JP2001326924A - ストリームへの情報リンク方法,ストリーム送受信システム,意味情報サーバおよびストリーム送受信システムにおける課金方法 - Google Patents

ストリームへの情報リンク方法,ストリーム送受信システム,意味情報サーバおよびストリーム送受信システムにおける課金方法

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JP2001326924A JP2000141390A JP2000141390A JP2001326924A JP 2001326924 A JP2001326924 A JP 2001326924A JP 2000141390 A JP2000141390 A JP 2000141390A JP 2000141390 A JP2000141390 A JP 2000141390A JP 2001326924 A JP2001326924 A JP 2001326924A
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健人 宮奥
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貴久 田浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット放送やデジタル放送におい
て,個々のユーザがライブ性の醍醐味を失うことなしに
効率よく視聴したり情報収集したりすることを可能にす
る。 【解決手段】 映像インデクサ101 は,映像配信サーバ
102 から配信する映像情報のビットストリームに予め定
められた意味情報に対応づけられたインデクスIDを埋
め込んでおく。ユーザクライアント103 は,受信したビ
ットストリームに埋め込まれたインデクスIDを抽出
し,意味情報サーバ104 から得た意味情報テーブルを参
照して,抽出したインデクスIDに対応する意味情報を
解読し,解読した意味情報をもとに受信した映像のビッ
トストリームに所定の情報リンク処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,インターネット放
送を始めとするネットワーク放送での映像配信サーバと
クライアント,あるいはデジタル放送での放送装置と受
信装置における映像提供サービスシステムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近の映像提供サービスシステムでは,
アナログベースからデジタルベースへ移行しつつあり,
また,MPEG2方式による映像圧縮されたビットスト
リーム伝送方式の進展に伴い,複数の映像を同時に送信
して,受信側でいずれかの映像を選択することにより,
従来では不可能であった多彩なサービスを可能にしてい
る。
【0003】例えば,テレビ放送分野では,高品質な数
百チャンネルの番組提供,EPG(電子プログラム)を
用いた番組の予約,視聴,番組連動型放送や,インタラ
クティブ放送による視聴者参加型ライブ番組の実現など
が可能になっている。
【0004】インターネット放送の分野では,映像符号
化により映像データを圧縮し,ネットワーク上での配信
(放送)やオンデマンドサービスなども実現されてい
る。
【0005】また,蓄積映像,音声,HTML等の多種
多彩な素材コンテンツを組み合わせ,一つのコンテンツ
として構成,表現するシステムも提案され,予め与えら
れたシナリオに沿って各コンテンツを同期再生して表示
したり音声合成させたりすることを実現し,従来のコン
テンツよりも多彩な表現が可能になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし,従来技術で行
われている映像提供サービスシステムでは,実現が難し
い問題がある。例えばライブ映像の送受信に関して,見
たい番組の予約は比較的簡単に実現可能であるが,見た
いシーンの予約はできない。例えばスポーツライブ中継
を例にとると,サッカーのゴールシーンや野球のホーム
ランシーン等のハイライトシーンを選択的に予約するこ
とができない。これらのシーンを見逃さずに視聴するた
めには,ライブ中継を最初から最後までモニター画面か
ら視線を逸らさずに見ているか,一度蓄積メディア(V
TR等)に記録して視聴するかの方法をとらなければな
らない。
【0007】また,インターネットにおいて映像配信サ
ーバからクライアントが映像情報(音声情報を含む)を
利用できる放送型サービスはすでに実用化され,盛んに
利用されているが,提供された映像に関連したテキスト
情報や音声,画像情報の検索までをサポートするような
サービスの提供はまだ不十分な段階である。
【0008】映像の参照情報を与える方法としては,映
像と同時に情報ストリームを送信することにより,映像
に付加価値を与える情報を提供する方法があるが,提供
される情報はサーバ主導で切り替えることしかできず,
個々のユーザに適切な情報を提供する方法ではない。
【0009】本発明は,上述の問題点に鑑みてなされた
もので,ライブ性の醍醐味を失うことなしに効率よくラ
イブ中継の内容を把握し,見たいシーンの選択が可能な
映像情報サービスシステムや,映像を個々のユーザに対
応したハイパーメディアとして扱う新しい映像情報サー
ビスシステムを構築するためのストリームへの情報リン
ク方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め,本発明のストリームへの情報リンク方法は,インタ
