JP2004287901A - 音楽コンテンツ利用装置およびプログラム並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】さまざまな音楽コンテンツ素材が存在する複合音楽コンテンツに対して適切な利用制限をかけることを可能にすることを目的とする。
【解決手段】複数階層(例えば、パッケージ、パッケージ内のページ、各ページ内のコンテンツ素材等の階層)からなる音楽コンテンツに対し各階層ごとに利用制限情報を持つようにし、この利用制限情報を参照して、各階層ごとの利用制限をかける。各階層の音楽コンテンツデータはそれぞれ暗号化しておき、利用許可された階層のデータのみを復号化する。また、データの利用形態は複数あるが(例えば、データを見る、印刷する、保存する等)、利用制限情報は各利用形態について別々に設定する。試用と購入とで音楽コンテンツ自体は共通とし、利用制限情報を試用と購入とで別々に持ち、試用と購入では利用制限の状態が異なるようにしてもよい。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、種々の音楽コンテンツ素材を含む複合音楽コンテンツに対して適切な利用制限をかける音楽コンテンツ利用装置およびプログラム並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
音楽コンテンツ利用装置において、音楽コンテンツを正規に購入する前に試聴可能にした音楽コンテンツ利用装置が知られている。例えば、特許文献1には、試聴用と購入用とで別々の音楽コンテンツが用意され、試聴用音楽コンテンツが利用装置に供給されたのち、購入の指示があると購入用音楽コンテンツが利用装置に供給されるようにした技術が開示されている。或いは、音楽コンテンツ内に試聴用である旨を示す情報を含ませておき、購入の指示があると、この試聴用を示す情報を削除して購入用音楽コンテンツに変更する例も示されている。
【0003】
【特許文献1】特開2001−350479
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術は携帯電話の着信メロディのような単独のコンテンツ素材からなるものについて開示されているもので、複数の階層(例えば、コンテンツ全体/コンテンツ内のページ/各ページ内の素材等)からなるような複合音楽コンテンツについては議論されていない。
【0005】
この発明は、さまざまな音楽コンテンツ素材が存在する複合音楽コンテンツに対して適切な利用制限をかけることを可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、この発明は、複数階層(例えば、パッケージ、パッケージ内のページ、各ページ内のコンテンツ素材等の階層)からなる音楽コンテンツに対し各階層ごとに利用制限情報を持つようにし、この利用制限情報を参照して、各階層ごとの利用制限をかけることを特徴とする。
【0007】
各階層の音楽コンテンツデータはそれぞれ暗号化しておき、利用許可された階層のデータのみを復号化するようにするとよい。また、データの利用形態は複数あるが(例えば、データを見る、印刷する、保存する等)、利用制限情報は各利用形態について別々に設定するようにしてもよい。また、試用と購入とで音楽コンテンツ自体は共通とし、利用制限情報を試用と購入とで別々に持ち、試用と購入では利用制限の状態が異なるようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いてこの発明の実施の形態を説明する。
【0009】
図1は、この発明の実施の形態に係る音楽コンテンツ利用装置のハード構成を示すブロック図である。この音楽コンテンツ利用装置は、中央処理装置(CPU)101、タイマ102、ランダムアクセスメモリ(RAM)103、リードオンリーメモリ(ROM)104、外部記憶装置105、MIDIインターフェース106、通信I/F107、検出回路108、設定操作子109、表示回路110、ディスプレイ111、音源回路112、効果回路113、サウンドシステム114、およびバスライン115を備えている。
【0010】
