JP2001243197A - データ保護機能付き電子配信システムおよび電子配信サービス方法 - Google Patents

データ保護機能付き電子配信システムおよび電子配信サービス方法

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JP2001243197A
JP2001243197A JP2000053016A JP2000053016A JP2001243197A JP 2001243197 A JP2001243197 A JP 2001243197A JP 2000053016 A JP2000053016 A JP 2000053016A JP 2000053016 A JP2000053016 A JP 2000053016A JP 2001243197 A JP2001243197 A JP 2001243197A
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Toshiya Naka
俊弥 中
Toshinori Hijiri
利紀 樋尻
Shigeo Asahara
重夫 浅原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに繋がった、電子データ配信用
のサービスで著作権保護機能付きのメディアカードを用
いて、配信されたコンテンツデータを、データごとにデ
ータ保護、管理しコンテンツ課金する電子配信システム
および配信サービスの提供。 【解決手段】 本発明は、通信媒体に繋がったコンピュ
ータシステム、放送、無線通信システム上で、配信する
複数のデータを各種データ間の関連情報に応じて個別に
データ保護し配信するデータ配信手段、それらを通信媒
体の特性に合わせて伝送するデータ伝送手段、通信媒体
に接続されたコンピュータ、情報端末、受信機上で配信
されたデータを個別にデータ保護し、蓄積するデータ蓄
積手段、配信されたデータを個別に解凍し、あるいは再
生するデータ受信手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット、
放送、無線通信等の通信媒体に繋がった、ネットワーク
配信サーバあるいは放送局から音楽、静止画、動画、コ
ンピュータグラフィックス(以降、CGと称す)、テキ
スト(文字)、プログラムなどのコンテンツを配信し、
必要に応じてコンテンツを構成するデータの著作権保護
を加え、又はユーザを認証したうえで個々の配信データ
に対してデータや顧客情報の管理を行い、あるいは課金
するデータ配信方法およびデータ配信サービスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及やPCある
いは各種情報端末の高性能化に伴い、ネットワーク上で
データやプログラムを配信・販売する電子商取引(E
C:Electric Commerce)が盛んになってきた。また、
携帯電話などの携帯情報サービスにおいても従来の音声
通話のみならず、Webサーバからの各種の文字情報等
を各ユーザに配信するサービス(例えばNTTのIモー
ドサービス等)が開始されており、インターネットの情
報端末として携帯電話やモバイル端末が大きな市場を確
立しつつある。
【0003】さらに2000年末から始まる予定のB
S、CSデジタル放送においても、放送局から送られて
来る従来の放送電波の空き部分を利用して、番組に関連
した各種の情報データを放送する計画がある。これらの
動きは今後立ち上がる、ネットワーク上でのECのため
のインフラ技術構築を目指した試験的な取組みでもあ
る。
【0004】一方、上述のインターネット、無線通信、
放送などの通信媒体を介したデータ放送サービスの中身
を見ても、最近は文字情報のみならず、文章データとハ
イパーリンクされた形式の静止画や簡易アニメーション
が添付されるようになり、今後は動画、音楽、3次元C
G、プログラムなどのいわゆるマルチメディアデータが
用途に応じて広くネットワーク配信されることが推測さ
れる。
【0005】また、これらマルチメディアの配信フォー
マットに関しても、W3C(WorldWide Web Consortiu
m)やMPEG(Moving Picture coding Experts Grou
p)などの国際標準化組織において、XML(Extensibl
e Markup Language)、BML(Broadcast Markup Lang
uage)、MPEG2/4、VRML(Virtual Reality Mo
deling Language)などが標準化作業中である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インターネッ
ト、無線通信、放送などのネットワーク上で、音楽、音
声、静止画、動作、3次元CGデータ、文字、プログラ
ムなどの組合せからなるマルチメディアデータを配信す
る際、従来のデータ配信においてはマルチメディアデー
タの要素同士のリンク関係(データ間の2次元、3次元
の階層関係、時間的な同期情報など)と、個々のデータ
の特性・種類、幾つかのデータ同士を関連付けるシナリ
オデータ、あるいは個々のデータの動き(Behaviorな
ど)を定義するプログラム、それぞれの著作権・その他
の権利データなどの個別データを個別にデータ保護し
(不正なコピーの防止など)、それぞれを個別に利用
(再生)、配信する仕組みが考慮されておらず、また、
データ個別に顧客情報管理し課金するサービスや仕組み
が確立されていないのが実情である。
【0007】特に、送信側で部分的な修正を行った場合
には、マルチメディアデータ全体を再送しなければなら
なかった。また、個々のデータ毎の利用条件を柔軟に細
かく定義、変更することができなかった。また、個々の
データ毎の保護レベルを柔軟に細かく定義、変更するこ
とができなかった。
【0008】本発明は、通信媒体を介して送られる、各
データ及びデータ間の関連データ情報を付加して転送さ
