JP2004290413A - 三角きん - Google Patents

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JP2004290413A
JP2004290413A JP2003086859A JP2003086859A JP2004290413A JP 2004290413 A JP2004290413 A JP 2004290413A JP 2003086859 A JP2003086859 A JP 2003086859A JP 2003086859 A JP2003086859 A JP 2003086859A JP 2004290413 A JP2004290413 A JP 2004290413A
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Hiroko Shimizu
博子 清水
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Abstract

【課題】腕を吊る場合に前面に位置する長辺部分に切断によるほつれが生じて見苦しくなるのを防止することができるとともに、長辺部分が使用中に伸びたりするのを効率よく阻止して、長時間安定した状態で腕を吊ることができる三角きんを得るにある。
【解決手段】布地5を直角二等辺三角形状に形成した三角きん1において、該三角きんの長辺2に対して、縦糸3および横糸4が直交するように配置して三角きんを構成している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は三角きんに関し、特に腕を吊る場合に最適に使用することができる三角きんに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の直角二等辺三角形状の三角きんは、直角二等辺三角形状の二等辺の一辺の幅寸法の四角形状の布地あるいは帯状の布地を用い、直角二等辺三角形状となるように長辺部分を切断して形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の三角きんは長辺部分が切断されているため、腕を吊す場合に使用すると、切断された長辺部分が前部に位置して、使用により切断された長辺部分にほつれが生じて見苦しくなるという欠点があるとともに、切断された長辺部分は布地の縦糸を45度の傾斜で切断した状態となっているので、使用中に布地に伸びが生じ、使用者が痛くなるので、時折長さ調整をしなければならないという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、腕を吊る場合に前面に位置する長辺部分にほつれが生じて見苦しくなるのを防止することができるとともに、長辺部分が使用中に伸びたりするのを効率よく阻止して、長時間安定した状態で腕を吊ることができる三角きんを提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は布地を直角二等辺三角形状に形成した三角きんにおいて、該三角きんの長辺に対して縦糸および横糸が直交するように配置して三角きんを構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図5に示す本発明の第1の実施の形態において、1は直角二等辺三角形状で、かつ長辺2に対して縦糸3および横糸4が直交するように布地5を切断して形成した本発明の三角きんで、この三角きん1は直角二等辺三角形状の高さ寸法Hが幅寸法となるように形成された、図3に示す布地5を用いて両側部が直角二等辺三角形状の長辺2、2となるように、図4に示すように切断線6に沿って切断して形成されている。
【0009】
上記のように形成された三角きん1は、腕を吊る場合に使用する場合には、長辺2が前部に位置するようにして長さが最適状態となるようにして、両端部を結んで図5に示すようにして使用する。
このため、三角きん1の長辺2部分は従来のように切断されていないため、ほつれたりして見苦しくなることがないとともに、伸びづらく、使用中に伸びたりする不具合を効率よく阻止することができる。
【0010】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図6および図7に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、この本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0011】
図6および図7に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、直角二等辺三角形状の長辺2の寸法と同じ縦・横寸法の正四角形状の布地5Aを用いて、対角線状の切断線6A、6Aに沿って切断して4個の三角きん1A、1A、1A、1Aを形成した点で、このように形成した三角きん1A、1A、1A、1Aの長辺2、2、2、2はいずれも切断されることなく形成されるとともに、長辺2、2、2、2に対して縦糸3および横糸4が直交するように配置され、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0012】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0013】
(1)布地を直角二等辺三角形状に形成した三角きんにおいて、該三角きんの長辺に対して縦糸および横糸が直交するように配置したので、腕を吊る場合に前部に位置する長辺部分が、該長辺に対して縦糸および横糸を直交して伸びるのを効率よく阻止することができる。
したがって、従来のように使用中に伸びることなく、安定した状態で長時間使用することができるとともに、伸びにより頻繁に長さ調整する作業が不要で、楽に介護することができる。
【0014】
(2)前記(1)によって、長辺に対して縦糸および横糸を直交するように形成すればよいので、容易に製造することができる。
【0015】
(3)請求項2も前記(1)、(2)と同様な効果が得られるとともに、長辺が布地の両側部であるため、腕を吊る場合に前部に布地の両側部である長辺を位置させることができる。
したがって、長辺は従来のように切断されていないので、使用によりほつれたりして見苦しくなるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の布地の説明図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の布地の切断状態を示す説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の腕を吊り下げた使用説明図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の布地の説明図。
【図7】本発明の第2の実施の形態の布地の切断状態を示す説明図。
【符号の説明】
1、1A:三角きん、 2:長辺、
3:縦糸、 4:横糸、
5、5A:布地、 H:高さ寸法、
6:切断線。

Claims (2)

  1. 布地を直角二等辺三角形状に形成した三角きんにおいて、該三角きんの長辺に対して縦糸および横糸が直交するように配置したことを特徴とする三角きん。
  2. 直角二等辺三角形状の三角きんの高さ寸法を幅寸法に形成した布地を用いて、長辺が該布地の両側部となり、縦糸および横糸が長辺に対して直交するようにしたことを特徴とする三角きん。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013073586A1 (ja) * 2011-11-15 2013-05-23 大和製罐株式会社 防曇塗料及び塗装物品

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