ーネット放送での映像配信サーバからクライアントに提
供される映像情報(音声情報を含む)から構成されるビ
ットストリームに,予めもしくはリアルタイム処理によ
り,時系列に従ってインデクスIDを埋め込んでおく。
クライアントは,ビットストリームのユーザ領域に埋め
込まれた前記インデクスIDと意味情報テーブルを対応
させて,インデクスIDの意味を解読し,その意味情報
をもとに送信されてきたビットストリームに所定の情報
リンク処理をすることを特徴とする。ここでのインデク
スIDとは,クライアントが意味情報を結び付ける上で
必要とする情報であり,単なる記号列であってよい。
【0011】また,他の本発明のストリームへの情報リ
ンク方法は,デジタル放送での放送装置から受信装置に
放送される映像情報(音声情報を含む)から構成される
ビットストリームに,予めもしくはリアルタイム処理に
より,時系列に従ってインデクスIDを埋め込んでお
く。受信装置側で,ビットストリームのユーザ領域に埋
め込まれた前記インデクスIDと意味情報テーブルを対
応させて,インデクスIDの意味を解読し,その意味情
報をもとに送信されてきたビットストリームに所定の情
報リンク処理をすることを特徴とする。
【0012】以上のストリームへの情報リンク方法で
は,前記埋め込まれたインデクスIDを用いて映像を説
明する詳細情報を意味情報と結び付けることにより,映
像をハイパーメディアとして扱い,各クライアント(受
信装置)対応に独立に編集・検索・再利用処理を行うこ
とができる。
【0013】また,以上のストリームへの情報リンク方
法では,前記埋め込まれたインデクスIDを映像の中身
と対応する意味情報と結合させて,各クライアントもし
くは各受信装置に所望の映像を提供することもできる。
【0014】さらに,上記ストリームへの情報リンク方
法では,インデクスIDを電子透かし技術を用いてビッ
トストリーム内に暗号化して埋め込むことができる。
【0015】また,本発明のストリーム送受信システム
は,インターネット放送を始めとするネットワーク放送
で,映像や音声からなるビットストリームにインデクス
IDを埋め込む映像インデクサと,ビットストリームを
送信する映像配信サーバと,意味情報を提供する意味情
報サーバと,ビットストリームを受信するクライアント
と,映像配信サーバとクライアント,および意味情報サ
ーバとクライアントを接続するネットワークからなるシ
ステムにおいて,前記映像インデクサは,ビットストリ
ームを入力する映像入力器と,インデクスIDをビット
ストリームに埋め込むインデクサとを備え,前記映像配
信サーバは,映像圧縮する符号化器と,符号化されたビ
ットストリームをネットワークに送出する情報送信器と
を備え,前記意味情報サーバは,インデクスIDに結び
付く意味情報を蓄える意味情報データベースと,意味情
報をクライアントへネットワーク経由で送出する送信器
とを備え,前記クライアントは,ネットワークに送出さ
れた前記ビットストリームを受信する受信器と,符号化
されたビットストリームを復号化する復号化器と,ビッ
トストリームを表示する表示器と,意味情報サーバから
意味情報をダウンロードし自装置内の意味情報データベ
ースに格納する情報人力器と,復号化されたビットスト
リームから埋め込まれたインデクスIDを抽出して前記
意味情報データベースを参考にインデクスIDの意味を
解読する意味結合器と,解読結果をもとに前記表示器を
制御する操作器とを備えることを特徴とする。
【0016】他の本発明のストリーム送受信システム
は,有線,無線のデジタル放送で,映像や音声からなる
ビットストリームにインデクスIDを埋め込む映像イン
デクサと,ビットストリームを送信する放送装置と,ビ
ットストリームを受信する受信装置と,意味情報を提供
する意味情報サーバと,放送装置と受信装置を有線また
は無線で接続する通信回線と,意味情報サーバと受信装
置が接続されたネットワークからなるシステムにおい
て,前記映像インデクサは,ビットストリームを入力す
る映像入力器と,インデクスIDをビットストリームに
埋め込むインデクサとを備え,前記放送装置は,映像を
符号化する符号化器と,符号化されたビットストリーム
を通信回線に送出する送信器とを備え,前記意味情報サ
ーバは,インデクスIDに結び付く意味情報を蓄える意
味情報データベースと,意味情報をクライアントへネッ
トワーク経由で送出する送信器とを備え,前記受信装置
は,通信回線に送出された前記ビットストリームを受信
する受信器と,ビットストリームを復号化する復号化器
と,ビットストリームを表示する表示器と,意味情報サ
ーバの意味情報データベースから意味情報をダウンロー
ドし自装置内の意味情報データベースに格納する情報入
力器と,復号化されたビットストリームから埋め込まれ
たインデクスIDを抽出して前記意味情報データベース
を参考にインデクスIDの意味を解読する意味結合器
と,解読結果をもとに前記表示器を制御する操作器とを
備えることを特徴とする。
【0017】以上のストリーム送受信システムでは,イ
ンデクスIDを電子透かし技術を用いて暗号化してビッ
トストリームへ埋め込むようにしてもよい。
【0018】上記ストリーム送受信システムにおける意
味情報サーバは,ビットストリームに埋め込まれたイン
デクスIDに結合させる意味情報もしくは当該インデク
スIDを利用するアプリケーションもしくは暗号鍵を提
供する。
【0019】本システムにおける課金方法として,上記
意味情報およびアプリケーションプログラムのダウンロ
