JP2004288108A - 商品情報要求方法、プログラム及びその記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ショッピングカート10は、利用者による利用開始時間を記録し(ステップS1)、経過時間を計測し(ステップS2)、会計が完了したか否かを検出し(ステップS3)、所定時間内に会計の完了を検出しない場合に、利用者が買い物に迷っていると判断して、お奨めの商品情報を要求する信号を商品情報提供元20に送信する(ステップS4)。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品情報要求方法、プログラム及びその記録媒体に関し、特に、お奨めの商品情報の提供を要求する商品情報要求方法、プログラム及びその記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、スーパーマーケットなどの販売店では、入店してきた利用者にお奨めの商品情報を宣伝用のディスプレイに表示するなどして、利用者の購買意欲向上を図っている。
【0003】
また、販売店内で利用者が商品を運ぶためのショッピングカートに、お奨め(お買い得)の商品の広告や、売り場に応じた広告、利用者の嗜好に応じた商品の広告を表示する方法なども提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−304671号公報(段落番号〔0055〕,〔0073〕,〔0083〕,第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、利用者の中には既に買うべきものを決めているものもおり、買う予定の無いお奨め品を提示されたことで、気分を害してしまう場合があるという問題があった。
【0006】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ショッピングカートのような商品運搬用装置が、買い物に悩んでいる人にだけ、お奨め品の商品情報の提供を、商品情報提供元に要求する商品情報要求方法、プログラム及びそのようなプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、お奨めの商品情報の提供を要求する商品情報要求方法において、図1に示すように、利用者が商品を運ぶための商品運搬用装置(図ではショッピングカートと表記している)10が、商品運搬用装置10の利用開始時間を記録するステップ(S1)と、経過時間を計測するステップ(S2)と、会計が完了したか否かを検出するステップ(S3)と、経過時間を参照して、所定時間内に会計が完了しない場合に、利用者が買物に迷っていると判断してお奨めの商品情報を要求する信号を商品情報提供元20に送信するステップ(S4)と、を有することを特徴とする商品情報要求方法が提供される。
【0008】
このような手順の商品情報要求方法では、商品運搬用装置10は、利用者による利用開始時間を記録し、経過時間を計測し、会計が完了したか否かを検出し、所定時間内に会計の完了を検出しない場合に、お奨めの商品情報を要求する信号を商品情報提供元20に送信する。商品情報提供元20は、お奨めの商品情報を利用者の携帯端末30に通知する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態の商品情報要求方法を実現する商品情報提供システムの概略を示す図である。
【0010】
本発明に係わる商品情報提供システムは、例えば、スーパーマーケットなどの店舗内で、利用者が商品を運搬するショッピングカート10と、例えば、店舗内サーバである商品情報提供元20と、利用者が所有する携帯端末30と、から構成される。
【0011】
ショッピングカート10は、利用者により、このショッピングカート10が利用開始された利用開始時間を記録し(ステップS1)、利用開始時間からの経過時間を計測し(ステップS2)、会計が完了したか否かを検出し(ステップS3)、経過時間を参照して所定時間内に会計が完了しない場合に、利用者が買物に迷っていると判断して、お奨めの商品情報を要求する信号を、無線通信により、商品情報提供元20に送信する(ステップS4)。
【0012】
例えば、30分経過しても、会計が完了しない場合には、利用者が買い物に迷っていると判断して、お奨めの商品情報が商品情報提供元20より、利用者が所有する携帯端末30に送信されて表示される。図1の例では、“牛肉”がお奨めであるという商品情報が提供される。このとき“牛肉”を用いたレシピを表示するようにしてもよい。
【0013】
