(6)の付近に配置され、且つ軸(6)の軸位置および回転運動の変化を検出するために使用されることを特徴とする、請求項13に記載のフラップシステム。
  16. 駆動ユニット(5)の第1の駆動部(41)を除いて第2の駆動部(42)または他の駆動部が冗長性駆動部であり、第1の駆動部(41)に障害または故障があるときに、波動力学的に連結された個々の前稜フラップ(2)または後稜フラップ(3)の傾動を前記冗長性駆動部により補正することを特徴とする、請求項2に記載のフラップシステム。
  17. 中央のフラップ制御ユニットおよび/または分散して配置されたフラップ制御ユニットが、それぞれ、前稜フラップ(2)または後稜フラップ(3)に設けた駆動部の監視および同期制御を変換することのできる制御コンピュータによって実現されていることを特徴とする、請求項10に記載のフラップシステム。
  18. 導通接続が制御ケーブルまたは信号伝送ケーブル、有利にはデジタルデータケーブルによって実施されていることを特徴とする、請求項1に記載のフラップシステム。
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