CPU101は、この音楽コンテンツ利用装置全体の動作を制御する処理装置である。RAM103は、CPU101が実行するプログラムのロード領域や各種のワーク領域として用いる揮発性のメモリである。ROM104は、電源投入時のスタートアップルーチンや低レベルI/O処理を司るBIOS(BASIC INPUT/OUTPUT SYSTEM)等を格納する不揮発性のメモリである。外部記憶装置105は、ハードディスクやフレキシブルディスク等の磁気記録媒体やCD−ROM、DVD等の光記憶媒体等の各種の方式の記憶媒体である。MIDIインターフェース106は、外部の各種MIDI機器121と接続するためのMIDI規格のインターフェースである。通信I/F107は、通信ネットワーク122を介して外部のサーバコンピュータ123等と接続するためのインターフェースである。設定操作子109は、ユーザが操作するためのスイッチやマウス等の操作子である。設定操作子109の操作は検出回路108により検出され、検出結果がCPU101に送られる。ディスプレイ111は、各種の情報を表示する表示装置である。表示回路110は、CPU101からの指示に基づいて、与えられたデータをディスプレイ111に表示する。音源回路112は、CPU101からの指示に基づいて楽音を発生する。効果回路113は、音源回路112で発生した楽音に各種の効果を付与する。効果回路113から出力される楽音はサウンドシステム114により放音される。
【0011】
図1の装置において、音楽コンテンツは種々の形態で提供される。例えば、外部記憶装置105を媒体として音楽コンテンツが提供される形態でもよいし、通信ネットワーク122を経由して所定のサーバコンピュータからダウンロードする形態でもよい。提供された音楽コンテンツは、ブラウザ等本装置に予め備えられている環境下、或いはその音楽コンテンツ内に格納されている所定のプログラムを実行する環境下等、種々の環境下で利用することができる。
【0012】
図2は、この実施形態の音楽コンテンツ利用装置で利用する音楽コンテンツのフォーマット例を示す。200は、例えば1枚のCD−ROMで提供された音楽コンテンツのパッケージを示す。コンテンツパッケージ200は、ページ規定情報201、コンテンツ素材202,203、および試用コンテンツ管理情報204を含む。ページ規定情報201は、第1ページ規定情報、第2ページ規定情報、…を含む。これらのページ規定情報は、各ページがどのような素材をどのように配置して構成されているかを規定する。コンテンツ素材202はコンテンツ素材A−1、A−2、…を含み、コンテンツ素材203はコンテンツ素材B−1、B−2、…を含む。ここでは、第1ページがコンテンツ素材A−1、コンテンツ素材B−1、…を含み、第2ページがコンテンツ素材A−2、コンテンツ素材B−2、…を含むように構成されているものとする。
【0013】
このコンテンツパッケージ200は例えばエンドユーザに広く配付して試用してもらう試用版であり、利用制限情報を含む試用コンテンツ管理情報204を備えている。試用コンテンツ管理情報204は、コンテンツパッケージの階層構造に対応した階層構造を有する管理情報206からなる。具体的には、最上位にパッケージ管理情報、その下位にページ管理情報(第1ページ管理情報、第2ページ管理情報、…)、さらにその下位にコンテンツ素材管理情報(コンテンツ素材A−1管理情報、コンテンツ素材B−1管理情報、…)を保持している。なお、管理情報206中の字下げ表記は階層構造を表すものである。パッケージ管理情報にはパッケージ全体に有効な利用制限情報が記述され、第1ページ管理情報には第1ページ内全体に有効な利用制限情報が記述され、コンテンツ素材A−1管理情報にはコンテンツ素材A−1のみに有効な利用制限情報が記述されている(以下同様である)。この場合、下位の階層の情報が優先して有効になるものとする。
【0014】
購入コンテンツ管理情報205は、利用制限がかけられているコンテンツについても利用したいと考えるユーザが購入して取得する管理情報である。その構造は、試用コンテンツ管理情報204と同じ206に示したものである。試用版のコンテンツパッケージ200を利用する際、対応する購入コンテンツ管理情報205があるときには、それを参照し、購入して利用可能になったことを示す管理情報については購入コンテンツ管理情報205の情報を優先するものとする。
【0015】
図3は、本音楽コンテンツ利用装置における機能ブロック図を示す。コンテンツ利用部本体303は、基本的なコンテンツ利用機能を有しており、例えばMIDIシーケンスデータの再生機能、テキスト表示機能、静止画表示機能、ファイル保存機能、およびファイル印刷機能を備えている。コンテンツ利用部本体303に備わっていないコンテンツ利用機能は、プラグインプログラム304として提供されている。例えば、楽譜表示コンテンツ素材を利用(楽譜表示、楽譜印刷等)するための楽譜表示プラグイン、オーディオコンテンツ素材を利用(オーディオ再生等)するためのオーディオ再生プラグイン、動画コンテンツ素材を利用(動画再生等)するための動画再生プラグイン等が提供されている。