このように上記の方法によれば、所定の時間を経過しても会計を終えていない、買い物に迷っていると判断された利用者にのみ、お奨めの商品情報を提供することができる。また、利用者の購買意欲を向上させることが可能になる。
【0014】
次に本発明の実施の形態の詳細を説明する。
図2は、商品情報提供システムの構成を示す機能ブロック図である。
本発明に係わる商品情報提供システムは、店舗内で利用者が商品を運ぶためのショッピングカート100と、例えば、店舗内に設置され、商品情報を提供する店舗サーバ200と、会計を行うレジ端末300が、ネットワーク400に接続されている構成からなる。
【0015】
ショッピングカート100は、利用者が所持する会員カードの情報を読み取るカードリーダ部101と、ショッピングカート100の動き出しを検出する感圧センサなどであるセンサ部102と、ショッピングカート100の利用開始からの時間を計測するタイマ部103と、お奨めの商品情報などを表示する表示部104と、ショッピングカート100内の商品などを記憶するデータ記憶部105と、商品ごとに付加されたIC(Integrated Circuit)タグを読み取るICタグリーダ部106と、ネットワーク400を介してデータの送受信を行うデータ送受信部107と、レジ端末300より会計が完了した旨の情報を受け取る会計完了情報受取部108と、これら各部を制御する制御部109と、無線通信を行うためのアンテナ110から構成される。
【0016】
各商品に付加されるICタグは、近年、バーコードの代わりとして提案されているものであり、各商品の情報を記憶している。また、外部から無線通信を使って複数のICタグの情報を一括で自動的に読み取りすることもできる。
【0017】
ここで、制御部109は、CPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行する基本的なプログラムやデータを格納しているROM(Read Only Memory)と、CPUが実行途中のプログラムや、演算途中のデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)などにより構成されている。
【0018】
店舗サーバ200は、ネットワーク400を介してデータの送受信を行うデータ送受信部201と、ショッピングカート100から送られてくるデータを元に、紹介すべき商品を選定する紹介商品選定部202と、特定の商品を買おうかどうしようか迷っている利用者には、その商品を用いたレシピを選定するレシピ選定部203と、仕入れた商品の数量などを管理する仕入データベース204と、売り上げた商品の数量などを管理する売上データベース205と、お奨めの商品(食材)を用いたレシピを格納するレシピデータベース206と、を有する。
【0019】
レジ端末300は、ショッピングカート100より、カート内の商品の値段情報を受け取るデータ受取部301と、会計処理を行う会計処理部302と、会計処理が完了すると、完了情報を送信する完了情報送信部303と、を有する。またレジ端末300は、人手による入力のためにキーボードなどの入力装置310と、会計の結果などが表示される出力装置320を有する。
【0020】
ネットワーク400は、例えば無線LAN(Local Area Network)から構成される。
以下、図2の商品情報提供システムにおける処理の流れを示すとともに、本発明の実施の形態の商品情報要求方法を説明する。
【0021】
まず、ショッピングカート100内での処理を説明する。
図3、4、5は、ショッピングカートが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
【0022】
まず、制御部109は、カードリーダ部101またはセンサ部102からの情報を利用開始情報として入力待ちする(ステップS1)。ここで、カードリーダ部101で、利用者の会員カードが読み取られるか、利用者がショッピングカート100を動かし始めたことがセンサ部102で検出されることで、制御部109は、ショッピングカート100が利用開始されたと判断し、ステップS3の処理に進む。利用開始情報が入力されない場合は、ステップS1の処理に戻る(ステップS2)。
【0023】
ステップS2の処理で、ショッピングカート100の利用が開始されたと判断された場合には、制御部109は、その利用開始時間をデータ記憶部105に記録する(ステップS3)。
【0024】
次に、利用者による、ショッピングカート100への商品の出し入れを、ICタグリーダ部106で検出して、制御部109の制御のもとデータ記憶部105に記録する(ステップS4)。
