JP2004289216A - 情報提供装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】登録ボタン23の操作で、呼出中なら着信許可として登録記憶部15に登録し、発呼を受けた場合に、着信可能である場合には着信して通話中となる。このとき登録ボタン23の操作により、発呼可能な相手先電話番号として登録記憶部15に登録する。発呼とともに登録ボタン23の操作だけで、着信許可または発呼可能な番号として登録でき、簡単な操作で登録を行うことができる。登録記憶部15に記憶されていない相手先電話番号からの呼出に対しては、何ら応答しないので無駄な課金を防止できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、通信ネットワークを介して発呼した電話端末機に応じて、情報取得手段から得られる画像や音声などの種々の情報を提供するための情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置として、周囲状況を撮影する撮像部と、予め設定されたパスワードを記憶するパスワード記憶部と、通信ネットワークを介して発呼してきた相手先の電話端末機の発呼を受け付けて着信し、その時にユーザの操作によって送信されてきたトーン信号が示すパスワードと前記パスワードとを比較し、一致しているか否かを判断する判断部とを備え、パスワードが一致した場合には撮像部から画像を相手先の電話端末機に送信する監視カメラ装置が挙げられる(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−27432号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、監視カメラ装置内にパスワードを予め設定しておく必要があり、そのための操作スイッチやボタン、表示部などが必要となって装置が複雑化するとともに、操作が煩雑になるという問題がある。
【0005】
その上、監視カメラ等であることを知らずに発呼してきた者であっても無制限に一旦は回線を接続して着信するので、間違って発呼してきた者に対しても課金されてしまう。さらに、監視カメラ装置からの映像を欲して発呼してきた場合であっても、一旦着信した状態で、発呼してきた側のパスワード入力を待つので、その間も課金されてしまうという問題がある。
【0006】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、着信を許可する相手先電話番号及び発呼する相手先電話番号を簡単な操作で登録することができるとともに、無駄な課金を防止することができる情報提供装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、通信ネットワークを介して発呼した電話端末機に応じて、情報取得手段からの情報を提供する情報提供装置において、発呼してきた相手先の電話端末機について、前記通信ネットワークを介して通知される相手先電話番号を受信する受信手段と、着信可能な相手先電話番号および発呼可能な相手先電話番号が登録される登録記憶部と、前記登録記憶部に記憶されている相手先電話番号に対応した電話端末機に対して前記情報取得手段からの情報を提供する情報提供手段と、登録ボタンが操作された場合であって、呼出中である場合にはその相手先電話番号を着信可能な相手先電話番号として前記登録記憶部に登録し、通話中である場合にはその相手先電話番号を発呼可能な相手先電話番号として前記登録記憶部に登録する制御手段と、を備えていることを特徴とするものである。
【0008】
(作用・効果)呼出を受けた場合に、受信手段で受信された相手先電話番号が登録記憶部に記憶されている、着信を許可する相手先電話番号であれば、その相手先電話番号の発呼を受け付けて着信し、情報提供手段を介して情報取得手段からの情報を提供する。一方、登録記憶部に記憶されていない相手先電話番号からの発呼に対しては、着信せず回線が接続されない。このとき制御手段は、登録ボタンが操作された場合であって、呼出中であれば着信許可の相手先電話番号として登録記憶部に登録する。また、発呼を受けた場合に、受信手段で受信された相手先電話番号が登録記憶部に記憶されている、着信できる相手先電話番号である場合には、その相手先電話番号の発呼により着信して通話中となる。このとき登録ボタンが操作されると、制御手段は着信だけでなく発呼も許可する相手先電話番号として登録記憶部に登録する。