JP2004291949A - 車両計器用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光ダイオードとプリント基板間の確実な電気接続を維持しつつ、照明効率を高められる車両計器用照明装置を提供する。
【解決手段】ケース5に押しばね部5aを一体成形により設け、押しばね部5aを弾性変形させつつ導光板4に当接させ、押しばね部5aの弾性力により導光板を押圧して導光板4と白色発光ダイオード2を押圧密着させている。これにより、白色発光ダイオード2とプリント基板3との電気接続をはんだ付けとして確実な電気接続を維持しつつ、白色発光ダイオード2と導光板4とを密着させて、白色発光ダイオード2からの光の照明効率を高められる照明ユニット1を実現できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両計器用照明装置に関するものであり、たとえば自動車の計器の照明用に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両計器用照明装置においては、発光ダイオードを、プリント基板上にプリント基板と平行な方向に光を出射するように実装するとともに、発光ダイオードからの光を計器等へ導いて照明するための導光体をプリント基板に発光ダイオードからの光が入射可能に固定していた。発光ダイオードと導光体との間に隙間、すなわち空気層が介在すると発光ダイオードからの光が減衰して照明効率が低下する。したがって、発光ダイオードからの光の照明効率を高めるためには、発光ダイオードと導光体を密着させればよいことになる。
【0003】
しかしながら、車両の環境温度の変動により導光板が伸縮する場合、特に温度上昇により導光板が膨張すると、発光ダイオードが導光体により押圧されることがある。この場合、発光ダイオードのプリント基板へのはんだ付け面が剥離する、あるいは発光ダイオードが破壊されるという問題が発生する可能性がある。
【0004】
これを防止するために、従来の車両計器用照明装置においては、高温時、導光体が熱膨張しても発光ダイオードを押圧することがないように、発光ダイオードと導光体との間に予め隙間を設けている。このため、発光ダイオードからの光の照明効率を高めることが出来ない、言い換えると、計器等の発光輝度を確保するために、より高輝度すなわちより高価な発光ダイオードを用いる必要があり、コスト増大を招くという問題がある。
【0005】
この問題を解決するために、発光ダイオードとプリント基板とを弾性コネクタにより電気的に接続するとともに、発光ダイオードと導光体とは弾性コネクタの弾性力によって圧接される構成の表示用照明装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0006】
これは、導光板、発光ダイオード、弾性コネクタ、プリント基板の順に積層された状態で表示装置に組み付けることで、発光ダイオードと導光板とが弾性コネクタの弾性力で圧接して密着させるものである。この弾性コネクタは、発光ダイオードあるいはプリント基板に異方性導電接着剤を介して固定されている。
【0007】
また、他の方法として、発光ダイオードと導光体との間に両者に密着させつつ耐熱性のゲル状透明物質を充填することが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
【0008】
このような構成により、発光ダイオードと導光体との間の隙間の空気層を排除できるので、発光ダイオードが発する光の導光体への入射効率を高めることができる。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−268572号公報。
【0010】
【特許文献1】
特許第3328669号公報。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述の特開2000−268572号公報に開示される表示用照明装置においては、従来の表示用照明装置の組付け工程に、新たに、弾性コネクタを発光ダイオードあるいはプリント基板に異方性導電接着剤を介して固定する工程を追加する必要があり、組付け工数が増加するという問題がある。また、弾性コネクタと発光ダイオード間、または弾性コネクタとプリント基板間接続部において、異方性導電接着剤を介さない側の電気接続は、物理的な押圧接触によっている。このため、表示用照明装置の使用過程において、電極の酸化等により接続部の電気抵抗が増大する等の恐れがある。
【0012】
また、 上述の特許第3328669号公報に開示される表示用照明装置においては、環境温度の変動により、各部材の線膨張係数の差のために、発光ダイオードとゲル状透明物質との境界面あるいは導光体とゲル状透明物質との境界面で剥離が生じる、すなわち隙間が生じて空気層が形成される可能性がある。このため、発光ダイオードが発する光の導光体への入射効率が低下する可能性がある。
