JP2004286268A - ガスコンロ - Google Patents
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Abstract
【課題】コンロの熱効率を向上させる。
【解決手段】コンロ天板1上に配置されるバーナ本体4を、径方向外方にのびる複数の放射状張出し部4bを有する形状に形成する。バーナ本体4の上面にこれら放射状張出し部4bに亘って多数の炎孔4cを開設する。バーナ本体4に、調理容器がバーナ本体4の上面との間に所定の間隔を空けて支持されるように、五徳爪7を一体に設ける。
【選択図】 図2
【解決手段】コンロ天板1上に配置されるバーナ本体4を、径方向外方にのびる複数の放射状張出し部4bを有する形状に形成する。バーナ本体4の上面にこれら放射状張出し部4bに亘って多数の炎孔4cを開設する。バーナ本体4に、調理容器がバーナ本体4の上面との間に所定の間隔を空けて支持されるように、五徳爪7を一体に設ける。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱源としてガスバーナを用いるガスコンロに関し、特に、バーナ本体に調理容器を載置する五徳爪を一体に設けて成るガスバーナを用いるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンロの天板上に配置するガスバーナのバーナ本体に五徳爪を一体に設けて成るガスコンロは知られている。この場合、ガスバーナとしては、一般的に、バーナ本体に外向きの炎孔を設けした外炎式のバーナを用いるが(例えば、特許文献1参照。)、円盤状のバーナ本体の上面に炎孔を開設した上炎式のバーナを用いるものも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭59−172907号公報(第3図)
【特許文献2】
実開昭57−132926号公報(第5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、コンロの熱効率を向上させるには、五徳の高さを低くして、調理容器をできるだけバーナに近づけることが望まれる。ここで、天板に五徳を載置する通常のガスコンロにおいては、天板の撓みによる五徳の上下方向変位で調理容器とバーナ炎孔との間の上下方向距離が変化する。従って、五徳の高さをバーナの燃焼性を確保可能な範囲で可及的に低く設定すると、五徳が下方に変位したとき、調理容器がバーナ炎孔に近づき過ぎて、バーナの燃焼性が悪化する。そのため、五徳の高さをある程度の余裕を持って高めに設定せざるを得ず、熱効率の向上を図るにも限度がある。
【0005】
これに対し、バーナ本体に五徳爪を一体に設ける場合は、調理容器とバーナ炎孔との間の上下方向距離が天板の撓み等で変化することはない。そのため、五徳爪の高さを可及的に低く設定して、熱効率を向上させることが可能になる。
然し、上記従来例のように外炎式のバーナを用いる場合、調理容器とバーナ炎孔との間の上下方向距離を短くすると、バーナ本体の外径内の範囲には炎が回り込まず、調理容器の底面中央部が加熱され難くなる。そして、外炎式のバーナで火力を大きくするには、バーナ本体の外径を大きくせざるを得ないため、炎で直接加熱できない調理容器の底面部分の面積も広くなり、熱効率の向上を図ることは困難になる。
【0006】
一方、上記他の従来例のように上炎式のバーナを用いる場合は、調理容器の底面中央部も炎で直接加熱できる。然し、調理容器とバーナ本体の上面との間の上下方向距離を短くすると、二次空気不足で燃焼性が悪化してしまう。そのため、五徳爪の高さを左程低く設定することはできず、熱効率の向上を図ることは困難になる。
【0007】
本発明は、以上の点に鑑み、上炎式バーナを用いて熱効率を可及的に向上できるようにしたガスコンロを提供することをその課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、熱源としてガスバーナを用いるコンロであって、ガスバーナのバーナ本体に調理容器を載置する五徳爪を一体に設け、バーナ本体をコンロの天板上に配置するものにおいて、バーナ本体を、径方向外方にのびる複数の放射状張出し部を有する形状に形成して、バーナ本体の上面にこれら放射状張出し部に亘って多数の炎孔を開設すると共に、バーナ本体に、調理容器がバーナ本体の上面との間に所定の間隔を空けて支持されるように、五徳爪を一体に設けている。