【0016】
復号化部302は、コンテンツパッケージ200内の各情報を復号化する。コンテンツパッケージ200内の各情報は暗号化されており、許可テーブル301内の利用制限情報に基づいて利用が許可されている情報のみ復号化部302で復号化して、コンテンツ利用部本体303等で利用できるようになっている。許可テーブル301は、各利用機能について、該機能で利用され得る各ページ規定情報や素材とその利用制限情報(許可/不許可等)が規定されたテーブルである。許可テーブル301の内容は、後述する図6の手順で、試用コンテンツ管理情報204や購入コンテンツ管理情報205に基づいて作成される。
【0017】
図4は、許可テーブル301の内容を示す。許可テーブルは、利用機能毎に、その利用機能で利用するページ規定情報/素材はどれかという情報と、そのページ規定情報/素材に対応する利用制限情報とを備える。401はコンテンツ利用部本体、402は楽譜表示プラグイン、403はオーディオ再生プラグイン、404は動画再生プラグインで、それぞれ実施する利用機能に関する情報を保持している。
【0018】
許可テーブルでは、例えば、コンテンツ利用部本体に備わっているテキスト表示機能について、第1ページ規定情報、第2ページ規定情報、…が許可されているか否か、そして許可されている場合のパラメータが規定されている。これにより、各ページごとにテキスト表示をするか否かといった利用制限ができる。なお、パラメータとはコンテンツを利用する際の制御データであって、例えばテキスト表示の場合に背景に「試用」という文字を表示したり、表示できる行数を制限したりするものである。同様に、コンテンツ利用部本体に備わっているMIDIシーケンス再生機能について、コンテンツ素材A−1(MIDI)、コンテンツ素材A−2(MIDI)、…が許可されているか否か、そして許可されている場合のパラメータが規定されている。これにより、MIDIのコンテンツ素材毎に再生ができたりできなかったりといった利用制限ができる。
【0019】
また、楽譜表示プラグインの機能である楽譜表示機能や楽譜印刷機能のそれぞれについても、コンテンツ素材B−1(楽譜)、コンテンツ素材B−2(楽譜)、…が許可されているか否か、そして許可されている場合のパラメータが規定されている。これにより、楽譜のコンテンツ素材ごとに楽譜表示ができたりできなかったり、或いは印刷ができたりできなかったり、或いは複数ページから構成される楽譜コンテンツ素材の第1ページのみ楽譜表示はできるが他のページは楽譜表示できない、といった利用制限ができる。
【0020】
同様にして、オーディオ再生プラグイン、動画再生プラグイン等についても、それを利用しうるコンテンツ素材ごとに利用制限情報が規定されている。
【0021】
図5は、コンテンツ利用処理の手順を示す。この処理は、ユーザが当該コンテンツパッケージの利用を指示する所定の操作を行ったときや、当該コンテンツパッケージがCD−ROM等に格納されているときはそのCD−ROMをドライブ装置に挿入したとき等に、起動される。
【0022】
まず、ステップ501で、利用するコンテンツパッケージとページを指定する。ステップ502では、許可テーブルを参照して、指定されたページ内で利用する処理部(利用部本体やプラグイン)を特定する。ステップ503では、許可テーブルを参照して、当該指定ページにおいて、上記特定した処理部での処理が許可されているか否か判定する。許可されていれば、ステップ504で当該指定ページのファイルを復号化し、ステップ505で上記特定した処理部に復号化した指定ページのファイルとパラメータを供給する。これにより、該処理部での処理が実行される。
【0023】
ステップ506では、許可テーブルを参照して、当該指定ページ内の各コンテンツ素材において、上記特定した処理部が許可されているか否か判定する。許可されていれば、ステップ507で当該指定ページ内の各コンテンツ素材のファイルを復号化し、ステップ508で上記特定した処理部に復号化した各コンテンツ素材のファイルとパラメータを供給する。ステップ503またはステップ506で当該処理部での処理が許可されていなかったときは、ステップ509で許可されていない旨を警告し、処理を終了する。
【0024】