れたマルチメディアデータに関して、データ個別にある
いは幾つかのデータをまとめたデータごとに、著作権等
に関する利用条件情報を管理(再生、保存)し、又デー
タ保護機構をそなえ、データ保護を指定されて配信され
た個々のマルチメディアデータを適切に保護する受信端
末で受信し、さらに、配信したユーザを個人認証した上
で、個別のデータ毎にデータ課金する方法あるいは課金
サービスを提供することを目的とする。
【0009】また、既に送信済みのマルチメディアデー
タに対してシナリオのみを再送することにより、効率的
にシナリオ変更を可能とすることを目的とする。また、
個別データ毎の利用条件を適宜、定義、変更することに
より、柔軟なサービス提供ができ、効率的な配信も可能
とすることを目的とする。また、個別データ毎の保護レ
ベルを適宜、定義、変更することにより、柔軟な保護レ
ベル設定が、効率的な配信も可能とすることを目的とす
る。また、配信側で個々のデータ更新のみを行っても、
受信側でマルチメディアコンテンツデータとして再生可
能となり、柔軟な処理が可能とすること、また、送信側
でのデータ管理が容易とすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ保護機構
付電子配信システムおよびサービス方法では、マルチメ
ディアデータの部分データ(各個別データ又は各個別デ
ータの集合)に対し、関連情報(利用者ID、2次元あ
るいは3次元の階層情報あるいは時間情報を含む)を付
与して、配信するデータ配信手段と、それらを通信媒体
の特性に合わせて伝送するデータ伝送手段、通信媒体に
接続されたコンピュータ、情報端末等の受信機上で配信
されたデータを関連情報に応じて、個別にデータ保護、
蓄積するデータ蓄積手段、配信されたデータを解凍、あ
るいは再生するデータ受信手段とを備え、そのことによ
り上記目的が達成される。
【0011】また、マルチメディアデータに対して、個
別データの関連の仕方を定義する関連付け情報(シナリ
オ)を付与することにより、上記目的が達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下本発明のデ
ータ保護機能付き電子配信システムの一実施形態を、図
面を参照しながら説明する。
【0013】以下の説明で、「権利情報」とは、例え
ば、著作権情報を想定しており、著作権レベルを0,
1,2の三段階とし、下記のように利用条件、保護レベ
ルとして扱うものとする。0の場合、利用条件は無条件
利用可能、保護レベルは暗号化の保護なし。1の場合、
利用条件は利用者特定かつコピー1回、保護レベルは保
護なし。2の場合、利用条件は利用者特定、保護レベル
は暗号化あり。
【0014】[基本構成]図1は、本発明のデータ保護
機能付き電子配信システムを実現するための基本的な構
成例を示すものである。図1に示すデータ保護機能付き
電子配信システムでは、まず、配信に必要なデータはデ
ータ作成手段4を用いて個々に作成し、必要に応じてよ
り複雑なシナリオに編集(具体的には各データ間の空
間、時間的な配置あるいは階層情報を各データに付加し
ていく作業)する。
【0015】各種データとしては、画像ならMPEG、
JPEG等、音ならMPEG、Waveなど、文字なら
Text、HTML(Hypertext Markup Language)な
ど、3次元CGならVRMLなど、プログラムなどはJ
ava形式のデータが広く用いられ、これらの各種デー
タはデータ作成手段4で作成した個々のデータについて
それぞれの内部データフォーマットから上述の標準デー
タフォーマットにデータ変換することで得られる。
【0016】データ作成手段4は、通常はコンピュータ
上のソフトウエア(オーサリングソフトウエアなど)で
実現される。データ作成手段4で作成された各種データ
はデータ配信のためにデータ配信手段1に送られる。通
常はデータ作成手段4とデータ配信手段1はネットワー
クに繋がったコンピュータ上に別々に存在しても良い
し、同一コンピュータ上の別々のソフトウエアでも良
い。
【0017】データ配信手段1は、配信する各種マルチ
メディアデータ(文字、画像、音楽、CG、プログラ
ム、個人情報など)を空間的(2次元の配置情報、画面
サイズなど)、時間的(同期タイミング、開始・終了時
間など)情報を付加して編集するデータ編集部11と、
データ編集部11で編集された関連情報つきの配信デー
タをデータ伝送手段2の伝送方法に応じた形式にデータ
フォーマット変換をするデータ送信部12から構成され
る。
【0018】上記の空間情報としては、例えばHTML
(Hypertext Markup Language)やXML(Extensible
Markup Language)などで定義することが可能な2次元
空間での配置情報や、VRML(Virtual Reality Mode
ling Language)で定義できる3次元空間のシーン構造
定義情報(形状、表面属性、視点、光源情報など)であ
る。さらに時間情報としては、例えばSMIL(Synchro
nized Multimedia Integration Language)などで定義可
能な複数のデータの再生タイミング情報である。
【0019】データ伝送手段2は、インターネット(電
話回線、専用ケーブル等)、放送(地上波、衛星等)、
無線通信(携帯通信など)の通信媒体のそれぞれの通信
プロトコル(例えばインターネットなどではTCP/IPやRT
Pプロトコルなど)に従って、必要な処理(多重化、暗
号化など)を加えて各データ受信手段3に前述の各種デ
ータを個別に配信する。
【0020】データ受信手段3は、データ伝送手段2か
ら伝送された各種データを、その伝送方法あるいはチャ
ネル、帯域などに応じて選択・受信し、付加された各種
データの関連情報をもとにデータを管理するデータ管理
部31と、配信データをデータ受信手段3で再生するデ
ータ表示部32で構成される。データ受信手段3は、通