【0009】
上記の構成によれば、バーナ本体の上面上の燃焼空間に各放射状張出し部間の空隙を介して二次空気が供給される。また、バーナ本体に五徳爪が一体化されていることから、調理容器とバーナ本体との位置関係が天板の撓み等の影響を受けずに一定に管理される。そのため、燃焼性の悪化を懸念することなく、五徳爪の高さを低くして、調理容器とバーナ本体の上面との間の上下方向距離を可及的に短縮することが可能になる。更に、ガスバーナをバーナ本体の上面に炎孔を開設した上炎式のバーナに構成することにより、調理容器をその底面中央部に亘ってバーナ本体上の炎で加熱でき、調理容器とバーナ本体との間の上下方向距離を短縮できることと相俟って、熱効率を可及的に向上できる。
【0010】
尚、二次空気の供給が五徳爪によって妨げられることがないよう、五徳爪は、放射状張出し部の径方向外端部に設けることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、1はコンロの天板を示している。この天板1は、セラミックガラス等の耐熱ガラスで形成されている。天板1の下側には熱源たるガスバーナ2の混合管3が配置され、天板1の上側にはガスバーナ2のバーナ本体4が配置されている。
【0012】
混合管3には、その上流端に臨ませたガスノズル5から燃料ガスが供給されると共に、ガスノズル5からのガス噴射によるエゼクタ作用で一次空気が吸入される。混合管3の下流端部3aは上方を向くように屈曲されている。一方、天板1には、混合管3の下流端部3aが臨む、該下流端部3aより大径の開口1aが形成されている。そして、この開口1a内において、混合管3の下流端部3aに、バーナ本体4の下面中央部に形成した流入口部4aを抜差し自在に嵌合させている。
【0013】
バーナ本体4は、図2に示す如く、径方向外方にのびる複数(図示例では8個)の放射状張出し部4bを有する、所謂、星形形状に形成されている。そして、バーナ本体4内に分布板6を設けると共に、バーナ本体4の上面に、その中央部から放射状張出し部4bに亘って多数の炎孔4cを開設している。これにより、混合管3からの混合気を炎孔4cから噴出して上向きの炎を生成する上炎式バーナが構成される。
【0014】
バーナ本体4には、更に、各放射状張出し部4bの径方向外端部に位置させて、調理容器Pを載置する五徳爪7が一体に設けられている。五徳爪7は、調理容器Pとバーナ本体4の上面との間に所定の間隔が空くように、その上縁がバーナ本体4の上面よりも上方に張り出すように形成されている。尚、本実施形態では、全ての放射状張出し部4bの外端部に五徳爪7を設けているが、五徳爪7を設ける放射状張出し部4bを一つ置きにすることも可能である。また、本実施形態では、五徳爪7をバーナ本体4と一体成形しているが、バーナ本体4に五徳爪7を溶接等で一体化することも可能である。
【0015】
また、バーナ本体4は天板1に支持されており、五徳爪7に載置する調理容器Pの重量が混合管3に作用して、混合管3に無理が掛かることを防止している。ここで、本実施形態では、五徳爪7の下端をバーナ本体4の下面より下方に位置させ、バーナ本体4を五徳爪7の部分で天板1に支持させている。尚、図3に示す実施形態の如く、バーナ本体4をその下面で天板1に直接支持させても良い。
【0016】
バーナ燃焼時には、バーナ本体4の各放射状張出し部4b間の空隙に、天板1の下側から開口1aを介して図2に矢印aで示す如く空気が流入すると共に、天板1上でも図2に矢印bで示す如く各放射状張出し部4b間の空隙に外方から空気が流入する。そして、これらの空気が各放射状張出し部4b間の空隙からバーナ本体4上の燃焼空間に燃焼用二次空気として供給される。そのため、調理容器Pと燃焼板10との間の間隔をある程度狭めても、二次空気不足による燃焼性の悪化は生じない。更に、上炎式バーナとすることで、調理容器Pをその底面中央部に亘ってバーナ本体4上の炎で加熱できるようになる。そのため、調理容器Pとバーナ本体4との間の上下方向距離を短縮できることと相俟って、熱効率を可及的に向上できる。
【0017】
ところで、五徳爪7をバーナ本体4に一体に設けずに、天板1に五徳を載置した場合、天板1の撓みで調理容器Pとバーナ本体4の上面との間の間隔が変化することがある。そして、調理容器Pとバーナ本体4の上面との間の間隔が適正値より狭くなると、二次空気不足で燃焼性が悪化する。また、調理容器Pとバーナ本体4の上面との間の間隔が適正値より広くなると、熱効率が悪化する。一方、本実施形態のように五徳爪7をバーナ本体4に一体に設けた場合には、調理容器Pとバーナ本体4の上面との間の間隔が適正値に維持され、上記不具合は生じない。