【0025】
図6は、商品ごとに付加されるICタグの情報例である。
ICタグには、商品分類、商品名、商品の金額などの情報が格納される。ICタグリーダ部106は、この情報を読み取って、商品の出し入れを検出する。
【0026】
図7、8は、データ記憶部に格納される商品出入記録の例である。
商品出入記録には、ステップS3の処理で記録した利用開始時間と、悩み判定閾値時間(後述する)が記録され、ショッピングカート100に入れた商品の情報(商品分類、商品名、商品金額、数量)と、ショッピングカート100から出した商品の情報が記録される。図7の例では、商品分類“肉類”の“鶏肉”が2つ、“牛肉”が3つと、商品分類が“野菜”の“じゃがいも”が1つショッピングカート100内に入り、“鶏肉”が1つと、“牛肉”が3つショッピングカート100から出されたことを示している。この場合、ショッピングカート100内には“鶏肉”が1つと、“じゃがいも”が残っている。
【0027】
本実施の形態では、以下、ショッピングカート100から出した数量を出入回数とする。すなわち、図7において、“牛肉”の出入回数は3回、“鶏肉”は1回、“じゃがいも”は0回となる。
【0028】
図8の例では、“鶏肉”と“牛肉”が2つ入り、2つ出されたことを示す。他は図7と同じである。この図の場合は、ショッピングカート100内に残っている商品は、“じゃがいも”だけとなる。ここでは、出入回数は、“鶏肉”、“牛肉”とも2回である。
【0029】
図3のフローチャートに戻ると、次に、制御部109は、タイマ部103で計測されている経過時間が、所定時間(前述した図7、8の悩み判定閾値時間である)を経過したか否かを判定し、所定時間を経過した場合はステップS6に進み、所定時間を経過していない場合は、ステップS7に進む(ステップS5)。
【0030】
所定時間を経過した場合は、制御部109は、データ記憶部105を参照して、ショッピングカート100内の品数が、閾値より少ないか否かを判定する。ここで、閾値以上であればステップS7に進み、少なければステップS13に進む。例えば、閾値となる品数を2つとした場合、図7の例の場合“じゃがいも”と“鶏肉”が1つずつあるので品数は2つとなり、閾値以上となりステップS7に進み、図8の例の場合“じゃがいも”1つのみであるので、閾値より少ないのでステップS13に進む(ステップS6)。
【0031】
ステップS5の処理で、所定時間を経過していないと判定された場合、もしくは、ステップS6の処理で、ショッピングカート100内の品数が閾値よりも多い場合、制御部109は、データ記憶部105を参照して、同一商品の出入回数が閾値を越えたか否かを判断する。ここで、閾値以下の場合はステップS8に進み、閾値を超える場合はステップS10に進む。例えば閾値の回数を2回とすると、図7の場合、“牛肉”の出入回数は3回で閾値を越えるので、制御部109は、利用者が牛肉を買おうか迷っている状態であると判断し、ステップS10の処理に進む。また、図8の場合、閾値を超える出入回数の同一商品が無いのでステップS8に進む(ステップS7)。
【0032】
同一商品の出入回数が閾値を超えない場合には、制御部109は、同一商品分類の出入回数が閾値を超えるか否かを判断する。ここで、閾値を越える場合、ステップS9に進み、閾値以下の場合は、ステップS14に進む。例えば閾値の回数を1回とすると、図8の場合、同じ商品分類“肉類”である“鶏肉”と“牛肉”の出入回数がともに2回で、閾値を超えているので、制御部109は、利用者が肉類で牛肉を買おうか鶏肉を買おうかで迷っている状態であると判断し、ステップS9の処理に進む(ステップS8)。
【0033】
ステップS8の処理で、同一商品分類の出入回数が閾値を超えたと判断された場合には、制御部109は、データ記憶部105に格納されたデータに、お奨めの商品情報(以下、紹介商品情報と呼ぶ場合もある)を選別するための依頼フラグを付加する。この依頼フラグがある場合は、利用者は同一商品分類の中で迷っていることを示し、ない場合は特定の商品の購入について迷っていることを示す。依頼フラグは、店舗サーバ200が利用者に紹介する紹介商品情報を提供する際に用いられる(ステップS9)。
【0034】
ステップS7またはステップS8の処理で、出入回数が閾値を超えた場合に、利用者が迷っていると判断されるので、紹介商品情報を要求するために、ショッピングカート100内の商品情報を、店舗サーバ200に通知する。このとき、ステップS7の処理で出入回数が閾値を超えた商品または、ステップS9の処理で、依頼フラグを付加された商品分類の情報も通知される(ステップS10)。
【0035】