ードに対し課金する方法を用いることができる。
【0020】また,ストリーム送受信システムは,上記
意味情報およびアプリケーションプログラムのダウンロ
ードに対し課金する課金サーバを備えることができる。
この課金サーバは,意味情報サーバから意味情報,アプ
リケーションプログラムまたは暗号鍵を,クライアント
または受信装置にダウンロードさせる際に,意味情報サ
ーバから課金情報を受け取る情報受信器と,課金情報を
記録する課金情報データベースとを備える。
【0021】また,ストリーム送受信システムは,上記
アプリケーションプログラムを実行する毎に課金する課
金サーバを備え,課金方法として,上記アプリケーショ
ンプログラムを実行する毎に課金する方法を用いること
もできる。
【0022】本発明によって,ユーザは,デジタル化や
MPEG2等の映像圧縮技術により提供される大量の映
像情報および音声情報を効率よく視聴(情報収集)でき
るようになり,また,それらのサービスの提供者側は,
その利用料金を回収することができるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態につい
て,図面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は,インターネット放送における,本
発明のインデクスIDを埋め込まれたビットストリーム
を送受信する第1の実施の形態のシステム構成図であ
る。
【0025】本システムは,映像インデクサ101と映
像配信サーバ102と意味情報サーバ104とユーザク
ライアント103と課金サーバ107,およびそれらを
結ぶネットワーク105,106,108,109から
構成されている。ネットワーク105,106,10
8,109は,例えばインターネットや電話網などであ
り,これらが全て同じものであっても構わない。なお,
この図において,1個のユーザクライアント103がネ
ットワーク105,106,108,109に接続され
ているように示したが,実際には複数のユーザクライア
ントがネットワークに接続されている。
【0026】映像インデクサ101は,映像入力器11
1とインデクサ112とから構成されている。映像配信
サーバ102は,符号化器113と送信器114とで構
成されている。意味情報サーバ104は,意味情報デー
タベース(DB)122と情報送信器123とで構成さ
れている。ユーザクライアント103は,受信器115
と復号化器116と情報入力器120と意味情報データ
ベース(DB)121と意味結合器117と操作器11
9および表示器118とで構成されている。課金サーバ
107は,情報受信器124と課金情報データベース
(DB)125とで構成されている。
【0027】まず最初に,映像インデクサ101におけ
るデータ処理について説明する。映像インデクサ101
の映像入力器111に,例えばビデオカメラで撮像した
映像や映像情報データベースで生成された映像ストリー
ムが入力され,入力された映像ストリームはインデクサ
112においてインデクスIDが埋め込まれる。
【0028】図2は,インデクサ112において映像ス
トリームにインデクスIDが埋め込まれるイメージ図で
ある。すなわち,元の映像ストリーム51はインデクサ
112においてインデクスID付き映像ストリーム52
に変換される。インデクスIDは,例えばMPEG2シ
ステム(ISO/IECJTC1/13818−1)の
User領域に埋め込むことができる。意味情報サーバ
104の意味情報DB122に格納されている,例えば
カット点やカメラアングル,テロップ,状況変化等の意
味情報に対応するインデクスIDを埋め込む。ここでの
インデクスIDとは,何らかの意味を持つインデクス情
報につなぐことができるタグであり,例えば,映像の第
Nフレームに対応するインデクスID=IN を対応テー
ブルの形で埋め込むというように単なる記号情報として
よい。
【0029】また,インデクスIDをMPEG2ビデオ
(ISO/IECJTC1/13818−2)中のシー
ケンスヘッダのユーザデータに埋め込むというように,
映像ストリームの時系列に沿うようにインデクスIDを
埋め込んでもよい。また,インデクスIDの埋め込みの
際に電子透かし技術を用いて映像そのものに暗号化して
埋め込むことにより,埋め込んだデータの改竄防止や悪
用を禁止することも可能である。
【0030】インデクスIDが埋め込まれた映像ストリ
ームは,符号化器113で符号化され,符号化された映
像ストリームが送信器114を介してネットワーク10
5に送出される。
【0031】ネットワーク105に接続されたユーザク
ライアント103では,受信器115でインデクス付き
映像ストリームを受信し,復号化器116で映像ストリ
ームを復号して,映像ストリームの中からインデクスI
Dを抽出し(電子透かし技術を使って暗号化してある場
合は所定の復元処理をした後に抽出),抽出したインデ
クスIDを意味結合器117に入力する。また,映像ス
トリームは表示器118に入力する。
【0032】一方,ユーザクライアント103は,ネッ
トワーク106に接続された意味情報サーバ104にア
クセスして,意味情報サーバ104内の意味情報DB1
22のデータを情報送信器123を介して,ユーザクラ
イアント103の情報入力器120に取り込み,ユーザ
クライアント103内の意味情報DB121にダウンロ
ードする。なお,この意味情報をダウンロードする際
に,意味情報サーバ104から課金サーバ107の情報