したがって、本装置に対して発呼を行うとともに単に登録ボタンを操作するだけで、着信許可の相手先電話番号と、発呼できる相手先電話番号とを登録することがき、簡単な操作で登録を行うことができる。また、登録記憶部に記憶されていない相手先電話番号からの呼出に対しては、何ら応答しないので無駄な課金を防止することができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、通信ネットワークを介して発呼した電話端末機に応じて、情報取得手段からの情報を提供する情報提供装置において、発呼してきた相手先の電話端末機について、前記通信ネットワークを介して通知される相手先電話番号を受信する受信手段と、着信可能な相手先電話番号および発呼可能な相手先電話番号が登録される登録記憶部と、前記登録記憶部に記憶されている相手先の電話端末機に対して前記情報取得手段からの情報を提供する情報提供手段と、前記受信手段が受信した相手先電話番号が前記登録記憶部に存在するか否かを照会する登録照会手段と、登録ボタンが操作された場合であって、前記登録照会手段の照会結果が未登録である場合には、その相手先電話番号を着信可能な番号として前記登録記憶部に登録し、前記登録照会手段の照会結果が既登録である場合には、その相手先電話番号を発呼可能な番号として前記登録記憶部に登録する登録制御手段と、を備えていることを特徴とするものである。
【0010】
(作用・効果)呼出がされた場合、登録照会手段は受信手段を介して受信した相手先電話番号が登録記憶部に登録されているか否かを照会し、その結果に基づいて登録制御手段がその相手先電話番号を登録する。つまり、照会結果が未登録の場合には、着信許可として登録し、その相手先電話番号の発呼を受け付けて着信し、情報提供手段を介して情報取得手段からの情報を提供する。一方、照会結果が既登録である場合には、着信した後に、発呼可能な番号として登録する。したがって、本装置に対して発呼を行うとともに単に登録ボタンを操作するだけで、着信許可の相手先電話番号と、発呼できる相手先電話番号とを登録することができ、簡単な操作で登録を行うことができる。また、登録記憶部に記憶されていない相手先電話番号からの呼出に対しては、何ら応答しないので無駄な課金を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
図1は本発明の一実施例に係り、実施例に係る情報提供装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
【0012】
この情報提供装置1は、本発明における情報取得手段に相当する監視カメラ3を備えており、電話回線5などの通信ネットワークを介して発呼してきた電話端末機7に応じて情報を提供するように構成されている。監視カメラ3は、映像を含む画像情報及び音声を含む音声情報を出力するが、画像情報または音声情報のいずれか一方だけを出力するものであってもよい。電話端末機7としては、携帯電話が例示される。
【0013】
情報提供装置1が発呼されると、通信制御部9及びインターフェイス11を介して、発呼してきた電話端末機7の相手先電話番号を受信手段13により受信する。
【0014】
登録記憶部15は、後述する手順で、着信可能な相手先電話番号及び発呼可能な相手先電話番号が登録される。詳細は後述するが、相手先電話番号と、それに応じた許可動作とが記憶される。
【0015】
制御手段17は、登録照会手段19と登録制御手段21とを備えている。この制御手段17による大まかな登録の流れは次のようになる。
すなわち、登録ボタン23が操作された場合に、呼出中である場合にはその相手先電話番号を着信可能な番号として登録記憶部15に登録する。一方、一旦、着信可能な番号として登録されている相手先電話番号からの発呼はすぐに着信処理されるので通話中となる。したがって、着信可能な番号として既に登録されている相手先電話番号から発呼があると、すぐに着信処理されて通話中となる。この場合に登録ボタン23が操作されると、その相手先電話番号を発呼可能な相手先電話番号として登録記憶部15に登録する。
【0016】
詳細には、次のようにして登録動作が行われる。
すなわち、登録照会手段19は、まず受信手段13が受信した相手先電話番号が登録記憶部15に存在するか否かを照会する。登録ボタン23が操作された場合、登録照会手段19の照会結果に基づいて、登録制御手段21は相手先電話番号を着信可能な番号または発呼可能な番号として登録記憶部15に登録する。具体的には、照会結果が未登録であれば着信可能な番号として登録する一方、照会結果が既登録であれば発呼可能な番号として登録する。