常はネットワークに繋がったコンピュータ、放送受信
機、携帯電話などの機器とその上で動作するソフトウエ
アで実現される。
【0021】さらにデータ蓄積手段5は、データ受信手
段3で受信された各種データを必要に応じて、各データ
毎に予め決められた暗号化方式(後述)に基づいて暗号
化し、データ保護機構付きのデータ蓄積手段5に記録管
理情報(IDや日付など)とともに記録する。データ蓄
積手段5は、通常はデータ受信手段3に付属するデータ
保護機構付きのメディアカードや記録メディアとメディ
アを制御するASIC、制御プログラムで実現される。
【0022】[処理の流れ]次に、データ保護機能付き
電子配信システムの個人認証、課金処理の流れについて
述べる。図2にその基本的な構成例を示す。図2でデー
タ配信手段1には、各クライアントの要求に応じて配信
した各データの配信情報を各データ単位で管理する配信
情報管理部13がある。配信情報としては個々の配信デ
ータごとに配信した相手の認証番号(例えば契約時のI
D番号や機器のID番号など)、配信したデータ量や配
信日時情報などである。この配信情報をネットワークに
繋がった配信課金管理部6に定期的あるいはその都度転
送する。
【0023】配信課金管理部6の個人情報管理部61
は、例えばコンピュータ上のデータベースとその検索ソ
フトウエアで構成され、前述の配信情報をもとに各個人
の情報(配信回数、データ量、金額など)を管理する。
配信課金管理部6は、場合によってはネットワークを介
して各データ受信手段3からの受信情報(個人の認証な
ど)も管理する場合もある。
【0024】さらにデータ代金管理部7はネットワーク
を介して各データ受信手段3に繋がっており、個人を認
証した上で、各データの代金を各データ単位で管理する
個人代金管理部71で課金管理する。実際のお金は、ネ
ットワークに繋がったデータ代金管理部7や配信管理部
6の情報をもとにクレジット会社などを通して決済され
る。
【0025】[詳細機能]次に、本発明のデータ保護機
能付き電子配信システムの詳細な機能について説明す
る。図3は図1のデータ配信手段1の構成例を示した図
である。図3のデータ配信バックヤード14(通常はデ
ータ編集部11が兼ねる)は、配信するデータの作成・
データを管理する配信サーバプログラムで、前述の配信
データを編集するデータ編集部142と、配信する各デ
ータを決められた単位でそのフォーマットに変換して配
信するデータ送信サーバ141で構成される。
【0026】さらにデータ制作送信部15は、各データ
を集めて必要なフォーマットに圧縮、符号化処理して送
信するデータ送出部151と、各データ毎に個別に課金
できるような課金管理情報(コンテンツIDなど)を付
加する課金管理サーバ152と、必要に応じて各データ
毎に、予め決められた暗号化方式(後述)を用いてデー
タを暗号化するデータ暗号化部153と、伝送路の通信
プロトコルに合わせた多重化・変調処理などを加えた上
でデータ送信するデータ送信部156で構成される。
【0027】図4に示すデータ受信部3は、配信された
各データを伝送路の通信プロトコルやチャネル、帯域に
応じて選択して受信するデータ選択・受信部311と、
暗号化された各データをそれぞれのフォーマット毎に復
号化するデータ復号化部312、その際、復号化に必要
な復号鍵を参照して復号する復号鍵参照部313と、配
信された各データとそれに付随する関連情報(2次元あ
るいは3次元の階層情報あるいは時間情報を含む)を基
により複雑なシナリオとして復元・再生するコンテンツ
シナリオ編集部314と、配信された個別データをその
関連情報の優先順位などに基づいて個別にデータ保護
し、その管理情報とともに暗号化する著作権保護蓄積メ
ディア制御部315からなるデータ管理手段31と、各
受信端末上で再生するデータ表示部32から構成され
る。
【0028】[暗号化]ここで、データの著作権保護の
ための暗号化について詳説する。基本的な暗号化の処理
の仕組みは、「鍵」と呼ぶ数字を基にもとのデジタルデ
ータに掛け算や足し算などを繰り返し処理させて、デー
タにスクランブルを掛ける。この際、各利用者が自分に
しか使えない「秘密鍵」を持ち、もう一方が公開されて
いる「公開鍵方式(RSA方式)」を利用する場合がセ
キュリティの点で安全なので一般的に広く使われる。暗
号の複雑さは鍵となる数字の長さに依存し、1024ビ
ット長が良く使われている。
【0029】最近RSA方式に変わるものとして楕円曲
線暗号化なども標準暗号として用いられ、鍵の長さが2
10ビットでも実現できる。一般に暗号の復号化は専用
のLSIで実現される。図4のデータ蓄積手段5の蓄積
データ管理部51のコンテンツ復号部511やコンテン
ツ暗号部512がこの暗号のエンコードとデコードを実
行する。さらに蓄積データ管理部51では蓄積データ個
々のデータの管理や制御情報も著作権保護蓄積メディア
制御部315との間で管理する。
【0030】具体例としては、データ蓄積手段5に記録
されたデータ管理情報とデータ受信部3の機器情報(個
人ID、機器IDなど)に応じて、データ受信部3とデ
ータ蓄積部5との間で、暗号鍵情報などを相互に認証す
ることで、各データのデコードやエンコードを制限した
り、不正な複写やその回数などを管理する。データ蓄積
メモリ52はデータ蓄積手段5のデータ保存用のメモリ
である。
【0031】[データ形式例]次に図5、図6に、配信
するデータのデータフォーマットの構成例および階層構
造の一例と、本発明の基本的な処理の流れを示す。例え
ば現在、ネットワーク経由でのデータ配信が検討されて
いる音楽配信なども今後は、音楽データ(図5のB,
G)だけを配信する以外に例えば「カラオケ」などの用
途で歌詞の文字データ(図5のC,H)、背景に用いる
画像データ(図5のD,I)、曲に合わせて踊るCGキ
ャラクタデータ(図5のF)、さらに制御用のプログラ
ムなどが同時に配信されることが考えられる。
【0032】この場合、上記のそれぞれのコンテンツデ
ータの実体は、従来の標準あるいはそれに準拠するデー