受信器124へアクセス情報を送信し,課金サーバの課
金情報DB125がアクセス履歴を管理することによ
り,ユーザクライアント103に課金することが可能で
ある。決済は,例えばインターネットの電子決済システ
ム等を利用した料金の支払いによって行う。
【0033】意味結合器117では,入力されたインデ
クスIDに対応する意味情報を意味情報DB121のデ
ータ情報を参照して解読し,解読した意味情報を表示器
118に映像と共に表示する。
【0034】また,操作器119に入力した意味情報を
用いて,ユーザとのインタラクションを行ったり,その
結果を表示させることも可能である。
【0035】図3は,意味情報サーバ104が持つ意味
情報DB122に格納される意味情報テーブルの構成例
を示す。なお,ユーザクライアント103における意味
情報DB121のテーブル構成も同様である。意味情報
テーブルは,例えば図3に示すように,インデクスID
と,そのインデクスIDが有効となる対象フレームの範
囲と,意味情報と,そのインデクスIDの利用アプリケ
ーションプログラム等の情報を保持する。インデクスI
Dは単なる記号列であるが,このような意味情報テーブ
ルによって,インデクスIDがアプリケーションプログ
ラム毎に特定の意味情報に一意に対応づけられ,利用ア
プリケーションプログラムによってその意味が変わる。
この意味情報テーブルの一つ一つのエントリは,インデ
クスIDを意味情報に変換するための変換ルールに相当
すると考えてよい。
【0036】図4は,課金サーバ107が持つ課金情報
DB125に格納される課金情報テーブルの構成例を示
す。課金情報テーブルには,例えば図4に示すように,
課金に関する操作時刻(利用時間)と,利用種別と,利
用アプリケーションプログラムと,課金するユーザID
とが格納される。利用種別の「ダウンロード」は,意味
情報サーバ104から送信されてきた課金情報であるこ
とを意味する。また利用種別の「操作」は,ユーザクラ
イアント103から送られてきた課金情報であることを
意味する。この課金情報テーブルを定期的に参照するこ
とにより,電子決済システム等を利用して自動的に決済
することができる。
【0037】上述したようなシステム構成となっている
ので,クライアントはただ映像を見るだけでなく,意味
情報と映像中のインデクスIDを対応させてインタラク
ティブコンテンツとして利用できるようになる。その結
果,以下のような映像情報サービスが可能となる。
【0038】図5は,インデクスIDを用いたサービス
イメージ図である。例えば,特開平8−305720号
に示される「マルチメディアデータ管理方法及び装置」
が実現するようなアプリケーションのように,映像を説
明する詳細情報を意味情報として結び付けることによ
り,放送中にテキストや音楽,画像,映像の関連情報を
リンクで結んだハイパーメディアとして扱うことが可能
となる。
【0039】例えば,詳細情報をWWW(World Wide W
eb)のページに記述した場合,意味情報として,インデ
クスIDに対応するURL(Uniform Resource Locato
r)をクライアントがダウンロードする。ダウンロード
の際にURLを各人ごとに変更することにより,各人に
対して異なった情報を映像に同期して提供できるように
なる。その結果,各クライアントで独立に映像の説明を
得ることができる。
【0040】図5に示すように,大人用のURLと子供
用のURLをクライアントの要求に従い意味情報として
埋め込まれたIDに対応させた場合,インターネット上
でそれぞれ大人用関連情報ブラウジングや子供用関連情
報ブラウジングを行うサービスを提供できる。例えば,
歴史上の建造物(城や寺院)に関する映像をクライアン
トが受信しているときに,大人用として建造物の詳細な
説明やその時代の歴史的背景に関する情報を音声やテキ
ストで得られることが可能になったり,子供用としてア
ニメーションや音声によってわかりやすい解説をするこ
とも可能になる。
【0041】また,映像に付与したインデクスIDを映
像の中身と対応する意味情報と結合させて,見たいシー
ンだけを表示させることもできる。例えば特願平11−
214582号に示される「ライブ映像送受信システ
ム,ライブ映像送信装置および受信装置」で実現される
アプリケーション(LiveWatch)を,意味情報
サーバ104からダウンロードすることも可能である。
このとき,野球の試合における進行情報,すなわち表裏
回数情報,SBO(ストライクボールアウト)情報など
をインデクスIDとして時系列に沿って映像に埋め込ん
でおけば(例えば「ID=1→1回の表」としてIDを
与える),LiveWatchアプリケーションを用い
ることで,クライアントでは試合進行を文字やグラフィ
ックスで表示することが可能となる。
【0042】また,このインデクスIDとそれに対応す
る意味情報を利用してフレーム毎にクライアントユーザ
に見せるかどうかをアプリケーションで判断させて,ユ
ーザが見たいシーンを表示させることができる。このと
きに見たいシーンを表示する代わりに画面の点滅やアラ
ームでユーザに知らせることも可能で,ヒットやホーム
ラン等の見たいシーン,ハイライトシーンを見逃すこと
がなくなる。
【0043】ユーザが上記のアプリケーションを利用し
た時,利用したという情報,すなわち利用状況をユーザ
クライアント103から課金サーバ107へアップロー
ドすることにより,課金することも可能である。利用状
況は即時にアップロードしてもよいし,ユーザクライア
