JP2004287499A - 注文データ管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レストラン等で使用する注文データ管理装置において、接客担当者が注文情報入力の練習を一人で行う事のできる注文データ管理装置を提供する。
【解決手段】注文入力装置101に、練習を行う接客担当者の熟練度に応じて練習の難易度を変えるセルフ練習機能設ける。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レストランあるいはホテル等の飲食店で、客が注文した商品やそれに付随する情報の管理に利用する注文デ−タ管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、レストラン、居酒屋あるいはホテル等では注文データ管理装置が使用されている(例えば、非特許文献1参照。)。注文データ管理装置の一例を概略説明すると、接客担当者が客から料理の注文を受けた場合、携帯している注文入力装置に、テーブル番号等とともに注文を受けた各メニューを入力する。
入力された注文情報は、前記注文入力装置から無線等の送信手段によって送信される。前記送信された注文情報は、店舗内の各コーナー等に設置された通信制御装置によって受信され、各種データの処理や一元管理等を行うデータ管理装置に出力される。前記データ管理装置では、前記注文情報及び該注文情報を受信した時刻、接客担当者を識別する番号等の情報を記憶装置に記憶する。
【0003】
そして、厨房に設置されたレストランプリンタから調理指示用の伝票を印刷出力して、調理担当者に調理の指示を送る。また、会計用伝票がレストランプリンタから印刷出力され、これは接客担当者により客に手渡される。
調理担当者は調理指示伝票に従って調理を開始し、調理完了するとその旨を接客担当者に通知する。これにより、接客担当者は注文を受けた客に調理を運んで配膳することになる。
【0004】
ところで、この種の注文データ管理装置においては、注文入力装置は表示部とキー入力部を備えた、いわゆる電卓の形状を大きくしたような形状の装置であり、接客担当者はこれを左手に保持して右手の指を使用してキー入力を行う事で客の注文を入力するのが一般的である。
1つのキーに1乃至複数のメニューが対応付けされており、入力しようとするメニューがどのキーを押す事で入力できるかが判別できるように、キーボードの上にメニュー名称が印刷された紙等を配置する。こうする事によってメニューの改訂があった場合にメニュー名称が印刷された紙等を差し替える事によって簡単に対応できるようにしている。
【0005】
【非特許文献1】
会田 邦広・浅川 明 著「オーダシステムが外食産業を変える」株式会社泉文堂、1999年2月20日 第1刷、P65−77
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
接客担当者は、客が注文したメニューを注文の度にキーから探す必要があるが、メニューの数が多い場合や接客担当者が注文入力装置の操作に不慣れな場合に、客の注文したメニューをキーから探すのに時間がかかる場合がある。例えば熟練していない接客担当者が、グループで来店している客の注文を入力する場合を想定すると、複数の客によって次から次へと注文が行われ、最初の注文のメニューを探している間に客の注文は終了してしまい、再度注文を聞き直すという事態に陥る事が考えられる。
【0007】
こういった事態を回避するため、接客担当者は注文を入力する練習を十分に行い、どのような注文であっても即座にキーを探し出して入力できるレベルに達したと判断されて始めて注文入力の作業を任される。接客担当者が注文入力の練習を行う際は、例えば店長や先輩が指導員として客の役割を演じてオーダ注文を行い、練習を行う接客担当者はそれに呼応して注文入力装置を操作して実際に注文を入力していくという方法が取られる。
【0008】
しかしこの方法であると、注文入力装置の練習のために、指導員として従業員が1名必要であるという問題がある。また、指導員の空き時間にだけしか練習できないという問題がある。また、練習の結果として熟練度がどの程度まで向上したかの判断が極めて曖昧なものとなり、未熟な状態で接客を行ってしまって、客に不快感を与えたり、注文のミスを発生させてしまうという危険を孕んでいる。