通知された情報をもとに、店舗サーバ200で生成される紹介商品情報(例えば紹介したい商品のレシピなど)をデータ送受信部107で受けとり(ステップS11)、制御部109の制御のもと、表示部104に出力して表示し、その後ステップS16に進む(ステップS12)。
【0036】
図9、10は、店舗サーバから提供される紹介商品情報の出力画面例である。
図9は、図7で示したように、牛肉を購入するか否かで迷っている利用者に提供される紹介商品情報の例を示している。出入回数が閾値を超えた商品である牛肉を用いた、お奨めのレシピが表示される。ここで、牛肉とショッピングカート100内に入っている他の食材はチェックボックスが塗りつぶされ、例えば、“肉じゃが”を作る場合は、チェックボックスが塗りつぶされていない“たまねぎ”を揃えればよいことが示される。
【0037】
図10は、図8に示したように、同一商品分類である“肉類”で、牛肉を買うか、鶏肉を買うかで迷っている利用客に提供される紹介商品情報の例を示している。
【0038】
この場合、店舗サーバ200からは、売り上げなどを考慮して、どちらの商品を奨めればよいかを判断して、奨めたい商品の情報が紹介商品情報として出力される。図のように、例えば、鶏肉よりも牛肉がお奨めである旨を通知するとともに、牛肉を用いたレシピが提供される。
【0039】
一方、所定時間経過して、ステップS6の処理で、ショッピングカート100内の品数が閾値より少ないと判定された場合、利用者が買い物に迷っていると判断し、制御部109の制御のもと、データ送受信部107は紹介商品情報の提供を店舗サーバ200に要求し(ステップS13)、店舗サーバ200より紹介商品情報を受信する(ステップS14)。その後、紹介商品情報を、制御部109の制御のもと表示部104で出力する(ステップS15)。
【0040】
図11は、店舗サーバから提供される紹介商品情報の出力画面例である。
図のように、例えば“本日は[牛肉]がお奨めです”などと、奨めたい商品を示し、さらにその商品(食材)を用いたレシピの例を出力する。ここで、チェックボックスが塗りつぶされている食材(図では“じゃがいも”)はすでにショッピングカート100内に入っている食材を示す。例えば、“肉じゃが”を作るには、あと“牛肉”と、“たまねぎ”を揃えればよいことを示す。
【0041】
なお、ステップS13の処理で、ショッピングカート100内に入っている商品を店舗サーバ200に通知して、その食材を用いたレシピを受け取るようにしてもよい。
【0042】
ステップS16では、制御部109は会計処理が開始されるか否かを判断し、会計処理が開始される場合には、ステップS17に進み、そうでなければステップS4に戻る。
【0043】
会計処理が開始されると、制御部109の制御のもと、ショッピングカート100内の商品の値段などの情報は、データ送受信部107によりレジ端末300に出力される(ステップS17)。その後レジ端末300より、会計が完了した旨の情報を、会計完了情報受取部108で受け取ると、次の利用者のために、データ記憶部105に格納された図7、8で示したような商品出入記録を初期化して、ショッピングカート100の処理を終える(ステップS18)。
【0044】
次に、店舗サーバ200における処理を説明する。
図12は、ショッピングカートから商品情報を受け取った場合の店舗サーバの処理の流れを示すフローチャートである。
【0045】
なお、以下の処理は店舗サーバ200の図示しない制御装置(CPUなど)の制御のもと行われる。
ショッピングカート100から、ネットワーク400を介して、商品情報をデータ送受信部201で受け取ると(ステップS20)、前述した紹介商品選別のための依頼フラグがあるか否かを判断する。依頼フラグがある場合には、利用者は同一商品分類で迷っていると判断して、ステップS22の処理に進む。依頼フラグがない場合、利用者は特定の商品を買おうかどうしようかと迷っていると判断してステップS26に進む。例えば、図7で示したように、利用者が“牛肉”を買おうか悩んでいる場合には、ステップS26に進み、図8で示したように、利用者が、同一商品分類の“肉類”で、“鶏肉”か“牛肉”か、で迷っているような場合には、ステップS22に進む(ステップS21)。
【0046】
同一商品分類で迷っていると判断された場合、紹介商品選定部202では、仕入データベース204から仕入情報を受付け(ステップS22)、売上データベース205から売上情報を受付け(ステップS23)、売れ行きを判定する(ステップS24)。
【0047】
図13は、仕入データベースの例である。
仕入データベース204には、商品分類と、商品名と、その日の開店時における在庫量が管理される。
