JP2004288372A - 光ディスク再生システムのフォーカス制御装置 - Google Patents

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容 吉岡
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Abstract

【課題】この発明は、光ディスクからのデータの読み取りに最適な焦点位置となるように、フォーカスサーボの目標点を調整し設定することができる極めて良好な光ディスク再生システムのフォーカス制御装置を提供することを目的としている。
【解決手段】光学式ピックアップ12から得られた信号に基づいて、対物レンズ12cのフォーカスずれに対応するフォーカス誤差信号を生成し、対物レンズ12cにフォーカスサーボを施すサーボ手段13a〜13d,14a,14b,15〜18,12fと、対物レンズ12cをフォーカス方向に移動させて、光学式ピックアップ12から得られる信号を微分した信号が最大となる位置を検索し、該検索された位置をフォーカスサーボにおける焦点位置の目標点とする制御手段19,22〜26とを備える
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばCD(Compact Disk)やDVD(Digital Video Disk)等の光ディスクを再生する光ディスク再生システムに係り、特にその光学式ピックアップの対物レンズに対してフォーカス位置の調整を施すためのフォーカス制御装置の改良に関する。
周知のように、首記の如き光ディスク再生システムにあっては、光ディスクから記録情報を正しく読み取るために、光学式ピックアップの対物レンズに対してフォーカスサーボを施すことや、光学式ピックアップ自体の傾き調整等を行なう必要がある。
このようなフォーカスサーボや傾き調整等を行なう場合には、その調整点を決定するために、光学式ピックアップから得られる再生信号の空間周波数によらない変調度の最大点を検出する手段や、光ディスクからの平均反射光量の最大点を検出する手段等が、広く用いられている。
図2は、フォーカスサーボにおける焦点位置の調整目標点を、光学式ピックアップから得られる再生信号の振幅レベルによって決定する手法が採用された、従来のフォーカス制御手段を示している。図2において、符号11は光ディスクであり、その信号記録面に対向して光学式ピックアップ12が設置されている。
この光学式ピックアップ12では、レーザダイオード12aで発生されたレーザ光が、ビームスプリッタ12bを介して対物レンズ12cに導かれることにより、光ディスク11上に収光されている。そして、光ディスク11からの反射光は、対物レンズ12cを逆行し、ビームスプリッタ12bで略直角に反射された後、非点収差発生レンズ12dを介して光検出器12eに投影される。
この光検出器12eは、それぞれが受光量に応じた電流信号を発生する、4つのフォトダイオードA,B,C,Dによって構成されている。なお、この光検出器12eは、その図中左右方向が光ディスク11のトラッキング方向に対応しているものとする。
すなわち、フォトダイオードA,B及びフォトダイオードC,Dの各配列方向が、光ディスク11のトラッキング方向に対応し、フォトダイオードA,D及びフォトダイオードB,Cの各配列方向が、光ディスク11に記録されたトラック方向に対応している。
これらフォトダイオードA,B,C,Dから出力される電流信号は、それぞれI/V(電流/電圧)変換回路13a,13b,13c,13dに供給されて電圧信号に変換される。そして、I/V変換回路13a,13cの各出力信号は、加算回路14aに供給されて加算される。また、I/V変換回路13b,13dの各出力信号は、加算回路14bに供給されて加算される。
すなわち、光検出器12eを構成する4つのフォトダイオードA,B,C,Dのうち、一方の対角的な位置関係にあるフォトダイオードA,Cの各出力が、加算回路14aによって加算され、他方の対角的な位置関係にあるフォトダイオードB,Dの各出力が、加算回路14bによって加算されることになる。
これら加算回路14a,14bの各出力信号は、それぞれ減算回路15に供給される。この減算回路15は、加算回路14aの出力から加算回路14bの出力を減算することにより、上記対物レンズ12cのフォーカスずれに対応したフォーカス誤差信号を生成している。
そして、この減算回路15から出力されたフォーカス誤差信号には、加算回路16によって、後述するサーボ目標点電圧が加算される。
このようにして、加算回路16によってサーボ目標点電圧が加算されたフォーカス誤差信号は、イコライザ回路17に供給されて、フォーカスサーボに最適なループ応答特性を与えられた後、アクチュエータドライバ18により電力増幅されて、光学式ピックアップ12のフォーカスアクチュエータコイル12fに供給され、ここに、対物レンズ12cに対するフォーカスサーボが行なわれる。
一方、上記I/V変換回路13a,13b,13c,13dの各出力信号は、加算回路19によって全て加算される。この加算回路19から得られる全加算信号は、まず、光ディスク11から読み取ったRF(Radio Frequency)信号として、出力端子20から取り出され、データ再生に供される。
また、この加算回路19から得られる全加算信号は、エンベロープ検波回路21に供給されてRF信号の振幅レベルに対応した直流電圧に変換された後、A/D(Analogue/Digital)変換回路22によりデジタル符号化されてシグナルプロセッサ23に供給される。
このシグナルプロセッサ23は、フォーカスサーボにおける焦点位置の調整目標点を指定する、つまり、フォーカス誤差のない状態における対物レンズ12cのフォーカス方向の位置を規定する目標点データを発生している。
そして、このシグナルプロセッサ23から出力される目標点データが、D/A(Digital/Analogue)変換回路24に供給されてアナログ化されることにより、サーボ目標点電圧が生成され、加算回路16でフォーカス誤差信号に加算されるようになる。
また、シグナルプロセッサ23は、フォーカスサーボにおける焦点位置の調整が要求されたときには、目標点データを順次変化させ、A/D変換回路22から得られるデジタル符号化信号に基づいて、RF信号振幅がどのように変化するかを学習し、RF信号振幅が最大となる目標点データを検索して出力している。