【0013】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、発光ダイオードとプリント基板間の確実な電気接続を維持しつつ、照明効率を高められる車両計器用照明装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
【0015】
本発明の請求項1に記載の車両計器用照明装置は、プリント基板上に実装されプリント基板と垂直方向に光を出射する発光ダイオードと、発光ダイオードから出射される光を表示部材へ導く導光体と、プリント基板および導光体を保持するケースとを備え、ケースとプリント基板の発光ダイオード実装面とは反対側の面である背面との間、またはケースと導光部材との間に弾性部材を配置し、弾性部材の弾性力により発光ダイオードと導光体とを圧接させる構成としている。この場合、発光ダイオードとプリント基板との電気接続は一般的なはんだ付けとすることが可能である。さらに弾性部材のばね特性を適宜選定することにより、発光ダイオードに損傷を与えることなく発光ダイオードと導光体とを密着させることができる。したがって、発光ダイオードとプリント基板間の確実な電気接続を維持しつつ、発光ダイオードからの光の利用効率を高められる車両計器用照明装置を実現できる。
【0016】
請求項2に記載の車両計器用照明装置は、弾性部材はケースと一体的に形成される構成としている。これにより、部品点数を低減するとともに、車両計器用照明装置の組付け工数を低減することができる。
【0017】
請求項3に記載の車両計器用照明装置は、プリント基板上に実装されプリント基板と垂直方向に光を出射する発光ダイオードと、発光ダイオードから出射される光を表示部材へ導く導光体と、導光体に形成されてプリント基板を保持する保持部とを備え、保持部とプリント基板の発光ダイオード実装面とは反対側の面である背面との間に弾性部材を配置し、弾性部材の弾性力により発光ダイオードと導光体とを圧接させる構成としている。この場合、導光体にプリント基板を直接保持させることで、導光体と発光ダイオードとの位置関係を高精度に維持することができる。
【0018】
請求項4に記載の車両計器用照明装置は、弾性部材は導光体と一体的に形成される構成としている。これにより、部品点数を低減するとともに、車両計器用照明装置の組付け工数を低減することができる。
【0019】
請求項5に記載の車両計器用照明装置では、発光ダイオードと導光体との間にゲル状透明物質を密着配置する構成としている。
【0020】
発光ダイオードが複数個配置される場合、各発光ダイオードの寸法ばらつきによりプリント基板から発光ダイオードの発光面までの寸法がばらつき、複数の発光ダイオードのすべてが導光体に密着せず、或る発光ダイオードにおいては、導光体との間に隙間、すなわち空気層が形成され、発光ダイオードが発する光の導光体への入射効率が低下する可能性がある。
【0021】
このような場合、発光ダイオードと導光体との間にゲル状透明物質を密着配置すれば、すべての発光ダイオードがゲル状透明物質を介して導光体と確実に密着させることができるので、すべての発光ダイオードからの光の利用効率を高めることができる。
【0022】
また、環境温度の変動時において、各部材の線膨張係数の差のために、発光ダイオードとゲル状透明物質との境界面あるいは導光体とゲル状透明物質との境界面で剥離が生じることがあっても、弾性部材の弾性力により発光ダイオードと導光体とを密着させることができるので、すべての発光ダイオードからの光の利用効率を良好に維持することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による車両計器用照明装置を、車両計器である自動車のコンビネーションメータに組み込まれる照明ユニットに適用した場合を例に、図面に基づいて説明する。
【0024】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による照明ユニット1の断面図である。
【0025】
図2は、本発明の第1実施形態による照明ユニット1の平面図であり、図1中のII矢視図である。
【0026】
図3は、本発明の第1実施形態による照明ユニット1におけるケース5の外観斜視図である。
【0027】
図4は、ケース5の部分拡大図である。図4において、実線は導光板4取り付け状態を示し、破線は導光板4未装着状態を示す。
【0028】
照明ユニット1は、自動車車室内の運転席前方の運転者から視認可能な位置に配設されるコンビネーションメータ内において、図1に示すように、表示部材である液晶パネル6の背面側に配置されて、液晶パネル6の透過照明用光源として用いられている。