【0048】
図14は、売上データベースの例である。
売上データベース205には、商品分類と、商品名と、その日の売上量が管理される。この売上データベース205において売上量は、レジ端末300からの情報を元に更新される。
【0049】
次に、図13、14の情報をもとにステップS24で判定した売れ行きに応じて、紹介したい商品を決定する(ステップS25)。
さらに、レシピ選定部203で、特定の商品を買おうか迷っている利用者には、その特定の商品を用いたレシピを、同一の商品分類で迷っている利用者には、ステップS25の処理で決定した紹介商品を用いたレシピを、レシピデータベース206より抽出する(ステップS26)。
【0050】
図15は、レシピデータベースの例である。
レシピデータベース206には、“肉類”、“野菜”などの商品分類キーと、“牛肉”、“鶏肉”など、レシピの主となる主キー材料と、その主キー材料を用いた料理の名称と、その料理を作るための副キー材料(例えば肉じゃがを作る場合は、“たまねぎ”、“じゃがいも”)が管理される。レシピ選定部203では、紹介商品となる主キー材料をもとに、レシピデータベース206を検索し、レシピを抽出する。
【0051】
その後、抽出したレシピをデータ送受信部201で、ネットワーク400を介して、ショッピングカート100、または、利用者が持っている携帯端末(図示せず)に通知して表示させる(S27)。
【0052】
なお、携帯端末に送信する場合には、例えば、ショッピングカート100のカードリーダ部101で読み込まれた利用者の会員カードに、利用者のメールアドレスが格納されており、それが店舗サーバ200に通知され、商品情報通知の際のあて先として用いられる。
【0053】
次に、所定時間を経過しても会計が完了しない場合、ショッピングカート100から紹介商品情報要求がなされた場合の、店舗サーバの処理の流れを説明する。
【0054】
図16は、ショッピングカートから紹介商品情報要求を受け取った場合の店舗サーバの処理の流れを示すフローチャートである。
ショッピングカート100からネットワーク400を介してデータ送受信部201で、紹介商品情報要求を受信すると、図12の処理と同様に、仕入情報と売上情報を元に売れ行きを判定し、紹介商品を決定する(ステップS31〜S34)。その後も図12と同様に紹介商品を用いたレシピを抽出して(ステップS35)、ショッピングカート100または利用者の携帯端末に通知する(ステップS36)。
【0055】
このように、利用者が、特定の商品の購入を迷っている場合は、その商品に関するレシピなどの商品情報を提供し、同一の商品分類でどの商品を購入するか迷っている場合や、利用者が所定時間経過しても会計を終えないで買い物に迷っているような場合には、その日の売上などを考慮して奨めたい商品の情報を利用者に提供する。つまり、買い物に迷っている人にのみ、商品情報を提供することができる。
【0056】
なお、上記では、スーパーマーケットなどにおいて、ショッピングカートが、お奨めの食材やレシピなどの商品情報を要求する商品情報要求方法について説明したが、これに限定されず、ショッピングカートを用いる電気店などにおいても、利用者の迷いに応じて、お奨めの商品や、商品の組み合わせなどを商品情報提供元に要求して、利用者に提供するようにしてもよい。また、この際、商品情報とともに値引き情報を提供するようにしてもよい。これにより、利用者の購買意欲がいっそう高まる。
【0057】
また、上記では、商品運搬用装置としてショッピングカートを用いて説明したが、商品を運搬する買い物籠などでもよい。
また、上記では、利用者への商品情報の提供は、携帯端末または、ショッピングカートの表示部で行われるとして説明したが、店舗内の所定の場所に、例えば、ショッピングカートの番号を入力することで、店舗サーバから紹介商品情報を受け取り、出力する紹介商品情報出力装置を設けてもよい。
【0058】
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、商品運搬用装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto−Optical disc)などがある。
【0059】
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
【0060】
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、所定の時間を経過しても会計を終えていない、買い物に迷っていると判断された利用者にのみ、お奨めの商品情報を提供することができる。