しかしながら、上記のようにしてフォーカスサーボ目標点の調整を行なう従来のフォーカス制御手段では、光学系の機械的精度等の影響によって、調整されたサーボ目標点が必ずしもジッタ最小点と一致するとは限らないという問題が生じている。このため、光ディスク11の面ぶれや傾き等に対して、マージンが少なくなる。
特に、従来のフォーカスサーボでは、再生されたRF信号の低域成分によるフォーカスサーボがかかる可能性があり、高域成分はぴんぼけ状態になり得る。この状態では、高域成分がサーボ対象外となり、高域成分のジッタも増加することになる。
以上のように、従来のフォーカス制御手段では、調整されたフォーカスサーボの焦点位置の目標点が、ジッタ最小点と一致しない場合があるという問題を有している。
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、光ディスクからのデータの読み取りに最適な焦点位置となるように、フォーカスサーボの目標点を調整し設定することができる極めて良好な光ディスク再生システムのフォーカス制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係る光ディスク再生システムのフォーカス制御装置は、光ディスク上に対物レンズを介してレーザ光を収光させることにより、光ディスクの記録情報に対応した信号を得る光学式ピックアップと、この光学式ピックアップから得られた信号に基づいて、対物レンズのフォーカスずれに対応するフォーカス誤差信号を生成し、対物レンズにフォーカスサーボを施すサーボ手段と、対物レンズをフォーカス方向に移動させて、光学式ピックアップから得られる信号を微分した信号が最大となる位置を検索し、該検索された位置をフォーカスサーボにおける焦点位置の目標点とする制御手段とを備えるようにしたものである。
上記した発明によれば、対物レンズをフォーカス方向に移動させて、光学式ピックアップから得られる信号を微分した信号が最大となるように焦点位置の目標点を設定するようにしたので、光ディスクのそりに起因した回転中のばたつきが原因となる再生RF信号の高域成分のジッタを減少させることができ、符号誤りも少なくすることができる。このため、光ディスクからのデータの読み取りに最適な焦点位置となるように、フォーカスサーボの目標点を調整し設定することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1において、図2と同一部分には同一符号を付して示している。すなわち、前記加算回路19から得られる全加算信号は、BPF(Band Pass Filter)25に供給される。
このBPF25は、入力されたRF信号から、その最短記録波長付近を取り出している。そして、このBPF25から出力された最短記録波長付近のRF信号は、整流回路26に供給されて検波されることにより直流信号に変換された後、A/D変換回路22に供給される。
ここで、前記シグナルプロセッサ23は、フォーカスサーボにおける焦点位置の調整が要求されたときには、目標点データを順次変化させ、A/D変換回路22から得られるデジタル符号化信号に基づいて、RF信号の最短記録波長付近の成分(高域成分)がどのように変化するかを学習し、RF信号の最短記録波長付近の成分が最大となる目標点データを検索して出力している。
具体的に言えば、フォーカスサーボにおける焦点位置の目標点を、予め設定されたセンター位置から一方向に変化させ、RF信号の最短記録波長成分のレベルが低下する方向に変化したら、目標点の変化方向を逆に設定して変化させる。そして、RF信号の最短記録波長成分のレベルが増加して低下し始める山特性に基づいて、RF信号の最短記録波長成分の最大レベル点を検索する。
その後、この検索された最大レベル点から、上記山特性の両側にそれぞれ同じレベルだけレベル低下した2点を抽出し、この2点のフォーカスサーボ目標点の中間をとってサーボ目標点としている。
上記した実施の形態によれば、再生されたRF信号の最短記録波長付近の成分が最大となるように焦点位置の目標点を設定するようにしたので、光ディスク11のそりに起因した回転中のばたつきが原因となる再生RF信号の高域成分のジッタを減少させることができ、符号誤りも少なくすることができる。特にDVDには、最短記録波長成分の出現頻度が一定する特性をもつように情報信号が記録されているので有効である。
また、上記した実施の形態では、再生されたRF信号から最短記録波長付近の成分を取り出すようにしたが、これに代えて、例えばRF信号を微分し、その微分信号が最大となるように焦点位置の目標点を設定するようにすることも可能である。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。
この発明に係る光ディスク再生システムのフォーカス制御装置の実施の形態を示すブロック構成図。 フォーカスサーボ時における焦点位置の目標点を設定するための従来のフォーカス制御手段を示すブロック構成図。
符号の説明
11…光ディスク、12…光学式ピックアップ、13a〜13d…I/V変換回路、14a,14b…加算回路、15…減算回路、16…加算回路、17…イコライザ回路、18…アクチュエータドライバ、19…加算回路、20…出力端子、21…エンベロープ検波回路、22…A/D変換回路、23…シグナルプロセッサ、24…D/A変換回路、25…BPF、26…整流回路。

Claims (1)

  1. 光ディスク上に対物レンズを介してレーザ光を収光させることにより、前記光ディスクの記録情報に対応した信号を得る光学式ピックアップと、
    この光学式ピックアップから得られた信号に基づいて、前記対物レンズのフォーカスずれに対応するフォーカス誤差信号を生成し、前記対物レンズにフォーカスサーボを施すサーボ手段と、
    前記対物レンズをフォーカス方向に移動させて、前記光学式ピックアップから得られる信号を微分した信号が最大となる位置を検索し、該検索された位置を前記フォーカスサーボにおける焦点位置の目標点とする制御手段とを具備してなることを特徴とする光ディスク再生システムのフォーカス制御装置。
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