【0017】
なお、発呼可能な番号としては、特定の相手先電話番号だけが登録されるのが好ましく、例えば、情報提供装置1の管理者の所有する電話端末機7に対応する相手先電話番号がある。
【0018】
一旦、登録記憶部15に相手先電話番号が登録され、その相手先電話番号からの呼出があると、通信制御手段9及びインターフェイス11を介して受信手段13により相手先電話番号が認識され、登録照会手段19によって照会される。その結果が着信可能な相手先電話番号であった場合には、通信制御部9に対してその発呼を受け付けて着信するように指示するとともに、情報提供手段25にその結果が与えられる。情報提供手段25は、監視カメラ3からの出力を、発呼してきた相手先電話番号に対応する電話端末機5に対して提供する。換言すると、登録記憶部15に記憶されている相手先電話番号からの発呼のみ着信し、その他の番号による発呼に対しては着信しない。
【0019】
さらにこの情報提供装置1は、外部の状況を検知する監視センサ27を備えている。本実施例における監視センサ27は、例えば、開閉スイッチである。この監視センサ27は、図1において情報提供装置1に組み込まれているように描かれているが、実際には信号線を介して外部に延出されている。なお、検知対象によっては情報提供装置1に組み込むように構成してもよい。
【0020】
この監視センサ27は、発呼手段29に接続されている。また、監視センサ27と発呼手段29は、状態記憶手段31と接続されている。発呼手段29には、情報提供装置1の外部から操作可能な、設定ボタン33とモードボタン35が接続されている。また、発呼手段29は、起動後から状態記憶手段31に記憶されている正常状態と、監視センサ27からの出力とを監視する機能も備えている。
【0021】
設定ボタン33は、監視センサ27によって検知されている外部状況を、状態記憶手段31に対して正常状態として記憶させる。具体的にはその指示が発呼手段29に対してなされる。モードボタン35は、後述する条件がそろった場合に、登録記憶部15に登録されている発呼可能な相手先電話番号に自動的に発呼を行うか否かを設定するためのものである。つまり、発呼モードか非発呼モードかを切り換える機能を有する。
【0022】
本実施例では、監視対象をドアの開閉とし、閉止されている状態を正常状態として説明する。この場合、情報提供装置1の管理者は、ドアを閉止するとともに、その開閉を検知可能なように監視センサ27を取り付ける。そして、情報提供装置1を起動するとともに、設定ボタン33を操作する。すると、その時の監視センサ27の信号が発呼手段29の制御の下、状態記憶手段31に記憶される。具体的には、例えば、監視センサ27の出力信号レベルが記憶される。
【0023】
モードボタン33が操作されて発呼モードにされている場合に、ドアが開放されると、監視センサ27からの出力が変化する。すると、それを監視している発呼手段29はその変位を検知し、異常が生じた判断をする。そして、登録記憶部15に記憶されている発呼可能な相手先電話番号に対して発呼を行うとともに、相手先電話番号に対応する電話端末機7が着信した場合には情報提供手段25を介して監視カメラ3からの情報を提供するようになっている。
【0024】
次に、図2及び図3を参照して、相手先電話番号の登録について説明する。なお、図2は相手先番号登録の流れを示すフローチャートであり、図3は登録記憶部の記憶内容を示す模式図である。
【0025】
ステップS1
電話端末機7が電話回線5を介して本情報提供装置1に対して発呼したものとすると、その電話番号(相手先電話番号)を受信手段13が取得する。
【0026】
ステップS2
登録照会手段19は、受信手段13から得た相手先電話番号で登録記憶部15の記憶内容を照会する。その照会の結果、その相手先電話番号が登録記憶部15に記憶されていない場合は、その発呼に対して着信動作を行わない。つまり、呼出中の状態が継続されることになる。
【0027】
ステップS3
ここでは、その相手先電話番号を登録するために登録ボタン23が操作されたとする。登録の意志がない場合には、登録ボタン23が操作されることはないので、相手先電話番号に対応する電話端末機7が発呼を中止したか否かの判断処理であるステップS4に処理が移行する。
【0028】
ステップS5
ステップS3において呼出中に登録ボタン23が操作された場合には、着信可能な相手先電話番号として登録制御手段21が登録記憶部15に記憶する。具体的には、図3の模式図に示すように、例えば、その相手先電話番号と、許可内容を示すフラグとを対応付けて登録する。フラグは、0または1で表されるものであり、例えば、「0」が着信のみを受け付ける着信可能を示し、「1」が着信に加えて発呼も行う発呼可能を示す。