【0018】
尚、上記実施形態では、天板1をガラス製としたが、ステンレス等の金属製の天板を用いる場合にも、同様に本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明コンロの第1実施形態の要部の断面図。
【図2】図1の上方から見た平面図。
【図3】本発明コンロの第2実施形態の要部の断面図。
【符号の説明】
1…天板 2…ガスバーナ 4…バーナ本体 4b…放射状張出し部 4c…炎孔 7…五徳爪
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱源としてガスバーナを用いるガスコンロに関し、特に、バーナ本体に調理容器を載置する五徳爪を一体に設けて成るガスバーナを用いるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンロの天板上に配置するガスバーナのバーナ本体に五徳爪を一体に設けて成るガスコンロは知られている。この場合、ガスバーナとしては、一般的に、バーナ本体に外向きの炎孔を設けした外炎式のバーナを用いるが(例えば、特許文献1参照。)、円盤状のバーナ本体の上面に炎孔を開設した上炎式のバーナを用いるものも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭59−172907号公報(第3図)
【特許文献2】
実開昭57−132926号公報(第5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、コンロの熱効率を向上させるには、五徳の高さを低くして、調理容器をできるだけバーナに近づけることが望まれる。ここで、天板に五徳を載置する通常のガスコンロにおいては、天板の撓みによる五徳の上下方向変位で調理容器とバーナ炎孔との間の上下方向距離が変化する。従って、五徳の高さをバーナの燃焼性を確保可能な範囲で可及的に低く設定すると、五徳が下方に変位したとき、調理容器がバーナ炎孔に近づき過ぎて、バーナの燃焼性が悪化する。そのため、五徳の高さをある程度の余裕を持って高めに設定せざるを得ず、熱効率の向上を図るにも限度がある。
【0005】
これに対し、バーナ本体に五徳爪を一体に設ける場合は、調理容器とバーナ炎孔との間の上下方向距離が天板の撓み等で変化することはない。そのため、五徳爪の高さを可及的に低く設定して、熱効率を向上させることが可能になる。
然し、上記従来例のように外炎式のバーナを用いる場合、調理容器とバーナ炎孔との間の上下方向距離を短くすると、バーナ本体の外径内の範囲には炎が回り込まず、調理容器の底面中央部が加熱され難くなる。そして、外炎式のバーナで火力を大きくするには、バーナ本体の外径を大きくせざるを得ないため、炎で直接加熱できない調理容器の底面部分の面積も広くなり、熱効率の向上を図ることは困難になる。
【0006】
一方、上記他の従来例のように上炎式のバーナを用いる場合は、調理容器の底面中央部も炎で直接加熱できる。然し、調理容器とバーナ本体の上面との間の上下方向距離を短くすると、二次空気不足で燃焼性が悪化してしまう。そのため、五徳爪の高さを左程低く設定することはできず、熱効率の向上を図ることは困難になる。
【0007】
本発明は、以上の点に鑑み、上炎式バーナを用いて熱効率を可及的に向上できるようにしたガスコンロを提供することをその課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、熱源としてガスバーナを用いるコンロであって、ガスバーナのバーナ本体に調理容器を載置する五徳爪を一体に設け、バーナ本体をコンロの天板上に配置するものにおいて、バーナ本体を、径方向外方にのびる複数の放射状張出し部を有する形状に形成して、バーナ本体の上面にこれら放射状張出し部に亘って多数の炎孔を開設すると共に、バーナ本体に、調理容器がバーナ本体の上面との間に所定の間隔を空けて支持されるように、五徳爪を一体に設けている。
【0009】