【0062】
また、利用者が、特定の商品の購入を迷っている場合は、その商品に関するお奨めの商品情報を提供し、同一の商品分類でどの商品を購入するか迷っている場合には、その日の売上などを考慮して奨めたい商品の情報を利用者に提供することができる。これにより利用者の購買意欲を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の商品情報要求方法を実現する商品情報提供システムの概略を示す図である。
【図2】商品情報提供システムの構成を示す機能ブロック図である。
【図3】ショッピングカートが実行する処理の流れを示すフローチャートである(その1)。
【図4】ショッピングカートが実行する処理の流れを示すフローチャートである(その2)。
【図5】ショッピングカートが実行する処理の流れを示すフローチャートである(その3)。
【図6】商品ごとに付加されるICタグの情報例である。
【図7】データ記憶部に格納される商品出入記録の例である(その1)。
【図8】データ記憶部に格納される商品出入記録の例である(その2)。
【図9】店舗サーバから提供される紹介商品情報の出力画面例である(その1)。
【図10】店舗サーバから提供される紹介商品情報の出力画面例である(その2)。
【図11】店舗サーバから提供される紹介商品情報の出力画面例である(その3)。
【図12】ショッピングカートから商品情報を受け取った場合の店舗サーバの処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】仕入データベースの例である。
【図14】売上データベースの例である。
【図15】レシピデータベースの例である。
【図16】ショッピングカートから紹介商品情報要求を受け取った場合の店舗サーバの処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ショッピングカート
20 商品情報提供元
30 携帯端末
Claims (5)
- お奨めの商品情報の提供を要求する商品情報要求方法において、
利用者が商品を運ぶための商品運搬用装置が、
前記商品運搬用装置の利用開始時間を記録するステップと、
経過時間を計測するステップと、
会計が完了したか否かを検出するステップと、
前記経過時間を参照して、所定時間内に前記会計が完了しない場合に、前記利用者が買物に迷っていると判断して前記お奨めの商品情報を要求する信号を商品情報提供元に送信するステップと、
を有することを特徴とする商品情報要求方法。 - 前記商品が出し入れされていることを検出するステップと、
特定の商品において、前記出し入れの回数が所定回数を超えると、前記特定の商品の購入を迷っていると判断するステップと、
前記特定の商品に関する前記商品情報を要求する信号を前記商品情報提供元に送信するステップと、
を有することを特徴とする請求項1記載の商品情報要求方法。 - 同一商品分類に属する複数の前記商品の、前記出し入れの回数が所定回数を越えると、前記同一商品分類の中で購入を迷っていると判断するステップと、
前記同一商品分類のうち、前記お奨めの商品情報を要求する信号を前記商品情報提供元に送信するステップと、
を有することを特徴とする請求項2記載の商品情報要求方法。 - お奨めの商品情報の提供を要求する処理をコンピュータに機能させるプログラムにおいて、
前記コンピュータが、
利用者が商品を運ぶための商品運搬用装置の利用開始時間を記録し、
経過時間を計測し、
会計が完了したか否かを検出し、
前記経過時間を参照して、所定時間内に前記会計が完了しない場合に、前記利用者が買物に迷っていると判断して前記お奨めの商品情報を要求する信号を商品情報提供元に送信する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - お奨めの商品情報の提供を要求する処理をコンピュータに機能させるプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
前記コンピュータが、
利用者が商品を運ぶための商品運搬用装置の利用開始時間を記録し、
経過時間を計測し、
会計が完了したか否かを検出し、
前記経過時間を参照して、所定時間内に前記会計が完了しない場合に、前記利用者が買物に迷っていると判断して前記お奨めの商品情報を要求する信号を商品情報提供元に送信する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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