【0029】
ステップS6
着信可能として登録した後、情報提供手段25による通話処理を行う。具体的には、情報提供手段25による監視カメラ3の情報が、相手先電話番号に対応する電話端末機7に対して提供される。
【0030】
ステップS7
その後、相手先電話番号に対応する電話端末機7側によって回線が遮断されたか否かによって処理を分岐する。
【0031】
すなわち、回線が遮断されていれば登録処理を終了し、遮断されていなければステップS8において登録ボタン23の操作の有無に応じて処理を分岐する。通常は、このステップ8にて登録ボタン23が操作されることはないので、ステップS6に戻り、通話処理が継続されることになる。そして、相手先電話番号に対応する電話端末機7側が回線を遮断したら、ステップS7にて分岐して処理を終える。
【0032】
次に、発呼可能な相手先電話番号の登録について説明する。
【0033】
この場合には、登録記憶部15に既に相手先電話番号が登録されているものとする。すると、ステップS2では、着信許可であると判断されてステップS6からステップS8の処理ループに移行する。ここで登録ボタン23が操作されると、ステップS9に処理が移行する。
【0034】
ステップS9
ここでは、登録制御手段21が、登録記憶部15に記憶されている相手先電話番号に対応するフラグを「0」から「1」に書き換える。そして、再びステップS6からステップS8の処理ループに移行する。相手先電話番号に対応する電話端末機7側が回線を遮断した場合には、ステップS7から処理を終える。
【0035】
上述したように本情報提供装置1は動作するが、その登録処理部分だけを示したのが図4である。なお、この図4は、登録ボタンが操作されてからの相手先番号登録の概略の流れを示すフローチャートである。
【0036】
登録ボタン23が操作された際に、呼出中である場合には(ステップS11)、その相手先電話番号を着信可能な番号として登録記憶部15に登録する(ステップS12)。一方、着信可能な番号として登録されている相手先電話番号に対応する電話端末機7からの発呼はすぐに着信処理されるので通話中となるので(ステップS13)、その相手先電話番号を発呼可能な相手先電話番号として登録記憶部15に登録する(ステップS14)。
【0037】
上述したように本実施例装置では、登録ボタン23が操作された場合に、呼出中であれば着信許可の相手先電話番号として登録記憶部15に登録し、発呼を受けた場合に、着信できる相手先電話番号である場合には、その相手先電話番号の発呼により着信して通話中となる。このとき登録ボタン23が操作されると、着信だけでなく発呼も許可する相手先電話番号として登録記憶部15に登録する。
【0038】
したがって、本装置に対して発呼を行うとともに単に登録ボタン23を操作するだけで、着信許可の相手先電話番号と、発呼できる相手先電話番号とを登録でき、簡単な操作で登録を行うことができる。また、登録記憶部15に記憶されていない相手先電話番号からの呼出に対しては、何ら応答しないので無駄な課金を防止することができる。
【0039】
次に、図5を参照して上述した実施例装置による監視動作について説明する。なお、図5は、監視動作の流れを示すフローチャートである。
【0040】
ここでは、上述した登録処理により、既に着信・発呼可能な相手先電話番号の登録が行われているものとする。
【0041】
ステップS21
発呼モードがオンか否かに応じて処理を分岐する。
すなわち、モードボタン35がオンされて発呼モードがオンの場合には、ステップS22に移行する。ここでは、まず発呼モードがオンにされているものとして説明する。
【0042】
ステップS22
モードボタン35が操作されて設定が変えられたか否かに応じて処理を分岐する。通常は、次のステップS23とこのステップS22の処理ループが繰り返される。
【0043】
ステップS23
監視センサ27の出力が変化し、状態記憶手段31に記憶されている正常状態と差が生じた場合には、ステップS24に処理が移行する。
【0044】
ステップS24
発呼手段29は、登録記憶部15を参照し、発呼可能な相手先電話番号に対して発呼処理を行う。そして、その相手先電話番号に対応する電話端末機7が着信した場合には、情報提供手段25を介して監視カメラ3の情報が提供される。
【0045】