【0009】
そこで本発明は、注文入力装置の操作に熟練していない接客担当者が1人で注文入力装置の操作の練習を行う事ができ、さらに接客担当者の熟練度がどの程度であるかの定量的な情報を提供する事ができる注文データ管理装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の注文データ管理装置は、客から受けた注文に係る注文情報を入力して送信する複数の注文入力装置と、前記注文入力装置から送信された前記注文情報を受信し、前記注文情報を記憶装置に記憶するデータ制御装置とを備えるものであって、接客担当者が一人で注文情報入力の練習を行うためのセルフ練習手段を具備する事を特徴とする。
かかるセルフ練習手段により、注文入力装置の操作に習熟してない接客担当者が注文入力装置の操作の練習を行う際に他の従業員などの手を借りる必要が無くなり、従業員の作業効率が向上する。
【0011】
また、本発明の注文データ管理装置は、前記練習手段に、練習を行う接客担当者の熟練度に応じて練習の難易度を変える難易度設定手段を具備する事を特徴とする。かかる難易度設定手段により、注文入力装置の操作に習熟してない接客担当者が注文入力装置の操作の練習を行う際に、段階的に習熟していく事ができるとともに、熟練度が定量的に判断できる。
【0012】
また、本発明の注文データ管理装置は、前記難易度設定手段が、練習を行う接客担当者の熟練度情報と、練習を行う接客担当者の誤入力の傾向を表す情報とを格納する個別情報格納手段と、練習実行時には前記個別情報を参照して練習を行う接客担当者に適する練習問題を作成する練習問題作成手段とからなる事を特徴とする。かかる個別情報格納手段と練習問題作成手段により、注文入力装置の操作に習熟してない接客担当者が注文入力装置の操作の練習を行う際に、特に苦手な操作を多く練習する事ができ、熟練度の向上速度が高くなる。
【0013】
また、本発明の注文データ管理装置は、前記データ制御装置が前記個別情報格納手段を備え、前記注文入力装置が前記練習問題作成手段を備え、前記注文入力装置は接客担当者が練習を実行する際に通信手段によって前記データ制御装置から前記個別情報を受信し、前記受信した個別情報を参照して、練習を行う接客担当者に適する練習問題を作成する事を特徴とする。かかる構成により、注文入力装置の操作に習熟していない接客担当者が注文入力装置の練習を行う際に店内のどの注文入力装置を使用しても同じ内容の練習を行う事ができる。
【0014】
また、本発明の注文データ管理装置は、前記注文入力装置に商品情報を音声に変換して出力する音声合成装置を備え、接客担当者が練習を行う際に練習問題を音声で出題する事を特徴とする。かかる構成により、注文入力装置の操作に習熟していない接客担当者が注文入力装置の操作の練習を行う際に、実際のお客様とのやりとりにより近い状況での練習を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の例を図面に基づいて説明する。本実施例では、レストランで用いられる無線式の注文データ管理装置の一例を示す。まず、全体のシステム構成を図1に示す。すなわち接客担当者が常時携帯する複数の注文入力装置101が設けられ、店舗の壁や天井に設置される複数の無線制御装置103と、厨房等に設置される複数のレストランプリンタ104と注文情報の保持とシステムの管理を行うデータ制御装置102とを組み合わせた構造となっており、データ制御装置102と無線制御装置103はコネクタ107、電送ケーブル106、コネクタ105によって接続されている。
【0016】
ここで、前記注文入力装置101の外観を図2に示す。すなわち、この注文入力装置には表示部201とメニューキーボード部202とが設けられている。さらに注文入力の練習を開始する時に押下する練習キー203を設けてある。ここで練習キー203は実施の例をわかりやすくするために設けたものであり、機能の選択メニューによって選択する方法にしたり、表示部201に表示する仮想ボタンで実現しても良い。
【0017】