【0029】
照明ユニット1は、導光板4、発光ダイオード2が実装されたプリント基板3をケース5に保持固定して構成されている。
【0030】
プリント基板3は、たとえばガラス繊維強化エポキシ樹脂板上に導電性金属、たとえば銅により回路パタンを形成したもので、発光ダイオードである白色発光ダイオード2がはんだ付けにより実装されている。白色発光ダイオード2は、プリント基板3と垂直方向へ光を出射するように、すなわち図1中の矢印の方向に光を出射するように実装されている。なお、本発明の第1実施形態による照明ユニット1においては、白色発光ダイオード2は3個実装されている。
【0031】
白色発光ダイオード2から出射される光を表示部材である液晶パネル6へ導く導光板4は、透光性材質、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂から平板状に形成されている。導光板4の液晶パネル6と反対側の表面4aには、拡散反射手段としてシボ面が形成されている。これにより、導光板4に入射した白色発光ダイオード2からの光は、図1中の矢印で示すように表面4aで拡散反射されて、液晶パネル6を透過照明する。
【0032】
上述した、プリント基板3および導光板4は、ケース5に保持固定されている。ケース5は、金属または樹脂により、図1に示すように、断面が略コ字状に形成され、コ字の対向する二辺間に導光板4およびプリント基板3を白色発光ダイオード2と導光板4を当接させながら重ねて挟持している。すなわち、図1に示すように、コ字の対向する二辺の一方の辺にプリント基板3の白色発光ダイオード2の実装面と反対側の面である背面3aが当接するとともに、他方の辺に導光板4が当接している。また、ケース5の導光板4側の辺には、弾性部材である押しばね部5aが設けられている。押しばね部5aは、図3に示すように、ケース5の一部を導光板4側に突出するように成形することによりケース5と一体に設けられている。
【0033】
次に、本発明の第1実施形態による照明ユニット1の特徴である、ケース5への導光板4およびプリント基板3の取り付け状態に着いて説明する。
【0034】
押しばね部5aは、ケース5に導光板4およびプリント基板3を取り付けると、図4中において破線で示す形状から実線で示す形状に弾性変形する。この弾性変形による弾性力は図1中および図4中の矢印Aで示す方向に作用する。この弾性力により、導光板4とプリント基板3に実装される白色発光ダイオード2は互いに押圧され密着する。これにより、白色発光ダイオード2から出射される光のほぼ全量を導光板4に入射させられるので、白色発光ダイオード2からの光の照明効率を高めることができる。さらに、白色発光ダイオード2とプリント基板3との電気接続は通常のはんだ付けによるので、白色発光ダイオード2とプリント基板3間の確実な電気接続を維持することができる。
【0035】
当該自動車の作動中、照明ユニット1の環境温度の変動により導光板4が伸縮する、たとえば膨張すると、ケース5の押しばね部5aが変形して導光板4の膨張変形を吸収する。すなわち、押しばね部5aが、図4において左方へ変形する。このため、押しばね部5aが導光板4に及ぼす弾性力、つまり導光板4が白色発光ダイオード2を押圧する力は増加する。しかし、この押圧力は、従来の車両計器用照明装置、すなわち押しばね部5aが無く導光板4の熱膨張による力が直接発光ダイオードに作用する場合に比べると非常に小さくなっている。したがって、導光板4の熱膨張により白色発光ダイオード2が破壊される、あるいはプリント基板3から剥がれるという不具合を防止できる。一方、導光板4が収縮した場合は、ケース5の押しばね部5aが、図4において右方へ変形して導光板4の収縮変形を吸収する。このため、押しばね部5aが導光板4に及ぼす弾性力、つまり導光板4が白色発光ダイオード2を押圧する力は幾分減少するものの0にはならないので、導光板4と白色発光ダイオード2との押圧密着状態は維持される。
【0036】
なお、以上説明した、本発明の第1実施形態による照明ユニット1において、ケース5に設けた押しばね部5aを導光板4に当接させて押圧しているが、導光板4に替えてプリント基板3の背面3aに当接させて押圧してもよい。
【0037】
また、以上説明した、本発明の第1実施形態による照明ユニット1において、押しばね部5aをケース5と一体成形により設けているが、押しばね部5aをケース5とは別の部品として構成してもよい。たとえば、ケース5を樹脂材料で形成し、一方、押しばね部5aを金属、たとえば燐青銅により板ばね状に形成して、ケース5と導光板4間、またはケース5とプリント基板3間に装着してもよい。
【0038】
図5には、本発明の第1実施形態による照明ユニット1の変形例における断面図を示す。
【0039】