ント103に蓄積しておき,番組視聴終了後,もしくは
契約により定める周期毎に課金サーバ107で回収して
もよい。この方法を利用すれば,アプリケーションの利
用時間や利用頻度に基づき課金することが可能になる。
【0044】マルチアングルの切り替えに使う場合も同
様で,ユーザクライアント103が意味情報サーバ10
4から切り替えアプリケーションをダウンロードしてお
き,インデクスIDに対応する意味情報に従ってライブ
中継を自動スイッチングしたり,あるいはクライアント
ユーザがスイッチングする際の指標を映像に合わせて文
字や画像で表示できるようになり,ユーザは,自分の嗜
好に応じた臨場感あふれる映像を楽しむことができるよ
うになる。
【0045】図6は,ユーザクライアント103の処理
フローチャートである。ユーザクライアント103が意
味情報サーバ104から意味情報をダウンロードする契
機として,ユーザクライアント103において利用する
アプリケーションプログラムが決まった時点で静的にダ
ウンロードする場合と,映像配信サーバ102から受信
した映像ストリーム中のインデクスIDを解読するため
に動的にダウンロードする場合とがある。
【0046】静的な意味情報のダウンロードの場合,ユ
ーザからの指示によりアプリケーションプログラムを選
択すると(ステップS1),意味情報サーバ104に選
択したアプリケーションプログラムのアプリケーション
名とユーザIDとを送信し,アプリケーションプログラ
ムに対応する意味情報をダウンロードする(ステップS
2)。ダウンロードした意味情報は,意味情報DB12
1中に保持する。
【0047】動的な意味情報のダウンロードの場合,ユ
ーザクライアント103は,映像配信サーバ102から
受信したインデクスID付き映像ストリームから,イン
デクスIDを抽出し(ステップS3),意味情報DB1
21の意味情報テーブル中に,抽出したインデクスID
が登録されているかどうか,すなわちインデクスIDの
意味情報への変換ルールがあるかどうかを判定する(ス
テップS4)。該当するインデクスIDの変換ルールが
ある場合,ステップS6へ進む。意味情報テーブル中に
該当するインデクスIDの変換ルールがない場合,抽出
したインデクスID,アプリケーション名,ユーザID
をパラメータとして意味情報サーバ104に意味情報の
ダウンロードを依頼し,インデクスIDに対応する意味
情報をダウンロードする(ステップS5)。ダウンロー
ドした意味情報は,意味情報DB121中に保持する。
【0048】ステップS6では,意味情報DB121を
参照してインデクスIDを意味情報へ変換し,意味情報
に関してユーザの操作に応じた処理を実行する(ステッ
プS7)。ユーザの操作があると,その操作に伴う利用
時間,利用アプリケーション名,ユーザIDを課金のた
めの情報として,課金サーバ107へ送信する(ステッ
プS8)。以上のステップS3〜S8を,映像ビットス
トリームの受信を終了するか,ユーザがアプリケーショ
ンの利用を終了するまで,繰り返す。
【0049】図7は,意味情報サーバ104の処理フロ
ーチャートである。意味情報サーバ104は,ユーザク
ライアント103からの意味情報のダウンロード要求の
際に,アプリケーション名とユーザID,またはそれに
インデクスIDを加えた情報を受け取り,それらをパラ
メータとして意味情報DB122を参照し,該当する意
味情報を検索する(ステップS10)。検索した意味情
報を含む意味情報テーブルを要求元のユーザクライアン
ト103へ送信する(ステップS11)。その後,課金
サーバ107へ利用時間,利用アプリケーション名,ユ
ーザIDを内容とする課金のための利用情報を送信する
(ステップS12)。意味情報サーバ104は,他にユ
ーザクライアント103からの要求により,埋め込まれ
たインデクスIDを用いるアプリケーションプログラム
のダウンロードや,埋め込まれたインデクスIDが暗号
化されている場合に,その暗号を解く暗号鍵のダウンロ
ードを処理することもできる。
【0050】図8は,課金サーバ107の処理フローチ
ャートである。課金サーバ107は,意味情報サーバ1
04またはユーザクライアント103から利用時間,利
用アプリケーション名,ユーザIDを内容とする課金情
報を受け取る。受け取った課金情報は,意味情報サーバ
104からのものであるか,ユーザクライアント103
からのものであるかを判定し(ステップS20),意味
情報サーバ104からのものである場合には,図4に示
す課金情報テーブルの利用種別に設定する値を“ダウン
ロード”とする(ステップS21)。ユーザクライアン
ト103からのものである場合には,利用種別に設定す
る値を“操作”とする(ステップS22)。その後,課
金情報DB125の課金情報テーブルに情報を格納し蓄
積する(ステップS23)。
【0051】図9は,本発明を適用したストリーム送受
信システムの第2の実施の形態に係るシステム構成図で
ある。これは,デジタル放送での放送装置から受信装置
に放送されるビットストリームにインデクスIDを埋め
込んだ場合のシステム構成を示している。
【0052】本システムは,映像インデクサ201と放
送装置202と受信装置203と意味情報サーバ204
と課金サーバ207,および通信回線205,ネットワ
ーク206,208,209から構成されている。通信
回線205は,放送装置202からの放送波を受信装置
203に送出する回線であり,有線でも無線でもどちら
でもよい。また,ネットワーク206,208,209