通常は、ドアが開放されて異常発生と判断された場合に発呼処理が行われると、相手先電話番号に対応する電話端末機7の所有者が情報をそのまま確認した後に回線を遮断する。そして、その所有者が情報提供装置1のモードボタン35を操作するか、監視センサ27の状態を正常に戻すまではステップS25,S26の処理が繰り返される。これは異常発生に対して、情報提供装置1が設置されている場所において所有者により確認や回復措置がとられない限り、監視状態に戻さないほうが好ましいからである。
【0046】
所有者によってモードボタン35が操作されると、ステップS30に移行して非発呼モードとされる。また、所有者によって監視センサ27の状態が正常に戻されるとステップS22,S23の処理が繰り返される。
【0047】
なお、発呼モードがオフにされて非発呼モードにされると、ステップS27以降が実行される。
【0048】
すなわち、モードボタン35が操作されて再び発呼モードにされると(ステップS27)、監視センサ27の正常状態を取得する処理を行う(ステップS28)。そして、その後に、発呼モードがオンにされてステップS22に戻る(ステップS29)。つまり、監視状態に移行する。
【0049】
このように実施例装置では、外部状況を正常状態とした後、本装置を起動してモードボタン35を操作するだけで状態記憶手段31に正常状態を設定することができるとともに、発呼手段29はこの状態と監視センサ27による外部状況を比較するだけで容易に異常検知ができる。また、上記の処理フローから明らかなように、モードボタン35の操作により監視センサ27の正常状態を取得するようにしているので、上述した設定ボタン33を省略してもよい。
【0050】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、以下のように変形実施が可能である。
【0051】
(1)電話端末機7としては、携帯電話の他、例えば、ISDN網を介して接続されたデジタルテレビ電話や、インターネットを介して接続されたIP電話などが利用可能である。
【0052】
(2)監視センサ27としては、開閉スイッチの他、非接触の光センサ、磁気センサ、光電スイッチ、近接スイッチ、圧力センサ、赤外線センサ、ラインセンサなど種々のものを採用することができる。
【0053】
(3)上記実施例装置では、外部状況の監視を行って異常発生時には発呼するように構成しているが、外部状況の異常を検知することなく、装置内部の異常を検知して特定の相手先電話番号に対応する電話端末機7に対して発呼するように構成してもよい。これにより装置の内部に異常が生じたことを報知することができる。
【0054】
(4)情報取得手段としては監視カメラ3に限定されるものではなく、例えば、画像情報などを得られないセンサ等(例えば、湿度センサや温度センサ)の出力信号を逐次にマイクロコンピュータで処理し、その内容を電話端末機7に提供して、極めて狭い場所における天候情報として提供するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に記載の発明によれば、登録ボタンが操作された場合に、呼出中であれば着信許可の相手先電話番号として登録記憶部に登録し、発呼を受けた場合に、着信できる相手先電話番号である場合には、その相手先電話番号の発呼により着信して通話中となる。このとき登録ボタンが操作されると、着信だけでなく発呼も許可する相手先電話番号として登録記憶部に登録する。したがって、本装置に対して発呼を行うとともに単に登録ボタンを操作するだけで、着信許可の相手先電話番号と、発呼できる相手先電話番号とを登録でき、簡単な操作で登録を行うことができる。また、登録記憶部に記憶されていない相手先電話番号からの呼出に対しては、何ら応答しないので無駄な課金を防止することができる。
【0056】
また、請求項2に記載の発明によれば、呼出がされた場合、登録照会手段は受信手段を介して受信した相手先電話番号が登録記憶部に登録されているか否かを照会し、その結果に基づいて登録制御手段がその相手先電話番号を登録する。つまり、照会結果が未登録の場合には、着信許可として登録し、その相手先電話番号の発呼を受け付けて着信し、情報提供手段を介して情報取得手段からの情報を提供する。一方、照会結果が既登録である場合には、着信した後に、発呼可能な番号として登録する。したがって、本装置に対して発呼を行うとともに単に登録ボタンを操作するだけで、着信許可の相手先電話番号と、発呼できる相手先電話番号とを登録でき、簡単な操作で登録を行える。また、登録記憶部に記憶されていない相手先電話番号からの呼出に対しては、何ら応答しないので無駄な課金を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る情報提供装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図2】相手先番号登録の流れを示すフローチャートである。