次に、前記注文入力装置101の内部構成を図3に示す。まず、各部を集中的に制御するCPU301が設けられ、このCPU301には動作プログラム等の固定データを格納するROM302と、メニュー番号やメニュー名を表すメニューマスター情報309と従業員の個別情報310とセルフ練習プログラムとを格納するRAM303が接続されている。また、前記CPU301には客の注文情報を入力するためのキー入力部304と、表示部305と、デジタルデータを音声データに変換する音声合成部306と音声データを出力する音声出力部307と、前記無線制御装置103との間で無線によるデータの送受信を行う無線通信部308がそれぞれ接続されている。
【0018】
次に、データ制御装置102の内部構成を図4に示す。各部を集中的に制御するCPU401が設けられ、このCPU401には動作プログラム等の固定データを格納するROM402と、客の注文情報406を含む可変データを格納するRAM403が接続されている。また、前記CPU401には通信回路405が通信制御部404を介して接続され図1のコネクタ107と接続されるようになっている。また前記CPU401には従業員個別情報407と従業員や注文入力装置のID(固有識別)情報408を含むハードディスク装置409が接続されている。
【0019】
図5は、従業員個別情報310および407の構成の例である。従業員には図に示す通り個別に「従業員ID番号(従業員識別番号)」「オーダ入力スキル」「誤入力メニュー」の情報が付随するものとし、これらの情報をテーブル上に保持できるようにしておく。
図5の例では「従業員ID番号=1」の従業員は「オーダ入力スキル=3」であり過去の練習において誤操作が発生したメニュー番号はその頻度順に「86・21・23」であるという情報が保持されている。以下同様に「従業員ID番号=2」の情報、「従業員ID番号=3」の情報と続くが、ここでは繰り返しを避けるため説明を省略する。
【0020】
この従業員個別情報をRAM303やハードディスク装置408に格納する手段は使用するOSやアプリケーションプログラムによって適切な手段を選択すれば良いため、ここでは配列データの論理的な概念を説明した。
図6は、オーダ入力スキルの概念図である。ここでは仮に注文入力装置の操作の習熟度合いが3段階で表されるとする。注文入力装置の操作に習熟していない新入社員などは「オーダ入力スキルレベル=1」とする。ここでは仮にレベル1の従業員は注文受注業務に就けないと定義する。当該の従業員がセルフ練習機能を用いて注文入力装置の操作の練習を行い、レベル1をクリアすると「オーダ入力スキル=2」となる。ここでは仮にレベル2の従業員は注文受注業務に就けると定義する。
【0021】
さらに当該の従業員がセルフ練習機能を用いて注文入力装置の操作の練習を行い、レベル2をクリアすると「オーダ入力スキル=3」となる。ここでは仮にレベル3の従業員は他の従業員に対してして注文入力装置の操作の指導員となることが可能であると定義する。このようなスキルレベルの段階数やそれぞれのスキルレベルに対する定義内容は使用する業態や店舗によって変わるものであり、スキルレベルの段階をさらに細分化したり、定義内容を使用する業態や店舗にあったものにするのが良い。
【0022】
このような構成において、接客担当者はレストラン内の各テーブルを回って客の注文を聞き、注文情報、すなわち、注文があった料理とその数量およびテーブル番号などの付随情報を注文入力装置101に入力する。その注文情報は無線で無線制御装置103に送信される。
無線制御装置103は、データ制御装置102と注文入力装置101及びレストランプリンタ104との間で行われる信号の送受を中継する機能を有する。注文入力装置101から送信された注文情報は、無線制御装置103によって無線で受信され、プロトコルの変換等が行われた後コネクタ105、伝送ケーブル106及びコネクタ107を介してデータ制御装置102に出力される。
【0023】
データ制御装置102は、無線制御装置103との間での信号の送受信、受信したデータの管理、システム全体の管理を行うものである。データ制御装置102のCPU301は該注文入力装置101から入力され、無線制御装置103を介して受信した注文情報を解析し、データ制御装置102のRAM403に注文情報406として記録するとともに、調理指示用の伝票データと、ゲスト伝票用の伝票データを作成して無線制御装置103に送信する。無線制御装置103は該入力された伝票データをレストランプリンタ104に送信する。かくして注文入力装置101から入力された注文情報が伝票という形でレストランプリンタ104から出力される。