この変形例では、ケース5を2つの独立した部品、すなわちケース(A)51とケース(B)52とから構成している。ケース(B)には、押しばね部52aが一体的に設けられている。ケース(A)51およびケース(B)52は、ケース(A)51に設けられた係止孔51aにケース(B)52に設けられた爪部52bを係合させることにより結合される。
【0040】
(第2実施形態)
図6に、本発明の第2実施形態による照明ユニット1の断面図を示す。
【0041】
本発明の第2実施形態による照明ユニット1においては、本発明の第1実施形態による照明ユニット1のケース5を省略するとともに、図6に示すように、導光体4に保持部4bを設け、ここにプリント基板3を保持固定している。保持部4bには、押しばね部4cが導光板4と一体成形により設けられている。プリント基板3を導光板4の保持部4bに装着すると、押しばね部4cが弾性変形してその弾性力によりプリント基板3を導光体4側に押圧する。これにより、白色発光ダイオード2と導光板4が密着する。
【0042】
本発明の第2実施形態による照明ユニット1においては、プリント基板3を導光板4に直接保持固定しているため、当該自動車の作動時において、照明ユニット1の環境温度の変動により導光板4が膨張あるいは収縮しても、プリント基板3を導光板4に押圧する力はほとんど変化しないので、白色発光ダイオード2と導光板4との密着状態を安定して維持できる。
【0043】
なお、以上説明した、本発明の第2実施形態による照明ユニット1において、押しばね部4cを導光板4と一体成形により設けているが、押しばね部4cを導光板4とは別の部品として構成してもよい。たとえば、押しばね部4cを金属、たとえば燐青銅により板ばね状に形成して、導光板4の保持部4bに装着してもよい。
【0044】
(第3実施形態)
図7に、本発明の第3実施形態による照明ユニット1の断面図を示す。
【0045】
本発明の第3実施形態による照明ユニット1においては、本発明の第1実施形態による照明ユニット1に対して、図7に示すように、導光板4と白色発光ダイオード21、22、23との間に、ゲル状透明材質として、ゲル状透明シリコン7を充填したものである。
【0046】
すなわち、照明ユニット1の組付け工程において、先ず、導光体4にゲル状透明シリコン7を貼着し、続いてゲル状透明シリコン7を白色発光ダイオード21〜23に密着させつつ導光板4をフレーム5に取付けている。
【0047】
このとき、ゲル状透明シリコン7は予めシート状に形成されているので、組付け作業が容易に行えるとともに、組付け作業中において、ゲル状透明シリコン7を白色発光ダイオード2と導光体4の間に確実に維持することができる。
【0048】
ところで、プリント基板3の実装面3aから白色発光ダイオード2の発光面2aまでの距離寸法t、すなわち図7中に示す寸法tは、白色発光ダイオード2の厚さ寸法(図7に於ける左右方向寸法)と白色発光ダイオード2をプリント基板3に実装するためのはんだの厚さ寸法の合計となる。
【0049】
白色発光ダイオード2の厚さ寸法は製品により或る範囲のばらつきを持っているとともに、はんだの厚さ寸法も或る範囲のばらつきを持っている。
【0050】
したがって、3個の白色発光ダイオード2を図7に示すように配置した場合、各白色発光ダイオード2における寸法tがばらついて、発光面2aから導光板4までの距離が各白色発光ダイオード2により異なる場合がある。
【0051】
本発明の第3実施形態による照明ユニット1においては、導光板4と白色発光ダイオード2の発光ダイオード面2aとの間にゲル状透明シリコン7を充填している。このため、ゲル状透明シリコン7により各発光面2aと導光板4までの距離のばらつきを吸収して、つまり、ゲル状透明シリコン7が導光板4と発光面2aの両方に密着して、導光板4と発光面2aの間に空気層が生じることを確実に防止できる。
【0052】
これにより、白色発光ダイオード2から出射される光のほぼ全量を導光板4に入射させることができるので、白色発光ダイオード2からの光の照明効率を高めることができる。
【0053】
また、当該自動車の使用過程において、ゲル状透明シリコン7と導光板4の間、あるいは、透明シリコン7と発光面2aの間で剥離が発生しても、ケース5の押しばね部5aが導光板4に及ぼす弾性力により導光板4が白色発光ダイオード2へ押付けられているので、押圧する力は幾分減少するものの0にはならないので、導光板4、ゲル状透明シリコン7および白色発光ダイオード2の密着状態は完全に維持されるので、白色発光ダイオード2からの光の照明効率を高めることができる。
【0054】
なお、以上説明した、本発明の第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態による照明ユニット1において、白色発光ダイオード2の個数および押しばね部5a、4cの個数は各実施形態に示す個数に限る必要はなく、いくつであってもよい。