【図3】登録記憶部の記憶内容を示す模式図である。
【図4】登録ボタンが操作されてからの相手先番号登録の概略の流れを示すフローチャートである。
【図5】監視動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 … 情報提供装置
3 … 監視カメラ(情報取得手段)
5 … 電話回線(通信ネットワーク)
7 … 電話端末機
9 … 通信制御部
11 … インターフェイス
13 … 受信手段
15 … 登録記憶部
17 … 制御手段
19 … 登録照会手段
21 … 登録制御手段
23 … 登録ボタン
25 … 情報提供手段
27 … 監視センサ
29 … 発呼手段
31 … 状態記憶手段
33 … 設定ボタン
35 … モードボタン
Claims (2)
- 通信ネットワークを介して発呼した電話端末機に応じて、情報取得手段からの情報を提供する情報提供装置において、
発呼してきた相手先の電話端末機について、前記通信ネットワークを介して通知される相手先電話番号を受信する受信手段と、
着信可能な相手先電話番号および発呼可能な相手先電話番号が登録される登録記憶部と、
前記登録記憶部に記憶されている相手先電話番号に対応した電話端末機に対して前記情報取得手段からの情報を提供する情報提供手段と、
登録ボタンが操作された場合であって、呼出中である場合にはその相手先電話番号を着信可能な相手先電話番号として前記登録記憶部に登録し、通話中である場合にはその相手先電話番号を発呼可能な相手先電話番号として前記登録記憶部に登録する制御手段と、
を備えていることを特徴とする情報提供装置。 - 通信ネットワークを介して発呼した電話端末機に応じて、情報取得手段からの情報を提供する情報提供装置において、
発呼してきた相手先の電話端末機について、前記通信ネットワークを介して通知される相手先電話番号を受信する受信手段と、
着信可能な相手先電話番号および発呼可能な相手先電話番号が登録される登録記憶部と、
前記登録記憶部に記憶されている相手先の電話端末機に対して前記情報取得手段からの情報を提供する情報提供手段と、
前記受信手段が受信した相手先電話番号が前記登録記憶部に存在するか否かを照会する登録照会手段と、
登録ボタンが操作された場合であって、前記登録照会手段の照会結果が未登録である場合には、その相手先電話番号を着信可能な番号として前記登録記憶部に登録し、前記登録照会手段の照会結果が既登録である場合には、その相手先電話番号を発呼可能な番号として前記登録記憶部に登録する登録制御手段と、
を備えていることを特徴とする情報提供装置。
Priority Applications (1)
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JP2003075454A JP3768199B2 (ja) | 2003-03-19 | 2003-03-19 | 情報提供装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003075454A JP3768199B2 (ja) | 2003-03-19 | 2003-03-19 | 情報提供装置 |
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Cited By (2)
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JP2006345252A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Kyocera Corp | 通信方法及び無線通信端末 |
JP2013066227A (ja) * | 2012-12-04 | 2013-04-11 | Nakayo Telecommun Inc | 発信者番号対応サイレントモードを有する電話装置 |
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2003
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