【0024】
ここで、本発明の実施例を説明する。図7は、注文入力装置のキー操作と表示画面の関係を表した動作遷移図である。通常、701に示すような注文入力画面が表示されているが、ここで702に示すように注文入力装置の練習キー203を押下すると、ROM302に格納された動作プログラムがそれを検知し、RAM303に格納されたセルフ練習プログラム311を起動する。セルフ練習プログラム301は、703に示した、練習を行う状態に入ったことを示すメッセージを表示する。
【0025】
図8にセルフ練習プログラムの動作フローを示す。まず、練習を行う接客担当者に適した練習問題を作成する(S801)。このステップで、801に示すように複数の練習メニューと待ち時間がRAM303上に作成される。
【0026】
図9に練習問題の作成S801の詳細フローを示す。まず、練習を行う接客担当者の従業員IDを取得する(S91)。これは、画面上に従業員IDの入力要請を出力してキーによって入力する方法がある。
【0027】
また、あらかじめ注文入力装置のIDと従業員IDが一対一に対応させる事ができれば、注文入力装置のIDを無線通信部308を通じ無線制御装置103を介してデータ制御装置102に送信し、データ制御装置102は内部のハードディスク装置409に含まれるID情報408の中から対応する従業員IDを検索して注文入力装置に送り返す事で取得する事もできる。
【0028】
次に、該当する従業員のスキルレベルと、誤入力しやすいメニュー番号を取得する(S92、S93)。スキルレベルと誤入力しやすいメニュー番号は図5に示した従業員個別情報から取得するが、該従業員個別情報は図3の310に示したように注文入力装置のRAM303内に保持するようにしても良いし、図4の407に示したようにデータ制御装置内のハードディスク装置409に保持するようにしても良い。
【0029】
該従業員個別情報をデータ制御装置内のハードディスク装置409に保持するようにした場合、ステップS92で、従業員IDを無線通信部308を通じ無線制御装置103を介してデータ制御装置102に送信し、データ制御装置102は内部のハードディスク装置409に含まれる従業員個別情報を検索して、対応する従業員IDの個別情報1人分のみを注文入力装置に送信する。注文入力装置は、該送信された1人分の従業員個別情報をRAM303内の従業員個別情報310として保持する。
【0030】
次に練習問題の候補を選択する(S94)。練習問題の候補は、ステップS92、S93で取得したスキルレベルと誤入力しやすいメニューおよびRAM303に保持してあるメニューマスター情報309を参照して作成する。ここで、メニューマスター情報309の構成を図14に示す。1つのメニューには図に示すように少なくとも「メニューNo」、「メニュー名称」が付随し、さらにスキルレベルに応じた期待入力速度(秒数)を付随させる。
【0031】
図の例では「メニューNo=1」のメニューは「和風ハンバーグ」という名称であり、「スキルレベル=2」の接客担当者にはこのメニューを「5秒以内」に押下する事が期待され、「スキルレベル=3」の接客担当者にはこのメニューを「3秒以内」に押下する事が期待される。以下同様に「メニューNo=2」の情報、「メニューNo=3」の情報と続くが、ここでは繰り返しを避けるため説明を省略する。このメニューマスター情報をRAM303に格納する手段は使用するOSやアプリケーションプログラムによって適切な手段を選択すれば良いため、ここでは配列データの論理的な概念を説明した。
【0032】
練習問題の候補作成の例を図15に示す。図15はRAM303に一時的に作成される練習問題候補テーブルの概念図である。練習問題は全てのメニューが対象となるが、従業員個別情報の「誤入力メニュー」情報を参照して特に誤りやすいメニューの出現頻度が高くなるようにする。
【0033】
図5の例では「従業員No=1」の接客担当者の誤りやすいメニュー番号である「86、21、23」の出現頻度を高くするため、No86を5個、No21を4個、No23を3個テーブルに保持し、そのあとに全てのメニューを1個づつ配置している。
【0034】