タ圧縮フォーマット(MPEGなど)を用いて符号化さ
れるが、この際、カラオケコンテンツの関連付け情報
(図5のB,C,D,E)に応じて、音楽データ、CG
データ等を個別にデータ保護、配信、課金する必要があ
る。この場合、関連付け情報に基づいてコンテンツの制
御と管理を図4のデータ管理手段で実行される。
【0033】関連付け情報の具体例としては、図11に
示す(a),(b),(c),(d)が定義される。こ
のうち(a)は、カラオケコンテンツのルートAに付随
する関連付け情報で、権利データを示すデータ(図5で
は著作権レベル2が定義)と、表示の順序を定義するデ
ータ(E、Bの順)、再生タイミング(再生のトリガが
掛かってからEを10msec後に再生、Bを25ms
ec後に再生)、表示位置の優先順位(B<<E:マル
チウインドウで表示する場合、Eを前面に表示)、階層
構造へのポインタ((d)のポインタ定義アドレス)、
コンテンツシナリオデータ(カラオケデータの再生順序
など)を設定しておく。
【0034】また(b)は図5の背景データDに付随す
る関連付け情報で、権利データを示すデータ(図5では
著作権レベル2が定義)と、リンク情報(図5の例では
階層の最下位のデータなので子のリンクは無し)、再生
タイミング(再生のトリガが掛かってからEを10ms
ec後に再生)、表示位置の優先順位(無し)、背景実
体データDへのポインタ((d)のポインタ定義アドレ
ス)を設定する。
【0035】さらに、(c)は図5のサブ階層Eに付随
する関連付け情報で、権利データを示すデータ(図5で
は著作権レベル2が定義)と、リンク情報(図5の例で
はGが上位の階層で、HとIはその下位の階層を定義)
再生タイミング(再生のトリガが掛かってからGを0m
sec後に再生、Hを25msec後に再生、Iを5m
sec後に再生)、表示位置の優先順位(G=H<<
I:マルチウインドウで表示する場合、Iを最前面に表
示)、階層構造へのポインタ((d)のポインタ定義ア
ドレスで、音楽実体データGのアドレス、歌詞実体デー
タHのアドレス、背景実体データIへのアドレス)、コ
ンテンツシナリオデータ(G,H,Iの再生順序など)
を設定しておく。
【0036】最後に(d)は階層構造の各データやプロ
グラムなどの実体データへの間接アドレスと、階層構造
データによってA〜Fまでの木構造を定義する。図5の
ような階層情報や時間情報以外に、インターネット上の
ホームページの配置(レイアウト)情報(例えば、HT
MLやXMLで定義される)などの2次元情報も同様に
管理できることは言うまでも無い。
【0037】[処理例]図5、図6において、各データ
毎にどの階層レベルで権利情報などを管理する必要があ
るか定義する(図6の処理1)。これはコンテンツ作成
者がシナリオに従って予め決定するもので、データ個別
に付加する場合のデータフォーマットとしては、各デー
タ(例えば音楽データ、歌詞データ、CGデータなど)
個別に、著作権・所有権・使用権などの権利情報、配信
された時刻の情報などの権利情報を付加し、データ作成
時にデータ作成手段4で各データのヘッダ部分に記録し
ておく。さらに各データの関連情報(例えば図5の階層
情報と同期再生タイミング情報など)を同じくヘッダ情
報に記録する(図6の処理2)。作成された各データ
は、配信用サーバ141にアップロードされる(図6の
処理2)。
【0038】次にネットワークに繋がった各データ受信
手段3からのデータ配信要求に応じて、上述のデータ配
信用サーバ141上のコンテンツを配信する(図6の処
理4)。各データの配信時に、コンテンツ単位に課金・
顧客情報などを管理する必要があるかどうかの判定を配
信情報管理部13で判定し、必要があれば、各データ単
位で情報管理(図2の6、7)した上で(図6の処理
5)、データ伝送手段2の伝送フォーマットに変換し、
各データ受信手段3に対して配信する(図7の処理
6)。
【0039】これらの情報を受信手段3のコンテンツシ
ナリオ編集部314で受信し、伝送時の符号化を解除し
各データを解析する(図7の処理7)。さらに、伝送さ
れたデータが各データ単位で個別に情報管理、課金管理
する必要があるか判断し(図7の処理8で、必要か必要
でないかはコンテンツ作成者が予め決定し、配信データ
に付加する形で図5の階層構造に加える)、必要があれ
ば各データ毎にデータ蓄積手段5に書き込む際にデータ
の保護処理を加える(図7の処理9,10)。
【0040】データを蓄積するのと平行して、データ受
信手段3で再生処理を行う必要がある。この処理はデー
タ受信手段3のコンテンツシナリオ編集部314でデー
タ相互間の関連を解析した後(例えば音楽データの、親
の階層のデータを再生するタイミング、さらには付随す
る子の階層データ、つまりは歌詞のデータ、背景データ
が必要であることを解釈)、その解析結果に従ってデー
タ表示部32で表示・再生する(図7の処理11,1
2)。
【0041】一方データの蓄積処理が必要な場合は、図
5の階層構造を保持し、各データ単位データの保護・暗
号化処理を加え(図7の処理13,14)、データ構造
の実体部分はヘッダ以降の実体部に記録される。これら
の管理情報は、各データのヘッダ情報として個別に定義
・記録しておいても良いし、図5の最上位の階層に添付
する別ファイルの形式(例えばSMILやXMLで定義
される)で、全ての関連付け情報(表示位置、タイミン
グ、優先順位、階層構造など)を一括で定義しておいて
も良い(図6の処理3)。データ蓄積手段5のフラッシ
ュメモリ上のデータの構造は図5に示す階層構造を保持
する。
【0042】図5のデータ構造に対して、データ受信手
段3とデータ蓄積手段5の間でデータを送受信し、ま
ず、それぞれの相互認証を行った上で(図8の処理1
5)、各データのヘッダ部分あるいは別ファイルのデー
タ相互の管理情報を受信し、データ管理部31、配信情
報管理部13でデータの権利保護、再生時のシナリオの
保護を加える。この場合、データ蓄積部5には図5に示