図6は、許可テーブル作成処理の手順を示す。この処理は、前記コンテンツ利用処理が実行される前処理として、或いはコンテンツ利用処理で必要になったとき等に、起動される。ステップ601で、コンテンツ管理情報からパッケージ管理情報を読み出し、読み出したパッケージ管理情報に基づいて、許可テーブルの利用制限情報の全エリアに許可/不許可情報を設定する。これは、パッケージ全体の許可または不許可を許可テーブルの利用制限情報の全エリアに設定する処理である。次にステップ602で、コンテンツ管理情報から各ページ管理情報を読み出し、読み出した情報に基づいて、許可テーブルの各ページ規定情報に対応する利用制限情報のエリアに許可/不許可情報を設定するとともに、該ページにて使用される各コンテンツ素材の利用制限情報のエリアにも同じ許可/不許可情報を設定する。ステップ603で、コンテンツ管理情報から各コンテンツ素材管理情報を読み出し、読み出した情報に基づいて、許可テーブルの各コンテンツ素材の利用制限情報のエリアに許可/不許可情報を設定する。以上の順で、許可/不許可情報を設定することにより、図2で説明した管理情報の階層構造で下位の情報が優先して有効になるように許可テーブルが設定される。
【0025】
なお、試用版のみの利用の場合は、図2の試用コンテンツ管理情報204から図6の処理で許可テーブルを作成すればよい。購入コンテンツ管理情報205が存在する場合は、まず試用コンテンツ管理情報204から図6の処理で許可テーブルを作成し、さらに購入コンテンツ管理情報205で新たに許可になる部分を上書きして許可テーブルを完成させればよい。または、購入コンテンツ管理情報のみに基づいて許可テーブルを作成してもよい。あるいは、試用コンテンツ管理情報204自体を購入コンテンツ管理情報205で置き換える(上書きする)ようにして、購入版のみが存在するようにしてもよい。
【0026】
上記実施形態によれば、さまざまな形態で音楽コンテンツの利用制限をかけることができる。例えば、最上位のパッケージ管理情報で許可または不許可を設定すれば、パッケージ全体に対して利用許可/不許可を設定できる。この場合、各ページやコンテンツ素材の管理情報を設定する必要はなく、最上位のパッケージ管理情報だけ設定すればよい。最上位のパッケージ管理情報に許可を設定し、第1ページに不許可を設定すれば、第1ページ以外のページは利用できるようになるし、逆に最上位のパッケージ管理情報に不許可を設定し、第1ページに許可を設定すれば、第1ページのみ利用できるようになる。各ページ内の素材についても、静止画は許可するが動画は不許可というように、コンテンツの素材毎の制限も容易である。上位階層でデフォルトの許可/不許可を設定し、下位階層ではその設定と異なる部分のみ設定すればよいので、設定する管理情報も必要最小限にできる。
【0027】
なお、コンテンツパッケージ内にコンテンツ管理情報が無かったときは、デフォルトでそのパッケージの全データは不許可であるものとする。この場合は、別途、購入コンテンツ管理情報を用意してやることにより、該購入コンテンツ管理情報で許可されたデータについては利用可能となる。また、コンテンツ管理情報内で、ある管理情報に対して上位の管理情報が無いとき(最上位まで無いとき)は、該上位の管理情報はデフォルトとして不許可が設定されているものと見なす。
【0028】
上記実施形態では音楽コンテンツの複数階層として「パッケージ/パッケージ内のページ/各ページ内のコンテンツ素材」という階層構造の例を示したが、これに限らない。例えば、「パッケージ/レベル(初級・中級・上級等)/各レベル内のコンテンツ素材」といった階層構造でもよいし、その他の階層構造でもよい。
【0029】
また、上記実施形態では「試用」と「購入」という用語を使ったが、文字通りの試用と購入に限るわけではない。例えば、複数段階の購入に本発明を適用することもできる。例えば、配付した試用版に対し「全コンテンツ素材利用可能」「コンテンツ素材Aのみ利用可能」等のコンテンツ管理情報を販売する形態や、楽器教習用の音楽コンテンツで「レッスン1のみ利用可能」「レッスン2のみ利用可能」…というようにレッスン毎のコンテンツ管理情報を販売する形態等を採ることもできる。
【0030】
さらに、上記実施形態では「許可/不許可」の利用制限で説明したが、これらは無条件に許可したり無条件に不許可とする場合だけでなく、条件付きで許可/不許可する場合なども含む。例えば「1回限り利用可能」「1ヶ月間利用可能」等である。試用コンテンツ管理情報では、試用版であるので、このような回数限定或いは期間限定で利用を許可する利用制限をかけるのがよい。
【0031】