図9のステップS95は該練習問題候補テーブルの中から実際に練習を行うための練習メニューを抽出する作業である。例えば全メニュー数が100個の場合、全てのメニューを練習問題とすると1回の練習に時間が掛かりすぎる為、1回の練習問題を20問にするといった場合に、該練習問題テーブルの中を無作為に20個分抽出する。
【0035】
この時に乱数発生機能を使用するが、乱数発生の方法については既に公知の技術であるため詳細な方法は割愛する。無作為に抽出したメニューは、RAM303上に練習問題として保持する。以上の処理により、801に示すように複数の練習メニューと待ち時間がRAM303上に作成される。
【0036】
以上説明した図8に示すステップS801によって作成された練習問題に従って練習メニューを1つ1つ出題する(S802)。練習メニューの出題は画面上にメニュー名称を出力する方法と、音声合成部306、音声出力部307を通じて音声で出力する方法がある。
【0037】
その後、S801で作成された待ち時間が経過するか、または何らかのキー入力があるまで待つ(S803)。練習メニューと押下されたキーが一致するかを判定し(S804)一致した場合には正解である旨の表示をし(S805)、不正解の場合には不正解である旨の表示を行う(S806)。このとき、待ち時間以内にキー入力が無かった場合は不正解とみなす。
【0038】
801に用意された全ての練習問題が終了すれば、正解率を表示する(S808)。この正解率が、規定の値を越え、練習者が当該レベルをクリアしたと判定されれば(S809)、その旨を表示し(S810)、セルフ練習モードを終了する。
【0039】
図10は、画面表示を使って練習メニューを出題するセルフ練習モードの表示画面の例である。1001は練習問題の1つとして「和風ハンバーグ」が出題された状況を示す。回答者が待ち時間内に「和風ハンバーグ」のメニューキーを押下すれば1002の正解である旨の表示が出力される。
【0040】
誤って「サーロインステーキ」のメニューキーを押した場合の表示が1003であり、ここでは不正解である旨のメッセージと、誤って押下してしまったキーのメニュー名が同時に表示されている。また、待ち時間内に回答者がどのキーも押下しなかった場合には1004の時間切れである旨のメッセージが出力される。
【0041】
図11は、音声合成を使用して練習メニューを出題するセルフ練習モードの例である。1101は練習問題の1つとして「和風ハンバーグ」が出題された状況を示す。回答者が待ち時間内に「和風ハンバーグ」のメニューキーを押下すれば1102の正解である旨の表示が出力される。
【0042】
誤って「サーロインステーキ」のメニューキーを押した場合の表示が1003であり、ここでは不正解である旨のメッセージと、誤って押下してしまったキーのメニュー名が同時に表示されている。また、待ち時間内に回答者がどのキーも押下しなかった場合には1004の時間切れである旨のメッセージが出力される。
【0043】
図12は、図8のステップS808の正解率表示の例である。また、図13は、図8のステップS810のレベルクリア表示の例である。
【0044】
次に当該従業員のオーダ入力スキルと誤入力メニューの情報に更新がある場合には、従業員個別情報の更新を行う(S811)。従業員個別情報を図3の310に示したように注文入力装置のRAM303に保持するようにした場合は、注文入力装置内で更新を行えば良い。
【0045】
また、従業員個別情報を図4の407に示したようにデータ制御装置のハードディスク装置409に保持するようにした場合は、更新データを無線通信部308を通じ無線制御装置103を介してデータ制御装置に送信し、データ制御装置は内部のハードディスク装置409に含まれる従業員個別情報を更新するようにすれば良い。以上説明した手順によって、セルフ練習モードは終了する。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の注文データ管理装置によれば、注文入力装置の操作に習熟してない接客担当者が注文入力装置の操作の練習を行う際に他の従業員などの手を借りる必要が無くなり、従業員の作業効率が向上する。
【0047】
また、本発明の注文データ管理装置によれば、注文入力装置の操作に習熟してない接客担当者が注文入力装置の操作の練習を行う際に、段階的に習熟していく事ができるとともに、熟練度が定量的に判断できる。
【0048】
また、本発明の注文データ管理装置によれば、注文入力装置の操作に習熟してない接客担当者が注文入力装置の操作の練習を行う際に、特に苦手な操作を多く練習する事ができ、熟練度の向上速度が高くなる。
【0049】
また、本発明の注文データ管理装置によれば、注文入力装置の操作に習熟していない接客担当者が注文入力装置の練習を行う際に店内のどの注文入力装置を使用しても同じ内容の練習を行う事ができる。
【0050】
また、本発明の注文データ管理装置によれば、注文入力装置の操作に習熟していない接客担当者が注文入力装置の操作の練習を行う際に、実際のお客様とのやりとりにより近い状況での練習を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線式注文データ管理装置の全体構成を示す全体構成図
【図2】注文入力装置の外観を示す外観図
【図3】注文入力装置の内部構成を示す内部構成図
【図4】データ制御装置の内部構成を示す内部構造図
【図5】メニュー−マスター情報の内部構成を示す内部構造図
【図6】オーダ入力スキルの概念図
【図7】練習モード開始の操作例・表示例
【図8】セルフ練習プログラムの動作フロー図
【図9】練習問題作成処理の動作フロー図
【図10】練習実施時の表示例(1)
【図11】練習実施時の表示例(2)
【図12】正解率表示例
【図13】レベルクリア表示例
【図14】従業員個別情報の内部構成を示す内部構造図
【図15】練習問題候補テーブルの概念図
【符号の説明】
101 注文入力装置
102 データ制御装置
103 無線制御装置
104 レストランプリンタ
105 コネクタ
106 伝送ケーブル
107 コネクタ
201 表示部
202 メニューキーボード部
203 練習キー
301 CPU(中央処理装置)
302 ROM
303 RAM
304 キー入力部
305 表示部
306 音声合成部
307 音声出力部
308 無線通信部
309 メニューマスター情報
310 従業員個別情報
311 セルフ練習プログラム
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 通信制御部
405 通信回路
406 注文情報
407 従業員個別情報
408 ID情報
409 ハードディスク装置
1001 練習問題出題画面例
1002 正解表示例(1)
1003 不正解表示例(1)
1004 時間切れ表示例(1)
1101 音声による練習問題出題の状況を示す概念図
1102 正解表示例(2)
1103 不正解表示例(2)
1104 時間切れ表示例(2)

Claims (5)

  1. 客から受けた注文に係る注文情報を入力して送信する複数の注文入力装置と、前記注文入力装置から送信された前記注文情報を受信し、前記注文情報を記憶装置に記憶するデータ制御装置とを備えた注文データ管理装置であって、
    接客担当者が注文情報入力の練習を一人で行うためのセルフ練習手段を具備する事を特徴とする注文データ管理装置。
  2. 前記セルフ練習手段は、練習を行う接客担当者の熟練度に応じて練習の難易度を変える、難易度設定手段を具備する事を特徴とする請求項1に記載の注文データ管理装置。
  3. 前記難易度設定手段は、練習を行う接客担当者の熟練度情報と、練習を行う接客担当者の誤入力の傾向を表す情報とを格納する個別情報格納手段と、練習実行時には前記個別情報を参照して練習を行う接客担当者に適する練習問題を作成する練習問題作成手段とからなる事を特徴とする請求項2に記載の注文データ管理装置。
  4. 前記データ制御装置が前記個別情報格納手段を備え、前記注文入力装置が前記練習問題作成手段を備え、前記注文入力装置は接客担当者が練習を実行する際に通信手段によって前記データ制御装置から前記個別情報を受信し、前記受信した個別情報を参照して、練習を行う接客担当者に適する練習問題を作成する事を特徴とする請求項3に記載の注文データ管理装置。
  5. 前記注文入力装置は商品情報を音声に変換して出力する音声合成装置を備え、接客担当者が練習を行う際に練習問題を音声で出題する事を特徴とする請求項1、2、3、または4に記載の注文データ管理装置。
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