上記の構成によれば、バーナ本体の上面上の燃焼空間に各放射状張出し部間の空隙を介して二次空気が供給される。また、バーナ本体に五徳爪が一体化されていることから、調理容器とバーナ本体との位置関係が天板の撓み等の影響を受けずに一定に管理される。そのため、燃焼性の悪化を懸念することなく、五徳爪の高さを低くして、調理容器とバーナ本体の上面との間の上下方向距離を可及的に短縮することが可能になる。更に、ガスバーナをバーナ本体の上面に炎孔を開設した上炎式のバーナに構成することにより、調理容器をその底面中央部に亘ってバーナ本体上の炎で加熱でき、調理容器とバーナ本体との間の上下方向距離を短縮できることと相俟って、熱効率を可及的に向上できる。
【0010】
尚、二次空気の供給が五徳爪によって妨げられることがないよう、五徳爪は、放射状張出し部の径方向外端部に設けることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、1はコンロの天板を示している。この天板1は、セラミックガラス等の耐熱ガラスで形成されている。天板1の下側には熱源たるガスバーナ2の混合管3が配置され、天板1の上側にはガスバーナ2のバーナ本体4が配置されている。
【0012】
混合管3には、その上流端に臨ませたガスノズル5から燃料ガスが供給されると共に、ガスノズル5からのガス噴射によるエゼクタ作用で一次空気が吸入される。混合管3の下流端部3aは上方を向くように屈曲されている。一方、天板1には、混合管3の下流端部3aが臨む、該下流端部3aより大径の開口1aが形成されている。そして、この開口1a内において、混合管3の下流端部3aに、バーナ本体4の下面中央部に形成した流入口部4aを抜差し自在に嵌合させている。
【0013】
バーナ本体4は、図2に示す如く、径方向外方にのびる複数(図示例では8個)の放射状張出し部4bを有する、所謂、星形形状に形成されている。そして、バーナ本体4内に分布板6を設けると共に、バーナ本体4の上面に、その中央部から放射状張出し部4bに亘って多数の炎孔4cを開設している。これにより、混合管3からの混合気を炎孔4cから噴出して上向きの炎を生成する上炎式バーナが構成される。
【0014】
バーナ本体4には、更に、各放射状張出し部4bの径方向外端部に位置させて、調理容器Pを載置する五徳爪7が一体に設けられている。五徳爪7は、調理容器Pとバーナ本体4の上面との間に所定の間隔が空くように、その上縁がバーナ本体4の上面よりも上方に張り出すように形成されている。尚、本実施形態では、全ての放射状張出し部4bの外端部に五徳爪7を設けているが、五徳爪7を設ける放射状張出し部4bを一つ置きにすることも可能である。また、本実施形態では、五徳爪7をバーナ本体4と一体成形しているが、バーナ本体4に五徳爪7を溶接等で一体化することも可能である。
【0015】
また、バーナ本体4は天板1に支持されており、五徳爪7に載置する調理容器Pの重量が混合管3に作用して、混合管3に無理が掛かることを防止している。ここで、本実施形態では、五徳爪7の下端をバーナ本体4の下面より下方に位置させ、バーナ本体4を五徳爪7の部分で天板1に支持させている。尚、図3に示す実施形態の如く、バーナ本体4をその下面で天板1に直接支持させても良い。
【0016】
バーナ燃焼時には、バーナ本体4の各放射状張出し部4b間の空隙に、天板1の下側から開口1aを介して図2に矢印aで示す如く空気が流入すると共に、天板1上でも図2に矢印bで示す如く各放射状張出し部4b間の空隙に外方から空気が流入する。そして、これらの空気が各放射状張出し部4b間の空隙からバーナ本体4上の燃焼空間に燃焼用二次空気として供給される。そのため、調理容器Pと燃焼板10との間の間隔をある程度狭めても、二次空気不足による燃焼性の悪化は生じない。更に、上炎式バーナとすることで、調理容器Pをその底面中央部に亘ってバーナ本体4上の炎で加熱できるようになる。そのため、調理容器Pとバーナ本体4との間の上下方向距離を短縮できることと相俟って、熱効率を可及的に向上できる。
【0017】
ところで、五徳爪7をバーナ本体4に一体に設けずに、天板1に五徳を載置した場合、天板1の撓みで調理容器Pとバーナ本体4の上面との間の間隔が変化することがある。そして、調理容器Pとバーナ本体4の上面との間の間隔が適正値より狭くなると、二次空気不足で燃焼性が悪化する。また、調理容器Pとバーナ本体4の上面との間の間隔が適正値より広くなると、熱効率が悪化する。一方、本実施形態のように五徳爪7をバーナ本体4に一体に設けた場合には、調理容器Pとバーナ本体4の上面との間の間隔が適正値に維持され、上記不具合は生じない。
【0018】