は例えばインターネットや電話網などであり,これらが
全て同じものであっても構わない。なお,この図におい
て,1個の受信装置203が通信回線205に接続され
ているように示したが,実際には複数の受信装置が通信
回線205に接続されている。
【0053】映像インデクサ201は,映像入力器21
1とインデクサ212とで構成されている。放送装置2
02は,符号化器213と送信器214とで構成されて
いる。意味情報サーバ204は,意味情報データベース
(DB)222と情報送信器223とで構成されてい
る。また,受信装置203は,受信器215と復号化器
216と情報入力器220と意味情報データベース(D
B)221と意味結合器217と操作器219および表
示器218とで構成されている。課金サーバ207は,
情報受信器224と課金情報データベース(DB)22
5とで構成されている。
【0054】映像インデクサ201の映像入力器211
に,例えばビデオカメラで撮像した映像/音声や映像情
報データベースで生成された映像ストリームが入力さ
れ,入力された映像ストリームはインデクサ212にお
いて意味情報サーバ204の意味情報DB222に蓄え
られている意味情報に対応するインデクスIDが埋め込
まれる。このインデクスIDの埋め込みは,第1の実施
の形態の図2のイメージと同様なので,詳細な説明は省
略する。
【0055】インデクスIDが埋め込まれた映像ストリ
ームは,放送装置202の符号化器213で符号化さ
れ,映像ストリームが送信器214を介して通信回線2
05に送出される。
【0056】通信回線205に接続された受信装置20
3では,受信器215でインデクス付き映像ストリーム
を受信し,復号化器216で映像ストリームを復号し,
映像ストリームの中からインデクスIDを抽出し(電子
すかし技術を使って暗号化してある場合は所定の復元処
理をした後に抽出),抽出したインデクスIDを意味結
合器217に入力する。また,インデクスIDを除去し
た映像ストリームは表示器218に入力する。
【0057】一方,意味情報サーバ204の意味情報D
B222のデータを情報送信器223を介して,受信装
置203の情報入力器220に取り込み,受信装置20
3内の意味情報DB221にダウンロードする。なお,
この意味情報をダウンロードする際に,意味情報サーバ
204から課金サーバ207の情報受信器224へアク
セス情報を送信し,課金サーバの課金情報DB225が
アクセス履歴を管理することにより,受信装置203に
課金することが可能である。決済は,例えばインターネ
ットの電子決済システムや放送受信料契約等を利用した
料金の支払いにより行う。
【0058】意味結合器217では,入力されたインデ
クスIDに対応する意味情報を意味情報DB221のデ
ータ情報を参照して解読し,解読した意味情報を表示器
218に映像と共に表示する。また,操作器219に入
力した意味情報を用いて,ユーザとのインタラクション
を行ったり,その結果を表示させることも可能である。
【0059】上述したようなシステム構成となっている
ので,クライアントはただ映像を見るだけでなく,意味
情報と映像中のインデクスIDとを対応させてインタラ
クティブコンテンツとして利用できるようになる。その
結果,ユーザは,図5と同様の各種サービスを享受する
ことができるようになる。
【0060】受信装置203,意味情報サーバ204,
課金サーバ207の処理内容については,第1の実施の
形態におけるユーザクライアント103,意味情報サー
バ104,課金サーバ107と同様であるので,処理フ
ローチャートを用いた説明は省略する。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば,サーバまたは放送装置
の入力となる映像インデクサでインデクスIDを映像ス
トリームに埋め込んで,クライアントまたは受信装置側
の全員に送る際に,そのインデクスのタイミングを共通
に送るため,サーバまたは放送装置側から送る情報を削
減できる。さらに,クライアントまたは受信装置側では
埋め込まれたインデクスIDをもとにインデクスの映像
における時間位置を把握できるのでインデクス情報と映
像の同期が取れ,高度な映像と情報のリンク処理を実現
できる。また,クライアントまたは受信装置側の各人が
求める意味情報をそれぞれインデクスに結合することに
より,それぞれが,独立に異なるインデクスの利用をで
きるようになる。さらに,インデクスIDを電子透かし
技術により暗号化して埋め込むことにより,クライアン
トや放送受信者の嗜好や要望の守秘性を確保できる。一
方,意味情報を提供する意味情報サーバからの意味情報
や利用アプリケーションや暗号鍵のクライアントまたは
受信装置へのダウンロード時に課金することが可能とな
り,また,アプリケーションプログラムのクライアント
または受信装置での利用時に課金することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のシステム構成図で
ある。
【図2】本発明のインデクスIDを映像ストリームに埋
め込むイメージ図である。
【図3】意味情報DBのテーブル構成例を示す図であ
る。
【図4】課金情報DBのテーブル構成例を示す図であ
る。
【図5】本発明のインデクスIDを用いたサービスイメ
ージ図である。
【図6】ユーザクライアントの処理フローチャートであ
る。
【図7】意味情報サーバの処理フローチャートである。
【図8】課金サーバの処理フローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態のシステム構成図で
ある。
【符号の説明】
101 映像インデクサ 102 映像配信サーバ 103 ユーザクライアント 104 意味情報サーバ 105,106,108,109 ネットワーク 107 課金サーバ 111 映像入力器 112 インデクサ 113 符号化器 114 送信器 115 受信器 116 復号化器 117 意味結合器 118 表示器 119 操作器 120 情報入力器 121,122 意味情報DB 123 情報送信器 124 情報受信器 125 課金情報DB 51 映像ストリーム 52 インデクスID付き映像ストリーム 201 映像インデクサ 202 放送装置 203 受信装置 204 意味情報サーバ 205 通信回線 206,208,209 ネットワーク 207 課金サーバ 211 映像入力器 212 インデクサ 213 符号化器 214 送信器 215 受信器 216 復号化器 217 意味結合器 218 表示器 219 操作器 220 情報入力器 221,222 意味情報DB 223 情報送信器 224 情報受信器 225 課金情報DB
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/167 (72)発明者 花籠 靖 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 湯口 徹 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 宮奥 健人 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 田浦 貴久 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 外村 佳伸 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND12 ND36 NK10 NK21 NR16 PQ02 PQ05 5C063 AB03 AB07 AB09 AC01 AC05 AC10 CA11 CA23 CA36 DA07 DA13 DB09 DB10 5C064 BA01 BB01 BB10 BC04 BC06 BC16 BC20 BC23 BD04 BD08 BD09

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット放送を始めとするネット
    ワーク放送で,映像配信サーバからクライアントに提供
    される映像情報のビットストリームに,予め定められた
    意味情報に対応づけられたインデクスIDを埋め込んで
    おき,クライアントは,前記ビットストリームに埋め込
    まれたインデクスIDを抽出し,そのインデクスIDに
    対応する意味情報を解読し,解読した意味情報をもとに
    送信されてきたビットストリームに所定の情報リンク処
    理をすることを特徴とするストリームへの情報リンク方
    法。
  2. 【請求項2】 有線または無線のデジタル放送で,放送
    装置から受信装置に放送される映像情報のビットストリ
    ームに,予め定められた意味情報に対応づけられたイン
    デクスIDを埋め込んでおき,受信装置は,前記ビット
    ストリームに埋め込まれたインデクスIDを抽出し,そ
    のインデクスIDに対応する意味情報を解読し,解読し
    た意味情報をもとに送信されてきたビットストリームに
    所定の情報リンク処理をすることを特徴とするストリー
    ムへの情報リンク方法。
  3. 【請求項3】 前記埋め込まれたインデクスIDを用い
    て映像を説明する詳細情報を意味情報と結び付けること
    により,映像をハイパーメディアとして扱い,各クライ
    アントまたは受信装置毎に独立に情報表示,編集,検索
    または再利用処理を行うことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のストリームへの情報リンク方法。
  4. 【請求項4】 前記埋め込まれたインデクスIDを映像
    の中身と対応する意味情報と結合させて,各クライアン
    トまたは受信装置に所望の映像を提供することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載のストリームへの情報
    リンク方法。
  5. 【請求項5】 前記インデクスIDを電子透かし技術を
    用いて暗号化してビットストリームに埋め込むことを特
    徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の
    ストリームへの情報リンク方法。
  6. 【請求項6】 インターネット放送を始めとするネット
    ワーク放送で,映像情報のビットストリームに,予め定
    められた意味情報に対応づけられたインデクスIDを埋
    め込む映像インデクサと,前記ビットストリームを送信
    する映像配信サーバと,意味情報を提供する意味情報サ
    ーバと,前記ビットストリームを受信するクライアント
    と,前記映像配信サーバと前記クライアント,および前
    記意味情報サーバと前記クライアントとを接続するネッ
    トワークとからなるシステムであって,前記映像インデ
    クサは,ビットストリームを入力する映像入力手段と,
    入力したビットストリームに前記インデクスIDを埋め
    込むインデクサとを備え,前記映像配信サーバは,映像
    圧縮する符号化手段と,符号化されたビットストリーム
    をネットワークに送出する情報送信手段とを備え,前記
    意味情報サーバは,前記インデクスIDに結び付く意味
    情報を蓄える意味情報データベースと,意味情報をクラ
    イアントへネットワーク経由で送出する送信手段とを備
    え,前記クライアントは,ネットワークに送出された前
    記ビットストリームを受信する受信手段と,符号化され
    たビットストリームを復号化する復号化手段と,ビット
    ストリームを表示する表示手段と,前記意味情報サーバ
    から意味情報をダウンロードする情報入力手段と,復号
    化されたビットストリームから埋め込まれたインデクス
    IDを抽出して前記ダウンロードした意味情報に基づき
    インデクスIDの意味を解読する意味結合手段と,解読
    結果をもとに前記表示手段を制御する操作手段とを備え
    ることを特徴とするストリーム送受信システム。
  7. 【請求項7】 有線または無線のデジタル放送で,映像
    情報のビットストリームに,予め定められた意味情報に
    対応づけられたインデクスIDを埋め込む映像インデク
    サと,前記ビットストリームを送信する放送装置と,前
    記ビットストリームを受信する受信装置と,意味情報を
    提供する意味情報サーバと,前記放送装置と前記受信装
    置とを有線または無線で接続する通信回線と,前記意味
    情報サーバと前記受信装置とを接続するネットワークと
    からなるシステムであって,前記映像インデクサは,ビ
    ットストリームを入力する映像入力手段と,入力したビ
    ットストリームに前記インデクスIDを埋め込むインデ
    クサとを備え,前記放送装置は,映像を符号化する符号
    化手段と,符号化されたビットストリームを通信回線に
    送出する送信手段とを備え,前記意味情報サーバは,前
    記インデクスIDに結び付く意味情報を蓄える意味情報
    データベースと,意味情報をクライアントへネットワー
    ク経由で送出する送信手段とを備え,前記受信装置は,
    通信回線に送出された前記ビットストリームを受信する
    受信手段と,ビットストリームを復号化する復号化手段
    と,ビットストリームを表示する表示手段と,前記意味
    情報サーバの意味情報データベースから意味情報をダウ
    ンロードする情報入力手段と,復号化されたビットスト
    リームから埋め込まれたインデクスIDを抽出して前記
    ダウンロードした意味情報に基づきインデクスIDの意
    味を解読する意味結合手段と,解読結果をもとに前記表
    示手段を制御する操作手段とを備えることを特徴とする
    ストリーム送受信システム。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載するスト
    リーム送受信システムにおいて,前記映像インデクサ
    は,インデクスIDを電子透かし技術を用いて暗号化し
    てビットストリームに埋め込むことを特徴とするストリ
    ーム送受信システム。
  9. 【請求項9】 請求項6または請求項7に記載するスト
    リーム送受信システムにおける意味情報サーバであっ
    て,前記埋め込まれたインデクスIDに結合させる意味
    情報を,ネットワーク経由で前記クライアントまたは前
    記受信装置にダウンロードさせる手段を持つことを特徴
    とする意味情報サーバ。
  10. 【請求項10】 請求項6または請求項7に記載するス
    トリーム送受信システムにおける意味情報サーバであっ
    て,前記埋め込まれたインデクスIDを用いるアプリケ
    ーションプログラムを,ネットワーク経由で前記クライ
    アントまたは前記受信装置にダウンロードさせる手段を
    持つことを特徴とする意味情報サーバ。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載するストリーム送受信
    システムにおける意味情報サーバであって,前記暗号化
    され埋め込まれたインデクスIDの暗号を解く鍵を,ネ
    ットワーク経由で前記クライアントまたは前記受信装置
    にダウンロードさせる手段を持つことを特徴とする意味
    情報サーバ。
  12. 【請求項12】 請求項9,請求項10または請求項1
    1に記載する意味情報サーバから意味情報,アプリケー
    ションプログラムまたは暗号鍵をダウンロードさせる際
    に,ダウンロードを要求した前記クライアントまたは前
    記受信装置にに対して課金することを特徴とするストリ
    ーム送受信システムにおける課金方法。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載する意味情報サーバ
    からダウンロードされたアプリケーションプログラム
    を,前記クライアントまたは前記受信装置が利用する際
    に,そのクライアントまたは受信装置に課金することを
    特徴とするストリーム送受信システムにおける課金方
    法。
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