した2次元の階層構造を保持したうえで、各データが個
別に保護され、蓄積される(図8の処理16,17)。
データ受信手段3とデータ蓄積手段5の間の相互認証に
失敗した場合は(図8のNGの場合)、図5の各データ
はそのデータ蓄積手段5にはデータ書込みはできない。
【0043】さらに、一旦データ蓄積手段5に蓄積され
たデータを読出す場合は(図8の下半分の処理)、デー
タ受信手段3とデータ蓄積手段5の間で相互認証し(図
8の処理18)、認証に成功した場合は、各データ単位
で復号化し(図8の処理19)、データ単位で蓄積メモ
リから、著作権保護蓄積メディア制御部315を介して
コンテンツシナリオ編集部314に読み出す。
【0044】例えば、図5の例では、音楽データやそれ
に付随した歌詞データの単位で順序を変更する関連付け
情報のみを更新する。図11の例では、再生シナリオデ
ータ(a)のコンテンツシナリオデータの順序を変えた
もの(例えばE→B・・・に変更)を再送信することで
各データは変更せずに、新しいシナリオのコンテンツ再
生が可能である。同様に、Eに付随する関連付け情報
(c)のコンテンツシナリオデータの順序を変えたもの
(例えばH→G・・・)を再送信することでも、同一デ
ータでの複数のシナリオが生成可能となる。
【0045】例えば、図5の例では、配信側で歌詞(C
やHの実体データ)や、背景データ(DやIの実体デー
タ)のみを更新する(C',H',D',I'に再送信す
る)ことにより、受信側ではマルチメディアデータ中の
歌詞、背景データのみを入れ替えて再生(図5のC',
H',D',I'のデータで再生、実体を更新するととも
に図11(d)の実体へのポインタアドレスを書き換え
る)する。
【0046】(実施の形態2)次にネットワークに繋が
った複数のデータ配信手段1から配信された個々のデー
タを複数のデータ受信手段3で受信したデータとを共有
する場合について図9を用いて説明する。図9で複数の
データ受信手段は時間的に異なる個々のデータを、異な
るデータ配信手段から受信する場合が考えられる。さら
にデータ送信手段では時間的、あるいは空間的に異なる
データを別々に受信(例えば、以前に今回とは別のデー
タ配信手段からダウンロードしたデータ)し、各データ
毎に保護した上で複数のデータ蓄積手段に蓄積されたデ
ータを共有する場合がある。
【0047】実例としては、ネットワーク型対戦ゲーム
などで、各キャラクタの3次元CGデータやその属性デ
ータ等を異なるデータ配信手段から受信し、異なるデー
タ蓄積手段に予め記録された3次元CGキャラクタデー
タやその属性データなどと共有して対戦ゲームを行う場
合などがこの例である。この場合、各データの相互の対
応関係(3次元あるいは2次元の階層情報、タイミン
グ)などは関連情報として予め定義しておくか、新たに
サーバ側から配信して定義する必要があることは言うま
でも無い。
【0048】最後に、本発明のデータ保護機能付き電子
配信システムを用いた電子配信サービス事例について図
10を用いて説明する。図10でインターネットバック
ボーン(電話回線、専用ケーブル、CATVなど)に繋
がったデータ配信サーバがあり、ここでは、配信するサ
ービスに応じて受信者の情報管理、ポータルサイトとし
てのホームページのデータ管理、データ受信用の機器認
証や個人認証の管理を行った上で、配信するフォーマッ
トに応じた各データのフォーマット変換を行う。
【0049】インターネットバックボーンには各コンテ
ンツ課金用の個人情報サーバ、電子商取引サーバ(代
金、データの価格管理など)、実際に課金決済を行うク
レジットサービス用サーバなどが必要である。これらは
通常コンピュータ上のソフトウエアで実現される。デー
タ放送では、放送局の場合は地上波や衛星(BS、CS
放送)波のTS(Transport Stream)の空きの部分に、
暗号化した各配信データを多重化、変調処理して配信す
る。一方、無線や電話通信の場合は双方向ネットワーク
(電話回線、ケーブル、無線通信など)を介してデータ
を配信する。
【0050】一方、受信端末側は通常、データ保護機構
のついた蓄積メディア付きにTVやSTB、PC、携帯
電話、PHSなどを用いて、データ毎にデータ保護さ
れ、配信された各データを個別に受信し、必要に応じて
解凍、復号化したのち再生する。さらに必要に応じてデ
ータの管理・制御情報を用いてデータ保護の符号化処理
を加え、関連情報などとともに蓄積メディアに保存す
る。配信されるデータの容量が大きい場合は、ホームサ
ーバ等を介してより大容量の蓄積メディアに一時的に保
存する。
【0051】これらの受信端末、ホームサーバはローカ
ルネット(IEEE1394など)を介して相互に接続
されている。データ配信サービスとしては、例えば図5
に示した階層情報を持ったデータをシナリオに応じて部
分的に配信したり、個別にデータ保護・蓄積したり、図
2に示す仕組みを用いてデータごとにコンテンツ課金し
たり、データの共有を行うサービスが提供できる。この
場合、上述したようにデータ毎あるいは、蓄積メディア
毎に際複写などを制御することで、有料コンテンツの不
正なコピーを防止できる。さらにデータ個別に保護する
ことできめ細かな課金サービスを提供できる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、インターネット、無線
通信、放送などの通信媒体に繋がったコンピュータシス
テム、放送受信、無線通信システム上で、配信する複数
のデータを各種データ間の関連情報(2次元あるいは3
次元の階層情報あるいは時間情報を含む)に応じて、個
別にデータ保護し配信するデータ配信し、それらを通信
媒体の特性に合わせて伝送するデータ伝送し、通信媒体
に接続されたコンピュータ、情報端末、受信機上で配信
されたデータを個別にデータ保護、蓄積することで、上
述したようにデータ毎あるいは、蓄積メディア毎に際複
写などを制御することで、有料コンテンツの不正なコピ
ーを防止できる。さらにデータ個別に保護することでき
め細かな課金サービスを提供できる。
【0053】特に、個別データ毎の利用条件を適宜、定
義、変更することにより、柔軟なサービス提供ができ、
効率的な配信も可能となる。特に、個別データ毎の保護
レベルを適宜、定義、変更することにより、柔軟なデー
タ保護ができ、効率的な配信も可能となる。特に、マル
チメディアデータの関連付け情報のみを更新することに
より、同一データで複数のシナリオが生成可能となる。
特に、配信側で個別の部分データのみを更新することに
より、受信側ではマルチメディアデータ中の当該部分デ
ータのみを入れ替えて再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ保護機能付き電子配信システムを示す図
【図2】図1のデータ保護機能付き電子配信システムに
おける課金システムの一例を示す図
【図3】図1のデータ配信手段の一例を示す図
【図4】図1のデータ受信手段の一例を示す図
【図5】配信データの関連付けの一例を示す図
【図6】図1の配信データ共有化の一例を示す図
【図7】データ保護機能付き電子配信サービス方法の手
順を示す図
【図8】データ保護機能付き電子配信サービス方法の手
順を示す図
【図9】実施の形態2における電子配信システムの構成
【図10】電子配信システムによるサービス事例の説明
【図11】配信データ説明図
【符号の説明】
1 データ配信手段 2 データ伝送手段 3 データ受信手段 4 データ作成手段 5 データ蓄積手段 11 データ編集部 12 データ送信部 31 データ管理部 32 データ表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/58 H04L 11/20 101C 9A001 H04N 7/167 H04N 7/167 Z 7/173 610 (72)発明者 浅原 重夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AC04 AE06 AE13 AE29 BG07 5B089 GA01 GA21 HA01 HA10 HA12 HA13 HB02 JA10 JA40 JB04 JB05 JB06 KA13 KA15 KB12 KH11 KH14 KH30 5C064 BA01 BA07 BB01 BB02 BC10 BC16 BC17 BC20 BC22 BD08 BD09 CA14 CB10 CC04 5D108 BF12 BF20 5K030 GA11 GA15 HA07 HB08 HB21 HC01 JL01 JL08 JT02 JT09 KA08 KA19 LD19 LE11 9A001 BB03 BB04 BB06 CC02 CC05 DD15 EE03 JJ18 JJ19 JJ25 JJ27 JZ13 KZ43 KZ60 LL03

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット、放送、無線通信などの
    通信媒体に繋がったコンピュータシステム、情報端末、
    受信機を用いて、データを電子配信する電子配信システ
    ムにおいて、 配信する複数のデータを各種データ間の関連情報に応じ
    て個別に権利情報を管理し、データ保護し配信するデー
    タ配信手段と、 前記複数の権利情報を管理し、保護されたデータを権利
    情報および各データ間の関連情報とともに伝送するデー
    タ伝送手段と、 前記配信され保護されたデータの権利情報を管理し、各
    データ間の関連情報とともに個別にデータ保護し、権利
    情報および各データ間の関連情報毎に蓄積する機能を備
    えたデータ蓄積手段に保存し、 前記配信データを各データ間の関連情報をもとに個別に
    再生するデータ受信手段とを有することを特徴とするデ
    ータ保護機能付き電子配信システム。
  2. 【請求項2】 前記データ配信手段が配信する複数のデ
    ータをデータ毎の権利情報を管理し、各種データ間の関
    連情報を記述したデータあるいは、前記関連情報をデー
    タ毎にリンク情報として付加するデータ編集部と、 各種データ間の関連情報を個別に管理し、前記データ間
    の関連情報に応じて個別にデータを保護する保護機構
    と、 データ配信手段の配信方法に応じて前記配信データをデ
    ータ変換し、予め決められた暗号鍵データを用いて暗号
    化した上でデータ送信するデータ送信部と、 配信したデータの配信情報を管理する配信情報管理部と
    を含む請求項1記載のデータ保護機能付き電子配信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記データ受信手段が、配信された複数
    のデータ毎の権利情報を管理し、データ毎に保護された
    データを選択し受信する受信手段と、 前記保護された各種データを予め決められた暗号鍵デー
    タとを用いて復号化するデータ復号化部と、 前記配信された各種データ間の関連情報に基づいてコン
    テンツとして組立てるコンテンツシナリオ編集部と、 前記配信された複数のデータを、データ毎の権利情報を
    個別に管理し、前記データ間の関連情報を付加して、予
    め決められた暗号化手法を用いて前記データ蓄積手段に
    保存する著作権保護蓄積メディア制御部と、 前記配信された複数のデータを各データ間の関連情報を
    もとに個別に再生表示するデータ表示部とを含む請求項
    1記載のデータ保護機能付き電子配信システム。
  4. 【請求項4】 前記データ蓄積手段が配信された複数の
    データ毎の権利情報を個別に管理し、保護され復号化さ
    れたデータを、各種データ間の関連情報に応じて、予め
    決められた暗号化手法に基づき個別にデータ保護するコ
    ンテンツ暗号部と、 前記予め決められた暗号化手法に基づき保護された個別
    データを復号するコンテンツ復号部と、 前記暗号化された個別データを保存する蓄積メモリとを
    含む請求項1記載のデータ保護機能付き電子配信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記データ蓄積手段が配信された複数の
    データ毎の権利情報を個別に管理し、保護され復号化さ
    れたデータを、各種データ間の関連情報に応じて、予め
    決められた暗号化手法に基づき保護し、蓄積する際に前
    記データ受信部の機器識別情報を付加して蓄積すること
    で、データ蓄積されたデータの再複製を制御することを
    特徴とする請求項1記載のデータ保護機能付き電子配信
    システム。
  6. 【請求項6】 前記データ蓄積手段が配信された複数の
    データ毎の権利情報を個別に管理し、保護され復号化さ
    れたデータを、各種データ間の関連情報に応じて、予め
    決められた暗号化手法に基づき個別に保護し、蓄積する
    際に前記データ受信部の個人識別情報あるいは個人課金
    情報を付加して蓄積することで、前記配信された個別デ
    ータごとに課金することを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ保護機能付き電子配信システム。
  7. 【請求項7】 前記データ配信手段、前記データ受信手
    段が、前記複数の通信媒体に接続されたデータ配信手段
    から配信された複数のデータ毎の権利情報を個別に管理
    し、保護され復号化されたデータを受信し、 各種データ間の関連情報に基づいてコンテンツとして組
    立て、前記配信された複数のデータを各データ間の関連
    情報をもとに個別にデータ受信し、データ保護された前
    記配信データを複合化し、コンテンツとして各データを
    共有することにより再構成することを特徴とする請求項
    1記載のデータ保護機能付き電子配信システム。
  8. 【請求項8】 前記データ配信手段、前記データ受信手
    段が、必要に応じて前記複数の通信媒体に接続されたデ
    ータ配信手段から配信された複数の保護され復号化され
    たデータを受信し、各種データ間の関連情報に基づいて
    コンテンツとして組立て、前記配信された複数のデータ
    を各データ間の関連情報をもとに個別に、予め受信し、
    個別にデータ暗号化し、蓄積手段に蓄積されたデータ
    と、複数のデータ配信手段から配信され復号化されたデ
    ータとを用いて、それぞれの関連情報に基づいてコンテ
    ンツとして各データを共有することにより再構成するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ保護機能付き電子
    配信システム。
  9. 【請求項9】 インターネット、放送、無線通信などの
    通信媒体に繋がったコンピュータシステム、情報端末、
    受信機を用いて、データを電子配信する電子配信システ
    ムにおいて、 配信する複数のデータを各種データ間の2次元あるいは
    3次元の階層情報あるいは時間情報に応じて、個別に権
    利情報を管理し、データ保護し配信するデータ配信手段
    と、 前記複数の権利情報を管理し、保護されたデータを権利
    情報および各データ間の関連情報とともに伝送するデー
    タ伝送手段と、 前記配信され保護されたデータの権利情報を管理し、各
    データ間の関連情報とともに個別にデータ保護し、権利
    情報および各データ間の関連情報毎に蓄積する機能を備
    えたデータ蓄積手段に保存し、 前記配信データを各データ間の関連情報をもとに個別に
    再生するデータ受信手段とを有することを特徴とするデ
    ータ保護機能付き電子配信システム。
  10. 【請求項10】 前記データ配信手段が、配信する複数
    のデータを各種データ間の2次元あるいは3次元の階層
    情報あるいは時間情報を付加するデータ編集部と、 各種データ間の2次元あるいは3次元の階層情報あるい
    は時間情報に応じて、個別にデータを保護する保護機構
    と、 データ配信手段の配信方法に応じてデータ変換するデー
    タ送信部と、 配信したデータの配信情報を管理する配信情報管理部と
    を含む請求項9記載のデータ保護機能付き電子配信シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記データ受信手段が、配信された複
    数のデータ毎の権利情報を管理し、データ毎に保護され
    たデータを選択し受信する受信手段と、 前記保護された各種データを予め決められた暗号鍵デー
    タとを用いて復号化するデータ復号化部と、 前記配信された各種データ間の2次元あるいは3次元の
    階層情報あるいは時間情報に基づいてコンテンツとして
    組立てるコンテンツシナリオ編集部と、 前記配信された複数のデータを、データ毎の権利情報を
    個別に管理し、前記データ間の関連情報を付加して、予
    め決められた暗号化手法を用いて前記データ蓄積部に保
    存する著作権保護蓄積メディア制御部と、 前記配信された複数のデータを各データ間の関連情報を
    もとに個別に再生表示するデータ表示部とを含む請求項
    9記載のデータ保護機能付き電子配信システム。
  12. 【請求項12】 前記データ蓄積手段が配信された複数
    のデータ毎の権利情報を個別に管理し、保護され復号化
    されたデータを、各種データ間の2次元あるいは3次元
    の階層情報あるいは時間情報に応じて、予め決められた
    暗号化手法に基づき個別にデータ保護するコンテンツ暗
    号部と、 前記予め決められた暗号化手法に基づき保護された個別
    データを復号するコンテンツ復号部と、 前記暗号化された個別データを保存する蓄積メモリとを
    含む請求項9記載のデータ保護機能付き電子配信システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記データ蓄積手段が配信された複数
    のデータ毎の権利情報を個別に管理し、保護され復号化
    されたデータを、各種データ間の2次元あるいは3次元
    の階層情報あるいは時間情報に応じて、予め決められた
    暗号化手法に基づき保護し、蓄積する際に前記データ受
    信部の機器識別情報を付加して蓄積することで、データ
    蓄積されたデータの再複製を制御することを特徴とする
    請求項9記載のデータ保護機能付き電子配信システム。
  14. 【請求項14】 前記データ蓄積手段が配信された複数
    のデータ毎の権利情報を個別に管理し、保護され復号化
    されたデータを、各種データ間の2次元あるいは3次元
    の階層情報あるいは時間情報に応じて、予め決められた
    暗号化手法に基づき個別に保護し、蓄積する際に前記デ
    ータ受信部の個人識別情報あるいは個人課金情報を付加
    して蓄積することで、前記配信された個別データごとに
    課金することを特徴とする請求項9記載のデータ保護機
    能付き電子配信システム。
  15. 【請求項15】 前記データ配信手段、前記データ受信
    手段が、前記複数の通信媒体に接続されたデータ配信手
    段から配信された複数のデータ毎の権利情報を個別に管
    理し、保護され復号化されたデータを受信し、 各種データ間の2次元あるいは3次元の階層情報あるい
    は時間情報に基づいてコンテンツとして組立て、前記配
    信された複数のデータを各データ間の関連情報をもとに
    個別にデータ受信し、データ保護された前記配信データ
    を複合化し、コンテンツとして各データを共有すること
    により再構成することを特徴とする請求項9記載のデー
    タ保護機能付き電子配信システム。
  16. 【請求項16】 前記データ配信手段、前記データ受信
    手段が、必要に応じて前記複数の通信媒体に接続された
    データ配信手段から配信された複数の保護され復号化さ
    れたデータを受信し、各種データ間の2次元あるいは3
    次元の階層情報あるいは時間情報に基づいてコンテンツ
    として組立て、前記配信された複数のデータを各データ
    間の関連情報をもとに個別に、予め受信し、個別にデー
    タ暗号化し、蓄積手段に蓄積されたデータと、複数のデ
    ータ配信手段から配信され復号化されたデータとを用い
    て、それぞれの関連情報に基づいてコンテンツとして各
    データを共有することにより再構成することを特徴とす
    る請求項9記載のデータ保護機能付き電子配信システ
    ム。
  17. 【請求項17】 複数の部分データからなるマルチメデ
    ィアデータに対し、部分データ毎の利用条件情報を付与
    して条件付きマルチメディアデータを作成する手段と、 前記条件付きマルチメディアデータを配信する手段と、 前記配信された条件付きマルチメディアデータを受信す
    る手段と、 前記条件利付きマルチメディアデータから前記マルチメ
    ディアデータと前記部分データ毎の利用条件情報を抽出
    する手段と、 前記マルチメディアデータを前記部分データ毎の利用条
    件情報に基づいて再生する手段を備える電子配信システ
    ム。
  18. 【請求項18】 複数の部分データからなるマルチメデ
    ィアデータに対し、部分データに保護情報を付与し、保
    護付きマルチメディアデータを作成する手段と、 前記保護付きマルチメディアデータを配信する手段と、 前記配信された保護付きマルチメディアデータを受信す
    る手段と、 前記保護付きマルチメディアデータから前記マルチメデ
    ィアデータと前記部分データ毎の保護情報を抽出する手
    段と、 前記マルチメディアデータを前記部分データ毎の保護情
    報に基づいて暗号化して記録する手段を備える電子配信
    システム。
  19. 【請求項19】 複数の部分データからなるマルチメデ
    ィアデータを配信する装置と、前記マルチメディアデー
    タを受信して、蓄積し、再生するデータ受信装置を備え
    る電子配信システムにおける電子配信サービス方法であ
    って、 前記マルチメディアデータの部分データに権利情報を付
    与して配信する段階と、 前記配信されたマルチメディアデータを受信して、前記
    部分データを抽出し、前記権利情報を抽出する段階と、 前記抽出された権利情報に応じて対応する部分データを
    暗号化して蓄積する段階又は、前記抽出された権利情報
    に応じて対応する部分データを再生する段階を有する電
    子配信サービス方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004287901A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Yamaha Corp 音楽コンテンツ利用装置およびプログラム並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2008263614A (ja) * 2008-04-21 2008-10-30 Toshiba Corp テレビ電話端末
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JP2020191601A (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 株式会社ミラティブ 動画配信システム、プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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