【0055】
また、以上説明した、本発明の第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態による照明ユニット1において、発光ダイオードとして白色発光ダイオード2を用いているが、他の発光色の発光ダイオードを用いてもよい。
【0056】
また、以上説明した、本発明の第1実施形態による照明ユニット1においては、拡散反射手段として、導光体4にシボ面を設けているが、シボ面33以外の手段であってもよい。たとえば、白色塗装もしくは網点白色塗装を施す、あるいは明色系の薄いシートを貼着してもよい。また、導光体4内に光を拡散反射させる微粒子、たとえばセラミックス粉末もしくは金属粉末等を均一に分散させてもよい。これは、導光体4を樹脂成形する際に、予め上述の微粒子を樹脂材料中に分散させることで容易に実現できる。
【0057】
以上説明した、本発明の第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態による照明ユニット1において、表示部材として液晶パネル6を用いているが、液晶パネル6に限る必要は無く、他の表示部材、たとえば一般的な文字盤等であってもよい。
【0058】
以上説明した、本発明の第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態による照明ユニット1において、プリント基板3の替わりに柔軟性を有するフレキシブル基板を用いるとともに、押しばね部5a、または4cをフレキシブル基板の白色発光ダイオード2に対応する位置に当接させてフレキシブル基板を押圧してもよい。この場合、複数の白色発光ダイオード2の全てを確実に導光板4に密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による照明ユニット1の断面図であり、図2中のI−I線断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態による照明ユニット1の平面図であり、図1中のII矢視図である。
【図3】本発明の第1実施形態による照明ユニット1におけるケース5の外観斜視図である。
【図4】ケース5の部分拡大図であり、実線は導光板4取り付け状態を示し、破線は導光板4未装着状態を示す。
【図5】本発明の第1実施形態による照明ユニット1の変形例における断面図を示す。
【図6】本発明の第2実施形態による照明ユニット1の断面図を示す。
【図7】本発明の第3実施形態による照明ユニット1の断面図を示す。
【符号の説明】
1 照明ユニット(車両計器用照明装置)
2 白色発光ダイオード(発光ダイオード)
2a 発光面
3 プリント基板
3a 実装面
4 導光板(導光体)
5 ケース
5a 押しばね部(弾性部材)
51 ケース(A)(ケース)
51a 係止孔
52 ケース(B)(ケース)
52a 押しばね部(弾性部材)
52b 爪部
6 液晶パネル(表示部材)
7 ゲル状透明シリコン(ゲル状透明物質)
t 寸法

Claims (5)

  1. プリント基板上に実装され該プリント基板と垂直方向に光を出射する発光ダイオードと、
    前記発光ダイオードから出射される光を表示部材へ導く導光体と、
    前記プリント基板および前記導光体を保持するケースとを備え、
    前記ケースと前記プリント基板の前記発光ダイオード実装面と反対側の面である背面との間、または前記ケースと前記導光体との間に弾性部材を配置し、該弾性部材の弾性力により前記発光ダイオードと前記導光板とを圧接させることを特徴とする車両計器用照明装置。
  2. 前記弾性部材は前記ケースと一体的に形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両計器用照明装置。
  3. プリント基板上に実装され該プリント基板と垂直方向に光を出射する発光ダイオードと、
    前記発光ダイオードから出射される光を表示部材へ導く導光体と、
    前記導光体に形成されて前記プリント基板を保持する保持部とを備え、
    前記保持部と前記プリント基板の前記発光ダイオード実装面と反対側の面である背面との間に弾性部材を配置し、該弾性部材の弾性力により前記発光ダイオードと前記導光体とを圧接させることを特徴とする車両計器用照明装置。
  4. 前記弾性部材は前記導光体と一体的に形成されることを特徴とする請求項3に記載の車両計器用照明装置。
  5. 前記発光ダイオードと前記導光体との間にゲル状透明物質を密着配置することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車両用照明装置。
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