さらに、コンテンツ利用部本体に備わっている機能は例示したものに限らない。一部がプラグインとして提供されていてもよいし、プラグインとして例示されている機能が本体に備わっていてもよい。また、コンテンツ利用機能として、他の機能があってもよいし、例示した機能のうちの一部のみが備わっていてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、複数の階層からなる複合音楽コンテンツについて、階層ごとに適切に利用制限をかけることができ、柔軟な利用制限制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る音楽コンテンツ利用装置のハード構成を示すブロック図
【図2】音楽コンテンツのフォーマット例を示す図
【図3】音楽コンテンツ利用装置における機能ブロック図
【図4】許可テーブルの内容を示す図
【図5】コンテンツ利用処理の手順を示す図
【図6】許可テーブル作成処理の手順を示す図
【符号の説明】
101…中央処理装置(CPU)、102…タイマ、103…ランダムアクセスメモリ(RAM)、104…リードオンリーメモリ(ROM)、105…外部記憶装置、106…MIDIインターフェース、107…通信I/F、108…検出回路、109…設定操作子、110…表示回路、111…ディスプレイ、112…音源回路、113…効果回路、114…サウンドシステム、115…バスライン。

Claims (8)

  1. 複数階層のデータ構造を有する音楽コンテンツの利用装置であって、
    前記複数階層のデータ構造の各階層ごとの利用制限情報を読み込む手段と、
    前記利用制限情報に基づいて、前記各階層ごとの音楽コンテンツデータに利用制限をかける手段と
    を備えたことを特徴とする音楽コンテンツ利用装置。
  2. 複数階層のデータ構造を有する音楽コンテンツの利用装置であって、
    ユーザが利用したい音楽コンテンツの階層の指定を受け付ける手段と、
    前記複数階層のデータ構造の各階層ごとの利用制限情報を読み込む手段と、
    前記指定された音楽コンテンツの階層の利用制限情報に基づいて、前記指定された階層の音楽コンテンツの利用が許可されているか否かを判定する手段と、
    許可されている場合のみ、前記指定された階層の音楽コンテンツのデータを所定の処理部に渡してユーザが利用できるようにする手段と
    を備えたことを特徴とする音楽コンテンツ利用装置。
  3. 請求項1または2に記載の音楽コンテンツ利用装置において、
    前記各階層ごとの音楽コンテンツデータがそれぞれ暗号化されており、前記利用制限情報に基づいて利用が許可されたデータのみを復号化する手段をさらに備えたことを特徴とする音楽コンテンツ利用装置。
  4. 請求項1から3の何れか1つに記載の音楽コンテンツ利用装置において、
    前記利用制限情報は、前記音楽コンテンツデータの複数の利用形態について別々に設定されているものであることを特徴とする音楽コンテンツ利用装置。
  5. 請求項1から4の何れか1つに記載の音楽コンテンツ利用装置において、
    前記各階層の利用制限情報は、下位の利用制限情報が優先して有効であるものとし、下位の利用制限情報が無かったときはその上位階層の利用制限情報が当該下位階層で有効となるように処理することを特徴とする音楽コンテンツ利用装置。
  6. 複数階層のデータ構造を有する音楽コンテンツの利用プログラムであって、
    ユーザが利用したい音楽コンテンツの階層の指定を受け付けるステップと、
    前記複数階層のデータ構造の各階層ごとの利用制限情報を読み込むステップと、
    前記指定された音楽コンテンツの階層の利用制限情報に基づいて、前記指定された階層の音楽コンテンツの利用が許可されているか否かを判定するステップと、
    許可されている場合のみ、前記指定された階層の音楽コンテンツのデータを所定の処理部に渡してユーザが利用できるようにするステップと
    を備えたことを特徴とする音楽コンテンツ利用プログラム。
  7. 複数階層のデータ構造を有する音楽コンテンツデータと、前記複数階層のデータ構造の各階層ごとの利用制限情報とを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 請求項7に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    音楽コンテンツを試用させるための試用版記録媒体とユーザが購入した音楽コンテンツを利用させるための購入版記録媒体とで、前記音楽コンテンツデータは共通とし、前記利用制限情報は試用版と購入版とで利用制限の状態が異なるようにすることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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