尚、上記実施形態では、天板1をガラス製としたが、ステンレス等の金属製の天板を用いる場合にも、同様に本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明コンロの第1実施形態の要部の断面図。
【図2】図1の上方から見た平面図。
【図3】本発明コンロの第2実施形態の要部の断面図。
【符号の説明】
1…天板 2…ガスバーナ 4…バーナ本体 4b…放射状張出し部 4c…炎孔 7…五徳爪
Claims (2)
- 熱源としてガスバーナを用いるコンロであって、ガスバーナのバーナ本体に調理容器を載置する五徳爪を一体に設け、バーナ本体をコンロの天板上に配置するものにおいて、
バーナ本体を、径方向外方にのびる複数の放射状張出し部を有する形状に形成して、バーナ本体の上面にこれら放射状張出し部に亘って多数の炎孔を開設すると共に、
バーナ本体に、調理容器がバーナ本体の上面との間に所定の間隔を空けて支持されるように、五徳爪を一体に設けることを特徴とするガスコンロ。 - 前記五徳爪は、前記放射状張出し部の径方向外端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガスコンロ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003076805A JP2004286268A (ja) | 2003-03-20 | 2003-03-20 | ガスコンロ |
TW092134232A TWI230242B (en) | 2003-03-20 | 2003-12-04 | Gas stove |
KR1020030090622A KR20040082940A (ko) | 2003-03-20 | 2003-12-12 | 가스 곤로 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003076805A JP2004286268A (ja) | 2003-03-20 | 2003-03-20 | ガスコンロ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004286268A true JP2004286268A (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=33291729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003076805A Withdrawn JP2004286268A (ja) | 2003-03-20 | 2003-03-20 | ガスコンロ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004286268A (ja) |
KR (1) | KR20040082940A (ja) |
TW (1) | TWI230242B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009281633A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Daiei Sangyo:Kk | ガスコンロ |
-
2003
- 2003-03-20 JP JP2003076805A patent/JP2004286268A/ja not_active Withdrawn
- 2003-12-04 TW TW092134232A patent/TWI230242B/zh not_active IP Right Cessation
- 2003-12-12 KR KR1020030090622A patent/KR20040082940A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009281633A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Daiei Sangyo:Kk | ガスコンロ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW200506288A (en) | 2005-02-16 |
TWI230242B (en) | 2005-04-01 |
KR20040082940A (ko) | 2004-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |